JP2008195531A - シータ用オートリジェクト装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】リジェクト信号により断裁部4で切断される連続紙2からリジェクト紙となる連続紙2の先端を保持し、通常のシート出しとは異なる方向へ進行させる転換部7を設け、この転換部7から受け渡された連続紙2を断裁部4で切断してリジェクト紙2Bとしてベルト搬送部8に受け渡し、減速搬送部9を経由して搬送されたリジェクト紙2Bをリジェクト紙収納箱13に収納する。これにより、高速運転の輪転印刷機に付属されるシータで排出され続けている印刷紙の中から不良印刷紙の部分を正確に取り出せるので良紙の歩留率を飛躍的に向上させられ、不良印刷紙の取り出し作業に伴っていた煩雑さも飛躍的に解消出来る。また検紙の為の良紙の抜取りも正確に出来るので、計数管理が精度良く行える。
【選択図】図1
Description
また、シート材の振り分け、抜取り技術は、例えば特許文献3や特許文献4に提案されている。これら従来技術ではシート材や枚葉紙はセパレート状に搬送される機械にのみ使用されるものである為、輪転印刷機に付属するシータのような高速運転には適用できない。
シータの断裁部で切断される連続紙からリジェクト紙となる連続紙の先端を保持し、排紙部への進行とは異なる方向へ進行させる転換手段と、転換手段から受渡された連続紙を断裁部で切断してリジェクト紙として搬送する搬送手段と、排紙部とは異なる場所に装備され、搬送手段で搬送されたリジェクト紙を収納するリジェクト紙収納手段とを備えていることを特徴とする。
リジェクト信号が出されている間、ドラグローラの1回転毎に前記偏芯カムの回転によりバルブ部材を作動し、バルブ開閉の各バルブ動作を行うことを特徴とする。
リジェクト信号が出されている間、前記偏芯カムの回転によりバルブ部材を作動し、バルブ開状態を保持することを特徴とする。
搬送手段の搬送ベルトがドラグローラの穴明きベルトまで延設されており、該穴明きベルトと搬送ベルトとが協働し、リジェクト紙をドラグローラから取り去ることを特徴とする。
リジェクト信号が出されている間、前記バルブ軸の回転によりバルブを作動し、バルブ開状態を保持することを特徴とする。
該回転体に組み込まれ、前記減圧室と各吸着孔間に独立に形成された経路に配置された複数のバルブと、
リジェクト信号により断裁部の切断タイミングに関連して各バルブ毎に動作させるバルブ操作部と、を備え、
前記バルブはバルブ開で連続紙の吸着またはバルブ閉で連続紙の非吸着の各バルブ動作を行うことを特徴とする。
リジェクト信号により断裁部の切断タイミングに関連して前記針の出没を操作する紙刺し操作部と、を備え、
前記紙刺し操作部は回転体の長手方向に貫通させた回転可能な軸に固定された偏芯カムと、前記軸を回転させる電磁式アクチュエータと、前記偏芯カムの回転により前記針を回転体周面より突出させてリジェクト紙となる連続紙の先端を突き刺し前記連続紙の進行を転換させることを特徴とする。
図1は本発明に係るシータ用オートリジェクト装置の全体図、図2はカッタ胴とサクションローラの拡大断面図、図3A〜3Cは押し上げバルブの作用図、図4は図3Bに示すA−A線に沿った断面図、図5は押し上げバルブ用カム廻りの軸方向断面図、図6は図5のB−B矢視図である。
シータ1は主要部として輪転印刷機(図示せず)で印刷された連続紙2が搬送されるインフィード部3、連続紙2から枚葉紙2Aに切断する断裁部4、シート出しされた枚葉紙2Aを受け取る排紙部100を備えており、リジェクト信号を受けて後続紙から必要枚数だけ抜き取るオートリジェクト装置10が付属されている。高速輪転印刷機用シータ1は高速で進行してくる枚葉紙2Aを排紙部100の手前で瓦積み状態にした後、排出される。
ドラグローラ11をリジェクト紙搬送路の起点として、設置される。ドラグローラの軸110に同心の回動中心を持ったフレーム800にフリーローラ801を支持し、このフリーローラ801に接触させて搬送ベルト802が装備される。フレーム800は保守のため、図8Aに示す想像線の位置まで回動可能となっている。ニッピングローラ12と対向しないドラグローラ11の周面に間隔を置いて複数の環状ベルト溝11aが形成され、このベルト溝11aに減速搬送路まで搬送ベルト802が巻装される。
