JP2008193663A - 柔軟性基板集積導波管 - Google Patents

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    • H01Q21/0075Stripline fed arrays

Abstract

【課題】簡易ながら複雑な構造の構成要素を許容可能な製造方法を提供する。
【解決手段】平面アンテナ4a,4b,4cが基板集積構造の一部であって、前記平面アンテナは電磁的な導波管(waveguides)と接続される。また、複数のレイヤを有するマルチレイヤ基板内において、前述の構成要素が三次元(3D)構造をとることもまた許容する。
【選択図】図2

Description

本発明は、一般的に、基板集積構造の分野、特に基板集積導波管に関する。基板集積導波管は、高周波信号のために特に必要とされる。
[問題]
近年、通信システムはシステムの集積化と小型化に向けた急速な進化に直面してきた。これらどういったシステムにおいても、アンテナ及びチャネルフィルタは重要な構成要素であり、通信の成功のための選択の基準には、とりわけアンテナ性能、サイズ、重さ、及びコストが含まれる。
異なるアンテナ装置についてビーム切替えの仕組みを用いるマルチビームアンテナシステムは、アンテナ装置をシステムの構成要素に接続するために、比較的大規模な空間を必要とする。これら搬送線(feeding line)には、特にミリ波(mm−wave)周波数領域における長距離搬送線について、高い損失と整合性の悪さによる困難が伴う。これに加えて、これら線路間では隔離の程度が低く、それゆえクロストークがフィルタの特性に影響を与える。
しかしながら、システムの小型化には、一方ではアンテナサイズによる制限がある(高利得アンテナを必要とするシステムについては、アンテナの開口の寸法が直接アンテナ利得に比例する。)。また他方では、搬送ネットワークのサイズによる制限がある。よって、搬送ネットワークをより小さくすることができれば、システム全体のサイズ及び損失もまた最小化されるであろう。
近代的機器の前述のシステム要求を満たすために、搬送ネットワークをマイクロストリップ線路を用いて実現することができる。マイクロストリップ線路は、システムを集積できる程度に単純であり、必要とする空間も少ないが、好ましくない信号(クロストーク)を放射し生成する。さらにそれらには、特にミリ波周波数について、高い損失による困難が伴う。
マイクロストリップ搬送線に代わる興味深い解決策は、方形導波管(rectangular waveguides(WGs))である。この構成要素は、ミリ波システムにおいて広く使用されてきた。これらは、その卓越した低損失により特徴付けられ、好ましくない放射も生じない。そのため、それにより例えば無線リンクシステムなどのためのチャネルフィルタなどを実現することができる。しかしながら、それらの集積化の困難さは、低コスト大容量の集積化における使用の妨げとなっている。加えて、従来の導波管は、集積平面回路に対する複雑な遷移部(transition)を必要とする;典型的な集積化のスキームは分厚く、ミリ波周波数領域においては達成が困難な高精度適合処理が求められる。
[最新技術]
システムの小型化と集積化に向けた従来の方法は、マルチレイヤ技術を用いてシステムを集積するものである。搬送は、単純なマイクロストリップまたは同一平面上の線路を用い、1つのレイヤから次のレイヤへと搬送線を接続する線路を経由して行われる。そして、マイクロストリップ線路には、特に、例えばミリ波の適用場面において、好ましくない放射及び高い損失という困難が伴う。
本発明の目的は、マイクロ波及びミリ波の構成要素及びサブシステムについての低損失低コストな信号送信手段を提供することにある。さらに、製造方法としては、より簡易ながら複雑な構造の構成要素を許容するものとすべきである。
本発明は、電磁波を導くように使用可能(operable)な基板集積構造であって、前記基板集積構造は1つの集積単位であり、それぞれ電磁波を導くように使用可能な複数の基板集積導波管と、電磁波を受信及び/または放出するよう使用可能な複数の平面アンテナとを備え、前記複数の平面アンテナは前記複数の基板集積導波管にそれぞれ接続される、ことを特徴とする構造に関する。
