JP2008193319A - 中継装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信できなくなることを適切なタイミングでユーザに通知する。
【解決手段】 宅内装置は、ユーザコンピュータとサーバとの間に設けられ、ユーザコンピュータとサーバとの間の通信を中継する中継装置であって、サーバと通信できない所定の事象が開始する開始日時と事象を特定するための事象内容が含まれたコマンドを検出するコマンド検出部51と、開始日時および事象内容を記憶する記憶部41と、記憶された開始日時より前に、事象内容を出力する報知部59と、を備える。
【選択図】 図3

Description

この発明は中継装置に関し、特にユーザコンピュータとサーバとの間に設けられ、ユーザコンピュータとサーバとの間の通信を中継する中継装置に関する。
近年、インターネットの普及により、ユーザが使用するコンピュータ(以下[ユーザコンピュータ」という)をインターネットに接続することが多い。この場合、ユーザコンピュータは、インターネットに接続されたサーバ装置と接続される。サーバ装置は、インターネット接続サービスを提供するサービスプロバイダまたは通信事業者が提供するものである。サーバ装置とユーザコンピュータと間は、サーバ装置が接続されている専用線またはWAN(Wide Area Network)を介して接続される。このため、ユーザコンピュータは、サーバ装置と接続するためにサーバ装置が接続されている専用線またはWANと接続された中継装置と接続される。このとき、例えば、サーバ装置のメンテナンスのためにインターネット接続サービスが提供されなくなる場合、サービスが提供されるユーザに事前にその旨が通知される。この通知は、一般的に電子メールの送信または郵便が利用される。
しかしながら、通知を受取ったユーザは、サービスの提供が実際に中断されるまでの間に、通知された内容を忘れてしまうことがある。また、電子メールや受け取った郵便物で確認することができるが、電子メールや郵便物を特定するのが困難であり、またそれらを処分してしまっている場合がある。このため、サービスの提供が中断されることを適切なタイミングでユーザに通知することができないといった問題がある。
一方、特開平05−167714号公報(特許文献1)には、ファクシミリメール装置内の構成ユニットの寿命データ(使用期限情報)等を記憶部に登録し、制御部が、この記憶部に登録された寿命データと各構成ユニットの積算時間、積算処理量を比較し、比較結果に基づいて各構成ユニットに対応するメンテナンス情報を表示部に表示するとともに、あらかじめ登録されたサービスセンターの電話機あるいはファクシミリ端末に音声送信あるいはイメージデータ送信を実行するファクシミリメール装置が記載されている。
しかしながら、従来のファクシミリメール装置は、ファクシミリメール装置自体のメンテナンス情報を表示し、外部に音声送信またはファクシミリ送信するため、外部の装置のメンテナンス情報を表示することができない。また、メンテナンス情報の表示等は、部品が予め登録された寿命になるときの1回のみである。このため、ユーザがメンテナンス情報を知ったとしても、それを忘れてしまうことがあり、適切なタイミングで通知することができないといった問題がある。
特開平05−167714号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、通信できなくなることを適切なタイミングでユーザに通知することが可能な中継装置を提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、中継装置は、ユーザコンピュータとサーバとの間に設けられ、ユーザコンピュータとサーバとの間の通信を中継する中継装置であって、サーバと通信できない所定の事象が開始する開始日時と事象を特定するための事象内容とを受信すると、開始日時および事象内容を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された開始日時より前に、記憶手段に記憶された事象内容を出力する報知手段と、を備える。
この発明に従えば、サーバと通信できない所定の事象が開始される開始日時および事象内容が受信され、記憶される。そして開始日時より前に、事象内容が出力される。このため、ユーザコンピュータがサーバとの間で通信できなくなることを事前にユーザに知らせることができる。その結果、通信できなくなることを適切なタイミングでユーザに通知することが可能な中継装置を提供することができる。
