JP2008195420A - 衛生用紙束、カートン入り衛生用紙及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用開始時においても、最上層のプライをうまく引き出すことができ、そのプライが破断され難い衛生用紙束、カートン入り衛生用紙及びその製造方法を提供する。
【解決手段】箱状をなすカートン本体の内部空間に収納される、複数組の衛生用紙のプライPが折り重ねられた衛生用紙束10であり、一のプライPが折り返され、その折り返されたプライPの間に他のプライPn+1が挟み込まれ、更に、前記他のプライPn+1が折り返されるという繰り返し構造を有するとともに、最上層のプライPが、その直下に位置するプライPU−1を挟み込んだ後、更にもう一度折り返されて、前記直下に位置するプライPU−1の上面側に折り畳み部を形成しているカートン収納用の衛生用紙束10。
【選択図】図1(b)

Description

本発明は、カートンの内部に収納される衛生用紙束、カートンの内部に衛生用紙束が収納されたカートン入り衛生用紙及びその製造方法に関するものである。
一般に、家庭やオフィス等で広く使われているティシュペーパーは、箱(以下、「カートン」と記す。)の内部空間に収納されたカートン入りティシュの形で市販されている。このカートン入りティシュのカートンには、その一面にティシュの取出口を形成するための切込線(ミシン目等)が形成されており、使用者がその切込線を破断することによって、取出口が形成され、カートン内部のティシュを取り出すことができるようになっている。
上記のようなカートン入りティシュにおいて、ティシュは、通常、原紙を2枚以上重ね合わせたプライとされ、複数組のプライが折り重ねられた衛生用紙束としてカートン内部に収納されている。そして、この衛生用紙束は、一のプライが折り返され、その折り返されたプライの間に他のプライが挟み込まれ、更に、前記他のプライが折り返されるという繰り返し構造を有しており、最上層のプライがカートンから取り出されると、これに伴ってその直下に位置するプライが引き出される、いわゆるポップアップ方式によりプライを順次取出すことが可能なように構成されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
上記のようなカートンは、ティシュペーパーの他にも、キッチンペーパー等のペーパータオル、ロール以外のトイレットペーパー、ワッティング(紙綿)等の衛生用紙(「使い捨て薄葉紙」とも称される。)を収納するための箱として広範に用いられている。
実公昭41−6464号公報 特開平9−150871号公報 特開2005−225562号公報
上記のようなカートンに収納された衛生用紙(以下、「カートン入り衛生用紙」と記す。)は、カートンの内部に収納された衛生用紙をポップアップ方式で取出すことができるため、衛生用紙の取出しが容易であるという利点がある。しかしながら、使用開始時においては、衛生用紙束がカートンの内部空間に比較的密な状態で収納されているため、最上層のプライをうまく引き出すことができないという課題があった。即ち、最上層のプライはカートンの内面に強く押し付けられているために、引き出す際にプライが破断されてしまう場合があるという点で、改善の余地を残すものであった。
特に近年、従来品と比較して薄く構成されたカートンの内部空間に、従来と同等のプライ数の衛生用紙を収納した、いわゆるスリムタイプのカートン入り衛生用紙も市販されている。このようなスリムタイプのカートン入り衛生用紙においては、衛生用紙束が従来品よりも更に密な状態で収納されることになり、上記のような最上層のプライを引き出す際の課題が一層顕著なものとなるおそれがある。
本発明は、このような従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、使用開始時においても、最上層のプライをうまく引き出すことができ、そのプライが破断され難い衛生用紙束、カートン入り衛生用紙及びその製造方法を提供するものである。
