JP2008205358A - Soiウエーハの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 容易な方法により低コストで部分SOI構造を有するSOIウエーハを製造する方法等を提供する。
【解決手段】 シリコン単結晶ウエーハからSOIウエーハを製造する方法であって、少なくとも、前記シリコン単結晶ウエーハの表面に、溝パターンを形成する工程と、該形成した溝パターンの底部にシリコン酸化膜を形成する工程と、前記底部シリコン酸化膜が形成された溝パターンを有するシリコン単結晶ウエーハに対し、水素ガスまたは不活性ガス、あるいはこれらの混合ガス雰囲気下でRTA処理を行い、前記底部シリコン酸化膜上にシリコン単結晶薄膜を形成するとともに前記底部シリコン酸化膜を埋め込み酸化膜として部分的なSOI構造を形成する工程とを含む、部分SOI構造を有するSOIウエーハを製造するSOIウエーハの製造方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、SOIウエーハの製造方法に関する。
半導体集積回路等のデバイスを作製するための基板としては、主にチョクラルスキー法(CZ法)等によって育成されたシリコン単結晶ウエーハが用いられている。このウエーハ上にデバイスを作製する際、p−nジャンクションや絶縁体を形成することにより各素子間の分離を行なっていた。
しかし近年、素子分離用絶縁体を予め基板ウエーハ内に形成しておく構造の基板が使われてきた。この代表的なものがSOI(Silicon on insulator)ウエーハである。SOIウエーハの具体的構造はウエーハの深さ方向に対して、表層のシリコン単結晶層(シリコン活性層、SOI層)の下に酸化膜等の絶縁体層(埋め込み絶縁膜)をはさみ、その下部にまたシリコン単結晶層をもつ三層構造になっている。
このSOIウエーハの製法には大きく分けて、以下の三種類の方法がある。
第一に、一般に貼り合わせ法と呼ばれる方法で、少なくとも1枚のシリコン単結晶ウエーハに酸化膜を形成し、2枚のシリコン単結晶ウエーハを貼り合わせる方法であり、特に、一方から研磨して所定の厚さのSOI層を形成する方法である(特許文献1等参照)。
第二に、イオン注入剥離法(スマートカット(登録商標)法とも呼ばれる)と呼ばれる方法であり、2枚のシリコン単結晶ウエーハを準備し、どちらか一方のウエーハを酸化し、どちらか一方のウエーハに水素イオンを打ち込み、その後2枚のウエーハを貼り合せて熱処理を行い、水素イオンを打ち込んだ領域を脆弱化して剥離することによりシリコン単結晶薄膜が転写され、SOI構造を形成する方法である(特許文献2等参照)。
第三に、SIMOX(Separation by Implanted Oxygen)法と呼ばれる方法であり、シリコン単結晶ウエーハに表層から酸素イオンを打ち込み、1300℃程度以上の高温で熱処理することにより埋め込み酸化膜を形成してSOIウエーハとする方法である。
その他の方法も提案されているが現在、これらが主なSOIウエーハの製造方法である。
しかしながら、これらのSOIウエーハの製造方法には、以下のような問題点があった。
貼り合わせ法、イオン注入剥離法を用いた場合、ウエーハ面内に部分的にSOI構造(以下、部分SOI構造と言うことがある)を形成した、部分SOIウエーハを製造することは、その製造方法の制限からして極めて困難である。さらに、貼り合わせ法は、膜厚均一性が他の方法と比較して劣り、また、膜厚がナノメートルオーダーのような薄膜になると製造自体が極めて困難である上、1枚のSOIウエーハを製造するために2枚のシリコン単結晶ウエーハを必要とするため、製造コストも高い。また、イオン注入剥離法は、高濃度に水素イオン等を注入する必要がある上、やはり1枚のSOIウエーハを製造するために2枚のシリコン単結晶ウエーハを必要とするため、製造コストも高い。
一方、SIMOX法は、酸素イオンを高濃度に注入する必要があることに加え、1300℃程度以上の高温で長時間の熱処理が必要であるため、製造コストが高い。また、SOI層の結晶品質が他の方法と比較して劣るという問題がある。
さらに、これらのいずれの方法の場合も、SOIウエーハを完成させた後にデバイス製造工程を行うことを前提としており、デバイス製造工程中でSOI構造を形成することは極めて困難であるなどの不便さもある。
