JP2008202308A - 開口部構造 - Google Patents

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洋平 黒澤
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Abstract

【課題】開口部の屋外側に上下方向に移動して必要高さ位置に維持し得るプレート状体を設け、濡れ縁、カウンター、庇等として用い得るようにする。
【解決手段】多目的用プレート状体10を、そのプレート状面をほぼ水平にして掃き出し窓等の開口部Aの屋外側に備える開口部構造であって、前記開口部Aの両側方に縦向きのガイド手段Bを備えており、このガイド手段Bで案内される当該プレート状体10を上下方向に移動する移動手段Cと、当該プレート状体10を所定位置に維持する維持手段Dとを備えている開口部構造。
【選択図】図2

Description

この発明は、掃き出し窓等の外壁に設けられている開口部に、例えば、濡れ縁等の当該開口部に関連して用いられるプレート状体を上下方向に移動可能に備える開口部構造の提供に関する。
掃き出し窓の屋外側に、当該掃き出し窓から出入りし得るように濡れ縁を設けることがある。
また、居住空間の使い勝手等から和室出窓を設け、この出窓甲板をカウンター代わりに用いることがあった。
また、外壁に備えられる窓の開口上側に庇を設け、雨の降り込みや、遮光などに対応した開口部構造があった。
また、掃き出し窓等の開口部の屋外側に、従来の濡れ縁に代えて、立設される複数の束、該束に締結される複数の大引き、前記束に締結される複数の根がらみから構成される基台上に、複数の床板材が間隔をあけて併設して構成される床板を載置してなる組立型ウッドデッキにおいて、前記束、大引き、根がらみ、床板材として使用される木材は、単一素材からなる単一断面寸法のプレカット材から形成される組立型ウッドデッキが提案されている(例えば、特許文献1)。
また、掃き出し窓等の開口部の屋外側に、床部を支柱で所定高さに保持し、床部の床面を複数のデッキパネル体で形成し、少なくとも一部のデッキパネル体を着脱自在な可動デッキパネル体に形成し、可動デッキパネル体の下部に槽体を配置した多機能デッキが提案されている(例えば、特許文献2)。
特開2000−234382公開公報 特開2004−169284公開公報
しかしながら、開口部の屋外側に備えられる前記デッキ、濡れ縁、庇等は、固定された状態に設置してあり、その高さを随時、随意に変更して用いうるようにしたものは無く、備え付け後に、その使用態様を、随時、随意に変更して用いることができなかった。
この結果、かかる開口部構造にあっては、デッキや、濡れ縁や、庇等を備えた掃き出し窓等の開口部を備える居住空間として用いざるを得なかった。
この発明は、前記課題を解決するために、多目的用プレート状体を、そのプレート状面をほぼ水平にして掃き出し窓等の開口部の屋外側に備える開口部構造であって、前記開口部の両側方に縦向きのガイド手段を備えており、このガイド手段で案内される当該プレート状体を上下方向に移動する移動手段と、当該プレート状体を所定位置に維持する維持手段とを備えていることを特徴とする開口部構造としてある。
かかる開口部構造にあっては、掃き出し窓等の開口部の屋外側に、ほぼ水平の状態に備えられるプレート状体を、随時、随意に、所定高さ位置に移動し、かつ、要請される高さ位置に当該プレート状体を維持して、例えば、濡れ縁、文机手段、各種のカウンター手段、物干し手段、庇手段等に変更して用いることができる。
また、前記構成に係る開口部構造にあって、前記プレート状体が少なくとも濡れ縁として機能するように備えてある。
また、前記構成に係る開口部構造にあって、前記プレート状体が、前記移動手段に対して、前記開口部のなす面に平行な回動軸線で回動可能に設けてあることを特徴とする開口部構造では、前記プレート状体を濡れ縁等として用いる必要の無い場合にあっては、このプレート状体を壁面等に添わせることで、当該開口部の屋外側にプレート状体によって妨げられない動作空間を構成することができる。
掃き出し窓などの開口部の屋外側に、上下方向に移動でき、しかも、必要とされる高さ位置に維持し得るようにプレート状体を設け、当該備え付けプレート状体によって、濡れ縁、カウンター、庇等の各種の機能をもたらすことのできる開口部構造の提供を目的としている。
以下、図1〜図6にもとづいて、この発明を実施するための最良の形態に係る開口部構造について説明する。
