JP2008202514A - スロットル開度検出装置及びこれを備えた車両 - Google Patents

スロットル開度検出装置及びこれを備えた車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2008202514A
JP2008202514A JP2007040269A JP2007040269A JP2008202514A JP 2008202514 A JP2008202514 A JP 2008202514A JP 2007040269 A JP2007040269 A JP 2007040269A JP 2007040269 A JP2007040269 A JP 2007040269A JP 2008202514 A JP2008202514 A JP 2008202514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
throttle
wire
throttle opening
carburetor
detection device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007040269A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Ishizuka
正男 石塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mikuni Corp
Original Assignee
Mikuni Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mikuni Corp filed Critical Mikuni Corp
Priority to JP2007040269A priority Critical patent/JP2008202514A/ja
Publication of JP2008202514A publication Critical patent/JP2008202514A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

【課題】気化器の種類やサイズに関係なく気化器以外の任意の位置に簡易に設置することができる構造単純なスロットルを提供すること。
【解決手段】スロットル操作部10から延びるスロットルワイヤー11によって動作する気化器6のスロットルバルブの開度を検出する装置を、前記スロットルワイヤー11に連動して動作する検出用ワイヤー13を前記スロットルワイヤー11の途中から分岐させ、該検出用ワイヤー11にTPS(スロットル開度検出手段)14を接続して構成する。例えば、前記スロットルワイヤー11,20の途中にケーブルケース17を設け、該ケーブルケース12内にケーブルガイド17を摺動可能に嵌装するとともに、該ケーブルガイド17に、気化器6に繋がれた前記スロットルワイヤー20と前記検出用ワイヤー13を接続し、両ワイヤー13,20をスロットル操作によって同時に動作させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、気化器とは別体に簡易に設置することができるスロットル開度検出装置に関するものである。
気化器を搭載した自動二輪車等の車両においては、気化器のスロットル開度を検出するためのスロットル開度検出装置を設け、該スロットル開度検出装置によって検出されたスロットル開度に基づいてエンジンの点火時期や排気バルブの開閉等が制御されている。
ところで、スロットルポジションセンサ等を備えたスロットル開度検出装置は、一般的には気化器本体に設置されていた。
又、特に自動二輪車にあっては、ハンドルバーのスロットルグリップの近傍にスロットル開度検出装置を設けることが行われている。例えば、特許文献1には、スロットルグリップの近傍にケースを設置し、該ケース内にスロットルグリップの回転を伝達するベベルギヤと、その回転量を検出するスロットル開度センサを組み込んで構成されるスロットル開度検出装置が提案されている。
特開2003−252273号公報
しかしながら、従来のようにスロットル開度検出装置を気化器本体に設置する構成を採用すると、その設置箇所が限定される他、気化器の種類やサイズに応じてそれぞれ専用のスロットル開度検出装置を用意する必要があるという問題があった。
