JP2008197528A - 駆動ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】被駆動物の移動距離の測定機能を備えていても小型化を図ることができる駆動ユニットを提供する。
【解決手段】駆動ユニット1は、ロータリーエンコーダ5を備えている。このロータリーエンコーダ5は、ロータリースケール51と、磁気センサ52とから構成されている。ロータリースケール51は、リードスクリュー21の一端側に固定されており、磁気センサ52は、保持部材41に、ロータリースケール51と対向して設けられている。そして、ロータリースケール51はレンズ群保持枠のスライド移動と同時に回転する。このとき、磁気センサ52は、ロータリースケール51からの磁気の変化を検出して信号に変換し、この信号を制御部に出力する。制御部は、磁気センサ52から出力された信号からレンズ群保持枠の移動距離を求め、これをレンズ群の移動距離としている。
【選択図】図2

Description

本件発明は、例えば、撮像装置用のレンズ群をスライド移動させるために用いられる駆動ユニットに関する。
従来より、デジタルカメラ等の撮像装置においては、レンズ群が光軸方向に移動する方式が多く採用されている。レンズ群は、一般的にレンズ群保持枠で保持されている。そして、レンズ群保持枠が、筺体に設けられたガイド部材により、光軸に沿ってスライド移動するように配置されている。
また、撮像装置には、レンズ群保持枠を駆動するために駆動ユニットが設けられている(例えば、特許文献1参照)。この駆動ユニットとしては、例えば、リードスクリューと、駆動ナットと、保持手段と、伝達部材とを備えたものが知られている。駆動ナットは、リードスクリューに螺合されたナットと、該ナットの外周部に設けられた四枚のピエゾ素子とを備えている。保持手段は、駆動ナットが取り付けられたリードスクリューを収容して、当該リードスクリューを回転可能に支持するように構成されている。また、伝達部材はピエゾ素子に突設されており、レンズ群保持枠に接続される。
そして、この駆動ユニットを用いてレンズ群保持枠を駆動させるには、まずピエゾ素子に駆動電源及び制御信号が供給される。これにより、ピエゾ素子が振動してリードスクリューが正逆方向に回転する。このリードスクリューの回転により、ナットがリードスクリュー上を移動する。これに伴って伝達部材が移動することにより、レンズ群保持枠がスライド移動する。
一方、撮像装置においては、オートフォーカス機能によってピント調整を行う際に、レンズ群の位置を精度良く検出することが要求されている。このため、撮像装置には、レンズ群の移動距離を測定するための測定装置が設けられている(例えば、特許文献2参照)。
この測定装置は、エンコード板(エンコーダースケール)と、光電センサ(検出手段)と、レンズ位置制御部とを備えている。この測定装置によるレンズ群の移動距離の測定方法を以下に説明する。レンズ群保持枠が移動すると、光電センサは、投光部からエンコーダースケールに赤外線光を照射する。エンコーダスケールに照射された赤外線光は反射して、光電センサの受光部で受ける。光電センサは、反射された赤外線光の変化に基づき、レンズ位置制御部に信号を出力する。レンズ位置制御部は、光電センサから出力された信号からレンズ群保持枠の移動距離を求め、このレンズ群保持枠の移動距離をレンズ群の移動距離としている。
したがって、特許文献2に記載された測定装置を、前述した駆動ユニットに設ける場合には、エンコーダースケールを駆動ナットや伝達部材に設けて、検出手段を保持手段に設けることが考えられる。
米国特許6940209号公報 特開2006−119570号公報
しかしながら、伝達部材にエンコーダースケールが設けられた駆動ユニットでは、エンコーダースケールを保持手段内に収容するために保持手段を大幅に大きくしなければならない。したがって、駆動ユニット全体が大型化してしまう問題があった。
本件発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、被駆動物の移動距離の測定機能を備えていても小型化を図ることができる駆動ユニットを提供することを目的とする。
そこで、本件発明者等は、鋭意研究の結果、前記課題を解決するために以下のような駆動ユニットを採用した。
