JP2008204422A - 現金処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】間違ったカードを使用して入金処理を行うことを減少させる。
【解決手段】担当者がレジスタから回収した現金を入金する際、担当者が挿入したIDカードから当該カードを特定する識別子をカードリーダ5で読取り、その識別子に該当する前回の処理を記憶部7に記憶された入出金処理履歴から検索して、当該カードでの出金が処理履歴上に存在しない場合、その旨の警告メッセージを表示部3に表示して、処理終了を選択できるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、小売店等に設置されるレジスタに補充される釣銭用の現金の出金処理や、レジスタから回収した現金の入金処理等を行う現金処理装置に関するものである。
従来のこの種の現金処理装置として、小売店の店舗に設置された複数のレジスタ対して釣銭用の現金を釣銭用現金収納庫から出金する出金機能、レジスタから回収した現金を入金したとき、釣銭分の現金は釣銭用現金収納庫に収納すると共に、売上分の現金は現金回収庫に収納する入金機能、入出金処理毎の入金及び出金の金額や金種毎の入出金枚数等を取引履歴として記憶部に記憶して管理する機能とを有する装置が提案されており、この装置では各レジスタに対応付けられたカードのIDを読取ってレジ担当者の正当性を確認した上で前記の出金及び入金の処理を行うものとなっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−038062号公報(段落「0027」〜段落「0050」、図1、図4〜図6)
しかしながら、上述した従来の技術においては、以下の問題がある。
レジ担当者がレジスタから回収した現金を入金する際、レジ担当者が売上金の金額を入力するため、金額を誤入力し、それに気付かないまま処理を進めてしまうと、釣銭用現金収納庫や現金回収庫に本来収納される金額と実際に収納される金額が相違してしまい、運用に支障が出る等の問題がある。
このような問題の解決策として以下の方法が考えられている。
図10は従来装置の問題の解決策を示す説明図である。
図に示したようにレジスタ1、2、3に対してそれぞれIDカード1、2、3が対応付けられているものとする。
そこでレジスタ1の担当者がカード1により釣銭用の現金を例えば「30,000円」出金したとき、現金処理装置はその履歴として、カード2に対する「30,000円」の出金を履歴として記憶部に記憶する。
同様にレジスタ2の担当者がカード2により釣銭用の現金を「10,000円」出金したとき、現金処理装置はその履歴として、カード2に対する「10,000円」の出金を履歴として記憶部に記憶し、レジスタ3の担当者がカード3により釣銭用の現金を「10,000円」出金したとき、現金処理装置はその履歴として、カード3に対する「10,000円」の出金を履歴として記憶部に記憶する。
そして、レジスタ1の担当者他の担当者と交代するときやレジ締め時等に、該レジスタ1の現金を回収し、その現金が例えば「98,000円」の場合、現金を現金処理装置に入金すると、現金処理装置はカード1に対する前回の出金履歴を調べ、カード1に対する「30,000円」の釣銭出金分を釣銭用現金収納庫に収納し、残りの「68,000円」を売上金として現金回収庫に収納する。
レジスタ2、3に対しても同様に処理を行う。例えばレジスタ2から回収した現金が「38,000円」の場合、現金を現金処理装置に入金すると、現金処理装置はカード2に対する前回の出金履歴を調べ、カード2に対する「10,000円」の釣銭出金分を釣銭用現金収納庫に収納して、残りの「28,000円」を売上金として現金回収庫に収納し、またレジスタ3から回収した現金が例えば「25,000円」の場合、現金を現金処理装置に入金すると、現金処理装置はカード3に対する前回の出金履歴を調べ、カード3に対する「10,000円」の釣銭出金分を釣銭用現金収納庫に収納して、残りの「15,000円」を売上金として現金回収庫に収納する。
このようにすることにより、売上金の金額をレジ担当者が入力する場合の誤入力を防止することができるが、この方法を採用した場合、レジ担当者がカードを間違えて入金を行うと、間違った金額で売上金と釣銭が分けられて収納されてしまうという新たな問題が生じる。
