JP2020028077A - アンテナ装置 - Google Patents

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弘晃 吉竹
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徳久 西本
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Abstract

【課題】アンテナ装置において、損失を抑制しつつ、ビーム幅を細くすることが可能な技術を提供する。【解決手段】基板に導電性パターンとして形成されたアンテナ素子によって電波を送受信するアンテナ装置において、前記アンテナ素子は、給電線路に電気的に接続される第1素子部と、前記給電線路とは異なる接続線路を介して前記第1素子部に電気的に接続される2つの第2素子部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、アンテナ装置に関する。
昨今、基板に導電性パターンとして形成されたアンテナ素子を有する平面アンテナに係る技術が種々提案されている。例えば、特許文献1で提案されたマイクロストリップアンテナは、矩形平板形状のアンテナ電極が励振方向に沿って延びる空隙によって複数の細長矩形状の電極に分割されている。分割された複数の電極のうち、1つは給電電極であり、その他は無給電電極である。この構成により、アンテナ電極のサイズを大型化することなく、アンテナの効率を向上させることができる。
特開2006−173963号公報
アンテナ装置の指向性を高めるためには、正面利得を上昇させ、広角利得を低下させる必要があり、複数のアンテナ素子をアレイ化することでビーム幅を細くする設計が広く行われている。しかしながら、特許文献1で提案された技術を含む従来のアンテナ装置においては、数多くのアンテナ素子をアレイ化することで配線が長くなり、また分配回路が多くなることで、損失が増大することが課題であった。
本発明は、上記の課題に鑑みなされたものであり、アンテナ装置において、損失を抑制しつつ、ビーム幅を細くすることが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明は、基板に導電性パターンとして形成されたアンテナ素子によって電波を送受信するアンテナ装置であって、前記アンテナ素子は、給電線路に電気的に接続される第1素子部と、前記給電線路とは異なる接続線路を介して前記第1素子部に電気的に接続される2つの第2素子部と、を備える構成(第1の構成)である。
また、上記第1の構成のアンテナ装置において、前記第1素子部及び前記第2素子部はともに、前記電波の電界の方向における長さが前記電界と直交する方向における長さよりも長い矩形状であり、且つ前記電界の方向における長さが互いに等しい構成(第2の構成)であっても良い。
また、上記第1または第2の構成のアンテナ装置において、2つの前記第2素子部それぞれは、前記電波の電界の方向と直交する方向において、前記第1素子部の両側の、前記第1素子部に関して対称となる位置に個別に配置される構成(第3の構成)であっても良い。
また、上記第1から第3の構成のアンテナ装置において、前記第1素子部は、前記給電線路との接続箇所に隣接して配置された切り込み部を有する構成(第4の構成)であっても良い。
また、上記第1から第4の構成のアンテナ装置において、複数の前記アンテナ素子を、前記電波の電界の方向と直交する方向に並べて配置した構成(第5の構成)であっても良い。
本発明の構成によれば、所望のビーム幅を得るために必要なアレイ化に係るアンテナ素子の素子数を、従来よりも少なくすることができる。これにより、配線が長くなること、また分配回路が多くなることを抑制することができる。したがって、アンテナ装置において、損失を抑制しつつ、ビーム幅を細くすることが可能になる。
