JP2008198944A - 半導体光集積素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】互いに等価屈折率の異なる異種の光導波路間における光信号の反射を生ぜしめることなく、光結合における反射損失及び放射損失の発生を可及的に抑止し、極めて良好な光結合特性を得ることができる信頼性の高い半導体光集積素子を実現する。
【解決手段】単一の半導体基板1上に互いに等価屈折率の異なる第1の光導波路2と第2の光導波路3とが並列配設されており、両者の光導波路2,3間における光結合を行う方向性結合器が構成される。第1の光導波路2を伝播してきた第1の光導波モードM1の光信号は、両者の光導波路2,3が平行に隣接する方向性結合器領域4内で生ずる光導波モードの変換作用により、第2の光導波路3を伝播する、第1の光導波モードM1と異なる第2の光導波モードM2にほぼ完全に変換され、出力される。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体基板上に2種の光導波路が形成されている半導体光集積素子に関する。
近年、急激に増加し続けるデータ量に対応するため、急速に導入が進んでいるフォトニックネットワークには、更なる大容量化・高機能化が求められている。また、このようなフォトニックネットワーク中で用いる光源、光増幅器、光検出器等として重要な構成要素となっている光半導体集積素子には、単一の半導体基板上への複数素子の集積化や複数機能の集積化による小型化及び高機能化が求められている。
例えば、発振波長の異なる複数の半導体レーザと、半導体光増幅器、光導波路、光合波器とを組み合わせた広帯域波長可変レーザや、複数の半導体光増幅器と光導波路、光合波器とを組み合わせた光ゲートスイッチアレイ等の、様々な形状及び機能を持った光半導体集積素子が提案され、開発が進められている。
半導体光集積素子は、複数の半導体レーザ、半導体光増幅器(以下、単にSOAと記す。)、位相制御器、光検出器等の活性領域と、光信号を伝播させる光導波路や光結合器等の光パッシブ領域とが組み合わされた構成を有する。これら半導体光集積素子では、当該素子内の構成要素それぞれにおいて良好な特性を得るため、各領域毎に最適な導波路設計を施すことが好ましい。その結果、半導体光集積素子内の各領域では、光コア層の材料として互いに異なった屈折率を持つ半導体材料が用いられたり、異なった導波路形状(光コア層の厚さ及び幅等)を持つ。
特願平9−197154号公報
上記のように、活性領域を構成する光導波路と光パッシブ領域を構成する光導波路とを有する半導体光集積素子では、各光導波路においては光導波モードが感じる等価屈折率が異なる。このような構造を持つ半導体光集積素子においては、異種の光導波路間における光結合が大きな課題となる。
従来における、2種の互いに等価屈折率の異なる光導波路により光結合を得る半導体光集積素子の一例を図1に示す。
この半導体光集積素子は、半導体基板101上に互いに等価屈折率の異なる光導波路102,103が設けられており、光導波路102,103が所謂バットジョイント接合によりこれらの光軸方向に縦列接続(突き当て接続)され、光導波路102,103が光結合するように構成されている。
しかしながらこの半導体光集積素子では、光導波路102,103の等価屈折率が異なるために、各光導波路を伝播する光導波モードの不一致、及びバットジョイントの近傍における層厚、材料組成のズレや界面の不均一性に起因して、バットジョイントで反射・放射現象が生じる。これにより、大きな放射損失及び反射損失が発生し、光導波路間の光結合効率が低下する。
この問題を解決するためには、(1)突き当て結合を構成する両導波路間の等価屈折率をそろえる、(2)両導波路内を導波する光導波モードの形状を一致させ、その光軸高さ(光導波モードの中心軸の半導体基板からの高さ)も揃えた構造とする等の施策が有効であるが、これらの施策は半導体光集積素子の各導波路の独立最適化による素子特性の向上とトレードオフの関係にある。
また、特許文献1には、2種の光導波路間で突き当て結合を行う際に、光導波路間の接合面を光軸方向に垂直な面に対して交差する面に形成し、接合面における反射光を光導波路以外の領域へ吸収させる技術が開示されている。しかしながらこの場合、その構成上、接合面において当然に反射損失が発生し光結合効率の低下は免れず、しかも反射光を完全に光導波路以外の領域へ吸収させることは不可能である。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、互いに等価屈折率の異なる異種の光導波路間における光信号の反射を生ぜしめることなく、光結合における反射損失及び放射損失の発生を可及的に抑止し、極めて良好な光結合特性を実現する信頼性の高い半導体光集積素子を提供することを目的とする。