なお、ここで図1は当該発明を実施するための最良の形態に係る典型的な開口部構造を屋外側から見て、図2では、縦向きに断面して、図3は、その要部を縦向きに断面して、さらに、図4では、ガイド手段Bにプレート状体10を案内している状態の要部を水平向きに断面して見ている。図5は、典型的なプレート状体10と、その移動手段Cの要部部品をの移動手段Cその要部を斜め上方から、さらに、図6では、当該移動手段C及び維持手段Dの要部と、その操作用具を斜め上方から見て示している。
この発明を実施するための最良の形態に係る開口部構造は、多目的用プレート状体10を、そのプレート状面をほぼ水平にして掃き出し窓等の開口部Aの屋外側に備える開口部構造であって、前記開口部Aの両側方に縦向きのガイド手段Bを備えており、このガイド手段Bで案内される当該プレート状体10を上下方向に移動する移動手段Cと、当該プレート状体10を所定位置に維持する維持手段Dとを備えていることを特徴とする開口部構造としてある。
ここで、開口部Aの屋外側に備えられるプレート状体10は、平らな上面を備えるプレート状体10であり、当該プレート状体10が濡れ縁Aaとして機能し、かつ、物干しAc’、カウンターAb、庇Ac等として機能し得るものであれば、いかなる素材によって構成してあっても、いかなる形態に構成してあってもよい。
例えば、木製、金属製、プレスチック製、セラミックス製等の単一素材によって構成してあっても、また、各種素材からなる複合素材や、複数素材の組み合わせによって構成してあってもよい。
また、例えば、各種板材、各種ボード材等の単葉の無垢材、中空材等によって構成してあっても、複数葉の板材、ボード材等の組み付けによって構成してあっても、枠材の上面を板材、ボード材等で覆って構成してあっても、枠材の上面と下面とを板材、ボード材等によって覆って構成してあってもよい。さらに、例えば、各種の金属素材等を用いて、裏面に補強リブ等を備えるパネル状のものとして構成してあってもよい。
このプレート状体10の備えられる開口部Aは、掃き出し窓その他の、いかなる形態の窓であってもよく、それぞれの開口部Aの使い勝手に対応して当該プレート状体10を備え付け、用いることができる。
また、前記ガイド手段Bは、前記プレート状体10を、ほぼ水平を維持しながら上下方向に案内し得るものであれば、いかなる形態のものであってもよく、当該ガイド手段Bを壁Wによって構成するようにしてあっても、また、壁W内または壁W外に備え付けられて前記プレート体を案内するように構成してあってもよい。
かかるガイド手段Bは、これによって案内されるプレート状体10が、上下方向に平行を維持しながら円滑に移動し得るものであれば、いかなる素材によって構成してあっても、また、いかなる構造に構成してあってもよく、例えば、プレート状体10の端部、プレート状体10からの突設部等を都合よく上下方向に案内する溝状体、レール状体、これらの複合体等、いかなる構造に構成してあってもよい。
また、前記プレート状体10を上下方向に移動する移動手段Cは、前記ガイド手段Bによって案内される当該プレート状体10を上方及び下方に移動し得るものであれば、いかなる機構によって構成してあってもよく、例えば、油圧シリンダーのプランジャー類、手動またはモーター駆動される巻き取りホイールに連結されるワイヤその他のロープ類、手動またはモーター駆動されるスプロケットホイールに巻きかけられるチェーン類、手動またはモーター駆動されるピニオンに噛合するラック類等の各種形態の移動手段Cを適宜選択的に用いて構成することができる。
また、前記プレート状体10を所定位置に維持する維持手段Dは、移動された当該プレート状体10を所定位置に停止状態に維持し得るものであれば、いかなる形態に備えてあってもよく、例えば、前記油圧装置、モーター駆動装置等の移動手段Cの備える停止機構によって構成してあっても、さらに、各種の掛止手段によって、前記駆動手段または前記駆動伝達手段を掛止状態にするようにしてあってもよい。
かかる開口部構造にあっては、掃き出し窓等の開口部Aの屋外側に、ほぼ水平の状態に備えられるプレート状体10を、随時、随意に、所定高さ位置に移動し、かつ、要請される高さ位置に当該プレート状体10を維持して、例えば、濡れ縁Aa、文机Ab’手段、各種のカウンターAb手段、物干しAc’手段、庇Ac手段等に変更して用いることができる。
また、前記構成に係る開口部構造にあって、前記プレート状体10が少なくとも濡れ縁Aaとして機能するように備えてある。
また、前記構成に係る開口部構造にあって、前記プレート状体10が、前記移動手段Cに対して、前記開口部Aのなす面に平行な回動軸線で回動可能に設けてあることを特徴とする開口部構造では、前記プレート状体10を濡れ縁Aa等として用いる必要の無い場合にあっては、このプレート状体10を壁W面等に添わせることで、当該開口部Aの屋外側にプレート状体10によって妨げられない動作空間を構成することができる。
