JP2008199172A - 空間光伝送装置およびそれを用いた空間光伝送システム - Google Patents

空間光伝送装置およびそれを用いた空間光伝送システム Download PDF

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Abstract

【課題】フォーマットが異なるデータ信号とデジタル音声信号とを1台の送受信機で送受信する。
【解決手段】送信側では、データ信号1とデジタル音声信号2とを、データ信号側発光部5とデジタル音声信号側発光部6とによって異なる波長の光で送信する。受信側では、データ信号側発光部5からの光を透過させるデータ信号側波長選択素子7およびデータ信号側受光部9と、少なくともデジタル音声信号側発光部6からの光を透過させるデジタル音声信号側波長選択素子8およびデジタル音声信号側受光部10とによって、データ信号1とデジタル音声信号2とに分離して出力する。このように、データ信号1とデジタル音声信号2とを波長分割多重化および波長分割分離によって区別することにより、フォーマットの異なるデータ信号1とデジタル音声信号2を1台の送受信機によって送信受信することができる。
【選択図】図2

Description

この発明は、電子機器に搭載されて用いられる空間光伝送装置およびそれを用いた空間光伝送システムに関する。
1994年に、光を使って異なる機器間での無線通信を可能にする赤外線空間通信機の規格IrDA1.0,IrDA1.1が制定されている。この規格での通信によれば、ネットワークを形成する必要がなく、簡単にピア・ツー・ピア(1対1)での通信を成立させることができるため、現在は主に携帯電話機に搭載されている。上記IrDA1.1では、FIR(fast infrared)(4Mbps)の物理層が制定されて、高速な通信が可能になっている。また、従来のIrDAで制定された通信プロトコルを簡単化し、実効通信速度を上げたIr‐Simpleプロトコルが実用化され、小型で安価な赤外線通信機が提供されている(例えば、特開2005‐277054号公報(特許文献1)や、特開2005‐318375号公報(特許文献2)等)。
一方において、近年、搬送波に赤外線を使用する赤外線ヘッドホンが実用化され、搬送波が赤外線である方式は今後益々需要が高まって行くと考えられる。特に、音声信号をパルス密度変調した1ビット量子符号化変調方式は、デジタル音声をそのまま光信号に重畳できるため、近年のデジタル家電等への搭載が期待されている。この1ビット量子符号化変調方式では、要求される音質にもよるが1.5Mbps〜4.0Mbps相当の伝送速度が要求される。
ところで、上記従来の赤外線通信は、その手軽さから広範囲で利用されつつあり、同一の機器で多チャンネルの受信に対する要求がなされている。しかしながら、これまでそのような要求は実現されてはいない。
上記赤外線音声伝送方式の伝送速度は1.5Mbps〜4.0Mbpsであり、上記IrDA1.1(MIR(Medium Infrared)で1.15Mbps,FIRで4.0Mbps)に程近く、赤外線受光デバイスと共有化することが可能である。そのため、同一の受信装置で音声信号の伝送とIrDAデータの伝送とが可能になることが望まれている。しかしながら、光パルス幅が近いため、音声信号の伝送であるのかIrDAデータの伝送であるのかを判別することが困難であると言う問題がある。
特開2005‐277054号公報 特開2005‐318375号公報
そこで、この発明の課題は、フォーマットが異なるデータ信号とデジタル音声信号とを1台の送受信機で送受信することができる安価で高精度な空間光伝送装置およびそれを用いた空間光伝送システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の空間光伝送装置は、
第1データに基づいて第1波長の光を発光して、上記第1データを光信号によって送信する第1発光部と、
第2データに基づいて第2波長の光を発光して、上記第2データを光信号によって送信する第2発光部と、
上記第1発光部から送信された上記第1波長の光信号を受光すると共に、電気信号に変換して出力する第1受光部と、
上記第2発光部から送信された上記第2波長の光信号を受光すると共に、電気信号に変換して出力する第2受光部と、
