JP2008196511A - 集塵管構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ごみ焼却炉から排出される焼却灰(主灰)を溶融処理する設備に用いられる集塵管構造に於て、ダストに依る摩耗を軽減して穴明きまでの更なる延命を図る。
【解決手段】 集塵管2の彎曲部9の外周側が二重管壁3にされてその内部に充填材4が充填されると共に、集塵管2の彎曲部9の上流側近傍に排気Cを集塵管2の彎曲部9の外周側以外に導く為の整流板5を設ける。整流板5は、集塵管2と同心状でこれの内径より小さい整流穴12を備えているのが好ましい。充填材4は、モルタルであるのが好ましい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばごみ焼却炉から排出される焼却灰(主灰)を溶融処理する設備に用いられる集塵管構造の改良に関する。
ごみ焼却炉から排出される焼却灰(主灰)を溶融処理する灰溶融炉等の処理設備では、図3に示す如く、主灰Aを乾式のままコンベヤ50により搬送するのが一般的である。
コンベヤ50は、コンベヤケーシング51内にコンベヤフライト52が取付けられたコンベヤチェーン53がコンベヤスプロケット54により動力を伝えられて回送して居り、主灰Aは、コンベヤ50のコンベヤフライト52により搬送されて排出シュート55から排出され、図略している下流の搬送機へ送られる。
ところが、主灰Aを乾式のコンベヤ50で搬送する場合は、排出シュート55から排出される主灰A中の微細なダストBがコンベヤ機内に充満して居り、特にコンベヤ50の搬入部と排出部ではコンベヤケーシング51の隙間から微細なダストBが洩れ出して周辺の環境が汚染される惧れがあった。
そこで、コンベヤ機内を負圧に保つ為に、コンベヤケーシング51に集塵管台56と集塵管57を介して集塵器(図示せず)を接続し、ダストBを吸引する様にしている。
ところが、集塵管57内は、空気の気流に乗ったダストBによる摩耗があり、特に彎曲部58では排気中の微細なダストBによる摩耗が著しく、穴明き(破孔)が発生し易かった。
この為、従来に於ては、例えば集塵管57の彎曲部58の外周側の外面にプロテクタ(金属材料)59を付設したり(図3や特許文献1参照)、集塵管の彎曲部の外周側の内面に耐摩耗性材料を付設したり(特許文献1や特許文献2参照)、集塵管の彎曲部の外周側を二重管壁にしてその間にキャスタブルを充填したり(特許文献1参照)、集塵管の彎曲部の肉厚を増大させたり(特許文献2参照)していた。
実開昭55−119489号公報 実公平6−3266号公報 特開平9−303671号公報
然しながら、従来の何れのものも、集塵管の穴明きまでの延命化を図っているが、ダストに依る摩耗そのものを考慮して居らず、充分なものではなかった。
本発明は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する為に創案されたもので、その課題とする処は、ダストに依る摩耗を軽減して穴明きまでの更なる延命を図る様にした集塵管構造を提供するにある。
本発明の集塵管構造は、基本的には、集塵管の彎曲部の外周側が二重管壁にされてその内部に充填材が充填された集塵管構造に於て、前記集塵管の彎曲部の上流側近傍に排気を集塵管の彎曲部の外周側以外に導く為の整流板を設けた事に特徴が存する。
集塵管の彎曲部の外周側は、二重管壁にされていると共に、その内部には充填材が充填されているので、排気中のダストに依り集塵管自体が摩耗して破孔しても、充填材まで破孔するのには相当の期間が掛かり、その間に排気が外部に漏洩する事が防止され、延命化を図る事ができる。
集塵管の彎曲部の上流側近傍には、整流板が設けられているので、排気が集塵管の彎曲部の外周側以外に導かれる。この為、排気中のダストと集塵管の彎曲部の外周側内面との接触が減少されて集塵管の摩耗が抑制される。
整流板は、集塵管と同心状でこれの内径より小さい整流穴を備えているのが好ましい。この様にすれば、集塵管の彎曲部に流入される排気が集塵管の中心部に導かれて同部分のみに流す事ができるので、集塵管の内面全体とダストの接触を減少させる事ができる。
充填材は、モルタルであるのが好ましい。この様にすれば、硬化するまでは流動性があるので、二重管壁内に容易に充填できると共に、硬化後は、硬度が高いので、摩耗に依り破孔する惧れが極めて少なくなる。
本発明に依れば、次の様な優れた効果を奏する事ができる。
(1) 集塵管の彎曲部の上流側近傍には排気を集塵管の外周側管壁以外に導く為の整流板を設けたので、排気中のダストに依る集塵管の摩耗が軽減されて集塵管の穴明きまでの更なる延命を図る事ができる。