本発明者は上記課題を解決するために鋭意検討した結果、最上層のプライを再度折り返して折り畳み部を形成し、最上層のプライの引き出し部分を二枚重ねの構造とすることにより、上記課題を解決可能であることを見出し、本発明を完成するに至った。即ち、本発明によれば、以下に示す衛生用紙束、カートン入り衛生用紙及びその製造方法が提供される。
[1] 箱状をなすカートン本体の内部空間に収納される、複数組の衛生用紙のプライが折り重ねられた衛生用紙束であり、一のプライPが折り返され、その折り返されたプライPの間に他のプライPn+1が挟み込まれ、更に、前記他のプライPn+1が折り返されるという繰り返し構造を有するとともに、最上層のプライPが、その直下に位置するプライPU−1を挟み込んだ後、更にもう一度折り返されて、前記直下に位置するプライPU−1の上面側に折り畳み部を形成しているカートン収納用の衛生用紙束。
[2] 前記折り畳み部は、前記最上層のプライPをその端部が前記衛生用紙束の縁部と一致するように折り返されて形成されたものである前記[1]に記載の衛生用紙束。
[3] 前記直下に位置するプライPU−1の端部が前記最上層のプライPによって形成される前記折り畳み部の下側に挟み込まれている前記[1]又は[2]に記載の衛生用紙束。
[4] 上面、底面、一対の側面、及び一対の妻面を有する形状に折り曲げられ、これらの面によって区画された、衛生用紙を収納し得る内部空間が形成された箱状をなすとともに、前記上面に前記衛生用紙の取出口を形成するための取出口形成用切込線が形成されたカートン本体と、前記カートン本体の前記内部空間に収納された、複数組の衛生用紙のプライが折り重ねられた衛生用紙束と、を備え、前記衛生用紙束が、前記[1]〜[3]のいずれかに記載の衛生用紙束であるカートン入り衛生用紙。
[5] 前記[4]に記載のカートン入り衛生用紙を製造する方法であって、前記上面、前記底面、及び前記一対の側面を有し、これらの面によって区画された内部空間が形成され、前記上面と前記底面と前記一対の側面のそれぞれの端縁から前記妻面を形成するためのフラップが延出された、角筒状カートンを形成する工程(A工程)と、前記一のプライPを折り返し、その折り返されたプライPの間に他のプライPn+1を挟み込み、更に、前記他のプライPn+1を折り返すという操作を繰り返して、前記繰り返し構造を形成する工程(B工程)と、前記最上層のプライPを、その直下に位置するプライPU−1を挟み込んだ後、更にもう一度折り返して、前記直下に位置するプライPU−1の上面側で前記折り畳み部を形成して、前記衛生用紙束を得る工程(C工程)と、前記角筒状カートンの前記内部空間に前記衛生用紙束を収納し、次いで、前記フラップを折り曲げて固定することにより前記妻面を形成する工程(D工程)と、を備えたカートン入り衛生用紙の製造方法。
本発明の衛生用紙束、カートン入り衛生用紙は、使用開始時においても、最上層のプライをうまく引き出すことができ、そのプライが破断され難い。
以下、本発明の衛生用紙束、カートン入り衛生用紙及びその製造方法を実施するための最良の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。但し、本発明はその発明特定事項を備える衛生用紙束、カートン入り衛生用紙及びその製造方法を広く包含するものであり、以下の実施形態に限定されるものではない。
[1]衛生用紙束:
本発明の衛生用紙束は、箱状をなすカートン本体の内部空間に収納される、複数組の衛生用紙のプライが折り重ねられた衛生用紙束であり、一のプライPが折り返され、その折り返されたプライPの間に他のプライPn+1が挟み込まれ、更に、前記他のプライPn+1が折り返されるという繰り返し構造を有するとともに、最上層のプライPが、その直下に位置するプライPU−1を挟み込んだ後、更にもう一度折り返されて、前記直下に位置するプライPU−1の上面側に折り畳み部を形成しているカートン収納用の衛生用紙束である。