上記第1受光部から出力された上記第1データを表す電気信号と、上記第2受光部から出力された上記第2データを表す電気信号とを、増幅し整形して出力するアンプ部と、
上記アンプ部から出力された信号に対して上記第1受光部および第2受光部の受光状態に応じた処理を行って、上記第1データと上記第2データとを個別に出力をする信号処理部と
を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、送信側では、第1発光部と第2発光部とによって、第1データに基づく第1波長の光信号と第2データに基づく第2波長の光信号とを送信する。そして、受信側では、第1受光部と第2受光部とによって、上記第1波長および上記第2波長の光信号を上記第1データおよび上記第2データを表す電気信号に変換し、信号処理部によって上記第1受光部および第2受光部の受光状態に応じた処理を行って、上記第1データと上記第2データとを個別に出力するようにしている。したがって、上記第1データと上記第2データとを波長分割多重化および波長分割分離によって区別することができ、フォーマットの異なる上記第1データと上記第2データとを1台の送受信機によって送信受信することが可能になる。
すなわち、この発明によれば、安価で高精度な空間光伝送装置を提供することができ、ユーザの煩雑性も低減することができる。
また、1実施の形態の空間光伝送装置では、
上記第1発光部から送信された上記第1波長の光のみを減衰させて、上記第2受光部が受光できないようにする光学フィルタを備えている。
この実施の形態によれば、上記第1発光部から送信されて上記第2受光部に向かって進む上記第1波長の光は、光学フィルタによって減衰される。したがって、上記第2受光部によって上記第1波長の光が受光されることを防止して、上記第1波長の光信号と上記第2波長の光信号とが混信するのを防止することができる。
また、1実施の形態の空間光伝送装置では、
上記第1波長は赤外線波長域に属している。
この実施の形態によれば、上記第1データとしてIrDAデータを光伝送することが可能になる。
また、1実施の形態の空間光伝送装置では、
上記第1波長は850nm乃至900nmである。
この実施の形態によれば、上記第1波長は850nm乃至900nmであるので、従来からIrDAデータ伝送システムで使用されているシステム構成を用いることができ、安価に実現することができる。
また、1実施の形態の空間光伝送装置では、
上記第2波長は700nm以下の可視光域に属している。
この実施の形態によれば、第2波長の光は可視光である。したがって、ユーザは上記第2データが送信されていることを目視によって容易に認知することができる。こうして、ユーザにとって利便性の極めて高い空間光伝送装置を提供することが可能になる。
また、この発明の空間光伝送装置は、
第1データに基づく第1信号と第2データに基づく第2信号とを、所定の時間間隔で同期信号が挿入された基準信号における上記同期信号の間に交互に重畳させて変調信号を生成する時分割多重部と、
上記時分割多重部からの上記変調信号を光信号に変換して送信する発光部と、
上記発光部からの光信号を受光して電気信号に変換する受光部と、
上記受光部からの信号に基づいて上記同期信号を抽出すると共に、この抽出した同期信号に基づいて上記変調信号から第1信号と第2信号とを復調して、上記第1データと上記第2データとを分離して出力する時分割分離部と
を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、送信側では、時分割多重部によって、基準信号における同期信号の間に第1データに基づく第1信号と第2データに基づく第2信号とを交互に重畳させて生成した変調信号を、発光部によって光信号に変換して送信する。そして、受信側では、受光部からの信号に基づいて、時分割分離部によって、上記変調信号から抽出した同期信号に基づいて上記変調信号から第1信号と第2信号とを復調して、上記第1データと上記第2データとを分離して出力するようにしている。したがって、上記第1データと上記第2データとを時分割多重化および時分割分離によって区別することができ、フォーマットの異なる上記第1データと上記第2データとを1台の送受信機によって送信受信することが可能になる。
すなわち、この発明によれば、安価で高精度な空間光伝送装置を提供することができ、ユーザの煩雑性も低減することができる。
また、1実施の形態の空間光伝送装置では、