特公平5−46086号公報 特許第3048201号公報
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、容易な方法により低コストで部分SOI構造を有するSOIウエーハを製造する方法を提供することを主な目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、シリコン単結晶ウエーハからSOIウエーハを製造する方法であって、少なくとも、前記シリコン単結晶ウエーハの表面に、溝パターンを形成する工程と、該形成した溝パターンの底部にシリコン酸化膜を形成する工程と、前記底部シリコン酸化膜が形成された溝パターンを有するシリコン単結晶ウエーハに対し、水素ガスまたは不活性ガス、あるいはこれらの混合ガス雰囲気下でRTA処理を行い、前記底部シリコン酸化膜上にシリコン単結晶薄膜を形成するとともに前記底部シリコン酸化膜を埋め込み酸化膜として部分的なSOI構造を形成する工程とを含む、部分SOI構造を有するSOIウエーハを製造することを特徴とするSOIウエーハの製造方法を提供する(請求項1)。
このような工程を含み、部分SOI構造を有するSOIウエーハを製造するSOIウエーハの製造方法であれば、シリコン単結晶ウエーハに、部分SOI構造を、低コストで容易に形成することができる。また、1枚のシリコン単結晶ウエーハから1枚のSOIウエーハを製造することができるため、SOIウエーハの製造コストを低減することができる。
また、本発明は、前記のSOIウエーハの製造方法により製造された、部分SOI構造を有するSOIウエーハから、全面SOI構造を有するSOIウエーハを製造する方法であって、前記部分SOI構造を有するSOIウエーハの、少なくとも前記埋め込み酸化膜が形成されていない領域の表面に、溝パターンを形成する工程と、該形成した溝パターンの底部にシリコン酸化膜を形成する工程と、前記埋め込み酸化膜が形成されていない領域に、底部シリコン酸化膜が形成された溝パターンを有するSOIウエーハに対し、水素ガスまたは不活性ガス、あるいはこれらの混合ガス雰囲気下でRTA処理を行い、前記底部シリコン酸化膜上にシリコン単結晶薄膜を形成するとともに前記底部シリコン酸化膜を埋め込み酸化膜として新たに部分SOI構造を形成する工程とを少なくとも1回以上繰り返し、前記複数の部分SOI構造が複合して構成される全面SOI構造を有するSOIウエーハを製造することを特徴とするSOIウエーハの製造方法を提供する(請求項2)。
このような工程を含み、複数の部分SOI構造が複合して構成される全面SOI構造を有するSOIウエーハを製造するSOIウエーハの製造方法であれば、シリコン単結晶ウエーハに、全面SOI構造を、低コストで形成することができる。そして、1枚のシリコン単結晶ウエーハから1枚のSOIウエーハを製造することができるため、SOIウエーハの製造コストを著しく低減することができる。
これらの場合、前記溝パターンの開口部を、長方形状とすることができる(請求項3)。この場合、前記長方形状の溝パターンの開口部の少なくとも一方の辺の長さを、5μm以下とすることが好ましい(請求項4)。
また、前記溝パターンの開口部を、ストライプ状とすることができる(請求項5)。この場合、前記ストライプ状の溝パターンの開口部の幅を、5μm以下とすることが好ましい(請求項6)。
このように、溝パターンの開口部を長方形状とし、その一方の辺の長さを5μm以下としたり、溝パターンの開口部をストライプ状とし、その幅を5μm以下としたりすれば、より確実に底部シリコン酸化膜上をシリコン単結晶で覆うことができるため、より確実に部分SOI構造を形成することができる。
また、前記RTA処理を、1050℃以上1300℃以下の温度、1秒以上600秒以下の時間で行うことが好ましい(請求項7)。
このように、RTA処理を、1050℃以上1300℃以下の温度、1秒以上600秒以下の時間で行えば、効率的に底部シリコン酸化膜上にシリコン単結晶薄膜を形成するとともに底部シリコン酸化膜を埋め込み酸化膜とし、部分SOI構造を形成することができる。
また、前記のSOIウエーハの製造方法によるSOIウエーハの製造を、デバイス製造工程中に行うことができる(請求項8)。