本件発明の駆動ユニットは、被駆動物をスライド移動させるために用いられる駆動ユニットであって、前記駆動ユニットは、リードスクリューと、該リードスクリューの中間部分に螺合した駆動ナットと、該駆動ナットに突設されて前記被駆動物に接続される伝達部材と、前記リードスクリューの一端側に挿入されて直接又は間接に固定されたロータリースケールと、該ロータリースケール及び前記駆動ナットが取り付けられた前記リードスクリューを収容して当該リードスクリューを回転可能に支持する保持手段と、該保持手段に設けられた検出手段とを備え、前記駆動ナットは、外部から駆動電源及び制御信号が供給されて前記リードスクリューを正逆方向に回転させることにより当該リードスクリュー上を移動し、前記伝達部材は、前記駆動ナットの移動を利用して前記被駆動物をスライド移動させ、前記ロータリースケールは、前記リードスクリューの回転に伴って回転し、前記検出手段は、回転している前記ロータリースケールを用いて、前記被駆動物の移動距離測定用の信号を外部に出力するように構成されたことを特徴としている。
かかる構成において、本件発明の駆動ユニットは、リードスクリューの一端側にロータリースケールを設けたことにより、駆動ナットや伝達部材にエンコーダースケールが設けられた駆動ユニットに比べて、保持手段の大きさを小さくすることが可能になる。
また、本件発明の駆動ユニットは、前記駆動ナットは、前記リードスクリューの中間部分に螺合したナットと、該ナットの外周部に設けられたピエゾ素子とを備え、該ピエゾ素子には前記伝達部材が結合され、前記ピエゾ素子に駆動電源及び制御信号が供給されて前記リードスクリューを正逆方向に回転させることにより前記ナットが前記リードスクリュー上を移動し、前記伝達部材は、前記ナットの移動を利用して前記被駆動物をスライド移動するように構成されたことを特徴としている。
かかる構成においても、本件発明の駆動ユニットは、リードスクリューの一端側にロータリースケールを設けたので、伝達部材にエンコーダースケールが設けられた駆動ユニットに比べて、保持手段の大きさを小さくすることが可能になる。
また、本件発明の駆動ユニットは、前記リードスクリューの両端面には凹部が設けられ、前記保持手段は、当該リードスクリューの両端側を回転自在に支持するための一対の軸受け手段を有し、当該一対の軸受け手段のそれぞれは、前記リードスクリューの凹部と対向する凹部を有したホルダーと、該ホルダーの凹部と前記リードスクリューの凹部とに挟持されたベアリングボールとを備えたことを特徴としている。
かかる構成において、本件発明の駆動ユニットは、部品点数を抑えてリードスクリューをスムーズに回転させることが可能になる。
また、本件発明の駆動ユニットは、前記保持手段は、前記リードスクリューの両端側を回転自在に支持するための一対の軸受け手段を有し、当該一対の軸受け手段のそれぞれは、前記リードスクリューに近い方から当該リードスクリューの軸方向に並んで配置されたリードスクリュー用ホルダーと、ベアリングボールと、ベアリングボール用ホルダーとを備え、前記リードスクリュー用ホルダーは、前記リードスクリューの端部を保持する第1凹部と、該第1凹部の反対側に設けられた第2凹部とを有するとともに、前記駆動ナットの駆動時に前記リードスクリューの回転に伴って回転し、前記ベアリングボール用ホルダーは、前記リードスクリュー用ホルダーの第2凹部と対向する第3凹部を有し、前記ベアリングボールは、前記リードスクリュー用ホルダーの第2凹部と前記ベアリングボール用ホルダーの第3凹部とに挟持されたことを特徴としている。
かかる構成において、本件発明の駆動ユニットは、リードスクリューの太さに関係なく、ベアリングボールを挟持する凹部の大きさを自由に設定することが可能になる。このため、本件発明の駆動ユニットは、ベアリングボールをリードスクリューとホルダーとで挟持する駆動ユニットよりの場合よりも、大きいベアリングボールを使用できる。
さらに、本件発明の駆動ユニットは、前記一対の軸受け手段の一方のリードスクリュー用ホルダーは、前記第1凹部側の外周部が、前記リードスクリューの軸を中心にした環状に形成され、前記ロータリースケールは、当該外周部に外嵌して構成されたことを特徴としている。
かかる構成において、駆動ユニットの組立時には、リードスクリューに、ロータリースケール及びリードスクリュー用ホルダーを一度に取り付けることが可能になる。また、駆動ユニットの分解時には、リードスクリューからロータリースケール及びリードスクリュー用ホルダーを一度に外すことが可能になる。
本件発明の駆動ユニットでは、リードスクリューの一端側にロータリースケールを設けた。これにより、本件発明の駆動ユニットは、駆動ナットや伝達部材にエンコーダースケールが設けられた駆動ユニットに比べて、保持手段の大きさを小さくすることが可能になる。よって、本件発明の駆動ユニットは、被駆動物の移動距離の測定機能を備えていても小型化を図ることができる。