好ましくは、報知手段は、ユーザコンピュータから所定の要求を受信することに応じて事象内容をユーザコンピュータに送信する送信手段を含む。
この発明に従えば、ユーザコンピュータから所定の要求が受信されると、予告情報がユーザコンピュータに送信されるので、ユーザコンピュータを操作するユーザに適切な時期に予告することができる。
好ましくは、サーバとの間の通信状態を判定する判定手段をさらに備え、送信手段は、判定手段によりサーバと通信できない通信不可状態と判定されているときに、ユーザコンピュータから所定の要求を受信すると、通信不可状態であることを示す情報をユーザコンピュータに送信する。
この発明に従えば、サーバと通信できない通信不可状態と判定されているときに、ユーザコンピュータから所定の要求が受信されると、通信不可状態であることを示す情報がユーザコンピュータに送信される。このため、ユーザコンピュータを操作するユーザにサーバと通信できないことを報知することができる。
好ましくは、所定の要求は、ユーザコンピュータがサーバに送信するデータである。
この発明に従えば、ユーザは中継装置の存在を意識する必要がない。このため、特別な操作をすることなく、通信できなくなること、または既に通信できないことをユーザに報知することができる。
好ましくは、送信手段は、マークアップ言語で記述したデータを送信する。
この局面に従えば、ユーザコンピュータで予告情報または通信不可状態であることを示す情報を容易に表示することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。しがたってそれらについての詳細な説明は繰り返さない。
図1は、本発明の実施形態の一つにおける通信システムの全体概要の一例を示す図である。図1を参照して、通信システム1は、インターネット21に接続されたサーバ13と、ユーザコンピュータ15と、サーバ13とユーザコンピュータ15との間の通信を中継する中継装置としての宅内装置11と、を含む。
サーバ13は、インターネット接続サービスを提供する事業者により管理され、インターネット21に接続される。サーバ13は、一般的なコンピュータであり、その構成および機能は周知なので,ここでは説明を、繰り返さない。
ユーザコンピュータ15は、一般的なパーソナルコンピュータであり、その構成および機能は周知なのでここでは説明を繰り返さない。
宅内装置11は、CPE(Custermer Premises Equipment)と呼ばれ、屋内においてLANを構築するための装置であり、ルータ機能などを有している。宅内装置11をユーザが視認することが可能な場所に設置される場合がある。宅内装置11は、サーバ13と第1通信網17を介して接続され、ユーザコンピュータ15と第2通信網19を介して接続される。第1通信網17は、専用回線、公衆交換電話網(PSTN)、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)、ISDN(Integrated Services Digital Network)、光ファイバーまたは衛星通信等を用いたWAN(Wide Area Network)である。このため、宅内装置11は、サーバ13と第1通信網17を介して通信することができる。また、宅内装置11は、基本的に常時電源ONで使用される機器であり、ユーザコンピュータ15はユーザの使用時だけ電源ONされる機器である。
第2通信網19は、例えば、LAN(Local Area Network)である。また、第2通信網19は、宅内装置11とユーザコンピュータ15とをシリアル通信またはパラレル通信で直接接続するものであってもよい。このため、宅内装置11は第2通信網19を介してユーザコンピュータ15と通信することができる。なお、第1通信網17および第2通信網19は、有線で構成されるものに限らず、無線で構成されるものを含む。
このため、ユーザコンピュータ15は、宅内装置11を介してサーバ13と通信することができる。サーバ13は、ユーザコンピュータ15をインターネット21に接続するサービスを提供する。このため、ユーザコンピュータ15は、インターネット21に接続されたコンピュータと通信することができる。例えば、ユーザコンピュータ15にブラウザプログラムをインストールすれば、インターネット21に接続されたWebサーバに記憶されたWebページをブラウジングすることができる。
