JP2008199172A - 空間光伝送装置およびそれを用いた空間光伝送システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】送信側では、データ信号1とデジタル音声信号2とを、データ信号側発光部5とデジタル音声信号側発光部6とによって異なる波長の光で送信する。受信側では、データ信号側発光部5からの光を透過させるデータ信号側波長選択素子7およびデータ信号側受光部9と、少なくともデジタル音声信号側発光部6からの光を透過させるデジタル音声信号側波長選択素子8およびデジタル音声信号側受光部10とによって、データ信号1とデジタル音声信号2とに分離して出力する。このように、データ信号1とデジタル音声信号2とを波長分割多重化および波長分割分離によって区別することにより、フォーマットの異なるデータ信号1とデジタル音声信号2を1台の送受信機によって送信受信することができる。
【選択図】図2
Description
第1データに基づいて第1波長の光を発光して、上記第1データを光信号によって送信する第1発光部と、
第2データに基づいて第2波長の光を発光して、上記第2データを光信号によって送信する第2発光部と、
上記第1発光部から送信された上記第1波長の光信号を受光すると共に、電気信号に変換して出力する第1受光部と、
上記第2発光部から送信された上記第2波長の光信号を受光すると共に、電気信号に変換して出力する第2受光部と、
上記第1受光部から出力された上記第1データを表す電気信号と、上記第2受光部から出力された上記第2データを表す電気信号とを、増幅し整形して出力するアンプ部と、
上記アンプ部から出力された信号に対して上記第1受光部および第2受光部の受光状態に応じた処理を行って、上記第1データと上記第2データとを個別に出力をする信号処理部と
を備えたことを特徴としている。
上記第1発光部から送信された上記第1波長の光のみを減衰させて、上記第2受光部が受光できないようにする光学フィルタを備えている。
上記第1波長は赤外線波長域に属している。
上記第1波長は850nm乃至900nmである。
上記第2波長は700nm以下の可視光域に属している。
第1データに基づく第1信号と第2データに基づく第2信号とを、所定の時間間隔で同期信号が挿入された基準信号における上記同期信号の間に交互に重畳させて変調信号を生成する時分割多重部と、
上記時分割多重部からの上記変調信号を光信号に変換して送信する発光部と、
上記発光部からの光信号を受光して電気信号に変換する受光部と、
上記受光部からの信号に基づいて上記同期信号を抽出すると共に、この抽出した同期信号に基づいて上記変調信号から第1信号と第2信号とを復調して、上記第1データと上記第2データとを分離して出力する時分割分離部と
を備えたことを特徴としている。
上記同期信号は、正論理あるいは負論理が所定時間連続した状態を表す信号である。
上記時分割分離部は、上記抽出した同期信号に基づいて基本周波数信号を抽出する周波数検出回路を含み、この周波数検出回路によって得られた基本周波数信号に基づいて、上記変調信号から第1信号と第2信号とを復調するようになっている。
上記時分割分離部は、上記抽出した同期信号を受信する毎に、状態が変化する二値のフリップフロップ回路を含み、このフリップフロップ回路から状態に応じて出力される二値の出力値に基づいて、上記変調信号から第1信号と第2信号とを復調するようになっている。
上記空間光伝送装置を用いると共に、上記第1データはIrDAデータであり、上記第2データは音声データであることを特徴としている。
図1は、本実施の形態の空間光伝送装置の概念を示すブロック図である。尚、この空間光伝送装置は、搬送波の波長を変えることによって、データ信号とデジタル音声信号とを区別する通信方式を実現するものである。
図3は、上記IrDA(Infrared Data Association)方式による信号光(以下、IrDA信号光と言う)と音声伝送信号光との伝送装置に用いられる受信モジュールの断面を示す。この受信モジュールでは、波長分割によって波長分離を行うようにしている。
本実施例は、音声データの搬送波として波長が380nm〜700nmの可視光を用いた受信モジュールに関する。図3に従って本実施例について説明する。IrDAデータの搬送波波長は、上記第1実施例におけるIrDA信号光22の場合と同様に870nmである。また、音声データの搬送波波長は、上記第1実施例の場合と比較して短波長側にシフトしており、可視光となっている。このような音声データの搬送波は、送信側光源として白色LED(Light Emitting Diode)を用いることで実現できる。
図4は、本実施の形態の空間光伝送装置の概念を示すブロック図である。尚、この空間光伝送装置は、送信側でデータ信号とデジタル音声信号とを遅延を持たせて送信することによって、受信側でデータ信号とデジタル音声信号とを時間的に分離できる通信方式を実現するものである。
