JP2008203771A - テロップ情報表示装置およびテロップ情報表示方法 - Google Patents
テロップ情報表示装置およびテロップ情報表示方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】テロップ情報を記憶するテロップデータ記憶部、画像情報を記憶する画像記憶部と、前記テロップ情報および前記画像情報を表示する表示部を有する。そして、テロップ情報の表示開始とともに前記画像情報の再生を開始し、前記テロップ情報の表示終了とともに前記画像情報の再生を終了する画像再生部とを備える。
【選択図】図1
Description
テロップ情報の表示技術が例えば、特許文献1〜6に開示されている。
特許文献1は、CAPTAIN(Character And Pattern Telephone Access Information Network)システムやCD−Gはデータレートが低いために短時間にダイナミックに変化する字幕が表示できなかった。そのため、色データを記憶するカラールックアップテーブルと、字幕の色データを記憶しているカラールックアップテーブルのアドレスを検出する検出手段を備え、検出手段によって検出されたアドレスを字幕の色情報として伝送するものである。
これにより、色情報を、カラールックアップテーブルのアドレス情報によって伝送することができるので、データレートを低くすることができる。その結果、高品質の字幕をユーザの好みにより表示させることができるとともに、背景のビデオを劣化させずに、字幕の表示を高速で切換えることができる。
特許文献3は、曲演奏情報の中に、演奏用データと、歌詞テロップデータと、表示切換フラグを挿入し、CPUが表示切換フラグを認識すると、歌詞テロップと背景画像を同時に切換えることにより、カラオケの演奏にあわせてテロップと映像を切換えるものである。
特許文献4は、カラオケの歌詞テロップを表示する装置であって、文字サイズ設定手段を備え、設定された文字サイズで歌詞テロップを表示するものである。また楽曲のテンポ情報に基づいて画面に表示する文字数を変化させ、あるいは文字サイズを変化させるものである。
特許文献5は、各単語にそれぞれ関連づけられた色情報と時間情報からなる単語変換表を記憶し、入力された各単語について単語変換表にあるか検索し、検索された単語に単語変換表から読み出した色情報と時間情報からなるキーフレームを生成するものである。これにより、テロップ文字の色を変化させたり、表示時間を変化させたりするものである。
特許文献6は、字幕、メニュー、カラオケの歌詞表示などサブピクチャの表示形式をユーザが表示色、サイズ、位置またはスクロール速度を設定することにより変更できるものである。
本発明において、テロップは、広告塔に表示される広告や宣伝、ニュースやお知らせである。またテロップは文字だけでなく、絵、写真や漫画のような静止画、或いはアニメーションや動画であってもよく、またテロップは表示領域上を上から下へ、右から左へのように一方向に流れるスクロール表示を制御するものであり、更に、テロップの一区切りを切換えて表示するような態様も本発明の対象とする。
また本発明において、テロップとともに表示される画像は、絵、写真や漫画のような静止画、或いはアニメーションや動画である。
したがって、本発明は、テロップの表示とともに表示する画像の表示を制御するテロップ情報表示装置および方法を提供するものである。
また本発明は、コンピュータに、上記各ステップを実行させるためのテロップ表示制御プログラムであり、またこのプログラムを記録した媒体である。
図1は実施形態1の構成を示すブロック図である。
このブロック図において、本発明の特徴部分は、画像データ蓄積部120、テロップデータ蓄積部130、番組情報蓄積部140、画像再生部150によって構成される。これら特徴部分が他の部分と協働して本発明のテロップ情報表示装置を構成する。
制御部10は、本発明のテロップ情報表示装置全体を制御する部分であり、また本発明のフローチャートを実行する部分である。制御部10は、マイクロプロセッサ(Microprocessor)、プログラミングすることができるLSI(Large Scale Integration)であるFPGA(Field Programmable Gate Array)、特定用途のために設計、製造される集積回路であるASIC(Application Specific Integrated circuit)、その他の演算機能を有する回路のいずれであってもよい。本発明では、記録媒体に格納した本発明のプログラムを読み出して、本発明のフローチャートを実行する。