また、本件発明の駆動ユニットでは、駆動ナットをナットとピエゾ素子とから構成した。この場合でも、本件発明の駆動ユニットは、駆動ナットや伝達部材にエンコーダースケールが設けられた駆動ユニットに比べて、保持手段の大きさを小さくすることが可能になる。よって、本件発明の駆動ユニットは、被駆動物の移動距離の測定機能を備えていても小型化を図ることができる。
また、本件発明の駆動ユニットでは、一対の軸受け手段のそれぞれを、一つのホルダーとベアリングボールとから構成した。これにより、本件発明の駆動ユニットは、部品点数を抑えてリードスクリューをスムーズに回転させることが可能になる。よって、本件発明の駆動ユニットでは、コストを抑えつつ被駆動物をスムーズに移動させることができる。
また、本件発明の駆動ユニットは、一対の軸受け手段のそれぞれを、二つのホルダーとベアリングボールとから構成した。これにより、本件発明の駆動ユニットは、リードスクリューの太さに関係なく、ベアリングボールを挟持する凹部の大きさを自由に設定することが可能になる。このため、本件発明の駆動ユニットは、ベアリングボールをリードスクリューとホルダーとで挟持する駆動ユニットの場合よりも、大きいベアリングボールを使用することが可能になるので、リードスクリューをより安定した状態で回転自在に支持できる。よって、本件発明の駆動ユニットは、被駆動物をよりスムーズに移動させることができる。
さらに、本件発明の駆動ユニットは、ロータリースケールをリードスクリュー用ホルダーに外嵌させた。これにより、駆動ユニットの組立時には、リードスクリューに、ロータリースケール及びリードスクリュー用ホルダーを一度に取り付けることが可能になる。また、駆動ユニットの分解時には、リードスクリューからロータリースケール及びリードスクリュー用ホルダーを一度に外すことが可能になる。よって、本件発明の駆動ユニットは、組立作業及び分解作業の作業効率を高めることができる。
以下、本件発明の実施の形態を図にしたがって説明する。
第1の実施の形態:
図1は、本件発明の第1の実施の形態を示す携帯電話101の外観図である。この携帯電話101は、カメラ機能を備えた携帯電話であり、カメラモジュール102を備えている。このカメラモジュール102は、箱形に形成されたケース110と、このケース110内に配設されたレンズユニットと、撮像素子(CCD)とを備えている。そして、このカメラモジュール102は、ユーザーの操作に応じて、被写体の反射光を撮像素子により結像させて電気信号に変換し、この電気信号をA/Dコンバーターなどに出力するように構成されている。
また、レンズユニットは、図示しないが、二つのレンズ群保持枠と、レンズ駆動装置とを備えている。二つのレンズ群保持枠は光軸に沿って直列に配置されており、各レンズ群保持枠は、内側にレンズ群が保持されるように構成されている。また、レンズ駆動装置は、各レンズ群保持枠を独立的に駆動するものである。このレンズ駆動装置は、図示しないが、二本のガイドポールと、二つの駆動ユニットとを備えている。各ガイドポールは、レンズ群保持枠を光軸方向に移動可能に支持するように配置されている。
また、各駆動ユニットは、レンズ群保持枠を駆動するものである。図2は、駆動ユニット1の側面図である。この駆動ユニット1は、ピエゾモーター2と、伝達部材3と、保持手段4と、ロータリーエンコーダ5とを備えている。
ピエゾモーター2は、リードスクリュー21と、駆動ナット22とを備えている。リードスクリュー21は、光軸方向Xに配置されている。そして、図3に示すように、リードスクリュー21の両端面には凹部21aが設けられている。この凹部21aは、リードスクリュー21の中間部へ向いた楔形に形成されている。
また、駆動ナット22は、図4に示すように、ナット23と、四枚のピエゾ素子24とを備えている。ナット23は、図3に示すように、リードスクリュー21の中間部分に螺合されている。これを具体的に説明すると、ナット23は光軸方向Xに長く形成されている。ナット23の左側半分231は、リードスクリュー21を遊びのある状態で通している。また、ナット23の右側半分は、左側半分231に接続した左側部分232が、リードスクリュー21に螺合している。また、右側半分の残りの部分233は、リードスクリュー21に当接している。
また、図4に示すように、四枚のピエゾ素子24は、ナット23の外周部に設けられている。そして、四枚のピエゾ素子24には、図2に示すように、フレキシブルプリント配線板6の一方側の端子部61が接続されている。このフレキシブルプリント配線板6は、各ピエゾ素子24に駆動電源及び制御信号を供給するものであり、他端側が電源及び制御部(図示せず)に接続されている。
一方、伝達部材3は、ピエゾモーター2から出力される駆動力を利用して、レンズ群保持枠を移動させる部材である。この伝達部材3は、図2や図3に示すように、駆動ナット22の中間部に突設されている。そして、図4に示すように、伝達部材3は、収容部31と、接続部32とから構成されている。