好適には、前記基板集積導波管は、ビアとマイクロストリップと導体とを備える。
好適には、少なくとも1つの前記基板集積導波管は、電磁波周波数フィルタを備える。
好適には、少なくとも1つの前記基板集積導波管は相互接続を備え、前記相互接続は少なくとも2つの前記基板集積導波管を相互接続するよう使用可能である。
好適には、前記相互接続は、マルチプレクサを含む。
好適には、前記基板集積構造は、マルチレイヤ基板内に実装される。
好適には、少なくとも2つの前記平面アンテナは、それぞれ異なるレイヤに配置される。
好適には、少なくとも2つの前記基板集積導波管は、それぞれ異なるレイヤに配置される。
好適には、少なくとも一部の前記ビアは、同時に全ての基板集積導波管の一部でもある。
好適には、少なくとも1つの前記平面アンテナ及び前記それぞれの基板集積導波管は、マイクロストリップ線路を備える。
また、本発明は、先に述べた前記装置の製造方法であって、前記装置は複数のレイヤを備え、前記レイヤはそれぞれ構成要素を備え、ビアは前記装置のレイヤを貫いてそれぞれのレイヤのコンポーネント及び/またはそれぞれのレイヤが形成されるのと同一のステップにて形成されることを特徴とする、製造方法に関する。
先に述べた前記装置の他の製造方法においては、前記装置は複数のレイヤを備え、前記レイヤはそれぞれ構成要素を備え、ビアは前記装置のレイヤを貫いて他の全ての装置の構成要素が形成された後に形成されることを特徴とする。
好適には、ビアは少なくとも1つのレイヤを貫いて垂直に伸張する。
本発明の特徴、目的、及び利点は、図面と関連して以下に述べる詳細な説明からより明白となるであろう。
図1は、上面図(2)と断面図(3)を含む基板構造(1)を示している。
上面図(2)は、部分的に表面の下方に位置する構成要素の図示を許容しており、前記表面は上層(11a)を備え、第1の平面アンテナ(4a)、第2の平面アンテナ(4b)、第3の平面アンテナ(4c)、それぞれのマイクロストリップ線路(6a、6b、6c)、それぞれの基板集積導波管(SIWG:Substrate integrative waveguides)(5a、5b、5c)、及びそれぞれの搬送線(7a、7b、7c)が示され、それらは全て基板(11)上または基板(11)内に分けられ/集積される。前述の全ての構成要素は同一の基板/構成要素上に配置され、よって続けて及び/または段階的に同一のウエハ、半導体基板、LCP(液晶高分子)基板、または前記基板構造(1)を重ね合わせるのに適した他の材料上に形成される。
平面アンテナ(4a、4b、4c)は、対称軸Xに沿って並んで対象的に配置され、互いに等距離を持ち、二次的に形成される。平面アンテナ(4a、4b、4c)は、それぞれ幅W、及び長さLを有する。前記平面アンテナは、円形若しくは曲線状のような他の形に形成することもでき、及び/または前記アンテナに由来する放射された電磁場の統計に依存して互いに異なる距離を有することもできる。他の例においては、少なくとも2つの平面アンテナが基板集積構造の一部であり、及び/または対称軸Xに関して非対称的に位置し、及び/または上面図(2)に関して互いに水平及び/または垂直方向にシフトされる。当然ながら、平面アンテナ(4a、4b、4c)は、それぞれ異なるサイズを有することもできる。
マイクロストリップ線路(6a、6b)は、上面図(2)から見て互いに直交する水平及び垂直な線路を備え、より具体的には、前記線路は対称軸Xに対して直交し、または平行している。水平な線路と垂直な線路、またはその逆の間の接続点は、角部を形成する。本発明は前記角部に限定されず、電磁波の漏出を低減させるために、それぞれ2つの直交する線路の間で曲線及び丸みを持つ角部として実装することもできる。軸Xと直交し、それぞれのマイクロストリップ線路(6a、6b、6c)の一部である線路は、2つのアンテナ間(4aと4b、または4bと4c)の空白の中央を走行し、より正確には、前記線路は両アンテナから等距離を有する。当然ながら、前記線路は前記特徴に限定されず、前記アンテナのうち1つのより近くを走行することもできる。また、直線状のマイクロストリップ線路を90°を超える角度を以って曲げた部分により徐々に折りたたむようにしたマイクロストリップ線路を形成することも可能である。マイクロストリップ線路(6a、6b、6c)は前記アンテナ(4a、4b、4c)と前記基板集積導波管(5a、5b、5c)とをそれぞれ相互接続する。本実施形態において、全てのマイクロストリップ線路(6a、6b、6c)は同じ幅を有するが、他の実施形態においては、これらは例えば搬送される信号の周波数に依存してアンテナごとに変えることもできる。