本発明の半導体光集積素子は、単一の半導体基板と、前記半導体基板上に形成された、互いに等価屈折率の異なる第1の光導波路及び第2の光導波路とを含み、前記第1の光導波路から前記第2の光導波路に光信号を伝播させる半導体光集積素子であって、前記第1の光導波路と前記第2の光導波路とが前記半導体基板上で並列して設けられ、前記第1の光導波路と前記第2の光導波路とが隣接する部位に、前記第1の光導波路と前記第2の光導波路との間における光結合を行う方向性結合器が形成されており、前記第1の光導波路における第1の光導波モードの光信号を、前記第2の光導波路における第2の光導波モードの光信号に変換して出力する。
本発明によれば、互いに等価屈折率の異なる異種の光導波路間における光信号の反射を生ぜしめることなく、光結合における反射損失及び放射損失の発生を可及的に抑止し、極めて良好な光結合特性を得ることができる信頼性の高い半導体光集積素子が実現する。
−本発明の基本骨子−
本発明者は、2種の互いに等価屈折率の異なる光導波路により光結合を得る半導体光集積素子において、両光導波路を突き合せ接合法で光結合させる構成が、放射損失及び反射損失を発生させる主因となっている事実に鑑み、両光導波路のバットジョイントが光結合に関与しない構成を実現すべく鋭意検討した結果、本発明に想到した。
本発明の半導体光集積素子では、単一の半導体基板上に、互いに等価屈折率の異なる第1の光導波路及び第2の光導波路を並列して配置し、両者の光導波路が隣接する部位に両者の光導波路間における光結合を行う方向性結合器を形成し、第1の光導波路における第1の光導波モードの光信号を、第2の光導波路における第2の光導波モードの光信号に変換して出力する。この構成により、当該方向性結合器における光導波モードの変換作用により、両者の光導波路間で良好な光結合特性が実現する。
図2は、本発明の半導体光集積素子の主要構成を示す概略平面図である。
本発明の半導体光集積素子では、単一の半導体基板1上に互いに等価屈折率の異なる第1の光導波路2と第2の光導波路3とが並列配設されており、両者の光導波路2,3間における光結合を行う方向性結合器が構成される。第1の光導波路2を伝播してきた第1の光導波モードM1の光信号は、両者の光導波路2,3が平行に隣接する方向性結合器領域4内で生ずる光導波モードの変換作用により、第2の光導波路3を伝播する、第1の光導波モードM1と異なる第2の光導波モードM2にほぼ完全に変換され、出力される。なお、図2には、製造工程で除去されたバットジョイントを示す。
方向性結合器領域4では、その長さ(結合長:Lc)と両導波路の間隔(W)が第1及び第2の光導波路2,3の構造(屈折率、寸法)に応じて最も結合効率が高くなるように設計される。この構成により、ほぼ100%の高い光変換効率が実現可能である。ここで、厳密に理論的には、両者の光導波路の等価屈折率が同一でなければ、完全に100%の変換効率は得られない。本発明では、両者の光導波路に等価屈折率に大きな差があったり、両者の光導波路の光導波モードが大きく異なる場合においても、光導波路間における反射損失及び放射損失の発生を可及的に抑止し、極めて高い結合効率を得ることができる。
具体的に、方向性結合器では、伝搬係数β(1),β(2)を有する第1及び第2の光導波路からなる、方向性結合器のパワー変換効率Fは、
F=1/[1+{(β(1)−β(2))/2|K12|}2] ・・・(1)
で表される。ここで、K12は両者の光導波路の結合係数であり、導波路間隔Wを初めとする多数の構造パラメータから決定される値である。
また、上記の方向性結合器において、最も高いパワー変換効率が実現される方向性結合器の長さLcは、
Lc=π/2[{(β(1)−β(2))/2}2+|K1221/2 ・・・(2)
で与えられる。
本発明では、上記の方向性結合器を作製するに際して、(1)式に基づいて、与えられた2本の光導波路に対して、このK12が最も大きくなるように導波路間隔W、各光導波路の幅を設計するとともに、(2)式に基づいて、方向性結合器において最大のパワー変換効率を得るように、方向性結合器の長さLcを設計する。
