JP2008197205A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008197205A
JP2008197205A JP2007030120A JP2007030120A JP2008197205A JP 2008197205 A JP2008197205 A JP 2008197205A JP 2007030120 A JP2007030120 A JP 2007030120A JP 2007030120 A JP2007030120 A JP 2007030120A JP 2008197205 A JP2008197205 A JP 2008197205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scanning
light beam
image
display device
image display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007030120A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4840175B2 (ja
Inventor
Mitsugi Tanaka
貢 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2007030120A priority Critical patent/JP4840175B2/ja
Priority to PCT/JP2008/052021 priority patent/WO2008096815A1/ja
Publication of JP2008197205A publication Critical patent/JP2008197205A/ja
Priority to US12/461,297 priority patent/US8497888B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4840175B2 publication Critical patent/JP4840175B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G3/00Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
    • G09G3/02Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes by tracing or scanning a light beam on a screen
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/10Scanning systems
    • G02B26/101Scanning systems with both horizontal and vertical deflecting means, e.g. raster or XY scanners
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3129Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] scanning a light beam on the display screen
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2340/00Aspects of display data processing
    • G09G2340/04Changes in size, position or resolution of an image
    • G09G2340/0407Resolution change, inclusive of the use of different resolutions for different screen areas
    • G09G2340/0414Vertical resolution change
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2340/00Aspects of display data processing
    • G09G2340/04Changes in size, position or resolution of an image
    • G09G2340/0407Resolution change, inclusive of the use of different resolutions for different screen areas
    • G09G2340/0421Horizontal resolution change

Abstract

【課題】画像のサイズの変更を画像劣化を伴わず、しかも装置の大型化を抑制することができる画像表示装置を提供すること。
【解決手段】ドットクロック毎に読み出される画像信号に応じた光束を生成して出射する光束生成器と、光束を2次元走査することにより画像を表示する光走査部とを有し、光束生成器における光束の出射タイミングを変更して、表示する画像のサイズを変更する。この光束生成器における光束の出射タイミングの変更は、ドットクロックの周期を変更することによって行われる。
【選択図】図7

Description

本発明は、画像表示装置に関し、特に表示する画像のサイズを変更することができる画像表示装置に関する。
従来より、画像信号に応じた光束を生成し、この光束を走査することにより画像を表示する画像表示装置が知られている。
このような画像表示装置において、表示する画像のサイズを変更(拡大・縮小)することができる構成を有するものがある。例えば、特許文献1には、画像表示素子に表示された画像を観察者の眼球へ投影する頭部装着型ディスプレイ装置において、投影倍率を切り換え可能にして、所望の画角、倍率で画像を観察可能にしたものが開示されている。
特開平6−194598号公報
しかしながら、従来の画像表示装置は、光学系を可動させることによって表示する画像のサイズの変更をしていることから、その構成が複雑となり画像表示装置が大型化したり、電力損失が大きくなったりするという課題が生じる。
また、画像表示素子に表示する画像を処理することによって表示する画像のサイズを変更する方法もあるが、この方法は、大型化することがない反面で、表示する画像が解像度的に荒くなるなど画像劣化の課題が生じる。
そこで、本発明は、簡易な構成で、画像劣化や電力損失を抑えた画像のサイズの変更を可能とした画像表示装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、ドットクロック毎に読み出される画像信号に応じた光束を生成して出射する光束生成器と、前記光束を2次元走査することにより画像を表示する光走査部とを有する画像表示装置において、前記光束生成器における前記光束の出射タイミングを変更して、前記表示する画像のサイズを変更することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記光束生成器は、前記ドットクロックの周期を変更することによって、前記光束生成器による前記光束の出射タイミングを変更することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記光束生成器は、マスタクロックを分周することにより前記ドットクロックを生成するドットクロック生成器を備え、前記マスタクロックの周期を変更することによって、前記ドットクロックの周期を変更することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記光束生成器は、マスタクロックを所定の分周比で分周することにより前記ドットクロックを生成するドットクロック生成器を備え、前記分周比を変更することによって、前記ドットクロックの周期を変更することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、前記光走査部は、第1の走査方向に対して相対的に高速に前記光束を走査する高速走査部と、第2の走査方向に対して相対的に低速に前記光束を走査する低速走査部とを備え、前記光束生成器における前記