例えば、カード1に対して「30,000円」出金し、レジスタ1から回収した現金「98,000円」を入金する際、出金実績のない別のカードを使用すると、本来「30,000円」の釣銭出金分を釣銭用現金収納庫に収納し、残りの「68,000円」を売上金として現金回収庫に収納すべきところを、「98,000円」全額が売上金として現金回収庫に収納されてしまい、同様にカード1に対して「30,000円」を出金し、レジスタ1から回収した現金「98,000円」を入金する際、間違ってカード2を使用した場合、このカード2の釣銭出金分「10,000円」がすでに入金されていると出金実績は「0円」となるので、「98,000円」が売上金として現金回収庫に収納されてしまうことになる。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明は、複数のレジスタに対して釣銭として使用する現金を釣銭用現金収納庫から繰出して出金する出金処理機能と、各レジスタから回収した現金を受け入れて釣銭として出金した金額分の現金を前記釣銭用現金収納庫に収納すると共に残りの現金を売上金として現金回収庫に収納する入金処理機能を備えた現金処理装置において、表示部と、レジスタ毎に対応付けられたカードからそのカードを特定する識別情報を読取る読取り手段と、入金処理、出金処理等の処理毎にその処理の種類及び処理金額をその処理に使用されたカードの識別情報と対応付けて処理履歴として記憶する記憶部を備え、入金処理時に前記読取り手段でカードから当該カードを特定する識別情報を読取り、その識別情報に該当する従前の出金処理を前記処理履歴から検索して、今回の入金処理に対応する出金処理がない場合、その旨の警告メッセージを前記表示部に表示して、処理終了を選択できるようにしたことを特徴とする。
このようにした本発明は、担当者がレジスタから回収した現金を入金する際、担当者が使用するIDカードから当該カードを特定する識別情報を読取り手段で読取り、その識別情報に該当する従前の処理を処理履歴から検索し、今回の入金処理に対応する出金履歴がない場合、その旨の警告メッセージを表示して処理終了を選択できるようにしているため、担当者は使用するカードを間違えた場合にその間違いに気付くことができ、正しいカードを使用して入金処理をやり直すことができので、かなりの程度間違ったカードの使用を減少させることができるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による現金処理装置の実施例を説明する。
図1は第1の実施例を示すブロック図である。
本実施例の現金処理装置は、レジスタを使用する小売店等に設置されるもので、図において1は硬貨(現金)の入出金処理を行う硬貨処理機(現金処理機)、2は紙幣(現金)の入出金処理を行う紙幣処理機(現金処理機)であり、この両処理機については後で詳しく説明する。
3はLCD等による表示部で、各種の処理操作の案内、現金処理のための入力画面や入力された情報、及び金種別の入出金金額や入出金の合計金額等を表示するものである。
4はレジスタの現金を入出金するレジ担当者や売上の締めを行う店長(装置管理者)等が操作するキーボードあるいは表示部3上に配置されたタッチパネル等の操作部で、入金処理や出金処理、締上げ処理、回収処理等の実行指示や出金金額等をキー入力することができるものとなっている。
5はカードリーダ(読取り手段)で、当該現金処理装置の利用者であるレジ担当者や店長等が使用する図示しないIDカードの情報を読取る機能を有している。
IDカードは、レジスタに対応付けられており、レジ担当者用のIDカードには、利用者の区分、カードを特定するカード番号(識別情報)、レジスタを特定するレジ番号(識別情報)等がカード情報として記録されている。
このレジ担当者用のIDカードは、レジスタ毎またはレジ担当者毎に用意され、レジ担当者毎に配布する場合、レジ担当者が複数のレジスタを操作するのであれば、使用するレジスタ毎に対応付けられたIDカードが与えられる。
6は伝票記録部(プリンタ)で、硬貨処理機1や紙幣処理機2で行われた入金処理や出金処理の金額、金種別枚数等を伝票に記録(印字)して出力するものである。
7は記憶部で、この記憶部7には後述する主制御部が実行する制御プログラムが格納されている他、硬貨及び紙幣の入出金処理が行われる毎にその処理結果が入出金処理履歴として記憶(登録)されるものとなっている。
8は記憶部7に格納された制御プログラムに基づいて現金処理装置全体の制御を行う主制御部で、硬貨処理機1及び紙幣処理機2で入出金処理が行われる毎にこの主制御部8により記憶部7の入出金処理履歴が更新されるものとなっており、更に主制御部8は必要に応じて各種の演算を行う演算部としても機能する。
次に硬貨処理機1及び紙幣処理機2について説明する。
硬貨処理機1は、レジスタから回収した硬貨を一括して受け入れる硬貨入金口11と、この硬貨入金口11に受け入れた硬貨を1枚ずつ分離する図示しない分離部と、分離された硬貨の金種等を鑑別すると共に鑑別した硬貨を金種毎に計数する硬貨鑑別部12と、この硬貨鑑別部12で鑑別計数された硬貨を一時保留する一時保留部13と、レジスタ用の釣銭として使用する硬貨を金種別に収納する釣銭用硬貨収納庫14と、入金硬貨のうちの売上金を金種別に収納する硬貨回収庫15と、釣銭用の硬貨を出金するための硬貨出金箱(硬貨出金カセット)16と、硬貨リジェクト口17と、図示しない記憶部に格納された制御プログラムに基づいて硬貨処理機1全体の動作制御を行う制御部18を有している。
ここで一時保留部13、釣銭用硬貨収納庫14、硬貨回収庫15、及び硬貨出金箱16は金種毎に分けて硬貨を集積、収納できるように内部が区切られている。