収容部31は、後方側(図2の右側)から視て逆コ字状に形成されている。この収容部31内には、ピエゾモーター2が収容されて固定されている。具体的には、収容部31の上側内壁面31a、下側内壁面31b、左側内壁面31cに、三枚のピエゾ素子24のそれぞれが接着剤で固定されている。なお、本実施の形態のように三枚のピエゾ素子24の全てが、対向する内壁面に固定されていなくても良く、少なくとも一枚のピエゾ素子24が、対向する内壁面に固定されていれば良い。
また、接続部32は、収容部31の上面に結合している。この接続部32は突出して形成されており、先端側がレンズ群保持枠に結合されている。なお、接続部32は、収容部31の下面から突出して形成されたり、側面から突出して形成されても良い。
一方、保持手段4は、図2に示すように、保持部材41と、一対の軸受け手段42,42と、二枚の板バネ43とを備えている。
保持部材41は、ピエゾモーター2及びロータリーエンコーダ5を収容するものである。この保持部材41は、側面から視て凹字状に形成されている。そして、保持部材41の前部411及び後部412のそれぞれの中央部分には、ホルダー取付用穴41aが設けられている。また、保持部材41の底部413には、フレキシブルプリント配線板6を通す挿通穴41bが設けられている。
また、一対の軸受け手段42,42は、リードスクリュー21の両端側を回転自在に支持するものである。各軸受け手段42は、図2や図3に示すように、ホルダー44と、ベアリングボール45とを備えている。
ホルダー44は、ホルダー本体441と、取付部442とから構成されている。取付部442は、保持部材41のホルダー取付用穴41aに嵌通して取り付けられており、四角形状に形成されている。また、取付部442は円形でもかまわない。
また、ホルダー本体441は保持部材41内に配置されており、取付部442の内端面442a(図2参照)に結合している。このホルダー本体441は、取付部442よりも上下左右の幅が大きく、四角形状に形成されている。そして、図3に示すように、ホルダー本体441の内端面441aには、挿入穴443が設けられている。この挿入穴443は光軸方向Xと平行に形成されている。そして、この挿入穴443には、リードスクリュー21の端部211が挿入されて配置されている。また、ホルダー本体441は円形でもかまわない。
また、挿入穴443の底面443aは、本発明に係る凹部を構成している。この凹部443aは、リードスクリュー21の凹部21aと対向するように形成されている。この凹部443aの形状は、リードスクリュー21の凹部21aの反対側へ向いた楔形に形成されている。
また、ベアリングボール45は、ホルダー本体441の挿入穴443の中で、ホルダー本体441の凹部443aとリードスクリュー21の凹部21aとに挟持されて配置されている。
また、図2に示すように、二枚の板バネ43は、取付部442の左右側において、保持部材41の前部411とホルダー本体441との間に形成されている二つの隙間Sにそれぞれ配置されている。この板バネ43は、緩やかなS字状に形成されている。そして、板バネ43の上側の湾曲部43aはホルダー本体441に当接されており、下側の湾曲部43bは保持部材41の前部411に当接されている。そして、この状態で、板バネ43の上端部43cは保持部材41の前部411に固定され、下端部43dはホルダー本体441に固定されている。
次に、駆動ユニット1によるレンズ群保持枠の駆動方法を説明する。まず、電源及び制御部から、フレキシブルプリント配線板6を介して、各ピエゾ素子24に駆動電源及び制御信号が供給される。これにより、各ピエゾ素子24が振動して、リードスクリュー21が正逆方向に回転する。このリードスクリュー21の回転によって、ナット23はリードスクリュー21上を移動する。これに伴って伝達部材3が光軸方向Xに移動するとともに、レンズ群保持枠がガイドポールに沿って光軸方向Xにスライド移動する。
一方、ロータリーエンコーダ5は、レンズ群保持枠(レンズ群)の移動距離を測定するために使用される。このロータリーエンコーダ5は、磁気式のロータリーエンコーダである。そして、このロータリーエンコーダ5は、図2や図3に示すように、ロータリースケール51と、磁気センサ(検出手段)52とから構成されている。
ロータリースケール51は、環状に形成されている。そして、ロータリースケール51は、リードスクリュー21の一端側においてホルダー44よりも内側に設けられている。これを具体的に説明すると、ロータリースケール51は、中心穴51a(図2参照)にリードスクリュー21の一端側を挿通させており、この状態でリードスクリュー21に直接固定されている。また、ロータリースケール51の外周部511には、周方向に所定の磁気パターンが形成されている。