本発明の衛生用紙束は、複数組のプライが折り重ねられることによって構成されている。この「プライ」は、例えば、ティシュペーパーのように、原紙を2枚以上重ね合わせたものを意味するが、キッチンペーパーのように1枚のシートからなるものも含むものとする。即ち、本発明は、ティシュペーパーのように原紙を2枚以上重ね合わせたものの他、キッチンペーパーのように1枚のシートからなるものにも適用することができる。
そして、この衛生用紙束は、一のプライPが折り返され、その折り返されたプライPの間に他のプライPn+1が挟み込まれ、更に、前記他のプライPn+1が折り返されるという繰り返し構造を有している。このような構造の衛生用紙束は、最上層のプライPがカートンから取り出されると、これに伴ってその直下に位置するプライPU−1が引き出される、いわゆるポップアップ方式によりプライを順次取出すことが可能である。
「繰り返し構造」としては、例えば、2つ折り繰り返し構造(Cホールド)の他、3つ折り繰り返し構造(Z折り構造)又はこれらを組み合わせた繰り返し構造等を挙げることができる。
2つ折り繰り返し構造(Cホールド)の例としては、図2(a)に示す衛生用紙束10Aのように、側面から見てV字型(C字型)に折り返されたプライPが互いに対向するように交互に挟み込まれることによって、複数のプライが連続的に折り畳まれた繰り返し構造を挙げることができる。3つ折り繰り返し構造の例としては、図2(b)に示す衛生用紙束10Bのように、側面から見てZ字型に折り返されたプライPが互いに対向するように交互に挟み込まれることによって、複数のプライが連続的に折り畳まれた繰り返し構造を挙げることができる。これらを組み合わせた繰り返し構造としては、図2(c)に示す衛生用紙束10Cのように、側面から見てV字型(C字型)に折り返されたプライPとZ字型に折り返されたプライPが交互に挟み込まれることによって、複数のプライが連続的に折り畳まれた繰り返し構造を挙げることができる。
例えば、図1(a)及び図1(b)に示すカートン入り衛生用紙1は、カートン本体16の内部空間に、V字型(C字型)に折り返されたプライPが互いに対向するように交互に挟み込まれることによって、複数のプライが連続的に折り畳まれた2つ折り繰り返し構造の衛生用紙束10が収納されている例である。
本発明の衛生用紙束は、衛生用紙束が前記のような繰り返し構造を有することに加えて、最上層のプライPが、その直下に位置するプライPU−1を挟み込んだ後、更にもう一度折り返されて、前記直下に位置するプライPU−1の上面側に折り畳み部を形成している点に特徴がある。
このような衛生用紙束は、最上層のプライPが、その折り畳み部において二枚重ねの構造となっているため、その部分の強度は単純計算で2倍となる。使用者は、強度が高い折り畳み部を摘んで最上層のプライPを引き出すことになるため、使用開始時の衛生用紙束がカートンの内部空間に比較的密な状態で収納されている場合であっても、最上層のプライをうまく引き出すことができ、そのプライが破断され難い。
また、このような衛生用紙束は、最上層のプライのうち、その直下に位置するプライから露出する部分が、再度折り畳まれているため、その部分に自重がかかることになる。従って、角筒状カートンに衛生用紙束を挿入してカートン入り衛生用紙を製造する際に、衛生用紙束挿入時の風圧や衛生用紙束と角筒状カートンとの摩擦によって、最上層のプライが捲れ難い。従って、最上層のプライに皺や破れが発生し難く、外観上好ましいことに加え、衛生用紙束を角筒状カートンに挿入する際に挿入不良が発生し難く、歩留まりよく製造することが可能である。
例えば、図1(a)及び図1(b)に示すカートン入り衛生用紙1は、カートン本体16の内部空間に2つ折り繰り返し構造の衛生用紙束10が収納されており、最上層のプライPが、その直下に位置するプライPU−1を挟み込んだ後、更にもう一度折り返されて、前記直下に位置するプライPU−1の上面側に折り畳み部12を形成している例である。