インターネットなどの外部ネットワーク20は、イーサネット(登録商標)などの通信インターフェース30を介して、本発明のテロップ情報表示装置と接続され、相互に通信を行う。これを用いてテロップ文字データ、静止画データや動画データのような画像データ、番組情報などを取得することができる。
音声出力部60は、例えばスピーカであり、音声信号を音響振動に変換する部分である。
ROM70は、例えば本発明の制御プログラムや通信インターフェース30、入力部40または表示部50を制御するプログラムを格納する半導体装置、CDよりなる記憶媒体である。
RAM80は、制御部10によってデータアクセスされ、一時的にデータを記憶するワークメモリとして使用する高速書き込み、読み出しが可能な半導体装置よりなる記憶媒体である。テロップ文字データを表示イメージデータとして、イメージ展開する場合などに使用する。
不揮発メモリ90は、ユーザが設定した情報などの設定データを記憶するために備えられ、電源が供給されなくてもデータを不揮発に保持可能な記憶媒体である。例えば、HD(Hard Disk)やEEPROMなどが使用される。
動画データ蓄積部110は、制御部10の制御指示に従って表示部50に表示するための動画データを格納する部分である。動画情報は、アニメーションや映画、テレビ番組、カラオケ画像のような動画情報などである。また本発明では、テロップとして表示するために使用する動画情報も含む。
画像データ蓄積部120は、制御部10の制御指示に従って表示部50に表示するための画像データ、特に静止画データを格納する部分である。静止画情報は、テロップ文字、絵、写真や漫画のような静止画情報である。また本発明のテロップとして使用する静止画情報も含む。
図2(a)(b)に記載したテロップ文字、属性データ、連携データは一例であり、これ以上に、文字数、テロップ長さ、テロップ作成日、作成者、テロップ表示時間のような属性データがあってもよい。更に、本発明では、テロップ情報として使用される絵、写真、漫画のような静止画情報、あるいはアニメーションや動画の画像情報と、その属性データを格納してもかまわない。またある場合にはテロップ情報は、図2(a)(b)の全てのデータおよびデータ内容を備えなくてもよい。
図3に示した画面レイアウトは一例であり、表示枠1、2と、テロップ表示領域1、2はどのように配置してもよい。例えば、テロップ表示領域は1つでもよく、また画面の右側または左側のように縦方向に配置してもよい。また動画または静止画などの画像情報の表示枠は1つでもかまわない。この他、任意のレイアウトが可能であり、表示枠およびテロップ表示領域の数、大きさも任意に変更することが可能である。
また本発明のテロップ情報表示装置は、画像表示部と組合わせずに、テロップ情報を単独で表示する独立したテロップ情報表示装置として使用することも可能である。
図4では、表示枠3、4は、設定されていないので、X座標、Y座標、幅、高さが空白になっている。
このような画面レイアウトイメージに対して、レイアウト設定画面は、表示枠1、表示枠2、テロップNo.1及びテロップNo.2の表示場所について、それぞれX座標、Y座標、幅および高さを数値で表している。したがってこの数値を変更することにより、左側の画面レイアウトイメージを変更することができる。逆に、左側の画面レイアウトイメージをマウスなどで、ドラックして、位置、大きさを変更することが可能である。この変更に伴い、同時にレイアウト設定画面の数値が変更される。
図5の右側には、テロップNo.2の属性データを設定するための入力画面を示し、この入力画面はデフォルトにより入力するようになっている。この画面は、図2のテロップ情報と対応している。図5の右側には、記述形式、文字方向、フォント種、フォントサイズ、文字色、背景色、表示方向、表示速度、再生回数と、連携、および連携する場合に、表示枠と表示コンテンツ名を入力できるようになっている。
文字方向は、テロップ情報を形成する文字の並び方向を設定するものであり、デフォルトは縦書きと横書きを表示し、図5は横書きが選択された場合を示している。ここでは文字方向として表しているが、テロップ情報が文字でない場合はテロップ情報を構成する絵、写真、漫画、静止画、アニメーションまたは動画の並び方向であってもよい。
フォントサイズは、1文字のサイズを表すドット数であり、例えば、7〜500が設定可能であり、図は180ドットを設定している。
