JP2008202169A - ナノ・ファイバ製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノズル先端の噴射口に固化した溶液を自動的にクリーニングする手段を備えたナノ・ファイバ製造装置を提供する。
【解決手段】繊維の素材と揮発性の溶媒との溶液を噴射するノズル5と、回転体コレクタ6と、ノズル5と回転体コレクタ6との間に高電圧を印加する高圧電源とを備えたナノ・ファイバ製造装置において、ノズル5の噴射口5aを清掃するクリーニングステーション17を設け、予め定められたタイミングでノズル5をクリーニングステーション17に移動させてノズル5をクリーニングするクリーニング手段を設けたナノ・ファイバ製造装置。クリーニング手段は、ノズルの移動時にノズル先端の噴射口が接触する柔軟部材とすることができる。また、クリーニング手段は、ノズルがクリーニングステーションの定位置に来たときにノズル先端の噴射口を吸引して固形物を除去するものでもよい。
【選択図】図1

Description

本発明はナノ・ファイバ製造装置に関し、特に、エレクトロスピニング法を用いて噴射口から吐出される紡糸ジェットをコレクタ上に集積する際の噴射口のクリーニングを行う技術に関する。
再生医療工学、創傷材料、ドラッグデリバリー等のヘルスケアの分野、生体分子の精製や汚染水質の浄化を目的としたアフィニティ膜、センサー等のバイオテクノロジー・環境工学の分野、ポリマーバッテリー、色素増感太陽電池、高分子膜燃料電池等のエネルギー分野、あるいは、複合材料の強化材、対バイオテロ攻撃、ガス攻撃を想定した防護服等の防護・セキュリティーの分野等の広い分野において、ミクロン(μm)未満のナノオーダーの径(例えば数nm〜数百nm)を有する繊維(ナノ・ファイバ)が注目されている。
このようなナノ・ファイバを製造する技術の一つに、エレクトロスピニング法がある。このエレクトロスピニング法は、例えば特許文献1に開示されているように、繊維の素材となるポリマーと揮発性の溶媒との溶液を噴射するノズルと、平板状のコレクタと、ノズルとコレクタとの間に高電圧を印加する高圧電源とを備えたものである。コレクタとしては、平板状のほか、円筒状の回転体コレクタを用いるものもある(例えば特許文献2参照)。
このようなエレクトロスピニング法によるナノ・ファイバ製造装置において、ノズルとコレクタとの間に高電圧を印加した状態でノズル先端の噴射口から溶液を押し出すと、噴射口先端のポリマー溶液の液滴は+(または−)に帯電し、異極に帯電(アース)しているコレクタに向かう電気力線に沿って作用する静電力(クーロン力)により吸引される。静電力が表面張力よりも越えると、ポリマー溶液の紡糸ジェットがコレクタに向かって連続的に噴射される。このとき、ポリマー溶液中の溶媒は揮発し、コレクタに到達する際には、ポリマーの繊維のみとなり、ナノレベルの細さのナノ・ファイバとなる。なお、ナノ・ファイバの原料としては、有機物のポリマーのみならず、金属酸化物、セラミック等の無機物をゾルーゲル法によって、ナノ・ファイバ形状に紡糸することも可能である。
このように、エレクトロスピニング法では、ナノ・ファイバの原料を溶液にするために、例えば特許文献3に記載されているように、ポリマーが脂肪族ポリエステルであるときは、例えば塩化メチレン、クロロホルム、アセトン、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、トルエン、テトラヒドロフラン、1,1,3,3−ヘキサフルオロイソプロパノール、水、1,4−ジオキサン、四塩化炭素、シクロヘキサン、シクロヘキサノン、N,N−ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、ジクロロメタン、ギ酸、ピリジン、N,Nジメチルアセトアミド等の、揮発性の高い溶剤を使用することが多い。この溶剤を使用した紡糸溶液をノズルの噴射口先端へ供給する。
特開2005−330624号公報(段落0036〜0040、図3) 特開2005−264386号公報(段落0002、図1) 特開2006−158494号公報(段落0018)
上述したように、エレクトロスピニング法では、噴射口から噴射される溶液として、揮発性の高い溶剤を使用する結果、噴射口先端で溶液が固化することがある。この場合、噴射口先端で固化した材料を除去(クリーニング)しなければ噴射口が詰まることになる。また、ある程度固化した材料が噴射口から離れた場合でも、その材料がコレクタ上に集積された試料表面に落ちた場合は、試料の品質を落とすこととなる。