また、本発明の衛生用紙束は、前記折り畳み部が、前記最上層のプライPをその端部が前記衛生用紙束の縁部と一致するように折り返されて形成されたものであることが好ましい。
前記のような構成により、強度が高い折り畳み部の面積を大きくすることができるため、使用者は最上層のプライをよりうまく引き出すことが可能となり、プライが破断され難くなる効果を向上させることができる。また、自重がかかる面積も大きくなるので、製造時に最上層のプライを捲れ難くし、プライに皺や破れが発生し難くする効果、衛生用紙束を角筒状カートンに挿入する際の挿入不良を発生し難くする効果も向上する。
一方、最上層のプライPを折り返した場合でも、その折り返し部分(プライが重なる部分)が縁部にまで到達していない場合には、折り畳み部の面積が小さくなる。そのような場合には、使用者がプライを引き出す際に折り畳み部をうまく摘めず、プライが破断されてしまうおそれがある。
更に、本発明の衛生用紙束は、前記直下に位置するプライPU−1の端部が前記最上層のプライPによって形成される前記折り畳み部の下側に挟み込まれていることが好ましい。
前記のような構成により、使用者が誤って強度が低い、直下に位置するプライPU−1を引き出すことによって、プライが破断されてしまう事態を防止することができる。
また、前記のような構成によって、最上層のプライPのみならず、その直下に位置するプライPu−1に起因して、製造時のトラブルが発生することを未然に防止することができる。衛生用紙束においては、各プライが静電気を帯び、その静電気によって反発し合うため、自重がかかり難い最上層のプライPのみならず、その近傍のプライが衛生用紙束から浮き上がり易い状態にある。従って、前記のように最上層のプライの直下に位置するプライPu−1を折り畳み部の下に挟み込むことによって、直下に位置するプライPu−1にも最上層のプライPによって形成された折り畳み部の重量がかかることになり、プライPu−1の皺や破れ、プライPu−1が浮き上がることによる衛生用紙束の挿入不良等、製造時のトラブルが発生することを未然に防止することができる。
例えば、図1(b)に示す衛生用紙束10は、前記折り畳み部12が、前記最上層のプライPをその端部が前記衛生用紙束10の縁部と一致するように折り返されて形成されるとともに、前記直下に位置するプライPU−1の端部が前記最上層のプライPによって形成される前記折り畳み部12の下側に挟み込まれている例である。
衛生用紙束を構成する衛生用紙の種類について特に制限はなく従来公知の衛生用紙を用いることができる。例えば、ティシュペーパー(顔ふき紙、化粧紙等と呼ばれるもの)、ちり紙、ペーパータオル(キッチンペーパー等)、トイレットペーパー(ロールを除く)、ワッティング(紙綿)等の使い捨て紙(例えば、紙パルプ技術便覧第5版、第459頁参照、1992年1月30日発行、紙パルプ技術協会編集・発行)等を挙げることができる。
[2]カートン入り衛生用紙:
本発明のカートン入り衛生用紙は、例えば、図1(a)及び図1(b)に示すカートン入り衛生用紙1のように、上面2、底面4、一対の側面6、及び一対の妻面8を有する形状に折り曲げられ、これらの面によって区画された、衛生用紙を収納し得る内部空間が形成された箱状をなすとともに、前記上面2に前記衛生用紙の取出口を形成するための取出口形成用切込線14が形成されたカートン本体16と、前記カートン本体16の前記内部空間に収納された、複数組の衛生用紙のプライPが折り重ねられた衛生用紙束10と、を備え、前記衛生用紙束10として、本発明の衛生用紙束が収納されたものである。
[2−1]カートン本体:
「カートン本体」とは、上面、底面、一対の側面、及び一対の妻面を有する形状に折り曲げられ、これらの面によって区画された、衛生用紙を収納し得る内部空間が形成された箱状をなすとともに、衛生用紙の取出口の外周形状と一致するように取出口形成用切込線が形成された箱体である。
「箱状」とは、上面、底面、一対の側面、及び一対の妻面を有する形状に折り曲げられ、これらの面によって区画された、衛生用紙を収納し得る内部空間が形成される形状である。この内部空間は、衛生用紙を収納するための空間となる。