(2) 集塵管の彎曲部の外周側管壁が二重管構造にされてその内部には充填材が充填されているので、集塵管自体に穴が明いても補修せずに長期的に使用できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の集塵管構造を示す縦断面図。図2は、整流板を示す斜視図である。
集塵管構造1は、集塵管2、二重管壁3、充填材4、整流板5とからその主要部が構成されて居り、ごみ焼却炉から排出される主灰(焼却灰)Aを溶融処理する灰溶融炉等の処理設備に用いられる。
集塵管2は、集塵管構造1の基本部分を為すもので、この例では、直管と曲管とを組合わせて適宜フランジ継手6に依り連結して構成されている。
集塵管2は、一方が集塵管台7を介してコンベヤケーシング8内に接続されていると共に、他方が集塵器(図示せず)に接続されている。
フランジ継手6は、各管の端部に設けられたフランジと、隣接するフランジ同士を締結する適数のボルト・ナット等の締結具とを備えている。
二重管壁4は、集塵管2の彎曲部9の外周側に形成されたもので、この例では、集塵管2の彎曲部9の外周側管壁10と、これの外側に設けられて一方が開放された容器状を呈する鋼板製のプロテクタ11とを備えている。
プロテクタ11は、集塵管2の彎曲部9と同心状を呈して鋼板等に依り形成されて集塵管2の彎曲部9に溶接等に依り固着されている。
充填材5は、二重管壁4の内部に充填されたもので、この例では、モルタルにしてあり、二重管壁4の一部を開放して置き、ここから内部に充填されて硬化されると共に、その後は開放部分が蓋板等(図示せず)に依り閉塞される。
整流板3は、集塵管2の彎曲部9の上流側近傍に設けられて排気Cを集塵管2の彎曲部9の外周側以外に導く為のもので、この例では、板状を呈し、集塵管2のフランジ継手6のフランジと略同じ外径を有していると共に、集塵管2と同心状でこれの内径Dより小さい直径dを有する整流穴12を備えている。
整流板3は、フランジ継手6の隣接するフランジ間に挟まれると共に、フランジ同士を締結する締結具を利用してこれらに固定される。
次に、この様な構成に基づいてその作用を述解する。
ダストBを含んだ排気Cは、コンベヤケーシング7内から集塵管台6、集塵管2を介して集塵器(図示せず)に送られる。
集塵管2の彎曲部9の外周側は、二重管壁3にされていると共に、その内部には充填材4が充填されているので、排気C中のダストBに依り集塵管2自体つまり外周側管壁10が摩耗して破孔しても、充填材4まで破孔するのには相当の期間が掛かり、その間に排気Cが外部に漏洩する事が防止され、延命化を図る事ができる。
集塵管2の彎曲部9の上流側近傍には、整流板5が設けられているので、排気Cが集塵管2の彎曲部9の外周側以外、とりわけ中心部に導かれる。この為、排気C中のダストBと集塵管2の彎曲部9の外周側内面つまり外周側管壁10との接触が減少されて集塵管2の摩耗が抑制される。排気C中のダストBは、その一部が整流板5の整流穴12に依り図1の如く堆積される。
尚、充填材4は、先の例では、モルタルであったが、これに限らず、例えばキャスタブル等でも良い。
整流板5は、先の例では、集塵管2の彎曲部9の上流側に設置したが、これに限らず、例えば彎曲部9以外の穴明きが発生し易い箇所の上流側に設置しても良い。この様にすれば、同箇所の摩耗防止対策とする事ができる。
本発明は、粉粒体の輸送配管等に於ても利用できる。
本発明の集塵管構造を示す縦断面図。 整流板を示す斜視図。 主灰搬送コンベヤに適用される従来の集塵管構造を示す縦断面図。
符号の説明
1…集塵管構造、2…集塵管、3…二重管壁、4…充填材、5…整流板、6…集塵管台、7…コンベヤケーシング、8…フランジ継手、9…彎曲部、10…外周側管壁、11…プロテクタ、12…整流穴、50…コンベヤ、51…コンベヤケーシング、52…コンベヤフライト、53…コンベヤチェーン、54…コンベヤスプロケット、55…排出シュート、56…集塵管台、57…集塵管、58…彎曲部、59…プロテクタ、A…主灰、B…ダスト、C…排気、D…内径、d…直径。

Claims (3)

  1. 集塵管の彎曲部の外周側が二重管壁にされてその内部に充填材が充填された集塵管構造に於て、前記集塵管の彎曲部の上流側近傍に排気を集塵管の彎曲部の外周側以外に導く為の整流板を設けた事を特徴とする集塵管構造。
  2. 整流板は、集塵管と同心状でこれの内径より小さい整流穴を備えている請求項1に記載の集塵管構造。
  3. 充填材は、モルタルである請求項1に記載の集塵管構造。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012103037A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Ricoh Co Ltd 自動計量投入設備の排気装置

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