ついで、図示例に係る開口部構造を具体的に説明する。
この図示例に係る開口部構造は、多目的用プレート状体10を、そのプレート状面をほぼ水平にして掃き出し窓等の開口部Aの屋外側に備える開口部構造であって、前記開口部Aの両側方に縦向きのガイド手段Bを備えており、このガイド手段Bで案内される当該プレート状体10を上下方向に移動する移動手段Cと、当該プレート状体10を所定位置に維持する維持手段Dとを備えており、しかも、前記プレート状体10が、前記移動手段Cに対して、前記開口部Aのなす面に平行な回動軸線で回動可能に設けるようにしてある。
この図示例における開口部Aは、例えば、住宅におけるリビングルームなどに備えられてバルコニー等への出入りに用いられる、いわゆる、掃き出し窓として示してあり、建物基礎50上に備えられる土台51に乗せ掛けられている根太52上に床板53を張り込んでリビングルーム等の居住空間が構成してある。
かかるリビングルーム等における床面にほぼ面一となるように外壁Wに掃き出し窓としての開口部Aが設けてある。かかる開口部Aは、床面からの掃き出しに都合のよい形態に下枠54を備えるように当該開口部Aの下部側を構成する下枠54と、この下枠54の両側から起立されている一対の縦枠55と、当該縦枠55の上部間を連結するように備えられる上枠56とを備えて構成してあり、この開口部Aを構成する下枠54と上枠56とに引き違い戸等の引き戸58のガイドレールを備えるサッシュ枠57を設けてある。
かかる開口部Aの両側方に縦向きにガイド手段Bを設け、このガイド手段Bにプレート状体10を当該開口部Aの屋外側において案内させ得るようにしてある。この図示例にあっては、当該開口部Aの左右側方にある壁W部分に、それぞれ溝向きを上下方向に向けて備えられる一対の溝状体15で当該プレート状体10を案内するガイド手段Bを構成してあり、この溝状体15における溝が屋外側に開口するように、壁W内で固定するように、いわゆる埋設状態に設けてある。
このガイド手段Bを構成する溝状体15は、平断面が矩形をなす溝状案内部を備えており、溝底板15aから起立されている側板15bの上端部分を、互いに近づく向きに直角に屈曲させて内縁鍔15cとしてある。
また、この溝状体15は、開口部Aの屋外側に備えられるプレート状体10における、移動予定幅、すなわち、当該プレート状体10に予定される濡れ縁機能、カウンター機能、庇機能等から要請される範囲にわたるように設けられる。
かかるガイド手段Bにプレート状体10を案内する移動手段Cは、この図示例にあっては、チェーン20と当該チェーン20を掛け回し案内するスプロケットホィール21と、当該チェーン20の走行移動手段Cと、前記プレート状体10を当該チェーン20に連結して前記ガイド手段Bをなす溝状体15を案内するスライダー23とを備える構成としてある。
かかるプレート状体10の移動手段Cは、前記開口部Aの両側方にある各ガイド手段Bを構成する溝状体15に、当該溝状体15における内縁鍔15cによって抜け出さないように、それぞれ摺動可能に納め入れられているスライダー23の上部側に止着したチェーン20を当該溝状体15の上方に備えられている上側スプロケットホィール21aを介して、当該溝状体15の下方に備えられている下側スプロケットホィール21bに案内し、この下側スプロケットホィール21bに掛け回されて上方に案内されたチェーン20を前記スライダー23の下部側に止着して、当該チェーン20の移動によってスライダー23を溝状体15に沿って上下方向に移動可能としてある。
この図示例にあっては、開口部Aの左右側方のそれぞれに備えられる各溝状体15に案内されるチェーン20の噛合される各上側スプロケットホィール21aを上軸28に同軸に設け、また、各下側スプロケットホィール21bを下軸29に同軸に設け、開口部Aの両側方に備えられる移動手段Cが同期して移動し得るようにしてある。
また、このプレート状体10を案内するガイド手段Bを構成する縦向きの溝状体15は、屋外側に開口している溝側板15bの上端部に内縁鍔15cを備えており、この内縁鍔15cで、当該溝状体15内に納め入れられたスライダー23を当該溝状体15内から抜け出すことなく円滑に上下方向に案内し得る構成としてある。
かかるプレート状体10を案内するガイド手段Bを構成するスライダー23は、前記溝状体15内に、がたなく、かつ、上下方向に円滑に摺動し、かつ、プレート状体10を都合よく保持し得るように、当該溝状体15の上下方向に長い、断面ほぼ矩形の角棒状に構成してあり、その上部側からほぼ直角に、前記内縁鍔15c間から外方に向けて突き出すように取付腕部24を備えた構成としてある。