また、硬貨入金口11と硬貨鑑別部12との間には分離部により分離された硬貨を搬送する搬送ベルト等による搬送路が設けられ、釣銭用硬貨収納庫14と硬貨回収庫15及び硬貨出金箱16との間には、釣銭用硬貨収納庫14から繰出される硬貨を硬貨回収庫15と硬貨出金箱16のいずれかに導く振分け手段と、通過する硬貨を金種毎に計数する計数手段が設けられている。
また、前記各釣銭用硬貨収納庫14に対しては、収納する硬貨の金種毎に保管基準額が設定されており、その保管基準額を保つために入金処理された硬貨を収納するようになっている。この釣銭用硬貨収納庫14にも硬貨を搬送路に繰出す繰出し手段が設けられている。
一方、紙幣処理機2は、入金処理時にレジスタから回収した紙幣を一括して受け入れると共に出金処理時に釣銭としての紙幣を排出する紙幣入出金口21と、この紙幣入出金口21に受け入れた紙幣を1枚ずつ分離する図示しない分離部と、紙幣の金種等を鑑別すると共に鑑別した紙幣を金種毎に計数する紙幣鑑別部22と、この紙幣鑑別部22で鑑別計数された紙幣を集積して一時保留する一時保留部23と、レジスタ用の釣銭準備金として使用する金種(例えば、五千円、千円)の紙幣を金種別に収納する複数の釣銭用紙幣収納庫24と、入金紙幣のうちの売上金を金種別に収納する複数の紙幣回収庫25と、紙幣リジェクト庫26と、これらの間で紙幣を搬送ベルト等で挟持して搬送する搬送路と、図示しない記憶部に格納された制御プログラムに基づいて紙幣処理機2全体の動作制御を行う制御部27を備えている。
紙幣一時保留部23には紙幣を繰出す繰出し手段が設けられている。
前記各釣銭用紙幣収納庫24に対しては、収納する紙幣の金種毎に保管基準額が設定されており、その保管基準額を保つために入金処理された紙幣を収納するようになっている。
この釣銭用紙幣収納庫24にも紙幣の集積手段が紙幣を搬送路に繰出す繰出し手段と共に設けられている。
尚、硬貨処理機1の制御部18及び紙幣処理機2の制御部27は主制御部8の指示により硬貨処理機1及び紙幣処理機2を制御するものとなっている。
図2は前記記憶部7の記憶される入出金処理履歴の内容例を示す図である。
この入出金処理履歴は、図示したように通番、レジNo.、カードNo.、利用者ID、区分、処理金額、金種、釣銭収納額、売上収納額により構成されており、通番のエリアには処理毎に付与される通し番号が書込まれ、カードNo.のエリアにはレジ担当者のIDカードから読取ったカード番号が書込まれる。このカードNo.はカードを特定するための情報(識別子)である。
レジNo.のエリアにはレジ担当者のIDカードから読取ったレジスタを特定するレジ番号が書込まれる。このレジNo.はレジスタ毎に集計する際に利用されるもので、同一レジスタに対する出金処理と入金処理とを関連付ける関連付け情報として用いられる。
また、利用者IDのエリアにはレジ担当者のIDカードから読取ったID番号等が書込まれ、区分のエリアには処理の種類が入金であるか出金であるかの処理の種類を示す情報が書込まれる。
金額のエリアには入金処理または出金処理した処理金額が書込まれ、万、五千・・・一等の金種エリアには処理した金種毎の枚数がそれぞれ書込まれる。
更に、釣銭収納額のエリアには入金処理で計数されて釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納庫24に実際に収納された金額、売上収納額のエリアには入金処理で計数されて硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25に実際に収納された金額がそれぞれ書込まれる。
尚、この入出金処理履歴には、実際には両替や補充等の処理の履歴も書込まれるが、ここでは図示を省略している。
上述した構成による第1の実施例の作用について説明する。
尚、以下に説明において、主制御部8や制御部18、27による制御の説明については、必要な説明を除いて省略する。
まず、レジ担当者がレジスタに釣銭を補充する現金を出金させる場合の出金処理について説明する。
図3はその出金処理の手順を示すフローチャートで、図中のSはステップを示し、以下このステップに従って説明する。
レジ担当者がIDカードを現金処理装置に設けられているカード挿入排出口に挿入すると、カードリーダ5がIDカードから利用者の区分、カード番号(カードNo.)、レジ番号(レジNo.)を読取る(S1)。
また、レジ担当者は操作部4を操作して自分の個人ID(利用者ID)、パスワードを入力する(S2)。
主制御部8はレジ担当者が入力した個人ID、パスワードを予め記憶部7等に登録されている個人ID、パスワードと照合し、正当性が確認された場合、IDカードから読取った利用者区分に基づき、レジ担当者が操作可能な「出金」、「入金」を選択するメニュー画面を表示部3に表示し(S3)、レジ担当者に選択させる。
ここでレジ担当者が操作部4を操作して「出金」を選択すると、主制御部8は「出金」の選択を受付け(S4)、表示部3に出金金額入力画面を表示する。