また、溶媒として使用される揮発性の高い溶剤は、人体にとって毒性を有するものが多いこと、ナノ・ファイバのコレクタへの集積が空気の流れに対してデリケートなこと等のため、ナノ・ファイバ製造装置は、筐体内に設置されることが通常である。そのため、ノズルが詰まったときのクリーニングは、装置の扉を開けて作業者の手で物理的に固化した材料を除去することで行う必要があり、そのとき有害なガスを吸い込む危険性があるとともに、その有害ガスが作業環境中に放散されるという問題がある。
本発明は、ノズル先端の噴射口に固化した溶液を自動的にクリーニングする手段を備えたナノ・ファイバ製造装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、繊維の素材と揮発性の溶媒との溶液を噴射するノズルと、コレクタと、前記ノズルと前記コレクタとの間に高電圧を印加する高圧電源とを備えたナノ・ファイバ製造装置において、前記ノズルの噴射口を、予め定められたタイミングでクリーニングするクリーニング手段を設けたことを特徴とする。
本発明においては、ノズルの噴射口を、予め定められたタイミングでクリーニングするクリーニング手段を設ける。すなわち、紡糸工程に入る直前、または紡糸中の所定時間経過後など、ノズル先端の噴射口から固形物を確実に除去したいタイミングでノズルをクリーニングする。
前記クリーニング手段は、前記ノズルの移動時にノズル先端の噴射口が接触する柔軟部材とすることができる。この柔軟部材としては、繊維状物、スポンジ状物等があり、ノズル先端の噴射口に付着している固形物(溶剤が揮発して繊維の原料が固化したもの)を除去する。
前記柔軟部材は、前記ノズルの移動方向に対して直交する方向に移動して新たな箇所で噴射口に接触するようにすることにより、同じ箇所でクリーニングして固形物がノズル先端の噴射口に再付着するのを防止する。
前記クリーニング手段は、前記ノズル先端の噴射口を吸引して固形物を除去するものとすることができる。単に噴射口を柔軟部材で擦ることだけでは取りにくい固形物のときに、真空吸引により固形物を除去する。
本発明によれば、ナノ・ファイバ製造装置において、ノズルの噴射口を、予め定められたタイミングでクリーニングするクリーニング手段を設けたことにより、常に安定したジェットの紡糸を実現することができ、その結果、ナノ・ファイバ試料作製を円滑に進めることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
図1は、本発明に係るナノ・ファイバ製造装置の概要を示す正面図、図2は本発明のクリーニング手段の実施の形態1を示す説明図、図3は本発明のクリーニング手段の実施の形態2を示す説明図である。
図1において、本実施の形態のナノ・ファイバ製造装置は、扉(図示せず)によって密閉・開放される筐体1の内部に、繊維の素材となるポリマーと揮発性の溶媒との溶液を入れたシリンジ2と、シリンジ2内の原料と溶媒との溶液を押し出すシリンジモータ3と、可撓性の溶液供給チューブ4と、噴射口5aを有するノズル5と、回転軸6aの回りに回転駆動される回転体コレクタ6と、ノズル5の導電部と高圧電源(図示せず)の出力端子とを接続する高圧ケーブル7とを設置している。
シリンジ2はシリンジ固定台8に取り外し可能に固定され、シリンジ2内の溶液を押し出すプランジャーを押圧する押板10は、シリンジモータ3によって回転駆動されるネジ軸9により駆動される。
ノズル5は、導電体からなる取付ベース11に導通状態に装着され、高圧ケーブル7を取付ベース11にコネクタ接続することにより、ノズル5に高電圧を印加できるようにする。取付ベース11はベースホルダ12に取り付けられ、ベースホルダ12は、電気的に絶縁された状態で水平方向スライドレール13に移動自在に設置される。ベースホルダ12は、水平駆動装置(図示せず)により、水平方向スライドレール13に沿って水平動自在に駆動される。
回転体コレクタ6は、回転軸6aを回転自在に受ける軸受を有する基台14により支持され、カップリング15を介して駆動モータ(図示せず)の出力軸16と連結される。回転体コレクタ6は、軸受等を介してアースに接続され、ノズル5との間に高電圧が掛かるようになっている。