光束の前記第1の走査方向に関する出射タイミングを変更することによって、前記第1の走査方向に関する前記画像のサイズを変更することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記高速走査部は、前記光束を走査する共振型走査素子を有することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項5又は請求項6に記載の発明において、前記低速走査部は、反射面を揺動して前記光束を走査する走査素子を備え、前記反射面の揺動範囲を変更することによって、前記第2の走査方向に関する前記画像のサイズを変更することを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載の発明において、前記光走査部は、第1の走査方向に対して相対的に高速に前記光束を走査する高速走査部と、第2の走査方向に対して相対的に低速に前記光束を走査する低速走査部とを備え、前記光束生成器における前記光束の前記第2の走査方向に関する出射タイミングを変更することによって、前記第2の走査方向における前記光束の走査範囲を変更し、前記第2の走査方向に関する画像の大きさを変更することを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項1から8のいずれか1項に記載の発明において、前記光走査部によって走査された光束を観察者の網膜へ投射することによって、前記画像を表示する網膜走査型の画像表示装置であることを特徴とする。
請求項1,9に記載の発明によれば、画像信号に応じた光束を出射するタイミング(出射する期間)を変更することによって、表示する画像のサイズの変更を行うようにしているので、画像劣化を伴わず、しかも装置の大型化を抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、光束の出射タイミングの変更を、表示する画像の画素毎の画像信号を読み出すドットクロックの周期を変更することによって行うので、光束の出射タイミングの変更が容易となる。
請求項3に記載の発明によれば、マスタクロックの周期を変更することによって、ドットクロックの周期を変更するので、ドットクロックの周期の変更が容易になる。
請求項4に記載の発明によれば、分周比を変更することによって、ドットクロックの周期を変更するので、マスタクロックの周期を変更することなくドットクロックの周期を変更することができる。
請求項5に記載の発明によれば、光走査部は、第1の走査方向に対して相対的に高速に光束を走査する高速走査部と、第2の走査方向に対して相対的に低速に光束を走査する低速走査部とを備え、光束生成器における光束の第1の走査方向に関する出射タイミングを変更することによって、第1の走査方向に関する画像のサイズを変更するので、第1の走査方向の画像サイズの変更を画像劣化を伴わずに行うことができ、しかも装置の大型化を抑制することができる。
請求項6に記載の発明によれば、高速走査部における走査素子が共振型走査素子であり、共振型走査素子の揺動範囲を変更する制御を行うことなく、表示する画像サイズの変更を行うことができるため、共振型走査素子の揺動範囲を変更するのに比べ、画像サイズの変更時間を短縮することができる。
請求項7に記載の発明によれば、低速走査部は、反射面を揺動して光束を走査する走査素子を備え、反射面の揺動範囲を変更することによって、第2の走査方向に関する画像のサイズを変更するので、第1の走査方向及び第2の走査方向の画像サイズの変更を容易に行うことができる。特に、低速走査部の揺動は低速であるため揺動範囲の変更が高速走査部に比べ容易となる。
請求項8に記載の発明によれば、光走査部は、第1の走査方向に対して相対的に高速に光束を走査する高速走査部と、第2の走査方向に対して相対的に低速に光束を走査する低速走査部とを備え、光束生成器における光束の出射タイミングを変更することによって、第2の走査方向における光束の走査範囲を変更し、第2の走査方向に関する画像サイズを変更するので、第2の走査方向の画像サイズの変更を画像劣化を伴わずに行うことができ、しかも装置の大型化を抑制することができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、画像表示装置の一例として網膜画像走査型表示装置に対して本発明を適用した場合の実施形態である。なお、画像表示装置としては、網膜画像走査型表示装置のほか光走査型の投影型画像表示装置(例えば、レーザーディスプレイ)などがある。
(第1実施形態)
[1 画像表示装置の概要説明]
まず、画像表示装置1の構成及び動作の概要について説明する。図1に、本発明の第1実施形態における画像表示装置1の全体構成を示す。この画像表示装置1は、網膜画像走査型表示装置であり、その利用者である観察者の瞳孔12に光束を入射させて網膜14上に画像を投影することによって、観察者の眼10の瞳孔12の前方において虚像を視認させるための装置である。
画像表示装置1は、外部から供給される画像信号Sをドットクロック毎に読み出し、読み出した画像信号に応じて強度変調された光束を生成して出射する光束生成器20を備え、さらに、その光束生成器20と観察者の眼10との間には、光束を走査することにより画像を表示する走査部を備えている。この走査部は、光束生成器20で生成され、光ファイバ100を介して出射されるレーザビーム(以下、「光束」と呼ぶ。)を平行光化するコリメート光学系61と、このコリメート光学系61で平行光化された光束を画像表示のために水平方向(第1の走査方向)に対して相対的に高速に走査する水平走査部70(高速走査部の一例に相当)と、水平走査部70で水平方向に走査された光束を垂直方向(第2の走査方向)に対して相対的に低速に走査する垂直走査部80(低速走査部の一例に相当)と、水平走査部70と垂直走査部80との間に設けられた第1リレー光学系75と、このように水平方向と垂直方向に走査された光束(以下、「走査光束」とする。)を瞳孔12へ出射するための第2リレー光学系90と、観察者が視認する画像のサイズ(以下、「表示画像サイズ」とする。)を変更(拡大や縮小)する操作を行うための入力部26とを備えている。
光束生成器20には、図1に示すように、外部から供給される画像信号Sに基づいて、画像を合成するための要素となる各信号等を発生する信号処理回路21が設けられる。この信号処理回路21において、青(B)、緑(G)、赤(R)の各画像信号22a〜22cが生成され、出力される。また、信号処理回路21は、水平走査部70で使用される水平同期信号23と、垂直走査部80で使用される垂直同期信号24とをそれぞれ出力する。
さらに、光束生成器20は、信号処理回路21からドットクロック毎に出力される3つの画像信号(B,R,G)22a〜22cをそれぞれ光束にする光源部30と、これらの3つの光束を1つの光束に結合して任意の光束を生成するための光合成部40を備えている。
光源部30は、青色の光束を発生させるBレーザ34及びBレーザ34を駆動するBレーザドライバ31と、緑色の光束を発生させるGレーザ35及びGレーザ35を駆動するGレーザドライバ32と、赤色の光束を発生させるRレーザ36及びRレーザ36を駆動するRレーザドライバ33とを備えている。なお、各レーザ34,35,36は、例えば、半導体レーザや高調波発生機構付き固体レーザとして構成することが可能である。また、半導体レーザを用いる場合は駆動電流を直接変調して、光束の強度変調を行うことができるが、固体レーザを用いる場合は、各レーザそれぞれに外部変調器を備えて光束の強度変調を行う必要がある。
光合成部40は、光源部30から入射する光束を平行光にコリメートするように設けられたコリメート光学系41,42,43と、このコリメートされた光束を合成するためのダイクロイックミラー44,45,46と、合成された光束を光ファイバ100に導く結合光学系47とを備えている。各レーザ34,35,36から出射した光束は、コリメート光学系41,42,43によってそれぞれ平行化された後に、ダイクロイックミラー44,45,46にそれぞれ入射される。その後、これらのダイクロイックミラー44,45,46により、各光束が波長に関して選択的に反射・透過されて結合光学系47に達し、この結合光学系47によって集光されて光ファイバ100へ出力される。
水平走査部70及び垂直走査部80は、光ファイバ100から入射された光束を画像として投影可能な状態にするために、水平方向と垂直方向に走査して走査光束とする。
