JP2008194008A - 乗用型作業機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】作業車両1が旋回内側の後輪7のクラッチIを切って動作で旋回する時には昇降用リンク装置2を作動させて自動的に苗植付装置3を上昇させ、前記旋回後に直進する時には自動的に苗植付装置3を苗植付け位置に下降させる旋回制御モードを設定しているときに、旋回内側の後輪7のブレーキ装置Jが作動すると、旋回制御モードにおける昇降用リンク装置2による苗植付装置3を苗植付け位置に下降させる作動を禁止して苗植付装置3の破損などを防止する制御を行う制御装置170を設けた乗用型田植機である。
【選択図】図11
Description
しかし、この旋回制御モード実行中に旋回内側の後輪の駆動を制動するブレーキ装置が作動し、このタイミングで苗植付装置が下降すると、前記ブレーキ装置を作動させて機体を急激に変更しているにも拘らず苗植付装置すなわち作業装置が接地するおそれがあり、苗植付装置である作業装置が破損したり、機体の旋回抵抗が大きくなったり、圃場を荒らしたりするおそれがある。
請求項1記載の発明は、旋回操作具(16)で左右の前輪(6,6)を旋回方向に向け、旋回内側の後輪(7)の回転速度を旋回内側の後輪(7)の駆動用クラッチ(I)又はブレーキ装置(J)の入切りで旋回外側の後輪(7)より小さくして旋回させる旋回機構部(A,D,I,J,Kなど)を備えた作業車両(1)と、該作業車両(1)の後方に昇降用リンク装置(2)で昇降自在に連結した作業装置(3)とを備えた乗用型作業機において、作業車両(1)が旋回操作具(16)の操作と旋回内側の後輪(7)の駆動用クラッチ(I)の切り動作で旋回する時には昇降用リンク装置(2)を作動させて自動的に作業装置(3)を上昇させ、前記旋回後に直進する時には昇降用リンク装置(2)を自動的に作動させて作業装置(3)を作業位置に下降させる旋回制御モードを設定し、該旋回制御モードの設定時に旋回内側の後輪(7)の駆動を制動するブレーキ装置(J)が作動すると、前記旋回制御モードにおける昇降用リンク装置(2)による作業装置(3)を作業位置に下降させる作動を禁止する制御を行う制御装置(170)を設けた乗用型作業機である。
従って、圃場内で田植作業を行なう場合には、デフロックレバー91をデフロックにし、チェンジレバーを作業速にシフトし、苗植付装置3の苗載台に苗を載置し施肥装置4の肥料タンクに粒状肥料を入れて、各部を駆動させて前進すると、左右後輪7、7のデフロック装置Fはデフロックされてデフ機能が停止した状態であるので、機体の直進性が良くて良好な田植作業と施肥作業が同時に行なえる。また、路上走行の場合には、リヤデフ装置D及びフロントデフ装置E共にデフ機能が働く状態に操作すれば、安全に走行できる。
また、機体本体の前方部両側には苗植付けの条合わせの目安となるサイドマーカー210を機体本体の前方部両側に設けているが、サイドマーカー210の先端に機体の前後方向に平行な棒210aを配置することで、苗植付けの条合わせを行うときに機体が隣接条に平行になっていることを容易に確認できるようになる。
ステアリングハンドル16は、ステアリングポスト14内に設けられたステアリング軸上部に固定されており、ステアリング軸の回転はミッションケース11内に設けられたステアリング変速歯車を介して減速されて出力軸174に伝動される。そして、出力軸174の下端は、ミッションケース11底面から突出してピットマンアーム175が固定されている。該ピットマンアーム175の前部左右側と左右前輪支持ケース22、22(図1)とは左右ロッド176、176(図1)にて連結されている。
これらの図5、図6に示す部材175〜183を旋回連繋機構Aと言うことにする。
まず、左右の後輪7、7の伝動軸の回転数を伝動軸回転数センサ205で検出し、また基準値N1(旋回開始から機体90°旋回までの内側ドライブシャフト(伝動軸)回転信号設定値)、N2(機体90°旋回から植付クラッチ「入り」までのドライブシャフト回転信号設定値)、θ1((直進操作時のハンドル切り設定角度の)下限値)、θ2((直進操作時のハンドル切り設定角度の)上限値)をセットする。
引き続き、左後輪7の伝動軸の回転数を検出して、回転数n2がn2≧N2+n+n0になると、苗植付け具164を作動させて苗の植え付けを開始させる。
右旋回の場合にも左旋回時と全く同様の制御が行われる。
この制御のフローチャートを図11に示す。
そこで旋回時の車速が早いときは、次のように苗植付装置3が下降するタイミングも早くする制御を行う事が望ましい。
この制御を図12のフローチャートに示す。
尚、旋回制御モードの旋回中において、旋回内側の後輪7のブレーキ装置が作動するときに異なる形態のブザー音を発生させる構成としてもよい。
こうして、オペレータのステアリングハンドル16の操作の癖によって、旋回条合わせが上手くできない場合にオペレータにハンドル16の操作を促すことにより、スムーズな旋回作業が実現する。