また、磁気センサ52は、回転しているロータリースケール51を用いて、レンズ群保持枠の移動距離測定用の信号を外部に出力するものである。具体的には、回転しているロータリースケール51からの磁気の変化を検出し、これを信号に変換して外部に出力する。この磁気センサ52は、保持部材41の底部413に、ロータリースケール51と対向して設けられている。そして、磁気センサ52は、制御部(図示せず)に接続されている。この制御部は、磁気センサ52から出力された信号に基づき、レンズ群保持枠の移動距離を求めるように構成されている。
次に、ロータリーエンコーダ5を用いたレンズ群保持枠の測定方法を説明する。まず、レンズ群保持枠のスライド移動と同時にロータリースケール51が回転する。これに伴い、ロータリースケール51の磁気パターンは磁気センサ52の前を横切る。このとき、磁気センサ52は、ロータリースケール51からの磁気の変化を信号に変換し、この信号を制御部に出力する。制御部は、磁気センサ52から出力された信号からロータリースケール51の回転量を求め、さらにこの回転量からレンズ群保持枠の移動距離を求めて、これによりレンズ群の移動距離を得る。
かかる構成において、本実施の形態の駆動ユニット1では、リードスクリュー21の一端側にロータリースケール51を設けた。このため、本実施の形態の駆動ユニット1は、駆動ナット22や伝達部材3にエンコーダースケールが設けられた駆動ユニットに比べて、保持部材41の収容スペースを縮小することが可能になる。すなわち、本実施の形態の駆動ユニット1は、保持手段4の大きさを小さくすることが可能になる。よって、本実施の形態の駆動ユニット1は、レンズ群保持枠の移動距離の測定機能を備えていても小型化を図ることができる。また、その結果、カメラモジュール102(図1参照)は、小型化を図ることができる。さらに、携帯電話101(図1参照)は、このカメラモジュール102を備えたことによって、小型化を図ることができる。
なお、本実施の形態の駆動ユニット1では、駆動ナット22をナット23と四枚のピエゾ素子24とから構成したが、駆動ナットの構成は、本実施の形態の駆動ナット22の構成に限定されなくても良い。
また、本実施の形態の駆動ユニット1では、一対の軸受け手段42,42のそれぞれを、ホルダー44とベアリングボール45とから構成した。このため、本実施の形態の駆動ユニット1は、部品点数を抑えてリードスクリュー21をスムーズに回転させることが可能になる。よって、本実施の形態の駆動ユニット1は、コストを抑えつつレンズ群保持枠をスムーズに移動させることができる。
さらに、本実施の形態の駆動ユニット1では、前側のホルダー44と保持部材41の前部411との間に二枚の板バネ43を配置した。これにより、前側のホルダー44は、この板バネ43のバネ力によって後方へ付勢されて、前側のベアリングボール45をリードスクリュー21の凹部21aに常時押し付けている。また、これに伴い、リードスクリュー21は、後側のベアリングボール45を後側のホルダー44の凹部443aに常時押し付けている。
したがって、本実施の形態の駆動ユニット1は、板バネ43を備えていない駆動ユニットに比べて、双方のベアリングボール45、45の挟持力が高まるので、リードスクリュー21をさらにスムーズに回転させることができる。よって、本実施の形態の駆動ユニット1は、レンズ群保持枠をさらにスムーズに移動させることができる。
第2の実施の形態:
図5は、本件発明の第2の実施の形態を示す駆動ユニット11の側面図である。なお、本実施の形態では、第1の実施の形態の駆動ユニット1と同じ部分には同じ符号を付し、異なる部分を中心にして説明する。本実施の形態の駆動ユニット11は、第1の実施の形態の駆動ユニット1と同様に、レンズ群保持枠を駆動するものである。この駆動ユニット11は、ピエゾモーター12と、伝達部材3と、保持手段14と、ロータリーエンコーダ15とを備えている。
ピエゾモーター12は、リードスクリュー121と、駆動ナット22とを備えている。リードスクリュー121は光軸方向Xに配置されている。そして、図6に示すように、このリードスクリュー121は、第1の実施の形態のリードスクリュー21のように両端面に凹部を有しておらず、一般的な構成を有している。
一方、保持手段14は、保持部材41と、一対の軸受け手段142,142と、二枚の板バネ43とを備えている。
一対の軸受け手段142,142は、リードスクリュー121の両端側を回転自在に支持するものである。各軸受け手段142は、図5や図6に示すように、リードスクリュー用ホルダー144と、ベアリングボール145と、ベアリングボール用ホルダー146とを備えている。