水平走査部70は、光束を水平方向に走査するための偏向面である反射面を有する共振型走査素子である走査素子71と、この走査素子71を共振させ、共振型走査素子71の反射面を揺動させる駆動信号を発生する駆動信号発生器を含む水平走査駆動回路72とを有している。共振型走査素子71としては、ガルバノミラーなどを用いることができる。なお、共振型走査素子71は、光束を走査するようにその反射面が揺動(回転)させられるものであれば、圧電駆動、電磁駆動、静電駆動等いずれの駆動方式によるものであってもよい。
垂直走査部80は、光束を垂直方向に走査するための偏向面である反射面を有する走査素子81と、この走査素子81を非共振的に駆動させる垂直走査駆動回路82とを備えている。走査素子81としては、ガルバノミラーを使用することができる。なお、走査素子81は、光束を走査するようにその反射面が揺動(回転)させられるものであれば、圧電駆動、電磁駆動、静電駆動等いずれの駆動方式によるものであってもよい。
なお、水平走査駆動回路72と垂直走査駆動回路82は、信号処理回路21から出力される水平同期信号23と垂直同期信号24に基づいてそれぞれ駆動する。また、垂直走査駆動回路82は信号処理回路21から出力される揺動範囲指定信号25に基づいて走査素子81の反射面の揺動範囲を決定して走査素子81の反射面を揺動させる。
また、上述のように、水平走査部70と垂直走査部80との間での光束を中継する第1リレー光学系75を備えており、走査素子71によって水平方向に走査された光束は、第1リレー光学系75を通って、走査素子81によって垂直方向に走査されて、2次元的に走査された走査光束として、第2リレー光学系90へ出射される。
第2リレー光学系90は、正の屈折力を持つレンズ系91,94を有している。垂直走査部80から出射された走査光束は、レンズ系91によって、それぞれの光束がその光束の中心線を相互に平行にされ、かつそれぞれ収束光束に変換される。そして、レンズ系94によってほぼ平行な光束となると共に、これらの光束の中心線が観察者の瞳孔12に収束するように変換される。
なお、本実施形態においては、光ファイバ100から入射された光束を、水平走査部70で水平方向に走査した後、垂直走査部80によって垂直方向に走査することとしたが、水平走査部70と垂直走査部80との配置を入れ替え、垂直走査部80によって垂直方向に走査した後、水平走査部70で水平方向に走査するようにしてもよい。
また、本実施形態においては、水平走査部70を共振型の走査系とし、垂直走査部80を非共振型の走査系としたが、これに限らず、例えば、水平走査部70を非共振型の走査系としてもよい。また、詳しくは後述するが、垂直走査部80は、走査素子81の反射面を鋸波状に揺動して光束を走査する走査系である。
図2(a)に示すように、相対的に高速に揺動する走査素子71は、水平走査駆動回路72によって共振揺動され、入射した光束を水平方向Xに対して往復走査する。そして、走査素子71によって水平方向に走査された走査光は、第1リレー光学系75を介して、垂直走査部80に入射する。垂直走査部80の走査素子81は、垂直走査駆動回路82によって鋸波状に揺動され、入射された光束を垂直方向Yに対して走査する。そして、走査素子81によって垂直方向に走査された走査範囲Zの走査光束は、第2リレー光学系90を介して、ユーザの瞳孔12に入射する。
図2(b)は、走査素子71及び走査素子81の揺動範囲W(水平揺動範囲及び垂直揺動範囲)と走査範囲Z(水平走査範囲と垂直走査範囲)との関係を説明するための図である。ここで、「水平揺動範囲」とは、走査素子71の反射面で光束を走査することができる範囲を意味し、「垂直揺動範囲」とは、走査素子81の反射面で光束を走査することができる範囲を意味し、「揺動範囲W」は、走査素子71及び走査素子81によって光束を走査することができる範囲を意味する。また、「水平走査範囲」とは、走査素子71の反射面で走査した光束の範囲を意味し、「垂直走査範囲」とは、走査素子81の反射面で走査した光束の範囲を意味し、「走査範囲Z」とは、走査素子71及び走査素子81によって走査した光束の範囲を意味する。また、図2(b)においては、光束生成器20から常に光束が出射されたと仮定したときに水平走査部70及び垂直走査部80によって走査される光束の軌跡を仮想的に示している。
この図2(b)に示すように、走査素子71及び走査素子81の揺動範囲Wのうち、走査範囲Z(水平走査範囲でかつ垂直走査範囲)のタイミングで光束生成器20から光束が出射されることによって、水平走査部70及び垂直走査部80によって走査範囲Zで光束が走査される。
なお、水平走査部70の走査素子71の走査面の揺動位置を検出するために、走査素子71の走査面に向けて検査用光を出射する検査用光源と、走査素子71の走査面によって反射された検査用光を検出するための光検出器とを有しており、光束生成器20は、光検出器から出力される信号(以下、「変位信号」とする。)によって走査素子71の走査面の揺動位置を検出する。そして、光束生成器20は、変位信号に基づいて、水平同期信号23、垂直同期信号24などを生成すると共に、光束の出射開始タイミングなどを決定して、光束を出射する。
また、走査素子71の走査面の揺動位置を検出するために、特開2006−276634号公報に記載されているように、走査素子71から出力される変位信号を用いるようにしてもよい。すなわち、反射面の変位に応じた変位信号を出力可能な走査素子を走査素子71とし、この走査素子71から出力される変位信号に基づいて、走査素子71における反射面の揺動位置を光束生成器20によって検出するようにする。このように構成することで、上述した検査用光源や光検出器が不要となる。
[2.信号処理回路の構成及び動作]
(2.1 信号処理回路の構成)
次に、信号処理回路21の構成を図面を参照して具体的に説明する。図3は信号処理回路21の一部の構成を示す図であり、信号処理回路21において画像信号Sから画像信号(B,R,G)22a〜22cを出力する構成の概略図である。
図3に示すように、信号処理回路21は、画像信号Sをデジタル化するA/Dコンバータ101と、デジタル化された画像信号Sと同期するための画像信号同期回路102と、この画像信号同期回路102から出力される画像信号をフレーム単位で記憶するフレームメモリ103と、表示する画像の画素位置に対応したクロック周期のドットクロックを生成し、このドットクロック毎にフレームメモリ103に記憶した画像信号を画素単位で読み出し、各色(B,R,G)毎の画像信号(以下、「画素信号」とする。)を生成して出力する画素信号処理回路104と、内部に格納したルックアップテーブル(輝度テーブル)に基づいて画素信号処理回路104から出力される各色毎の画素信号の輝度をそれぞれ調整する輝度調整器105と、この輝度調整器105によって輝度調整された各色毎の画素信号をアナログ化して、画像信号(B,R,G)22a〜22cとしてそれぞれ出力するD/Aコンバータ106と、信号処理回路21の基本クロックであるマスタクロックを生成するマスタクロック生成器107と、信号処理回路21全体を制御する信号処理制御部108とを有している。
画素信号処理回路104は、ドットクロックのクロック周期(以下、「ドットクロックの周期」と呼ぶ。)に対応するマスタクロック数を、光束の走査開始位置のドットクロックから順次ドットクロック毎に格納するクロックテーブル110と、このクロックテーブル110に基づいて、走査素子71による光束の走査方向に応じたクロック周期のドットクロックを、マスタクロックを分周することにより生成するドットクロック生成器111とを有している。
(2.2 クロックテーブル)
ここで、クロックテーブル110について具体的に説明する。図4は本実施形態におけるクロックテーブル110の例を示す図、図5は図4のクロックテーブル110によって生成されるドットクロックとマスタクロック及び画素毎の画像信号との関係を示す図である。なお、ここでは理解を容易にするために、水平方向の画素数を60ドットとしている。
図4に示すように、クロックテーブル110は、クロック周期に相当するマスタクロック数を、光束の走査開始位置のドットクロックから順次ドットクロック毎に格納するクロックテーブルである。
ドットクロック生成器111は、このクロックテーブル110を参照して、画素毎に画像信号を読み出すためのドットクロックをマスタクロックを分周することにより生成する。このクロックテーブル110は、上述のように水平方向を60画素としたときの例を示すものであり、光束の走査開始位置からのドットクロック順に1から60まで順に番号が割り当てられている。