このように、前記のSOIウエーハの製造方法によるSOIウエーハの製造であれば、デバイス製造工程中においてもSOI構造を形成することができる。従って、デバイス設計上極めて有利である。
本発明に係るSOIウエーハの製造方法によれば、容易な方法により低コストで部分SOI構造を有するSOIウエーハを製造することができる。また、全面SOI構造を有するSOIウエーハを製造することもできる。そして、1枚のシリコン単結晶ウエーハから1枚のSOIウエーハを製造することができるため、SOIウエーハの製造コストを著しく低減することができる。また、デバイス製造工程中においてもSOI構造を形成することができる。
以下、本発明についてより詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
前述のように、SOIウエーハの製造方法に関して、貼り合わせ法や、イオン注入剥離法は、2枚のシリコン単結晶ウエーハを必要とし、SIMOX法は、1300℃程度以上の高温で長時間の熱処理が必要である等の理由のため、製造コストが高いなどの問題があった。また、いずれの方法も、部分的なSOI構造を形成したり、デバイス製造工程中でSOI構造を形成したりすることは困難である等の問題があった。
本発明者らは、このような問題点について鋭意検討した結果、シリコン単結晶ウエーハ上にシリコン酸化膜を底部に有する溝パターンを形成し、その後RTA処理することによりシリコン単結晶がシリコン酸化膜上を覆い、部分的にSOI構造を形成することができることを見出した。そして、このようなSOIウエーハの製造方法によれば、容易な方法により部分SOI構造を形成できること、及び、同様の工程を繰り返すことにより全面SOI構造を形成できること、また、デバイス製造工程中においてもSOI構造を形成することができることに想到し、本発明を完成させた。
以下、本発明に係るSOIウエーハの製造方法の一例について、図面を参照して説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本発明に係るSOIウエーハの製造方法の一例を示す説明図である。
まず、シリコン単結晶ウエーハ11を準備する(工程a)。
このシリコン単結晶ウエーハ11は種々のものを用いることができ、用途に応じて適宜選択することができる。
次に、シリコン単結晶ウエーハ11の表面12に、溝パターン13を形成する(工程b)。
この溝パターン13の形成方法は特に限定されないが、例えば、以下のようなフォトリソグラフィ法を用いて形成することができる。まず、シリコン単結晶ウエーハ11の表面12にレジスト膜によるパターンを形成する。次に、このレジスト膜をマスクとして、ドライエッチングにより溝パターン13を形成する。これにともない、溝パターン残部(凸部)14が形成される。
なお、後述するように、このときの溝パターン13の底部13aに相当する領域が、部分SOI構造が形成される領域となる。また、後述する理由により、この溝パターン13の形成工程では、溝パターン13の開口部を長方形状とし、その少なくとも一方の辺の長さを5μm以下としたり、溝パターン13の開口部をストライプ状とし、その幅を5μm以下としたりすることが望ましい。
また、後述するように、溝パターン13の溝深さを調節することにより、最終的に得るSOIウエーハのSOI層の厚さ(すなわち、埋め込み酸化膜の埋め込み深さ)を調節することができる。この溝パターン13の溝深さは特に限定されず、所望とするSOI層の厚さにより適宜決定することができる。
次に、溝パターンの底部13aにシリコン酸化膜15aを形成する(工程c、d)。
この底部シリコン酸化膜15aの形成方法は特に限定されないが、例えば、以下のような工程を経ることによって実現できる。すなわち、まず、工程bで溝パターン13を形成したシリコン単結晶ウエーハ11を酸化性雰囲気で熱処理し、溝パターン13内の表面を含むウエーハ表面全体に酸化膜15(熱酸化膜)を形成する(工程c)。次に、溝パターンの底部13aに形成されているシリコン酸化膜上のみにレジスト膜を塗布してレジストパターンを形成し、ドライエッチングにより底部のシリコン酸化膜以外のシリコン酸化膜をエッチング除去する(工程d)。