バルブ20は搬送ベルト802とニッピングローラ12の干渉をさけるため、この両部材の間に配置される。
印刷中の損紙発生箇所(損紙検知装置の設置場所)からシータの断裁部のカッタ胴又はドラグローラまでの紙パス長は既知である。そのため、紙パス長を印刷胴周長で割ると損紙がカッタ胴又はドラグローラに到達するまでのカッタ胴の回転数(N)が計算できる。一方損紙発生原因に応じたリジェクト部数は予め設定される。損紙発生信号が出されるとカッタ胴の回転数とリジェクト部数が設定される。カッタ胴又はドラグローラの位相が確認され、N回転後にバルブ開にし、連続紙を吸着し、進行方向の転換後に非吸着開放され、続いてバルブ閉になる。転換後の連続紙は切断されてリジェクト紙として搬送され、リジェクト紙収納箱に排出される。この動作を損紙完了又は一定部数まで、カッタ胴又はドラグローラが一回転毎に繰り返される。
損紙完了信号が出されてからN回転後にカッタ胴又はドラグローラの位相が確認された後、バルブ閉で非吸着開放となり、リジェクトを完了し、シータ運転に移る。損紙発生から一定部数経過を条件にする場合はこの条件が満たされれば次のカッタ胴の位相確認に移る。バルブによる吸着、非吸着の替わりに、針の突出、引っ込みの場合も同様である。
リジェクト信号が出されている間、偏芯カム81の回転によりバルブ部材を作動し、バルブ開状態を保持し、各吸着孔によってリジェクト紙を吸着する。その後リジェクト紙はドラグローラ11の回転により搬送ベルト803と穴明きベルト812との間に位置され、穴明きベルト812がドラグローラ11から離れるに連なって搬送ベルト803と穴明きベルト812に挟まれてローラ周面から剥がされ、ドラグローラ11から取り去られて搬送される。この動作はリジェクト信号が出されている間、繰り返される。
リジェクト信号無しの通常運転の場合、電磁真空バルブがOFFになっているので、電磁真空バルブを大気開放状態のままで回転するので、紙を吸着することなく通常のシート出し運転が行われる。リジェクト信号有りのリジェクト紙抜取り運転の場合、ドラグローラの位相を確認後、電磁真空バルブをONにし、真空吸着状態とし、リジェクト紙を吸着する。その後リジェクト紙はドラグローラ11の回転により搬送ベルト803と穴明きベルト812との協働によりローラ周面から剥がされ、ドラグローラ11から取り去られて搬送される。この動作はリジェクト信号が出されている間、繰り返される。
リジェクト信号無しの通常運転の場合、電磁式アクチュエータがOFFになっているので、バルブ115がバルブ閉の状態に保たれ、紙を吸着することなく通常のシート出し運転が行われる。リジェクト信号有りのリジェクト紙抜取り運転の場合、電磁式アクチュエータがONになり、バルブ115がバルブ開になって、紙を吸着する。吸着された紙はドラグローラ11の周面に沿って進行し、搬送装置に渡される。リジェクト信号が有りから無しに切り替わるまでバルブ開が保持され、カッタ胴一回転毎に切断されたリジェクト紙をリジェクト紙収納箱に搬送する。
リジェクト信号が出されると、ドラグローラの位相が確認され、N回転後にバルブ開にし、連続紙を吸着し、進行方向の転換後に穴明きベルトがドラグローラのローラ周面から離れる位置で吸着開放される。この間、転換後の連続紙は切断されてリジェクト紙として、穴明きベルトと搬送ベルトとの協働により搬送され、リジェクト紙収納箱に排出される。この動作中、バルブ開を保持し、損紙完了又は一定部数までドラグローラが一回転毎に繰り返される。
損紙完了信号が出されてからN回転後にドラグローラの位相が確認された後、バルブ閉で非吸着開放となり、リジェクトを完了し、シータ運転に移る。損紙発生から一定部数経過を条件にする場合はこの条件が満たされれば次のドラグローラの位相確認に移る。
2 連続紙
2A 枚葉紙
2B リジェクト紙
4 断裁部
5 サクションローラ
7 転換部
8 ベルト搬送部
9 減速搬送部
10 オートリジェクト装置
11 ドラグローラ
12 ニッピングローラ
20 バルブ
22 中空軸
290 吸着孔