これら三つの部材は、リードスクリュー121の軸方向(光軸方向)Xに並んで配置されている。具体的には、リードスクリュー121に近い方から、リードスクリュー用ホルダー144、ベアリングボール145、ベアリングボール用ホルダー146の順に配置されている。
リードスクリュー用ホルダー144は、光軸方向Xに向いたボルト型に形成されている。具体的に説明すると、このリードスクリュー用ホルダー144は、リードスクリュー21側に形成された軸部1441と、保持部材41側に形成された頭部1442とから構成されている。頭部1442は、軸部1441よりも幅広く形成されている。また、軸部1441の外周部1441aは、リードスクリュー121の軸121sを中心にした環状に形成されている。
そして、図6に示すように、軸部1441においてリードスクリュー121側に向いた面1441bには、第1凹部147が設けられている。この第1凹部147には、リードスクリュー121の端部121aが保持されている。
また、頭部1442において保持部材41側に向いた面1442aには、第2凹部148が設けられている。この第2凹部148の底面148aは、リードスクリュー121側へ向いた楔形に形成されている。
一方、ベアリングボール用ホルダー146は、ホルダー本体1461と、取付部1462とから構成されている。取付部1462は、保持部材41のホルダー取付用穴41aに嵌通して取り付けられており、四角形状に形成されている。また、取付部1462は円形でもかまわない。
また、ホルダー本体1461は保持部材41内に配置されて、取付部1462の内端面1462a(図5参照)に結合している。このホルダー本体1461は、取付部1462よりも上下左右の幅が大きく、四角形状に形成されている。また、ホルダー本体1461は円形でもかまわない。
そして、図6に示すように、ホルダー本体1461の内端面1461aには、第3凹部149が設けられている。この第3凹部149は、第2凹部148と対向している。そして、第3凹部149の底面149aは、保持部材41側へ向いた楔形に形成されている。
また、ベアリングボール145は、リードスクリュー用ホルダー144の第2凹部148と、ベアリングボール用ホルダー146の第3凹部149とに挟持されて配置されている。
また、二枚の板バネ43は、図5に示すように、取付部1462の左右側において、保持部材41の前部411とホルダー本体1461との間に形成されている二つの隙間Sにそれぞれ配置されている。そして、板バネ43の上側の湾曲部43aはホルダー本体1461に当接されており、下側の湾曲部43bは保持部材41の前部411に当接されている。そして、この状態で、板バネ43の上端部43cは保持部材41の前部411に固定され、下端部43dはホルダー本体1461に固定されている。
次に、駆動ユニット11によるレンズ群保持枠の駆動方法を説明する。まず、電源及び制御部から、フレキシブルプリント配線板6を介して、各ピエゾ素子24に駆動電源及び制御信号が供給される。これにより、各ピエゾ素子24が振動して、リードスクリュー21が正逆方向に回転する。このリードスクリュー21の回転に伴いリードスクリュー用ホルダー144が回転し、ナット23はリードスクリュー21上を移動する。これに伴って伝達部材3が光軸方向Xに移動するとともに、レンズ群保持枠がガイドポールに沿って光軸方向Xにスライド移動する。
一方、ロータリーエンコーダ15は、レンズ群保持枠(レンズ群)の移動距離を測定するために使用される。このロータリーエンコーダ15は、磁気式のロータリーエンコーダである。そして、このロータリーエンコーダ15は、ロータリースケール151と、磁気センサ52とから構成されている。
ロータリースケール151は、環状に形成されている。そして、ロータリースケール151は、リードスクリュー21の一端側に設けられている。これを具体的に説明すると、ロータリースケール151は、中心穴151a(図5参照)を、リードスクリュー用ホルダー144の軸部1441の外周部1441aに外嵌させて固定されている。また、このロータリースケール151の外周部1511には、周方向に所定の磁気パターンが形成されている。
次に、ロータリーエンコーダ15を用いたレンズ群保持枠の測定方法を説明する。まず、レンズ群保持枠のスライド移動と同時にロータリースケール151が回転する。これに伴い、ロータリースケール151の磁気パターンは磁気センサ52の前を横切る。このとき、磁気センサ52は、ロータリースケール151からの磁気の変化を信号に変換し、この信号を制御部に出力する。制御部は、磁気センサ52から出力された信号からロータリースケール151の回転量を求め、さらにこの回転量からレンズ群保持枠の移動距離を求めて、これによりレンズ群の移動距離を得る。