この画面を見てレジ担当者が操作部4を操作して、出金金額(硬貨及び紙幣の金種毎の枚数)を入力すると、主制御部8はその入力金額を受付けて(S5)、その出金金額と硬貨処理機1の釣銭用硬貨収納庫14及び紙幣処理機2の釣銭用紙幣収納庫24内の現金を比較し、出金の可否を判断する(S6)。
釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納庫24内の現金の不足等により出金不可と判断した場合、その旨のメッセージ画面を表示部3に表示して終了する。
出金可能な場合は、硬貨処理機1の釣銭用硬貨収納庫14及び紙幣処理機2の釣銭用紙幣収納庫24から該当金種の硬貨及び紙幣が繰出され、硬貨鑑別部12及び紙幣鑑別部22で鑑別、計数された後、硬貨出金庫16や紙幣入出金口21に放出あるいは集積されてレジ担当に出金される(S7)。
出金が終了すると主制御部8は今回の出金処理結果として通番、レジNo.、カードNo.、利用者ID、区分、出金金額(処理金額)、金種別枚数等を記憶部7の入出金処理履歴に追加書込みし(S8)、更に伝票記録部6で処理結果を伝票に記録してレジ担当者に発行すると共にIDカードをカード挿入排出口から排出してレジ担当者に返却する(S9)。
尚、入出金処理履歴等の更新は伝票発行後に行うようにしてもよい。
次に、レジ担当者がレジスタから回収した現金を入金させる場合の入金処理について説明する。
図4はその入金処理の手順を示すフローチャートで、図中のSはステップを示し、以下このステップに従って説明する。
レジ担当者がIDカードを現金処理装置に設けられているカード挿入排出口に挿入すると、カードリーダ5がIDカードから利用者の区分、カード番号(カードNo.)、レジ番号(レジNo.)等のカード情報を読取る(S11)。
続いて、レジ担当者は操作部4を操作して自分の個人ID(利用者ID)、パスワードを入力する(S12)。
主制御部8はレジ担当者が入力した個人ID、パスワードを予め記憶部7等に登録されている個人ID、パスワードと照合し、正当性が確認された場合、IDカードから読取った利用者区分に基づき、レジ担当者が操作可能な「出金」、「入金」を選択するメニュー画面を表示部3に表示し(S13)、レジ担当者に選択させる。
ここでレジ担当者が操作部4を操作して「入金」を選択すると、主制御部8はその「入金」の選択を受付け(S14)、記憶部7に記憶されている図2に示す入出金処理履歴を検索して、前記カード情報のカードNo.に該当する区分の従前の処理に今回の入金処理に対応する出金処理があるか否かを判断し(S15)、出金処理がある場合はS18に進んで入金処理を実施するが、出金処理がない場合、主制御部8は確認画面を表示部3に表示する(S16)。
図5はこの場合の確認画面の例を示す図で、この確認画面には「このカードは出金をしていません。入金処理を続けますか」等のこのカードにより行われた従前の処理に今回の入金処理に対応する出金がないことを警告する旨、及び入金処理を続けるか否かを問うメッセージと共に、入金を続ける場合は確認ボタンを、処理を終了する場合は取消ボタンを押下するように促すメッセージ、今回使用したカードのカード番号、そのカード番号に対応するレジ番号、及び入金続行を選択する「確認」ボタン30、処理終了を選択する「取消」ボタン31を表示する。
この画面を見てレジ担当者は「確認」ボタン30と「取消」ボタン31のいずれかを押下することになり、それにより主制御部8は処理継続かどうかを判断するが(S17)、例えば、今回、図2に示すレジNo.1のレジスタから回収した現金を入金するつもりで、間違ってレジNo.2に対応するカードNo.2のカードを挿入してしまった場合、レジ担当者は前記の確認画面に表示された警告メッセージによりカードを間違えたことを認識することができ、この段階で「取消」ボタン31を押下して処理終了を選択することができる。
「取消」ボタン31を押下して処理終了を選択すると、主制御部8はIDカードをカード挿入排出口から排出させてレジ担当者に返却するので、その後、レジ担当者は正しいカードを挿入して入金処理をやり直すことができる。
一方、確認画面を見てレジ担当者が「確認」ボタン30を押下して入金処理継続を選択した場合、または前記S15で出金処理があると判断した場合、主制御部8は硬貨処理機1及び紙幣処理機2に入金処理を実施させる(S18)。
すなわち、硬貨処理機1及び紙幣処理機2は主制御部8の指示により、硬貨入金口11及び紙幣入出金口21に設けられているシャッタをそれぞれ開放して、レジ担当者がレジスタから回収してきた現金である硬貨及び紙幣を受入れ、そして受入れた硬貨及び紙幣を硬貨鑑別部12及び紙幣鑑別部22に搬送してそれぞれ鑑別、計数した後、硬貨一時保留部13及び紙幣一時保留部23に一時保留する。
受入れたすべての硬貨及び紙幣を計数して一時保留すると、主制御部8は金種毎の枚数及び金額、全金種の合計額を計数結果として表示部3に表示し、レジ担当者に金額を確認させて収納の可否(OK/NG)を入力させる。