宅内装置11は、基本的に常時電源ONで使用されるので、サーバ13が送信する情報をいつでも受信可能であり、また、ユーザコンピュータ15からいつでもアクセスすることができる装置である。したがって、宅内装置11は、ユーザコンピュータ15の電源がONでないときに、第1通信網17を介してサーバ13から受信した情報を記憶しておけば、その後にユーザコンピュータ15の電源がONになった時に、ユーザコンピュータ15は、先に宅内装置11がサーバ13から受信し、記憶した情報にアクセスすることができる。さらに、宅内装置11は、第1通信網17を介してサーバ13と通信可能なときに、サーバ13から受信した情報を記憶しておけば、その後にサーバ13のメンテナンス等のためにユーザコンピュータ15がサーバ13と通信できなくても、ユーザコンピュータ15は、先に宅内装置11がサーバ13から受信し、記憶した情報にアクセスすることができる。このため、サーバ13が送信する情報を、ユーザコンピュータ15に確実に伝えることができる。
図2は、宅内装置のハードウェア構成の概略を示す機能ブロック図である。図2を参照して、宅内装置11は、サーバ13にデータを送信するための第1送信部31と、サーバ13から送信されるデータを受信するための第1受信部35と、ユーザコンピュータ15にデータを送信するための第2送信部37と、ユーザコンピュータ15が送信するデータを受信するための第2受信部33と、宅内装置11の全体を制御するための制御部39と、データを記憶するための記憶部41と、を含む。
第1受信部35は、サーバ13から送信されるデータを受信し、受信したデータを制御部39および第2送信部37に出力する。第2送信部37は、第1受信部35および制御部39からデータが入力され、それぞれから入力されたデータをユーザコンピュータ15に送信する。第2受信部33は、ユーザコンピュータ15が送信するデータを受信し、受信したデータを制御部39およびに第1送信部31出力する。第1送信部31は、第2受信部33から入力されるデータをサーバ13に送信する。
第1送信部31と第1受信部35とは、サーバ13との間で予め定められたプロトコルで通信し、第2送信部37と第2受信部33とはユーザコンピュータ15との間で予め定められた通信プロトコルで通信する。したがって、ユーザコンピュータ15とサーバ13との間でデータを送受信することができる。
制御部39は、第1受信部35から入力されるデータを監視しており、所定のコマンドを検出すると、そのコマンドを実行する。したがって、サーバ13は、宅内装置11を遠隔操作することができる。また、制御部39は、第2受信部33から入力されるデータを監視し、所定の要求を検出する。所定の要求は、ユーザコンピュータ15がサーバ13に送信するデータである。また、予め定められたコマンドであってもよい。
記憶部41は、フラッシュROM(Read Only Memory)などの半導体メモリである。なお、記憶部41に、磁気記憶装置、光磁気記憶装置など、他の記憶装置を用いてもよい。記憶部41は、データを記憶可能であれば記録媒体または記録方式は制限されない。
ここで、宅内装置11が第1通信網17を介してサーバ13と通信できなくなった場合を想定する。たとえば、サーバ13がメンテナンスのために停止する場合、第1通信網17がメンテナンスのために切断された場合などである。この場合、宅内装置11は、第2通信網19を介してユーザコンピュータ15と通信できる。
本実施の形態における通信システム1においては、サーバ13のメンテナンス等のために一時的にインターネット接続サービスが停止される場合、サーバ13は、サービスが停止する事象をユーザに通知するための事象情報を記憶させるコマンドを送信する。このコマンドは事象情報を含み、事象情報は、事象内容と、事象の開始日時と、事象の終了日時とを含む。事象内容は、その事象を特定するための情報であり、例えば、インターネット接続サービスの停止等である。
図3は、宅内装置の制御部の機能の概略を記憶部に記憶される情報とともに示す機能ブロックである。図3を参照して、制御部39は、第1受信部35により受信されたデータのうちからコマンドを検出するためのコマンド検出部51と、現在の日時を計時するためのタイマ57と、サーバ13と通信可能か否かを判定する判定部53と、ユーザに報知する報知部59と、予告情報を送信するための情報送信部55と、ユーザコンピュータ15から受信された要求を受け付けるための要求受付部61と、を含む。