なお、このとき形成される底部シリコン酸化膜15aの膜厚は、SOI構造が形成されたときの埋め込み酸化膜の膜厚に影響する。従って、所望の埋め込み酸化膜層の厚さが得られるように底部シリコン酸化膜15aの膜厚を調節することが好ましい。例えば前述の熱酸化による場合には、この底部シリコン酸化膜15aの膜厚は、熱酸化における雰囲気の組成や熱処理温度、熱処理時間等で調節することができる。また、この底部シリコン酸化膜15aの膜厚は特に限定されるものではなく、SOIウエーハの用途等に合わせて適宜選択することができる。
次に、この底部シリコン酸化膜15aが形成された溝パターン13を有するシリコン単結晶ウエーハに対し、水素ガスまたはヘリウム、ネオン、アルゴンなどの不活性ガス、あるいはこれらの混合ガス雰囲気下でRTA(Rapid Thermal Annealing;瞬間熱アニール)処理を行う(工程e)。
このRTA処理により、主に溝パターンの残部14を構成していたシリコン原子の一部が底部シリコン酸化膜15a上にマイグレーション(移動)し、底部シリコン酸化膜15a上にシリコン単結晶薄膜16が形成されるとともに、底部シリコン酸化膜15aが埋め込み酸化膜17となり、部分的なSOI構造(部分SOI構造)18が形成される。すなわち、部分SOI構造18は、シリコン単結晶層上に埋め込み酸化膜17を有し、さらにその上にシリコン単結晶薄膜(部分SOI層)16を有する。また、ウエーハの表面は全面がシリコン単結晶となる。すなわち、この時点で部分SOI構造18を有するSOIウエーハ(部分SOIウエーハ)21が製造されたことになる。
なお、このとき、溝パターンの残部14に相当する領域では、シリコン原子がシリコン酸化膜15a上にマイグレーションするため、その分だけウエーハ厚さが薄くなる。その結果、溝パターン13により生じた凹凸が平均化され、理想的にはウエーハ厚さは一定になる。すなわち、前述したように、工程bで形成する溝パターン13の溝深さを調節することにより、部分SOIウエーハ21のSOI層16の厚さを調節することができる。
なお、上述したように、このRTA処理により主に溝パターンの残部14を構成していたシリコン原子の一部が底部シリコン酸化膜15a上にマイグレーションすることにより底部シリコン酸化膜15a上にシリコン単結晶薄膜16を形成する。このとき、シリコン原子のマイグレーション距離を短くすれば、より確実に結晶品質の高い部分SOI層16を有する部分SOI構造を形成することができる。そして、このシリコン原子のマイグレーション距離は、工程bにおいて形成した溝パターンの底部13aの形状と大きさ、及び、工程dにおいて形成した底部シリコン酸化膜15aの形状と大きさに影響される。具体的には、溝パターン底部13a内において、溝パターンの残部14の側壁からの距離が約2.5μm以内となるように溝パターン13を形成することが望ましい。例えば、前述のように、工程bにおいて、溝パターン13の開口部を長方形状とし、その一方の辺の長さを5μm以下としたり、溝パターン13の開口部をストライプ状とし、その幅を5μm以下としたりすることが望ましい。溝パターン13の開口部をこのような形状及び大きさとすれば、溝パターン13の底部13aもほぼ同じ形状及び大きさとすることができる。これ以上の大きさの領域にSOI構造を形成する場合には、後述するように、上記工程b〜eと同様の工程を繰り返して部分SOI構造を複合させて大面積のSOI構造とすることによっても実現することができる。
また、このRTA処理は、1050℃以上1300℃以下の温度、1秒以上600秒以下の時間で行うことが望ましい。このような加熱温度、加熱時間であれば、より確実に底部シリコン酸化膜15a上にシリコン単結晶薄膜16を形成するとともに底部シリコン酸化膜15aを埋め込み酸化膜17とし、部分SOI構造18を形成することができる。
なお、以上のような部分SOIウエーハの製造方法であれば、デバイス製造工程の途中でも、フォトリソグラフィにより溝パターンを形成して、ウエーハの必要な領域に部分SOI構造を形成することができる。従って、種々のデバイスに応用でき、デバイス設計の幅が広がり、きわめて有利である。
以下、工程a〜eによって製造された、部分SOI構造18を有するSOIウエーハ21から全面SOI構造を有するSOIウエーハ(全面SOIウエーハ)の製造を行う方法を説明する。