収納不可(NG)の場合、一時保留した硬貨は硬貨リジェクト口17から、紙幣は紙幣入出金口21からレジ担当者に返却して処理を終了するが、収納可能(OK)の場合、硬貨一時保留部13及び紙幣一時保留部23に一時保留した硬貨及び紙幣を収納する。
例えば、今回の入金処理がカードNo.が「0002」のIDカードによる入金処理であって、確認画面によりレジ担当者が「確認」ボタン30を押下して入金処理継続を選択したものとすると、図2に示す例では前回の処理が「入金」で処理金額画「38,000」であり、その前の「出金」の「10,000」が釣銭収納額としてすでに収納処理されているために、硬貨一時保留部13及び紙幣一時保留部23に一時保留した硬貨及び紙幣はすべて硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25と、釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納庫24に振分けて収納する。
また、今回の入金処理がカードNo.が「0001」のIDカードによる入金処理であって、S5で主制御部8が図2に示す入出金処理履歴を検索した結果、従前の処理に今回の入金処理に対応する出金があると判断した場合、硬貨一時保留部13及び紙幣一時保留部23に一時保留した硬貨及び紙幣のうち、前回の処理で出金された「30,000」を釣銭分として釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納庫24に収納し、残りを売上として硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25に収納する。
硬貨及び紙幣の収納が終了すると、主制御部8は今回の処理結果として通番、レジNo.、カードNo.、利用者ID、区分、入金金額、金種別枚数等を記憶部7の入出金処理履歴に書込んで更新し(S19)、更に伝票記録部6で入金処理結果を伝票に記録してレジ担当者に発行すると共にIDカードをカード挿入排出口から排出してレジ担当者に返却する(S20)。
尚、入出金処理履歴等の更新は伝票発行後に行うようにしてもよい。
以上説明した第1の実施例によれば、担当者がレジスタから回収した現金を入金する際、担当者が挿入したIDカードから当該カードを特定する識別情報をカードリーダで読取り、その識別子に該当する従前の処理を入出金処理履歴から検索して、従前の処理に今回の入金処理に対応する出金がない場合、その旨の警告メッセージを表示して、処理終了を選択できるようにしているため、担当者は使用するカードを間違えた場合、その間違えに気付くことができ、正しいカードを使用して入金処理をやり直すことができる。
但し、出金実績のあるカードを間違えて使用した場合、入金処理は進められるため、完全に間違いをなくすことはできないが、かなりの程度間違ったカードの使用を減少させることができるという効果が得られる。
次に、第2の実施例について説明する。
この第2の実施例は、入金処理時に出金実績のあるカードを間違えて使用した場合、その間違いをチェックして警告メッセージを表示するもので、そのためチェック用のレジ別設定ファイルを図1に示した記憶部7に格納している。
図6はレジ別設定ファイルの例を示す図で、図示したようにカードNo.、レジNo.、チェック有無、最低売上金によって構成されており、カードNo.のエリアにはレジ担当者のIDカードから読取ったカード番号が書き込まれ、レジNo.のエリアにはレジ担当者のIDカードから読取ったレジスタを特定するレジ番号が書込まれている。
このカード番号とレジ番号の関係は図2に示した入出金履歴と同様に対応付けられている。
また、チェック有無のエリアは売上金のチェックを実施するか否かを示すもので、チェックを実施する場合は「有り」の情報が書込まれ、実施しない場合は「無し」の情報が書込まれている。
最低売上金のエリアには予めレジスタ毎に設定した最低売上金の金額が書込まれており、各々のレジスタに設定される最低売上金の金額は、例えば過去の実績の統計等を参考にして決められる。
尚。この他の構成については第1の実施例と同様である。
次に第2の実施例の作用について説明する。
この第2の実施例において、出金処理は第1の実施例と同様に行われるので、ここではレジ担当者がレジスタから回収した現金を入金させる場合の入金処理について説明する。
尚、以下に説明において、主制御部8や制御部18、27による制御の説明については、必要な説明を除いて省略する。
図7はその入金処理の手順を示すフローチャートで、図中のSはステップを示し、以下このステップに従って説明する。
まず、レジ担当者がIDカードを現金処理装置に設けられているカード挿入排出口に挿入すると、カードリーダ5がIDカードから利用者の区分、カード番号(カードNo.)、レジ番号(レジNo.)等のカード情報を読取る(S21)。
続いて、レジ担当者は操作部4を操作して自分の個人ID(利用者ID)、パスワードを入力する(S22)。
