JP2008204926A - 無線制御式照明システム - Google Patents

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Abstract

【課題】無線制御式照明システムにおいて、照明器具から出射された通信時の光が、非通信時の光によって干渉されることがなく、照明器具間における信号の送受信が確実に行われるようにする。
【解決手段】無線制御式照明システム1は、相互に無線通信を行うための送信部3及び受信部4を有する複数の照明器具2を備える。送信部3は、照明器具2に備えられた光源21を点灯制御して、光源21から出射される光Lの点灯周波数を変調することにより、光Lに信号を重畳し、受信部4は、光源21からの光Lを受光して、光Lに重畳された信号を解読する。また、通信時の光源21からの光Lの点灯周波数の少なくとも1つは、非通信時の光源21からの光Lの点灯周波数と異なる。そのため、非通信時の光Lが通信時の光Lを干渉しないので、照明器具間における通信性能を低下することがない。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線信号により複数の照明器具の調光を制御する無線制御式照明システムに関する。
従来から、信号線等の配線を用いることなく、無線信号により複数の照明器具の調光を制御する照明システムが知られている。例えば、特許文献1に示されるように、複数の蛍光灯器具の夫々が赤外線送受信器を備え、赤外線通信を用いて隣接する蛍光灯器具に次々と調光制御信号を中継することにより、複数の蛍光灯器具を連動して調光制御できるようにした照明システムが知られている。
また、例えば、特許文献2に示されるように、光通信装置が有線ネットワーク端子から送られてきた情報を光の信号として出射し、照明器具は、この光を受光して情報を取得して、その情報に従って変調された照明光を放射する照明光通信システムが知られている。また、上記の特許文献2に示された照明光通信システムでは、送受信される情報のヘッダにアドレスを付すことができ、このアドレスに従って照明器具間で通信を行えるようにしている。
特開2002−260874号公報 特開2004−297295号公報
しかしながら、特許文献1に示される照明システムでは、複数の蛍光灯器具の夫々に赤外線送受信器を備える必要があるので、システムがコスト高となる。また、蛍光灯からは赤外線に近い波長域の光が放出され、これがノイズとなって赤外線信号の受信効率を低下させることがあった。また、特許文献2に示される照明光通信システムでは、通信信号を含まない通常の照明光が、通信信号を含む光を干渉することにより、照明器具間における通信性能を低下させることがあった。
本発明は、上記課題を解決するものであり、照明器具から出射された通信時の光が、非通信時の光によって干渉されることがなく、照明器具間における信号の送受信が確実に行われ、通信信頼性の高い無線制御式照明システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、相互に無線通信を行うための送信部及び受信部を有する複数の照明器具を備え、該複数の照明器具は各々に所定のアドレスが割り当てられ、該アドレスに従って任意の照明器具間で通信する無線制御式照明システムであって、前記送信部は、前記照明器具に備えられた光源を点灯制御して、該光源から出射される光の点灯周波数を変調することにより、前記光に信号を重畳し、前記受信部は、前記光源からの光を受光して該光に重畳された信号を解読し、通信時の前記光源からの光の点灯周波数の少なくとも1つが、非通信時の前記光源からの光の点灯周波数と異なるものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の無線制御式照明システムにおいて、通信時の前記光源からの光の点灯周波数の平均値を、非通信時の光の点灯周波数と同じになるようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の無線制御式照明システムにおいて、アドレス未設定時の点灯出力は、アドレス設定時の点灯出力と異なるようにしたものである。
請求項1の発明によれば、非通信時の光が通信時の光を干渉しないので、照明器具間における通信性能を低下させることがない。また、受信部に周波数フィルタを設けることにより、非通信時の光を容易に除去することができ、受信部は通信時の光から効率的に通信情報を抽出することができる。