本発明の半導体光集積素子では、第1及び第2の光導波路の等価屈折率、コア層材料、導波路形状が著しく異なる状況下においても、適当な結合長Lc、両者の光導波路の間隔W、及び各導波路の幅を適宜設計することにより、反射損失や放射損失が極めて小さく高効率な光結合を得ることが可能である。
また、従来技術で問題であったバットジョイント付近における両者の光導波路の層厚、材料組成のズレや界面の不均一性に起因した反射・放射現象に関しても、本発明の半導体光集積素子では、光伝播方向に異種材料のバットジョイントを有しないため、当該問題を根本的に解決できる。
更に、本発明の半導体光集積素子では、両者の光導波路の高さの差に殆ど影響を受けないため、互いに光軸高さの異なる導波路間でも高効率な光結合を容易に実現することができる。
−本発明を適用した具体的な諸実施形態−
以下、本発明を適用した具体的な諸実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施形態)
本実施形態では、図2に示した主要構成を含む半導体光集積素子について、その製造方法の具体的な一例を説明する。ここでは、第1の光導波路2として活性領域を構成するSOA光導波路と、第2の光導波路3として光パッシブ領域を構成する光導波路とが、同一の半導体基板上に集積された半導体光集積素子について例示する。これに伴って本実施形態では、第1の光導波路2をSOA光導波路10、第2の光導波路3を光導波路20と記す。
図3及び図4は、図2に示した主要構成を含む半導体光集積素子の製造方法を工程順に示す概略断面図であり、図4(c)では、第1の実施形態による半導体光集積素子の完成形態を示す。図5は、図4(c)に対応した半導体光集積素子の概略平面図であり、図4(c)が図5の断面に相当する。各図において、左側がSOA光導波路10の形成領域(SOA形成領域)10a、右側が光導波路20の形成領域(光導波路形成領域)20aをそれぞれ表している。
先ず、図3(a)に示すように、半導体基板1上に、SOAの活性層構造(兼導波路構造)の構成材料である下部クラッド層11、下部分離閉じ込め(SCH)層12、活性層13、上部SCH層14、及び上部クラッド層15を順次形成する。
詳細には、例えばn型の導電型とされたInP(n−InP)基板である半導体基板1上に、例えば有機金属気相成長法(MOVPE法)を用いて、n−InP層(厚み500nm程度)、不純物濃度の低い真性半導体状態のInGaAsP(i−InGaAsP)層(厚み100nm程度、組成波長1.2μm程度)、i−InGaAs層(厚み50nm程度、組成波長1.55μm程度)、i−InGaAsP層(厚み100nm程度、組成波長1.2μm程度)、p型の導電型とされたInP(p−InP)層(厚み200nm程度)を順次積層する。これにより、半導体基板1上に、下部クラッド層11、下部SCH層12、活性層13、上部SCH層14、及び上部クラッド層15が積層形成される。
続いて、図3(b)に示すように、上記のように形成したSOAの活性層構造のうち下部クラッド層11を残して、光導波路形成領域20aの部分を除去する。
詳細には、先ず、上部クラッド層15上の全面を覆うようにマスク材料、ここではシリコン酸化膜を堆積し、このシリコン酸化膜をリソグラフィー及びドライエッチングにより加工して、SOA形成領域10aを覆い、光導波路形成領域20aを露出させるマスク層16を形成する。
次に、マスク層16を用いて、上部クラッド層15、上部SCH層14、活性層13、及び下部SCH層12をエッチングする。これにより、光導波路形成領域20aの下部SCH層12、活性層13、上部SCH層14、及び上部クラッド層15が除去される。
続いて、図3(c)に示すように、光導波路形成領域20aのみに導波路層17及び上部クラッド層18を形成する。
詳細には、光導波路形成領域20aで露出した下部クラッド層11上に、光導波路構造を再成長(バットジョイント成長)させる。例えばMOVPE法を用いて、i−InGaAsP層(厚み200nm程度、組成波長1.3μm程度)、及びp−InP層(厚み250nm程度)を順次積層する。これにより、光導波路形成領域20aで露出した下部クラッド層11上に、導波路層17及び上部クラッド層18が積層形成される。このとき、SOA形成領域10aの下部SCH層12、活性層13、上部SCH層14、及び上部クラッド層15と側面で接触するように、光導波路形成領域20aに導波路層17及び上部クラッド層18が形成され、バットジョイント接合面が形成される。
その後、マスク層16を、例えば所定のウェットエッチングにより除去する。