主制御部8はレジ担当者が入力した個人ID、パスワードを予め記憶部7等に登録されている個人ID、パスワードと照合し、正当性が確認された場合、IDカードから読取った利用者区分に基づき、レジ担当者が操作可能な「出金」、「入金」を選択するメニュー画面を表示部3に表示し(S23)、レジ担当者に選択させる。
ここでレジ担当者が操作部4を操作して「入金」を選択すると、主制御部8はその「入金」の選択を受付け(S24)、記憶部7に記憶されている図2に示す入出金処理履歴を検索して、前記カード情報のカードNo.に該当する区分の従前の処理に今回の入金処理に対応する出金処理があるか否かを判断し(S25)、出金処理がある場合はS31に移行して入金処理を実施するが、出金処理がない場合、主制御部8は第1の実施例で説明した図5に示す確認画面を表示部3に表示する(S26)。
この画面を見てレジ担当者は「確認」ボタン30と「取消」ボタン31のいずれかを押下することになり、それにより主制御部8は処理継続かどうかを判断するが(S27)、例えば、今回、図2に示すレジNo.1のレジスタから回収した現金を入金するつもりで、間違ってレジNo.2に対応するカードNo.2のカードを挿入してしまった場合、レジ担当者は前記の確認画面に表示された警告メッセージによりカードを間違えたことを認識することができ、この段階で「取消」ボタン31を押下して処理終了を選択することができる。
「取消」ボタン31を押下して処理終了を選択すると、主制御部8はIDカードをカード挿入排出口から排出させてレジ担当者に返却するので、その後、レジ担当者は正しいカードを挿入して入金処理をやり直すことができる。
また、確認画面を見てレジ担当者が「確認」ボタン30を押下して入金処理継続を選択すると、主制御部8は硬貨処理機1及び紙幣処理機2に入金処理を実施させる(S28)。
すなわち、硬貨処理機1及び紙幣処理機2は主制御部8の指示により、硬貨入金口11及び紙幣入出金口21に設けられているシャッタをそれぞれ開放して、レジ担当者がレジスタから回収してきた現金である硬貨及び紙幣を受入れ、そして受入れた硬貨及び紙幣を硬貨鑑別部12及び紙幣鑑別部22に搬送してそれぞれ鑑別、計数した後、硬貨一時保留部13及び紙幣一時保留部23に一時保留する。
受入れたすべての硬貨及び紙幣を計数して一時保留すると、主制御部8は金種毎の枚数及び金額、全金種の合計額を計数結果として表示部3に表示し、レジ担当者に金額を確認させて収納の可否(OK/NG)を入力させる。
収納不可(NG)の場合、一時保留した硬貨は硬貨リジェクト口17から、紙幣は紙幣入出金口21からレジ担当者に返却して処理を終了するが、収納可(OK)の場合、硬貨一時保留部13及び紙幣一時保留部23に一時保留した硬貨及び紙幣を収納する。
例えば、今回のカードNo.が「0002」のカードによる入金処理であって、確認画面によりレジ担当者が「確認」ボタン30を押下して入金処理継続を選択したものとすると、図2に示す例では前回の処理が「入金」で処理金額画「38,000」であり、その前の「出金」の「10,000」が釣銭収納額としてすでに収納処理されているために、硬貨一時保留部13及び紙幣一時保留部23に一時保留した硬貨及び紙幣はすべて硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25と、釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納庫24に振分けて収納する。
硬貨及び紙幣の収納が終了すると、主制御部8は今回の処理結果として通番、レジNo.、カードNo.、利用者ID、区分、入金金額、金種別枚数等を記憶部7の入出金処理履歴に書込んで更新し(S29)、更に伝票記録部6で入金処理結果を伝票に記録してレジ担当者に発行すると共に、IDカードをカード挿入排出口から排出してレジ担当者に返却する(S30)ことで入金処理を終了する。
尚、入出金処理履歴等の更新は伝票発行後に行うようにしてもよい。
一方、主制御部8が前記S25で、従前の処理に今回の入金処理に対応する出金処理があると判断した場合は、以下のように入金処理が実行される。
まず、硬貨処理機1及び紙幣処理機2は主制御部8の指示により、硬貨入金口11及び紙幣入出金口21に設けられているシャッタをそれぞれ開放して、レジ担当者がレジスタから回収してきた現金である硬貨及び紙幣を受入れ、そして受入れた硬貨及び紙幣を硬貨鑑別部12及び紙幣鑑別部22に搬送してそれぞれ鑑別、計数を行う(S31)。
計数後の硬貨及び紙幣は硬貨一時保留部13及び紙幣一時保留部23に一時保留する。
受入れたすべての硬貨及び紙幣を計数して一時保留すると、主制御部8は今回使用されたカードに該当する前回の出金金額を記憶部7に記憶されている入出金処理履歴(図2)から検索して、前記の計数による全金種の合計額つまり入金金額が前回の出金金額以上か否かを比較、判断し(S32)、入金金額が前回の出金金額未満の場合はS34へ移行する。
