JP2008193277A - 放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】親画面に表示される映像の主要部を遮ることなく子画面を表示する。
【解決手段】デジタル放送受信機のMPU11は、第1受信部15Aによって受信された1のテレビジョン放送に対応する映像である第1映像を親画面として第1領域に表示すると共に、第2受信部15Bによって受信された他のテレビジョン放送に対応する映像である第2映像を子画面として第2領域に表示する映像表示部111と、1のテレビジョン放送に対応する字幕を表示する領域である第3領域を規定する字幕座標情報を取得する字幕位置取得部112と、字幕を表示しない旨の設定がされている場合に、第2領域の中心位置を第3領域の中心位置と略一致させるべく第2領域の位置を変更する位置変更部115と、を備え、映像表示部111が、変更された子画面位置に第2映像を表示する。
【選択図】図2

Description

本発明は、テレビジョン放送を受信し、外部から視認可能にモニタに出力可能に構成された放送受信装置に関する。特に、1のテレビジョン放送を受信する第1受信手段と、他のテレビジョン放送を受信する第2受信手段と、前記第1受信手段によって受信された1のテレビジョン放送に対応する映像である第1映像を親画面としてモニタに表示すると共に、前記第2受信手段によって受信された他のテレビジョン放送に対応する映像である第2映像を子画面としてモニタに表示する映像表示手段と、を備える放送受信装置に関する。
近年、デジタル放送の普及に伴い、テレビジョン放送の多チャンネル化が進んでいる。この様な多チャンネル化に伴い、放送受信装置に配設された1のモニタに複数番組の映像を同時に表示するマルチ画面表示技術が提案されている。すなわち、表示画面を複数の領域に分割し、複数の番組映像を同時に出力することができる、いわゆる、ピクチャーインピクチャー(PinP)、又は、ピクチャーアウトピクチャー(PoutP)等の機能を備えた受放送信装置が知られている。
例えば、ユーザによって選択されたチャンネルが含まれる物理チャンネルに複数のサブチャンネルが存在する場合に、ユーザによって選択されたチャンネルが含まれる物理チャンネルを第1のチューナに受信させると共に、ユーザによって選択されたチャンネルの前又は後のチャンネルを第2のチューナに受信させ、ユーザによって選択されたチャンネルの映像信号、及び、ユーザによって選択されたチャンネルの前後のチャンネルの映像信号を抽出し、ユーザによって選択されたチャンネルの映像信号を親画面として出力すると共に、ユーザによって選択されたチャンネルの前後のチャンネルの映像信号を子画面として出力するデジタルTV放送信号受信装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2006−67205号公報
しかしながら、上記デジタルTV放送信号受信装置では、ピクチャーインピクチャー(PinP)の形態で親画面と子画面とを表示する場合に、親画面に表示される映像の主要部が子画面によって遮られることがある。すなわち、ピクチャーインピクチャー(PinP)の形態で親画面と子画面とを表示する場合には、子画面は親画面の一部の領域に表示されるため、子画面の表示される領域内に親画面の映像の主要部が表示されると、親画面に表示される映像の主要部が子画面によって遮られることになるのである。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、親画面に表示される映像の主要部を遮ることなく子画面を表示することの可能な放送受信装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために請求項1に記載の放送受信装置は、1のテレビジョン放送を受信する第1受信手段と、他のテレビジョン放送を受信する第2受信手段と、前記第1受信手段によって受信された1のテレビジョン放送に対応する映像である第1映像を親画面としてモニタの予め設定された第1領域に表示すると共に、前記第2受信手段によって受信された他のテレビジョン放送に対応する映像である第2映像を子画面としてモニタの前記第1領域内に予め設定された第2領域に表示する映像表示手段と、前記第1受信手段を介して、前記第1領域内に予