JP2008204379A - 総合インテリジェント試験進行管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】制御盤などの試験結果を迅速かつ正確に記録し、試験結果を容易に管理することができるとともに、ペーパレス化を促進すること。
【解決手段】本発明の総合インテリジェント試験進行管理システムは、試験対象を試験する手順を示した電子要領書71を有するドキュメント管理データベース2と、ドキュメント管理データベース2内の電子要領書71を読み出して表示するとともに、試験対象の試験結果を入力できる端末機15とを備えている。建設所オフィス20には、端末機15と送受信することができ、端末機から入力された試験結果が自動的に保存される品質記録管理サーバ22が設置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、制御盤などの試験対象を試験する際に用いられる総合インテリジェント試験進行管理システムに関する。
発電所等の現場における制御盤などの試験は、設計図面通りの回路構成で正常に動作することを確認している。
この際使用している図書には、図6に示すように、作業要領書76と設計図面77とがある。現状、図6に示すように、作業責任者Wbおよび作業担当者Waが紙で印刷した作業要領書76と設計図面77を現場に持って行き、作業責任者Wbが試験結果を作業要領書76に手書きで記入し、作業担当者Waが当該作業要領書76に基づいて建設所オフィスに戻ってからパソコン入力によって品質記録76c(図7参照)を作成している。
最初に、制御盤85の従来の試験方法の実施例について図6を参照して説明する。
まず、作業責任者Wbが、作業前に作成した作業要領書76に基づき、作業担当者Waへ、制御盤85内の端子台86に模擬信号リード線89を接続するよう指示する。次に、作業担当者Waが、作業責任者Wbの指示に従い、制御盤85の端子台86に模擬信号リード線89を接続する。次に、作業責任者Wbが、作業担当者Waに発生器87で模擬入力操作を行うように指示する。次に、作業担当者Waが、作業責任者Wbの指示に従い、発生器87で模擬入力操作を行う。次に、作業担当者Waが、制御盤85内の指示計器81の値を目視で読み取り、作業責任者Wbへ読み取り値を連絡する。次に、作業責任者Wbが、作業要領書76に読み取り値を手書きで記入する。次に、作業責任者Wbが、作業要領書76に予め記載されている判定基準値と、作業要領書76に記入した読み取り値とを照合し、判定基準値内であるか否かを確認する。
次に、従来の品質記録76cの作成例について図7を参照して説明する。
まず、作業担当者Waが、試験結果の記入された作業要領書76を、パソコン79を使って電子データ化する。次に、作業担当者Waが、電子データ化された試験結果を、試験成績書76aとしてプリンターを使って印刷する。次に、作業担当者Waが、印刷した試験成績書76aの内容を確認した後、作業責任者Wbに上覧を依頼する。次に、作業責任者Wbが、試験成績書76aの内容を確認した後、承認行為を行う。その後、作業責任者Wbが、顧客へ提出する。
次に、顧客担当者Caが、試験成績書76aの内容を確認し、顧客責任者Cbへ上覧を依頼する。次に、顧客責任者Cbが、試験成績書76aの内容を確認した後、承認行為を行う。その後、顧客責任者Cbが、試験成績書76aを作業担当者Waに返却する。
次に、作業担当者Waが、返却された試験成績書76aを取りまとめて、試験報告書76bを作成した後、作業責任者Wbに上覧を依頼する。次に、作業責任者Wbが試験報告書76bの承認行為を行う。そして、作業責任者Wbが、全ての試験報告書76bの承認が完了した時点で、作業担当者Waに品質記録76cの作成を依頼する。そして、作業担当者Waは、作業責任者Wbからの依頼を受けて、品質記録76cを作成する。作業担当者Waは、品質記録76cの作成が完了したら、作業責任者Wbに上覧を依頼する。次に、作業責任者Wbは、品質記録76cの承認行為を行った後、完成した品質記録76cを、作業担当者Waに返却10する。
次に、作業担当者Waが、品質記録76cをコピーし、品質記録のコピー76c’を顧客へ提出する。
上述した、従来の試験方法ならびに品質記録76cの作成方法では、一連のプロセスに紙が用いられているので、試験成績書76aの作成から品質記録のコピー76cの作成までに時間がかかるだけでなく、試験成績書76a、試験報告書76bおよび品質記録76cなどを紛失するおそれがある。