入金金額が前回の出金金額以上の場合、主制御部8は入金金額から前回の出金金額を差し引いて今回の売上金額を算出し、今回使用されたカードに該当するレジスタに設定された最低売上金額を記憶部7に記憶されているレジ別設定ファイル(図6)から検索して、今回の売上金額が検索した最低売上金額以上か否かを比較、判断する(S33)。
その結果、今回の売上金額が検索した最低売上金額以上であれば、主制御部8はカードを間違えていないものと判断し、今回の計数した現金の金種毎の枚数及び金額、全金種の合計額(入金金額)を計数結果として表示部3に表示する。
これによりレジ担当者に金額を確認してその旨の入力を行うと、硬貨処理機1及び紙幣処理機2は主制御部8の指示により、硬貨一時保留部13及び紙幣一時保留部23に一時保留した硬貨及び紙幣のうち、前回の出金処理で出金された金額を釣銭分として釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納庫24に収納し、残りを売上として硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25に収納(S36)した後、前記S29、S30の処理を行って入金処理を終了する。
一方、前記S32で今回の計数による入金金額が前回の出金金額未満と判断した場合、例えば今回の入金処理がカードNo.が「0001」のIDカードによる入金処理であって、S25で主制御部8が図2に示す入出金処理履歴を検索した結果、従前の処理に今回の入金処理に対応する出金処理があると判断したが、今回の入金金額が「29,000円」で前回の出金金額が「30,000円」であるので、入金金額が前回の出金金額未満と判断した場合、主制御部8は確認画面を表示部3に表示する(S34)。
図8はこの場合の確認画面の例を示す図で、この確認画面には「入金額は前回出金の釣銭額未満です。入金処理を続けますか」等の今回の入金額が今回使用のカードにより行われた前回の出金金額に満たないことを警告する旨、入金処理を続けるか否かを問う旨、入金を続ける場合は確認ボタンを、処理を終了する場合は取消ボタンを押下するように促すメッセージと共に、今回の入金金額が「29,000円」と前回の出金金額「30,000円」、及び入金続行を選択する「確認」ボタン30、処理終了を選択する「取消」ボタン31を表示する。
この画面を見てレジ担当者は「確認」ボタン30と「取消」ボタン31のいずれかを押下すると、主制御部8は処理継続かどうかを判断するが(S35)。
この場合、レジ担当者は前記の確認画面に表示された今回の入金額が今回使用のカードにより行われた前回の出金金額に満たないことを警告するメッセージにより、カードを間違えたことを認識することができ、この段階で「取消」ボタン31を押下して処理終了を選択することができる。
「取消」ボタン31を押下して処理終了を選択すると、主制御部8はIDカードをカード挿入排出口から排出させてレジ担当者に返却するので、その後、レジ担当者は正しいカードを挿入して入金処理をやり直すことができる。
確認画面を見てレジ担当者が「確認」ボタン30を押下して入金処理継続を選択した場合は、硬貨一時保留部13及び紙幣一時保留部23に一時保留した硬貨及び紙幣をすべてが釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納庫24に収納し(S36)、その後、前記S29、S30の処理を行って入金処理を終了する。
また、前記S33で今回の売上金額が図6に示すレジ別設定ファイルから検索した最低売上金額未満と判断した場合、例えば、今回の入金処理がカードNo.が「0001」のIDカードによる入金処理であって、S25で主制御部8が図2に示す入出金処理履歴を検索した結果、従前の処理に今回の入金処理に対応する出金処理があると判断したが、今回の入金金額が「40,000円」で前回の出金金額が「30,000円」であり、それにより算出された売上が「10,000円」で、レジ別設定ファイルから検索した最低売上金額が「15,000円」であるので、売上金額が最低売上金額未満と判断した場合、主制御部8は確認画面を表示部3に表示する(S34)。
図9はこの場合の確認画面の例を示す図で、この確認画面には「売上金額は最低売上金額未満です。入金処理を続けますか」等の今回の売上金額が予め設定された該当レジスタの最低売上金額に満たないことを警告する旨、入金処理を続けるか否かを問う旨、入金を続ける場合は確認ボタンを、処理を終了する場合は取消ボタンを押下するように促すメッセージと共に、今回の売上金額が「10,000円」と最低売上金額「15,000円」、及び入金続行を選択する「確認」ボタン30、処理終了を選択する「取消」ボタン31を表示する。
この画面を見てレジ担当者は「確認」ボタン30と「取消」ボタン31のいずれかを押下すると、主制御部8は処理継続かどうかを判断するが(S35)、この場合、レジ担当者は前記の確認画面に表示された今回の売上金額が予め設定された該当レジスタの最低売上金額に満たないことを警告するメッセージにより、カードを間違えた可能性が高いことを認識することができ、この段階で「取消」ボタン31を押下して処理終了を選択することができる。