め設定され、1のテレビジョン放送に対応する字幕を表示する領域である第3領域の位置及び大きさを規定する字幕座標情報を取得する字幕位置取得手段と、1のテレビジョン放送に対応する字幕を表示するか否かを設定する字幕表示設定手段と、前記字幕表示設定手段によって字幕を表示しない旨の設定がされている場合に、前記第2領域の中心位置を、前記字幕位置取得手段によって取得された第3領域の中心位置と略一致させるべく前記第2領域の位置を変更し、変更後の第2領域の位置を規定する子画面座標情報を生成する位置変更手段と、前記字幕位置取得手段によって取得された字幕座標情報が複数であるか否かを判定する字幕数判定手段と、前記位置変更手段によって生成された子画面座標情報に対応する変更後の第2領域が前記第1領域内に表示されるか否かを判定する位置判定手段と、前記位置判定手段によって前記第1領域内に表示されないと判定された場合に、変更後の第2領域を前記第1領域内に表示するべく変更後の第2領域の子画面座標情報を修正し、修正後の子画面座標情報を生成する位置修正手段と、を備え、前記位置変更手段が、前記字幕数判定手段によって取得された字幕座標情報が複数であると判定された場合に、取得された複数の字幕座標情報の内、字幕領域の面積が最大である字幕座標情報を選定し、選定された字幕座標情報に対応する字幕領域の中心位置と略一致させるべく前記第2領域の位置を変更し、変更後の第2領域の位置を規定する子画面座標情報を生成し、前記映像表示手段が、前記位置判定手段によって前記第1領域内に表示されると判定された場合に、前記位置変更手段によって生成された子画面座標情報に基づいて、前記第2映像をモニタに表示し、前記位置判定手段によって前記第1領域内に表示されないと判定された場合に、前記位置修正手段によって生成された修正後の子画面座標情報に基づいて、前記第2映像をモニタに表示することを特徴としている。
請求項2に記載の放送受信装置は、1のテレビジョン放送を受信する第1受信手段と、他のテレビジョン放送を受信する第2受信手段と、前記第1受信手段によって受信された1のテレビジョン放送に対応する映像である第1映像を親画面としてモニタの予め設定された第1領域に表示すると共に、前記第2受信手段によって受信された他のテレビジョン放送に対応する映像である第2映像を子画面としてモニタの前記第1領域内に予め設定された第2領域に表示する映像表示手段と、前記第1受信手段を介して、前記第1領域内に予め設定され、1のテレビジョン放送に対応する字幕を表示する領域である第3領域の位置及び大きさを規定する字幕座標情報を取得する字幕位置取得手段と、1のテレビジョン放送に対応する字幕を表示するか否かを設定する字幕表示設定手段と、前記字幕表示設定手段によって字幕を表示しない旨の設定がされている場合に、前記第2領域の中心位置を、前記字幕位置取得手段によって取得された第3領域の中心位置と略一致させるべく前記第2領域の位置を変更し、変更後の第2領域の位置を規定する子画面座標情報を生成する位置変更手段と、を備え、前記映像表示手段が、前記位置変更手段によって生成された子画面座標情報に基づいて、前記第2映像をモニタに表示することを特徴としている。
請求項3に記載の放送受信装置は、請求項2に記載の放送受信装置であって、前記字幕位置取得手段によって取得された字幕座標情報が複数であるか否かを判定する字幕数判定手段を備え、前記位置変更手段が、前記字幕数判定手段によって取得された字幕座標情報が複数であると判定された場合に、取得された複数の字幕座標情報の内、字幕領域の面積が最大である字幕座標情報を選定し、選定された字幕座標情報に対応する字幕領域の中心位置と略一致させるべく前記第2領域の位置を変更し、変更後の第2領域の位置を規定する子画面座標情報を生成することを特徴としている。
請求項4に記載の放送受信装置は、請求項2に記載の放送受信装置であって、前記字幕位置取得手段によって取得された字幕座標情報が複数であるか否かを判定する字幕数判定手段を備え、前記位置変更手段が、前記字幕数判定手段によって取得された字幕座標情報が複数であると判定された場合に、取得された複数の字幕座標情報の内、変更前の第2領域の中心位置と字幕座標情報に対応する字幕領域の中心位置との距離が最小の字幕座標情報を選定し、選定された字幕座標情報に対応する字幕領域の中心位置と略一致させるべく前記第2領域の位置を変更し、変更後の第2領域の位置を規定する子画面座標情報を生成することを特徴としている。