また、上述した従来の品質記録76cの作成方法では、建設所オフィスに戻ってから、パソコン入力で試験成績書76aを作成しているので、試験結果の入力ミス(ヒューマンエラー)が発生するおそれがある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、制御盤などを試験する際に用いられ、試験結果を迅速かつ正確に記録し、試験結果を容易に管理することができるとともに、ペーパレス化を促進することができる総合インテリジェント試験進行管理システムを提供することを目的とする。
本発明は、試験対象を試験する手順を示した電子要領書を有するドキュメント管理データベースと、
ドキュメント管理データベース内の電子要領書を読み出して表示するとともに、試験対象の試験結果を入力できる端末機と、
端末機と送受信することができ、端末機から入力された試験結果が自動的に保存される品質記録管理サーバと、
を備えたことを特徴とする総合インテリジェント試験進行管理システムである。
本発明は、ドキュメント管理データベースが、試験対象の測定箇所、測定箇所に対応した基準値、および基準値から所定の数値範囲内にある判定値に関する情報を有する電子判定基準根拠書を有し、
当該測定箇所、基準値および判定値に関する情報が、端末機から書き換えることができないことを特徴とする総合インテリジェント試験進行管理システムである。
本発明は、試験対象の最新の電子設計図面を有する設計データベースをさらに備え、
ドキュメント管理データベースの電子要領書が、当該電子要領書が作成されたときの電子設計図面を含み、
端末機が、ドキュメント管理データベース内の電子要領書に含まれかつ端末機により読み出された電子設計図面が、設計データベースが有しかつ端末機により読み出された最新の電子設計図面に一致しているかを判定する整合性判定機能を有することを特徴とする総合インテリジェント試験進行管理システムである。
本発明は、設計データベースが有する最新の電子設計図面が改訂番号を有し、
ドキュメント管理データベース内の電子要領書に含まれた電子設計図面が改訂番号を有し、
端末機が、設計データベースから最新の電子設計図面の改訂番号を読み出すとともに、ドキュメント管理データベースから電子要領書に含まれた電子設計図面の改訂番号を読み出し、
端末機の整合性判定機能が、設計データベースから読み出された最新の電子設計図面の改訂番号と、ドキュメント管理データベースから読み出された電子要領書に含まれた電子設計図面の改訂番号とが一致しているかを判定することを特徴とする総合インテリジェント試験進行管理システムである。
本発明は、端末機が、データ送受信技術を用いて、ドキュメント管理データベースから電子要領書が有する判定値を読み出すことを特徴とする総合インテリジェント試験進行管理システムである。
本発明は、端末機が、試験結果に基づいて端末機に入力された測定値と、ドキュメント管理データベースから読み出された電子要領書が有する判定値と、を比較して自動判定することを特徴とする総合インテリジェント試験進行管理システムである。
本発明によれば、試験対象を試験する手順を示した電子要領書を有するドキュメント管理データベースと、ドキュメント管理データベース内の電子要領書を読み出して表示するとともに、試験対象の試験結果を入力できる端末機と、端末機から入力された試験結果が自動的に保存される品質記録管理サーバと、を備えた総合インテリジェント試験進行管理システムによって、制御盤などの試験結果を迅速かつ正確に記録し、試験結果を容易に管理することができるとともに、ペーパレス化を促進することができる。
発明を実施するための形態
実施の形態
以下、本発明に係る総合インテリジェント試験進行管理システムの実施の形態について、図面を参照して説明する。ここで、図1乃至図5は本発明の実施の形態を示す図である。
図1に示すように、総合インテリジェント試験進行管理システムは、制御盤(試験対象)85(図5参照)を試験する手順を示した電子要領書71と、試験対象の測定箇所、測定箇所に対応した基準値、および基準値から所定の数値範囲内にある判定値に関する情報を有する電子判定基準根拠書72とを有するドキュメント管理データベース2と、試験対象の最新の電子設計図面73と当該試験対象の電子仕様書74とからなる電子設計図書75を有する設計データベース4とを備えている。
そして、これらドキュメント管理データベース2および設計データベース4は、本社オフィス1のサーバ(図示せず)内に設置されている。そして、このサーバは、本社オフィス1の社内ネットワーク3に接続されている。
ここで、図1に示す設計データベース4は、電子設計図面73ならびに電子仕様書74のデータを読み出すことができるサーバとして機能する。また、図1に示すドキュメント管理データベース2は、電子要領書71と判定基準根拠書とを永久保存することができるサーバとして機能する。