基板集積導波管(5a、5b、5c)は、搬送チャネル(8a、8b、8c)とフィルタチャネル(9a、9b、9c)とをそれぞれ備える。SIWGとは、導波管のポスト壁とも呼ばれるエッジ壁を実現するために、金属のビアの配列と共に平面基板内に統合される誘電場導波管(WG)の一形態である。フィルタチャネル(9a、9b、9c)は、チャネルの両側に周期的に配置されたビアによって特徴付けられ、図1に示しているように、前記ビアはチャネルの中央で凹部を形成し、またはチャネルの幅を狭めている。レイヤの片側のビアは、基板集積導波管(5a、5b、5c)の中央線に沿って前記レイヤの他の側に向けて鏡像をなす。前記アンテナ(4a、4b、4c)の1つに由来する信号は、まずそれぞれの搬送線(8a、8b、8c)に沿って走行し、そしてそれぞれのフィルタリングチャネル(9a、9b、9c)に入る。当然ながら、搬送チャネル及びフィルタリングチャネルに関する信号が通過する一連の構成要素は、予約され得る。第1の基板集積導波管(5a)は第2の基板集積導波管(5b)よりも長く、一方第2の基板集積導波管(5b)は第3の基板集積導波管(5c)よりも長い。第2の基板集積導波管(5b)は、少なくとも第3の平面アンテナ(4c)の長さよりも長い。第1の基板集積導波管(5a)は、少なくとも第1及び第2の平面アンテナ(4aと4b)を迂回できる程度に長い。第3の基板集積導波管(5c)は、第3のマイクロストリップ線路(6c)及び第3の搬送マイクロストリップ線路(7c)に直接接続され得るフィルタチャネル(9c)を少なくとも備えるために、最小の長さを有する。第1の基板集積導波管(5a)が片側でアンテナを迂回する一方、第2の基板集積導波管(5b)対称軸Xと平行する他の側でアンテナを迂回する。3つの基板集積導波管(5a、5b、5c)は互いに、及び平面アンテナ(4a、4b、4c)の列と対称軸に対して、それぞれ平行である。当然ながら、他の実施形態では、SIWGは互いに平行でなくてもよい。図1において、対称軸Xと直交して測定される基板集積導波管(5a、5b、5c)の幅は、平面アンテナ(4a、4b、4c)よりも小さいが、マイクロストリップ線路(6a〜6c、7a〜7c)よりはそれぞれ大きい。本実施形態において、全てのSIWGは同じ幅を有し、これはビアがそれぞれSIWGの他の側に位置するビアに対して同じ距離を有することを意味する。他の実施形態において、SIWGの幅を、例えば搬送される信号の周波数に依存して変化させてもよい。搬送線(8a、8b、8c)及びフィルタリングチャネル(9a、9b、9c)は、異なる例としては変化させることができるが、図1においてはフィルタリングチャネル(9a、9b、9c)は常に一定の長さを全ての基板集積導波管(5a、5b、5c)について有し、第1及び第2の基板集積導波管(5a、5b)の搬送チャネル(8a、8b)よりも小さい領域を含む。他の例においては、基板集積導波管(5a、5b、5c)は、搬送チャネルまたはフィルタリングチャネルのいずれかを備える。
第1、第2、及び第3の搬送マイクロストリップライン(7a、7b、7c)は、第1、第2、及び第3の基板集積導波管(5a、5b、5c)にそれぞれ付随し、信号についての接続点または終端を提供するように使用可能であり、前記信号は、アンテナにて受信され基板集積導波管を介して外部の構成要素(図示されていない)へと送信され、または外部の構成要素により受信されて基板集積導波管を介して伝送のためのアンテナへ送信される。受信器及び/または送信器を備えるこれら外部の構成要素は、基板構造(1)と同一の構成要素上に配置されてもよいが、線(wire)を介し、さらに前記終端を介して基板構造(1)と連結されなければならない。第1、第2、及び第3の搬送マイクロストリップ線路(7a、7b、7c)は、前述したような第1、第2、及び第3のマイクロストリップ線路(6a、6b、6c)のように形成することができる。