図4に示すクロックテーブル110では、ドットクロック番号1から順にドットクロック番号60まで、マスタクロック数が「6」、「5」、・・・・、「5」、「6」となっており、ドットクロック生成器111は、光束の走査開始位置から順にマスタクロック数が「6」、「5」、・・・・、「5」、「6」となるクロック周期のドットクロックを生成する。すなわち、ドットクロック生成器111は、光束の走査方向に応じたクロック周期のドットクロックをクロックテーブル210に基づいて生成する。このように光束の走査方向に応じてドットクロックの周期を変更するのは、走査素子71の揺動速度が反射面の位置によって異なるからである。
図5には、ドットクロック番号1〜5までのドットクロックとマスタクロック及び画素毎の画像信号との関係と、ドットクロック番号31〜37までのドットクロックとマスタクロック及び画素毎の画像信号との関係とが示されている。
図5に示すように、ドットクロック番号1のクロック周期はマスタクロック数が6であり、このクロック周期の間、最初の画素位置(画素番号1)の画像信号が画素信号処理回路104により読み出されて光源部30に出力される。また、ドットクロック番号31のクロック周期はマスタクロック数が3であり、このクロック周期の間、水平方向で31番目の画素位置(画素番号31)の画像信号が画素信号処理回路104により読み出されて光源部30に出力される。
このようにドットクロック生成器111は、光束の走査方向に応じたクロック周期のドットクロックを、クロックテーブル110に基づき、マスタクロックを分周して生成するようにしており、これにより画素の走査方向を等間隔になるように光束を走査することができる。
(2.3 ルックアップテーブル)
以上のようにドットクロック生成器111によって生成されたドットクロックで画素毎に読み出された画像信号は、輝度調整器105によってルックアップテーブルに基づいた輝度値の調整が行われる。
このルックアップテーブルは、図6に示すように、ドットクロック生成器111で生成するドットクロックのクロック周期に応じた輝度値となる輝度補正率がドットクロック番号に対応して規定されている。すなわち、ドットクロックのクロック周期に応じた輝度情報である輝度補正率を光束の走査開始位置のドットクロックから順次ドットクロック毎に格納するのである。この輝度補正率は、走査素子71の各画素毎の走査位置におけるスピードの逆数と同様の値となる。
このように、走査素子71の走査位置毎のスピードの逆数と同様の値の輝度補正率で、画素信号の輝度を補正して調整するようにしているため、画像表示装置1が表示する画像のどのドット(画素)でも画像信号Sによるオリジナルの画像の輝度分布と同等の輝度分布となる。従って、輝度むらの発生を抑制することができ、画像表示装置1のクオリティを高めることができる。
また、輝度調整器105では、さらにルックアップテーブルの輝度補正率全体を所望の倍率(以下、「輝度倍率」とする。)で変更することができるようにしている。従って、この輝度倍率を上げることにより表示画像全体の輝度が上がり、輝度倍率を下げることによって表示画像全体の輝度が下がる。
(2.4 表示画像サイズを変更する構成について)
次に、観察者が視認する画像のサイズを変更(拡大、縮小)する構成及び動作について図面を参照して具体的に説明する。図7は水平方向の表示画像サイズの変更を説明するための図であり、図8は垂直方向の表示画像サイズの変更を説明するための図である。
(2.4.1 水平方向の表示画像サイズを変更する構成について)
まず、表示画像サイズの変更のうち、水平方向の表示画像サイズの変更について説明する。図5に示すように、走査素子71の反射面は、水平走査駆動回路72によって、所定の位置を基準(0度)として+θ1〜−θ1の角度範囲で共振振動(揺動)を行う。また、光源部30からの光束は、走査素子71の反射面の変位位置が+θ2〜−θ2までの角度範囲(走査範囲)にあるときに出射される。走査素子71の反射面が+θ2〜−θ2までの角度(A1からA2までのタイミング)と−θ2から+θ2までの範囲(B1からB2までのタイミング)で光源部30からの光束が出射されるように構成される。
そして、本実施形態においては、水平方向の表示画像サイズの変更を、この「θ2」の値を変更することによって行うようにしている。すなわち、走査素子71の反射面の揺動範囲(+θ1〜−θ1)を変更することなく、光束生成器20による光束の出射タイミングを変更することによって、表示画像サイズの変更を行うのである。
光束生成器20による光束の出射タイミングの変更は、画像表示装置1の利用者が入力部26を操作することによって表示画像サイズの変更要求を行うことにより実行されるものであり、このように利用者からの要求操作が行われたとき、信号処理回路21にサイズ変更要求信号が入力される。そして、このサイズ変更要求信号に基づいて信号処理回路21によって表示画像サイズの変更が行われる。この表示画像サイズの変更は、(a)ドットクロックの周期の変更、(b)光束の出射開始タイミングの変更、(c)輝度補正、の3つの処理を行うことにより実行される。なお、「光束の出射開始タイミング」とは、水平方向への各走査ライン毎の光束を出射する開始タイミング(例えば、図5におけるA1やB1のタイミング)を意味する。また、光束の出射を終了するタイミング(例えば、図5におけるA2やB2のタイミング)は、この光束の出射開始タイミングとドットクロックの周期によって決定される。
(ドットクロックの周期の変更)
まず、ドットクロックの周期の変更は、マスタクロック生成器107から出力するマスタクロックのクロック周期(以下、「マスタクロックの周期」と呼ぶ。)を変更することによって行われる。すなわち、利用者による入力部26の操作によって指定された表示画像サイズに応じたマスタクロックの周期となるように信号処理制御部108がマスタクロック生成器107へ制御信号を出力する。マスタクロック生成器107は、信号処理制御部108からの制御信号に応じたクロック周期のマスタクロックを生成する。そして、ドットクロック生成器111は、クロックテーブル110を用いて、クロック周期が変更されたマスタクロックに基づいたドットクロックを生成する。
従って、画像サイズを拡大するための入力部26への操作が利用者によって行われたときには、マスタクロック生成器107から出力するマスタクロックの周期が長くなり、水平方向の各走査ラインにおいて光束生成器20から光束を出射する期間が長くなる(例えば、図7(c)において「T2」で示す期間から図7(d)において「T3」で示す期間)。また、画像サイズを縮小するための入力部26への操作が利用者によって行われたときには、マスタクロック生成器107から出力するマスタクロックの周期が短くなり、水平方向の各走査ラインにおいて光束生成器20から光束を出射する期間が短くなる(例えば、図7(c)において「T2」で示す期間から図7(b)において「T1」で示す期間)。
このように、マスタクロックの周期を変更することによって、ドットクロックの周期を変更するので、ドットクロックの周期の変更が容易になる。
また、ドットクロックの周期の変更を、マスタクロックの周期を変更するのではなく、マスタクロックからドットクロックへの分周比を変更することによって行うこともできる。すなわち、ドットクロック生成器111は、マスタクロックを分周する際に、その分周比を変更することによって、ドットクロックのクロック周期の変更を行うのである。分周比の変更は、クロックテーブル110におけるマスタクロック数を変更する(例えば、クロックテーブル110を複数設け、変更する表示画像サイズに応じてクロックテーブルを選択する)ことによって行うことができるが、演算処理器を設けて分周比を変更するようにしてもよい。すなわち、クロックテーブル110に規定されたマスタクロック数を画像サイズに合わせて変更する演算を演算処理器によって行い、このように演算したマスタクロック数に基づいてドットクロックを生成するのである。このようにすることによって、多様な大きさで表示画像サイズを変更する場合においても、クロックテーブル110の数を増やすことなく表示画像サイズの変更を行うことができる。
(光束の出射開始タイミングの変更)