「箱状」としては、例えば、直方体状、立方体状等の六面体状を挙げることができる。これらの形状では、上面と底面、一の側面と他の側面、一の妻面と他の妻面が対向するように平行に配置される。これらの形状の中では、直方体状が好ましい。例えば、図1(a)に示すカートン入り衛生用紙1は、カートン本体16の側面6側を長辺、一対の妻面8a、8b側を短辺とする直方体状にカートン本体16を構成した例である。なお、これらの形状において、2つの面の稜線部分を面取りしたものも、本明細書にいう「箱状」に含まれる。
カートン本体を構成する材質について特に制限はない。但し、箱体を折り曲げ形成する都合上、厚紙等の紙材料を構成材料とすることが好ましい。一般に、これらの紙材料としては、例えば、木材パルプ、古紙等を原料として製造されたものを好適に用いることができる。
カートン本体の上面には、衛生用紙の取出口を形成するための取出口形成用切込線が形成されている。この「取出口形成用切込線」は、衛生用紙の取出口を形成するために設けられた切込線であり、前記取出口の外周形状と一致する環状に形成される。このような構成により、使用者は、この切込線を破断することによって取出口を形成することができ、その取出口から衛生用紙を取り出すことが可能となる。
ここにいう「環状」とは、ある領域を区画するように、いくつかの線(切り込み)が断続的に配置された形状を意味する。カートン本体としては、直方体状のものが多く用いられるため、その取出口の形状はカートン本体の長手方向に沿った横長の環状とすることが通常である。例えば、略長方形状、略長円形状、略長楕円形状等の形状を挙げることができる。例えば、図1(a)に示すカートン入り衛生用紙1は、カートン本体16の上面2に取出口の外周形状と一致するように略長方形状の取出口形成用切込線14を形成した例である。
上記の取出口形成用切込線は、通常、ミシン目状のものが採用される。このミシン目は2本のミシン目が平行するように配置された2重ミシン目であってもよい。また、包装業界でジッパーと呼称されている切れ目が鉤形に屈曲した開封用破断線(包装産業の周知・慣用技術集第281頁参照、昭和53年12月20日特許庁発行)を採用することもできる。
カートン本体には、前記の取出口形成用切込線の他に、別の目的に供する切込線を形成しておいてもよい。例えば、前記取出口形成用切込線が形成された面(通常、上面)と対向する面(通常、底面)に、一対の押上片を形成するための押上片形成用切込線を形成することも好ましい形態の一つである。この押上片形成用切込線を押圧して押し破り、カートン本体の内側に折り曲げると一対の押上片が形成される。この押上片によって、カートン本体内部の衛生用紙が上面側に押し上げられるため、上面の取出口から衛生用紙の最後の一枚まで、安定してポップアップさせることが可能となる。
例えば、図4はカートン入り衛生用紙の中間体となるカートンブランク110を示す平面図であるが、このカートンブランク110は、上面2となる面に取出口形成用切込線14が形成され、底面4となる面の中央部にU字状の押上片形成用切込線54が1対形成された例である。
[2−2]ウインドウフィルム:
カートン本体は、ウインドウフィルムを備えたものであってもよいし、ウインドウフィルムを備えない、いわゆるフィルムレスカートンであってもよい。「ウインドウフィルム」は、取出口をカートン本体の内面側から被覆するように配置されたフィルム材であり、衛生用紙を取り出すためのスリットが形成されている。
このウインドウフィルムは、外部の塵や埃から衛生用紙を保護することができるのは勿論のこと、スリット間の摩擦により、ポップアップした衛生用紙がカートンの内部に落ち込むことを防止し、衛生用紙を取出口から突出させた状態で保持することができる。
ウインドウフィルムの形状は、衛生用紙の取出口を被覆することができる限りにおいて、どのような形状のものであってもよい。但し、取出口の形状として横長の環状のものが汎用されることから、図1(a)に示すカートン入り衛生用紙1のように、長方形状のウインドウフィルム20を用いることが好ましい。