また、図1において、電子要領書71は、当該電子要領書71が作成されたときに用いられていた電子設計図面(図示せず)を含んでいる。そして、この電子設計図面は改訂番号(図示せず)を有している。また、設計データベース4が有する最新の電子設計図面73も、改訂番号を有している(図3参照)。
また、図1に示すように、現場10の各所には、社内ネットワーク3に接続された無線アンテナ11が設けられている。そして、この無線アンテナ11は、現場試験員Tが使用するタブレットPC(端末機)15と、データ送受信技術(PHS、無線LAN、DSLなど)によってデータを送受信することができる。
なお、このタブレットPC15は、ドキュメント管理データベース2内の電子要領書71を読み出して表示するとともに、試験対象の試験結果(測定値など)を入力することができる。また、ドキュメント管理データベース2内の電子判定基準根拠書72が有する測定箇所、基準値および判定値に関する情報は、タブレットPC15から書き換えることができない。
また、このタブレットPC15は、無線アンテナ11とのデータの送受信によって、社内ネットワーク3にオンラインで接続された設計データベース4内の電子設計図書75やドキュメント管理データベース2内の電子要領書71などを表示するとともに、所定の情報(測定値など)を入力することができる表示入力画面40を有している(図2および図3参照)。
具体的には、図2に示すように、タブレットPC15の表示入力画面40は、基本情報にあたる試験日、試験者、測定器名称、管理番号および校正期限を表示する試験日の欄46、試験者の欄47、測定器名称の欄48、管理番号の欄49および校正期限の欄50と、データ部にあたる測定箇所、基準値、判定値、測定値および判定を表示する測定箇所の欄41、基準値の欄42、判定値の欄43、測定値の欄44、判定の欄45とを表示することができる。
なお、タブレットPC15の表示入力画面40の判定値の欄43に表示される判定値は、一元管理されたドキュメント管理データベース2内の電子判定基準根拠書72に基づくものである。また、タブレットPC15の表示入力画面40には、判定の欄45に判定結果を表示する際に押圧する判定ボタン51が表示されている。
また、図3に示すように、タブレットPC15の表示入力画面40は、設計データベース4内の電子設計図書75から読み出される、設計図書名称、図面番号、図面発行日および改定番号を表示する設計図書名称の欄61、図面番号の欄62、図面発行日の欄63、改定番号の欄64を表示することができる。
ところで、現場試験員Tなどによって設計図書名称の欄61が選択されると、タブレットPC15の表示入力画面40には、選択された電子設計図面73の具体的な内容が表示される(図3参照)。
また、タブレットPC15は、データ送受信技術を用いて、ドキュメント管理データベース2の電子判定基準根拠書72から判定値の欄43に判定値を読み出すとともに、この判定値と試験結果に基づいて測定値の欄44に入力された測定値と比較して自動判定することができる(図2参照)。
また、タブレットPC15は、ドキュメント管理データベース2内の電子要領書71に含まれた電子設計図面が、設計データベース4が有する最新の電子設計図面73に一致しているかを判定する整合性判定機能(図示せず)を有している(図1参照)。
具体的には、このタブレットPC15が、データ送受信技術を用いて、設計データベース4から最新の電子設計図面73の改訂番号を読み出すとともに、電子要領書71に含まれた電子設計図面の改訂番号を読み出し、タブレットPC15の整合性判定機能が、電子要領書71に含まれた電子設計図面の改訂番号が最新の電子設計図面73の改訂番号と一致しているかを判定する。
また、図1に示すように、建設所オフィス20のサーバ(図示せず)内には、タブレットPC15と送受信することができ、タブレットPC15の測定値の欄44にペンなどによって入力された測定値を自動的に保存するとともに、試験進捗をリアルタイムに表示する品質記録管理サーバ22と、作業担当者Waおよび作業責任者Wbが試験結果(試験成績書)の承認行為を行う電子承認システム(社内)21と、インターネット網29に接続されたWebサーバ23とが設置されている。
また、図1に示すように、建設所オフィス20のサーバと本社オフィス1のサーバとは、社内ネットワーク3を介して接続されている。このため、社内ネットワーク3を用いて、本社オフィス1のサーバと建設所オフィス20のサーバとの間のデータのやり取りを行うことができる。
また、図1に示すように、顧客オフィス30には、インターネット網29に接続されたWebサーバ31と、顧客担当者Caおよび顧客責任者Cbが試験結果に関する品質記録76c(図7参照)の承認行為を行うことができる電子承認システム(客先)32とが設置されている。また、これらWebサーバ31および電子承認システム(客先)32は、顧客ネットワーク33内に設置されている。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について述べる。