なお、図中17は、紡糸開始時にノズル5の噴射口5aの目詰まりを清掃するクリーニングステーション、18は水平方向スライドレール13を昇降自在に支持するためのサポートシャフト、19は水平方向スライドレールを昇降駆動するための30度台形ネジ、20は電源入切スイッチ、21は電源ケーブルが接続されていることを表示するためのプライマリーランプ、22は電源入切スイッチ19が投入されたときに点灯するパワーオンランプ、23は各種設定や動作プログラムを入力するためのテンキー及び演算キー、24は設定内容や動作状況を表示するディスプレイ、25はパワーボタン、26はリセットキー、27は非常時に全ての動作を停止させる緊急停止ボタン、28は筐体1内の空気を浄化して外部に排気するための排気筒である。
なお、本実施の形態において、溶液供給チューブ4は、水平方向に移動する取付ベース11に取り付けられているノズル5と、シリンジ固定台8に固定されているシリンジ2とを屈曲自在に接続するために設けられるが、ノズル5に直接シリンジ2を結合することで、溶液供給チューブ4を省略することができる。この場合、シリンジ2のプランジャーを押圧するエアーポンプ等の動力源を筐体1側に固定し、その動力源であるエアーポンプ等とシリンジ2のプランジャーとの間をエアーチューブ等で接続する構成とすることができる。そうすることで、溶液供給チューブ4内に滞留する溶液が無駄になったり内部の清掃が必要になったりすることを防止できる。
次に、このナノ・ファイバ製造装置の動作について説明する。
まず、ノズル5を回転体コレクタ6上の所定の位置に移動させ、回転体コレクタ6を所定の回転数で回転させ、シリンジモータ3を駆動してシリンジ2内のポリマー溶液をノズル5に供給する。ノズル5と回転体コレクタ6間に高電圧が印加されていない状態では、ポリマー溶液は、ノズル5の先端の噴射口5aの先端部において、表面張力で留まっている。噴射口5aと回転体コレクタ6との間に、例えば数kV〜30kVの高電圧を印加すると、噴射口5a先端のポリマー溶液の液滴は+に帯電し、異極(またはアース電位)に帯電している回転体コレクタ6に向かう静電力により吸引される。静電力が表面張力よりも越えると、ポリマー溶液の紡糸ジェットが回転体コレクタ6に向かって連続的に噴射される。
紡糸ジェットの先端は、回転体コレクタ6により連続的に巻き取られる。このとき、ノズル5を回転体コレクタ6の回転軸6aの長手方向に往復動させることにより、所定の長さの範囲で、ナノ・ファイバを回転体コレクタ6上に巻き取ることができる。
次に、本発明のクリーニング手段の実施の形態について説明する。
図2は本発明のクリーニング手段の実施の形態1を示すものであり、このクリーニング手段30は、図1のクリーニングステーション17の箇所に設置され、筐体1の内部に取り付けるための固定基板31と、この固定基板31に対して上下位置調整可能な可動基板32と、この可動基板32に取り付けられた一対のアーム33と、一対のアーム33に設けられた穴33aに通された紐状のクリーニング媒体34と、クリーニング媒体34を供給しつつ巻き取るボビン35と、ボビン35を回転させるモータ36と、溶滴受け皿37を備えている。
クリーニング媒体34は、本実施の形態では、吸液性を有する繊維から作られた紐をボビン35に巻き付けて、所定長さの範囲で、常に新しい部位がノズル5先端の噴射口5aに接触するようにモータ36で駆動するようにしているが、そのほか、ブラシ、布、スポンジ等、噴射口5aを拭えるものであれば、何でもよい。
この実施の形態1において、スタートキーを押すと、紡糸工程に先だって、まずクリーニング工程が実行されるように動作プログラムを設定しておく。そのクリーニング工程では、ノズル5がクリーニングステーション17の位置に移動し、クリーニング手段30の一対のアーム33の間に張られているクリーニング媒体34をノズル5先端の噴射口5aが擦るようにする。噴射口5aは、ノズル5が戻るときにも再度クリーニング媒体34により擦られるが、2度または3度程度往復させることにより、4回〜6回程度噴射口5aの先端が擦られ、噴射口5aに付着している固形物が除去され、紡糸ジェットを噴出できる状態となる。この固形物除去の際、剥がれた固形物やナノ・ファイバの溶液の滴は、溶滴受け皿37により受け止められ、筐体1内に飛散することを防止する。
クリーニング工程後、再度スタートキーを押すと、回転体コレクタ6が回転し始めるとともにノズル5が回転体コレクタ6上に移動する。回転体コレクタ6が所定速度に達した後に、ナノ・ファイバの溶液をノズル5の噴射口5aから噴射させることにより、ナノ・ファイバが回転体コレクタ6上に集積される。
図3は本発明のクリーニング手段の実施の形態2を示すものであり、このクリーニング手段40は、図1のクリーニングステーション17の箇所に設置され、筐体1の内部に取り付けるための固定基板41と、この固定基板41に対して上下位置調整可能な可動基板42と、この可動基板42に取り付けられた吸引パイプ43と、吸引パイプ43と吸引ポンプ(図示せず)とを接続する接続ホース44とを備えている。
この実施の形態2において、スタートキーを押すと、紡糸工程に先だって、まずクリーニング工程が実行されるように動作プログラムを設定しておく。そのクリーニング工程では、ノズル5がクリーニングステーション17の位置に移動し、クリーニング手段40の吸引パイプ43の開口部の位置にノズル5先端の噴射口5aが止まるようにする。噴射口5aは、吸引パイプ43により吸引され、噴射口5aに付着している固形物が吸引・除去され、紡糸ジェットを噴出できる状態となる。
クリーニング工程後、再度スタートキーを押すと、回転体コレクタ6が回転し始めるとともにノズル5が回転体コレクタ6上に移動する。回転体コレクタ6が所定速度に達した後に、ナノ・ファイバの溶液をノズル5の噴射口5aから噴射させることにより、ナノ・ファイバが回転体コレクタ6上に集積される。
以上のようにして、予め定められたタイミングでノズル5をクリーニングステーション17に移動させてノズル5をクリーニング手段30,40によりクリーニングすることにより、常に安定したジェットの紡糸を実現することができ、その結果、ナノ・ファイバ試料作製を円滑に進めることができる。
なお、以上の実施の形態においては、ナノ・ファイバ製造装置を筐体1で囲んだ例について説明したが、筐体1で囲まないオープンな構造のナノ・ファイバ製造装置についても本発明を適用することができる。
また、クリーニング手段30,40をクリーニングステーション17の位置に設け、ノズル5をクリーニング手段30,40の設置位置に移動させてクリーニングを行う例について説明したが、ノズル5を移動させず、クリーニング手段の方を移動させてノズル5の噴出口5aをクリーニングする構成とすることもできる。
本発明は、密閉された筐体内に、ノズル先端の噴射口に固化した溶液をクリーニングする手段を備えたナノ・ファイバ製造装置として、ヘルスケアの分野、バイオテクノロジー・環境工学の分野、エネルギー分野、あるいは、防護・セキュリティーの分野等の広い分野において利用することができる。
本発明に係るナノ・ファイバ製造装置の概要を示す正面図である。 本発明のクリーニング手段の実施の形態1を示す説明図である。 本発明のクリーニング手段の実施の形態2を示す説明図である。
符号の説明
1 筐体
2 シリンジ
3 シリンジモータ
4 溶液供給チューブ
5 ノズル
5a 噴射口
6 回転体コレクタ
6a 回転軸
7 高圧ケーブル
8 シリンジ固定台
9 ネジ軸
10 押板
11 取付ベース
12 ベースホルダ
13 水平方向スライドレール
14 基台
15 カップリング
16 出力軸
17 クリーニングステーション
18 サポートシャフト
19 30度台形ネジ
20 電源入切スイッチ
21 プライマリーランプ
22 パワーオンランプ
23 テンキー及び演算キー
24 ディスプレイ
25 パワーボタン
26 リセットキー
27 緊急停止ボタン
28 排気筒
30 クリーニング手段
31 固定基板
32 可動基板
33 アーム
33a 穴
34 クリーニング媒体
35 ボビン
36 モータ
37 溶滴受け皿
40 クリーニング手段
41 固定基板
42 可動基板
43 吸引パイプ
44 接続ホース

Claims (4)

  1. 繊維の素材と揮発性の溶媒との溶液を噴射するノズルと、コレクタと、前記ノズルと前記コレクタとの間に高電圧を印加する高圧電源とを備えたナノ・ファイバ製造装置において、
    前記ノズルの噴射口を、予め定められたタイミングでクリーニングするクリーニング手段を設けたことを特徴とするナノ・ファイバ製造装置。
  2. 前記クリーニング手段は、前記ノズルの移動時にノズル先端の噴射口が接触する柔軟部材である請求項1記載のナノ・ファイバ製造装置。
  3. 前記柔軟部材は、前記ノズルの移動方向に対して直交する方向に移動して新たな箇所で噴射口に接触するようにした請求項2記載のナノ・ファイバ製造装置。
  4. 前記クリーニング手段は、前記ノズル先端の噴射口を吸引して固形物を除去するものである請求項1記載のナノ・ファイバ製造装置。
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