コマンド検出部51は、第1受信部35から入力されるデータを監視し、入力されるデータからコマンドを検出する。コマンド検出部51は、コマンドを検出すると、そのコマンドに含まれる事象情報を記憶部41に格納する。これにより、事象情報70が記憶部41に記憶される。事象情報70は、事象内容71と、事象が開始する予定の日時を示す開始日時73と、事象が終了する予定の日時を示す終了日時75と、を含む。
判定部53は、第1受信部35から入力されるデータを監視し、サーバ13と通信可能か否かを判断する。例えば、サーバ13に応答を求めるコマンドを送信し、コマンドに応じた応答を受信したか否かにより、通信可能か否かを判断する。判定部53は、サーバ13と通信可能でないと判定した場合は、通信不可能状態であることを示す状態信号を報知部59に出力する。なお、サーバ13からデータを受信している間は、通信可能と判断し、データを受信しない間は通信不可能と判断するようにしてもよい。さらに、サーバ13から所定間隔で所定の信号が送信される場合には、所定間隔で所定の信号を受信することができなくなった場合に、通信不可能と判定するようにしてもよい。
要求受付部61は、第2受信部33から入力されるデータを監視し、第2受信部33がユーザコンピュータ15からデータを受信すると、そのデータを要求として受け付ける。要求受付部61は、要求を受け付けると、要求を受け付けたことを示す要求受付信号を報知部59に出力する。第2受信部33がユーザコンピュータ15からデータを受信することができるのは、ユーザコンピュータ15に電源が投入されている場合、またはユーザがユーザコンピュータ15を操作して、インターネット21に接続されているWebサーバへのアクセスを試みている場合である。したがって、第2受信部33がユーザコンピュータ15からデータを受信することを検出することにより、ユーザコンピュータ15に電源が投入されていることを検出することができ、さらには、ユーザによるインターネット21に接続されているWebサーバへのアクセス操作がユーザコンピュータ15に入力されたことを検出することができる。
報知部59は、記憶部41に事象情報70が記憶されると、宅内装置11が備える表示部に、予告情報を表示する。予告情報は、記憶部41に記憶された事象情報70を含む。この表示部への予告情報の表示は、判定部53により通信不可能状態が検出されるまで継続される。これにより、ユーザがいつでも予告情報を確認することができる。
報知部59は、タイマ57と接続され、タイマ57から現在の日時が入力される。報知部59は、記憶部41に記憶された開始日時73を読出し、現在日時と開始日時とを比較する。報知部59は、現在日時が開始日時より予め定められた期間前ならば予告することを決定するとともに、予告指示を情報送信部55に出力する。報知部59は、予告することを決定した後、要求受付部61から要求受付信号が入力されることに応じて、予告情報を第2送信部37に出力する。
第2送信部37は、予告情報をユーザコンピュータに送信するので、ユーザコンピュータ15は、予告情報を受信し、それをディスプレイに表示することが可能である。予告情報は、ユーザコンピュータ15が実行するブラウザプログラムが表示することが可能なように、HTML(HyperText Markup Language)またはXHTML(Extensible HTML)等のマークアップ言語で記述されることが望ましい。これにより、ユーザプログラムで特別なプログラムをインストールしなくても、ユーザコンピュータ15に予告情報を表示させることができる。例えば、CPE内のウェブサーバや、RDF(Resource Description Framework)等の従来からある技術を用いてシステムを構築することができる。
また、報知部59は、予告することを決定した後、要求受付部61から要求受付信号が受け付けられると予告情報を、第2送信部37に出力するので、ユーザがユーザコンピュータ15を使用しているときに予告情報を送信することができる。さらに、報知部59は、予告することを決定した後、1度予告情報を送信した後は、予告することを取り消し、所定の期間経過後に再度予告することを決定するようにしてもよい。これにより、ユーザに所定の期間間隔で予告情報を通知することができる。予告情報は、ユーザコンピュータ15が実行するブラウザプログラムが表示することが可能なように、マークアップ言語で記述されることが望ましい。これにより、ユーザコンピュータ15で特別なプログラムをインストールしなくても、ユーザコンピュータ15に通信不可情報を表示させることができる。