文字色は、赤色、青色、緑色、蛍光色などであり、図5では黒色が選択されている。
背景色は、テロップNo.2を表示する表示領域の背景色、例えば文字色の反対色を設定する。図5では白色が選択されている。
表示方向はテロップのスクロール方向であり、デフォルトは右から左と、下から上があり、図では右から左が選択されている。
表示速度は、テロップ情報のスクロールの移動速度であり、テロップ表示画面上をテロップ情報を形成するドットがスクロールする1秒間当りの移動速度が設定される。図は遅いと速いの間を移動させてスクロール速度を設定するつまみを表している。テロップ情報を小さい部分に分割して各テロップ部分を切換え表示する場合は、その切換え時間が表示速度として設定される。
連携は、テロップNo.2の表示に画像表示を連携するか、しないかを設定する。ここでは連携するが設定され、表示枠1にmove1.mpgを表示することが設定されている。この連携に関する画像情報は、図6に示すようにRAM上に表示枠1のデータ構造(Mem1)として格納される。図6には、連携しない通常表示データimage2.jpgとして示している。
図示しないが、テロップNo.1についても同様に入力され、設定される。
図5に示したテロップ情報および属性データは一例であり、テロップ情報が絵、写真、漫画などの静止画、アニメーションや動画などの画像情報の場合は、これらに関する属性データを入力してもよいし、また図5の属性データを全部入力しなくてもかまわない。
また、図4、図5の画面は、入力部40により、ユーザが表示させたいテロップ情報を選択し、検出したい属性データを入力し、またはテロップ表示領域の大きさを設定する場合に、その確認画面としても利用される。
図示しないが、表示枠2についても同様に入力され、設定される。
このように、表示するコンテンツ(動画または静止画のような画像)を表示順に設定する。
また図8(b)は、図2、図4、図5に示したテロップ設定データにより生成されたテロップ番組データ(ProgT)を示し、番組情報蓄積部140に格納される。図8(b)に示したテロップ番組データ(ProgT)の意味は、図2、図4、図5に示したテロップ設定データと同じであるので、説明を省略する。
なお、図8(b)のテロップ番組データ(ProgT)には、テロップNo.1の前に、「本日は晴天なり・・・」を表示する番組データが挿入されている。
図9(b)は、テロップ情報の縦書きスクロールを説明する図であり、左側1行に示したテロップ情報から順次右側に示すように、下から上方向へスクロール表示される様子を示している。
図10は、入力部40により表示すべき画像が入力され、または選択され、図4、図5、図7により確認された画像を表示枠に表示する場合の処理を説明するフローチャートである。
このフローチャートは、制御部10が本発明の記録媒体100に格納したプログラムを読み出して、順次各ステップを実行することにより実現される。以下に説明するフローチャートも同様である。
このようにして、表示枠1に番組データ(ProgD1)に設定された画像情報が表示される。
同様に、表示枠2に設定された番組データも画像情報が表示される。
図11は、画像を通常表示と連携表示に制御する制御データを生成するフローチャートを示す。
初めに、ステップS201で、図6に示す表示枠1の表示制御データ(Mem1)の通常表示データの更新フラグは1か、どうか判断される。更新フラグが1でなければ、すなわち、0あれば、ステップS202に進む。
図12は、テロップ情報の表示制御のフローチャートを示す。
ユーザまたはテロップ情報表示装置によって画像の表示が指示されると、ステップS301で、図8(b)に示すテロップ番組データ(ProgT)の先頭ポインタを取得する。次にステップS302では、ポインタPtがNULLかどうか判断する。NULLである場合は、このフローを終了する。NULLでなければ、ステップS303に進み、このテロップ情報に連携する画像情報があるかどうか判断する。
ステップS303で、連携する画像情報がなしと判断された場合も、ステップS305に進み、テロップ情報の表示方向が横書きかどうか判断される。表示方向が横書きである場合は、ステップS306〜S315に進み、表示方向が縦書きである場合は、ステップS316〜S325に進む。表示方向が横の場合と縦の場合は、ほぼ同様の制御が行われるので、ここでは横方向の表示について説明する。