続いて、図4(a)に示すように、第1の光導波路であるSOA光導波路10を形成するための第1のマスク層19aと、第2の光導波路3である光導波路20を形成するための第2のマスク層19bをそれぞれ形成する。
詳細には、先ず、上部クラッド層15,18上の全面を覆うようにマスク材料、ここではシリコン酸化膜を堆積し、このシリコン酸化膜をリソグラフィー及びドライエッチングにより加工して、SOA形成領域10aには図2の第1の光導波路2と同様の平面形状を有する第1のマスク層19aを、光導波路形成領域20a図2の第2の光導波路3と同様の平面形状を有する第2のマスク層19bを、それぞれ形成する。ここで、第1及び第2のマスク層19aの平面形状は、図2の方向性結合器の平面形状を含む形状となる。このとき、第1及び第2のマスク層19a,19bは、両者のほぼ中間部位にバットジョイントの界面が位置するように形成することが好ましい。
続いて、図4(b)に示すように、第1の光導波路であるSOA光導波路10、及び第2の光導波路3である光導波路20を形成する。
詳細には、第1及び第2のマスク層19a,19bを用いて、例えばICP−RIE法等のドライエッチングにより、SOA形成領域10aでは上部クラッド層15、上部SCH層14、活性層13、下部SCH層12、及び下部クラッド層11を、光導波路形成領域20aでは上部クラッド層18、導波路層17、及び下部クラッド層11を同時にメサ形状に加工する。これにより、SOA形成領域10aには、下部クラッド層11、下部SCH層12、活性層13、上部SCH層14、及び上部クラッド層15からなり、第1の光導波路であるSOA光導波路10が、光導波路形成領域20aには、下部クラッド層11、導波路層17、及び上部クラッド層18からなり、第2の光導波路3である光導波路20がそれぞれ形成される。
例えば、SOA光導波路10の幅が1.3μm程度、光導波路20の幅が2.5μm程度、方向性結合器領域4の結合長(Lc)が330μm程度、両者の光導波路の間隔(W)が1.0μm程度に設定される。ここで、SOA光導波路10では下部SCH層12、活性層13、及び上部SCH層14からなる部分が、光導波路20では導波路層17の部分がそれぞれ光コア層となる。上記のように、SOA光導波路10と光導波路20とは、互いに異なる半導体材料からなる光コア層を有し、各光コア層の中心部位から前記半導体基板までの高さが互いに異なる、互いに等価屈折率の異なる光導波路として形成される。
当該ドライエッチングにおいて、第1及び第2のマスク層19a,19bのほぼ中間部位にバットジョイントの界面が位置しているため、SOA光導波路10及び光導波路20の形成と共に、バットジョイント接合面が完全に除去されることになる。
更に、このドライエッチングにおいて、図2に示したように、第1の光導波路2、即ちSOA光導波路10の(光信号の進行方向を基準とした)終端部、及び第2の光導波路3、即ち光導波路20の(光信号の進行方向を基準とした)始端部を、それぞれ幅テーパ構造(先細り形状)で且つ光信号の光導波路の長手方向に対して非対称形状、即ち言わば刀形状の端部とする。このような形状にSOA光導波路10及び光導波路20を形成することにより、仮に光信号の反射が生じた場合でも、反射光を光導波路以外の領域へ吸収させることができるため、方向性結合器領域4における反射率低減の効果を更に向上させることができる。
続いて、図4(c)及び図5に示すように、ブロック層21,22、クラッド層23、コンタクト層24、及び一対の電極25a,25bを順次形成する。
詳細には、先ず、第1及び第2のマスク層19a,19bが形成された状態で、例えばMOVPE法を用いて、SOA光導波路10及び光導波路20の両脇部分を埋め込むように、p−InP層及びn−InP層を順次成長し、電流狭窄構造となるブロック層21,22を形成する。
次に、第1及び第2のマスク層19a,19bを、例えば所定のウェットエッチングにより除去する。その後、p−InP層(厚み3μm程度)及びInGaAsP層(厚み100nm程度、組成波長1.3μm程度)を順次成長する。このとき、p−InP層によりクラッド層23が形成される。
次に、クラッド層23上にp−InGaAsP層を成長し、当該p−InGaAsP層を、クラッド層23上のSOA光導波路10の上方に相当する部分のみに残すように、即ちSOA光導波路10の上方で当該SOA光導波路10の平面形状に倣って覆う形状に加工し、コンタクト層24を形成する。