請求項5に記載の放送受信装置は、請求項2〜請求項4のいずれかに記載の放送受信装置であって、前記位置変更手段によって生成された子画面座標情報に対応する変更後の第2領域が前記第1領域内に表示されるか否かを判定する位置判定手段と、前記位置判定手段によって前記第1領域内に表示されないと判定された場合に、変更後の第2領域を前記第1領域内に表示するべく変更後の第2領域の子画面座標情報を修正し、修正後の子画面座標情報を生成する位置修正手段と、を備え、前記映像表示手段が、前記位置判定手段によって前記第1領域内に表示されないと判定された場合に、前記位置変更手段によって生成された子画面座標情報に換えて、前記位置修正手段によって生成された修正後の子画面座標情報に基づいて、前記第2映像をモニタに表示することを特徴としている。
請求項1に記載の放送受信装置によれば、受信された1のテレビジョン放送に対応する映像である第1映像が親画面としてモニタの予め設定された第1領域に表示されると共に、受信された他のテレビジョン放送に対応する映像である第2映像が子画面としてモニタの第1領域内に予め設定された第2領域に表示される。また、第1領域内に予め設定され、1のテレビジョン放送に対応する字幕を表示する領域である第3領域の位置及び大きさを規定する字幕座標情報が取得され、1のテレビジョン放送に対応する字幕を表示するか否かが設定される。そして、字幕を表示しない旨の設定がされている場合に、第2領域の中心位置を、第3領域の中心位置と略一致させるべく第2領域の位置が変更され、変更後の第2領域の位置を規定する子画面座標情報が生成される。更に、生成された子画面座標情報に基づいて、第2映像がモニタに表示されるため、親画面に表示される映像の主要部を遮ることなく子画面を表示することができる。
すなわち、子画面の表示領域である第2領域の位置が字幕を表示する領域である第3領域の中心位置と略一致させるべく変更されるため、字幕の表示位置(=親画面内における第3領域の位置)は親画面に表示される映像の主要部を遮ることのない位置に設定されるので、親画面に表示される映像の主要部を遮ることなく子画面を表示することができるのである。
また、取得された字幕座標情報が複数であるか否かが判定され、取得された字幕座標情報が複数であると判定された場合に、取得された複数の字幕座標情報の内、字幕領域の面積が最大である字幕座標情報が選定される。そして、選定された字幕座標情報に対応する字幕領域の中心位置と略一致させるべく第2領域の位置が変更され、変更後の第2領域の位置を規定する子画面座標情報が生成されるため、取得された字幕座標情報が複数である場合に、適正な位置に子画面を表示することができる。
すなわち、字幕領域の面積が最大である字幕座標情報に対応する字幕領域の中心位置と略一致させるべく子画面の表示領域である第2領域の位置が変更されるため、取得された字幕座標情報が複数である場合に、適正な位置に子画面を表示することができるのである。
更に、生成された子画面座標情報に対応する変更後の第2領域が第1領域内に表示されるか否かが判定され、第1領域内に表示されないと判定された場合に、変更後の第2領域を第1領域内に表示するべく変更後の第2領域の子画面座標情報が修正され、修正後の子画面座標情報が生成される。そして、生成された修正後の子画面座標情報に基づいて、第2映像がモニタに表示されるため、更に適正な位置に子画面を表示することができる。
すなわち、変更後の第2領域が第1領域内に表示されないと判定された場合に、変更後の第2領域を第1領域内に表示するべく変更後の第2領域の子画面座標情報が修正されて修正後の子画面座標情報が生成され、生成された修正後の子画面座標情報に基づいて、第2映像がモニタに表示されるため、子画面の表示領域である第2領域が第1領域内に表示するべく修正されるので、更に適正な位置に子画面を表示することができるのである。