ウインドウフィルムの構成材料は特に制限されるものではない。例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリビニルアルコール等のプラスチック;グラシン紙、クラフト紙、ケント紙、インディア紙等の印刷用紙、書道用紙、包装紙、加工原紙等の紙;等を好適に用いることができる。
「スリット」とは、ウインドウフィルムを貫通する切れ目である。スリットの形成方向は特に制限されるものではないが、本発明のカートン入り衛生用紙の長辺に沿う方向に形成されることが好ましい。例えば、図1(a)に示すカートン入り衛生用紙1は、ウインドウフィルム20の中央部に、カートン本体16の長辺に沿って直線状のスリット18を形成した例である。
[3]カートン入り衛生用紙の製造方法:
本発明のカートン入り衛生用紙の製造方法は、前記上面、前記底面、及び前記一対の側面を有し、これらの面によって区画された内部空間が形成され、前記上面と前記底面と前記一対の側面のそれぞれの端縁から前記妻面を形成するためのフラップが延出された、角筒状カートンを形成する工程(A工程)と、前記一のプライPを折り返し、その折り返されたプライPの間に他のプライPn+1を挟み込み、更に、前記他のプライPn+1を折り返すという操作を繰り返して、前記繰り返し構造を形成する工程(B工程)と、前記最上層のプライPを、その直下に位置するプライPU−1を挟み込んだ後、更にもう一度折り返して、前記直下に位置するプライPU−1の上面側で前記折り畳み部を形成して、前記衛生用紙束を得る工程(C工程)と、前記角筒状カートンの前記内部空間に前記衛生用紙束を収納し、次いで、前記フラップを折り曲げて固定することにより前記妻面を形成する工程(D工程)と、を備えるものである。
[3−1]角筒状カートン形成工程(A工程):
本発明の製造方法においては、まず、角筒状カートンを形成する。「角筒状カートン」とは、上面、底面、及び一対の側面を有する形状に折り曲げられ、これらの面によって区画された、内部空間が形成された筒状の部材であり、上面と底面と一対の側面のいずれかの面から妻面を形成するためのフラップが延出されているものである。
本発明の製造方法においては、後に衛生用紙束を挿入するため、前記角筒状カートンは、少なくとも一方の妻面側が開放されている必要がある。但し、双方の妻面側が開放されていてもよい。例えば、図3に示す角筒状カートン100は、上面2、底面3、及び一対の側面6を有する形状に折り曲げ、一対の妻面8の両方を開放している例である。
本発明の製造方法においては、前記角筒状カートンとして、予め、前記取出口を前記角筒状カートンの内側から被覆するように配置され、前記衛生用紙を取り出すためのスリットが形成されたウインドウフィルムが貼付されたものを用いることが好ましい。このような角筒状カートンは、その内面にウインドウフィルムが貼付されているため、フィルムレスのものと比較して、衛生用紙束の挿入不良が生じ易いと言える。従って、本発明の製造方法を好適に用いることができる。
本発明の製造方法では、角筒状カートンを形成する方法については特に限定されるものではないが、例えば、図4に示すカートンブランク110のような、紙材料等からなるカートンブランクを折り曲げることによって形成することができる。
カートンブランク110は、一枚の紙材料によって、折り曲げ線を介して上面2、底面4、一対の側面6が形成されており、側面6の端縁からは、折り曲げ線を介して内フラップ26が延出されたものである。また、上面2の端縁からは、折曲線を介して上面外フラップ28が延出されており、これと同様に、底面4の端縁からは、折曲線を介して底面外フラップ30が延出されている。更に、底面4の一の側縁部からは、折曲線を介して、側面接合代32が延出されている。