本実施の形態は、上記第1実施の形態における上記第2実施例で示した音声データの搬送波に可視光を用いた受信モジュールを用いた空間光伝送システムに関する。
2,32…デジタル音声信号、
3…波長多重送信機、
4…波長分離受信機、
5…データ信号側発光部、
6…デジタル音声信号側発光部、
7…信号側波長選択素子、
8…デジタル音声信号側波長選択素子、
9…データ信号側受光部、
10…デジタル音声信号側受光部、
11,12,39…デジタル・アンプ、
15…ガラスエポキシ基板、
16,17…Si系フォトダイオード、
18…デジタル信号処理回路、
19…樹脂、
20,21…集光レンズ、
22,48…IrDA信号光、
23,45…音声伝送信号光、
33…時分割多重部、
34…送信機、
35…受信機、
36…時分割分離部、
37…発光部、
38…受光部、
41…モニター、
42…配線、
43…天井、
44…照明、
46…ヘッドホンセット、
47…コントローラ。
Claims (10)
- 第1データに基づいて第1波長の光を発光して、上記第1データを光信号によって送信する第1発光部と、
第2データに基づいて第2波長の光を発光して、上記第2データを光信号によって送信する第2発光部と、
上記第1発光部から送信された上記第1波長の光信号を受光すると共に、電気信号に変換して出力する第1受光部と、
上記第2発光部から送信された上記第2波長の光信号を受光すると共に、電気信号に変換して出力する第2受光部と、
上記第1受光部から出力された上記第1データを表す電気信号と、上記第2受光部から出力された上記第2データを表す電気信号とを、増幅し整形して出力するアンプ部と、
上記アンプ部から出力された信号に対して上記第1受光部および第2受光部の受光状態に応じた処理を行って、上記第1データと上記第2データとを個別に出力をする信号処理部と
を備えたことを特徴とする空間光伝送装置。 - 請求項1に記載の空間光伝送装置において、
上記第1発光部から送信された上記第1波長の光のみを減衰させて、上記第2受光部が受光できないようにする光学フィルタを備えたことを特徴とする空間光伝送装置。 - 請求項1に記載の空間光伝送装置において、
上記第1波長は、赤外線波長域に属していることを特徴とする空間光伝送装置。 - 請求項3に記載の空間光伝送装置において、
上記第1波長は、850nm乃至900nmであることを特徴とする空間光伝送装置。 - 請求項3に記載の空間光伝送装置において、
上記第2波長は、700nm以下の可視光域に属していることを特徴とする空間光伝送装置。 - 第1データに基づく第1信号と第2データに基づく第2信号とを、所定の時間間隔で同期信号が挿入された基準信号における上記同期信号の間に交互に重畳させて変調信号を生成する時分割多重部と、
上記時分割多重部からの上記変調信号を光信号に変換して送信する発光部と、
上記発光部からの光信号を受光して電気信号に変換する受光部と、
上記受光部からの信号に基づいて上記同期信号を抽出すると共に、この抽出した同期信号に基づいて上記変調信号から第1信号と第2信号とを復調して、上記第1データと上記第2データとを分離して出力する時分割分離部と
を備えたことを特徴とする空間光伝送装置。 - 請求項6に記載の空間光伝送装置において、
上記同期信号は、正論理あるいは負論理が所定時間連続した状態を表す信号であることを特徴とする空間光伝送装置。 - 請求項7に記載の空間光伝送装置において、
上記時分割分離部は、上記抽出した同期信号に基づいて基本周波数信号を抽出する周波数検出回路を含み、この周波数検出回路によって得られた基本周波数信号に基づいて、上記変調信号から第1信号と第2信号とを復調するようになっていることを特徴とする空間光伝送装置。 - 請求項7に記載の空間光伝送装置において、
上記時分割分離部は、上記抽出した同期信号を受信する毎に、状態が変化する二値のフリップフロップ回路を含み、このフリップフロップ回路から状態に応じて出力される二値の出力値に基づいて、上記変調信号から第1信号と第2信号とを復調するようになっていることを特徴とする空間光伝送装置。 - 請求項1乃至請求項9の何れか一つ記載の空間光伝送装置を用いると共に、上記第1データはIrDAデータであり、上記第2データは音声データであることを特徴とする空間光伝送システム。
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JP2007030445A Pending JP2008199172A (ja) | 2007-02-09 | 2007-02-09 | 空間光伝送装置およびそれを用いた空間光伝送システム |
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2007
- 2007-02-09 JP JP2007030445A patent/JP2008199172A/ja active Pending
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