24 トーショクバー
26 カムフォロア
27 カム
28 レバー
40 カッタ胴
41 回転刃
42 固定刃
43 減圧室
60 ストッパ機構
61 電磁式アクチュエータ
62 ストッパ
80 バルブ操作部
81 バルブ操作用カム
82 バルブ操作用電磁式アクチュエータ
92 電磁真空バルブ
921 大気経路
922 真空経路
94 吸着孔
100 排紙部
110 バルブユニット
115 バルブ
113 吸着孔
117 アーム
200 シータフレーム
812 穴明きベルト
830 電磁式アクチュエータ
Claims (30)
- 印刷部から搬送される連続紙を断裁部で枚葉紙に切断し、該枚葉紙を搬送して排紙部に棒積みする印刷機械に付属するシータであって、
前記シータの断裁部で切断される連続紙からリジェクト紙となる連続紙の先端を保持し、前記排紙部への進行とは異なる方向へ進行させる転換手段と、
前記転換手段から受渡された連続紙を前記断裁部で切断してリジェクト紙として搬送する搬送手段と、
前記排紙部とは異なる場所に装備され、前記搬送手段で搬送されたリジェクト紙を収納するリジェクト紙収納手段と、
を備えていることを特徴とするシータ用オートリジェクト装置。 - 前記転換手段は紙幅に対応した長さを有し、前記連続紙の先端を紙幅方向の複数箇所で保持する回転体を備え、該回転体がシータ内の連続紙の搬送路上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のシータ用オートリジェクト装置。
- 前記転換手段の回転体は内部に減圧室が形成されていると共に、周面に開放され且つ前記減圧室に連通した吸着孔が紙幅に合わせて長手方向に複数個配列された回転体と、該回転体に組み込まれ、前記吸着孔の孔縁をバルブ座としたバルブで構成されるバルブ部と、前記回転体に組み込まれ、リジェクト信号により断裁部の切断タイミングに関連させて前記バルブを作動しバルブ開でリジェクト紙となる連続紙の先端の吸着またはバルブ閉で連続紙の非吸着の各バルブ動作を行うバルブ操作部と、を備えていることを特徴とする請求項2に記載のシータ用オートリジェクト装置。
- 前記バルブ操作部はリジェクト信号が出されている間、転換手段の回転体の1回転毎にバルブ開閉の各バルブ動作を行うことを特徴とする請求項3に記載のシータ用オートリジェクト装置。
- 前記転換手段のバルブ操作部は回転体の内部の長手方向に延びる回転可能な軸にレバーが固定され、該レバーの揺動により前記バルブ部材を作動させることを特徴とする請求項3に記載のシータ用オートリジェクト装置。
- 前記転換手段、搬送手段、リジェクト紙収納手段がシータの排紙部への搬送路の上側或いは下側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のシータ用オートリジェクト装置。
- 前記レバーの揺動を拘束するストッパ機構を備えていることを特徴とする請求項5に記載のシータ用オートリジェクト装置。
- 前記転換手段の回転体が断裁部のカッタ胴であることを特徴とする請求項2に記載のシータ用オートリジェクト装置。
- 前記転換手段のバルブがカッタ胴の回転刃直後の周面近傍に配置されていることを特徴とする請求項8に記載のシータ用オートリジェクト装置。
- 前記カッタ胴に接近してサクションローラを配置し、該サクションローラに転換手段の働きでカッタ胴に吸着された連続紙を吸着させて受け渡し、その後断裁部で切断したリジェクト紙を、該サクションローラを介して搬送手段に移すことを特徴とする請求項9に記載のシータ用オートリジェクト装置。
- 前記カッタ胴に接近してサクションローラを配置すると共に、転換手段のバルブ操作部がカッタ胴の内部の長手方向に延びる回転可能な軸にレバーを固定し、該レバーの揺動により前記バルブ部材を作動させるよう構成されており、前記バルブ部材がカッタ胴の胴周面からわずかに引っ込んだ位置にあるときバブル閉で非吸着動作となり、胴周面とほぼ面一となる位置にあるときバブル開で吸着動作となり、該バルブ開より更に胴周面から突出した押し上げ位置にあるとき吸着開放動作となる押し上げバルブで構成されており、前記押し上げバルブが押し上げ位置にあるとき連続紙を押し上げて前記サクションローラに吸着させて受け渡し、その後断裁部で切断したリジェクト紙を、該サクションローラを介して搬送手段に移すことを特徴とする請求項9に記載のシータ用オートリジェクト装置。