上記同期信号は、正論理あるいは負論理が所定時間連続した状態を表す信号である。
この実施の形態によれば、上記時分割分離部は、上記変調信号から上記同期信号を抽出する際には、上記変調信号中から正論理(例えばレベル「H」)あるいは負論理(例えばレベル「L」)が連続していることを検出することによって、容易に同期信号を抽出することができる。
また、1実施の形態の空間光伝送装置では、
上記時分割分離部は、上記抽出した同期信号に基づいて基本周波数信号を抽出する周波数検出回路を含み、この周波数検出回路によって得られた基本周波数信号に基づいて、上記変調信号から第1信号と第2信号とを復調するようになっている。
上記第1データに基づく第1信号および上記第2データに基づく第2信号中に、正論理(例えばレベル「H」)あるいは負論理(例えばレベル「L」)が連続している部分がある場合には、上記第1信号および上記第2信号における上記部分も上記同期信号として抽出されることになる。この実施の形態によれば、周波数検出回路によって、上記同期信号から基本周波数信号を抽出するので、周期性を有しない上記第1信号および上記第2信号における上記部分は基本周波数信号から除外される。
したがって、上記基本周波数信号に基づいて、上記変調信号から上記第1信号と上記第2信号とを正しく復調することができる。
また、1実施の形態の空間光伝送装置では、
上記時分割分離部は、上記抽出した同期信号を受信する毎に、状態が変化する二値のフリップフロップ回路を含み、このフリップフロップ回路から状態に応じて出力される二値の出力値に基づいて、上記変調信号から第1信号と第2信号とを復調するようになっている。
この実施の形態によれば、上記時分割分離部を、二値のフリップフロップ回路を含むデジタル回路によって、簡単に構成することが可能になる。
また、この発明の空間光伝送システムは、
上記空間光伝送装置を用いると共に、上記第1データはIrDAデータであり、上記第2データは音声データであることを特徴としている。
上記構成によれば、フォーマットの異なるIrDAデータと音声データとを1台の送受信機によって送信受信することが可能な空間光伝送システムを容易に構築することができる。
以上より明らかなように、この発明の空間光伝送装置は、送信側では、第1発光部と第2発光部とによって、第1データに基づく第1波長の光信号と第2データに基づく第2波長の光信号とを送信し、受信側では、第1受光部で上記第1波長の光信号を上記第1データを表す電気信号に変換する一方、第2受光部で上記第2波長の光信号を上記第2データを表す電気信号に変換し、信号処理部によって上記第1受光部および第2受光部の受光状態に応じた処理を行って、上記第1データと上記第2データとを個別に出力するので、上記第1データと上記第2データとを波長分割多重化および波長分割分離によって区別することができる。したがって、フォーマットの異なる上記第1データと上記第2データとを1台の送受信機によって送信受信することができる。
また、この発明の空間光伝送装置は、送信側では、時分割多重部によって、基準信号における同期信号の間に第1データに基づく第1信号と第2データに基づく第2信号とを交互に重畳させて生成した変調信号を、発光部によって光信号に変換して送信し、受信側では、受光部からの信号に基づいて、時分割分離部によって、上記変調信号から抽出した同期信号に基づいて上記変調信号から第1信号と第2信号とを復調して、上記第1データと上記第2データとを分離して出力するので、上記第1データと上記第2データとを時分割多重化および時分割分離によって区別することができる。したがって、フォーマットの異なる上記第1データと上記第2データとを1台の送受信機によって送信受信することができる。
すなわち、上記夫々の発明によれば、安価で高精度な空間光伝送装置を提供することができ、ユーザの煩雑性を低減することができる。さらに、これまで不可能であった光無線の多チャンネル化を図ることができ、携帯機器のより一層のワイヤレス化を推進することができる。
また、この発明の空間光伝送システムは、上記空間光伝送装置を用いると共に、上記第1データはIrDAデータであり、上記第2データは音声データであるので、フォーマットの異なるIrDAデータと音声データとを1台の送受信機によって送信受信することが可能な空間光伝送システムを容易に構築することができる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