かかる構成において、本実施の形態の駆動ユニット11では、リードスクリュー121の一端側にロータリースケール151を設けた。したがって、本実施の形態の駆動ユニット11は、駆動ナット22や伝達部材3にエンコーダースケールが設けられた駆動ユニットに比べて、保持部材41の収容スペースを縮小することが可能になる。したがって、本実施の形態の駆動ユニット11は、保持手段14の大きさを小さくすることが可能になる。よって、本実施の形態の駆動ユニット11は、レンズ群保持枠の移動距離の測定機能を備えていても小型化を図ることができる。また、その結果、この駆動ユニット11を備えたカメラモジュール及び携帯電話は小型化を図ることができる。
また、本実施の形態の駆動ユニット11では、一対の軸受け手段142、142のそれぞれを、二つのホルダー144、146とベアリングボール145とから構成した。これにより、本実施の形態の駆動ユニット11は、リードスクリュー121の太さに関係なく、ベアリングボール145を挟持する凹部148、149の大きさを自由に設定することが可能になる。
このため、本実施の形態の駆動ユニット11は、第1の実施の形態で説明したような、ベアリングボール45をリードスクリュー21とホルダー44とで挟持する駆動ユニット1よりも大きいベアリングボール145を使用できる。したがって、本実施の形態の駆動ユニット11は、リードスクリュー121をより安定した状態で回転自在に支持できる。よって、本実施の形態の駆動ユニット11は、レンズ群保持枠をよりスムーズに移動させることができる。
さらに、本実施の形態の駆動ユニット11では、前側のベアリングボール用ホルダー146と保持部材41の前部411との間に二枚の板バネ43を配置した。これにより、前側のベアリングボール用ホルダー146は、この板バネ43のバネ力によって後方へ付勢されて、前側のベアリングボール145をリードスクリュー用ホルダー144に常時押し付けている。これに伴い、リードスクリュー121が、後側のベアリングボール用ホルダー146を介して、後側のベアリングボール145を後側のベアリングボール用ホルダー146に常時押し付けている。
したがって、本実施の形態の駆動ユニット11は、板バネ43を備えていない駆動ユニットに比べて、双方のベアリングボール145の挟持力が高まるので、リードスクリュー121をさらにスムーズに回転させることができる。よって、本実施の形態の駆動ユニット1は、レンズ群保持枠をさらにスムーズに移動させることができる。
さらに、本実施の形態の駆動ユニット11は、ロータリースケール151をリードスクリュー用ホルダー144に外嵌させた。これにより、駆動ユニット11の組立時には、リードスクリュー121の一端側に、ロータリースケール151及びリードスクリュー用ホルダー144を一度に取り付けることが可能になる。また、駆動ユニット11の分解時には、リードスクリュー121からロータリースケール151及びリードスクリュー用ホルダー144を一度に外すことが可能になる。よって、本実施の形態の駆動ユニット11は、組立作業及び分解作業の作業効率を高めることができる。
なお、本実施の形態では、ロータリースケール151をリードスクリュー用ホルダー144に外嵌させることにより、ロータリースケール151をリードスクリュー121の一端側に挿入して、リードスクリュー121に間接に固定するようにした。しかし、ロータリースケール151の取付方法はこれに限定されることはなく、ロータリースケール151をリードスクリュー121の一端側に挿入して、リードスクリュー121に直接固定するようにしても良い。
なお、実施の形態で説明した駆動ユニットでは、磁気式のロータリーエンコーダーを用いたが、他の方式のロータリーエンコーダーを用いても良い。そして、ロータリースケール及び検出手段は、使用するロータリーエンコーダーの種類に合わせて構成される。
なお、実施の形態では、携帯電話に本件発明を使用した場合について説明したが、デジタルカメラ等の他の撮像装置に本件発明を使用しても良い。特に、本件発明の駆動ユニットは、レンズ駆動装置の設置スペースが制限されるような撮像装置に対する使用に適している。また、実施の形態で説明した駆動ユニットは、レンズ群保持枠の移動用に限定する必要はなく、他の被駆動物の移動用に使用しても良い。
以上説明したように、本件発明の駆動ユニットは、被駆動物の移動距離の測定機能を備えていても小型化を図ることができる。したがって、本件発明は、被駆動物の移動距離の測定機能を備えた駆動ユニットの技術分野において十分に利用することができる。