- 前記カッタ胴の回転中心と同心に固定されたカムを備え、前記カムにより軸を回転させてレバーを揺動させることを特徴とする請求項11に記載のシータ用オートリジェクト装置。
- 前記転換手段の回転体が断裁部の搬送下流側に配置され、連続紙に張力を与えるドラグローラであることを特徴とする請求項2に記載のシータ用オートリジェクト装置。
- 前記ドラグローラにバルブ操作部が設けられおり、該バルブ操作部はドラグローラの長手方向に貫通させた回転可能な軸に固定された偏芯カムと、前記軸を回転させる電磁式アクチュエータと、を備え、
リジェクト信号が出されている間、ドラグローラの1回転毎に前記偏芯カムの回転によりバルブ部材を作動し、バルブ開閉の各バルブ動作を行うことを特徴とする請求項13に記載のシータ用オートリジェクト装置。 - 前記ドラグローラは内部に形成された減圧室と、ローラ周面に開放され且つ前記減圧室に連通されていると共に、紙幅に合わせて長手方向に複数個配列された吸着孔と、前記吸着孔の孔縁をバルブ座としたバルブで構成されるバルブ部と、リジェクト信号により断裁部の切断タイミングに関連させて前記バルブを作動しバルブ開でリジェクト紙となる連続紙の先端の吸着またはバルブ閉で連続紙の非吸着の各バルブ動作を行うバルブ操作部と、前記各吸着孔が連続紙の搬送路に対向する領域で該各吸着孔を覆って懸架され、前記ドラグローラと同じ周速度で回転させ、前記各吸着孔を介してリジェクト紙を吸着する穴明きベルトと、を備え、搬送手段の搬送ベルトがドラグローラの穴明きベルトまで延設されており、該搬送ベルトと穴明きベルトとの協働によりリジェクト紙をドラグローラから取り去ることを特徴とする請求項13に記載のシータ用オートリジェクト装置。
- 前記穴明きベルトが懸架されるドラグローラの周面には穴明きベルトの幅より若干狭く且つ該穴明きベルトの少なくとも1つの穴が存在する吸引域を形成し、該吸引域に吸着孔が設けられていることを特徴とする請求項15に記載のシータ用オートリジェクト装置。
- 前記バルブ操作部はドラグローラの長手方向に貫通させた回転可能な軸に固定された偏芯カムと、前記軸を回転させる電磁式アクチュエータと、備え、
リジェクト信号が出されている間、前記偏芯カムの回転によりバルブ部材を作動し、バルブ開状態を保持することを特徴とする請求項15に記載のシータ用オートリジェクト装置。 - 前記ドラグローラは内部に形成された減圧室と、ローラ周面に開放され且つ前記減圧室に連通されていると共に、紙幅に合わせて長手方向に複数個配列された吸着孔と、前記減圧室と吸着孔を連通する通路に配置され、該回転体の長手方向をバルブ軸とした回転により前記通路を開閉するバルブと、リジェクト信号により断裁部の切断タイミングに関連して前記バルブを動作させるバルブ操作部と、前記各吸着孔が連続紙の搬送路に対向する領域で該各吸着孔を覆って懸架され、前記各吸着孔を介してリジェクト紙を吸着する穴明きベルトと、を備え、
搬送手段の搬送ベルトがドラグローラの穴明きベルトまで延設されており、該穴明きベルトと搬送ベルトとが協働し、リジェクト紙をドラグローラから取り去ることを特徴とする請求項13に記載のシータ用オートリジェクト装置。 - 前記ドラグローラの周面には長手方向に開放された細長の凹部が形成されており、該凹部の底に減圧室へ通じる複数の通路の開口が設けられていると共に、前記ドラグローラの長さにほぼ等しく且つ前記凹部に嵌め込まれるブロックを備え、前記ブロックは前記ドラグローラの周面の一部となる外面を有し、該外面に開放され、前記複数の通路に相対する複数の吸着孔が設けられ、前記減圧室へ通じる複数の通路にそれぞれの吸着孔を個別に連通するブロック通路が設けられ、該ブロック通路を横切ってバルブ孔が形成されていると共に、前記ブロックのバルブ孔にバルブが組み込まれていることを特徴とする請求項18に記載のシータ用オートリジェクト装置。