図13(b)は、テロップ情報の表示方向が縦書きの場合の表示文字列長CWと、表示領域の幅DWの関係を示す。
ステップS312で、メモリ上のテロップ枠範囲の画像を画面に転送する。次のステップS313では、文字列画像配置位置Poは(X座標―CW)以下かどうか、すなわち、図14(h)に示すように、テロップ情報の右端が表示領域の左端に達し、テロップ表示が終了したかどうか、判断される。noであれば、テロップ情報の表示は済んでいないので、ステップS314に進み、予め設定された表示速度から算出される移動量dMを文字列画像配置位置Poから減算する。即ち、Po=Po−dMを演算する。そして、ステップS310に戻る。以降、この操作を繰り返すことにより、テロップ情報を左方向へスクロールする。
以上のフローを繰り返し、全てのコンテンツファイルがNULLになれば、ステップS302を経て、このフローを終了する。
その1は、テロップ情報の表示位置から再生終了を検出方法である。
図15は、テロップ情報の表示位置から再生終了を検出するフローチャートを示す。
テロップ情報を表示している場合に、そのテロップ情報が横書きかどうか判断する(ステップS401)。テロップ情報が横書きの場合は、ステップS402〜ステップS410に示す。またテロップ情報が縦書きの場合はステップS411〜ステップS419に示す。
ステップS408で、テロップ文字列長CWとテロップ表示領域の横幅DWの合計を判断する意味は、図14(a)に示すように、テロップ表示領域にテロップ文字列が表示されていない状態から、図14(h)に示すように、テロップ文字列の表示がなくなるまでを指している。
図15のフローチャートは、図14(a)に示すように、テロップ情報が表示開始されてから、図14(h)に示すように、テロップ情報が表示終了するまで、空白期間がある場合であるが、テロップ文字列を空白期間なしで表示する場合は、テロップ文字列長CWとテロップ表示領域の横幅DWの合計でなく、テロップ文字列長CWを判断基準とすればよい。
テロップ情報の表示時間Tは、次式により求めることができる。
T={(CW+DW)/V×}再生回数
ここで、Vは、表示速度である。
この式を基にして、図16に示すようなフローチャートにより、テロップ情報の表示終了をテロップ情報の表示開始からの時間によって検出することができる。
テロップ情報が横書きの場合、ステップS502では、テロップ表示領域の横幅を表示エリア(DW)とし、ステップS503では、テロップ表示文字の横幅の合計を文字列長(CW)とする。
次に、ステップS506では、上記式を用いて、テロップ情報の表示時間Tを算出し、このフローを終了する。
110 動画データ蓄積部
120 画像データ蓄積部
130 テロップデータ蓄積部
140 番組情報蓄積部
150 画像再生部
Claims (4)
- テロップ情報を記憶するテロップデータ記憶部と、
画像情報を記憶する画像記憶部と、
前記テロップ情報および前記画像を表示する表示部と、
前記テロップ情報の表示開始とともに前記画像情報の再生を開始し、前記テロップ情報の表示終了とともに前記画像情報の再生を終了する画像再生部と
を備えることを特徴とするテロップ情報表示装置。 - 前記画像再生部は、前記テロップ情報を表示部に表示したときを表示開始、前記テロップ情報が表示部に表示されなくなったときを表示終了とすることを特徴とする請求項1に記載のテロップ情報表示装置。
- 前記画像再生部は、前記テロップ情報の表示時間より、前記画像情報の再生時間が短い場合、前記画像情報を繰り返して再生することを特徴とする請求項1または2に記載のテロップ情報表示装置。
- テロップ情報と、該テロップ情報の属性データを記憶するテロップデータ記憶部および、前記テロップ情報とともに表示する画像情報を記憶する画像記憶部より、テロップ情報および画像情報を取得する情報取得ステップと、
前記テロップ情報の表示開始とともに前記画像情報の再生を開始し、前記テロップ情報の表示終了とともに前記画像情報の再生を終了する画像再生ステップと
を備えることを特徴とするテロップ情報表示方法。
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JP2007042693A JP2008203771A (ja) | 2007-02-22 | 2007-02-22 | テロップ情報表示装置およびテロップ情報表示方法 |
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