JP2008198560A - 白熱電球 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明の白熱電球は、一端に封止部11が形成され他端に排気管残部が形成されたバルブ1内にフィラメント2が配置され、フィラメント2がバルブ1内の封止部11側に配置されたガラス4片に固定されたアンカー5によって架設され、封止部11がベースの凹部に挿入されて接着剤7によって固定された白熱電球Aにおいて、ガラス片4が、ベース7の凹部61内に位置していることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
これらの照明装置に利用される白熱電球は、反射鏡と組み合わせて使用するものであり、反射鏡の焦点近傍に白熱電球のフィラメントを適切に位置させる必要があるので、一端に封止部が形成され他端に排気管残部が形成された一端封止型のバルブ内にフィラメントを配置した白熱電球が最適である。
白熱電球Cは、一端封止型の石英ガラス製のバルブ1内に、フィラメント2が配置され、フィラメント2は、複数のフィラメントセグメント20が管軸にほぼ並行に配置され、それぞれのフィラメントセグメント20の軸が同一の平面上に存在するように平面状に配置されている。
また、ガラス片4には、フィラメントセグメント20間のトビ部21を引っ掛けてフィラメント2をバルブ1内に架設するためのアンカー5が固定されている。
ガラス片は外径3.0mm、長さ19mmの円筒状のガラス部材を2つ用いて内部リード棒とアンカーを挟み込むように溶融した構造である。
そして、定格電力が1500Wで点灯するものである。
この照明装置では、球面反射鏡Mの光軸X1上に白熱電球Cと平凸レンズRが配置されており、反射鏡Mと白熱電球Cの位置関係は固定されており、レンズRと白熱電球Cの間隔を変化させることにより、照明径を変化させるものである。
そして、白熱電球CとレンズRの間隔を変化させるためには、反射鏡Mと白熱電球Cは装置内で固定されているものであるので、レンズRが光軸X1方向に沿って移動することにより、レンズRと白熱電球Cとの間隔を変化させるものである。
レンズRが不図示の移動機構により移動するものであり、さらに、白熱電球Cの管軸X2が球面反射鏡Mの光軸X1と直交するようになっている。
図9は、従来の白熱電球Cの封止部側の一部拡大断面図である。
図9に示すように、フィラメント2から放射された直射光L1や反射鏡で反射した反射光L2やベース6の接着剤7の表面で反射した反射光L3が、ガラス片4に照射され、ガラス片4で反射した光L4やガラス片4を透過した光L5の一部が、レンズに照射され、照明領域に照射されることになる。
このような、光は、所定の設計上の光路を進むものではないので、この光によってハレーション現象が発生するものである。
しかしながら、照明領域の上方部分では、中心から離れた位置に、照度が
8000ルクスとなる照度の高い部分が存在しており、この部分がハレーション発生部分であり、照明領域の上方部分では、中心から離れるに従って照度が徐々に低下せず、照明領域が理想的な照度分布になっていないことがわかる。
さらに、前記封止部の一部は、ベースの凹部内で接着剤の上面より突出していることを特徴とする。
図1は、本願発明の白熱電球の説明図である。
白熱電球Aは、一端封止型の石英ガラス製のバルブ1内に、フィラメント2が配置され、フィラメント2は、複数のフィラメントセグメント20が管軸にほぼ並行に配置され、それぞれのフィラメントセグメント20の軸が同一の平面上に存在するように平面状に配置されている。
また、ガラス片4には、フィラメントセグメント20間のトビ部21を引っ掛けてフィラメント2をバルブ1内に架設するためのアンカー5が固定されている。
この結果、ガラス片4がベース6の外方には存在せず、後述する反射鏡の光軸X1から白熱電球Aを見た時に、ガラス片4が見えず、ガラス片4がベース6内に隠れた構造である。
ガラス片は外径3.0mm、長さ19mmの円筒状のガラス部材を2つ用いて内部リード棒とアンカーを挟み込むように溶融した構造である。
そして、定格電力が1500Wで点灯するものである。