・第1実施の形態
図1は、本実施の形態の空間光伝送装置の概念を示すブロック図である。尚、この空間光伝送装置は、搬送波の波長を変えることによって、データ信号とデジタル音声信号とを区別する通信方式を実現するものである。
図1において、波長多重送信機3は、データ信号1とデジタル音声信号2とを異なる波長によって送信する。そして、受信機側では、波長分離受信機4によって、データ信号1の波長とデジタル音声信号2の波長とを区別して、データ信号1とデジタル音声信号2とに分離して出力する。すなわち、図1においては、波長多重送信機3および波長分離受信機4によって、本空間光伝送装置を構成しているのである。
図2は、図1における波長多重送信機3および波長分離受信機4の実際の構成を示す図である。
図2において、上記波長多重送信機3は、データ信号側発光部5およびデジタル音声信号側発光部6を含んで構成されている。また、波長分離受信機4は、データ信号側波長選択素子7,デジタル音声信号側波長選択素子8,データ信号側受光部9,デジタル音声信号側受光部10およびデジタル・アンプ11,12を含んで構成されている。
上記データ信号1とデジタル音声信号2とは、夫々データ信号側発光部5とデジタル音声信号側発光部6とに送られる。データ信号側発光部5とデジタル音声信号側発光部6とは異なる発光波長を有している。そして、データ信号1とデジタル音声信号2とは、データ信号側発光部5とデジタル音声信号側発光部6とによって、異なる波長の光で送信される。
上記データ信号側波長選択素子7は、データ信号側発光部5の発光波長帯を透過させる光学特性を有している。これに対して、デジタル音声信号側波長選択素子8は、少なくともデジタル音声信号側発光部6の発光波長帯を透過させる光学特性を有している。したがって、デジタル音声信号側発光部6で発光された光は、データ信号側波長選択素子7で反射・吸収されてデータ信号側受光部9には到達しない。同様に、データ信号側発光部5からの光は、デジタル音声信号側波長選択素子8で反射・吸収されてデジタル音声信号側受光部10に到達することがない。こうして、データ信号1とデジタル音声信号2とが混信するのを防いでいる。
上記データ信号側受光部9に到達した光は、データ信号側受光部9によって電気信号に変換され、デジタル・アンプ11によって増幅され、データ信号1に復号されて出力される。同様に、デジタル音声信号側受光部10に到達した光は、デジタル音声信号側受光部10によって電気信号に変換され、デジタル・アンプ12によって増幅され、デジタル音声信号2に復号されて出力されるのである。
ところで、上述したような光の分離は、通常のバンドパス光学フィルタを用いれば簡単に実現することが可能である。このようなバンドパス光学フィルタを用いる方法は勿論本願発明の範囲に含まれるが、バンドパス光学フィルタを用いた場合には、光の到来方向によって光の透過率が変動したり、偏光状態によって急激に透過率が変化したりする。そこで、以下に示す実施例においては、バンドパス光学フィルタを使用せずに吸収端を有する樹脂材料を用いる例を示す。
(第1実施例)
図3は、上記IrDA(Infrared Data Association)方式による信号光(以下、IrDA信号光と言う)と音声伝送信号光との伝送装置に用いられる受信モジュールの断面を示す。この受信モジュールでは、波長分割によって波長分離を行うようにしている。
図3において、ガラスエポキシ基板15上に、Si系フォトダイオード16,17が実装されている。このSi系フォトダイオード16とSi系フォトダイオード17とは同一構造を有し、その感度は可視光から赤外域にまで及ぶ(約400nm〜1000nm)。そして、双方のフォトダイオード16,17は、夫々信号増幅・整形回路(図示せず)に接続されており、さらにデジタル信号処理回路18に接続されている。
以下、本実施例の本質的な部分である光波長分離構造について説明する。上記Si系フォトダイオード16,17およびデジタル信号処理回路18が実装されたガラスエポキシ基板15は、波長750nmをカットオフとする樹脂19によってトランスファーモールドされ、Si系フォトダイオード17上の位置に樹脂19によって集光レンズ20が形成されている。さらに、樹脂19上におけるSi系フォトダイオード16上の位置に、波長850nmをカットオフとする樹脂によって集光レンズ21が形成されている。