また、報知部59は、判定部53によりサーバ13と通信できない通信不可能状態が検出された後は、予告情報を第2送信部37へ出力しない。通信不可能状態が検出された後は、インターネット21接続サービスを停止する事象が既に発生してしまっているからである。
情報送信部55は、報知部59から予告指示が入力されると、予告情報を含む電子メールを生成し、予め定められた電子メールアドレスに送信する。電子メールアドレスは、ユーザコンピュータ15のユーザに割り当てられた電子メールアドレスとするのが好ましい。ユーザコンピュータ15のユーザが複数存在する場合には、複数のユーザにそれぞれ割り当てられた複数の電子メールアドレスを記憶しておくようにすればよい。また、ユーザコンピュータ15が複数存在する場合も同様に、複数のユーザコンピュータ15それぞれのユーザの複数の電子メールアドレスを予め記憶しておけばよい。なお、ユーザコンピュータ15のユーザに限らず、他の者の電子メールアドレスを記憶しておくようにしてもよい。情報送信部55は、予告情報を電子メールで1度送信すると、次に通信不可能状態が検出されるまで、予告指示が入力されても予告情報を送信しない。1回の事象の発生に対して予告情報を1回送信すれば十分だからである。なお、複数回送信するようにしてもよい。
報知部59は、さらに、判定部53から通信不可能状態であることを示す状態信号が入力されている間に、要求受付部61から要求受付信号が入力されることに応じて、通信不可能であることを示す通信不可情報を第2送信部37に出力する。通信不可情報は、事象情報と、通信不可であるメッセージとを含む。第2送信部37は、通信不可情報をユーザコンピュータ15に送信するので、ユーザコンピュータ15は、通信不可情報を受信し、それをディスプレイに表示することが可能である。通信不可情報は、ユーザコンピュータ15が実行するブラウザプログラムが表示することが可能なように、マークアップ言語で記述されることが好ましい。これにより、ユーザプログラムで特別なプログラムをインストールしなくても、ユーザコンピュータ15に通信不可情報を表示させることができる。
報知部59は、判定部53から通信不可能状態であることを示す状態信号が入力されている間に、要求受付部61から要求受付信号が入力されることに応じて、通信不可情報を第2送信部37に出力するので、ユーザがユーザコンピュータ15を使用しているときに通信不可情報を送信することができる。このため、ユーザは、インターネット21に接続することができない原因を知ることができる。
また、報知部59は、判定部53から通信不可能状態であることを示す状態信号が入力されている間、宅内装置11が備える表示部に、通信不可情報を表示する。この表示部への通信不可情報の表示は、判定部53により通信不可能状態が検出されなくなるまで継続される。これにより、ユーザがいつでも通信不可情報を確認することができる。
報知部59は、判定部53から入力されていた状態信号が入力されなくなると、情報送信部55に、復帰情報を出力する。復帰情報は、事象情報70で特定される事象を含む。情報送信部55は、報知部59から復帰情報が入力されると、復帰情報と事象が終了したことを示すメッセージを含む電子メールを生成し、予め定められた電子メールアドレスに送信する。情報送信部55は、復帰情報を電子メールで1度送信すると、次に別の事象情報を含むコマンドが受信されるまで、復帰情報を送信しない。1回の事象の発生に対して復帰情報を1回送信すれば十分だからである。
また、報知部59は、判定部53から入力されていた状態信号が入力されなくなってから所定期間、宅内装置11が備えるディスプレイなどの表示部に、復帰情報を表示する。これにより、ユーザは、所定期間の間はいつでも復帰情報を確認することができる。
図4および図5は、通知処理の流れの一例を示すフローチャートである。通知処理は、宅内装置11の制御部39が通知プログラムを実行することにより、制御部39により実行される処理である。
図4および図5を参照して、制御部39は、コマンドを受信したか否かを判断する(ステップS01)。第1受信部35から入力されるデータからコマンドが検出されたか否かを判断する。コマンドが検出されるまで待機状態となり(ステップS01でNO)、コマンドが検出たならば処理をステップS02に進める。コマンドは、事象情報を含む。事象情報は、インターネット接続サービスが停止することを示す事象内容と、その事象が開始する予定の開始日時と、その事象が終了する予定の終了日時と、を含む。