基本的には、上記の工程b〜eと同様の工程を繰り返して新たに部分SOI構造を形成し、先に形成した部分SOI構造と複合して全面SOI構造を構成する。以下では、部分SOI構造の形成サイクルを2回(工程b〜eと後述する工程f〜i)行うことによって全面SOI構造を形成する場合を主に説明するが、これに限定されず、3回以上の部分SOI構造形成サイクルを行って全面SOI構造とすることもできる。
まず、工程eまで行って得た、部分SOI構造18を有するSOIウエーハ21に対し、少なくとも埋め込み酸化膜17が形成されていない領域の表面に、新たな溝パターン23を形成する(工程f)。
溝パターン23の形成方法は、工程bの溝パターン13の形成方法と同様である。
なお、2回のサイクルによって形成される部分SOI構造のそれぞれの埋め込み酸化膜の埋め込み深さを同一にするには、溝パターン23の溝深さを調節する必要がある。例えば、溝パターン23の溝深さを、埋め込み酸化膜17とほぼ一致するまでの溝深さとすれば、後述する工程gのシリコン酸化膜形成工程において、溝パターン23の底部23aに形成されるシリコン酸化膜を、先に形成されている埋め込み酸化膜17とほぼ同一の平面に形成することができ、最終的な全面SOIウエーハの埋め込み酸化膜の埋め込み深さ、及びSOI層の膜厚を一定にすることができる。ただし、本発明はこれに限定されるものではなく、両者の埋め込み酸化膜の埋め込み深さが異なっていてもよい。
このように溝パターン23が形成されると、それにともない、溝パターンの残部が形成される。図1(f)には、溝パターン23が埋め込み酸化膜17以外の領域と一致するように形成する例を示しており、このようにすれば、後述する工程g〜iを行うことによって全面SOIウエーハを2回の部分SOI構造形成サイクルにより製造することができる。ただし、これに限定されず、少なくとも埋め込み酸化膜17が形成されていない領域を含むように溝パターン23を形成するようにしてもよい。
次に、工程c、dと同様の手法により、溝パターンの底部23aにシリコン酸化膜25aを形成する(工程g、h)。
すなわち、例えば、工程fで溝パターン23を形成した部分SOIウエーハ21を酸化性雰囲気で熱処理し、溝パターン23内の表面を含むウエーハ表面全体に酸化膜25(熱酸化膜)を形成する(工程g)。次に、溝パターンの底部23aに形成されているシリコン酸化膜上のみにレジスト膜を塗布してレジストパターンを形成し、ドライエッチングにより溝パターン底部のシリコン酸化膜以外の、ウエーハ表面に形成されているシリコン酸化膜をエッチング除去する(工程h)。
なお、前述の底部シリコン膜15aと埋め込み酸化膜17の膜厚の関係と同様に、このときに形成される底部シリコン酸化膜25aの膜厚は、SOI構造が形成されてこの底部シリコン酸化膜25aが埋め込み酸化膜となったときの膜厚に影響する。この膜厚は、既に形成されている埋め込み酸化膜17の膜厚と同一になるようにしてもよいし、そうでなくてもよく、適宜選択することができる。
次に、この底部シリコン酸化膜25aが形成された溝パターン23を有する部分SOIウエーハに対し、工程eと同様の手法により、水素ガスまたは不活性ガス、あるいはこれらの混合ガス雰囲気下でRTA処理を行う(工程i)。
このRTA処理により、主に溝パターン23の残部を構成していたシリコン原子が底部シリコン酸化膜25a上にマイグレーションし、底部シリコン酸化膜25a上にシリコン単結晶薄膜26が形成されるとともに、底部シリコン酸化膜25aが埋め込み酸化膜27となり、部分的なSOI構造(部分SOI構造)28が形成される。すなわち、部分SOI構造28は、シリコン単結晶層上に埋め込み酸化膜27を有し、さらにその上にシリコン単結晶薄膜(部分SOI層)26を有する。また、ウエーハの表面は全面がシリコン単結晶となっている。前述のように、2回のサイクルによって形成されるそれぞれの部分SOI構造の形成位置を重ね合わせた場合にウエーハ全面を覆うようにすれば、先に形成されている部分SOI構造18と、工程f〜iで形成された部分SOI構造28とが複合した、全面SOI構造となる。このようにして、全面にSOI構造を有するSOIウエーハ(全面SOIウエーハ)31を製造することができる。