請求項2に記載の放送受信装置によれば、受信された1のテレビジョン放送に対応する映像である第1映像が親画面としてモニタの予め設定された第1領域に表示されると共に、受信された他のテレビジョン放送に対応する映像である第2映像が子画面としてモニタの第1領域内に予め設定された第2領域に表示される。また、第1領域内に予め設定され、1のテレビジョン放送に対応する字幕を表示する領域である第3領域の位置及び大きさを規定する字幕座標情報が取得され、1のテレビジョン放送に対応する字幕を表示するか否かが設定される。そして、字幕を表示しない旨の設定がされている場合に、第2領域の中心位置を、第3領域の中心位置と略一致させるべく第2領域の位置が変更され、変更後の第2領域の位置を規定する子画面座標情報が生成される。更に、生成された子画面座標情報に基づいて、第2映像がモニタに表示されるため、親画面に表示される映像の主要部を遮ることなく子画面を表示することができる。
すなわち、子画面の表示領域である第2領域の位置が字幕を表示する領域である第3領域の中心位置と略一致させるべく変更されるため、字幕の表示位置(=親画面内における第3領域の位置)は親画面に表示される映像の主要部を遮ることのない位置に設定されるので、親画面に表示される映像の主要部を遮ることなく子画面を表示することができるのである。
請求項3に記載の放送受信装置によれば、取得された字幕座標情報が複数であるか否かが判定され、取得された字幕座標情報が複数であると判定された場合に、取得された複数の字幕座標情報の内、字幕領域の面積が最大である字幕座標情報が選定される。そして、選定された字幕座標情報に対応する字幕領域の中心位置と略一致させるべく第2領域の位置が変更され、変更後の第2領域の位置を規定する子画面座標情報が生成されるため、取得された字幕座標情報が複数である場合に、適正な位置に子画面を表示することができる。
すなわち、字幕領域の面積が最大である字幕座標情報に対応する字幕領域の中心位置と略一致させるべく子画面の表示領域である第2領域の位置が変更されるため、取得された字幕座標情報が複数である場合に、適正な位置に子画面を表示することができるのである。
請求項4に記載の放送受信装置によれば、取得された字幕座標情報が複数であるか否かが判定され、取得された字幕座標情報が複数であると判定された場合に、取得された複数の字幕座標情報の内、変更前の第2領域の中心位置と字幕座標情報に対応する字幕領域の中心位置との距離が最小の字幕座標情報が選定される。そして、選定された字幕座標情報に対応する字幕領域の中心位置と略一致させるべく第2領域の位置が変更され、変更後の第2領域の位置を規定する子画面座標情報が生成されるため、取得された字幕座標情報が複数である場合に、適正な位置に子画面を表示することができる。
すなわち、変更前の子画面の表示領域である第2領域の中心位置と字幕座標情報に対応する字幕領域の中心位置との距離が最小の字幕座標情報に対応する字幕領域の中心位置と略一致させるべく子画面の表示領域である第2領域の位置が変更されるため、子画面の表示領域である第2領域の位置の移動する距離が最小となるので、取得された字幕座標情報が複数である場合に、適正な位置に子画面を表示することができるのである。
請求項5に記載の放送受信装置によれば、生成された子画面座標情報に対応する変更後の第2領域が第1領域内に表示されるか否かが判定され、第1領域内に表示されないと判定された場合に、変更後の第2領域を第1領域内に表示するべく変更後の第2領域の子画面座標情報が修正され、修正後の子画面座標情報が生成される。そして、生成された修正後の子画面座標情報に基づいて、第2映像がモニタに表示されるため、更に適正な位置に子画面を表示することができる。
すなわち、変更後の第2領域が第1領域内に表示されないと判定された場合に、変更後の第2領域を第1領域内に表示するべく変更後の第2領域の子画面座標情報が修正されて修正後の子画面座標情報が生成され、生成された修正後の子画面座標情報に基づいて、第2映像がモニタに表示されるため、子画面の表示領域である第2領域が第1領域内に表示するべく修正されるので、更に適正な位置に子画面を表示することができるのである。
以下に本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るデジタル放送受信機の構成の一例を示すブロック図である。デジタル放送受信機1(放送受信装置に相当する)は、テレビジョン放送を受信し、後述するディスプレイ183及びスピーカ163に出力するものであって、MPU11、RAM12、ROM13、操作部14、受信部15、音声出力部16、MPEG2デコード部17、画像出力部18、及び、画像合成部19を備えている。
MPU(Micro Processing Unit)11は、デジタル放送受信機1全体の動作を制御するものである。RAM(Random Access Memory)12は、音声情報、映像情報等の情報を読み書き自在に格納するものである。ROM(Read Only Memory)13は、MPU11を動作させる制御プログラム等を格納するものである。
操作部14(字幕表示設定手段の一部に相当する)は、電源のON、OFF操作、選局等の各種操作を受け付けるものである。受信部15は、テレビジョン放送を受信して復調するものであって、1のテレビジョン放送を受信する第1受信部15A(第1受信手段に相当する)と、他のテレビジョン放送を受信する第2受信部15B(第2受信手段に相当する)と、を備えている。第1受信部15Aと第2受信部15Bとは、略同一の構成を有するため、以下の説明においては、特に必要な場合を除いて、両者を区別することなく受信部15と総称する。受信部15は、アンテナ部151、チューナ部152、A/D変換部153、復調部154、及び、TSデマルチプレクサ155を備えている。
アンテナ部151は、テレビジョン放送波を受信するものである。チューナ部152は、アンテナ部151で受信されたテレビジョン放送波から、予め設定されたチャンネルの放送を選局するものである。A/D変換部153は、チューナ部152からの出力信号(=アナログ信号)をデジタル情報に変換するものである。復調部154は、A/D変換部153からの出力情報を復調するものである。TS(Transport Stream)デマルチプレクサ155は、復調部154によって復調された出力情報を種別毎に分離して出力するものである。
音声出力部16は、受信部15によって受信された1のテレビジョン放送(又は他のテレビジョン放送)に対応する音声を出力するものであって、D/A変換部161、音声信号出力部162、及び、スピーカ163を備えている。D/A変換部161は、TSデマルチプレクサ155から出力された音声情報(=デジタル情報)をアナログ信号に変換するものである。音声信号出力部162は、D/A変換部161によってアナログ信号に変換された音声信号を出力するものである。スピーカ163は、音声信号出力部162から出力された音声信号に対応する音声を出力するものである。
MPEG(Motion Picture Experts Group)2デコード部17は、TSデマルチプレクサ155から出力された映像情報を圧縮前の映像情報に復号化するものである。
画像出力部18は、MPEG2デコード部17によって復号化された映像情報を出力するものであって、NTSCエンコード部181、映像信号出力部182、及び、ディスプレイ183を備えている。NTSC(National Television Standards Committee)エンコード部181は、MPEG2デコード部17によって復号化された映像情報をNTSC方式のテレビジョン信号に変換するものである。映像信号出力部182は、NTSCエンコード部181から出力されたNTSC方式のテレビジョン信号をディスプレイ183に対して出力するものである。ディスプレイ183(モニタに相当する)は、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)等からなり、映像信号出力部182から出力されたテレビジョン信号に対応する映像を表示するものである。
画像合成部19(映像表示手段の一部に相当する)は、第1受信部15Aによって受信された1のテレビジョン放送に対応する映像である第1映像を親画面としてディスプレイ183に表示すると共に、第2受信部15Bによって受信された他のテレビジョン放送に対応する映像である第2映像を子画面としてディスプレイ183に表示するべく、画像合成処理を行うものである。すなわち、画像合成部19は、第1受信部15Aによって受信された1のテレビジョン放送に対応する映像である第1映像をディスプレイ183の表示領域全体(第1領域に相当する)に表示する親画面とし、第2受信部15Bによって受信された他のテレビジョン放送に対応する映像である第2映像を親画面の一部分の領域(第2領域に相当する)に(例えば、親画面の右下部に)表示する子画面として合成して、合成画像を生成するものである(図3参照)。また、画像合成部19は、MPU11(後述する字幕表示設定部114)によって字幕を表示する旨の設定がされている場合には、第1映像と第2映像とが合成された合成画像に、第1受信部15Aによって受信された1のテレビジョン放送に対応する字幕を描画するものである(図3参照)。