- 前記ブロックの外面には前記穴明きベルトの幅より若干狭く且つ該穴明きベルトの少なくとも1つの穴が存在する吸引域を形成し、該吸引域に吸着孔が開口していることを特徴とする請求項19に記載のシータ用オートリジェクト装置。
- 前記バルブ操作部はドラグローラのローラ端にバルブ軸を回転させる電磁式アクチュエータを備え、
リジェクト信号が出されている間、前記バルブ軸の回転によりバルブを作動し、バルブ開状態を保持することを特徴とする請求項18に記載のシータ用オートリジェクト装置。 - 前記転換手段は紙幅に対応した長さを有し、シータ内の連続紙の搬送路上に配置され、内部に減圧室が形成されていると共に、周面に開放され且つ前記減圧室に連通した吸着孔が紙幅に合わせて長手方向に複数個配列された回転体と、
該回転体に組み込まれ、前記減圧室と各吸着孔間に独立に形成された経路に配置された複数のバルブと、
リジェクト信号により断裁部の切断タイミングに関連して各バルブ毎に動作させるバルブ操作部と、を備え、
前記バルブはバルブ開で連続紙の吸着またはバルブ閉で連続紙の非吸着の各バルブ動作を行うことを特徴とする請求項1に記載のシータ用オートリジェクト装置。 - 前記転換手段の回転体はバルブ室と、該バルブ室に組み込まれ、減圧室に通じる真空経路および大気に通じる大気経路を有するマニホールドと、回転体の周面の一部となる外面を持っており、該外面に開放された吸着孔を設けた前記バルブ室の覆い部材と、前記バルブ室に組み込まれ、前記覆い部材の吸着孔と前記マニホールドの真空経路または大気経路に通じる経路を開閉する電磁真空バルブと、を備えていることを特徴する請求項22に記載のシータ用オートリジェクト装置。
- リジェクト信号が出されている間、前記転換手段の回転体の1回転毎に電磁真空バルブをON/OFFし、バルブ開閉を行うことを特徴とする請求項23に記載のシータ用オートリジェクト装置。
- 前記転換手段の回転体が断裁部の搬送下流側に配置され、連続紙に張力を与えるドラグローラであって、前記ドラグローラは各吸着孔が連続紙の搬送路に対向する領域で該各吸着孔を覆って懸架され、前記ドラグローラと同じ周速度で回転させ、前記各吸着孔を介してリジェクト紙を吸着する穴明きベルトを備え、搬送手段の搬送ベルトがドラグローラの穴明きベルトまで延設されており、該搬送ベルトと穴明きベルトとの協働によりリジェクト紙をドラグローラから取り去ることを特徴とする請求項23に記載のシータ用オートリジェクト装置。
- 前記覆い部材の外面には前記穴明きベルトの幅より若干狭く且つ該穴明きベルトの少なくとも1つの穴が存在する吸引域を形成し、該吸引域に吸着孔が開口していることを特徴とする請求項25に記載のシータ用オートリジェクト装置。
- リジェクト信号が出されている間、電磁真空バルブをONにし、バルブ開状態に保持することを特徴とする請求項25に記載のシータ用オートリジェクト装置。
- 前記バルブ操作部が紙幅に応じて使用するバルブの設定を可能にしたことを特徴とする請求項22および24に記載のシータ用オートリジェクト装置。
- 前記転換手段は回転体の長手方向に並設され、前記搬送路に向けて出没可能な複数本の針からなる紙刺し部と、
リジェクト信号により断裁部の切断タイミングに関連して前記針の出没を操作する紙刺し操作部と、を備え、
前記紙刺し操作部は回転体の長手方向に貫通させた回転可能な軸に固定された偏芯カムと、前記軸を回転させる電磁式アクチュエータと、前記偏芯カムの回転により前記針を回転体周面より突出させてリジェクト紙となる連続紙の先端を突き刺し前記連続紙の進行を転換させることを特徴とする請求項2に記載のシータ用オートリジェクト装置。 - 前記転換手段の回転体が断裁部の搬送下流側に配置され、連続紙に張力を与えるドラグローラであることを特徴とする請求項29に記載のシータ用オートリジェクト装置。
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-
2007
- 2007-03-18 JP JP2007069697A patent/JP2008195531A/ja active Pending
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