上記構成を有する受信モジュールは、以下のように動作する。外部から波長870nmのIrDA信号光22が入射されると、この波長870nmのIrDA信号光22は双方の樹脂で成る集光レンズ20,21で透過・集光されて、Si系フォトダイオード16,17によって電気信号に変換される。この電気信号は上記増幅・整形回路によってそのまま増幅・整形されてデジタル信号処理回路18に送出される。そして、デジタル信号処理回路18は、双方のSi系フォトダイオード16,17から信号が検出された場合にはIrDA信号22であると判断し、入力信号をそのまま外部回路に出力するのである。
また、外部から波長800nmの音声伝送信号光23が入射されると、この音声伝送信号光23は上記光学フィルタとして機能する集光レンズ21によって吸収されるため、Si系フォトダイオード17でのみ検出される。この場合、デジタル信号処理回路18は、入力された1ビット量子化符号から音声信号を復調し、差動出力として上記外部回路に出力するのである。
すなわち、本実施例では、集光レンズ20で上記デジタル音声信号側波長選択素子8を構成し、Si系フォトダイオード17で上記デジタル音声信号側受光部10を構成し、集光レンズ21で上記データ信号側波長選択素子7を構成し、Si系フォトダイオード16で上記データ信号側受光部9を構成し、上記増幅・整形回路で上記デジタル・アンプ11,12を構成するのである。
本実施例においては、上記Si系フォトダイオード17には、IrDA信号光22と音声伝送信号光23との双方が入射されることになるが、送信側ではIrDA信号光22と音声伝送信号光23とを同時に送信しないことにすることによって、この問題は簡単に解消することができる。仮に、音声伝送信号光23を受信中にIrDA信号光22が混在した場合でも、IrDA信号光22用のSi系フォトダイオード16は音声伝送信号光23を受信しないので、IrDA信号光22の伝送が妨害されることは無いのである。
本実施の形態における空間光伝送装置の構成は、この第1実施例の構成に限定されるものでは無く、例えば、IrDA信号光22の波長を870nmとし、音声伝送信号光23の波長を950nmとして、樹脂のカットオフ波長を両信号光22,23に対して最適に設計することも可能である。
(第2実施例)
本実施例は、音声データの搬送波として波長が380nm〜700nmの可視光を用いた受信モジュールに関する。図3に従って本実施例について説明する。IrDAデータの搬送波波長は、上記第1実施例におけるIrDA信号光22の場合と同様に870nmである。また、音声データの搬送波波長は、上記第1実施例の場合と比較して短波長側にシフトしており、可視光となっている。このような音声データの搬送波は、送信側光源として白色LED(Light Emitting Diode)を用いることで実現できる。
そして、本実施例においては、集光レンズ20を、可視光線を透過させる透明樹脂で形成する。また、集光レンズ21を、可視光カット樹脂で形成する。その場合の上記可視光カット樹脂は、通常のIrDA方式の受信モジュールで用いられる樹脂材料を使用することができるため、新たな樹脂材料を用いる必要がない。
尚、上記構成を有する受信モジュールは、上記第1実施例の受信モジュールの場合と同様に動作する。
以上のごとく、本実施例においては、音声データの搬送波として可視光を用いている。したがって、ユーザは音声情報が送信されていることを目視によって容易に認知することができ、ユーザにとって利便性の極めて高い受信モジュールを得ることができる。
上述したように、本実施の形態においては、送信側では、データ信号1とデジタル音声信号2とを、データ信号側発光部5とデジタル音声信号側発光部6とによって、異なる波長の光で送信する。そして、受信側では、データ信号側発光部5からの光を透過させるデータ信号側波長選択素子7およびデータ信号側受光部9と、少なくともデジタル音声信号側発光部6からの光を透過させるデジタル音声信号側波長選択素子8およびデジタル音声信号側受光部10とによって、データ信号1とデジタル音声信号2とに分離して出力するようにしている。
したがって、本実施の形態によれば、上記データ信号1とデジタル音声信号2とを波長分割多重化および波長分割分離によって区別することができ、フォーマットの異なるデータ信号1とデジタル音声信号2とを1台の送受信機によって送信受信することができる。