請求項2の発明によれば、通信中の照明器具と非通信の照明器具との間で、点灯周波数が変動しないので、ユーザにチラツキ等を感じさせることがない。
請求項3の発明によれば、アドレスが設定されていな照明器具は、アドレスが設定された照明器具よりも暗く点灯されるので、ユーザは、照明器具の明るさを見ることにより、各照明器具にアドレスが設定されているか否かを識別することができる。
本発明の第1の実施形態に係る無線制御式照明システム(以下、照明システム)について、図1及び図2を参照して説明する。本実施形態の照明システム1は、相互に無線通信を行うための送信部3及び受信部4を有する複数の照明器具2を備え、各照明器具2は、電源線Eにより商用電源ACに接続される。また、これら複数の照明器具2には、各々に所定のアドレスが割り当てられ、各照明器具2は、このアドレスに従って任意の照明器具2間で通信をすることができる。これら照明器具2間の通信は、照明器具2の送信部3から出射される光Lにより行われ、光Lは直接的に又は床面Fで反射されて他の照明器具2の受信部4に受信される。
送信部3は、照明器具2に備えられた光源21を点灯制御して、この光源21から出射される光Lの点灯周波数を変調することにより、アドレス情報や調光制御情報等を含む所定の信号を光Lに重畳するものであり、アドレス設定部31と、制御部32と、周波数変調部33と、発振回路34と、インバータ回路35と、直流電源回路DCと、を備える。
光源21には、汎用の蛍光灯が用いられる。なお、光源21は、高周波で点灯する照明用光源であれば、高輝度放電灯、無電極放電灯等であってもよく、照明器具2の用途や設置環境に応じて適宜に選択される。
アドレス設定部31は、マイコン、EEPROM、フラッシュメモリ等から成り、照明器具2のアドレス情報等を二値化されたデータとして生成・記憶し、これを制御部32へ送信する。アドレス情報は、照明システム1で通信時に使用される送信先アドレスであり、各照明器具についてシステム内で重複しないように設定される。このアドレス情報は、アドレス設定用リモコン(以下、リモコン5)により、又は照明器具2に備えられた手動スイッチ(図示せず)をユーザが操作することにより設定される。また、照明システム1が、歩行者の携帯端末器等に地図情報等を送信する歩行者ナビゲーションとして使用されるとき、アドレス設定部31には、照明器具2の位置情報や地図情報等を記憶させることもできる。これらの種々の情報は、ディップスイッチ等で設定されるようにしてもよく、10数ビットのデジタル値としてアドレス設定部31に記憶される。
制御部32は、マイコン等から成り、受信部4からの信号に基づいて、アドレス設定部31へアドレス情報等を送信すると共に、アドレス設定部31のアドレス情報等に基づいて、周波数変調部33へ所定の制御信号を出力する。
周波数変調部33は、周波数変調(FSK方式)での通信を行うために、制御部32からの制御信号に応じて、発振回路34の周波数を変調する。発振回路34は、インバータ回路35に接続されたスイッチング素子(例えば、パワーMOS−FETやバイポーラトランジスタ)を駆動する回路であって、周波数変調部33が変調する周波数に従って、通信用の点灯周波数又は非通信用の点灯周波数で交互にオンオフ動作をする。
インバータ回路35は、少なくとも一つのスイッチ素子及び共振回路部等から成り、発振回路34の動作周波数に従って、直流電源回路DCからの直流電流を高周波電流に変換し、これを光源21に供給する。本実施形態において、インバータ回路35は、ハーブリッジ式やフルブリッジ式、一石式等、放電灯点灯回路として利用できる汎用のインバータ回路が用いられる。
直流電源回路DCは、汎用のダイオードブリッジ及びコンデンサ(図示せず)等から成り、商用電源ACから供給される交流電力を、ダイオードブリッジで整流した後、コンデンサで平滑化して直流電力に変換する。なお、直流電源回路DCは、入力電流の歪みを改善するため、昇圧型チョッパー回路で高周波電流に変換してからコンデンサで平滑するようにしてもよい。
受信部4は、光源21から出射される光Lを受信して、光Lの点灯周波数に対応する二値化データを復調するものであり、光電変換部41と、増幅回路42と、バンドパスフィルタ43と、復調部44と、を備える。なお、本実施形態では、アナログ回路方式の受信部4を示しているが、デジタル回路方式のものであってもよい。