なお、前述の場合と同様に、このとき、溝パターン23の残部に相当する領域では、シリコン原子がシリコン酸化膜25a上にマイグレーションするため、その分だけウエーハ厚さが薄くなる。その結果、溝パターン23により生じた凹凸が平均化され、理想的にはウエーハ厚さは一定になる。すなわち、工程bで形成する溝パターン13の溝深さ及び工程fで形成する溝パターン23の溝深さが、全面SOIウエーハ31のSOI層の厚さに影響する。また、予め溝深さを調節することで、全面SOIウエーハ31のSOI層の厚さを調節することもできる。
また、2回以上の部分SOI構造の形成サイクルを行い、これらの部分SOI構造を複合した場合であって、全面SOI構造としなかった場合は、大面積の部分SOI構造を形成したことになる。全面SOI構造は、この大面積部分SOI構造の一種と言える。
また、工程a〜工程iによる全面SOIウエーハの製造方法であれば、デバイス製造工程の途中でも、ウエーハに全面SOI構造を形成することもできる。
以下、本発明を実施例を挙げて具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
(実施例1)
図1(a)〜(i)に示した全面SOIウエーハの製造方法に従い、以下のように全面SOIウエーハを製造した。
まず、シリコン単結晶ウエーハ11として導電型がP型で直径200mm、厚さ625μm、面方位<100>のCZウエーハを用意した(工程a)。
次に、シリコン単結晶ウエーハ11の表面12にレジスト膜によるパターンをマスクとしてドライエッチングにより、深さ300nm、幅2μm、溝間の幅2μmのストライプ状の溝パターン13をウエーハ全面に形成した(工程b)。
次に、溝パターン13を形成したシリコン単結晶ウエーハ11を酸化性雰囲気で熱処理し、ウエーハ表面に100nm厚さのシリコン酸化膜15を形成した(工程c)。次に、溝パターンの底部13aのシリコン酸化膜上のみにレジストパターンを形成し、底部のシリコン酸化膜以外のシリコン酸化膜をエッチング除去した(工程d)。
次に、このウエーハをRTA処理した(工程e)。RTAの条件は加熱温度が1200℃、加熱時間60秒、雰囲気ガスはH:6L/min、Ar:14L/minの混合ガスとした。その後、全ての溝パターンの底部のシリコン酸化膜がシリコンの単結晶で覆われたことを確認した。すなわち、この時点で部分SOIウエーハ21が完成した。
次に、工程bと同様にレジスト膜によるパターンをマスクとしてドライエッチングを行うことにより、部分SOIウエーハ21の埋め込み酸化膜17が形成されていない領域に、深さを埋め込み酸化膜17の位置と同一にした、幅2μmのストライプ状の溝パターン23を形成した(工程f)。
次に、このウエーハを酸化性雰囲気で熱処理し、ウエーハ表面に100nm厚さのシリコン酸化膜25を形成した(工程g)。
次に、新たに形成した溝パターンの底部23aのシリコン酸化膜上のみにレジストパターンを形成し、溝パターン残部の表面(部分SOI構造18の表面)上に形成されているシリコン酸化膜をエッチング除去した(工程h)。
次に、再度このウエーハをRTA処理した(工程i)。RTA条件は工程eのRTA処理と同様に加熱温度1200℃、加熱時間60秒、雰囲気ガスはH:6L/min、Ar:14L/minとした。
このようにして、膜厚約100nmの埋め込み酸化膜上に膜厚平均48nmのSOI層を全面に有するSOIウエーハが製造することができた。
(実施例2)
まず、実施例1と同様に、ただし、工程bにおける溝パターン13の形成を、深さ300nm、縦横2μmの溝パターン13を市松模様(長方形状の溝パターンと溝パターン残部を互い違いに面内に敷き詰めたような分布)のようにウエーハ全面に形成し、工程eの雰囲気ガスをH:20L/minとして工程a〜eを行い、部分SOI構造18が面内に市松模様状に分布する部分SOIウエーハを製造した。
次に、実施例1と同様に、ただし、工程fにおいて、部分SOI構造18が形成されていない領域に、深さを埋め込み酸化膜17の位置と同一にした、縦横2μmの溝のパターン23を市松模様のようにウエーハ全面に形成し、工程iの雰囲気ガスをH:20L/minとして工程f〜iを行い、全面SOIウエーハを製造した。
このようにして、SOI層の膜厚平均が53nmである全面SOIウエーハを製造することができた。
(実施例3)
実施例2と同様に、ただし、工程b、工程fの溝パターン形成を、ともに縦横4μmの市松模様とし、工程e、iの雰囲気ガスをAr:20L/minとして全面SOIウエーハの製造を行った。SOI層の膜厚を測定したところ、平均34nmであった。