かかるスライダー23は、前記チェーン20の一端を当該スライダー23の上端部に、また、当該チェーン20の他端を当該スライダー23の下端部に適宜の連結具を用いて連結してあり、上側スプロケットホィール21aと下側スプロケットホィール21bとの設置位置調整によって、当該スライダー23が溝状体15内をチェーン20によって円滑に上下方向に移動可能に設けてある。
かかるスライダー23は、ガイド手段Bを構成する溝状体15における内縁鍔15c間から取付腕部24が壁Wの屋外側に都合よく突き出して、前記プレート状体10を支承し得る態様に備えていると共に、このプレート状体10を水平状態に維持する支持金物30を受けうるように構成してある。
かかるプレート状体10を案内するガイド手段B及び当該プレート状体10の移動をなす移動手段Cは、移動手段Cを構成するチェーン20によって前記プレート状体10が円滑に前記溝状体15内を上下方向に移動し得るように当該チェーン20を、各スプロケットホィール21でテンションをかけた状態に無端状に掛け回し設けて構成してある。
この図示例にあっては、前記溝状体15から引き出されるチェーン20が垂直を維持しうる位置に上側スプロケットホィール21aと下側スプロケットホィール21bとが設けてあり、溝状体15内に納め入れられているスライダー23を円滑に上下方向に案内し得るようにしてあり、開口部Aの両側方にある各移動手段Cが上軸28に同軸に備えられている前記の左右の上側スプロケットホィール21a、及び、下軸29に同軸に備えられている左右の下側スプロケットホィール21bによって等速、等幅に移動し得るように構成してある。
かかる溝状体15からなるガイド手段Bに案内されるプレート状体10は、この図示例にあっては、濡れ縁Aa、カウンターAb、物干しAc’、庇Acのいずれにも適応しうる形状、強度を備えるものとして用意してあり、当該開口部Aの両側方に設置されている一対のガイド手段Bに沿って、上下方向に移動可能に備えられているスライダー23に取り付けて、当該開口部Aの屋外側で、上下方向に移動し得る形状、寸法に構成してある。
かかるプレート状体10は、より具体的には、平面視で、長方形状をなすプレート状体10としてあり、当該プレート状体10のなすプレート状面が、上下面をなすように開口部Aの屋外側に備えられると共に、このプレート状面が、ほぼ水平をなすように前記各ガイド手段Bのスライダー23における取付腕部24に壁Wに近接する側を、当該開口部Aのなす面に平行な回動軸線で、回動可能に組み付けてある。
この取付腕部24に対するプレート状体10の組み付けは、適宜の軸部材11、例えば、プレート状体10の側端部に埋設したナット部材11aに取付腕部24に穿設した馬鹿穴を介して軸先端部にネジの施されたボルト11bを螺着することで構成することができる。
なお、この取付腕部24に対する軸部材11によるプレート状体10の組み付けは、この取付腕部24に組み付けられたプレート状体10が、当該軸部材11による回動軸線における回動に際して、当該プレート状体10が開口部A面、壁W面、ガイド手段B等に妨げられないようにしてある。
このように取付腕部24に回動可能に組み付けられるプレート状体10は、スライダー23との間で、当該プレート状体10の先端側を支持金物30で支持するようにしてある。
このプレート状体10を、ほぼ水平に維持する支持金物30は、回動可能に軸部材33で枢支されている上側バー31と下側バー32とで構成してあり、この上側バー31の先端部を当該プレート状体10の先端側の下面部に備えられている軸受け部12に対して軸部材13で回動可能に枢支してあり、下側バー32の下端部の垂直バー部35をスライダー23に設けてある差し込みポケット状の支承凹部25内に密に差し入れ固定し得るようにしてあると共に、プレート状体10の荷重を受けた際に、下側バー32に対して上側バー31が下向きに回動されないように当該下側バー32に受け部材34を設けてある。
かかる支持金物30を備えるプレート状体10は、前記移動手段Cにおけるスライダー23の取付腕部24に軸部材11で枢支され、かつ、当該支持金物30で、水平状態に維持されて、例えば、濡れ縁Aa、カウンターAb、物干しAc’、庇Ac等として用いることができると共に、この支持金物30における垂直バー部35を支承凹部25から引き抜き、当該下側バー32を上方に回動するように、上側バー31に近接させることで、プレート状体10の先端側を下方に向けて回動し、当該プレート状体10の面を開口部A面に近接、あるいは、平行状態にすることができる。