光電変換部41は、フォトダイオードやフォトIC等から成り、光源21から出射される光Lを電気信号に変換し、これを増幅回路42へ出力する。増幅回路42は、オペアンプやトランジスタ等から成り、光電変換部41が出力した電気信号の微小な電圧を増幅する。バンドパスフィルタ43は、汎用のオペアンプ等から成り、増幅回路42で増幅された電気信号のうち、特定の周波数帯の信号のみを通過させる。復調部44は、オペアアンプ等から成る微分回路等を備え、バンドパスフィルタ43でフィルタリングされた電気信号の周波数の変化量をアナログ信号として送信部3へ出力する。
本実施形態の照明システム1の動作について、上述の図面に加えて図3及び図4を参照して説明する。ここでは、複数の照明器具2(2A〜2D)が設置された環境において、ユーザがリモコン5を用いて、ある照明器具2Aにアドレス(例えば、1001)を設定し、この照明器具2Aを親機として、各照明器具2B〜2Dに順次アドレス(例えば、1002,1003,1004)が設定される場合を例とする。
アドレス設定前、照明器具2A〜2Dの光源21は、図3に示される点灯周波数f4で点灯する。ユーザはリモコン5を操作して、親機である照明器具2Aに向けてアドレス設定開始信号を送信する。このアドレス設定開始信号は、照明光通信を用いたものあってもよいが、赤外線リモコン信号又は電波を用いた無線信号等であってもよい。アドレス開始信号を受信した照明器具2Aは、図3に示されるf1、f2の点灯周波数を切り替えた点灯を行うことにより、所定の信号を重畳した光(以下、通信時の光L)を出力する。
ここで照明器具2Aの送信部3は、通信時において以下の動作を行う。図4に示されるように、所定ビットの制御データをビット毎に順次送信するとき、その内容が“1”であるとき、“1”に対応する制御部32からの周波数制御信号“High”に応じて、所定時間、点灯周波数がf1に切り替わり、制御データが“0”であるとき、“0”に対応する制御部32からの周波数制御信号“Low”に応じて、所定時間、点灯周波数がf2に切り替わる。なお、上記の“1”,“0”及び“High”,“Low”の関係は逆でもよく、“High”,“Low”と各周波数との関係も同様である。
照明器具2Bの受信部4は、照明器具2Aの送信部3から出力された光Lを受信すると、その制御データを解読し、照明器具2Bの送信部3は、アドレス設定部22に、所定のアドレス(例えば、1002)を記憶させる。また、照明器具2Bの送信部3は、信号の制御データに応じて、更に他の照明器具2Cに向けて信号を重畳した光Lを出力する。照明器具2C、2Dの間でも上述と同様に信号を重畳した光Lの送受信が行われる。一度アドレスが設定された照明器具2A〜2Dは、通信時、図3に示されるf1、f2の点灯周波数を切り替えて点灯し、非通信時、すなわち通常の照明光を点灯させるときは、図3に示されるf3の点灯周波数で点灯する。
上述のように、本実施形態において、アドレスが設定されていない照明器具2の点灯周波数f4は、通信時の点灯周波数(f1、f2)と異なっている。そのため、非通信時の光(f4)が、通信時の光(f1、f2)を干渉することがなく、照明器具2間における通信性能を低下させることもない。また、受信部4に周波数フィルタを設けることにより、非通信時の光(f4)を容易に除去することができ、通信時の光L(f1、f2)から効率的に制御データ等を抽出することができる。
また、アドレスが設定されていない照明器具2の点灯出力(f4)は、通信時の点灯出力(f1、f2)よりも低く設定される。例えば、親機となる照明器具2の光Lが、直接又は他の照明器具2を中継して末端の照明器具2まで届かず、末端の照明器具2にアドレスが設定されていないとき、この末端の照明器具2は、アドレスが設定された照明器具2よりも暗く点灯する。そのため、ユーザは、照明器具2の明るさを見ることにより、照明器具2がアドレス未設定を識別することができる。なお、アドレスが設定されていない照明器具2について、ユーザはリモコン5を用いて、又は照明器具2に備えられた手動スイッチ等を操作して個別にアドレスを設定することができる。
