JP2015207493A - Led光源装置 - Google Patents

Led光源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015207493A
JP2015207493A JP2014088356A JP2014088356A JP2015207493A JP 2015207493 A JP2015207493 A JP 2015207493A JP 2014088356 A JP2014088356 A JP 2014088356A JP 2014088356 A JP2014088356 A JP 2014088356A JP 2015207493 A JP2015207493 A JP 2015207493A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
main
light source
led light
led
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014088356A
Other languages
English (en)
Inventor
信二 小泉
Shinji Koizumi
信二 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP2014088356A priority Critical patent/JP2015207493A/ja
Publication of JP2015207493A publication Critical patent/JP2015207493A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)

Abstract

【課題】従来のコイル状フィラメントを発光源とする電球と置き換えが可能であり且つ電球と同等な配光特性及び輝度分布を有する、LED素子を発光源とするLED光源装置を提供することにある。
【解決手段】主LED光源10と該主LED光源10から出射された光を導光する主導光体20を備えた主光学系2と、主光学系2の外側に位置し、副LED光源80と該副LED光源80から出射された光を導光する副導光体90を備えた副光学系3とを有し、主光学系2の主導光体20を導光された光と、副光学系3の副導光体90を導光された光とが、主導光体20に設けられた光出射部21に互いに対向する方向から到達する。光出射部21は、該光出射部21の主導光体光出射面21aを覆うように内面に波長変換部材が配置されているか、又は光拡散処理が施されているキャップ41が装着されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、LED光源装置に関するものであり、詳しくは、従来のコイル状フィラメントを発光源とする電球(特に、ソケット一体型電球)と置き換えが可能であり且つ電球と同等な配光特性及び輝度分布を有する、LED素子を発光源とするLED光源装置に関する。
従来、この種のLED光源装置としては、例えば、特許文献1に「LEDバルブ」として図11(a)に示す光学系を備えたものが開示されている。
それは、LED発光体素子100の光照射方向前方に反射部材101を配設した構成からなり、反射部材101はLED発光体素子100の発光面102に対向する反射面105を備えており、該反射面105は頂部103をLED発光体素子100の発光面102側に向けると共に側面を中心軸106側に凹状に湾曲した湾曲面とする湾曲円錐状反射面104からなっている。
これにより、LED発光体素子100からの出射光は、反射部材101の湾曲円錐状反射面104によって光照射方向の側方及び斜め後方に向けて放射状に反射される。このとき湾曲円錐状反射面104は反射光を出射光とする疑似光源(E)を形成し、疑似光源(E)の出射光(湾曲円錐状反射面104の反射光(F))は、フィラメントを有するハロゲンバルブを光源としたときの光の出射方向と略同一となり、且つ疑似光源(E)の形成位置及び発光領域の大きさはハロゲンバルブの配置位置及び大きさと略同一とすることが可能である、とされている。
特許第4689762号公報
ところで、上記特許文献1で開示されたLEDバルブは、疑似光源(E)からの出射光、つまり湾曲円錐状反射面104による反射光(D)が図11(b)に示すように、湾曲円錐状反射面104を投影して内側に凹んだ一対の脚を有する湾曲台形状の配光パターン107を形成する。そのため、疑似光源(E)からの出射光は、一定の径でコイル状に巻回されたフィラメントからの出射光とは異なる配光パターンを形成する。
換言すると、疑似光源(E)は配光特性に関しては、巻径を徐々に変えて湾曲円錐状に巻回したコイル状のフィラメント(F)からなる光源に相当するものである。そのため、疑似光源(E)を灯具内に配設した場合、疑似光源(E)からの出射光のうち疑似光源(E)の、フィラメントの大径で巻回された部分に対応する位置からの出射光は、灯具の配光制御系によって広がる方向に配光制御され、フィラメントの小径で巻回された部分に対応する位置からの出射光は、集光する方向に配光制御される。
その結果、疑似光源(E)を配設した灯具は、一定の径でコイル状に巻回されたフィラメントからなる発光源を配設した本来の灯具による配光特性及び輝度分布と同等な配光特性及び輝度分布を得ることは難しい。
また、疑似光源(E)となる湾曲円錐状反射面105を備えた反射部材101は、該反射部材101を支持する支柱が必要であり、該支柱は灯具内の限られたスペースにおいては反射部材101の近傍に配置する必要があり、そのため、疑似光源(E)からの出射光を遮って影を形成する要因となる。