基板集積構造(1)の断面図(3)は、第1、第2、及び第3のレイヤ(11a、11b、11c)と、底部レイヤ(15)と、第1のレイヤ(12a、12b、12c)、第2のレイヤ(13a、13b、13c)、及び第3のレイヤ(14a、14b、14c)をそれぞれ備える、第1、第2、並びに第3の平面アンテナ集合(21a、21b、21c)と、第1、第2、及び第3のマイクロストリップ線路(6a、6b、6c)と、第3の基板集積導波管(5c)と、第3の搬送マイクロストリップ線路(7c)とを示している。上面図(2)において触れたように、マイクロストリップ線路(6a、6b)はそれぞれのアンテナ(4a、4b)に接続されるが、前記接続は、明確化の理由のために断面図(3)には示していない。
アンテナ集合(21a)は平面アンテナ(4a)と同等であり、第1のレイヤ(12a)、第2のレイヤ(13a)、及び第3のレイヤ(14a)を備える。断面図(3)では平面アンテナ(4a)はアンテナ集合(21a)として示されている一方、上面図(2)ではアンテナ集合(21a)が平面アンテナ(4a)として示されている。その他のアンテナ集合(21b及び21c)はそれぞれアンテナ集合(21a)に対応する。第1、第2、及び第3のレイヤ(12a、13a、14a)は互いに等しい距離を有するが、本実施形態に限定されるものではない。また、図1においては、3つの全てのレイヤ(12a、13a、14a)が同じサイズを有しており、底部レイヤ15に対して直交する軸Aに沿って整列させられている。他の例においては、電磁波による反転刺激を変化させるために、レイヤ(12a、13a、14a)を互いに水平方向または垂直方向にシフトしてもよい。下部レイヤ(14a、14b、14c)はマイクロストリップ線路(6a、6b、6c)と接続され、上に位置する他のレイヤ(12a、12b、12c、13a、13b、13c)に電気刺激を与える。別の例として、他のレイヤをそれぞれマイクロストリップ線路に接続してもよい。従って、レイヤとマイクロストリップ線路の接続のどういった組合せも可能であり、より具体的には、第2及び第3、または第2及び第1のレイヤ(など)を前記マイクロストリップ線路に接続してもよい。また、平面アンテナは3つのレイヤのみに限定されず、少なくともそれぞれ1つのレイヤを備え得る。
第3の基板集積導波管(5c)は複数のビアを備え、第3のフィルタチャネルのビアが典型的に10cとして参照されている。ビアは1つのレイヤを貫いて形成され、第3の基板集積導波管(5c)の上のレイヤ(22a)を下のレイヤ(22b)と接続する。ビアは全て互いに平行し、底部レイヤと直交する。上のレイヤ及び下のレイヤ(22a及び22b)は、基本的にはマイクロストリップ線路(例えば6cまたは7c)と同様に形成されるが、前記マイクロストリップ線路よりも大きな幅を持つ。図1に示されたレイヤ(11a、11b、11c)を除く全ての構成要素は、例えば金若しくは銅といった金属、または金及び銅によるマルチレイヤからなり、前記ビアは前記金属の組成によって充填され、または覆われる。レイヤ(11a、11b、11c)は、例えば液晶高分子のような柔軟な何らかの材料からなる。レイヤの厚さは25、50または100μmとすることができるが、設計周波数に依存してより大きくまたはより小さくすることもできる。ビア間の距離は、λg/10の範囲内であって、ここでλgは基板内での波長を表す。ビアは、ポスト間でエネルギーが漏出しない程度に、互いに離れて位置するべきでない。ビアの直径は基板の高さに依存し、よって製造仕様に起因し、基板全体の高さが増加すると前記直径は増加される。ビアの直径は、好適には、100μmから200μmの間の範囲だが、前記値に限定されるものではなく、最終的には周波数に依存する。製造に関して、全ての部分(アンテナ、フィルタ、及び導体)は、同一のレイヤ内では同時に製造される。ビアは、完全な基板構造が終了した後、または同一のレイヤの構成要素が作られるのと同一のステップにおいて作成することができる。当然ながら、必要であれば図3、4、または5にて説明しているように、前記基板集積導波管を屈曲させ、または曲線を形成することにより、マイクロストリップ線路(6a、6b、6c)を省略して基板集積導波管を直接アンテナに接続することも可能である。
図2は、基板構造(1a)の第2の例であって、第2の例の上面図(2a)と断面図(3a)を含む例を示している。