また、アドレスが設定された照明器具2において、非通信時の点灯周波数(f3)は、通信時の点灯周波数(f1、f2)の平均値と等しくなるよう設定される。そのため、通信中の照明器具2と非通信の照明器具2との間で、見た目の点灯周波数に変動がなく、ユーザにチラツキ等を感じさせることがない。
なお、照明システム1が、例えば、比較的狭い屋内に設置され、図5に示されるように、親機となる照明器具2の光Lが、子機となる他の照明器具2にも十分に届くときは、子機となる照明器具2は、信号の送信手段を有さず、信号を受信して点灯制御される機能のみを有するようにしてもよい。
次に、本発明の第2の実施形態に係る照明システムについて、図6を参照して説明する。本実施形態の照明システム1は、人検知センサ又は照度センサ等のセンサ部36と、センサ部36が検知したデータをデジタルデータに変換・処理するデータ処理部37と、を更に備えた点が上述の第1の実施形態と異なる。また、本実施形態では、A/D変換部45を備えたデジタル回路方式の受信部4の構成を示しているが、上述のアナログ回路方式であってもよい。また、センサ部36は、全ての照明器具2に備えられる必要はなく、照明システム1の設置環境に応じて適宜に備えられる。
ここで、上記のセンサ部36が人検知センサであるときの動作について、図7を参照して説明する。ここでは、複数の照明器具2A〜2Eのうち、照明器具2Cに人検知センサが設けられているものとする。本実施形態の照明システム1は、周囲に人が不在のときは省エネのために消灯又は低出力で点灯するように設定されている。そして、センサ部36が人Mの存在を検知すると、照明器具2Cは、点灯周波数をf1及びf2に切り替えて点灯することにより人検知信号を重畳した光Lを出力する。この光Lを受信した照明器具2B、2Dは、照明器具2Cと同様の点灯制御がされ、照明器具2A、2Eへ光Lを送信する。人検知信号の送信を終えた照明器具2A〜2Eは、点灯周波数をf3に切り替えて点灯する。
また、センサ部36は、上記の人検知信号の送信された後、一定時間、人Mの存在を検知しないとき、照明器具2Cは、消灯信号を送信する。この消灯信号は、上記の人検知信号と同様に、各照明器具2A、2B、2D、2Eへ送信される。本実施形態においても、照明器具2の夫々にアドレスが設定され、このアドレスに基づいて、上記の信号の送信範囲が決定されるようにしてもよい。
センサ部36が、照度センサであるときも上記と同様に、照度センサが検知した照度データを各照明器具2に送信される。また、上述のように、非通信時の光の点灯周波数と通信時の点灯周波数が異なっているので、本実施形態では、照度データを通信時の光で各照明器具2へ送信すると共に、この照度データに基づいて各照明器具2の光(非通信時の光)を調光制御するフィードバック制御が可能である。
アドレスが設定された照明器具2A〜2Eは、非通信時において、点灯周波数f1及びf2の平均点灯周波数であるf3で点灯するが、点灯周波数の平均値は、器具特性の違い等により、各照明器具2間で不一致となることがある。しかし、上記の照度センサが検知した照度データに基づいて、各照明器具2をフィードバック制御することにより、器具特性の違いがあっても、通信時の照明器具及び非通信の照明器具との間で、明るさを一致させることができる。なお、このようなフィードバック制御は、各照明器具2の制御部32内のROM等に、上述の図3に示された点灯出力と点灯周波数の関係を記憶させておき、制御部32が、上記の照度センサの照度データ及びROM等に記憶された点灯周波数のデータを参照として、適切な点灯周波数を割り出し、この点灯周波数で光源21を点灯制御することにより実現される。
次に、本発明の第3の実施形態に係る照明システムについて、図8及び図9(a)(b)を参照して説明する。本実施形態の照明システム1は、受信部4が、2つのバンドパスフィルタ43a、43bと、これらのバンドパスフィルタ43a、43bを通過した所定の周波数の電気信号をデジタル信号に変換する比較部47a、47bと、これらの信号を復調する判断部48と、を備えた点が、上記第1及び第2の実施形態と異なる。
上記2つのバンドパスフィルタ46a、46bのうち、一方の透過周波数域は、図9(a)に示されるf1又はf2に設定され、他方の透過周波数域は、図9(b)に示されるf1’又はf2’に設定される。