実施形態のアンテナ装置の一例を示す平面図 変形例1のアンテナ装置の平面図 変形例2のアンテナ装置の平面図 変形例3のアンテナ装置の平面図 実施形態のアンテナ装置の指向性を示す図 変形例4のアンテナ装置の平面図 変形例5のアンテナ装置の平面図 変形例6のアンテナ装置の平面図 変形例7のアンテナ装置の平面図 変形例8のアンテナ装置の平面図 変形例9のアンテナ装置の平面図 実施形態のアンテナ装置の反射特性を示す図 変形例10のアンテナ装置(アレイ)の平面図 変形例11のアンテナ装置(アレイ)の平面図 変形例12のアンテナ装置(アレイ)の平面図 比較例のアンテナ装置(アレイ)の平面図 実施形態のアンテナ装置(アレイ)の指向性を示す図
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は以下の内容に限定されるものではない。
<1.アンテナ装置の構成>
図1は、実施形態のアンテナ装置1の一例を示す平面図である。本実施形態のアンテナ装置1はアンテナ素子10及び接続線路20を備える。アンテナ素子10及び接続線路20は、ともに基板(不図示)の表面に導電性パターンとして形成される。
アンテナ装置1は基板に導電性パターンとして形成されたアンテナ素子10によって電波を送受信する。基板は高周波基板であって、例えばフッ素樹脂、エポキシ樹脂等の合成樹脂材料の誘電体基材層を含み、板状に構成される。アンテナ素子10は、例えば基板の表面に形成された給電線路101に電気的に接続される。アンテナ素子10は1つの第1素子部11及び2つの第2素子部12を備える。
第1素子部11はアンテナ素子10の中央部に配置される。第1素子部11は平面視矩形状であって、第2素子部12よりも大きい。第1素子部11は給電線路101に電気的に接続される。
第1素子部11は2組の対辺のうち、一方の組が他方の組よりも長い。すなわち、第1素子部11は、例えば図1において、縦方向の長さL1が横方向の長さW1よりも長い矩形である。第1素子部11の縦方向(長さL1の方向)はアンテナ素子10によって送受信される電波の電界の方向、すなわち偏波の方向と一致する。
2つの第2素子部12はそれぞれ異なる場所に、第1素子部11に対して隙間を隔てて近接して配置される。2つの第2素子部12は同じ形状、同じ大きさの平面視矩形状であって、第1素子部11よりも小さい。2つの第2素子部12はそれぞれ個別に、給電線路101とは異なる接続線路20を介して第1素子部11に電気的に接続される。
第2素子部12は2組の対辺のうち、一方の組が他方の組よりも長い。すなわち、第2素子部12は、例えば図1において、縦方向の長さL2が横方向の長さW2よりも長い矩形である。第2素子部12の縦方向(長さL2の方向)はアンテナ素子10によって送受信される電波の電界の方向、すなわち偏波の方向と一致する。
<2.アンテナ装置の指向性>
アンテナ素子10の、電波の電界の方向と直交する方向(図1の横方向)における開口長さW0、及び電波の電界の方向(図1の縦方向)における開口長さL0は任意に定めることができる。アンテナ素子10の横方向の開口長さW0は接続線路20を延伸することで調節することができる。アンテナ素子10の縦方向の開口長さL0は第2素子部12の位置を変更することで調節することができる。
図2は、変形例1のアンテナ装置1の平面図である。変形例1のアンテナ素子10の、電波の電界の方向と直交する方向(図2の横方向)における開口長さW0は、例えば第1素子部11の当該横方向の長さW1の2.0倍(W0=2.0×W1)である。
図3は、変形例2のアンテナ装置1の平面図である。変形例2のアンテナ素子10の、電波の電界の方向と直交する方向(図3の横方向)における開口長さW0は、例えば第1素子部11の当該横方向の長さW1の2.5倍(W0=2.5×W1)である。
図4は、変形例3のアンテナ装置1の平面図である。変形例3のアンテナ素子10の、電波の電界の方向と直交する方向(図4の横方向)における開口長さW0は、例えば第1素子部11の当該横方向の長さW1の3.0倍(W0=3.0×W1)である。
図5は、実施形態のアンテナ装置1の指向性を示す図である。図5によって、アンテナ素子10の、電波の電界の方向と直交する方向(図2、図3及び図4の横方向)における開口長さW0が異なる場合の、電波の指向性を比較することができる。図5に示すグラフは、横軸がアンテナ装置の、電波の電界の方向と直交する方向における電波の広がり角度であり、縦軸が電波の放射レベルである。なお、比較例のアンテナ装置は単一の矩形の導電性パターンのみをアンテナ素子として備える。