又、特許文献1において提案されたスロットル開度検出装置も設置箇所が限定される他、その構造が複雑でコストアップを免れないという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、気化器の種類やサイズに関係なく気化器以外の任意の位置に簡易に設置することができる構造単純なスロットル開度検出装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、スロットル操作部から延びるスロットルワイヤーによって動作する気化器のスロットルバルブの開度を検出する装置を、前記スロットルワイヤーに連動して動作する検出用ワイヤーを前記スロットルワイヤーの途中から分岐させ、該検出用ワイヤーにスロットル開度検出手段を接続して構成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記スロットルワイヤーの途中にケーブルケースを設け、該ケーブルケース内にケーブルガイドを摺動可能に嵌装するとともに、該ケーブルガイドに、前記気化器に繋がれた前記スロットルワイヤーと前記検出用ワイヤーを接続し、両ワイヤーをスロットル操作によって同時に動作させるようにしたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、車両に請求項1又は2記載のスロットル開度検出装置を設けたことを特徴とする。
請求項1及び2記載の発明によれば、スロットルワイヤーの操作量を該スロットルワイヤーから分岐した検出用ワイヤーを経てスロットル開度検出手段に伝達し、その操作量をスロットル開度検出手段によって検出することによってスロットル開度を求めるようにしたため、スロットル開度検出装置を気化器の種類やサイズに関係なく気化器以外の任意の位置に簡易に設置することができるとともに、その構造の単純化及びコストダウンを図ることができる。
請求項3記載の発明によれば、自動二輪車等の車両において請求項1及び2記載の効果を得ることができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るスロットル開度検出装置を備えた自動二輪車の側面図であり、同図において、1はフロントフォークであって、該フロントフォーク1の下端部には前輪2が回転可能に軸支されている。又、車体の前後方向略中央部には駆動源としてのエンジン3が搭載されており、該エンジン3の上方には燃料タンク4が配設され、該燃料タンク4の後方にはシート5が配設されている。
又、エンジン3の吸気系には気化器6が連結されており、該気化器6には不図示のエアクリーナが接続されている。そして、エンジン3の排気系からは排気管7が延出している。
更に、車体の前後方向中間部にはリヤフォーク8の前端が上下に回動可能に軸支されており、該リヤフォーク8の後端には駆動輪である後輪9が回転可能に軸支されている。
次に、本発明に係るスロットル開度検出装置の構成の詳細を図2〜図5に基づいて説明する。
図2は本発明に係るスロットル開度検出装置の基本構成図、図3は同スロットル開度検出装置のケーブルケース部分の構成を示す断面図、図4は図3のA−A線断面図、図5は図3のB−B線断面図である。
本発明に係るスロットル開度検出装置は、図2に示すように、スロットル操作部10から延びるスロットルワイヤー11によって動作する前記気化器6(図1参照)の不図示のスロットルバルブの開度を検出する装置であって、スロットルワイヤー11の途中にケーブルケース12を設け、そこから検出用ワイヤー13を分岐させてその端部にスロットル開度検出手段としてのスロットルポジションセンサ(以下、「TPS」と略称する)14を接続することによって構成されている。尚、気化器6としてはバタフライ型気化器、摺動弁型気化器の何れも使用することができる。
そして、上記TPS14はエンジンコントロールユニット(以下、「ECU」と略称する)15に電気的に接続されており、ECU15はエンジンに電気的に接続されている。又、気化器6はエンジン3の吸気系に接続されており、該気化器6によって形成された混合気はエンジン3の吸気系へと供給されてシリンダ燃焼室での燃焼に供される。
ここで、前記ケーブルケース12の構造の詳細を図3〜図5に基づいて説明する。
ケーブルケース12の長手方向中間部の両側(図3の上下)には取付フランジ16が一体に形成されており、これらのフランジ16に形成された円孔16aに挿通する不図示のボルトによる締め付けによってケーブルケース12が気化器6又はそれ以外の任意の位置に取り付けられる。
上記ケーブルケース12内には矩形ブロック状のケーブルガイド17がスロットルワイヤー11の動作方向(図3の左右方向)に摺動可能に嵌装されており、このケーブルガイド17はリターンスプリング18によって気化器6方向(図の左方向)に付勢されている。
上記ケーブルガイド17の摺動方向一端面(図3の左端面)の幅方向中央には円穴17A(図4参照)が形成され、この円穴17Aにはケーブルガイド17の幅方向中央に形成された切欠き溝17a(図4参照)が連通している。そして、ケーブルガイド17の前記円穴17Aと前記切欠き溝17aには、図2に示すスロットル操作部10から延びる前記スロットルワイヤー11の一端部が通され、その端部に結着された円柱状のケーブルエンド19をケーブルガイド17の前記円穴17Aに係合させることによって該スロットルワイヤー11の一端がケーブルガイド17に取り付けられている。