また、上記デジタル音声信号2の搬送波として可視光を用いれば、ユーザは音声情報が送信されていることを目視によって容易に認知することができ、ユーザにとって利便性の極めて高い受信モジュールを提供することができる。
・第2実施の形態
図4は、本実施の形態の空間光伝送装置の概念を示すブロック図である。尚、この空間光伝送装置は、送信側でデータ信号とデジタル音声信号とを遅延を持たせて送信することによって、受信側でデータ信号とデジタル音声信号とを時間的に分離できる通信方式を実現するものである。
図4において、通信側では、時分割多重部33によって、データ信号31とデジタル音声信号32とを時分割多重化する。そして、この時分割多重化された信号を送信機34によって送信する。受信側では、受信機35によって上記時分割多重化された信号を受信する。そして、時分割分離部36によって、夫々の時間領域における信号を抽出し、データ信号31とデジタル音声信号32とに分離して出力する。すなわち、図4においては、時分割多重部33,送信機34,受信機35および時分割分離部36によって、本空間光伝送装置を構成しているのである。
図5は、図4における送信機34および受信機35の実際の構成を示す図である。図5において、データ信号31とデジタル音声信号32とは、時分割多重部33によって、夫々に割り当てられた時間領域で多重化される。こうして、時分割多重化された信号列は、送信機34を構成する発光部37によって電気信号から光信号に変換され、空間中に放射される。こうして放射された光信号は、受信機35を構成する受光部38によって電気信号に変換され、受信機35を構成するデジタル・アンプ39によって増幅される。そうした後、時分割分離部36によって、データ信号31とデジタル音声信号32とに時間領域で分離されて出力される。
上記時分割多重部33による時分割多重化と時分割分離部36による時分割分離とは、以下のようにして行うのが望ましい。
図6は、上記時分割多重化の際における各種信号の波形を示す。但し、図6(a)は時分割多重化されるデータ信号であり、図6(b)は時分割多重化されるデジタル音声信号であり、図6(c)は基準信号であり、図6(d)は上記時分割多重化によって得られる変調信号である。図6(a)および図6(b)に示すように、データ信号とデジタル音声信号とは、パルス密度変調された波形が所定時間長ずつ時間軸に対して交互に出現する。そして、これらのデータ信号とデジタル音声信号とを、図6(c)に示すごとく所定の時間間隔で所定時間長の矩形波(同期信号)が挿入された上記基準信号における上記矩形波の間(タイムスロット)に交互に重畳することによって、図6(d)に示すように、データ信号とデジタル音声信号とが時分割多重化された上記変調信号が得られるのである。
こうすることによって、上記デジタル音声信号が「0」が続いた場合であっても、上記基準信号に基づいて時分割分離部36によって同期を取ることができ、その同期信号(分離信号)に基づいて上記データ信号と上記デジタル音声信号を分離することができるのである。
図7は、上記時分割分離の際における各種信号の波形を示す。但し、図7(a)は分離信号であり、図7(b)は基本周波数信号であり、図7(c)はフリップフロップの出力信号である。以下、図7に従って、時分割分離法について説明する。
正論理あるいは負論理(つまり、「1」あるいは「0」)で成る信号が連続して入力された場合に同一値を連続して出力する回路を用いることによって、図6(d)に示すような上記変調信号から、図7(a)に示すような上記分離信号のみを抽出することができる。そして、こうして抽出された分離信号から周波数検出回路(図示せず)によって図7(b)に示すような基本周波数のみを抽出して上記基本周波数信号とし、この基本周波数信号に基づいて上記変調信号から上記データ信号と上記デジタル音声信号とを分離するのである。尚、上記周波数検出回路は、通常の位相同期ループ回路で構成することができる。また、上述した動作は総てアナログIC(集積回路)によって実現可能であり、光受信ICと整合することから時分割分離部36の光受信ICとのモノリシック化が容易である。