また、光束の出射開始タイミングの変更は、ドットクロック番号1のドットクロック(図3参照)の生成タイミングを変更することによって行う。すなわち、利用者による入力部26の操作によって指定された表示画像サイズに応じた光束の出射開始タイミングとなるように信号処理制御部108が画素信号処理回路104へ制御信号を出力する。画素信号処理回路104におけるドットクロック生成器111は、ドットクロック番号1のドットクロックの生成タイミングを信号処理制御部108からの制御信号に応じて決定する。そして、ドットクロック生成器111は、このように決定した生成開始タイミングでドットクロック番号1のドットクロックからクロックテーブル110に基づいて順次ドットクロックの生成を開始する。画素信号処理回路104は、ドットクロック番号1のドットクロックから水平方向の画素信号の出力を開始する。
例えば、表示画像サイズを拡大するための入力部26への操作が行われたとき、ドットクロック生成器111においてドットクロック番号1のドットクロックの生成タイミングが早くなるように信号処理制御部108が画素信号処理回路104へ制御信号を出力する(例えば、図7(c)における「t2」,「t2’」のタイミングから図7(b)における「t1」,「t1’」のタイミングへの切替え)。また、表示画像サイズを縮小するための入力部26への操作が行われたときには、ドットクロック生成器111においてドットクロック番号1のドットクロックの生成タイミングが遅くなるように信号処理制御部108が画素信号処理回路104へ制御信号を出力する(例えば、図7(c)における「t2」,「t2’」のタイミングから図7(b)における「t3」,「t3’」のタイミングへの切替え)。
(輝度補正)
また、画素信号の輝度補正は、輝度調整器105によって輝度倍率を変更することによって行う。すなわち、利用者による入力部26の操作によって指定された表示画像サイズに応じた輝度倍率となるように信号処理制御部108が輝度調整器105へ制御信号を出力する。輝度調整器105は、輝度倍率を信号処理制御部108からの制御信号に応じて決定する。そして、輝度調整器105は、このように決定した輝度倍率で画素信号の輝度値の調整を行う。
従って、表示画像サイズを拡大するための入力部26への操作が行われたときには、輝度調整器105による輝度値の調整は、輝度倍率を上げて行われる。また、表示画像サイズを縮小するための入力部26への操作が行われたときには、輝度調整器105による輝度値の調整は、輝度倍率を下げて行われる。例えば、表示画像サイズを「水平方向のサイズ中」(図7(a)において「B」に示す走査範囲)から「水平方向のサイズ大」(図7(a)において「A」に示す走査範囲)へ変更するとき、輝度倍率は、「水平方向のサイズ中」時に比べて、T3/T2倍に変更される。また、表示画像サイズを「水平方向のサイズ中」(図7(a)において「B」に示す走査範囲)から「水平方向のサイズ小」(図7(a)において「C」に示す走査範囲)へ変更するとき、輝度倍率は、「水平方向のサイズ中」時に比べて、T1/T2倍に変更される。
このように、表示画像サイズを変更したときに、画素信号の輝度を変更しているので、表示画像サイズを変更したときであっても画像全体の輝度を一定に保つことができる。
なお、水平方向の表示画像サイズを変更するに当たり、その変更に応じてクロックテーブル110も併せて変更し、適切にアークサイン補正をすることで、表示画像の歪みを抑制して、表示画像の画像品質を向上させるようにしてもよい。
(2.4.2 垂直方向の表示画像サイズを変更する構成について)
次に、表示画像サイズの変更のうち、垂直方向のサイズ変更について説明する。
表示画像サイズの垂直方向の変更は、垂直走査駆動回路82によって走査素子81における反射面の揺動範囲を変更することによって行うものであり、以下図面を参照して具体的に説明する。図8は本実施形態における画像表示装置1における垂直方向の表示画像サイズの変更を説明するための図である。この図においては、垂直方向の表示画像サイズが「小」,「中」,「大」のそれぞれ状態(水平方向の表示画像サイズは同じ)のときの走査素子81における反射面の変位(左側の図)及びその時の表示画像サイズ(右側の図における「Z」で示す範囲)を図8(a),(b),(c)に示している。なお、図8の左側の図においては、光束生成器20から常に光束が出射されたと仮定したときに水平走査部70及び垂直走査部80によって走査される光束の軌跡を仮想的に示しており、また、図2(b)と同様に、走査素子71及び走査素子81の揺動範囲Wを示している。
図8に示すように、走査素子81の反射面の変位は、ta〜tdの期間において鋸波状の変位となり、この変位が表示する画像の1フレーム(走査範囲Z)毎に繰り返される。
そして、図8中tb〜tcの期間において、光束生成器20から光束が出射され、その光束が走査素子81の反射面によって垂直方向に走査される。但し、このtb〜tcの期間内であっても、走査素子71の反射面が所定位置にある場合(図5,図7参照)には、光束生成器20から光束が出射されないことになる。
この図8に示すように、表示画像サイズの垂直方向を変更する場合、垂直走査駆動回路82によって走査素子81の反射面の揺動範囲(揺動振幅)を変更することによって行う。すなわち、利用者による入力部26の操作によって指定された表示画像サイズに応じた走査素子81の反射面の揺動範囲となるように信号処理制御部108が垂直走査駆動回路82へ制御信号を出力する。垂直走査駆動回路82は、信号処理回路21からの制御信号に基づいて、走査素子81の反射面の揺動範囲を決定して、走査素子81の反射面を揺動する。
従って、表示画像サイズを拡大するための入力部26への操作が利用者によって行われたときには、走査素子81の反射面の揺動範囲が大きくなる(例えば、図8(b)において「E」に示す走査範囲から図8(c)において「F」に示す走査範囲)。また、表示画像サイズを縮小するための入力部26への操作が利用者によって行われたときには、走査素子81の反射面の揺動範囲が小さくなる(例えば、図8(b)において「E」に示す走査範囲から図8(a)において「D」に示す走査範囲)。このように、走査素子81の反射面の揺動範囲(揺動振幅)を変更することにより垂直方向の表示画像サイズの変更を行っているため、垂直方向の表示画像サイズにかかわらず、水平方向の走査線数(走査範囲Zにおいて、走査素子71によって光束が水平方向に走査する数)は一定となる。
(2.4.3 表示画像サイズ変更処理動作について)
次に、光束生成器20における表示画像サイズ変更処理について、図9のフローチャートを参照して具体的に説明する。
まず、信号処理回路21における信号処理制御部108は、図9に示すように、利用者による入力部26の操作によって、表示画像サイズの変更要求が行われたか否かを判定する(ステップS10)。
この処理において、表示画像サイズの変更要求が行われたと判定すると(ステップS10:YES)、信号処理制御部108は、変更要求に応じて、ドットクロックの周期の変更及び出射開始タイミングの変更を行い(ステップS11)、処理をステップS12に移行する。なお、これらの変更については上述で説明したためここでは説明を省略する。
ステップS12において、信号処理制御部108は、表示画像サイズの変更後に画像の輝度が変化しないように、輝度調整器105を制御して輝度補正(輝度倍率の変更)を行う。この輝度補正については上述したためここでは説明を省略する。
この処理が終了すると、信号処理制御部108は、垂直走査部80における走査素子81の揺動範囲の変更を行うために、表示画像サイズの変更要求に応じた揺動範囲指定信号25を垂直走査駆動回路82に対して送信する。垂直走査駆動回路82は、この揺動範囲指定信号25で指定される揺動範囲で走査素子81を駆動する(ステップS13)。
ステップS13の処理が終了したとき、或いはステップS10において表示画像サイズの変更要求が行われていないと判定したとき(ステップS10:NO)、信号処理制御部108は、画像表示装置1の電源がオフにされたか否かを判定し(ステップS14)、オフにされたと判定すると(ステップS14:YES)、この表示画像サイズ変更処理を終了する。一方、信号処理制御部108は、画像表示装置1の電源がオフされていないと判定すると(ステップS14:NO)、処理をステップS10に移行し、上記ステップS10〜S14までの処理を繰り返す。
以上のように、本実施形態における画像表示装置1は、光束生成器20によって光束の出射タイミングの変更を行うことで、表示画像サイズの変更を行うようにしているので、表示画像サイズの変更を行った場合でも、画像劣化を伴わず、しかも画像表示装置の大型化を抑制することができる。