そこで、本発明は上記問題に鑑みて創案なされたもので、その目的とするところは、従来のコイル状フィラメントを発光源とする電球と置き換えが可能であり且つ電球と同等な配光特性及び輝度分布を有する、LED素子を発光源とするLED光源装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載された発明は、主LED光源と、前記主LED光源の上方に配置されており、前記主LED光源側に位置する複数の主導光体光入射面に入射した前記LED光源から出射される光を、前記複数の主導光体光入射面の反対側に位置する光出射部まで導光させ、且つ該光出射部の主導光体光出射面から出射させる主導光体と、前記主導光体の周囲に所定の間隔で配置された複数の副LED光源と、 前記主導光体の外側に該主導光体を取り囲むように設けられており、前記副LED光源側に位置する副導光体光入射面に入射した前記副LED光源から出射される光を、前記副導光体光入射面の反対側に位置する副導光体光出射面まで導光させると共に、前記主LED光源から出射された光の導光方向と略反対方向から、前記主導光体の前記光出射部に入射させ、前記主導光体光出射面から出射させる副導光体と、前記主導光体光出射面を覆うように装着されており、前記主導光体光出射面から出射した光が内面から入射して、その入射光が通過して外面から出射する中空形状のキャップと、を有し、前記キャップの内面には波長変換部材が配置されているか、又は光拡散処理が施されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載された発明は、請求項1において、前記主導光体の複数の主導光体光入射面は、前記主LED光源を通る光軸と同一線上に位置する前記主導光体の中心軸を回転軸とする前記主LED光源側に凹状の回転非球面からなる第1光入射面と、前記第1光入射面の周縁部から前記主LED光源側に向かって前記中心軸に対して離れる方向に開く略線分を、前記中心軸を回転軸として回転して得られた略円筒状曲面からなる第2光入射面と、前記第1光入射面及び前記第2光入射面の外側に位置し前記中心軸に対して離れる方向に延びる円弧を、前記中心軸を回転軸として回転して得られた環状曲面からなる第3光入射を有し、前記第1光入射面は前記中心軸上に焦点を有すると共に、前記第3光入射面は前記中心軸上の、前記第1光入射面の焦点とは異なる位置に中心を有することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載された発明は、請求項1又は請求項2において、前記主導光体には、前記複数の光入射面の少なくとも1つから入射した光を反射する内部反射面を有していることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に記載された発明は、請求項3において、前記内部反射面は、前記第2光入射面の前記主LED光源側の周端部と前記第3光入射面の内周縁部を結び前記主LED光源と反対側に向かって前記中心軸に対して離れる方向に開く外側に凸状の曲線を、前記中心軸を回転軸として回転して得られた回転非球面からなり、前記中心軸上の、前記第1光入射面の焦点及び前記第3光入射面の中心とは異なる位置に焦点を有することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項5に記載された発明は、請求項3又は請求項4において、前記主LED光源を側方から囲むように環状のリフレクタが設けられ、該リフレクタの前記主LED光源と対向する側の面を光反射面とすると共に、前記主LED光源からの光が該光反射面で反射されて前記主導光体の複数の光入射面の1つから主導光体内に入射されることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項6に記載された発明は、請求項5において、前記リフレクタの光反射面は、前記主LED光源の位置を第1焦点の位置とし前記中心軸を回転軸とする回転楕円面からなり、前記中心軸上の、前記第3光入射面の中心と同一位置に第2焦点を有することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項7に記載された発明は、請求項5又は請求項6において、前記主LED光源から出射した相対的に輝度の高い光は、前記第1光入射面から前記主導光体内に入射して、前記主導光体光出射面の前記主LED光源からの距離が最も長い領域に至り、相対的に輝度の中位の光は、前記第2光入射面から前記主導光体内に入射して、前記主導光体光出射面の前記主LED光源からの距離が中間の領域に至り、相対的に輝度の低い光は、前記リフレクタの光反射面で反射されて前記第3光入射面から前記主導光体内に入射して、前記主導光体光出射面の前記主LED光源からの距離が最も短い領域に至ることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項8に記載された発明は、請求項1〜請求項7のいずれかにおいて、前記主導光体は、中空部を挟んで主LED光源側導光部と光出射面側導光部の2つの導光部分に分割した構成となっていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項9に記載された発明は、請求項1〜請求項8のいずれかにおいて、前記副導光体は、一端側に開口を有する略筒状を呈し、前記副LED光源と対向する開口端面を前記副導光体光入射面とし、前記開口端部側の肉厚が厚く前記開口と反対側に向かって前記略筒状の中心軸に対して径方向に適宜に湾曲しながら徐々に肉厚が薄くなるとと共に前記開口と反対側が前記中心軸方向に絞り込まれて先端部が柱状となり、前記柱状の先端部の先端面が前記主導光体の前記光出射部の先端面に面接触していることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項10に記載された発明は、請求項9において、前記副導光体は、外面の、前記中心軸との交点を含む近傍領域の所定の範囲に遮光部が設けられていることを特徴とするものである。
本発明のLED光源装置は、主LED光源と該主LED光源から出射された光を導光する主導光体を備えた主光学系と、主光学系の外側に位置し、副LED光源と該副LED光源から出射された光を導光する副導光体を備えた副光学系とを有し、主光学系の主導光体を導光された主LED光源からの出射光と、副光学系の副導光体を導光された副LED光源からの出射光とが、主導光体に設けられた光出射部に互いに対向する方向から到達する。光出射部には、該光出射部の光出射面を覆うように内面に波長変換部材が配置されているか又は光拡散処理が施されているキャップが装着されている。
これにより、キャップからの出射光は、従来のコイル状フィラメントを発光源とする電球と同等な配光特性及び輝度分布を有するものとなり、従来の電球と置き換えが可能となった。
従来のソケット一体型電球の説明図である。 本発明のLED光源装置に係わる実施形態の縦部分断面説明図である。 LED光源の説明図である。 主導光体の断面説明図である。 主導光体及びリフレクタの説明図である。 LED光源装置の光路説明図である。 従来のソケット一体型電球を装着した灯具の説明図である。 実施形態のLED光源装置を装着した灯具の説明図である。 LED光源装置の伝熱経路の説明図である。 分割導光体の説明図である。 従来例の説明図である。
以下、この発明の好適な実施形態を図1〜図10を参照しながら、詳細に説明する(同一部分については同じ符号を付す)。尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの実施形態に限られるものではない。
図1は従来のソケット一体型電球の説明図、図2〜図6は従来のソケット一体型電球に代わる本発明のLED光源装置に係わる実施形態を示す説明図であり、そのうち、図2は縦部分断面説明図、図3はLED光源の説明図、図4は主導光体の断面説明図、図5は主導光体及びリフレクタの断面説明図、図6はLED光源装置の光路説明図である。
従来のソケット一体型電球60は図1にあるように、光源の電球61と電球61を装着する電球ソケット70を備えている。
電球61は、例えば、内部に窒素やアルゴン等の不活性ガスが封入されると共に、場合によっては、ヨウ素や臭素等のハロゲンガスあるいはハロゲン化合物ガスが封入されている。同時に、電球61内部には、発光源となるコイル状に巻回されたフィラメント62が巻回中心軸線Aが電球61の中心軸線Aと略一致するように配置され、フィラメント62の両端部の夫々が、電球61に気密に貫通した一対のリード線63、64の該電球61内に位置する内部リード部63a、64aの先端部に接続されて、フィラメント62の支持とフィラメント62に対する電気的導通が図られている。
電球ソケット70は、ホルダ部71とソケット部72で構成され、ホルダ部71は電球61の後端部を収容して該電球61を電球ソケット70に装着する。一方、ソケット部72は、一対のリード線63、64の、電球61外に位置する外部リード部63b、64bに接続されて外部からの電力を受電する外部接続電極端子65、66を有すると共に、灯具に装着する際に該灯具の電球取付部に嵌装する部分となる。
これに対し、本発明のLED光源装置は、上記従来のソケット一体型電球の電球ソケット70に対してソケット部72を共通化し、従来のソケット一体型電球の電球61に代わるものとして、従来のソケット一体型電球の発光源であったフィラメント62に代わって半導体発光素子(本実施形態ではLED素子)を発光源とする光学系を構成し、電球ソケット70の、電球61を支持するホルダ部71をLED素子が搭載されたLED光源を実装するLED実装部として機能するものとした。
以下に、本実施形態のLED光源装置に関わる具体的な構成について詳細に説明する。
図2より、LED光源装置1は、中央部に配設された主光学系2と主光学系2を取り囲むように配設された副光学系3の2つの光学系を備えている。
そのうち、主光学系2は、主LED光源10と、底面側の光入射面から入射した主LED光源10からの出射光を頂点側の光出射部21まで導光する中実体からなる略円錐形状の主導光体20と、光出射部21に装着された波長変換用キャップ41と、主導光体20の底面側の下方に位置して主LED光源10を側方から取り囲むように設けられた環状のリフレクタ35と、により構成されている。
また、主光学系2を構成する上記光学部材(主LED光源10、主導光体20、波長変換用キャップ41及びリフレクタ35)以外に、主LED光源10を実装する主LED実装基板30、主LED実装基板30上に位置して主LED光源10に対して所定の位置に主導光体20を支持するリフレクタ35(光の反射機能も有する)、主LED実装基板30、リフレクタ35及び主導光体20の光出射部21以外の部分の夫々を覆うように一体に拘束する中空体からなる筒状の略円錐形状のシェード40を備えている。シェード40は、例えば、金属等の熱伝導性が良好な材料で形成されている。
主LED実装基板30は、例えば、アルミニウム等の金属基板、セラミック基板等の熱伝導性が良好な材料で形成されている。
一方、副光学系3は、シェード40の下部外側に該シェード40の外周面に沿って所定の間隔で配置された複数の副LED光源80と、副LED光源80からの出射光を主導光体20の光出射部21の上端面21bまで導光する一端開口の略筒状の副導光体90と、により構成されている。
また、副光学系3を構成する上記光学部材(副LED光源80及び副導光体90)以外に、副LED光源80を実装する副LED実装基板85及び副導光体90の開口端部を内挿して嵌合する筒状のホルダー95を備えている。ホルダー95は、例えば、金属等の熱伝導性が良好な材料で形成されている。
副LED実装基板85は主LED実装基板30と同様に、例えば、アルミニウム等の金属基板、セラミック基板等の熱伝導性が良好な材料で形成されている。
主LED光源10及び副LED光源80はいずれも図3に示すように、発光源となるLED素子11が基板12にボンディングされ、該LED素子11が光軸X方向の上方の外面13を凸ドーム状の球面又は非球面とする透光性樹脂14で樹脂封止されている。透光性樹脂14は、LED素子11を水分、塵埃及びガス等の外部環境から保護すると共に、LED素子11の光出射面15と界面を形成することによりLED素子11で発光された光をLED素子11の光出射面15から透光性樹脂14内に効率良く出射させる機能を有している。
主導光体20は、ガラスあるいは樹脂等の透明部材(本実施形態においては石英ガラス)からなり、図4に示すように、光学系において点光源として見なすことができる発光源(本実施形態においてはLED素子(図示せず))を想定し、LED素子の光出射点Pを含む光軸Zを回転軸(中心軸)Zとする略回転円錐形状を呈しており、その底面側(主LED光源10と対向する側)に主導光体光入射面22と内部反射面(全反射面)23を有し、頂点側に光出射部21を有している。
主導光体20を、中心軸Zに沿う断面で見ると、主導光体20内の中心軸Z上の所定の位置を焦点Qの位置とし、中心軸Zを回転軸とする焦点Q側に凹状の回転非球面からなる主導光体第1光入射面22aを有している。
同時に、主導光体第1光入射面22aの周縁部から主LED光源10側に向かって中心軸Zに対して離れる方向に開く略線分を、中心軸Zを回転軸として回転して得られた略円筒状曲面からなる主導光体第2光入射面22bを有している。
また、内部反射面23は、主導光体20内の中心軸Z上の所定の位置を焦点Rの位置とし、主導光体第2光入射面22bの主LED光源10側の周端部から主LED光源10と反対側に向かって中心軸Zに対して離れる方向に開く外側に凸状の曲線を、中心軸Zを回転軸として回転して得られた回転非球面からなる全反射面で構成されている。
主導光体光入射面22はさらに、主導光体20内の中心軸Z上の所定の位置を中心Oの位置とし、内部反射面23の主LED光源10と反対側の周端部から中心軸Zに対して離れる方向に延びる円弧を、中心軸Zを回転軸として回転して得られた環状曲面からなる主導光体第3光入射面22cを有している。
光出射部21は、中心軸Zに沿う略円柱形状を呈しており、側面及び先端面が主導光体光出射面21aとなっている。
図1に戻って、主導光体20の底面側の下方には、主LED実装基板30上に位置し主LED光源10を側方から囲むように設けられたリフレクタ35を有すると共に、該リフレクタ35は主導光体20を下側から支持している。
また、リフレクタ35は図5に示すように、主LED光源10に対向する側の面を鏡面反射処理が施された光反射面(鏡面反射面)35aとしており、鏡面反射面35aは、主LED光源10のLED素子(図示せず)の光出射点Pの位置を第1焦点Sの位置とすると共に主導光体20内の中心軸Z上の所定の位置を第2焦点Sの位置とし、主LED光源10の光軸Zを回転軸とする回転楕円面からなっている。
したがって、主導光体20には中心軸Z上に、回転非球面からなる主導光体第1光入射面22aの焦点Q、回転非球面からなる内部反射面(全反射面)23の焦点R、及び回転楕円面からなる鏡面反射面35aの第2焦点S(主導光体第3光入射面22cの中心Oと同一位置)の3つの焦点を有している。
図1に戻って、主LED実装基板30、リフレクタ35及び主導光体20の光出射部21以外の部分の夫々は、中空体からなる筒状の略円錐台形状のシェード40によって覆われており、主LED実装基板30、リフレクタ35、シェード40及び後述する副導光体90がネジ47によって基台46に共締めされることにより一体に拘束されている。
主導光体20の光出射部21には、内面に例えば蛍光体等からなる波長変換部材41aが塗布された、透明部材(例えば、導光体と同様に石英ガラス)からなる中空の円筒形状の波長変換用キャップ41が装着されている。同時に、LED素子には、その出射光が波長変換部材41aを励起して所望の波長の波長変換光を放出させる種類のものを用いる。
具体的には、LED素子に青色光を発光する青色LED素子を用い、波長変換部材41aに青色LED素子の出射光の青色光に励起されて青色光の補色となる黄色光に波長変換する黄色蛍光体を用いると、青色LED素子から発せられた青色光の一部が黄色蛍光体を励起することにより波長変換された黄色光と、青色LED素子から発せられた青色光の一部との加法混色によって白色光に近い色相の光を得ることができる。
また、同様にLED素子に青色光を発光する青色LED素子を用い、黄色蛍光体の代わりに青色光に励起されて緑色光に波長変換する緑色蛍光体と赤色光に波長変換する赤色蛍光体との混合蛍光体を用いると、青色LED素子から発せられた青色光の一部が緑色蛍光体を励起することにより波長変換された緑色光と、青色光の一部が赤色蛍光体を励起することにより波長変換された赤色光と、青色LED素子から発せられた青色光の一部との加法混色によって白色光を得ることができる。
さらに、LED素子からの出射光の色相(波長)と蛍光体の種類とを適宜に組み合わせることにより、白色光以外の種々な色相の光を得ることができる。
ホルダー95に開口端部が内挿された副導光体90は略筒状を呈し、主導光体20と同様に、ガラスあるいは樹脂等の透明部材(本実施形態においては石英ガラス)からなり、副LED光源80の光出射面と対向する開口端面を副導光体光入射面91とし、開口端部側の肉厚を厚くして副LED光源80からの出射光の副導光体90への入射効率を高めると共に開口と反対側(LED光源装置1においては先端部側)に向かって徐々に薄くして副導光体90内を導光される光の光束密度を高めるように設定されている。
副導光体90の開口と反対側は、LED光源装置1の中心軸Xの方向に絞り込まれて柱状の先端部93が中心軸X上を主導光体20の光出射部21の方向に向かい、先端面(副導光体光出射面)92が光出射部21の上端面21bに面接触している。また、副導光体90は、開口端部から前記絞り込み部に至るまでの間が中心軸Xに対して径方向に適宜に湾曲しており、これにより副導光体90内を導光される光が内部反射(全反射)を繰り返すことによって先端部93まで効率良く導光されると共に柱状の先端部93によって、導光されてきた光(光束)を収束するように設定されている。したがって、副導光体90の先端部93の先端面(光出射面)92からは、光束密度の高い光が出射される。
なお、基台46の下方には、該基台46を支持し、外部接続電極端子(図示せず)を有し且つ灯具に装着する際に該灯具の電球取付部に嵌装する部分となるソケット50を備えている。
次に、上記主光学系2及び副光学系3の夫々において、主LED光源10及び副LED光源60の夫々からの出射光が進む光路について、図6を用いて詳細に説明する。
まず、主光学系2において、主LED光源10から光軸X近傍の上方の主導光体20の主導光体第1光入射面22aに向けて出射された、主LED光源10からの出射光において相対的に輝度の高い光L1は主導光体第1光入射面22aから主導光体20内に入射し、主導光体20内に入射した光L1は主に焦点Qの位置に向けて主導光体20内を導光されて一旦焦点Qの位置に集光し、その後さらに主導光体20内を拡散しながら導光して光出射部21の主導光体光出射面21aの、主LED光源10からの距離が最も長い領域21aaに至る。なお、主LED光源10の光軸Xと主導光体20の中心軸Zは同一線上に位置する。
また、主LED光源10から光軸X近傍よりも多少傾斜した斜め上方の主導光体20の主導光体第2光入射面22bに向けて出射された、主LED光源10からの出射光において相対的に輝度の中位の光L2は主導光体第2光入射面22bから主導光体20内に入射し、主導光体20内に入射した光L2は主に内部反射面(全反射面)23に向けて主導光体20内を導光されて内部反射面23で焦点Rの位置に向けて反射(全反射)され、さらに主導光体20内を導光されて一旦焦点Rの位置に集光し、その後さらに主導光体20内を拡散しながら導光して光出射部21の主導光体光出射面21aの、主LED光源10からの距離が中間の領域21abに至る。
さらに、主LED光源10から光軸Xに対して大きく傾斜した斜め側方のリフレクタ35の光反射面(鏡面反射面)35aに向けて出射された、主LED光源10からの出射光において相対的に輝度の低い光L3は主に光反射面35aに向けて反射(鏡面反射)されて主導光体20の主導光体第3光入射面22cから主導光体20内に入射し、主導光体20内に入射した光L3は主に第2焦点Sの位置に向けて主導光体20内を導光されて一旦第2焦点Sの位置に集光し、その後さらに主導光体20内を拡散しながら導光して光出射部21の主導光体光出射面21aの、主LED光源10からの距離が最も短い領域21acに至る。
主LED光源10から出射して主導光体20内を導光されて主導光体光出射面21aの各領域21aa、21ab、21acに至った光は、夫々の領域21aa、21ab、21acから外部に向けて出射される。
以上のように、主光学系2においては、主LED光源10から光軸X近傍の上方の主導光体20の主導光体第1光入射面22aに向けて出射された光L1、主LED光源10から光軸X近傍よりも多少傾斜した斜め上方の主導光体20の主導光体第2光入射面22bに向けて出射された光L2及び主LED光源10から光軸Xに対して大きく傾斜した斜め側方のリフレクタ35の光反射面(鏡面反射面)35aに向けて出射された光L3の夫々の光路を形成する3つの焦点Q、焦点R及び第2焦点Sを主導光体20の内部の中心軸Z上に設けた。上述したように、主LED光源10の光軸Xと主導光体20の中心軸Zは同一線上に位置する。
これにより、主LED光源10からの出射光を効率良く主導光体20内で集光させることにより光束密度を高めた光を、主導光体20外の波長変換用キャップ41の波長変換部材41aに照射するようにした。その結果、主LED光源10からの出射光が効率良く且つ高輝度で波長変換用キャップ41から外部に向けて照射される。
また、主LED光源10からの出射光において相対的に輝度の高い光L1は主LED光源10からの距離が最も長い領域21aaに至り、主LED光源10からの出射光において相対的に輝度の中位の光L2は主LED光源10からの距離が中間の領域21abに至り、主LED光源10からの出射光において相対的に輝度の低い光L3は主LED光源10からの距離が最も短い領域21acに至る。
そのため、主導光体20の光出射部21の主導光体光出射面21aの各領域21aa、21ab、21acにおいては、主LED光源10からの出射光が輝度と光路長との相関によりほぼ均一化された輝度分布となり、この均一な輝度分布の光を主導光体20外の波長変換用キャップ41の波長変換部材41aに照射するようにした。その結果、主LED光源10からの出射光がほぼ均一な輝度分布で波長変換用キャップ41から外部に向けて照射される。
また、波長変換用キャップ41から外部に向けて照射される照射光は、波長変換部材41aの光拡散性によって拡散光として照射される。
一方、副光学系3において、副LED光源80から上方の副導光体90の肉厚の厚い部分に設けられた副導光体光入射面91に向けて出射された光L10は副導光体光入射面91から効率良く副導光体90内に入射し、副導光体90内に入射した光L10は副導光体90内を内部反射(全反射)を繰り返しながら且つ光束密度を高めながら先端部93側に導光され、先端面92から該先端面92が面接触する主導光体20の光出射部21の上端面21bに向けて出射される。
副導光体90の先端面92から主導光体20の光出射部21の上端面21bを介して光出射部21内に入射した光L10は、光出射部21内を導光されて主導光体光出射面21aに至る。このとき、副導光体90の先端面92に最も近い領域21aaに至る光は相対的に輝度が高く、副導光体90の先端面92から中間距離にある領域21abに至る光は相対的に中位の輝度を有し、副導光体90の先端面92から最も遠い領域21acに至る光は相対的に輝度が低い。