また、上記時分割分離部36をデジタル回路で構成することにより、さらに簡単な構成によって上記データ信号とデジタル音声信号とを分離することが可能になる。すなわち、図7(a)に示すような上記分離信号の同期信号を検出して内部状態が変化する二値のフリップフロップ(図示せず)を用いて、上記分離信号から図7(c)に示すような出力信号を得る。そして、この出力信号に基づいて、図7(c)に示す例の場合には、上記フリップフロップの出力が「H」の場合には、例えば上記デジタル音声信号を受信していると判断する一方、上記出力が「L」の場合には上記データ信号を受信していると判断し、その判断結果に基づいて上記データ信号と上記デジタル音声信号とを分離するのである。
以上のごとく、本実施の形態においては、送信側では、データ信号31とデジタル音声信号32とを、時分割多重部33によって夫々に割り当てられた時間領域で多重化し、発光部37によって光信号に変換して空間中に放射する。そして、受信側では、時分割分離部36によって、受光部38によって受信された変調信号から夫々の時間領域における信号を抽出し、データ信号31とデジタル音声信号32とに分離して出力するようにしている。
したがって、本実施の形態によれば、上記データ信号31とデジタル音声信号32とを時分割多重化および時分割分離によって区別することができ、フォーマットの異なるデータ信号31とデジタル音声信号32とを1台の送受信機によって送信受信することができるのである。
・第3実施の形態
本実施の形態は、上記第1実施の形態における上記第2実施例で示した音声データの搬送波に可視光を用いた受信モジュールを用いた空間光伝送システムに関する。
図8は、本空間光伝送システムの概略構成を示す。図8において、室内に設置されたモニター41は、映像を映し出すと共に、デジタル音声データを天井43に配置された白色LEDを光源とする照明44に配線42を介して伝送する。
上記照明44には、図2に示すデジタル音声信号側発光部6が搭載されており、デジタル音声信号側発光部6によって、白色LEDからの光を搬送波として、モニター41からのデジタル音声データが室内空間に送信される。この場合、照明44は、天井43の略中央に設置されている。したがって、白色LEDからの可視光にデジタル音声データが重畳されて成る音声伝送信号光45は、可視光と共に室内の隅々にまで送信される。
一方、ヘッドホンセット46に接続されたコントローラ47には、上記第2実施例における上記受信モジュールが搭載されている。そして、上記受信モジュールのSi系フォトダイオード17で検出された音声伝送信号光は、デジタル信号処理回路18によってデジタル音声信号に復調され、この復調された音声信号に基づいてヘッドホンセット46が駆動される。こうして、ユーザは、室内の何処に居てもワイヤレスで音声を聞くことができるのである。
また、上記コントローラ47に搭載された上記受信モジュールには、データ信号側受光部9であるSi系フォトダイオード16が設けられている。そこで、例えば、室外で音楽のみを視聴する場合には、予めモニター41からIrDA信号光48によって音楽データをコントローラ47に転送して、内部メモリ等に記録しておけばよい。その場合、上記コントローラ47に、図2に示すデータ信号側発光部5を搭載している場合には、このデータ信号側発光部5から、音楽データの送信指示データをIrDA信号光(図示せず)によってモニター41に送信することもできる。
ところで、上述の説明では、音声データの搬送波に可視光を用いた受信モジュールをコントローラ47に搭載している。しかしながら、上記受信モジュールをヘッドホンセット46の上部に搭載してもよい。特に、本実施の形態においては、十分な信号強度を確保して通信距離を長距離化可能にするために、デジタル音声信号側発光部6を天井43の略中央に設置された照明44に搭載して照明機器と音声データ伝送機器とを兼ねるようにしている。そのため、上記受信モジュールをヘッドホンセット46の上部に搭載することによって、上部から到来する音声信号を効率良く受信することができ、死角の無い良好な受信が可能になる。
この発明の空間光伝送装置における概念を示すブロック図である。 図1における波長多重送信機および波長分離受信機の実際の構成を示す図である。 IrDA信号光と音声伝送信号光との伝送を行う受信モジュールの断面を示す図である。 図1とは異なる空間光伝送装置の概念を示すブロック図である。 図4における送信機および受信機の実際の構成を示す図である。 時分割多重化の際における各種信号の波形を示す図である。 時分割分離の際における各種信号の波形を示す図である。 空間光伝送システムの概略構成を示す図である。
符号の説明
1,31…データ信号、
2,32…デジタル音声信号、
3…波長多重送信機、