「取消」ボタン31を押下して処理終了を選択すると、主制御部8はIDカードをカード挿入排出口から排出させてレジ担当者に返却するので、その後、レジ担当者は正しいカードを挿入して入金処理をやり直すことができる。
確認画面を見てレジ担当者が「確認」ボタン30を押下して入金処理継続を選択した場合は、前回の出金処理で出金された金額を釣銭分として釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納庫24に収納し、残りを売上として硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25に収納(S36)した後、前記S29、S30の処理を行って入金処理を終了する。
以上説明した第2の実施例によれば、担当者がレジスタから回収した現金を入金する際、担当者が挿入したIDカードから当該カードを特定する識別情報をカードリーダで読取り、その識別子に該当する従前の処理を入出金処理履歴から検索して、従前の処理に今回の入金処理に対応する出金があった場合、今回の入金金額と前回の出金処理金額を比較して、今回の入金金額が前回の出金処理金額に満たない場合、または今回の入金金額が前回の出金処理金額以上であっても今回の入金金額と前回の出金処理金額から算出される今回の売上金額が予め設定した最低売上金額に満たない場合、その旨の警告メッセージを表示して、処理終了を選択できるようにしているため、担当者は出金実績のあるカードを間違えて使用した場合でも、その間違えに気付くことができ、正しいカードを使用して入金処理をやり直すことができる。
第1実施例の構成を示すブロック図 入出金処理履歴の例を示す図 第1実施例の出金処理の手順を示すフローチャート 第1実施例の入金処理の手順を示すフローチャート 確認画面の例を示す図 第2実施例におけるレジ別設定ファイルの例を示す図 第2実施例の入金処理の手順を示すフローチャート 確認画面の例を示す図 確認画面の例を示す図 従来装置の問題の解決策を示す説明図
符号の説明
1 硬貨処理機
2 紙幣処理機
3 表示部
4 操作部
5 カードリーダ
6 伝票記録部
7 記憶部
8 主制御部
11 硬貨入金口
12 硬貨鑑別部
13 硬貨一時保留部
14 釣銭用硬貨収納庫
15 硬貨回収庫
16 硬貨出金庫
17 硬貨リジェクト口
18 制御部
21 紙幣入出金口
22 紙幣鑑別部
23 紙幣一時保留部
24 釣銭用紙幣収納庫
25 紙幣回収庫
26 紙幣リジェクト庫
27 制御部
30 「確認」ボタン
31 「取消」ボタン

Claims (4)

  1. 複数のレジスタに対して釣銭として使用する現金を釣銭用現金収納庫から繰出して出金する出金処理機能と、各レジスタから回収した現金を受け入れて釣銭として出金した金額分の現金を前記釣銭用現金収納庫に収納すると共に残りの現金を売上金として現金回収庫に収納する入金処理機能を備えた現金処理装置において、
    表示部と、レジスタ毎に対応付けられたカードからそのカードを特定する識別情報を読取る読取り手段と、入金処理、出金処理等の処理毎にその処理の種類及び処理金額をその処理に使用されたカードの識別情報と対応付けて処理履歴として記憶する記憶部を備え、
    入金処理時に前記読取り手段でカードから当該カードを特定する識別情報を読取り、その識別情報に該当する従前の出金処理を前記処理履歴から検索して、今回の入金処理に対応する出金処理がない場合、その旨の警告メッセージを前記表示部に表示して、処理終了を選択できるようにしたことを特徴とする現金処理装置。
  2. 請求項1記載の現金処理装置において、
    前記警告メッセージを表示した画面に今回使用したカードの識別情報及び該カードと対応するレジスタの識別情報を表示することを特徴とする現金処理装置。
  3. 請求項1記載の現金処理装置において、
    今回の入金処理に対応する出金履歴がある場合、今回の入金処理による入金金額と前回の出金処理による出金金額を比較し、前記入金金額が前記出金金額未満の場合、その旨の警告メッセージを前記表示部に表示して、処理終了を選択できるようにしたことを特徴とする現金処理装置。
  4. 請求項3記載の現金処理装置において、
    レジスタ毎に予め定めた最低売上金額を前記記憶部に記憶させ、
    今回の入金処理による入金金額が前回の出金処理による出金金額以上の場合、その入金金額から出金金額を差し引くことで算出される売上金額を、今回の入金処理に使用されたカードに対応するレジスタに対して定められたた最低売上金額と比較し、前記売上金額が前記最低売上金額未満の場合、その旨の警告メッセージを前記表示部に表示して、処理終了を選択できるようにしたことを特徴とする現金処理装置。
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