この照明装置では、球面反射鏡Mの光軸X1上に白熱電球Aと平凸レンズRが配置されており、反射鏡Mと白熱電球Aの位置関係は固定されており、レンズRと白熱電球Aの間隔を変化させることにより、照明径を変化させるものである。
そして、白熱電球AとレンズRの間隔を変化させるためには、反射鏡Mと白熱電球Aは、装置内で固定されているものであり、レンズRを光軸X1方向に沿って移動させることにより、レンズRと白熱ランプAの間隔を変化させるものである。
レンズRが不図示の移動機構により移動するものであり、そして、白熱電球Aの管軸X2が球面反射鏡Mの光軸X1と直交するようになっている。
図3に示すように、フィラメント2から放射された直射光L1や反射鏡で反射した反射光L2が、ベース6内に位置するガラス片4に照射されるが、ガラス片4で反射した光L4やガラス片4を透過した光L5のほとんどは、凹部61内の接着剤7の内面に向かって進行し、この凹部61内の接着剤7の内面で、繰り返し反射して減衰するために、ガラス片4で反射した光L4やガラス片4を透過した光L5のほとんどは、ベース内6から外方に出射されないものである。
このように先端面610の厚みHが2mm以上であれば、この先端面610に照射された光が反射され、照射面に照射されることにより、ベースの輪郭がぼやけ、ベースの映り込みがなくなり、照射面における照度部分が極端に変わる境界部をなくすことができる。
一方、バルブの表面に遮光膜を直接つけた場合は、遮光膜が厚みが0.1mm程度のものであるので、照射面に遮光膜によって遮光される部分が明らかに発生し、照射面における照度部分が極端に変わる境界部が発生し、照射面上に遮光膜が映りこむことになり、自然な配光分布が得られないものである。
また、必要に応じて、ベース6に放熱フィンをつけるなどして、放熱作用を有する構造にすれば、さらに、効果的である。
図5に示すように、白熱電球Bは、バルブ1内のガラス片4が、セラミックベース6の凹部61内に位置するように封止部11を凹部61内に挿入している。そして、凹部61内に白色シリカ系の接着剤7を充填するが、封止部11のフィラメント2側が接着剤7によって埋もれていない構造になっている。
すなわち、封止部11のフィラメント側の一部は、ベース6の凹部61内で接着剤7の上面70から突出しており、ガラス片4と対向するバルブ1の外部には接着剤7は存在しておらず、ガラス片4がベース6の外方には存在せず、反射鏡の光軸X1から白熱電球Bを見た時に、ガラス片4が見えず、ガラス片4がベース6内に隠れた構造である。
図6に示すように、フィラメント2から放射された直射光L1や反射鏡で反射した反射光L2や接着剤の表面で反射したL3が、ベース6内に位置するガラス片4に照射されるが、ガラス片4で反射した光L4やガラス片4を透過した光L5のほとんどは、ベース6の凹部61の内壁面や接着剤の上面70に向かって進行し、凹部61の内部で繰り返し反射して減衰するために、ガラス片4で反射した光L4やガラス片4を透過した光L5のほとんどは、ベース内6から外方に出射されないものである。
11 封止部
2 フィラメント
20 フィラメントセグメント
21 トビ部
3 内部リード棒
4 ガラス片
5 アンカー
6 ベース
61 凹部
610 先端面
7 接着剤
Claims (2)
- 一端に封止部が形成され他端に排気管残部が形成されたバルブ内にフィラメントが配置され、当該フィラメントがバルブ内の封止部側に配置されたガラス片に固定されたアンカーによって架設され、前記封止部がベースの凹部に挿入されて接着剤によって固定された白熱電球において、
前記ガラス片が、前記ベースの凹部内に位置していることを特徴とする白熱電球。 - 前記封止部の一部は、ベースの凹部内で接着剤の上面より突出していることを特徴とする請求項1に記載の白熱電球。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010277882A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Ushio Inc | 白熱電球 |
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