次に、フラグに「0」を設定する(ステップS02)。フラグは、インターネット接続サービスが停止する事象が発生していることを示し、事象が発生していない場合に「0」に設定され、事象が発生すると「1」に設定される。
そして、ステップS01において検出されたコマンドに含まれる事象情報を記憶部41に記憶にする(ステップS03)。次に、現在時刻をタイマ57から取得し(ステップS04)、現在時刻が事象の開始時刻より前であるか否かを判断する(ステップS05)。現在時刻が事象の開始時刻より前であるなら処理をステップS06に進め、そうでなければ処理をステップS12に進める。
ステップS06においては、予告情報を表示する(ステップS06)。宅内装置11が有する表示部、または宅内装置11に接続されたモニタ等に予告情報を表示する。予告情報は、事象情報を含む。
次のステップS07においては、電子メールを送信済みか否かを判断する。電子メールを送信済ならば処理をステップS10に進め、未送信ならば処理をステップS08に進める。予告情報を一度送信した後は、電子メールを送信しないようにし、同じ内容の電子メールが何度も受信されないようにするためである。ステップS08においては、現在日時が事象開始時刻より所定時間前であるか否かを判断する。現在日時が事象開始時刻より所定時間前であるなら処理をステップS09に進め、そうでなければステップS09をスキップして処理をステップS10に進める。ステップS09においては、予告情報を含む電子メールを生成し、予め記憶部41に記憶された宛先に電子メールを送信する。予告情報を電子メールで送信することにより、ユーザにインターネット接続サービスが停止する事象が発生することを通知することができる。
次に、ユーザコンピュータ15から所定の要求が受信されたか否かを判断する(ステップS10)。ここでいう所定の要求は、ユーザコンピュータ15から送信されるデータのすべてである。また、ユーザコンピュータ15から送信されるサーバ13への接続要求であってもよいし、予め定められたコマンドとしてもよい。所定の要求を受信したならば処理をステップS11に進め、受信しなければ処理をステップS04に戻す。
ステップS11においては、予告情報をユーザコンピュータ15へ送信する。予告情報は、ユーザコンピュータ15が実行するブラウザプログラムが表示することが可能なように、HTMLまたはXHTML等のマークアップ言語で記述されることが好ましい。これにより、ユーザコンピュータ15で特別なプログラムをインストールしなくても、ユーザコンピュータ15に予告情報を表示させることができる。ユーザコンピュータ15では、受信される予告情報がディスプレイに表示されるので、ユーザコンピュータ15の操作者であるユーザに予告情報を通知することができる。また、所定の要求をユーザコンピュータ15から受信すると、予告情報をユーザコンピュータ15に送信するので、ユーザがユーザコンピュータ15を使用しているときに予告情報が送信される。このため、確実にユーザに予告情報を通知することができる。なお、所定の期間経過後に再度電子メールを送信するようにしてもよい。
一方、処理がステップS12に進む場合は、現在時刻が開始日時以降である。この場合には、サーバ13と通信が可能か否かを判定する(ステップS12)。サーバ13と通信可能ならば処理をステップS13に進め、不可能ならば処理をステップS17に進める。サーバとの通信が不可能な場合は、事象が発生した場合である。ステップS13においては、フラグに「1」を設定し、処理をステップS14に進める。ステップS14においては、サーバとの通信状態と事象内容とを表示部に表示する。サーバ13との通信ができない状態とその原因が表示されるので、ユーザはいつでも事象が発生したことを確認することができる。
次に、ユーザコンピュータ15から所定の要求が受信されたか否かを判断する(ステップS15)。ここでいう所定の要求は、ステップS10の場合と同様にユーザコンピュータ15から送信されるデータのすべてである。所定の要求を受信したならば処理をステップS16に進め、受信しなければ処理をステップS04に戻す。