しかる後、コンタクト層24上には電極25aを、半導体基板1の裏面の全体には電極25bをそれぞれ形成する。電極25aは、特に図5に示すように、コンタクト層24と同様に、SOA光導波路10の上方で当該SOA光導波路10の平面形状に倣って覆う形状とされる。ここで、一対の電極25a,25bは、通常の半導体レーザで用いられている電極と同様のものである。SOA光導波路10では、電極25aが正極、電極25bが負極となるようにバイアス電圧が印加される(電流が注入される)。
以上により、本実施形態による半導体光集積素子を完成させる。
なお、本実施形態では、電流狭窄構造となるブロック層21,22としてp−InP層及びn−InP層を用いた場合を例示したが、p−InP層及びn−InP層の代わりに高抵抗InP層を用いて電流狭窄構造を形成する場合でも、上記の同等の製法で作製可能であり本発明を同様に実施可能である。また、各製造工程における手法や順序はこの限りではなく、他の工程・手法を用いた場合でも本発明は実施可能である。また、使用する半導体基板、各層の構成(厚さ、組成、材料)等についても上記に示した限りではなく、いかなる組み合わせを持った素子においても正しく結合長Lc及び導波路の間隔Wを設定することで本発明は実施可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、互いに等価屈折率の異なる異種の光導波路間における光信号の反射を生ぜしめることなく、光結合における反射損失及び放射損失の発生を可及的に抑止し、極めて良好な光結合特性を得ることができる信頼性の高い半導体光集積素子が実現する。
−変形例−
ここで、第1の実施形態の諸変形例について説明する。
(変形例1)
変形例1では、第1の実施形態と同様に、互いに等価屈折率の異なるSOA光導波路と光導波路とを備えた半導体光集積素子を開示するが、所定の構成部材の厚み・幅等が異なる点で相違する。
本例では先ず、第1の実施形態と同様に、図3(a),(b)の各工程を行う。その後、図3(c)の工程において、光導波路形成領域20aで露出した下部クラッド層11上に、光導波路構造を再成長(バットジョイント成長)させる際に、例えばMOVPE法を用いて、i−InGaAsP層(厚み400nm程度、組成波長1.3μm程度)、及びp−InP層(厚み50nm程度)を順次積層する。これにより、光導波路形成領域20aで露出した下部クラッド層11上に、第1の実施形態とは厚みの異なる導波路層17及び上部クラッド層18が積層形成される。
続いて、図4(a),(b)の工程において、第1及び第2のマスク層19a,19bを用いた例えばICP−RIE法等のドライエッチングを行い、図2と同様の形状であり、幅が2.5μm程度のSOA光導波路10と、幅が0.5μm程度の光導波路20を同時形成する。ここで、図2において、方向性結合器領域4の結合長(Lc)が70μm程度、両者の光導波路の間隔(W)が0.5μm程度に設定される。
本例においても、第1の実施形態と同様に、上記のにおいて、第1及び第2のマスク層19a,19bのほぼ中間部位にバットジョイントの界面が位置しているため、SOA光導波路10及び光導波路20の形成と共に、バットジョイント接合面が完全に除去される。
また、第1の実施形態と同様に、SOA光導波路10と光導波路20とは、互いに異なる半導体材料からなる光コア層を有し、各光コア層の中心部位から前記半導体基板までの高さが互いに異なる、互いに等価屈折率の異なる光導波路として形成される。
また、第1の実施形態と同様に、第1の光導波路2、即ちSOA光導波路10の終端部、及び第2の光導波路3、即ち光導波路20の始端部を、それぞれ幅テーパ構造(先細り形状)で且つ光信号の光導波路の長手方向に対して非対称形状、即ち言わば刀型形状の端部とする。
しかる後、図4(c)と同様に、ブロック層21,22、クラッド層23、コンタクト層24、及び一対の電極25a,25bを順次形成し、本例による半導体光集積素子を完成させる。
以上説明したように、変形例1によれば、互いに等価屈折率の異なる異種の光導波路間における光信号の反射を生ぜしめることなく、光結合における反射損失及び放射損失の発生を可及的に抑止し、極めて良好な光結合特性を得ることができる信頼性の高い半導体光集積素子が実現する。
(変形例2)
変形例2では、第1の実施形態と同様に、互いに等価屈折率の異なるSOA光導波路と光導波路とを備えた半導体光集積素子を開示するが、SOA光導波路の終端に光吸収領域を設ける点で相違する。
図6は、第1の実施形態の変形例2における半導体光集積素子の完成形態を示す概略平面図である。