また、本実施形態における画像表示装置1によれば、クロックテーブル110やルックアップテーブルを用いているので、アークsinθ補正レンズを用いずに画像表示装置を構成しつつ、画像品質を保つことができる。
なお、表示画像サイズの変更を水平方向と垂直方向とでそれぞれ別々に変更しても、水平方向及び垂直方向について同時に行うようにしてもよい。例えば、利用者による入力部26の操作によって「全体画像サイズ大」、「全体画像サイズ中」、「全体画像サイズ小」の指定を可能とし、「全体画像サイズ中」の状態から「全体画像サイズ大」が指定されたときには、水平方向の画像サイズと垂直方向の画像サイズを共に「画像サイズ大」に変更し、「全体画像サイズ中」の状態から「全体画像サイズ小」が指定されたときには、水平方向の画像サイズと垂直方向の画像サイズを共に「画像サイズ小」に変更する等の処理を行うようにしてもよい。
また、上述の実施形態においては、光束生成器20から出射した光束を水平走査部70で相対的に高速に走査した後に、垂直走査部80で相対的に低速に走査して2次元的な走査光(表示用走査光)を生成することとしたが、光束生成器20から出射した光束を走査部で相対的に低速に走査した後に、垂直走査部で相対的に高速に走査して2次元的な走査光(表示用走査光)を生成してもよい。この場合、水平走査部には走査素子として非共振型走査素子を、垂直走査部には走査素子として共振型走査素子をそれぞれ設けることができる。
また、上述の実施形態においては、各走査方向で表示画像サイズを「大」、「中」、「小」の3つとした例を挙げて説明したが、これに限られるものではなく、各走査方向で表示画像サイズ4以上の変更することできる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態においては、高速走査を行う水平走査部70における光束の走査範囲の変更を、この走査範囲内のドットクロック数を変えずに、光束生成器20における光束の出射タイミングを変更することによって行い、さらに、低速走査を行う垂直走査部80における光束の走査範囲の変更は走査素子81の反射面の揺動範囲を変更することによって行って、表示画像サイズを変更(拡大、縮小)することとしたが、本第2実施形態においては、低速走査における光束の走査範囲の変更を、走査素子81における反射面の揺動範囲を変更することになく、走査素子81の反射面による光束の走査期間を変更することによって行うようにし、さらに水平走査線数が変化しないように走査素子71の揺動周波数を変更して、表示画像サイズの変更(拡大、縮小)を行うようにするものである。なお、第1実施形態における画像表示装置1とは同様の構成を有しており、処理等が一部異なるものであることから、本実施形態においては特に異なる部分について説明する。また、第1実施形態においては、水平走査部70における走査素子71として共振型走査素子を用いることとしたが、走査素子の揺動周波数を変更する場合には、非共振型走査素子を用いることが望ましい。そこで、第2実施形態においては水平走査部70における走査素子71として非共振型走査素子を用いることとして説明する。
以下、第2実施形態における画像表示装置について、図面を参照して具体的に説明する。図10は本実施形態の画像表示装置における垂直方向の表示画像サイズの変更を説明するための図である。この図においては、垂直方向の表示画像サイズが「小」,「中」,「大」のそれぞれ状態のときの走査素子81の反射面の変位(左側の図)及びその時の表示画像サイズ(右側の図における「Z」で示す範囲)を図10(a),(b),(c)に示している。なお、図2(b)と同様に、光束生成器20から常に光束が出射されたと仮定したときに水平走査部70及び垂直走査部80によって走査される光束の軌跡を仮想的に示しており、また、走査素子71及び走査素子81の揺動範囲Wを示している。
本実施形態における画像表示装置は、図10に示すように、画像の垂直方向のサイズ変更を、走査素子81における反射面の揺動範囲を維持しつつその反射面による光束の走査範囲(走査期間)の変更によって行うようにしている。また、垂直走査部80における光束の走査範囲の変更に伴い、高速走査を行う水平走査部70における光束の走査周波数を変更している。この走査素子71における光束の走査周波数の変更に伴って、光束生成器20からの光束の出射タイミングやドットクロックの周期等の補正が画素信号処理回路104によって行われる。
図10に示すように、走査素子81の反射面の変位は、ta〜tdの期間において鋸波状の変位となり、この変位が表示する画像の1フレーム(走査範囲Z)毎に繰り返される。そして、いずれの表示画像サイズの場合も同様の変位となる。しかし、光束生成器20から光束が出射される期間が異なり、これによって垂直方向の表示画像サイズの変更が行われる。すなわち、走査素子81の反射面で反射する期間を変更することによって垂直方向の表示画像サイズの変更を行うのである。
例えば、表示画像サイズが「小」の場合には、tb1〜tc1の期間(図10(a)参照)において光束生成器20から光束が出射され、表示画像サイズが「中」の場合には、tb2〜tc2の期間(図10(b)参照)において光束生成器20から光束が出射され、表示画像サイズが「大」の場合には、tb3〜tc3の期間(図10(c)参照)において光束生成器20から光束が出射される。そして、このように光束生成器20から出射された光束が走査素子81の反射面によって垂直方向に走査される。なお、図7で説明したように、このtb1〜tc1,tb2〜tc2,tb3〜tc3における期間内であっても、走査素子71の反射面が所定位置にある場合には、光束生成器20から光束が出射されない。
また、光束生成器20は、表示画像サイズに応じて、非共振型走査素子である走査素子71の揺動周波数を変更するための制御信号を水平走査駆動回路72へ出力する。水平走査駆動回路72は、光束生成器20からの制御信号に基づいた揺動周波数で走査素子71を駆動する。このように走査素子71の揺動周波数を変更することによって、水平方向の走査周波数を変更し、走査範囲Zにおける水平方向の走査ライン数を同一の数とする。
このように第2実施形態における画像表示装置が構成されていることから、表示画像サイズを拡大するための入力部26への操作が利用者によって行われたときには、走査素子81の反射面による光束の走査期間が長くなる(例えば、図10(b)における「tb2〜tc2」の期間から図10(c)における「tb3〜tc3」の期間)。一方、水平走査部70における走査素子の揺動周波数は遅くなる(例えば、垂直方向の画像サイズを5/4倍にする場合には、揺動周波数は4/5倍になる。)。なお、このとき上述した輝度倍率を上げる(例えば、垂直方向の画像サイズを5/4倍にする場合には、輝度倍率も5/4倍にする。)ことによって、表示画像サイズを拡大したときであっても画像全体の輝度を一定に保つことができる。
また、表示画像サイズを縮小するための入力部26への操作が利用者によって行われたときには、走査素子81の反射面による光束の走査期間が短くなる(例えば、図10(b)における「tb2〜tc2」の期間から図10(a)における「tb1〜tc1」の期間)。一方、水平走査部70における走査素子の揺動周波数は速くなる(例えば、垂直方向の画像サイズを4/5倍にする場合には、揺動周波数は5/4倍になる。)。なお、このとき上述した輝度倍率を下げる(例えば、垂直方向の画像サイズを4/5倍にする場合には、輝度倍率も4/5倍にする。)ことによって、表示画像サイズを縮小したときであっても画像全体の輝度を一定に保つことができる。
このように、光束生成器20による光束の出射タイミングを変更して、垂直走査方向における光束の走査範囲を変更し、さらに水平走査方向における走査素子の揺動周波数を変更して、表示する画像の大きさを変更するので、垂直方向及び水平方向の表示画像サイズの変更を画像劣化を伴わずに行うことができ、しかも装置の大型化を抑制することができる。
また、この第2実施形態においては、低速走査における光束の走査範囲の変更の際に、水平走査線数が変化しないように走査素子71の揺動周波数を変更したが、走査素子71の揺動周波数を変更することなく走査素子81による光束の走査期間の変更のみによって低速走査における光束の走査範囲の変更を行うようにしてもよい。この場合、低速走査における光束の走査範囲の変更に伴って画像を表示する(有効)水平走査線数を増減させる必要があり、信号処理制御回路21において、前記水平走査線数で画像が表現できるよう画像の圧縮(例えば、画像の間引き)率を変更する画像処理を行って、水平走査線数を増減させる。