ステップS16においては、サーバとの通信状態と事象内容とをユーザコンピュータ15へ送信する。通信状態と事象内容とは、ユーザコンピュータ15が実行するブラウザプログラムが表示することが可能なように、HTMLまたはXHTML等のマークアップ言語で記述される。これにより、ユーザコンピュータ15で特別なプログラムをインストールしなくても、ユーザコンピュータ15に予告情報を表示させることができる。ユーザコンピュータ15では、通信状態と事象内容とが受信されると、それらがディスプレイに表示されるので、ユーザコンピュータ15の操作者であるユーザに事象が発生したことを通知することができる。また、所定の要求をユーザコンピュータ15から受信すると、通信状態と事象内容とをユーザコンピュータ15に送信するので、ユーザがユーザコンピュータ15を使用しているときに事象が発生したことがディスプレイに表示される。このため、確実にユーザに事象が発生したことを通知することができる。
一方、ステップS17においては、フラグが「1」に設定されているか否かを判断する。フラグが「1」に設定されていれば処理をステップS18に進めるが、そうでなければ処理をステップS04に戻す。処理がステップS18に進む場合は、発生した事象が終了した場合である。より詳しく説明すると、フラグが「1」に設定されるのは、サーバ13と通信できなくなった場合、換言すれば事象が発生した場合なので、その後にサーバと通信可能なことが検出されるのは、事象が終了した場合である。したがって、ステップS18においては、事象が終了したことを通知するための電子メールを生成し、予め記憶部41に記憶された宛先に電子メールを送信する。事象が終了したことを通知するための電子メールを送信することにより、ユーザにインターネット接続サービスが停止する事象が終了したことを通知することができる。
ステップS19においては、事象が終了したことを表示部に表示し、処理をステップS20に進める。ステップS20においては、所定時間が経過したか否かを判断する。所定時間が経過したならば処理を終了し、そうでなければ処理をステップS19に戻す。事象が終了したことが所定時間の間、宅内装置11の表示部に表示される。このため、ユーザは、宅内装置11の表示部を見れば、事象が終了したか否かを確認することができる。
本発明の実施形態の一つにおける通信システムの全体概要の一例を示す図である。 宅内装置のハードウェア構成の概略を示す機能ブロック図である。 宅内装置の制御部の機能の概略を記憶部に記憶される情報とともに示す機能ブロックである。 通知処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。 通知処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。
符号の説明
1 通信システム、11 宅内装置、13 サーバ、15 ユーザコンピュータ、17 第1通信網、19 第2通信網、21 インターネット、31 第1送信部、33 第2受信部、35 第1受信部、37 第2送信部、39 制御部、41 記憶部、51 コマンド検出部、53 判定部、55 情報送信部、57 タイマ、59 報知部、61 要求受付部。

Claims (5)

  1. ユーザコンピュータとサーバとの間に設けられ、前記ユーザコンピュータとサーバとの間の通信を中継する中継装置であって、
    前記サーバと通信できない所定の事象が開始する開始日時と前記事象を特定するための事象内容とを前記サーバから受信すると、前記開始日時および前記事象内容を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記開始日時より前に、前記記憶手段に記憶された前記事象内容を出力する報知手段と、を備えた中継装置。
  2. 前記報知手段は、前記ユーザコンピュータから所定の要求を受信することに応じて前記事象内容を前記ユーザコンピュータに送信する送信手段を含む、請求項1に記載の中継装置。
  3. 前記サーバとの間の通信状態を判定する判定手段をさらに備え、
    前記送信手段は、前記判定手段により前記サーバと通信できない通信不可能状態と判定されているときに、前記ユーザコンピュータから前記所定の要求を受信すると、通信不可状態であることを示す情報を前記ユーザコンピュータに送信する、請求項2に記載の中継装置。
  4. 前記所定の要求は、前記ユーザコンピュータが前記サーバに送信するデータである、請求項2または3に記載の中継装置。
  5. 前記送信手段は、マークアップ言語で記述したデータを送信する、請求項2または3に記載の中継装置。
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