これにより、主導光体20の光出射部21の主導光体光出射面21aに至る光は、主LED光源10から出射して主導光体20内を導光された光のみの場合よりも、副LED光源80から出射して副導光体90内を導光された、主導光体20と反対方向からの光がある方が主導光体光出射面21aの領域21aa、21ab、21acの夫々の領域に亘って更に均一化された輝度分布となる。同時に、主導光体20の光出射部21の主導光体光出射面21aに至る光の光量も増加し、高輝度の光源装置が実現できる。
このとき、主導光体光出射面21aの各領域21aa、21ab、21acは、光出射部21に装着され波長変換用キャップ41の内面に塗布された波長変換部材41aに対向しており、夫々の領域21aa、21ab、21acから外部に向けて出射された光は対向する波長変換部材41aに向けて照射され、主LED光源10及び副LED光源80から出射して波長変換部材41aで波長変換された光と主LED光源10及び副LED光源80から出射して光波長変換部材41aをそのまま透過した光との加法混色により主LED光源10及び副LED光源80の出射光とは異なる色調の光L11、L22、L33が拡散光として波長変換用キャップ41の外側面から外部に照射される。
その結果、主導光体20の光出射部21に装着された波長変換用キャップ41からは、高輝度で輝度分布の均一性が良好で且つ所望する色相の拡散光が照射される。これは、波長変換用キャップ41と同一長のフィラメントを想定したときに該フィラメントからの放射光とほとんど等価な光として見なすことができる。したがって、LED素子を発光源とする本発明のLED光源装置は、従来のコイル状フィラメントを発光源とするソケット一体型電球に対して光学的且つ構造的に互換性を有するために置き換えが可能である。
なお、副光学系3を構成する副導光体90は、主光学系2を保護する働きも有すると共に、波長変換用キャップ41からの照射光は、該副導光体90を透過してLED光源装置1外に照射される。
そこで、従来のソケット一体型電球60と波長変換用キャップ41を装着した実施形態のLED光源装置1を、例えばリフレクタ56を有する同一の灯具に装着し、そのときのソケット一体型電球60に発光源として用いられているコイル状に巻回されたフィラメント62からの放射光(図7(従来のソケット一体型電球を装着した灯具の説明図)参照)と、LED光源装置1の光源として用いられている主LED光源10及び副LED光源80の夫々から出射されて主導光体20内及び副導光体90内の夫々を導光されて波長変換用キャップ41から照射された照射光(図8(実施形態のLED光源装置を装着した灯具の説明図)参照)を比較すると、フィラメント62の巻回部の長と波長変換用キャップ41の長さを同一長とし且つフィラメント62と波長変換用キャップ41の位置を同一位置とした場合、フィラメント62からの放射光のうち所定の配光パターンの形成に寄与する光Lが配光形成に至るまでに灯具内において辿る光路は、波長変換用キャップ41からの照射光Lにおいても同様である。そのため、波長変換用キャップ41からの照射光Lはフィラメント62からの放射光Lと同様の光路を経て同様の配光パターンを形成することができる。したがって、波長変換用キャップ41は、上記光学機能的観点から同一長のフィラメントの疑似発光源(実像発光源)と見なすことができる。
さらに、副導光体90の外面の、光軸Xとの交点を含む近傍領域の所定の範囲αに、例えば、黒色の塗装膜あるいは金属メッキ膜等の遮光膜44aによる遮光部44が設けられている。これにより、主LED光源10から出射して主導光体20内を中心軸Xに沿って導光された光がそのままグレア光とならないようにグレア光の発生を防止している。
そのため、灯具に装着された従来のソケット一体型電球に換えて、本発明のLED光源装置を装着することにより、従来のソケット一体型電球と同様の配光パターンを形成することが可能となる。加えて、発光源をフィラメントからLED素子に換えることにより低消費電力化によるランニングコストの低減及び光源の長寿命化も図ることができる。
ところで、主LED光源10及び副LED光源80は点灯時に発熱し、自己発熱によってLED素子の発光効率の低下や素子寿命の低下を招く。そこで、上記構成のLED光源装置1は図9(LED光源装置の伝熱経路の説明図)にあるように、主LED光源10からの熱H1は主LED光源10が実装された主LED実装基板30及びホルダー95を順次伝導して副導光体90に移動し、副LED光源80からの熱H2は副LED光源80が実装された副LED実装基板85及びホルダー95を順次伝導して副導光体90に移動する。
副導光体90に移動した熱H1、H2は、筒状の副導光体90の面積が大きい外側面94から効率よく放散される。これにより、主LED光源10及び副LED光源80の夫々からの発熱が効率良く放熱されて主LED光源10及び副LED光源80自体の温度上昇が抑制され、温度上昇に起因する主LED光源10及び副LED光源80の発光効率の低減による発光光量の減少が抑えられると共に、同様に主LED光源10及び副LED光源80の温度上昇に起因する主LED光源10及び副LED光源80の夫々の劣化による発光寿命の短縮を抑制することができ、その結果、高い信頼性及び適切な照射光量を確保することができる。
ところで、LED光源10から出射した光は、導光体20内を該導光体20内の中心軸Z上に設定された焦点に集光するように導光される。そのため、導光体20の側面は光出射部21からの照射光の光路形成にはほとんど関与しない部分である(図6参照)。
そこで、図10(分割導光体の説明図)のように、主導光体20を、中間部分を取り除いて中空部24を挟んで光源側導光部20aと光出射側導光部20bの2つの導光部分に分割した構成とすることも可能である。この場合、光源側導光部20aの、光出射側導光部20bと対向する側の面(上面)20aa及び光出射側導光部20bの、光源側導光部20aと対向する側の面(下面)20bbはいずれも光が通過する面である。そのため、光源側導光部20aの上面20aa及び光出射側導光部20bの下面20bbの夫々は、いずれも光路形成を妨げないように通過する光の直進を維持するような形状(例えば、自由曲面)にすることが好ましい。