以上、本発明の実施の形態のうちのいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
たとえば、上述においては、マスタクロック生成器107を制御してマスタクロックの周期を変更する構成を説明したが、マスタクロックの周期が異なる複数のマスタクロック生成器と、これらのうち一のマスタクロック生成器を選択する選択部(例えばスイッチ等)とを設け、この選択部を入力部26によって操作することによって表示画像サイズに応じたマスタクロック生成器からマスタクロックをドットクロック生成器に出力するようにしてもよい。
また、マスタクロック生成器107を交換可能に構成するようにしてもよい。すなわち、マスタクロック生成器107と光束生成器20との間を取り外し可能なコネクタなどを用いてマスタクロック生成器107を光束生成器20に取り付けるのである。このようにすれば、表示画像サイズに合わせたマスタクロック生成器107を取り付けることができ、したがって、上記クロックテーブルの数を可及的に減らすことができる。その結果、クロックテーブルに関する記憶領域の占有率を低下させることができる。
第1実施形態における画像表示装置の全体構成を示す図である。 走査部による光束の走査を説明するための図である。 図1の信号処理回路の一部の構成を示す図である。 クロックテーブルの例を示す図である。 クロックテーブルによって生成されるドットクロックとマスタクロック及び画素毎の画像信号との関係を示す図である。 ルックアップテーブルの例を示す図である。 水平方向の表示画像サイズの変更を説明するための図である。 垂直方向の表示画像サイズの変更を説明するための図である。 画像変更の処理を説明するための図である。 第2実施形態の画像表示装置において垂直方向の表示画像サイズの変更を説明するための図である。
符号の説明
1 画像表示装置
20 光束生成器
21 信号処理回路
26 入力部
71 共振型走査素子
105 輝度調整器
110 クロックテーブル
111 ドットクロック生成器

Claims (9)

  1. ドットクロック毎に読み出される画像信号に応じた光束を生成して出射する光束生成器と、前記光束を2次元走査することにより画像を表示する光走査部とを有する画像表示装置において、
    前記光束生成器における前記光束の出射タイミングを変更して、前記表示する画像のサイズを変更することを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記光束生成器は、前記ドットクロックの周期を変更することによって、前記光束生成器による前記光束の出射タイミングを変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記光束生成器は、マスタクロックを分周することにより前記ドットクロックを生成するドットクロック生成器を備え、前記マスタクロックの周期を変更することによって、前記ドットクロックの周期を変更する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記光束生成器は、マスタクロックを所定の分周比で分周することにより前記ドットクロックを生成するドットクロック生成器を備え、前記分周比を変更することによって、前記ドットクロックの周期を変更する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  5. 前記光走査部は、第1の走査方向に対して相対的に高速に前記光束を走査する高速走査部と、第2の走査方向に対して相対的に低速に前記光束を走査する低速走査部とを備え、
    前記光束生成器における前記光束の前記第1の走査方向に関する出射タイミングを変更することによって、前記第1の走査方向に関する前記画像のサイズを変更する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  6. 前記高速走査部は、前記光束を走査する共振型走査素子を有する
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像表示装置。
  7. 前記低速走査部は、反射面を揺動して前記光束を走査する走査素子を備え、前記反射面の揺動範囲を変更することによって、前記第2の走査方向に関する前記画像のサイズを変更する
    ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の画像表示装置。
  8. 前記光走査部は、第1の走査方向に対して相対的に高速に前記光束を走査する高速走査部と、第2の走査方向に対して相対的に低速に前記光束を走査する低速走査部とを備え、
    前記光束生成器における前記第2の走査方向に関する前記光束の出射タイミングを変更することによって、前記第2の走査方向における前記光束の走査範囲を変更し、前記第2の走査方向に関する前記画像の大きさを変更する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  9. 前記光走査部によって走査された光束を観察者の網膜へ投射することによって、前記画像を表示する網膜走査型の画像表示装置であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像表示装置。
JP2007030120A 2007-02-09 2007-02-09 画像表示装置 Expired - Fee Related JP4840175B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007030120A JP4840175B2 (ja) 2007-02-09 2007-02-09 画像表示装置
PCT/JP2008/052021 WO2008096815A1 (ja) 2007-02-09 2008-02-07 画像表示装置
US12/461,297 US8497888B2 (en) 2007-02-09 2009-08-06 Image display device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007030120A JP4840175B2 (ja) 2007-02-09 2007-02-09 画像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008197205A true JP2008197205A (ja) 2008-08-28
JP4840175B2 JP4840175B2 (ja) 2011-12-21

Family

ID=39681719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007030120A Expired - Fee Related JP4840175B2 (ja) 2007-02-09 2007-02-09 画像表示装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8497888B2 (ja)
JP (1) JP4840175B2 (ja)
WO (1) WO2008096815A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010103974A1 (ja) * 2009-03-12 2010-09-16 ブラザー工業株式会社 画像表示装置
JP2011221061A (ja) * 2010-04-05 2011-11-04 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd レーザー照射による画像表示装置
JP2015132826A (ja) * 2015-01-23 2015-07-23 船井電機株式会社 画像表示装置
JP2020154111A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 株式会社リコー 光走査装置、表示システム、および移動体

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007286423A (ja) * 2006-04-18 2007-11-01 Brother Ind Ltd 光走査装置及び画像表示装置並びに網膜走査型画像表示装置