図5によれば、電波の電界の方向と直交する方向において、図2、図3及び図4に示した本実施例のアンテナ装置1は、比較例のアンテナ装置に対して、ビーム幅(3dBビーム幅)を細くすることができる。そして、アンテナ素子10の、電波の電界の方向と直交する方向(横方向)における開口長さW0をより長くすると、当該横方向におけるビーム幅をさらに細くすることが可能になる。
図6は、変形例4のアンテナ装置1の平面図である。変形例4のアンテナ素子10の、電波の電界の方向(図6の縦方向)における開口長さL0は、例えば第1素子部11の当該縦方向の長さL1の1.2倍(L0=1.2×L1)である。
図7は、変形例5のアンテナ装置1の平面図である。変形例5のアンテナ素子10の、電波の電界の方向(図7の縦方向)における開口長さL0は、例えば第1素子部11の当該縦方向の長さL1の1.5倍(L0=1.5×L1)である。
図8は、変形例6のアンテナ装置1の平面図である。変形例6のアンテナ素子10の、電波の電界の方向(図8の縦方向)における開口長さL0は、例えば第1素子部11の当該縦方向の長さL1の1.8倍(L0=1.8×L1)である。
電波の電界の方向においても同様に、図6、図7、図8に示した本実施例のアンテナ装置1は、比較例のアンテナ装置に対してビーム幅(3dBビーム幅)を細くすることができる。そして、アンテナ素子10の、電波の電界の方向(縦方向)における開口長さL0をより長くすると、当該縦方向におけるビーム幅をさらに細くすることが可能になる。
上記のように、本実施形態のアンテナ装置1は、アンテナ素子10が、給電線路101に電気的に接続される第1素子部11と、給電線路101とは異なる接続線路20を介して第1素子部11に電気的に接続される2つの第2素子部12と、を備える。この構成によれば、アンテナ装置1は、アンテナ素子10の、電波の電界の方向(図1の縦方向)の開口長さL0、及び当該電界の方向と直交する方向(図1の横方向)の開口長さW0を長くして、ビーム幅を細くすることができる。すなわち、所望のビーム幅を得るために必要なアレイ化に係るアンテナ素子10の素子数を、従来よりも少なくすることができる。これにより、アンテナ装置1ではアンテナ素子10が増加せず、配線の延長及び分配回路の増加を抑制することができる。したがって、アンテナ装置1において、損失を抑制しつつ、ビーム幅を細くすることが可能になる。
図1に戻って、第1素子部11の電波の電界の方向(図1の縦方向)の長さL1は、例えばアンテナ素子10を伝送される電波の1/2管内波長と同じ長さである。第2素子部12の電波の電界の方向(図1の縦方向)の長さL2は、例えばアンテナ素子10を伝送される電波の1/2管内波長と同じ長さである。すなわち、第1素子部11及び第2素子部12はともに、電波の電界の方向における長さL1、L2が当該電界と直交する方向における長さW1、W2よりも長い矩形状であり、且つ当該電界の方向における長さL1、L2が互いに等しい(L1=L2)。
この構成によれば、第1素子部11と、第2素子部12とにおいて、アンテナ素子10によって送受信される電波の電界の方向、すなわち偏波の方向を揃えることができる。したがって、アンテナ装置1において、損失を抑制しつつ、ビーム幅を細くすることができ、且つ所望の向きの偏波にすることが可能になる。
2つの第2素子部12はそれぞれ、電波の電界の方向と直交する方向(図1の横方向)において、第1素子部11の両側に配置される。より詳細に言えば、2つの第2素子部12はそれぞれ、第1素子部11の横方向の両側の、第1素子部11に関して対称となる位置に個別に配置される。2つの第2素子部12はそれぞれ、第1素子部11の横方向の両側に、同じ間隔の隙間を空けて配置される。すなわち、2つの接続線路20それぞれの延伸方向の長さは同じである。