次に、デジタル放送受信機1が放送を受信する場合の動作について説明する。まず、送信されてきたデジタル放送波がアンテナ部151で受信される。操作部14を介して選局操作が受け付けられた場合には、チューナ部152によって受信するトランスポンダ(Transponder)の切換が行われる。受信されたデジタル放送波は、A/D変換部153によりデジタル情報に変換され、復調部154によって復調される。
なお、デジタル放送波は、送信側(送信局)からTS(Transport Stream)パケットとして送信される。このTSパケットは、映像情報、音声情報、字幕情報、制御情報等からなり、これらの情報がTSデマルチプレクサ155によって、分離して出力され、RAM12に格納される。そして、RAM12から読み出された1のテレビジョン放送(又は他のテレビジョン放送)に対応する音声情報がD/A変換部161によってアナログ信号に変換され、音声信号出力部162を介してスピーカ163から音声が出力される。
また、RAM12から読み出された1のテレビジョン放送及び他のテレビジョン放送に対応する映像情報がMPEG2デコード部17によって圧縮前の映像情報に復号化され、画像合成部19によって画像合成されて合成画像が生成された後、NTSCエンコード部181によってNTSC方式のテレビジョン信号に変換されて、映像信号出力部182を介してディスプレイ183に映像(=1のテレビジョン放送及び他のテレビジョン放送に対応する映像情報がそれぞれ親画面及び子画面として合成された合成映像)が表示され、更に、MPU11(後述する字幕表示設定部114)によって字幕を表示する旨の設定がされている場合には、1のテレビジョン放送に対応する字幕が表示される。
図2は、本発明に係るデジタル放送受信機1における主要部の構成の一例を示すブロック図である。MPU11は、機能的に、映像表示部111、字幕位置取得部112、字幕数判定部113、字幕表示設定部114、位置変更部115、位置判定部116、及び、位置修正部117を備えている。
ここでは、MPU11が、図1に示すROM13等に予め格納された制御プログラムを読み出して実行することにより、映像表示部111、字幕位置取得部112、字幕数判定部113、字幕表示設定部114、位置変更部115、位置判定部116、位置修正部117等の機能部として機能するものである。
また、図1に示すRAM12、ROM13に格納された各種データのうち装着脱可能な記録媒体に格納され得るデータは、例えばハードディスクドライブ、光ディスクドライブ、フレキシブルディスクドライブ、シリコンディスクドライブ、カセット媒体読み取り機等のドライバで読み取り可能にしてもよく、この場合、記録媒体は、例えばハードディスク、光ディスク、フレキシブルディスク、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、半導体メモリ等である。
映像表示部111(映像表示手段の一部に相当する)は、画像合成部19を介して、第1受信部15Aによって受信された1のテレビジョン放送に対応する映像である第1映像を親画面としてディスプレイ183の予め設定された第1領域(ここでは、ディスプレイ183の表示領域全体)に表示すると共に、第2受信部15Bによって受信された他のテレビジョン放送に対応する映像である第2映像を子画面としてディスプレイ183の第1領域内に予め設定された第2領域(ここでは、親画面の右部の領域)に表示するものである。
また、映像表示部111は、位置判定部116によって第2領域が第1領域内に表示されると判定された場合に、位置変更部115によって生成された子画面座標情報に基づいて、第2映像をディスプレイ183に表示し、位置判定部116によって第2領域が第1領域内に表示されないと判定された場合に、位置修正部117によって生成された修正後の子画面座標情報に基づいて、第2映像をディスプレイ183に表示するものである。