本例では、第1の実施形態と同様に、図3(a)〜(c),図4(a),(b)の各工程を行う。ここで、図4(b)の工程において、SOA光導波路10の終端部(入力側と反対側の端部)の形状を、上記した刀形状に形成することが望ましいが、SOA光導波路10の他の部分と同一形状としても良い。その後、図4(c)の工程において、第1の実施形態と同様に、ブロック層21,22を形成し、第1及び第2のマスク層19a,19bを除去した後、クラッド層23を形成する。
次に、クラッド層23上にp−InGaAsP層を成長する。そして、当該p−InGaAsP層を、クラッド層23上のSOA光導波路10(SOA光導波路10の終端部を除く)の上方に相当する部分のみに残すように加工し、コンタクト層24を形成する。即ちこの場合、コンタクト層24は、SOA光導波路10の上方で当該SOA光導波路10の平面形状に倣って覆うように形成されるが、SOA光導波路10の終端部の上方には形成されない。
しかる後、コンタクト層24上には電極25aを、半導体基板1の裏面の全体には電極25bをそれぞれ形成する。電極25aは、図6に示すように、コンタクト層24と同様に、SOA光導波路10の終端部の上方を除き、SOA光導波路10の上方で当該SOA光導波路10の平面形状に倣って覆う形状とされる。上方に電極25aを欠く、SOA光導波路10の終端部が光吸収領域10bとなる。
ここで、一対の電極25a,25bは、通常の半導体レーザで用いられている電極と同様のものである。SOA光導波路10では、電極25aが正極、電極25bが負極となるようにバイアス電圧が印加される(電流が注入される)。
以上により、本実施形態による半導体光集積素子を完成させる。
本例の半導体光集積素子では、SOA光導波路10を伝播し、方向性結合器領域4で光導波路20に光結合しなかった光成分が生じた場合でも、SOA光導波路10の電流が注入されない活性層部分である光吸収領域10bにおいて、当該光成分が全て吸収される。この構成により、不要な反射戻り光や迷光の発生が防止される。
以上説明したように、変形例2によれば、互いに等価屈折率の異なる異種の光導波路間における光信号の反射を生ぜしめることなく、光結合における反射損失及び放射損失の発生を可及的に抑止し、極めて良好な光結合特性を得ることができる信頼性の高い半導体光集積素子が実現する。
(第2の実施形態)
本実施形態の半導体光集積素子では、第1の実施形態で説明したSOA光導波路10と同一の光導波路構造を、SOA光導波路として用いる代わりに、自然放出光(ASE)光源として用いる。この場合、SOA光導波路10と同様に、電極25aが正極、電極25bが負極となるようにバイアス電圧が印加される(電流が注入される)。
なお、本実施形態でも、第1の実施形態の変形例2と同様に、ASE光源の終端部に光吸収領域を設けても好適である。
本実施形態によれば、互いに等価屈折率の異なる異種の光導波路間における光信号の反射を生ぜしめることなく、光結合における反射損失及び放射損失の発生を可及的に抑止し、極めて良好な光結合特性を得ることができる信頼性の高い半導体光集積素子が実現する。
(第3の実施形態)
本実施形態の半導体光集積素子では、第1の実施形態で説明したSOA光導波路10と同一の光導波路構造を、SOA光導波路として用いる代わりに、光信号を検出する光検出器として用いる。この場合、SOA光導波路10とは逆に、電極25aが負極、電極25bが正極となるようにバイアス電圧が印加される。
なお、本実施形態でも、第1の実施形態の変形例2と同様に、光検出器の終端部に光吸収領域を設けても好適である。
本実施形態によれば、互いに等価屈折率の異なる異種の光導波路間における光信号の反射を生ぜしめることなく、光結合における反射損失及び放射損失の発生を可及的に抑止し、極めて良好な光結合特性を得ることができる信頼性の高い半導体光集積素子が実現する。
(第4の実施形態)
本実施形態の半導体光集積素子では、第1の実施形態で説明したSOA光導波路10と同一の光導波路構造を、SOA光導波路として用いる代わりに、光信号の振幅、位相、周波数、方向等を変調する光変調器として用いる。この光変調器では、その光コア層を構成する活性層13の材料として、第1の実施形態におけるSOA光導波路10の活性層13の材料であるi−InGaAs層(厚み50nm程度、組成波長1.55μm程度)の代わりに、i−InGaAsP層(厚み50nm程度、組成波長1.4μm程度)を用いる。