このような構成により、圃場内での作業工程が、いつもとは変化したことをコントローラ170が認識した上で旋回制御モードを自動で解除できる。
3 苗植付装置 4 施肥装置
6 前輪 7 後輪
10 メインフレーム 11 ミッションケース
12 エンジン 13 油圧ポンプ
14 ステアリングポスト 16 ステアリングハンドル
17 操作パネル 19 ステップ
20 操縦席 22 前輪支持ケース
23 ローリング杆 24 後輪支持ケース
25 ローリング軸 31、33 ベルト
32 カウンタ軸 34 ミッション入力軸
35 入力軸 36 出力軸
40 ケーシング 43 メインクラッチ
44、45、80、81 摩擦板 46 スプリング
47 切替操作用の固定部材 48 摺動部材
50 カウンタ軸 51 走行一次軸
52 走行二次軸 53 植付一次軸
54 植付二次軸 56、57、85 シフタ
58 植付部伝動軸 60 リヤアクスル
61 フロントアクスル 63、65 容器
64、66 縦軸 69、70、73、74 爪
71、72 デフロック部材 76 サイドクラッチ軸
77 リヤ出力軸 80,81 摩擦板
82 作動筒 83 板ばね
86I 左右クラッチ操作アーム 86J 左右ブレーキ操作アーム
87 ディスク 88 プレッシャプレート
89 左右後輪伝動軸 90 チェンジレバー
91 デフロックレバー 91’ デフロックペダル
140 ペダル 145 カウンター軸
146 アーム 147 連結ロッド
160 油圧シリンダー 161 電磁油圧バルブ
162 植付伝動ケース 163 苗載台
164 苗植付け具 165 センターフロート
166 サイドフロート 167 PTO伝動軸
168 施肥駆動ケース 169 センターフロートセンサー
170 制御装置 171 フィンガーレバー
172 フィンガーレバースイッチ 173 PTOクラッチ作動ソレノイド
174 出力軸 175 ピットマンアーム
176 左右タイロッド 177 作動ローラ
178 切欠き部 179 従動体
180 左右ロッド 182 左右センサ押片
183 オートリフトスイッチ 184 スタートボタン
185 方位センサ 186 ブザー
187 サイドフロートセンサ 188 ケーブル
190 接当片 191 バックリフトスイッチ
192 自動リフト切替えスイッチ 193 ハンドル切れ角センサ
200 予備苗載台 201 センターマスコット
205 後輪伝動軸回転数センサ 207 迎い角センサ
206 θ1,θ2設定ダイヤル 208 N1,N2設定ダイヤル
210 サイドマーカー A 旋回連繋機構
C 株間変速装置 D リヤデフ装置
E フロントデフ装置 G ギヤ
F、H デフロック装置 I 左右サイドクラッチ
J 左右後輪ブレーキ装置 K 主変速装置
Claims (1)
- 旋回操作具(16)で左右の前輪(6,6)を旋回方向に向け、旋回内側の後輪(7)の回転速度を旋回内側の後輪(7)の駆動用クラッチ(I)又はブレーキ装置(J)の入切りで旋回外側の後輪(7)より小さくして旋回させる旋回機構部(A,D,I,J,Kなど)を備えた作業車両(1)と、該作業車両(1)の後方に昇降用リンク装置(2)で昇降自在に連結した作業装置(3)とを備えた乗用型作業機において、
作業車両(1)が旋回操作具(16)の操作と旋回内側の後輪(7)の駆動用クラッチ(I)の切り動作で旋回する時には昇降用リンク装置(2)を作動させて自動的に作業装置(3)を上昇させ、前記旋回後に直進する時には昇降用リンク装置(2)を自動的に作動させて作業装置(3)を作業位置に下降させる旋回制御モードを設定し、
該旋回制御モードの設定時に旋回内側の後輪(7)の駆動を制動するブレーキ装置(J)が作動すると、前記旋回制御モードにおける昇降用リンク装置(2)による作業装置(3)を作業位置に下降させる作動を禁止する制御を行う制御装置(170)を設けたことを特徴とする乗用型作業機。
Priority Applications (1)
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JP2007035055A JP4930088B2 (ja) | 2007-02-15 | 2007-02-15 | 乗用型作業機 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015029470A (ja) * | 2013-08-02 | 2015-02-16 | 三菱農機株式会社 | 乗用型田植機 |
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2007
- 2007-02-15 JP JP2007035055A patent/JP4930088B2/ja active Active
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