まず、現場試験員Tが、タブレットPC15において、ドキュメント管理データベース2から試験対象を試験する手順を示した電子要領書71を読み出して表示することを選択する(図1および図4参照)。
このとき、タブレットPC15が、データ送受信技術を用いて、設計データベース4から最新の電子設計図面73の改訂番号を読み出すとともに、電子要領書71に含まれた電子設計図面の改訂番号を読み出し、タブレットPC15の整合性判定機能が、電子要領書71に含まれた電子設計図面の改訂番号が最新の電子設計図面73の改訂番号と一致しているかを判定する(図3および図4参照)。
そして、電子要領書71に含まれた電子設計図面の改訂番号と最新の電子設計図面73の改訂番号が一致している場合には、タブレットPC15の表示入力画面40に作業許可のメッセージが表示される(図4参照)。
他方、電子要領書71に含まれた電子設計図面の改訂番号と最新の電子設計図面73の改訂番号が一致していない場合には、タブレットPC15に、作業禁止のメッセージが画面上に表示される(図4参照)。
この場合には、本社オフィス1の作業者が、電子要領書71に含まれた電子設計図面を最新の電子設計図面73に改訂する。次に、現場試験員TがタブレットPC15によって改定作業が完了したかの判定を行う。そして、電子要領書71に含まれた電子設計図面が最新の電子設計図面73に改訂されていれば、上述の工程が再度繰り返され、タブレットPC15の表示入力画面40に作業許可のメッセージが表示される(図1および図4参照)。
上述のように、タブレットPC15の表示入力画面40に作業許可のメッセージが表示されると、現場試験員Tは作業を開始する(図4参照)。
上述のように、タブレットPC15の整合性判定機能によって、電子要領書71に含まれた電子設計図面が最新の電子設計図面73になっているかを確認することができるので、現場試験員Tは確実に最新の電子設計図書75を用いて作業することができる。
次に、現場試験員Tが、タブレットPC15に表示された電子要領書71に従って、制御盤85の端子台86に模擬信号リード線89を接続する(図5参照)。
次に、現場試験員Tが発生器87で模擬入力操作を行う。次に、現場試験員Tが制御盤85内の指示計器81の値を目視で読み取る(図5参照)。そして、現場試験員Tが、試験結果をタブレットPC15の表示入力画面40の測定値の欄44にペンによって入力した後、判定ボタン51を押圧する(図2および図5参照)。
このことにより、タブレットPC15が、測定値の欄44に入力された測定値を判定値に対して自動判定し、判定の結果を表示入力画面40の判定の欄45に自動表示する(図2参照)。なお、タブレットPC15の表示入力画面40の判定値の欄43に表示される判定値は、一元管理されたドキュメント管理データベース2内の電子判定基準根拠書72に基づくものである。
また、図1において、ドキュメント管理データベース2内の電子判定基準根拠書72が有する測定箇所、基準値および判定値に関する情報は、タブレットPC15から書き換えることができない。このため、これらの情報が改ざんされることを防止することができ、情報セキュリティを向上させることができる。
このとき、図1において、現場試験員Tによって入力された測定値や判定の結果などの試験結果は、建設所オフィス20内の品質記録管理サーバ22に自動保存される。このため、従来のように、作業担当者Waが、試験結果の記入された作業要領書76をパソコン2で電子データ化する必要がないので、電子データ化する際に発生する入力ミスを防止することができ、試験結果に関する品質記録76cを迅速かつ正確に記録することができる(図7参照)。また、このように、試験結果に関する品質記録76cが品質記録管理サーバ22に自動保存されるので、品質記録76cを容易に管理することができる。
また、図1に示すように、建設所オフィス20に電子承認システム(社内)21が設置されている。このため、作業担当者Waは、当該電子承認システム(社内)21を用いることによって、試験結果に関する品質記録76c(図7参照)を印刷することなく、作業責任者Wbから承認を得ることができる。
また、図1に示すように、建設所オフィス20内のサーバと、顧客オフィス30内の電子承認システム(客先)32とが、Webサーバ23,31およびインターネット網29を介して接続されている。このため、顧客担当者Caは自己のPCの画面上で試験結果に関する品質記録76c(図7参照)を確認することができる。
また、図1に示すように、顧客オフィス30に電子承認システム(客先)32が設置されているので、顧客責任者Cbは自己のPCの画面上で試験結果に関する品質記録76c(図7参照)を確認し承認することができる。