この場合、SOA光導波路10とは逆に、電極25aが負極、電極25bが正極となるようにバイアス電圧が印加される。
本実施形態によれば、互いに等価屈折率の異なる異種の光導波路間における光信号の反射を生ぜしめることなく、光結合における反射損失及び放射損失の発生を可及的に抑止し、極めて良好な光結合特性を得ることができる信頼性の高い半導体光集積素子が実現する。
(第5の実施形態)
本実施形態の半導体光集積素子では、第1の実施形態で説明したSOA光導波路10と同一の光導波路構造を、SOA光導波路として用いる代わりに、電流注入又は光励起により光信号を発生する、例えばDFBレーザ等の光発振器として用いる。
図7は、第5の実施形態による半導体光集積素子の製造方法の各工程のうち、主要工程を示す概略断面図であり、順に第1の実施形態における図3(a),図4(b)に相当する。図8は、図7(b)に対応した概略平面図であり、図7(b)が図8の断面に相当する。各図において、左側が光発振器導波路30の形成領域(光発振器導波路形成領域)30a、右側が光導波路20の形成領域(光導波路形成領域)20aをそれぞれ表している。
第5の実施形態による半導体光集積素子を作製するには、先ず図7(a)に示すように、半導体基板1上に、回折格子層31、SOAの活性層構造(兼導波路構造)の構成材料である下部クラッド層11、下部分離閉じ込め(SCH)層12、活性層13、上部SCH層14、及び上部クラッド層15を順次形成する。
詳細には、例えばn型の導電型とされたInP(n−InP)基板である半導体基板1上に、EB露光装置を用いて図8の30b(前段部分)のみに局所的に回折格子マスクを形成し、30bに回折格子構造31を形成する。
次に、例えば有機金属気相成長法(MOVPE法)を用いて、回折格子31を形成した半導体基板上にn−InGaAsP回折格子層(厚さ50nm程度、組成波長1.1μm程度)、n−InP層(厚み500nm程度)、不純物濃度の低い真性半導体状態のInGaAsP(i−InGaAsP)層(厚み100nm程度、組成波長1.2μm程度)、i−InGaAs層(厚み50nm程度、組成波長1.55μm程度)、i−InGaAsP層(厚み100nm程度、組成波長1.2μm程度)、p型の導電型とされたInP(p−InP)層(厚み200nm程度)を順次積層する。これにより、半導体基板1上に、回折格子層31を埋め込む下部クラッド層11、下部SCH層12、活性層13、上部SCH層14、及び上部クラッド層15が積層形成される。
続いて、第1の実施形態における図3(b),図3(c),図4(a)の各工程を行った後、図7(b)に示すように、第1の光導波路である光発振器導波路30、及び第2の光導波路3である光導波路20を形成する。
詳細には、第1及び第2のマスク層19a,19bを用いて、例えばICP−RIE法等のドライエッチングにより、光発振器導波路形成領域30aでは上部クラッド層15、上部SCH層14、活性層13、下部SCH層12、下部クラッド層11、及び回折格子層31を、光導波路形成領域20aでは上部クラッド層18、導波路層17、及び下部クラッド層11を同時にメサ形状に加工する。これにより、光発振器導波路形成領域30aには、回折格子層31、下部クラッド層11、下部SCH層12、活性層13、上部SCH層14、及び上部クラッド層15からなり、第1の光導波路である光発振器導波路30が、光導波路形成領域20aには、下部クラッド層11、導波路層17、及び上部クラッド層18からなり、第2の光導波路3である光導波路20がそれぞれ形成される。
更に、このドライエッチングにおいて、第1及び第2のマスク層19a,19bのほぼ中間部位にバットジョイントの界面が位置しているため、光発振器導波路30及び光導波路20の形成と共に、バットジョイント接合面が完全に除去されることになる。
更に、このドライエッチングにおいて、図8に示したように、第1の光導波路2、即ち光発振器導波路30の終端部、及び第2の光導波路3、即ち光導波路20の始端部を、それぞれ幅テーパ構造(先細り形状)で且つ光信号の光導波路の長手方向に対して非対称形状、即ち言わば刀形状の端部とする。このような形状に光発振器導波路30及び光導波路20を形成することにより、仮に光信号の反射が生じた場合でも、反射光を光導波路以外の領域へ吸収させることができるため、方向性結合器領域32における反射率低減の効果を更に向上させることができる。
しかる後、図4(c)と同様に、ブロック層21,22、クラッド層23、コンタクト層24、及び一対の電極25a,25bを順次形成し、本実施形態による半導体光集積素子を完成させる。