この構成によれば、アンテナ素子10を、電波の電界の方向と直交する方向(横方向)において、左右対称な構造にすることができる。したがって、アンテナ装置1において、ビーム幅を細くすることができ、且つ左右対称な放射レベルとなるビームを形成することが可能になる。
<3.アンテナ装置の反射特性>
図9は、変形例7のアンテナ装置1の平面図である。変形例7のアンテナ装置1は、アンテナ素子10の第1素子部11に切り込み部31を有する。切り込み部31は第1素子部11の給電線路101との接続箇所に隣接して配置される。切り込み部31は、例えば平面視矩形状であり、給電線路101の延伸方向に沿って、第1素子部11の外縁部から第1素子部11の内側に向かって延びる。
図10は、変形例8のアンテナ装置1の平面図である。変形例8のアンテナ装置1は、給電線路101にスタブ部32を有する。スタブ部32は給電線路101の幅が細くなっている。
図11は、変形例9のアンテナ装置1の平面図である。変形例9のアンテナ装置1は、給電線路101にスタブ部33を有する。スタブ部33は給電線路101の幅が太くなっている。
図12は、実施形態のアンテナ装置1の反射特性を示す図である。図12に示すグラフは、横軸がアンテナ装置1によって送受信される電波の周波数であり、縦軸がアンテナ装置1における電波の反射損失である。なお、図12における実施例は図9、図10及び図11に示した変形例のアンテナ装置1であり、比較例は上記切り込み部及び上記スタブ部を有さないアンテナ装置である。
図12によれば、図9、図10及び図11に示した本実施例のアンテナ装置1は、比較例のアンテナ装置に対して、所望の周波数である79GHz付近において反射損失を低減させることができる。すなわち、アンテナ素子10と、給電線路101との間で、好適なインピーダンス整合を実現することが可能になる。したがって、アンテナ素子10と、給電線路101との間で、電波を効率良く伝送することができる。
<4.アンテナ素子のアレイ化>
図13は、変形例10のアンテナ装置1(アレイ)の平面図である。変形例10のアンテナ装置1はアンテナ素子10のアレイ10Xを備える。アンテナ装置1は複数のアンテナ素子10が電波の電界の方向と直交する方向(図13の横方向)に並べて配置される。このアンテナ装置1では、複数のアンテナ素子10が給電線路101に直列配置される。複数のアンテナ素子10を給電線路101に直列配置すると、アンテナ素子10のアレイ化に係る配線をできるだけ短くすることができる。
図14は、変形例11のアンテナ装置1(アレイ)の平面図である。変形例11のアンテナ装置1はアンテナ素子10のアレイ10Yを備える。アンテナ装置1は複数のアンテナ素子10が電波の電界の方向と直交する方向(図14の横方向)に並べて配置される。このアンテナ装置1では、複数のアンテナ素子10が給電線路101に並列配置される。複数のアンテナ素子10を給電線路101に並列配置すると、給電線路101の長さが同じになる。これにより、電波の電界の方向と直交する方向(図14の横方向)において、電波を安定させることが可能になる。
図15は、変形例12のアンテナ装置1(アレイ)の平面図である。変形例12のアンテナ装置1はアンテナ素子10のアレイ10Aを備える。アンテナ装置1は、例えば3つのアンテナ素子10が電波の電界の方向と直交する方向(図15の横方向)に並べて配置される。このアンテナ装置1では3つのアンテナ素子10が給電線路101に直列配置される。アンテナ装置1は電波の電界の方向と直交する方向(図15の横方向)において、アレイ10A全体として所定の開口長さWAを有する。
図16は、比較例のアンテナ装置201(アレイ)の平面図である。図16は、図15の変形例12(実施例)のアンテナ装置1に対する比較例のアンテナ装置201を示す。比較例のアンテナ装置201はアンテナ素子210のアレイ210Aを備える。比較例のアンテナ装置201は、例えば6つのアンテナ素子10が電波の電界の方向と直交する方向(図16の横方向)に並べて配置される。比較例のアンテナ装置201では6つのアンテナ素子210が給電線路101に直列配置される。比較例のアンテナ装置201は電波の電界の方向と直交する方向(図16の横方向)において、アレイ210A全体として所定の開口長さUAを有する。