このカートンブランク110にはカートン本体16の上面に相当する面に環状の取出口形成用切込線14が形成されている。必要に応じて、この取出口形成用切込線14を包囲する位置に、スリットが形成されたウインドウフィルムを貼り付けておいてもよい。このようなカートンブランク110は、各折曲線を折り曲げ、側面接合代32と側面6を接合することにより、双方の妻面側が開放された角筒状カートンを形成することができる。
[3−2]繰り返し構造形成工程(B工程):
次いで、前記一のプライPを折り返し、その折り返されたプライPの間に他のプライPn+1を挟み込み、更に、前記他のプライPn+1を折り返すという操作を繰り返して、前記繰り返し構造を形成する。
このような工程は、従来公知の折り畳み加工機、例えば、折板式加工機やロータリーシリンダー式加工機等により行うことができる。
折板式加工機(「多連機」とも称される。)は、衛生用紙束を構成するプライの組数に応じた長尺プライ供給ロール及び折り板を備えた加工機であり、長尺プライ供給ロールから長尺のプライを引き出し、その引き出した長尺のプライを折板で折りながら重ね合わせることによって、長尺の衛生用紙束を形成することができる。この長尺の衛生用紙束を適当な長さに裁断することによって、衛生用紙束を構成することができる。
一方、ロータリーシリンダー式加工機(「インターフォールダー」とも称される。)は、バイス(つかみ)とタッカー(押し込み)を備えたシリンダー2本から構成された加工機であり、供給される2枚の長尺プライを、シリンダーを回転させながら、交互に折り重ねた後カットする操作を繰り返していくことにより、衛生用紙束を形成することができる。
[3−3]折り畳み部形成工程(C工程):
更に、最上層のプライPを、その直下に位置するプライPU−1を挟み込んだ後、更にもう一度折り返して、前記直下に位置するプライPU−1の上面側で前記折り畳み部を形成して、前記衛生用紙束を得る。
折り畳み部の形成は、最上層のプライPを通常より少なくとも一回多く折り返すことにより行うことができる。このような方法である限り、折り返しの方法について特に制限はない。例えば、手作業で折り返してもよいし、機械・装置により折り返してもよい。
但し、本発明の製造方法においては、前記B工程及びこのC工程は、前記プライの組数に応じた長尺プライ供給ロール及び折り板を備えた折板式加工機を用い、各長尺プライ供給ロールから供給される長尺のプライを、前記折り板によって折り返すことにより行うことが好ましい。即ち、前記の折り板式加工機に、最上層のプライPを折り返すための折り板を1枚増設することにより、前記B工程及びこのC工程を連続的に行うことができ、効率的な製造を行うことができる。このC工程は、長尺の衛生用紙束を適当な長さに裁断した後に行ってもよいが、生産効率を考慮すると、裁断前に行うことが好ましい。
前記のようにして得られた長尺の衛生用紙束は、丸刃ないしバンドソーを備えたカッターにより適当な長さに裁断し、衛生用紙束とする。カッターとしては、例えば、マルチブレードソー、丸刃ソー、テーブル式マルチブレードソー等を好適に用いることができる。
[3−4]カートン形成工程(D工程):
最後に、前記角筒状カートンの前記内部空間に前記衛生用紙束を収納し、次いで、前記フラップを折り曲げて固定することにより前記妻面を形成することにより、カートン入り衛生用紙を得る。
具体的には、前記衛生用紙束を、予め形成された角筒状カートンの開放された妻面の側から挿入した後、一方ないし双方の妻面側において、一対の内フラップを折曲線に沿って内側に折り曲げた後、上面外フラップと底面外フラップをその一部が互いに重なり合うように折り曲げ、その重なり部分を接着剤等によって接着し、固定することによって、角筒状カートンの開口部を閉塞し、一対の妻面を形成する。このようにして、本発明のカートン入り衛生用紙を製造することができる。
本発明の衛生用紙束、カートン入り衛生用紙は、ティシュペーパー、キッチンペーパー等のペーパータオル、シート状のトイレットペーパー、ワッティング(紙綿)等の衛生用紙に利用することができる。特に、従来品と比較して薄く構成されたカートンの内部空間に、従来と同等のプライ数の衛生用紙を収納した、いわゆるスリムタイプのカートン入り衛生用紙に好適に用いることができる。