なお、実施例1〜3の全面SOIウエーハのSOI層厚さの面内均一性を比較したところ、実施例2の、溝パターンが縦横2μmとした場合が最も面内均一性が良好であった。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
本発明に係るSOIウエーハの製造方法の一例を示す説明図である。
符号の説明
11…シリコン単結晶ウエーハ、 12…表面
13…溝パターン、 13a…溝パターン底部、
14…溝パターン残部(凸部)、
15…シリコン酸化膜、 15a…底部シリコン酸化膜、
16…シリコン単結晶薄膜(部分SOI層)、 17…埋め込み酸化膜、
18…部分SOI構造、 21…部分SOIウエーハ、
23…溝パターン、 23a…溝パターン底部、
25…シリコン酸化膜、 25a…底部シリコン酸化膜、
26…シリコン単結晶薄膜(部分SOI層)、 27…埋め込み酸化膜、
28…部分SOI構造、 31…全面SOIウエーハ。

Claims (8)

  1. シリコン単結晶ウエーハからSOIウエーハを製造する方法であって、少なくとも、
    前記シリコン単結晶ウエーハの表面に、溝パターンを形成する工程と、
    該形成した溝パターンの底部にシリコン酸化膜を形成する工程と、
    前記底部シリコン酸化膜が形成された溝パターンを有するシリコン単結晶ウエーハに対し、水素ガスまたは不活性ガス、あるいはこれらの混合ガス雰囲気下でRTA処理を行い、前記底部シリコン酸化膜上にシリコン単結晶薄膜を形成するとともに前記底部シリコン酸化膜を埋め込み酸化膜として部分的なSOI構造を形成する工程と
    を含む、部分SOI構造を有するSOIウエーハを製造することを特徴とするSOIウエーハの製造方法。
  2. 請求項1に記載のSOIウエーハの製造方法により製造された、部分SOI構造を有するSOIウエーハから、全面SOI構造を有するSOIウエーハを製造する方法であって、
    前記部分SOI構造を有するSOIウエーハの、少なくとも前記埋め込み酸化膜が形成されていない領域の表面に、溝パターンを形成する工程と、
    該形成した溝パターンの底部にシリコン酸化膜を形成する工程と、
    前記埋め込み酸化膜が形成されていない領域に、底部シリコン酸化膜が形成された溝パターンを有するSOIウエーハに対し、水素ガスまたは不活性ガス、あるいはこれらの混合ガス雰囲気下でRTA処理を行い、前記底部シリコン酸化膜上にシリコン単結晶薄膜を形成するとともに前記底部シリコン酸化膜を埋め込み酸化膜として新たに部分SOI構造を形成する工程と
    を少なくとも1回以上繰り返し、前記複数の部分SOI構造が複合して構成される全面SOI構造を有するSOIウエーハを製造することを特徴とするSOIウエーハの製造方法。
  3. 前記溝パターンの開口部を、長方形状とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のSOIウエーハの製造方法。
  4. 前記長方形状の溝パターンの開口部の少なくとも一方の辺の長さを、5μm以下とすることを特徴とする請求項3に記載のSOIウエーハの製造方法。
  5. 前記溝パターンの開口部を、ストライプ状とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のSOIウエーハの製造方法。
  6. 前記ストライプ状の溝パターンの開口部の幅を、5μm以下とすることを特徴とする請求項5に記載のSOIウエーハの製造方法。
  7. 前記RTA処理を、1050℃以上1300℃以下の温度、1秒以上600秒以下の時間で行うことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のSOIウエーハの製造方法。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載のSOIウエーハの製造方法によるSOIウエーハの製造を、デバイス製造工程中に行うことを特徴とするSOIウエーハの製造方法。
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