アンテナ素子10がアレイ化された実施例(変形例12)のアンテナ装置1の開口長さWA(図15参照)は、アンテナ素子210がアレイ化された比較例のアンテナ装置201の開口長さUA(図16参照)と同じである。
図17は、実施形態のアンテナ装置1(アレイ)の指向性を示す図である。図17に示すグラフは、横軸がアンテナ装置の、電波の電界の方向と直交する方向における電波の広がり角度であり、縦軸が電波の放射レベルである。なお、図17における実施例は図15に示した変形例12のアンテナ装置1であり、比較例は図16に示した比較例のアンテナ装置201である。図17に示すように、アンテナ素子をアレイ化することで、ビーム幅(3dBビーム幅)をより一層細くすることができる。
そして、図17によれば、電波の電界の方向と直交する方向において、図15に示した本実施例のアンテナ装置1は、図16に示した比較例のアンテナ装置201と、電波の広がり及びレベルが概ね同程度であることが分かる。すなわち、3つのアンテナ素子10を備える本実施例のアンテナ装置1は、6つのアンテナ素子210を備える比較例のアンテナ装置201と略同じ特性の電波を送受信することができる。言い換えれば、本実施例のアンテナ装置1は比較例のアンテナ装置201よりも少ないアンテナ素子10によって、比較例のアンテナ装置201と同等の特性の電波を送受信することができる。
比較例のアンテナ装置201においても、隣り合うアンテナ素子210同士の間隔を広げることで、少ないアンテナ素子210でより細いビーム幅を実現することが可能である。しかしながら、隣り合うアンテナ素子210同士の間隔が広いことで、グレーティングローブが発生する虞がある。本実施形態のアンテナ装置1はアンテナ素子10自体の開口長さ広いため、少ないアンテナ素子10であってもグレーティングローブを発生することなく、より細いビーム幅を実現することが可能になる。
<5.その他>
本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、上記実施形態のほか、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の技術的範囲は上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。また、上記の複数の実施形態及び変形例は可能な範囲で組み合わせて実施しても良い。
1 アンテナ装置
10 アンテナ素子
11 第1素子部
12 第2素子部
20 接続線路
31 切り込み部
101 給電線路

Claims (5)

  1. 基板に導電性パターンとして形成されたアンテナ素子によって電波を送受信するアンテナ装置であって、
    前記アンテナ素子は、
    給電線路に電気的に接続される第1素子部と、
    前記給電線路とは異なる接続線路を介して前記第1素子部に電気的に接続される2つの第2素子部と、
    を備えるアンテナ装置。
  2. 前記第1素子部及び前記第2素子部はともに、
    前記電波の電界の方向における長さが前記電界と直交する方向における長さよりも長い矩形状であり、
    且つ前記電界の方向における長さが互いに等しい請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 2つの前記第2素子部それぞれは、前記電波の電界の方向と直交する方向において、前記第1素子部の両側の、前記第1素子部に関して対称となる位置に個別に配置される請求項1または請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記第1素子部は、前記給電線路との接続箇所に隣接して配置された切り込み部を有する請求項1から請求項3のいずれかに記載のアンテナ装置。
  5. 複数の前記アンテナ素子を、前記電波の電界の方向と直交する方向に並べて配置した請求項1から請求項4のいずれかに記載のアンテナ装置。
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