これにより、導光体20の軽量化が図られ、従来のソケット一体型電球に対して置き換え可能なLED光源装置1の軽量化及びそれに伴う、LED光源装置1を装着した灯具の軽量化を図ることができる。
なお、上記実施形態においては、波長変換用キャップ41の内面に波長変換部材41aを塗布したが、波長変換部材41aの代わりにSiO、TiO、Al等の拡散剤を塗布する方法、あるいはサンドブラスト処理、梨地処理等の拡散処理を施す方法も可能である。
これにより、LED光源装置1からの出射光を拡散光として照射することができると共に、主LED光源10及び副LED光源80からの出射光を色相を変えることなくそのまま照射光として照射することができる。また、主LED光源10と副LED光源80の夫々に、互いに異なる発光色を有するLED光源を用いることにより、波長変換用キャップ41で加法混色した光を照射することができる。
1… LED光源装置
2… 主光学系
3… 副光学系
10… 主LED光源
11… LED素子
12… 基板
13… 外面
14… 透光性樹脂
15… 光出射面
20… 主導光体
20a… 光源側導光部
20aa… 上面
20b… 光出射側導光部
20bb… 下面
21… 光出射部
21a… 主導光体光出射面
21b… 上端面
22… 主導光体光入射面
22a… 主導光体第1光入射面
22b… 主導光体第2光入射面
22c… 主導光体第3光入射面
23… 内部反射面(全反射面)
24… 中空部
30… 主LED実装基板
35… リフレクタ
35a… 光反射面(鏡面反射面)
40… シェード
41… 波長変換用キャップ
41a… 波長変換部材
44… 遮光部
44a… 遮光膜
46… 基台
47… ネジ
50… ソケット
80… 副LED光源
85… 副LED実装基板
90… 副導光体
91… 副導光体光入射面
92… 先端面(副導光体光出射面)
93… 先端部
94… 外側面
95… ホルダー

Claims (10)

  1. 主LED光源と、
    前記主LED光源の上方に配置されており、前記主LED光源側に位置する複数の主導光体光入射面に入射した前記LED光源から出射される光を、前記複数の主導光体光入射面の反対側に位置する光出射部まで導光させ、且つ該光出射部の主導光体光出射面から出射させる主導光体と、
    前記主導光体の周囲に所定の間隔で配置された複数の副LED光源と、
    前記主導光体の外側に該主導光体を取り囲むように設けられており、前記副LED光源側に位置する副導光体光入射面に入射した前記副LED光源から出射される光を、前記副導光体光入射面の反対側に位置する副導光体光出射面まで導光させると共に、前記主LED光源から出射された光の導光方向と略反対方向から、前記主導光体の前記光出射部に入射させ、前記主導光体光出射面から出射させる副導光体と、
    前記主導光体光出射面を覆うように装着されており、前記主導光体光出射面から出射した光が内面から入射して、その入射光が通過して外面から出射する中空形状のキャップと、を有し、
    前記キャップの内面には波長変換部材が配置されているか、又は光拡散処理が施されていることを特徴とするLED光源装置。
  2. 前記主導光体の複数の主導光体光入射面は、前記主LED光源を通る光軸と同一線上に位置する前記主導光体の中心軸を回転軸とする前記主LED光源側に凹状の回転非球面からなる第1光入射面と、前記第1光入射面の周縁部から前記主LED光源側に向かって前記中心軸に対して離れる方向に開く略線分を、前記中心軸を回転軸として回転して得られた略円筒状曲面からなる第2光入射面と、前記第1光入射面及び前記第2光入射面の外側に位置し前記中心軸に対して離れる方向に延びる円弧を、前記中心軸を回転軸として回転して得られた環状曲面からなる第3光入射を有し、前記第1光入射面は前記中心軸上に焦点を有すると共に、前記第3光入射面は前記中心軸上の、前記第1光入射面の焦点とは異なる位置に中心を有することを特徴とする請求項1に記載のLED光源装置。
  3. 前記主導光体には、前記複数の光入射面の少なくとも1つから入射した光を反射する内部反射面を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のLED光源装置。
  4. 前記内部反射面は、前記第2光入射面の前記主LED光源側の周端部と前記第3光入射面の内周縁部を結び前記主LED光源と反対側に向かって前記中心軸に対して離れる方向に開く外側に凸状の曲線を、前記中心軸を回転軸として回転して得られた回転非球面からなり、前記中心軸上の、前記第1光入射面の焦点及び前記第3光入射面の中心とは異なる位置に焦点を有することを特徴とする請求項3に記載のLED光源装置。
  5. 前記主LED光源を側方から囲むように環状のリフレクタが設けられ、該リフレクタの前記主LED光源と対向する側の面を光反射面とすると共に、前記主LED光源からの光が該光反射面で反射されて前記主導光体の複数の光入射面の1つから主導光体内に入射されることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のLED光源装置。
  6. 前記リフレクタの光反射面は、前記主LED光源の位置を第1焦点の位置とし前記中心軸を回転軸とする回転楕円面からなり、前記中心軸上の、前記第3光入射面の中心と同一位置に第2焦点を有することを特徴とする請求項5に記載のLED光源装置。
  7. 前記主LED光源から出射した相対的に輝度の高い光は、前記第1光入射面から前記主導光体内に入射して、前記主導光体光出射面の前記主LED光源からの距離が最も長い領域に至り、相対的に輝度の中位の光は、前記第2光入射面から前記主導光体内に入射して、前記主導光体光出射面の前記主LED光源からの距離が中間の領域に至り、相対的に輝度の低い光は、前記リフレクタの光反射面で反射されて前記第3光入射面から前記主導光体内に入射して、前記主導光体光出射面の前記主LED光源からの距離が最も短い領域に至ることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のLED光源装置。