本件発明の第1の実施の形態を示す携帯電話の外観図である。 同実施の形態における駆動ユニットの側面図である。 同実施の形態における駆動ユニットの縦断面図である。 図2のA−A断面図である。 本件発明の第2の実施の形態を示す駆動ユニットの側面図である。 同実施の形態における駆動ユニットの縦断面図である。
符号の説明
1 駆動ユニット
3 伝達部材
4 保持手段
11 駆動ユニット
21 リードスクリュー
21a 凹部
22 駆動ナット
23 ナット
24 ピエゾ素子
42 軸受け手段
44 ホルダー
45 ベアリングボール
51 ロータリースケール
52 磁気センサ
121 リードスクリュー
142 軸受け手段
144 リードスクリュー用ホルダー
145 ベアリングボール
146 ベアリングボール用ホルダー
147 第1凹部
148 第2凹部
149 第3凹部
151 ロータリースケール
443a 凹部
1441a 外周部

Claims (5)

  1. 被駆動物をスライド移動させるために用いられる駆動ユニットであって、
    前記駆動ユニットは、リードスクリューと、該リードスクリューの中間部分に螺合した駆動ナットと、該駆動ナットに突設されて前記被駆動物に接続される伝達部材と、前記リードスクリューの一端側に挿入されて直接又は間接に固定されたロータリースケールと、該ロータリースケール及び前記駆動ナットが取り付けられた前記リードスクリューを収容して当該リードスクリューを回転可能に支持する保持手段と、該保持手段に設けられた検出手段とを備え、
    前記駆動ナットは、外部から駆動電源及び制御信号が供給されて前記リードスクリューを正逆方向に回転させることにより当該リードスクリュー上を移動し、
    前記伝達部材は、前記駆動ナットの移動を利用して前記被駆動物をスライド移動させ、
    前記ロータリースケールは、前記リードスクリューの回転に伴って回転し、
    前記検出手段は、回転している前記ロータリースケールを用いて、前記被駆動物の移動距離測定用の信号を外部に出力するように構成されたことを特徴とする駆動ユニット。
  2. 前記駆動ナットは、前記リードスクリューの中間部分に螺合したナットと、該ナットの外周部に設けられたピエゾ素子とを備え、該ピエゾ素子には前記伝達部材が結合され、
    前記ピエゾ素子に駆動電源及び制御信号が供給されて前記リードスクリューを正逆方向に回転させることにより前記ナットが前記リードスクリュー上を移動し、
    前記伝達部材は、前記ナットの移動を利用して前記被駆動物をスライド移動するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の駆動ユニット。
  3. 前記リードスクリューの両端面には凹部が設けられ、前記保持手段は、当該リードスクリューの両端側を回転自在に支持するための一対の軸受け手段を有し、
    当該一対の軸受け手段のそれぞれは、前記リードスクリューの凹部と対向する凹部を有したホルダーと、該ホルダーの凹部と前記リードスクリューの凹部とに挟持されたベアリングボールとを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の駆動ユニット。
  4. 前記保持手段は、前記リードスクリューの両端側を回転自在に支持するための一対の軸受け手段を有し、当該一対の軸受け手段のそれぞれは、前記リードスクリューに近い方から当該リードスクリューの軸方向に並んで配置されたリードスクリュー用ホルダーと、ベアリングボールと、ベアリングボール用ホルダーとを備え、
    前記リードスクリュー用ホルダーは、前記リードスクリューの端部を保持する第1凹部と、該第1凹部の反対側に設けられた第2凹部とを有するとともに、前記駆動ナットの駆動時に前記リードスクリューの回転に伴って回転し、
    前記ベアリングボール用ホルダーは、前記リードスクリュー用ホルダーの第2凹部と対向する第3凹部を有し、
    前記ベアリングボールは、前記リードスクリュー用ホルダーの第2凹部と前記ベアリングボール用ホルダーの第3凹部とに挟持されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の駆動ユニット。
  5. 前記一対の軸受け手段の一方のリードスクリュー用ホルダーは、前記第1凹部側の外周部が、前記リードスクリューの軸を中心にした環状に形成され、前記ロータリースケールは、当該外周部に外嵌して構成されたことを特徴とする請求項4に記載の駆動ユニット。
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