上述のように、本実施の形態によれば、現場試験員Tによる試験結果の入力、作業責任者Wbによる試験結果の承認などに紙を使用することがないので、ペーパレス化を促進することができる。
本発明の実施の形態による総合インテリジェント試験進行管理システムを示す構成図。 本発明の実施の形態による総合インテリジェント試験進行管理システムの表示入力画面における表示の一例を示す構成図。 本発明の実施の形態による総合インテリジェント試験進行管理システムの表示入力画面における表示の他の例を示す構成図。 本発明の実施の形態による総合インテリジェント試験進行管理システムにおいて、電子要領書に含まれた電子設計図面の改訂番号が最新の電子設計図面の改訂番号と一致しているかを判定する方法を示すフロー図。 本発明の実施の形態による総合インテリジェント試験進行管理システムにおいて、現場における試験の実施例を示す構成図。 従来の現場における試験の実施例を示す構成図。 従来の品質記録の作成例を示すフロー図。
符号の説明
1 本社オフィス
2 ドキュメント管理データベース
3 社内ネットワーク
4 設計データベース
10 現場
11 無線アンテナ
15 タブレットPC(端末機)
20 建設所オフィス
21 電子承認システム(社内)
22 品質記録管理サーバ
23 Webサーバ
29 インターネット網
30 顧客オフィス
31 Webサーバ
32 電子承認システム(客先)
33 顧客ネットワーク
40 表示入力画面
71 電子要領書
72 電子判定基準根拠書
73 電子設計図面
74 電子仕様書
75 電子設計図書
76 作業要領書
76a 試験成績書
76b 試験報告書
76c 品質記録
77 設計図面
81 指示計器
85 制御盤
86 端子台
87 発生器
89 模擬信号リード線
Ca 顧客担当者
Cb 顧客責任者
T 現場試験員
Wa 作業担当者
Wb 作業責任者

Claims (6)

  1. 試験対象を試験する手順を示した電子要領書を有するドキュメント管理データベースと、
    ドキュメント管理データベース内の電子要領書を読み出して表示するとともに、試験対象の試験結果を入力できる端末機と、
    端末機と送受信することができ、端末機から入力された試験結果が自動的に保存される品質記録管理サーバと、
    を備えたことを特徴とする総合インテリジェント試験進行管理システム。
  2. ドキュメント管理データベースは、試験対象の測定箇所、測定箇所に対応した基準値、および基準値から所定の数値範囲内にある判定値に関する情報を有する電子判定基準根拠書を有し、
    当該測定箇所、基準値および判定値に関する情報は、端末機から書き換えることができないことを特徴とする請求項1記載の総合インテリジェント試験進行管理システム。
  3. 試験対象の最新の電子設計図面を有する設計データベースをさらに備え、
    ドキュメント管理データベースの電子要領書は、当該電子要領書が作成されたときの電子設計図面を含み、
    端末機は、ドキュメント管理データベース内の電子要領書に含まれかつ端末機により読み出された電子設計図面が、設計データベースが有しかつ端末機により読み出された最新の電子設計図面に一致しているかを判定する整合性判定機能を有することを特徴とする請求項1記載の総合インテリジェント試験進行管理システム。
  4. 設計データベースが有する最新の電子設計図面は改訂番号を有し、
    ドキュメント管理データベース内の電子要領書に含まれた電子設計図面は改訂番号を有し、
    端末機は、設計データベースから最新の電子設計図面の改訂番号を読み出すとともに、ドキュメント管理データベースから電子要領書に含まれた電子設計図面の改訂番号を読み出し、
    端末機の整合性判定機能は、設計データベースから読み出された最新の電子設計図面の改訂番号と、ドキュメント管理データベースから読み出された電子要領書に含まれた電子設計図面の改訂番号とが一致しているかを判定することを特徴とする請求項3記載の総合インテリジェント試験進行管理システム。
  5. 端末機は、データ送受信技術を用いて、ドキュメント管理データベースから電子要領書が有する判定値を読み出すことを特徴とする請求項2記載の総合インテリジェント試験進行管理システム。
  6. 端末機は、試験結果に基づいて端末機に入力された測定値と、ドキュメント管理データベースから読み出された電子要領書が有する判定値と、を比較して自動判定することを特徴とする請求項5記載の総合インテリジェント試験進行管理システム。
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