  8. 前記主導光体は、中空部を挟んで主LED光源側導光部と光出射面側導光部の2つの導光部分に分割した構成となっていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載のLED光源装置。
  9. 前記副導光体は、一端側に開口を有する略筒状を呈し、前記副LED光源と対向する開口端面を前記副導光体光入射面とし、前記開口端部側の肉厚が厚く前記開口と反対側に向かって前記略筒状の中心軸に対して径方向に適宜に湾曲しながら徐々に肉厚が薄くなるとと共に前記開口と反対側が前記中心軸方向に絞り込まれて先端部が柱状となり、前記柱状の先端部の先端面が前記主導光体の前記光出射部の先端面に面接触していることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載のLED光源装置。
  10. 前記副導光体は、外面の、前記中心軸との交点を含む近傍領域の所定の範囲に遮光部が設けられていることを特徴とする請求項9に記載のLED光源装置。
JP2014088356A 2014-04-22 2014-04-22 Led光源装置 Pending JP2015207493A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014088356A JP2015207493A (ja) 2014-04-22 2014-04-22 Led光源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014088356A JP2015207493A (ja) 2014-04-22 2014-04-22 Led光源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015207493A true JP2015207493A (ja) 2015-11-19

Family

ID=54604139

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014088356A Pending JP2015207493A (ja) 2014-04-22 2014-04-22 Led光源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015207493A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019091821A1 (de) * 2017-11-07 2019-05-16 Osram Gmbh Retrofit-lampe und fahrzeugscheinwerfer mit retrofit-lampe
CN113551173A (zh) * 2021-07-27 2021-10-26 公牛集团股份有限公司 指示灯、电气设备和制作指示灯的模具
WO2023088403A1 (zh) * 2021-11-18 2023-05-25 嘉兴山蒲照明电器有限公司 一种led照明设备

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019091821A1 (de) * 2017-11-07 2019-05-16 Osram Gmbh Retrofit-lampe und fahrzeugscheinwerfer mit retrofit-lampe
CN113551173A (zh) * 2021-07-27 2021-10-26 公牛集团股份有限公司 指示灯、电气设备和制作指示灯的模具
WO2023088403A1 (zh) * 2021-11-18 2023-05-25 嘉兴山蒲照明电器有限公司 一种led照明设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10060580B2 (en) Light emitting device
JP6654560B2 (ja) 光源モジュールおよび車両用灯具
CN107036033B (zh) 发光装置及照明系统
WO2013190979A1 (ja) 照明装置
JP4179176B2 (ja) Ledランプ装置
JP5082021B1 (ja) 照明用光源
JP2011228047A (ja) 発光装置
US20140098541A1 (en) Lighting apparatus
US10006590B2 (en) LED device and lighting fixture
JP2014072010A (ja) 発光バルブ及び車両用灯具
JP2013214449A (ja) トロイダルレンズおよび照明装置
JP2018137128A (ja) 発光ダイオードランプ
JP2015207493A (ja) Led光源装置
JP5243883B2 (ja) 発光装置および照明器具
JP6227904B2 (ja) Led光源装置
TWM565772U (zh) Surgical lamp device with wafer direct-packaged light-emitting diode
JP6593189B2 (ja) 光源装置
JP2019050142A (ja) 車両用灯具
WO2013145049A1 (ja) ランプ
WO2017043121A1 (ja) 発光装置および照明装置
JP2007150255A (ja) 発光ダイオード照明モジュールおよび照明装置
JP2012234650A (ja) 光源装置及び照明装置
CN212986806U (zh) 一种消色差发光装置
JP5742629B2 (ja) 発光装置及びこれを備えた照明器具
JP2014170758A (ja) 照明装置、および車両用前照灯