JP5687880B2 (ja) * 2010-11-08 2015-03-25 船井電機株式会社 画像表示装置
EP2858358B1 (de) * 2013-10-01 2016-04-27 Trilite Technologies GmbH Anzeigevorrichtung und Kalibrierungsverfahren hierfür
JP6304068B2 (ja) 2015-02-24 2018-04-04 株式会社Jvcケンウッド 画像描画装置、ヘッドアップディスプレイ及び画像輝度調整方法
US10009585B2 (en) * 2016-01-04 2018-06-26 Microvision, Inc. MEMS scan controlled keystone and distortion correction
JP2020129087A (ja) * 2019-02-12 2020-08-27 株式会社リコー 表示装置、表示システム、移動体、表示制御方法および表示制御プログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01245276A (ja) * 1988-03-28 1989-09-29 Hitachi Ltd 印刷装置
JPH05276361A (ja) * 1992-03-25 1993-10-22 Nikon Corp メカニカルスキャン型の撮像装置
JP2003029197A (ja) * 2001-07-12 2003-01-29 Canon Inc 走査型画像観察装置
JP2003255263A (ja) * 2001-12-25 2003-09-10 Ricoh Co Ltd 画像表示装置と画像表示方法
JP2005107126A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Brother Ind Ltd 網膜走査画像表示装置
JP2005308865A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Brother Ind Ltd 光出射信号出力装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06194598A (ja) * 1992-12-25 1994-07-15 Olympus Optical Co Ltd 頭部装着型ディスプレイ装置
US6140979A (en) * 1998-08-05 2000-10-31 Microvision, Inc. Scanned display with pinch, timing, and distortion correction
US7414621B2 (en) * 2003-12-31 2008-08-19 Symbol Technologies, Inc. Method and apparatus for controllably producing a laser display
US7884816B2 (en) * 2006-02-15 2011-02-08 Prysm, Inc. Correcting pyramidal error of polygon scanner in scanning beam display systems
JP2008233561A (ja) 2007-03-20 2008-10-02 Brother Ind Ltd 光走査装置及び光走査装置を備えた画像表示装置並びに網膜走査型画像表示装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01245276A (ja) * 1988-03-28 1989-09-29 Hitachi Ltd 印刷装置
JPH05276361A (ja) * 1992-03-25 1993-10-22 Nikon Corp メカニカルスキャン型の撮像装置
JP2003029197A (ja) * 2001-07-12 2003-01-29 Canon Inc 走査型画像観察装置
JP2003255263A (ja) * 2001-12-25 2003-09-10 Ricoh Co Ltd 画像表示装置と画像表示方法
JP2005107126A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Brother Ind Ltd 網膜走査画像表示装置
JP2005308865A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Brother Ind Ltd 光出射信号出力装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010103974A1 (ja) * 2009-03-12 2010-09-16 ブラザー工業株式会社 画像表示装置
JP2010211149A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Brother Ind Ltd 画像表示装置
JP2011221061A (ja) * 2010-04-05 2011-11-04 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd レーザー照射による画像表示装置
JP2015132826A (ja) * 2015-01-23 2015-07-23 船井電機株式会社 画像表示装置
JP2020154111A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 株式会社リコー 光走査装置、表示システム、および移動体

Also Published As

Publication number Publication date
US20090315925A1 (en) 2009-12-24
US8497888B2 (en) 2013-07-30
WO2008096815A1 (ja) 2008-08-14
JP4840175B2 (ja) 2011-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4840175B2 (ja) 画像表示装置
JP5218186B2 (ja) 画像表示装置
JP4929738B2 (ja) 光走査装置、光走査装置の制御方法及び画像表示装置
WO2011061914A1 (ja) 走査型画像表示装置
JP5674437B2 (ja) 表示装置
JP2012078611A (ja) レーザプロジェクタ
US10187620B2 (en) Display device
JP2007047243A (ja) 画像表示装置及び画像表示装置の制御方法
JP2018010100A (ja) レーザ投射表示装置
JP5083452B2 (ja) 光走査装置、光走査装置の制御方法及び画像表示装置
JP5076427B2 (ja) 画像表示装置および画像サイズ変更方法
JP2010237536A (ja) 画像表示装置
JP2011075957A (ja) 画像表示装置
JP2011215398A (ja) 画像表示装置
JP2006215201A (ja) 光走査型ディスプレイおよびそれの駆動方法
JP6295967B2 (ja) 描画装置及び描画方法
JP2014130288A (ja) 画像表示装置
JP2014130257A (ja) 画像表示装置、画像表示方法及びプログラム
JP6304068B2 (ja) 画像描画装置、ヘッドアップディスプレイ及び画像輝度調整方法
JP2011075958A (ja) 画像表示装置
JP2011164121A (ja) 画像表示装置
JP2011069902A (ja) 画像表示装置
JP2010181734A (ja) 画像表示装置
JP2010211149A (ja) 画像表示装置
JP2019133068A (ja) 投影装置およびその制御方法ならびにプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110906

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110919

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141014

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees