JP2015164272A - 平面アンテナ - Google Patents

平面アンテナ Download PDF

Info

Publication number
JP2015164272A
JP2015164272A JP2014039705A JP2014039705A JP2015164272A JP 2015164272 A JP2015164272 A JP 2015164272A JP 2014039705 A JP2014039705 A JP 2014039705A JP 2014039705 A JP2014039705 A JP 2014039705A JP 2015164272 A JP2015164272 A JP 2015164272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
distributor
feed
power supply
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014039705A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5995889B2 (ja
Inventor
剛 奥長
Go Okunaga
剛 奥長
彰 中津
Akira Nakatsu
彰 中津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Pillar Packing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Pillar Packing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Pillar Packing Co Ltd filed Critical Nippon Pillar Packing Co Ltd
Priority to JP2014039705A priority Critical patent/JP5995889B2/ja
Priority to US15/110,945 priority patent/US10079436B2/en
Priority to PCT/JP2015/053154 priority patent/WO2015129422A1/ja
Priority to KR1020167019766A priority patent/KR101792964B1/ko
Priority to DE112015001017.3T priority patent/DE112015001017T5/de
Publication of JP2015164272A publication Critical patent/JP2015164272A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5995889B2 publication Critical patent/JP5995889B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/06Arrays of individually energised antenna units similarly polarised and spaced apart
    • H01Q21/061Two dimensional planar arrays
    • H01Q21/065Patch antenna array
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P5/00Coupling devices of the waveguide type
    • H01P5/12Coupling devices having more than two ports
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q5/00Arrangements for simultaneous operation of antennas on two or more different wavebands, e.g. dual-band or multi-band arrangements
    • H01Q5/50Feeding or matching arrangements for broad-band or multi-band operation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/0006Particular feeding systems
    • H01Q21/0075Stripline fed arrays

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)

Abstract

【課題】 ミリ波帯用の平面アンテナの指向特性を向上させるとともに、広帯域化することを目的とする。【解決手段】 給電線13は、主給電線21と、2つの副給電線22と、主給電線21を2つの副給電線22に分岐する分配器S2とを有している。分配器S2は、主給電線21の両サイドエッジ21L,21Rを副給電線22の第1エッジ221と繋ぐ曲線からなる2つのアウターエッジ30L,30Rと、副給電部22の第2エッジ222を互いに繋ぐインナーエッジ31とを備え、インナーエッジ31が、互いに他方に向かって凸となる2つのインナー曲線31L,31Rで構成され、主給電線21側に向けて窪む尖頭形状からなる。【選択図】 図1

Description

本発明は、平面アンテナに係り、更に詳しくは、電磁波を放射するための放射パターンが誘電体基板上に形成された平面アンテナ、例えば、マイクロ波帯やミリ波帯の電波を利用した通信等に用いることができるマイクロストリップアンテナの改良に関する。
マイクロストリップアンテナは、誘電体基板上に形成されたマイクロストリップ線路を利用して、マイクロ波帯やミリ波帯の電磁波を送受信する小型軽量の平面アンテナであり、例えば、監視レーダー用アンテナとして利用されている。
図11は、従来のマイクロストリップアンテナの一構成例を示した図である(例えば、特許文献1)。マイクロストリップアンテナは、誘電体基板10の前面にアンテナパターン11が形成され、当該誘電体基板10の背面側に接地板が形成された平面アンテナである。アンテナパターン11は、給電点12、給電線13及び放射素子14により構成され、給電線13を介して、給電点12から放射素子14へ電力が供給される。
マイクロストリップアンテナは、2以上の放射素子14を設けることにより、指向特性を向上させることができるが、2以上の放射素子を共通の給電点12に接続しようとすれば、給電線13上に分配器S3を設ける必要がある。分配器S3は、主給電線21を2以上の副給電線22に分岐させるT字形状のパターンであり、分岐された副給電線22ごとに放射素子14が接続される。
給電線13上に分配器S3を設けた場合、特性インピーダンスの不整合により、分配器S3において電力の反射が生じ、アンテナ利得が低下する。そこで、従来のマイクロストリップアンテナでは、λ/4変成器と呼ばれるインピーダンス変成器26が設けられている。インピーダンス変成器26は、主給電線21と分配器S3の間に挿入される素子であり、主給電線21とは異なる線路幅を有し、1/4波長の線路長を有している。このようなインピーダンス変成器26を設けることにより、分配器S2における反射を抑制し、アンテナ利得の低下を抑制することができる。
しかしながら、上述した従来のマイクロストリップアンテナは、インピーダンス変成器26によって帯域幅が制限され、広帯域のマイクロストリップアンテナを実現することができないという問題があった。例えば、60GHz帯で使用されるマイクロストリップアンテナの場合、インピーダンス変成器26を用いると、帯域幅が1GHz程度に制限され、数GHz以上の帯域幅で使用することはできない。
さらに、分配器S3を形成するT字パターンからは不要波が放射されるため、当該不要波が放出され、放射効率を低下させ、あるいは、指向特性に悪影響を与えるという問題もあった。
WO2006/13202
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、不要放射を抑制した平面アンテナを提供することを目的とする。また、広帯域の平面アンテナを提供することを目的とする。特に、ミリ波帯で使用される平面アンテナにおいて不要放射を抑制しつつ、広帯域化することを目的とする。
第1の本発明による平面アンテナは、給電線を介して共通の給電点から2以上の放射素子へ給電する平面アンテナにおいて、上記給電線は、主給電線と、2つの副給電線と、上記主給電線を2つの上記副給電線に分岐する分配器とを有し、上記分配器は、上記主給電線の両サイドエッジを上記副給電線の第1エッジと繋ぐ曲線からなる2つのアウターエッジと、上記副給電部の第2エッジを互いに繋ぐインナーエッジとを備え、上記インナーエッジが、互いに他方に向かって凸となる2つの曲線で構成され、上記主給電線側に向けて窪む尖頭形状からなることを特徴とする平面アンテナ。
このような構成を採用することにより、分配器のアウターエッジ及びインナーエッジを分岐経路に沿って曲線で構成することができる。このため、分配器から不要波が放射されるのを抑制することができる。また、インピーダンス変成器を用いることなく反射を抑制することができ、平面アンテナを広帯域化することができる。
第2の本発明による平面アンテナは、上記構成に加えて、上記インナーエッジが、2つの円弧で構成され、上記アウターエッジが、対向する上記円弧と同心円となる円弧で構成される。このような構成を採用することにより、分配器における不要波の放射をより効果的に抑制することができる。
第3の本発明による平面アンテナは、上記構成に加えて、上記副給電線が、ともに上記主給電線と略直交し、互いに反対方向に延び、上記分配器のアウターエッジが、中心角が略90°となるように構成される。このような構成を作用することにより、より小さな基板にアンテナパターンを配置することができ、製造コストを低減することができる。
第4の本発明による平面アンテナは、給電線を介して共通の給電点から2以上の放射素子に給電する平面アンテナにおいて、上記給電線が、上記給電点側の主給電線を上記放射素子側の2つの副給電線に分岐させる分配器とを有し、上記分配器が、上記主給電線を2つの上記副給電線とそれぞれ接続する2つの接続線を重ね合わせた形状からなり、上記接続線が、上記主給電線を上記副給電線と滑らかに接続する湾曲線形状からなる。
第5の本発明による平面アンテナは、給電線を介して共通の給電点から3以上の放射素子に給電する平面アンテナにおいて、上記給電線が、上記給電点側の主給電線を上記放射素子側の3つの副給電線に分岐させる分配器を有し、上記分配器が、3つの上記副給電線にそれぞれ接続される3つの接続線を重ね合わせた形状からなり、中央の上記接続線が、中心線が上記主給電線と略一致する中央の上記副給電線に接続される略直線形状からなり、両側の上記接続線が、上記主給電線と略直交するとともに互いに反対方向に延びる両側の上記副給電線に対し、上記主給電線を滑らかに接続する湾曲線形状からなる。
第6の本発明による平面アンテナは、上記構成に加えて、上記主給電線、上記副給電線及び上記接続線は、いずれも略同一の線幅を有する。
第7の本発明による平面アンテナは、上記構成に加えて、上記接続線の中心線の曲率半径が、上記線幅以上となるように構成される。
本発明によれば、不要放射を抑制した平面アンテナを提供することができる。このため、平面アンテナの放射効率を向上させ、あるいは、指向特性を向上させることができる。また、広帯域の平面アンテナを提供することができる。特に、ミリ波帯で使用される平面アンテナにおいて不要放射を抑制しつつ、広帯域化することができる。
本発明の実施の形態によるマイクロストリップアンテナ100の一構成例を示した平面図である。 図1のマイクロストリップアンテナ100をA−A切断線により切断した場合の断面図である。 分配器S2の詳細構成を説明するための説明図である。 分配器S2の望ましい形状の一例を示した図である。 本実施の形態による分配器S2と、比較すべき従来の分配器とを示した図である。 図5の各分配器における不要放射の利得を示した図である。 分配器S1の詳細構成を説明するための説明図である。 分配器S1の望ましい形状の一例を示した図である。 本実施の形態による分配器S1と、比較すべき従来の分配器とを示した図である。 図9の各分配器における不要放射の利得を示した図である。 従来のマイクロストリップアンテナの一構成例を示した図である。
図1及び図2は、本発明の実施の形態1によるマイクロストリップアンテナ100の一構成例を示した図である。図1は、マイクロストリップアンテナ100の平面図であり、図2は、図1のマイクロストリップアンテナ100をA−A切断線により切断した場合の断面図である。
マイクロストリップアンテナ100は、マイクロ波の送信又は受信に適した小型軽量のアンテナであり、無線通信端末や小型レーダーなどに用いられる。例えば、携帯通信端末に搭載し、データ通信用アンテナとして使用することができる。特に、Wigig(Wireless Gigabit)規格に準じた高速データ通信用のアンテナとして好適である。また、自動車等の移動体に搭載し、前方監視レーダーの送受信アンテナとして用いることもできる。
マイクロストリップアンテナ100は、誘電体基板10の両面に導電層が形成された平面アンテナである。誘電体基板10は、比誘電率が小さい誘電体、例えば、無機繊維を含むフッ素樹脂からなる平板形状の基板である。誘電体基板10の前面には、アンテナパターン11が形成されている。アンテナパターン11は、導電性金属箔をエッチング加工することによって形成されたストリップ線路であり、給電点12、給電線13及び2以上の放射素子14により構成される。一方、誘電体基板10の背面には、概ね全面を覆う導電性金属からなる接地板15が形成されている。つまり、アンテナパターン11及び接地板15が、誘電体基板10を挟んで互いに対向するように配置されている。
給電点12は、アンテナパターン11が送受信回路等の高周波回路(不図示)に接続される接続点であり、高周波回路との接続は周知の方法で行われる。例えば、誘電体基板10の裏面側に導波管を配置し、誘電体基板10に導波管及びストリップ線路の変換器を設ける場合であれば、当該変換器内に配置される給電線13の一端が給電点12となる。
給電線13は、給電点12及び放射素子14を接続する細長いパターンであり、電磁波の送信時には、給電点12から放射素子14へ電力を供給し、受信時には逆方向に供給する。また、給電線13は、分配器S1,S2を備えている。
放射素子14は、電磁波を自由空間に放出する素子である。平面アンテナは、2以上の放射素子14を用いることにより、良好な指向特性を得ることができる。このため、本実施の形態によるマイクロストリップアンテナ100は、4つの放射素子が設けられている。各放射素子14は、分岐後の給電線13の先端にそれぞれ接続され、共通の給電点12に接続されている。
分配器S1,S2は、給電点12側の1本の給電線を、放射素子14側の2本以上の給電線に分岐する回路素子である。給電点12に接続された給電線は、分配器S1において3つの給電線に分岐される。分岐後の3つの給電線のうち、中央の分岐線は、更に分配器S2において2つの給電線に分岐される。本明細書では、注目している分配器S1,S2に接続された給電線のうち、給電点12側のものを主給電線21と呼び、放射素子14側のものを副給電線22と呼ぶことにする。つまり、分配器S1は、主給電線21を3つの副給電線22に分岐させる回路素子であり、分配器S2は、主給電線21を2つの副給電線22に分岐させる回路素子である。
分配器S1の主給電線21は、給電点12に接続された直線形状の給電線である。分配器S1の中央の副給電線22Cは、中心線が分配器S1の主給電線21と略一致する直線形状の給電線である。分配器S1の両側の副給電線22L,22Rは、その先端に放射素子14が接続されている。また、当該副給電線22L,22Rは、屈曲部24を有し、屈曲部24よりも分配器S1側では、主給電線21と略直交し、互いに反対方向に延びる。一方、屈曲部24よりも放射素子14側では、主給電線21と略平行に延びる。
分配器S2の主給電線21は、分配器S1の中央の副給電線22Cである。分配器S2の副給電線22L,22Rは、その先端に放射素子14が接続されている。また、当該副給電線22L,22Rは、屈曲部24を有し、屈曲部24よりも分配器S2側では、主給電線21と略直交し、互いに反対方向に延びる。一方、屈曲部24よりも放射素子14側では、主給電線21と略平行に延びる。
なお、本実施の形態では、副給電線22L,22Rが、屈曲部24において直角に折れ曲がる直線形状からなる場合の例について説明するが、屈曲部24は、滑らかな湾曲線形状であってもよい。例えば、副給電線22L,22Rの中心線の曲率半径が、その線幅以上となる円弧形状であってもよい。
<分配器S2>
図3は、分配器S2の詳細構成を説明するための説明図であり、図1の分配器S2及びその周辺が拡大して示されている。分配器S2は、主給電線21の中心線に関して線対称となる形状を有している。
分配器S2は、滑らかな曲線形状からなる2つの接続線4L,4Rを重ね合わせた形状を有する。接続線4Lは、主給電線21を延長して湾曲させた形状を有し、主給電線21を左の副給電線22Lに滑らかに接続する給電経路である。同様にして、接続線4Rも、主給電線21を延長して湾曲させた形状を有し、主給電線21を右の副給電線22Rに滑らかに接続する給電経路である。当該分配器S2は、アウターエッジ30L,30Rと、インナーエッジ31とによって囲まれた領域からなり、給電経路に沿って延びる滑らかな曲線のエッジで囲まれている。この分配器S2の形状について更に詳しく説明する。
主給電線21は、一定の線幅Wを有し、上下方向に延びる直線形状からなり、両サイドエッジ21R,21Lを有する。副給電線22L,22Rは、主給電線21と一致する一定の線幅Wを有し、主給電線21に近い第1エッジ221と、主給電線21から遠い第2エッジ222を有する。
左側のアウターエッジ30Lは、主給電線21の左サイドエッジ21Lと、左側の副給電線22Lの第1エッジ221とを滑らかに繋ぐ曲線である。同様にして、右側のアウターエッジ30Rは、主給電線21の右サイドエッジ21Rと、右側の副給電線22Rの第1エッジ221とを滑らかに繋ぐ曲線である。これらのアウターエッジ30L,30Rは、いずれも分配器S2の内側に向かって凸となる形状を有している。
インナーエッジ31は、2つのインナー曲線31L,31Rで構成される。インナー曲線31L,31Rは、その一端が左右の副給電線22L,22Rの第2エッジ222と滑らかに繋がっている。また、インナー曲線31L,31Rは、互いに他方に向かって凸となる曲線である。インナーエッジ31は、インナー曲線31L,31Rの他端を互いに繋いで構成され、分配器S2の内側、つまり、主給電線21側に向かって凸となる尖頭形状からなる。
図4は、分配器S2の望ましい形状の一例を示した図である。分配器S2を構成する2つの接続線4L,4Rは、円弧形状からなり、主給電線21及び副給電線22と略同一の線幅Wを有する。更に具体的に説明すれば、以下の通りである。
分配器S2の左側のアウターエッジ30L及び左側のインナー曲線31Lは同心円の円弧で構成され、当該同心円の中心は、主給電線21よりも左側に配置されている。アウターエッジ30Lの半径はW、インナー曲線31Lの半径は2Wである。つまり、接続線4Lは、線幅がW、中心線の曲率半径が1.5Wの円弧形状からなる。
全く同様にして、分配器S2の右側のアウターエッジ30R及び右側のインナー曲線31Rは同心円の円弧で構成され、当該同心円の中心は、主給電線21よりも右側に配置されている。アウターエッジ30Rの半径はW、インナー曲線31Rの半径は2Wである。つまり、接続線4Rは、線幅がW、中心線の曲率半径が1.5Wの円弧形状からなる。
<分配器S2における不要放射の抑制効果>
図5及び図6は、本実施の形態によるマイクロストリップアンテナ100による不要放射の抑制効果を示した図である。図5の(a)〜(d)には、異なる4つの分配器が示されている。いずれも、主給電線21を2つの副給電線22に分岐するパターンであり、各副給電線22は、主給電線21と直交し、互いに反対方向に延びている。また、いずれの場合も、主給電線21及び副給電線22L,22Rの線幅Wは0.35mmである。
(a)〜(c)の分配器は、本実施の形態によるマイクロストリップアンテナ100に設けられた分配器S2の一例であり、いずれの分配器S2も、接続線4L,4Rが線幅Wの円弧からなるが、その曲率が互いに異なっている。接続線4L,4Rの中心線の曲率半径は、(a)が2.5W、(b)が1.5W、(c)がWである。一方(d)の分配器は、(a)〜(c)と比較すべき従来の分配器であり、曲線を用いないT字形状からなり、主給電線21側には、インピーダンス変成器26が設けられている。
図6の(A)及び(B)は、図5の各分配器(a)〜(d)からの放射波の利得を示した図であり、シミュレーションで求められた値が示されている。図6(A)は、垂直方向に関する指向特性を示した図であり、縦軸に不要放射波の絶対利得をとり、横軸に指向角をとって示されている。図6(B)には、正面方向の絶対利得、つまり、図6(A)における角度0の時の値が示されている。いずれも分岐部から放射された不要波の利得であり、小さい値である方が望ましい。また、別途、分配器(a)〜(d)における透過量を求めている。これらの結果をまとめると、次の通りである。
Figure 2015164272
(a)〜(c)と(d)とを比較すれば、透過量に大きな差がないのに対し、分配器からの放射波の利得には大きな差が生じている。つまり、本実施の形態による分配器(a)〜(c)は、インピーダンス変成器26を有する従来の分配器(d)と比べて、分配器で生じる反射に顕著な差が生じていないことがわかる。それに加えて、本実施の形態による分配器(a)〜(c)は、従来の分配器(d)に比べて、不要放射波の正面利得が顕著に低減していることがわかる。また、接続線4L,4Rの線幅がWの場合、その中心線の曲率半径がW以上であれば、不要放射波の正面利得を低減できることがわかる。
<分配器S1>
図7は、分配器S1の詳細構成を説明するための説明図であり、図1の分配器S1及びその周辺が拡大して示されている。分配器S1は、主給電線21の中心線に関して線対称となる形状を有している。
分配器S1は、直線形状からなる接続線4Cと、滑らかな曲線形状からなる2つの接続線4L,4Rとを重ね合わせた形状を有する。接続線4Cは、主給電線21を延長した直線形状を有し、主給電線21を中央の副給電線22Cに接続する給電経路である。接続線4Lは、主給電線21を延長して湾曲させた形状を有し、主給電線21を左の副給電線22Lに滑らかに接続する給電経路である。同様にして、接続線4Rも、主給電線21を延長して湾曲させた形状を有し、主給電線21を右の副給電線22Rに滑らかに接続する給電経路である。当該分配器S1は、アウターエッジ30L,30Rと、インナーエッジ32L,32Rとによって囲まれた領域からなり、3つの給電経路に沿って形成された曲線及び直線のエッジで囲まれている。この分配器S1の形状について更に詳しく説明する。
主給電線21は、一定の線幅Wを有し、上下方向に延びる直線形状からなり、両サイドエッジ21R,21Lを有する。3つの副給電線22L,22C,22Rは、主給電線21と一致する一定の線幅Wを有する。また、両側の副給電線22L,22Rは、主給電線21に近い第1エッジ221と、主給電線21から遠い第2エッジ222とを有し、中央の副給電線22Cは、両サイドエッジ223,224を有する。
左側のアウターエッジ30Lは、主給電線21の左サイドエッジ21Lと、左側の副給電線22Lの第1エッジ221とを滑らかに繋ぐ曲線である。同様にして、右側のアウターエッジ30Rは、主給電線21の右サイドエッジ21Rと、右側の副給電線22Rの第1エッジ221とを滑らかに繋ぐ曲線である。これらのアウターエッジ30L,30Rは、いずれも分配器S1の内側に向かって凸となる形状を有している。
左側のインナーエッジ32Lは、インナー曲線31L及びインナー直線323により構成される。インナー曲線31Lは、その一端が左の副給電線22Lの第2エッジ222と滑らかに繋がっている。インナー直線323は、中央の副給電線22Cの左サイドエッジ223と滑らかに繋がっている。また、インナー曲線31Lは、インナー直線323に向かって凸となる曲線である。左側のインナーエッジ32Lは、インナー曲線31L及びインナー直線323を繋いで構成され、分配器S1の内側、つまり、主給電線21側に向かって凸となる尖頭形状からなる。
右側のインナーエッジ32Rは、インナー曲線31R及びインナー直線324により構成される。インナー曲線31Rは、その一端が右の副給電線22Rの第2エッジ222と滑らかに繋がっている。インナー直線324は、中央の副給電線22Cの右サイドエッジ224と滑らかに繋がっている。また、インナー曲線31Rは、インナー直線324に向かって凸となる曲線である。右側のインナーエッジ32Rは、インナー曲線31R及びインナー直線324を繋いで構成され、分配器S1の内側、つまり、主給電線21側に向かって凸となる尖頭形状からなる。
図8は、分配器S1の望ましい形状の一例を示した図である。分配器S1を構成する2つの接続線4L,4Rは、円弧形状からなり、主給電線21及び副給電線22L,22C,22Rと略同一の線幅Wを有する。更に具体的に説明すれば、以下の通りである。
分配器S1の左側のアウターエッジ30L及び左側のインナー曲線31Lは同心円の円弧で構成され、当該同心円の中心は、主給電線21よりも左側に配置されている。アウターエッジ30Lの半径はW、インナー曲線31Lの半径は2Wである。つまり、接続線4Lは、中心線の曲率半径が1.5Wの円弧形状からなる。
全く同様にして、分配器S1の右側のアウターエッジ30R及び右側のインナー曲線31Rは同心円の円弧で構成され、当該同心円の中心は、主給電線21よりも右側に配置されている。アウターエッジ30Rの半径はW、インナー曲線31Rの半径は2Wである。つまり、接続線4Rは、中心線の曲率半径が1.5Wの円弧形状からなる。
<分配器S1における不要放射の抑制効果>
図9及び図10は、本実施の形態によるマイクロストリップアンテナ100による不要放射の抑制効果を示した図である。図9の(a)〜(d)には、異なる4つの分配器が示されている。いずれも、主給電線21を3つの副給電線22L,22C,22Rに分岐するパターンであり、中央の副給電線22Cは、中心線が主給電線21と一致し、両側の副給電線22L,22Rは、主給電線21と直交し、互いに反対方向に延びている。また、いずれの場合も、主給電線21及び副給電線22L,22C,22Rの線幅Wは0.35mmである。
(a)〜(c)の分配器は、本実施の形態によるマイクロストリップアンテナ100に設けられた分配器S1の一例であり、いずれの分配器S1も、接続線4L,4Rが線幅Wの円弧からなるが、その曲率が互いに異なっている。接続線4L,4Rの中心線の曲率半径は、(a)が2.5W、(b)が1.5W、(c)がWである。一方(d)の分配器は、(a)〜(c)と比較すべき従来の分配器であり、曲線を用いない十字形状からなり、分配器の主給電線21側には、インピーダンス変成器26が設けられている。
図10の(A)及び(B)は、図9の各分配器からの放射波の利得を示した図であり、シミュレーションで求められた値が示されている。図10(A)は、垂直方向に関する指向特性を示した図であり、縦軸に不要放射波の絶対利得をとり、横軸に指向角をとって示されている。図10(B)には、正面方向の絶対利得、つまり、図10(A)における角度0の時の値が示されている。いずれも分岐部から放射された不要波の利得であり、小さい値である方が望ましい。
(a)〜(c)と(d)とを比較すれば、分配器からの放射波の利得には大きな差が生じている。つまり、本実施の形態による分配器(a)〜(c)は、従来の分配器(d)に比べて、不要放射波の正面利得が顕著に低減していることがわかる。また、接続線4L,4Rの線幅がWの場合、中心線の曲率半径がW以上であれば、不要放射波の正面利得を低減できることがわかる。
本実施の形態によるマイクロストリップアンテナ100は、給電線13を介して、共通の給電点12から2以上の放射素子14へ給電する平面アンテナであって、給電線13は、給電点12側の主給電線21を放射素子14側の2つの副給電線22L,22Rに分岐させる分配器S2を有し、分配器S2は、2つの副給電線22L,22Rにそれぞれ接続される2つの接続線4L,4Rを重ね合わせた形状からなり、接続線4L,4Rは、副給電線22L,22Rに対し、主給電線21を滑らかに接続する湾曲線形状からなる。
つまり、分配器S2は、主給電線21の両サイドエッジ21L,21Rを副給電線22L,22Rの第1エッジ221と繋ぐ曲線からなる2つのアウターエッジ30L,30Rと、副給電部22の第2エッジ222を互いに繋ぐインナーエッジ31とを備え、インナーエッジ31が、互いに他方に向かって凸となる2つのインナー曲線31L,31Rで構成され、主給電線21側に向けて窪む尖頭形状からなる。
このよう構成を採用することにより、分配器S2のアウターエッジ30L,30R及びインナーエッジ31を電力の伝搬経路に沿って延びる曲線で構成することができる。このため、分配器S2から不要波が放射されるのを抑制することができる。従って、マイクロストリップアンテナ100の放射効率を向上させ、あるいは、指向特性を向上させることができる。また、インピーダンス変成器を用いることなく、分配器S2における反射を抑制することができ、マイクロストリップアンテナ100を広帯域化することができる。
一般に、無線通信は、短波長の帯域を利用するほど高速化することができ、広い帯域幅を利用するほど大容量化することができる。このため、高速無線通信に関するWigig規格では、60GHz帯において7〜9GHzの帯域幅を使用することが想定されている。本発明によれば、このようなミリ波帯における広帯域の無線通信に使用することができる小型軽量の平面アンテナを提供することができる。
また、本実施の形態によるマイクロストリップアンテナ100は、インナーエッジ31を構成するインナー曲線31L,31Rが、ともに円弧で構成され、アウターエッジ30L,30Rも、対向するインナー曲線31L,31Rと同心円となる円弧で構成されている。このため、分配器S1における不要波の放射をより効果的に抑制することができる。
また、本実施の形態によるマイクロストリップアンテナ100は、2つの副給電線22L,22Rが、ともに主給電線21と略直交し、互いに反対方向に延び、分配器S2のアウターエッジ30L,30Rは、中心角が略90°の円弧となるように構成される。このため、より小さな基板上にアンテナパターン11を配置することができ、製造コストを低減することができる。
例えば、分配器S2をY字形状にした場合、T字形状の場合に比べて、反射を抑制することができ、あるいは、不要放射波を抑制することができると考えられる。しかしながら、2つの放射素子14を所定の間隔で配置しようとした場合、分配器S2から放射素子14までに長い距離を確保する必要が生じ、アンテナが大型化する。これに対し、本実施の形態によるマイクロストリップアンテナ100では、副給電線22を主給電線21略直交させているため、アンテナパターン11を顕著に大型化することがなく、製造コストを低減することができる。
また、本実施の形態によるマイクロストリップアンテナ100は、給電線13を介して、共通の給電点12から3以上の放射素子14へ給電する平面アンテナであって、給電線13は、給電点12側の主給電線21を放射素子14側の3つの副給電線22に分岐する分配器S1を有している。分配器S1は、3つの副給電線22L,22C,22Rにそれぞれ接続される3つの接続線4L,4C,4Rを重ね合わせた形状からなる。中央の接続線4Cは、中心線が主給電線21と略一致する中央の副給電線22Cに対し、主給電線21を接続される略直線形状からなる。両側の接続線4L,4Rは、主給電線21と略直交するとともに互いに反対方向に延びる両側の副給電線22L,22Rに対し、主給電線21を滑らかに接続する湾曲線形状からなる。
つまり、分配器S1は、2つのアウターエッジ30L,30Rと、2つのインナーエッジ32L,32Rとを備えている。2つのアウターエッジ30L,30Rは、主給電線21の両サイドエッジ21L,21Rを両側の副給電線22L,22Rの第1エッジ221と繋ぐ曲線からなる。また、左側のインナーエッジ32Lは、インナー直線323と、インナー直線323に向かって凸となるインナー曲線31Lとにより構成され、主給電線21側に向けて窪む尖頭形状からなる。同様にして、右側のインナーエッジ32Rは、インナー直線324と、インナー直線324に向かって凸となるインナー曲線31Rとにより構成され、主給電線21側に向けて窪む尖頭形状からなる。
このような構成を採用することにより、分配器S1のアウターエッジ30L,30R及びインナーエッジ32L,32Rを電力の伝搬経路に沿って延びる曲線及び直線で構成することができる。このため、分配器S1から不要波が放射されるのを抑制することができる。従って、マイクロストリップアンテナ100の放射効率を向上させ、あるいは、指向特性を向上させることができる。また、インピーダンス変成器を用いることなく、分配器S1における反射を抑制することができ、マイクロストリップアンテナ100を広帯域化することができる。
なお、上記実施の形態では、望ましい例として、分配器S1,S2のアウターエッジ30L,30R及びインナー曲線31L,31Rが、いずれも円弧である場合の例について説明したが、本発明は、このような場合のみに限定されない。例えば、上記エッジが、楕円形の一部で構成されていてもよいし、放物線で構成されていてもよい。
また、本実施の形態では、アンテナパターン11が2以上の異なる分配器S1,S2を含む例について説明したが、本発明は、このような場合のみに限定されない。例えば、アンテナパターン11が1つの分配器のみを含む平面アンテナにも、本発明を適用することができる。また、アンテナパターン11が2以上の同一の分配器を含む平面アンテナにも適用することができる。
4L,4C,4R 接続線
10 誘電体基板
11 アンテナパターン
12 給電点
13 給電線
14 放射素子
15 接地板
21 主給電線
21L,21R 主給電線のサイドエッジ
22,22L,22C,22R 副給電線
221 副給電線の第1エッジ
222 副給電線の第2エッジ
223 副給電線の左サイドエッジ
224 副給電線の右サイドエッジ
24 屈曲部
26 インピーダンス変成器
30L,30R アウターエッジ
31 インナーエッジ
31L,31R インナー曲線
32L,32R インナーエッジ
323,324 インナー直線
100 マイクロストリップアンテナ
S1,S2 分配器
W 線幅
第1の本発明による平面アンテナは、給電線を介して共通の給電点から2以上の放射素子給電する平面アンテナにおいて、上記給電線が、上記給電点側の主給電線を上記放射素子側の2つの副給電線に分岐させる分配器有し、上記分配器を含む上記給電線と上記放射素子とが、誘電体基板上に形成されるパターンであり、上記分配器、上記主給電線の両サイドエッジを上記副給電線の第1エッジと滑らかに繋ぐ2つのアウターエッジと、上記副給電線の第2エッジを互いに繋ぐインナーエッジとを備え、上記インナーエッジが、互いに他方に向かって凸となる2つの曲線で構成され、上記主給電線側に向けて窪む尖頭形状からなる
第4の本発明による平面アンテナは、給電線を介して共通の給電点から2以上の放射素子に給電する平面アンテナにおいて、上記給電線が、上記給電点側の主給電線を上記放射素子側の2つの副給電線に分岐させる分配器有し、上記分配器を含む上記給電線と上記放射素子とが、誘電体基板上に形成されるパターンであり、上記分配器が、2つの上記副給電線それぞれ接続される2つの接続線を重ね合わせた形状からなり、上記接続線が、上記副給電線に対し、上記主給電線を滑らかに接続する湾曲線形状からなる。

Claims (7)

  1. 給電線を介して共通の給電点から2以上の放射素子に給電する平面アンテナにおいて、
    上記給電線は、上記給電点側の主給電線を上記放射素子側の2つの副給電線に分岐させる分配器を有し、
    上記分配器は、上記主給電線の両サイドエッジを上記副給電線の第1エッジと滑らかに繋ぐ2つのアウターエッジと、上記副給電部の第2エッジを互いに繋ぐインナーエッジとを備え、
    上記インナーエッジは、互いに他方に向かって凸となる2つの曲線で構成され、上記主給電線側に向けて窪む尖頭形状からなることを特徴とする平面アンテナ。
  2. 上記インナーエッジは、2つの円弧で構成され、
    上記アウターエッジは、対向する上記円弧と同心円となる円弧で構成されることを特徴とする請求項1に記載の平面アンテナ。
  3. 上記副給電線は、ともに上記主給電線と略直交し、互いに反対方向に延び、
    上記分配器のアウターエッジは、中心角が略90°であることを特徴とする請求項2に記載の平面アンテナ。
  4. 給電線を介して共通の給電点から2以上の放射素子に給電する平面アンテナにおいて、
    上記給電線は、上記給電点側の主給電線を上記放射素子側の2つの副給電線に分岐させる分配器を有し、
    上記分配器は、2つの上記副給電線にそれぞれ接続される2つの接続線を重ね合わせた形状からなり、
    上記接続線は、上記副給電線に対し、上記主給電線を滑らかに接続する湾曲線形状からなることを特徴とする平面アンテナ。
  5. 給電線を介して共通の給電点から3以上の放射素子に給電する平面アンテナにおいて、
    上記給電線は、上記給電点側の主給電線を上記放射素子側の3つの副給電線に分岐させる分配器を有し、
    上記分配器は、3つの上記副給電線にそれぞれ接続される3つの接続線を重ね合わせた形状からなり、
    中央の上記接続線は、中心線が上記主給電線と略一致する中央の上記副給電線に対し、上記主給電線を接続する略直線形状からなり、
    両側の上記接続線は、上記主給電線と略直交するとともに互いに反対方向に延びる両側の上記副給電線に対し、上記主給電線を滑らかに接続する湾曲線形状からなることを特徴とする平面アンテナ。
  6. 上記主給電線、上記副給電線及び上記接続線は、いずれも略同一の線幅を有し、
    上記湾曲線形状は、円弧であることを特徴とする請求項4又は5に記載の平面アンテナ。
  7. 上記接続線の中心線の曲率半径は、上記線幅以上であることを特徴とする請求項6に記載の平面アンテナ。
JP2014039705A 2014-02-28 2014-02-28 平面アンテナ Active JP5995889B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014039705A JP5995889B2 (ja) 2014-02-28 2014-02-28 平面アンテナ
US15/110,945 US10079436B2 (en) 2014-02-28 2015-02-04 Planar antenna
PCT/JP2015/053154 WO2015129422A1 (ja) 2014-02-28 2015-02-04 平面アンテナ
KR1020167019766A KR101792964B1 (ko) 2014-02-28 2015-02-04 평면 안테나
DE112015001017.3T DE112015001017T5 (de) 2014-02-28 2015-02-04 Planarantenne

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014039705A JP5995889B2 (ja) 2014-02-28 2014-02-28 平面アンテナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015164272A true JP2015164272A (ja) 2015-09-10
JP5995889B2 JP5995889B2 (ja) 2016-09-21

Family

ID=54008748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014039705A Active JP5995889B2 (ja) 2014-02-28 2014-02-28 平面アンテナ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10079436B2 (ja)
JP (1) JP5995889B2 (ja)
KR (1) KR101792964B1 (ja)
DE (1) DE112015001017T5 (ja)
WO (1) WO2015129422A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017147725A (ja) * 2016-02-12 2017-08-24 日本電産エレシス株式会社 導波路装置および当該導波路装置を備えるアンテナ装置
KR102018083B1 (ko) 2018-04-25 2019-09-04 성균관대학교산학협력단 광대역 패치 어레이 안테나 장치

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6949462B2 (ja) * 2016-07-26 2021-10-13 東芝テック株式会社 可動式アンテナ及び検品装置
KR101962822B1 (ko) * 2017-11-06 2019-03-27 동우 화인켐 주식회사 필름 안테나 및 이를 포함하는 디스플레이 장치
JP2020028077A (ja) * 2018-08-16 2020-02-20 株式会社デンソーテン アンテナ装置
KR102621852B1 (ko) 2018-12-26 2024-01-08 삼성전자주식회사 복수의 전기적 경로를 이용하여 급전을 받는 도전성 패치를 포함하는 안테나 구조체 및 상기 안테나 구조체를 포함하는 전자 장치
CN113381174B (zh) * 2020-02-25 2024-06-18 华为技术有限公司 一种天线及雷达