比較部47a、47bは、コンパレータ等から成り、電気信号の周波数の変化量と、通信用の周波数と非通信用の周波数との差の絶対値の2倍として定められる所定の閾値と、を比較してデジタル信号に変換する。すなわち、電気信号の周波数の変化量が、上述のように定められる閾値を越えて増加するものであるとき、非通信用の周波数から通信用の周波数へ切り替わったものとして“Low”から“High”へデジタル信号を切り替え、一方、上述のように定められる閾値を越えて減少するものであるとき、通信用の周波数から非通信用の周波数へ切り替わったものとして“High”から“Low”へデジタル信号を切り替える。また、電気信号の周波数の変化量が、上述のように定められる閾値に満たない場合は周波数の切り替りがなかったものとして、“High”は“High”のまま、“Low”は“Low”のままのデジタル信号とする。
上記の閾値が、通信用の周波数と非通信用の周波数との差の絶対値の2倍であるのは、光源21から出力される光の周波数が、発振回路34による周波数の2倍となることに基づく。なお、部品特性や周辺環境の影響を考慮して補正係数を乗じてもよく、必ずしも数学的に2倍とすることに限定されない。
判断部48は、マイコン等から成り、比較部47a、47bからのデジタル信号を予め設定された通信速度から受信データに復調する。なお、復調された受信データに従って、アドレス設定部31が生成した位置情報を表示する表示部が設けられていてもよい。
また、本実施形態では、隣り合う照明器具2は奇数又は偶数のいずれかのアドレスが交互に設定される。これらの照明器具2のうち、奇数アドレスが設定された照明器具2は、例えば、透過周波数がf1又はf2である一方のバンドパスフィルタ46a(図9(a))を使用し、偶数アドレスが設定された照明器具2は、例えば、透過周波数がf1’又はf2’である他方のバンドパスフィルタ46b(図9(b))を使用する。すなわち、隣り合う照明器具が異なる点灯周波数で通信することにより、近接する照明器具2間における信号の相互干渉が抑制されるので、通信信頼性が向上する。
なお、本発明は、上記構成に限られることなく種々の変形が可能である。例えば、受信部4を放電灯のソケットに内蔵可能とし、既存の照明器具のマイコンやメモリ等を交換又はデータの書き換え等をすることにより、既存の照明システムに本発明の無線制御システムの機能を後づけすることができる。
本発明の第1の実施形態に係る無線制御式照明システムの設置例を示す図。 同システムのブロック構成図。 同システムにおける点灯出力と点灯周波数の関係を示す図。 同システムにおける制御データ、制御信号、電流パターン及び周波数のタイミングチャートを示す図。 同システムの変形例を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る無線制御式照明システムのブロック構成図。 同システムの設置例を示す図。 本発明の第3の実施形態に係る無線制御式照明システムのブロック構成図。 (a)(b)は同システムにおける点灯出力と点灯周波数の関係を示す図。
符号の説明
1 無線制御式照明システム
2 照明器具
21 光源
3 送信部
4 受信部
L 光

Claims (3)

  1. 相互に無線通信を行うための送信部及び受信部を有する複数の照明器具を備え、
    該複数の照明器具は各々に所定のアドレスが割り当てられ、該アドレスに従って任意の照明器具間で通信する無線制御式照明システムであって、
    前記送信部は、前記照明器具に備えられた光源を点灯制御して、該光源から出射される光の点灯周波数を変調することにより、前記光に信号を重畳し、
    前記受信部は、前記光源からの光を受光して該光に重畳された信号を解読し、
    通信時の前記光源からの光の点灯周波数の少なくとも1つが、非通信時の前記光源からの光の点灯周波数と異なることを特徴とする無線制御式照明システム。
  2. 通信時の前記光源からの光の点灯周波数の平均値を、非通信時の光の点灯周波数と同じになるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の無線制御式照明システム。
  3. アドレス未設定時の点灯出力は、アドレス設定時の点灯出力と異なるようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無線制御式照明システム。
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