又、ケーブルガイド17の摺動方向他端面(図3の右端面)の幅方向両側には円穴17B,17Cがそれぞれ形成されており、これらの円穴17B,17Cにはケーブルガイド17の側面に形成されて切欠き溝17b,17cがそれぞれ連通している。そして、ケーブルガイド17の一方の円穴17Bと切欠き溝17bには、図2に示す気化器6へと延びるスロットルワイヤー20の一端部が通され、その端部に結着された円柱状のケーブルエンド21をケーブルガイド17の円穴17Bに係合させることによって該スロットルワイヤー20の一端がケーブルガイド17に取り付けられている。又、ケーブルガイド17の他方の円穴17Cと切欠き溝17cには、図2に示すTPS14へと延びる前記検出用ワイヤー13の一端部が通され、その端部に結着された円柱状のケーブルエンド22をケーブルガイド17の円穴17Cに係合させることによって該検出用ワイヤー13の一端がケーブルガイド17に取り付けられている。即ち、本実施の形態では、スロットル操作部10から延びるスロットルワイヤー11がケーブルケース17内でスロットルワイヤー20と検出用ワイヤー13の2本に分岐され、一方のスロットルワイヤー20は気化器6へと接続され、検出用ワイヤー13はTPS14へと接続されている。
而して、図2に示すエンジン3が始動されると、気化器6にて所定の空燃比(A/F)の混合気が形成され、この混合気がエンジン3の吸気系に供給されてシリンダ燃焼室での燃焼に供されてエンジン3が連続運転される。
ところで、エンジン3の回転数や負荷は気化器6のスロットル開度を調整することによってなされるが、スロットル開度の調整はスロットル操作部10を操作してスロットルワイヤー11,20を動作させることによって行われる。即ち、スロットル操作部10を操作してスロットルワイヤー11を動作させると、ケーブルケース17内のケーブルガイド17がスロットルワイヤー11と同方向に摺動し、このケーブルガイド17に取り付けられたスロットルワイヤー20と検出用ワイヤー13がスロットルワイヤー11に連動して同方向に同時に動作し、スロットルワイヤー11,20の動作によって気化器6のスロットル開度が調整される。
又、スロットルワイヤー11の操作量は、該スロットルワイヤー11から分岐した検出用ワイヤー13を経てTPS14に伝達され、その操作量がTPS14によって検出される。すると、その検出信号はECU15に送信され、ECU15はその検出信号によってスロットル開度を求め、求められたスロットル開度に基づいてエンジン3の点火時期や排気バルブの開閉等を制御する。
以上のように、本発明に係るスロットル開度検出装置によれば、スロットルワイヤー11の操作量を該スロットルワイヤー11から分岐する検出用ワイヤー13を経てTPS14に伝達し、その操作量をTPS14によって検出することによってスロットル開度を求めるようにしたため、該スロットル開度検出装置を気化器6の種類やサイズに関係なく気化器6又はそれ以外の任意の位置に簡易に設置することができるとともに、その構造の単純化及びコストダウンを図ることができる。
尚、本実施の形態では、本発明に係るスロットル開度検出装置を特に自動二輪車に搭載した例について説明したが、本発明に係るスロットル開度検出装置は、気化器を搭載した船外機、雪上車等、他の任意の車両に搭載して前記と同様の効果を得ることができることは勿論である。又、本実施の形態では、スロットル開度検出手段としてスロットルポジションセンサ(TPS)を用いたが、これに代えてスイッチ装置に検出用ワイヤーを繋いでエンジンをコントロールすることもできる。
本発明に係るスロットル開度検出装置を備えた自動二輪車の側面図である。 本発明に係るスロットル開度検出装置の基本構成図である。 本発明に係るスロットル開度検出装置のケーブルケース部分の構成を示す断面図である。 図3のA−A線断面図である。 図3のB−B線断面図である。
符号の説明
1 フロントフォーク
2 前輪
3 エンジン
4 燃料タンク
5 シート
6 気化器
7 排気管
8 リヤフォーク
9 後輪
10 スロットル操作部
11 スロットルワイヤー
12 ケーブルケース
13 検出用ワイヤー
14 スロットルポジションセンサ(スロットル開度検出手段)
15 エンジンコントロールユニット(ECU)
16 取付フランジ
16a 取付フランジの円孔
17 ケーブルガイド
17A〜17C ケーブルガイドの円穴
17a〜17c ケーブルガイドの切欠き溝
18 リターンスプリング
19 ケーブルエンド
20 スロットルワイヤー
21,22 ケーブルエンド