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06326506A (ja) * 1993-05-14 1994-11-25 Oki Electric Ind Co Ltd 高速信号用多層基板の信号線分岐路構造
JPH10145112A (ja) * 1996-11-14 1998-05-29 Toshiba Corp 配線基板
JPH11112210A (ja) * 1997-09-30 1999-04-23 Kyocera Corp 誘電体導波管線路の分岐構造
JP2007074206A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Toyota Central Res & Dev Lab Inc マイクロストリップアレーアンテナ
JP2007134897A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 導波管スロット結合を用いた電力分配器
JP2008193663A (ja) * 2006-12-22 2008-08-21 Sony Deutsche Gmbh 柔軟性基板集積導波管
JP2011086975A (ja) * 2009-10-13 2011-04-28 Aica Kogyo Co Ltd プリント基板

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6057747A (en) 1997-08-22 2000-05-02 Kyocera Corporation Dielectric waveguide line and its branch structure
KR19990052552A (ko) 1997-12-22 1999-07-15 정선종 마이크로스트립 패치 배열 안테나를 위한 전력 분배/결합기
EP1778838A2 (en) 2004-08-02 2007-05-02 Novo Nordisk Health Care AG Conjugation of fvii
JP5068076B2 (ja) * 2005-06-06 2012-11-07 パナソニック株式会社 平面アンテナ装置およびこれを用いた無線通信装置
KR100957852B1 (ko) 2007-12-03 2010-05-14 블루웨이브텔(주) 고격리 무선 중계기용 광대역 스택 패치 배열 안테나
US9214738B2 (en) * 2012-07-09 2015-12-15 Qualcomm Incorporated Antenna array connectivity layout and a method for designing thereof

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06326506A (ja) * 1993-05-14 1994-11-25 Oki Electric Ind Co Ltd 高速信号用多層基板の信号線分岐路構造
JPH10145112A (ja) * 1996-11-14 1998-05-29 Toshiba Corp 配線基板
JPH11112210A (ja) * 1997-09-30 1999-04-23 Kyocera Corp 誘電体導波管線路の分岐構造
JP2007074206A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Toyota Central Res & Dev Lab Inc マイクロストリップアレーアンテナ
JP2007134897A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 導波管スロット結合を用いた電力分配器
JP2008193663A (ja) * 2006-12-22 2008-08-21 Sony Deutsche Gmbh 柔軟性基板集積導波管
JP2011086975A (ja) * 2009-10-13 2011-04-28 Aica Kogyo Co Ltd プリント基板

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
高橋 美枝, 高橋 応明, 安部 實: "マイクロストリップ線路の曲がり部の形状による電磁波の放射抑制", 電子情報通信学会技術研究報告, vol. 98, no. 420, JPN6015044909, 20 November 1998 (1998-11-20), pages 49 - 56, ISSN: 0003190716 *

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017147725A (ja) * 2016-02-12 2017-08-24 日本電産エレシス株式会社 導波路装置および当該導波路装置を備えるアンテナ装置
KR102018083B1 (ko) 2018-04-25 2019-09-04 성균관대학교산학협력단 광대역 패치 어레이 안테나 장치

Also Published As

Publication number Publication date
KR20160102027A (ko) 2016-08-26
DE112015001017T5 (de) 2016-12-08
KR101792964B1 (ko) 2017-11-02
JP5995889B2 (ja) 2016-09-21
US10079436B2 (en) 2018-09-18
WO2015129422A1 (ja) 2015-09-03
US20160359238A1 (en) 2016-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5995889B2 (ja) 平面アンテナ
US10044109B2 (en) Multi-polarization substrate integrated waveguide antenna
JP6339319B2 (ja) マイクロストリップアンテナ及び携帯型端末
JP5680497B2 (ja) 進行波励振アンテナ及び平面アンテナ
US9972900B2 (en) Distributor and planar antenna
KR102033311B1 (ko) 스트립라인 급전 슬롯 배열 안테나 및 이의 제조 방법
US20130300624A1 (en) Broadband end-fire multi-layer antenna
JP6017003B1 (ja) マイクロストリップアンテナ、及び、その製造方法
JP6712613B2 (ja) アンテナ
US11411319B2 (en) Antenna apparatus
US9748660B2 (en) Antenna with multiple feed points
JP2009065321A (ja) パッチアンテナ
KR101209620B1 (ko) 안테나
US9130276B2 (en) Antenna device
JP5762162B2 (ja) マイクロストリップアンテナ及び該アンテナを使用したアレーアンテナ
CN111386629B (zh) 一种天线
JP6035673B2 (ja) 電磁結合構造を有する多層伝送線路板及びアンテナモジュール
KR101754022B1 (ko) 빔조향이 가능한 전방향성 수직 배열 안테나
JP2015041994A (ja) スロットアンテナ
JP6216267B2 (ja) アンテナ用ユニット
KR102039398B1 (ko) 복수의 주파수 대역에서 동작하는 통합 안테나
JP3857220B2 (ja) 誘電体漏れ波アンテナ
CN112490640B (zh) 一种宽带电磁偶极子圆极化天线
JP2010118941A (ja) アンテナ
TWI681593B (zh) 高指向性天線

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150603

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160823

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160823

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5995889

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150