4…波長分離受信機、
5…データ信号側発光部、
6…デジタル音声信号側発光部、
7…信号側波長選択素子、
8…デジタル音声信号側波長選択素子、
9…データ信号側受光部、
10…デジタル音声信号側受光部、
11,12,39…デジタル・アンプ、
15…ガラスエポキシ基板、
16,17…Si系フォトダイオード、
18…デジタル信号処理回路、
19…樹脂、
20,21…集光レンズ、
22,48…IrDA信号光、
23,45…音声伝送信号光、
33…時分割多重部、
34…送信機、
35…受信機、
36…時分割分離部、
37…発光部、
38…受光部、
41…モニター、
42…配線、
43…天井、
44…照明、
46…ヘッドホンセット、
47…コントローラ。

Claims (10)

  1. 第1データに基づいて第1波長の光を発光して、上記第1データを光信号によって送信する第1発光部と、
    第2データに基づいて第2波長の光を発光して、上記第2データを光信号によって送信する第2発光部と、
    上記第1発光部から送信された上記第1波長の光信号を受光すると共に、電気信号に変換して出力する第1受光部と、
    上記第2発光部から送信された上記第2波長の光信号を受光すると共に、電気信号に変換して出力する第2受光部と、
    上記第1受光部から出力された上記第1データを表す電気信号と、上記第2受光部から出力された上記第2データを表す電気信号とを、増幅し整形して出力するアンプ部と、
    上記アンプ部から出力された信号に対して上記第1受光部および第2受光部の受光状態に応じた処理を行って、上記第1データと上記第2データとを個別に出力をする信号処理部と
    を備えたことを特徴とする空間光伝送装置。
  2. 請求項1に記載の空間光伝送装置において、
    上記第1発光部から送信された上記第1波長の光のみを減衰させて、上記第2受光部が受光できないようにする光学フィルタを備えたことを特徴とする空間光伝送装置。
  3. 請求項1に記載の空間光伝送装置において、
    上記第1波長は、赤外線波長域に属していることを特徴とする空間光伝送装置。
  4. 請求項3に記載の空間光伝送装置において、
    上記第1波長は、850nm乃至900nmであることを特徴とする空間光伝送装置。
  5. 請求項3に記載の空間光伝送装置において、
    上記第2波長は、700nm以下の可視光域に属していることを特徴とする空間光伝送装置。
  6. 第1データに基づく第1信号と第2データに基づく第2信号とを、所定の時間間隔で同期信号が挿入された基準信号における上記同期信号の間に交互に重畳させて変調信号を生成する時分割多重部と、
    上記時分割多重部からの上記変調信号を光信号に変換して送信する発光部と、
    上記発光部からの光信号を受光して電気信号に変換する受光部と、
    上記受光部からの信号に基づいて上記同期信号を抽出すると共に、この抽出した同期信号に基づいて上記変調信号から第1信号と第2信号とを復調して、上記第1データと上記第2データとを分離して出力する時分割分離部と
    を備えたことを特徴とする空間光伝送装置。
  7. 請求項6に記載の空間光伝送装置において、
    上記同期信号は、正論理あるいは負論理が所定時間連続した状態を表す信号であることを特徴とする空間光伝送装置。
  8. 請求項7に記載の空間光伝送装置において、
    上記時分割分離部は、上記抽出した同期信号に基づいて基本周波数信号を抽出する周波数検出回路を含み、この周波数検出回路によって得られた基本周波数信号に基づいて、上記変調信号から第1信号と第2信号とを復調するようになっていることを特徴とする空間光伝送装置。
  9. 請求項7に記載の空間光伝送装置において、
    上記時分割分離部は、上記抽出した同期信号を受信する毎に、状態が変化する二値のフリップフロップ回路を含み、このフリップフロップ回路から状態に応じて出力される二値の出力値に基づいて、上記変調信号から第1信号と第2信号とを復調するようになっていることを特徴とする空間光伝送装置。
  10. 請求項1乃至請求項9の何れか一つ記載の空間光伝送装置を用いると共に、上記第1データはIrDAデータであり、上記第2データは音声データであることを特徴とする空間光伝送システム。
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