前記第2の例の上面図(2a)は、第1、第2、及び第3の平面アンテナ(4a、4b、4c)、第3の基板集積導波管(5d)、第3のマイクロストリップ線路(6d)、搬送マイクロストリップ線路(16d)、第2及び第1の基板集積導波管(5e、5f)、第2及び第1のマイクロストリップ線路(6e、6f)を示しており、三次元(3D)基板の第1、第4、及び第7のレイヤ(11k、11g、11d)が上面図内に見えている。基本的に、それぞれ特徴及び特性についての以降の説明を除き、またはそれらに加えて、図2の全ての構成要素は図1の構成要素に対応する。
第2の例の断面図(3a)は、9つのレイヤ(11dから11n)、6つの導体レイヤ(15a、16a、16b、15b、15c、16c)、第1の基板集積導波管の底部レイヤ(15a)から第2の基板集積導波管の底部レイヤ(15b)まで以上に伸張し、最終的に第1の基板集積導波管の底部レイヤ(15a)から第3の基板集積導波管の上部レイヤ(16c)並びに第1、第2、及び第3の平面アンテナのそれぞれのレイヤ(12a、13a、14a、12b、13b、14b、12c、13c、14c)までの範囲を占める。ビアの長さは前述の長さに限定されないが、少なくともそれぞれの基板集積導波管の底部レイヤから上部レイヤまでの範囲を占め、前記基板集積導波管内の電磁波の内包と誘導を提供する必要がある。全ての平面アンテナのレイヤは、三次元基板の第1のレイヤから第9のレイヤ上にそれぞれ位置し、より具体的には、平面アンテナの前記各レイヤは、三次元基板(11d〜11m)の前記レイヤ上に唯一のレイヤとして位置する。第1の基板集積導波管(5f)は上部レイヤ(16c)及び底部レイヤ(15c)の一部を備え、第2の基板集積導波管(5e)は上部レイヤ(16b)及び底部レイヤ(15b)の一部を備え、第3の基板集積導波管(5e)は上部レイヤ(16a)及び底部レイヤ(15a)の一部を備える。基本的に、レイヤ(15a、15b、15c、16a、16b、16c)は、マイクロストリップ線路(6f、6e、6d)、基板集積導波管(5f、5e、5d)、及び例えば上面図(2a)に見えているように16dなどとして参照される搬送マイクロストリップ線路をそれぞれ備える。前記レイヤ(15a、15b、15c、16a、16b、16c)は、全て同じ厚さを有し、互いに平行するが、前記技術的特徴に限定されるものではない。さらに、隣り合う2つの間には相互接続(図2には示されていない)があってもよく、互いの下方には基板集積導波管が横たわり信号を前記SIWG間で共有することができる。相互接続は、例えば15bのような下部レイヤ及び16aのようなそれぞれのSIWGの上部レイヤ内のビアの穴部により、並びに上に横たわるSIWGから下に横たわるSIWGまでのチャネルを形成するビアにより形成される;それゆえ追加的なビアを、穴部の周囲の端部上に位置させなければならない。信号の分割と収集を許容する他の相互接続もまた可能である。例えば、上部レイヤ16aの一部を徐々に下部レイヤ15bに導き、前記下部レイヤに吸収させることができる。同様に、上部レイヤ16aとの平行を保たせた下部レイヤ15aを前記下部レイヤ15bに徐々に導いて吸収させてもよい。導体レイヤ16aまたは15aがその上に位置し得る傾斜は、11kから11mなどのようなそれぞれのレイヤを格子状にエッチングすることにより、製造することができる。
図3は基板構造(1b)の第3の例であって、これ以降に説明する全ての構成要素が上面図に示されており、表面/上部レイヤの下の構成要素もまた明確化の理由から部分的に示されている。基本的に、図3の全ての構成要素は、それらの特徴に関する以下の説明を除き、またはそれに加えて、図2の構成要素に対応する。第1、第2、及び第3の平面アンテナ(4a、4b、4c)は、図2において説明されたそれぞれの平面アンテナに対応する。従って、3つの平面アンテナは、図2において説明しているように、それぞれのレイヤ(11d、11g、11k)上に位置する。また、第3の基板集積導波管(5d)及び第3のマイクロストリップ線路(6d)は、図2において説明されたそれぞれの構成要素に対応する。第3の基板集積導波管は(5d)は、搬送チャネル(8d)及びフィルタリングチャネル(9d)を備える。3つの平面アンテナ(4a、4b、4c)の列は第3の基板集積導波管(5d)と90°の角度をもってレイヤ上に配置され、第2及び第3の基板集積導波管はそれぞれの平面アンテナ(4a、4b)と接続するために曲線を形成する。また、マイクロストリップ線路を用いて曲線を形成し、それぞれ平面アンテナ(4a、4b)と基板集積導波管(5d)の下に横たわる基板集積導波管(図3には示されていない)とを相互接続させてもよい。アンテナ(4a、4b、4c)の第1のレイヤは見ることができ、三次元構造(11k、11g、11d)のそれぞれのレイヤ上に位置する。
図4は基板構造(1c)の第4の例であって、これ以降に説明する特徴が上面図に示されており、表面/上部レイヤの下の構成要素もまた明確化の理由から部分的に示されている。基本的に、図4の全ての構成要素は、それらの特徴に関する以下の説明を除き、またはそれに加えて、図3の構成要素に対応する。第1、第2、及び第3の平面アンテナ(4a、4b、4c)、第3の基板集積導波管(5c)、及び第3のマイクロストリップ線路(6d)は、図3において説明された同一の構成要素にそれぞれ対応する。この場合、第3の平面アンテナ(4c)は第2及び第1の平面アンテナの間に配置される。よって、第1及び第3の平面アンテナと第3の基板集積導波管とが90°の角度を形成し、並びに第2及び第3の平面アンテナと第3の基板集積導波管もまた90°の角度を形成する。それゆえ、第1及び第2の基板集積導波管もまた第3の平面アンテナ(4c)のレイヤの下で曲線形状をとり、そこでは矢印Gの視点から見て右へ第2の基板集積導波管が方向を変え(平行して整列する2つの円の列として示されている)、第3の基板集積導波管は左へ時方向を変えて、それぞれの平面アンテナと接続する。特に、第2の基板集積導波管は、第3の基板集積導波管とは異なるレイヤ上にある。アンテナ(4a、4b、4c)の第1のレイヤは見ることができ、三次元構造(11k、11g、11d)のそれぞれのレイヤ上に位置する。
図5は基板構造(1d)の第5の例であって、これ以降に説明する全ての特徴が上面図に示されており、表面/上部レイヤの下の構成要素もまた明確化の理由から部分的に示されている。基本的に、図5の全ての構成要素は、それらの特徴に関する以下の説明を除き、またはそれに加えて、図4の構成要素に対応する。ダイプレクサ(17)を除き、図5に示されている他の全ての構成要素は、図4において説明した構成要素に対応する。ダイプレクサ(17)は、第3の平面アンテナのレイヤの下に配置され、第3の基板集積導波管の後に割当てられる。ダイプレクサ(17)は、第3の平面アンテナの右側または左側にそれぞれ配置される第1の平面アンテナ及び第2の平面アンテナへ電磁波を供給するように使用可能である。ダイプレクサ(17)は、第1の平面アンテナ(4a)と接続する第1の枝部(18a)、及び第2の平面アンテナ(4b)と接続する第2の枝部(18b)を備える。最終的に、基板集積導波管(5d)の搬送チャネル(8d)の下に配置される搬送チャネルは、ダイプレクサ(17)の入射口となる角部としての機能を果たすビアによって、末端で拡げられる。ダイプレクサ(17)は最終的に、チャネルの幅の中央に位置する分離ビア(19)によって、2つの枝部に分割される。信号強度の分布に依存し、分離ビア(19)を、特定の平面アンテナへより多くの電力を供給するように移動させることもできる。第1及び第2のアンテナ(4a、4b)の第1のレイヤは見ることができ、三次元構造(11d)の同一のレイヤ上に位置する。
最新技術の方形導波管(WG)に対する解決策は、図1から図5において示したように、基板集積導波管(SIWG)としての被覆された基板へと方形導波管を集積することである。SIWG技術は、その低損失低コストによって特徴付けられ、多くのマイクロ波及びミリ波の構成要素及びサブシステムについての出版物内で報告されている。
SIWG、アンテナ搬送、アンテナ自体、及びチャネルフィルタは、1つの構成要素内で、同一の材料から、同一の製造ステップ(図1)において作成される。全ての構成要素について同一の製造技術が用いられることから、副次的な回路の構成要素間の、設計が複雑な遷移部は必要とされない。さらなるシステムの小型化のためには、個々の構成要素は三次元モジュール(図2)と呼ばれるマルチレイヤ構成内に配置される。
複数の構成要素をそれぞれの上面に堆積させて、より複雑な集積化モジュールを形成することができる(図2)。この堆積型配置の利点は、製造中にSIWGの生成に必要なビアの穴部の処理を1つのステップで行うことができる点である。これは、相当に低い生産コストと、相当に低い個々の構成要素間の性能差異とをもたらす。
SIWGは、システム全体のサイズを最小化するために曲げられ、またはどういった形状をも取り得るように、柔軟な板材料から製造される。この柔軟な板材料には、例えば液晶高分子を含む。従来の方形導波管(WG)は、サイズが大きく、分厚く、また重いものである。対照的に、SIWGはサイズがより小さく、よってシステム内の集積化に求められる空間もより少ない。従来の方形導波管のように、SIWGは導波管の外部に放射を行わず、それゆえ損失が低く、クロストークを無視できる。
SIWGは被覆された(金属化された)基板から製造されるため、アンテナ部分、SIWG、及びチャネルフィルタのような回路の他の構成要素を、同一の形成技術により、同一の製造ステップ内で、そして同一の材料から作成することができる。
図1によれば、SIWGとアンテナ間の遷移部は相当に単純化され、前記遷移部は、同一平面上の単純なマイクロストリップまたはビアによる遷移部を含む。従来の導波管に求められるような金属加工と比較して、ミリ波導波管の適用場面にはマイクロメートル範囲の精度が求められるため、エッチング技術(SIWGに用いられる)を用いる製造工程が採用される。
SIWGは、マルチレイヤ構造を有する可能性を提示する。SIWGはマルチレイヤ構成内に集積することができ、それにより多くの空間が節約され、SIWGはクロストークの弊害を受けない。SIWGに柔軟な材料を用いることで、さらに折り重ねてシステムサイズを最小化することができ、そうすることでより高度な集積化密度に導かれる。
これまで、回路板、アンテナ、搬送ネットワーク及びチャネルフィルタのような副次的構成要素は、分離された部分として作成され、高価な組立部品に接続されてきた。よって、本発明の主題に係る利点は、次の通りである:
・SIWGにより、全てのこれら回路の副次的構成要素は1つの回路に集積され、そしてより良好な電気的性能、より小さいサイズ、高い集積化密度、及び最終的に安価な製品がもたらされる。
・構成要素がマルチレイヤ技術によって配置され、同一の導波管技術(ここではSIWG)から製造されるため、サイズがより小さくなる。
・無線周波数(RF)性能がより少ないクロストークにより改善され、回路の構成要素間の遷移部が少なくなり、相互接続の長さ(電気的長さ)が短縮され、それにより送信の振る舞いの変動が小さくなる。
・特に異なるレイヤ上の導波管フィルタについて、異なる導波管に同一のビアの穴部を用いることができる。これにより製造工程が単純化され、よって生産コストが下落する。加えて、ビア穴部の処理が複数の構成要素間で共有されるため、考慮されるべき処理の変動が小さくなることで生産の歩留まりが増加する。
ここで詳細に説明される液晶高分子(LCP)は、本発明において用いることのできる材料の一例に過ぎない。液晶高分子は、パラオキシ安息香酸及び関連する高分子に基づく、部分的に結晶構造をとる芳香族ポリエステルの1つの種類である。液晶高分子は、液相においては高度に秩序だった構造の領域を形成することができる。典型的には、LCPは、高温における顕著な機械的性質、優れた化学的耐性、特有の難燃性、及び良好な耐候性を有する。液晶高分子は、焼結可能な高温から射出成型可能な合成物まで多様な形態をとして現れる。焼結は、材料を粒子が互いに接着するまで(融点下で)加熱することにより、物体を粉状体から生成する方法である。LCPは例外的に非活性である。LCPは、上昇した温度でほとんどの化学物質の存在下で応力亀裂に抵抗し、その化学物質には芳香族酸またはハロゲン化炭化水素、強酸、塩基、ケトン、及び他の攻撃性を持つ工業的物質が含まれる。沸騰水中における加水分解安定性は優秀である。当該高分子を劣化させる環境は、高温蒸気、濃硫酸、及び沸騰する腐食性材料である。
本発明に係る基板構造を備えたある実施形態を示している。 本発明に係る基板構造を備えた他の実施形態を示している。 本発明に係る基板構造を備えた他の実施形態を示している。 本発明に係る基板構造を備えた他の実施形態を示している。 本発明に係る基板構造を備えた他の実施形態を示している。

Claims (16)

  1. 内部に電磁波を誘導するよう使用可能な基板集積構造(1)であって、前記基板集積構造(1)は1つの集積単位であり、それぞれ電磁波を誘導するよう使用可能な複数の基板集積導波管(5a、5b、5c)と、前記複数の基板集積導波管(5a、5b、5c)にそれぞれ接合され電磁波を受信及び/または放出するよう使用可能な複数の平面アンテナ(4a、4b、4c)とを備える、基板集積構造(1)。
  2. 前記基板集積導波管(5a、5b、5c)は、ビア(10c)及びマイクロストリップ導体(22a及び22b)を備えることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 少なくとも1つの前記基板集積導波管(5a、5b、5c)は、電磁波周波数フィルタ(9a、9b、9c)を備えることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の装置。
  4. 少なくとも1つの前記基板集積導波管(5a、5b、5c)は、少なくとも2つの前記基板集積導波管(5a、5b、5c)を相互接続するよう使用可能な相互接続を備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の装置。
  5. 前記相互接続は、マルチプレクサ(17)を備えることを特徴とする、請求項4に記載の装置。
  6. 前記基板集積構造(1)は、マルチレイヤ基板(11)内に実装されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の装置。
  7. 少なくとも2つの前記平面アンテナ(4a、4b、4c)は、それぞれ異なるレイヤに配置されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の装置。
  8. 少なくとも2つの前記基板集積導波管(5a、5b、5c)は、それぞれ異なるレイヤに配置されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の装置。
  9. 前記ビア(10c)の少なくとも一部は、同時に全ての基板集積導波管(5a、5b、5c)の一部であることを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  10. 少なくとも1つの前記平面アンテナ(4a、4b、4c)とそれぞれの前記基板集積導波管(5a、5b、5c)との間の接続は、マイクロストリップ線路(6a、6b、6c)を備えることを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の装置。
  11. 前記基板集積導波管(5a、5b、5c)は、互いに平行であることを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載の装置。
  12. 前記平面アンテナ(4a、4b、4c)は、互いに平行であることを特徴とする、請求項1〜11のいずれかに記載の装置。
  13. 少なくとも1つの基板集積導波管は前記平面アンテナ(4a、4b、4c)の一方の側に配置され、少なくとも1つの基板集積導波管は前記平面アンテナ(4a、4b、4c)の他方の側に配置されることを特徴とする、請求項1〜12のいずれかに記載の装置。
  14. 前記装置は複数のレイヤを備え、前記レイヤはそれぞれ構成要素を備え、各レイヤの構成要素及び/または各レイヤが形成されるのと同一のステップにおいて前記装置のレイヤを貫いてビアが形成されることを特徴とする、請求項1〜13のいずれかに記載の装置を製造する方法。
  15. 前記装置は複数のレイヤを備え、前記レイヤはそれぞれ構成要素を備え、前記装置の他の全ての構成要素が生産された後に前記装置を貫いてビアが生産されることを特徴とする、請求項1〜13のいずれかに記載の装置を生産する方法。
  16. ビアが少なくとも1つのレイヤを貫いて垂直に伸張することを特徴とする、請求項15に記載の装置の生産方法。
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