光発振器導波路30では、第1の実施形態におけるSOA光導波路10と同様に、電極25aが正極、電極25bが負極となるようにバイアス電圧が印加される(電流が注入される)。
以上説明したように、本実施形態によれば、互いに等価屈折率の異なる異種の光導波路間における光信号の反射を生ぜしめることなく、光結合における反射損失及び放射損失の発生を可及的に抑止し、極めて良好な光結合特性を得ることができる信頼性の高い半導体光集積素子が実現する。
なお、本実施形態でも、第1の実施形態の変形例2と同様に、DFBレーザ光源の終端部に光吸収領域を設けても好適である。
本実施形態によれば、互いに等価屈折率の異なる異種の光導波路間における光信号の反射を生ぜしめることなく、光結合における反射損失及び放射損失の発生を可及的に抑止し、極めて良好な光結合特性を得ることができる信頼性の高い半導体光集積素子が実現する。
従来における、2種の互いに等価屈折率の異なる光導波路により光結合を得る半導体光集積素子の一例を示す概略平面図である。 本発明の半導体光集積素子の主要構成を示す概略平面図である。 図2に示した主要構成を含む半導体光集積素子の製造方法を工程順に示す概略断面図である。 図3に引き続き、図2に示した主要構成を含む半導体光集積素子の製造方法を工程順に示す概略断面図である。 図4(c)に対応した半導体光集積素子の概略平面図である。 第1の実施形態の変形例2における半導体光集積素子の完成形態を示す概略平面図である。 第5の実施形態による半導体光集積素子の製造方法の各工程のうち、主要工程を示す概略断面図である。 図7(b)に対応した概略平面図である。
符号の説明
1 半導体基板
2 第1の光導波路2
3 第2の光導波路
4 方向性結合器領域
10 SOA光導波路
10a SOA形成領域
10b 光吸収領域
20 光導波路
20a 光導波路形成領域
11 下部クラッド層
12 下部分離閉じ込め(SCH)層
13 活性層
14 上部SCH層
15 上部クラッド層
16 マスク層
17 導波路層
18 上部クラッド層
19a 第1のマスク層
19b 第2のマスク層
21,22 ブロック層
23 クラッド層
24 コンタクト層
25a,25b 一対の電極
30 光発振器導波路
30a 光発振器導波路形成領域
31 回折格子層

Claims (8)

  1. 単一の半導体基板と、
    前記半導体基板上に形成された、互いに等価屈折率の異なる第1の光導波路及び第2の光導波路と
    を含み、前記第1の光導波路から前記第2の光導波路に光信号を伝播させる半導体光集積素子であって、
    前記第1の光導波路と前記第2の光導波路とが前記半導体基板上で並列して設けられ、前記第1の光導波路と前記第2の光導波路との間における光結合を行う方向性結合器を形成しており、
    前記第1の光導波路における第1の光導波モードの光信号を、前記第2の光導波路における第2の光導波モードの光信号に変換して出力することを特徴とする半導体光集積素子。
  2. 前記第1の光導波路及び前記第2の光導波路は、互いに異なる半導体材料からなる光コア層をそれぞれ有することを特徴とする請求項1に記載の半導体光集積素子。
  3. 前記第1の光導波路及び前記第2の光導波路は、前記各光コア層の中心部位から前記半導体基板までの高さが互いに異なるものであることを特徴とする請求項2に記載の半導体光集積素子。
  4. 前記第1の光導波路の終端部位に光吸収領域が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体光集積素子。
  5. 前記第1の光導波路及び前記第2の光導波路のいずれか一方又は双方は、光信号の強度及び位相を変化させる機能を持つ光機能導波路であることを特徴とする請求項1に記載の半導体光集積素子。
  6. 前記第1の光導波路及び前記第2の光導波路のいずれか一方又は双方は、光信号を発生させる光発信器又はASE光源であることを特徴とする請求項1に記載の半導体光集積素子。
  7. 前記第1の光導波路及び前記第2の光導波路のいずれか一方又は双方は、光信号を変調する光変調器であることを特徴とする請求項1に記載の半導体光集積素子。
  8. 前記第1の光導波路及び前記第2の光導波路のいずれか一方又は双方は、光信号を検出する光検出器であることを特徴とする請求項1に記載の半導体光集積素子。
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