Claims (3)

  1. スロットル操作部から延びるスロットルワイヤーによって動作する気化器のスロットルバルブの開度を検出する装置であって、
    前記スロットルワイヤーに連動して動作する検出用ワイヤーを前記スロットルワイヤーの途中から分岐させ、該検出用ワイヤーにスロットル開度検出手段を接続して構成されることを特徴とするスロットル開度検出装置。
  2. 前記スロットルワイヤーの途中にケーブルケースを設け、該ケーブルケース内にケーブルガイドを摺動可能に嵌装するとともに、該ケーブルガイドに、前記気化器に繋がれた前記スロットルワイヤーと前記検出用ワイヤーを接続し、両ワイヤーをスロットル操作によって同時に動作させるようにしたことを特徴とする請求項1記載のスロットル開度検出装置。
  3. 請求項1又は2記載のスロットル開度検出装置を備えたことを特徴とする車両。
JP2007040269A 2007-02-21 2007-02-21 スロットル開度検出装置及びこれを備えた車両 Pending JP2008202514A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007040269A JP2008202514A (ja) 2007-02-21 2007-02-21 スロットル開度検出装置及びこれを備えた車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007040269A JP2008202514A (ja) 2007-02-21 2007-02-21 スロットル開度検出装置及びこれを備えた車両

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008202514A true JP2008202514A (ja) 2008-09-04

Family

ID=39780272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007040269A Pending JP2008202514A (ja) 2007-02-21 2007-02-21 スロットル開度検出装置及びこれを備えた車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008202514A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS601330A (ja) * 1983-06-16 1985-01-07 Yamaha Motor Co Ltd 気化器のスロツトル開度検出装置
JPS6429633A (en) * 1987-07-24 1989-01-31 Nissan Motor Throttle opening controller for vehicle
JP2003252273A (ja) * 2002-02-26 2003-09-10 Yamaha Motor Co Ltd スロットル開度検出装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS601330A (ja) * 1983-06-16 1985-01-07 Yamaha Motor Co Ltd 気化器のスロツトル開度検出装置
JPS6429633A (en) * 1987-07-24 1989-01-31 Nissan Motor Throttle opening controller for vehicle
JP2003252273A (ja) * 2002-02-26 2003-09-10 Yamaha Motor Co Ltd スロットル開度検出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7311082B2 (en) Straddle type vehicle having an electronic throttle valve system
EP1719891B1 (en) Electronic throttle device
JP6240217B2 (ja) 自動二輪車
JP4777943B2 (ja) 車両のスロットル装置
US7721705B2 (en) Throttle management apparatus for an internal combustion engine, and engine incorporating same
US8221287B2 (en) Vehicle and controller thereof
JP2006283585A (ja) スロットルボディ
US11022032B2 (en) Engine
BRPI0505598B1 (pt) estrutura de montagem de sensor de oxigênio
JP2007113416A (ja) 吸気制御装置
JP2007092623A (ja) レジャービィークル用エンジン
JP2007113417A (ja) 吸気制御装置
US8151766B2 (en) Combustion engine and vehicle equipped with such engine
JP2008088877A (ja) V型内燃機関の吸気装置
JP2001260986A (ja) 船舶用内燃機関の遠隔制御装置
JP2010151074A (ja) 車両
TWI593874B (zh) Engine unit and straddle-type vehicle
JP4691532B2 (ja) 乗物のスロットル装置
JP2008202514A (ja) スロットル開度検出装置及びこれを備えた車両
US20110239750A1 (en) Alternative Fuel Concentration Estimating System, Vehicle Comprising Alternative Fuel Concentration Estimating System, and Alternative Fuel Concentration Estimating Method
TWI532625B (zh) 跨坐型車輛
JP5794047B2 (ja) 自動二輪車の制御装置
JP2011025763A (ja) 自動二輪車
JP5514639B2 (ja) 乗物の吸気構造
JP5964681B2 (ja) 蒸発燃料供給装置、及びそれを備える自動二輪車

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20081017

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110527

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20110606

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111201