本発明のカートン入り衛生用紙の一の実施形態を示す説明図であり、本発明のカートン入り衛生用紙の斜視図である。 本発明の衛生用紙束の一の実施形態を示す説明図であり、衛生用紙束の実施形態を示す概略側面図である。 衛生用紙束の一の実施形態を示す概略側面図である。 衛生用紙束の別の実施形態を示す概略側面図である。 衛生用紙束の更に別の実施形態を示す概略側面図である。 本発明のカートン入り衛生用紙の製造方法の一の実施形態を示す斜視図である。 本発明のカートン入り衛生用紙の第一の実施形態の一例を示す図であり、カートン入り衛生用紙を組み立てる前のカートンブランクの状態の展開図である。
符号の説明
1:カートン入り衛生用紙、2:上面、4:底面、6:側面、8:妻面、10,10A,10B,10C:衛生用紙束、12:折り畳み部、14:取出口形成用切込線、16:カートン本体、18:スリット、20:ウインドウフィルム、26:内フラップ、28:上面外フラップ、30:底面外フラップ、32:側面接合代、54:押上片形成用切込線、100:角筒状カートン、110:カートンブランク、P:プライ。

Claims (5)

  1. 箱状をなすカートン本体の内部空間に収納される、複数組の衛生用紙のプライが折り重ねられた衛生用紙束であり、
    一のプライPが折り返され、その折り返されたプライPの間に他のプライPn+1が挟み込まれ、更に、前記他のプライPn+1が折り返されるという繰り返し構造を有するとともに、
    最上層のプライPが、その直下に位置するプライPU−1を挟み込んだ後、更にもう一度折り返されて、前記直下に位置するプライPU−1の上面側に折り畳み部を形成しているカートン収納用の衛生用紙束。
  2. 前記折り畳み部は、前記最上層のプライPをその端部が前記衛生用紙束の縁部と一致するように折り返されて形成されたものである請求項1に記載の衛生用紙束。
  3. 前記直下に位置するプライPU−1の端部が前記最上層のプライPによって形成される前記折り畳み部の下側に挟み込まれている請求項1又は2に記載の衛生用紙束。
  4. 上面、底面、一対の側面、及び一対の妻面を有する形状に折り曲げられ、これらの面によって区画された、衛生用紙を収納し得る内部空間が形成された箱状をなすとともに、前記上面に前記衛生用紙の取出口を形成するための取出口形成用切込線が形成されたカートン本体と、
    前記カートン本体の前記内部空間に収納された、複数組の衛生用紙のプライが折り重ねられた衛生用紙束と、を備え、
    前記衛生用紙束が、請求項1〜3のいずれか一項に記載の衛生用紙束であるカートン入り衛生用紙。
  5. 請求項4に記載のカートン入り衛生用紙を製造する方法であって、
    前記上面、前記底面、及び前記一対の側面を有し、これらの面によって区画された内部空間が形成され、前記上面と前記底面と前記一対の側面のそれぞれの端縁から前記妻面を形成するためのフラップが延出された、角筒状カートンを形成する工程(A工程)と、
    前記一のプライPを折り返し、その折り返されたプライPの間に他のプライPn+1を挟み込み、更に、前記他のプライPn+1を折り返すという操作を繰り返して、前記繰り返し構造を形成する工程(B工程)と、
    前記最上層のプライPを、その直下に位置するプライPU−1を挟み込んだ後、更にもう一度折り返して、前記直下に位置するプライPU−1の上面側で前記折り畳み部を形成して、前記衛生用紙束を得る工程(C工程)と、
    前記角筒状カートンの前記内部空間に前記衛生用紙束を収納し、次いで、前記フラップを折り曲げて固定することにより前記妻面を形成する工程(D工程)と、
    を備えたカートン入り衛生用紙の製造方法。
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