ついで、図示例に係る移動手段Cにおける駆動手段C’及び移動プレート状体10の停止維持手段Dについて説明する。
この図示例に係る移動手段Cとして示されるチェーン20の駆動手段C’は、テンション用の補助スプロケットホィール21c間に駆動用スプロケットホィール22を配置し、前記移動手段Cとしてのチェーン20が当該駆動用スプロケットホィール22に確実に噛合するように構成してある。
この図示例に係る駆動用スプロケットホィール22には、前記移動手段Cとしてのチェーン20が、緩みなく噛合されるようにしてあり、当該駆動用スプロケットホィール22の回動軸部22aに同芯状に設けた角形嵌合凹部42に、脱着可能なハンドル26の角形先端部26aを嵌め入れて、当該駆動用スプロケットホィール22を正反転し得るようにしてある。
また、この図示例にあっては、当該駆動用スプロケットホィール22にラチェットホィール状の反転防止歯41を円周面に備える円盤状部40を一体的に備えており、しかも、この駆動用スプロケットホィール22の納め入れられるハウジング27の内側に当該反転防止歯41に掛合するクリック状の反転防止爪43が設けてあると共に、この反転防止爪43が、その爪43を前記反転防止歯41に常時、噛合する向きにねじりコイルばね等の付勢手段44によって付勢してあり、この反転防止歯41を反転防止爪43が乗り越える向きに前記駆動用スプロケットホィール22を回転することで、前記プレート状体10を上方に向けて引き上げ得る構成としてあり、この駆動用スプロケットホィール22の駆動回転を停止した位置で、反転防止爪43が反転防止歯41に噛合して、当該プレート状体10を、その引き上げ位置に停止、維持させることができる。
また、かかる反転防止爪43は、前記ハウジング27に軸43aで回動可能に設けてあり、当該回動軸43aと同芯に備えられている角形嵌合凹部45に、別段に用意されている操作摘み46の角形先端部46aを嵌め入れて、前記付勢に抗して、反転防止歯41に対する反転防止爪43の掛合を解除することができるようにしてあり、当該操作摘み46の操作によって、反転防止歯41に対する反転防止爪43の掛合を解除しながら前記駆動用スプロケットホィール22をプレート状体10を下降させる向きに回転させることができる。また、このように予定位置でプレート状体10を下降させた際に、当該操作摘み46を前記角形嵌合凹部46aから抜き出して、当該解除操作を中止することで、反転防止爪43は前記ねじりコイルばね等の付勢手段44の付勢によって、反転防止爪43を反転防止歯41に噛合させて、プレート状体10が、付加荷重や自重等で落下しないようにしてある。
このように構成される開口部構造にあっては、当該開口部Aの屋外側に、随時、随意に、濡れ縁Aa、カウンターAb、庇Ac、物干しAc’等の各種の目的に対応する高さ位置にプレート状体10を位置づけ、用いることができ、また、必要に応じて、このプレート状体10の面を当該開口部Aの面に平行をなすように位置づけ用いることができる。
典型的な開口部構造の正面図 同断面図 同要部拡大縦断面図 同他の要部部分の拡大平断面図 同要部部品の斜視図 同駆動手段の要部部品の斜視図
符号の説明
A 開口部
B ガイド手段
C 移動手段
D 維持手段
W 壁
10 プレート状体

Claims (3)

  1. 多目的用プレート状体を、そのプレート状面をほぼ水平にして掃き出し窓等の開口部の屋外側に備える開口部構造であって、前記開口部の両側方に縦向きのガイド手段を備えており、このガイド手段で案内される当該プレート状体を上下方向に移動する移動手段と、当該プレート状体を所定位置に維持する維持手段とを備えていることを特徴とする開口部構造。
  2. 前記プレート状体が少なくとも濡れ縁として機能するように備えてあることを特徴とする請求項1に記載の開口部構造。
  3. 前記プレート状体が、前記移動手段に対して、前記開口部のなす面に平行な回動軸線で回動可能に設けてあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の開口部構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2336476A3 (de) * 2009-07-02 2013-03-27 Eberhard Waldenmaier Schwenkbare Fensterbank

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