すなわち、位置判定部116によって変更後の第2領域が第1領域内に表示されると判定された場合に、位置変更部115によって表示位置が変更された変更後の第2領域に第2映像を表示し、位置判定部116によって変更後の第2領域が第1領域内に表示されないと判定された場合に、位置修正部117によって変更後の第2領域の表示位置が修正された修正後の第2領域に第2映像を表示するものである。
字幕位置取得部112(字幕位置取得手段に相当する)は、第1受信部15Aを介して、第1領域内に予め設定され、1のテレビジョン放送に対応する字幕を表示する領域である第3領域の位置及び大きさを規定する字幕座標情報を取得するものである。
字幕数判定部113(字幕数判定手段に相当する)は、字幕位置取得部112によって取得された字幕座標情報が複数であるか否かを判定するものである。すなわち、字幕数判定部113は、字幕位置取得部112によって取得された字幕座標情報が、複数の位置に字幕を表示する旨の字幕座標情報であるか否かを判定するものである。
字幕表示設定部114(字幕表示設定手段の一部に相当する)は、操作部14を介して、1のテレビジョン放送に対応する字幕を表示するか否かを設定するものである。字幕表示設定部114は、例えば、操作部14によってメニュー画面を表示する旨の操作入力が受け付けられた場合に、字幕を表示するか否かを設定するための設定画面をディスプレイ183に表示し、操作部14を介して受け付けられた操作入力に基づいて、字幕を表示するか否かを設定するものである。
位置変更部115(位置変更手段に相当する)は、字幕表示設定部114によって字幕を表示しない旨の設定がされている場合に、子画面の表示領域である第2領域の中心位置を、字幕位置取得部112によって取得された字幕の表示領域である第3領域の中心位置と一致させるべく第2領域の位置を変更し、変更後の第2領域の位置を規定する子画面座標情報を生成するものである。
また、位置変更部115は、字幕数判定部113によって取得された字幕座標情報が複数であると判定された場合に、取得された複数の字幕座標情報の内、字幕領域の面積が最大である字幕座標情報を選定し、選定された字幕座標情報に対応する字幕領域の中心位置と一致させるべく子画面の表示領域である第2領域の位置を変更し、変更後の第2領域の位置を規定する子画面座標情報を生成するものである。
図3は、位置変更部115による第2領域の位置を変更する方法の一例を示す画面図である。(a)は、第2領域の位置を変更する前の画面200の画面図であり、(b)は、第2領域の位置を変更した後の画面210の画面図である。(a)に示すように、画面200には、画面全体に親画面201が表示され、画面右下部に子画面202が表示され、画面左上部に、字幕203が表示されている。親画面201は、第1受信部15Aによって受信された1のテレビジョン放送に対応する映像である第1映像を表示する画面である。子画面202は、第2受信部15Bによって受信された他のテレビジョン放送に対応する映像である第2映像を表示する画面である。字幕203は、親画面201に対応する(=第1受信部15Aによって受信された1のテレビジョン放送に対応する)字幕を表示するものである。ここでは、親画面201に表示される映像の主要部(ここでは、鳥の映像)の右下部が、子画面202の左上部と重なって遮られている。
また、(a)に示すように、画面200の左上端を基準(=原点)として、右向きにX座標をとり、下向きにY座標をとり、親画面201の左上端(=原点)の座標を(Xmin、Ymin)、親画面201の右下端の座標を(Xmax、Ymax)とする。また、子画面202の左上端の座標を(Xsl、Yst)、子画面202の右下端の座標を(Xsr、Ysb)とする。そして、字幕203の左上端の座標を(Xcl、Yct)、字幕203の右下端の座標を(Xcr、Ycb)とする。
(a)に示す画面200における子画面202の中心位置の座標(Xsc,Ysc)及び字幕203の中心位置の座標(Xcc,Ycc)は、次の(1)〜(4)式で求められる。
Xsc=(Xsl+Xsr)/2 (1)
Ysc=(Yst+Ysb)/2 (2)
Xcc=(Xcl+Xcr)/2 (3)
Ycc=(Yct+Ycb)/2 (4)
(b)に示すように、画面210には、画面全体に親画面211が表示され、画面左上部に子画面212が表示されている。子画面212は、位置変更部115によって、(a)に示す子画面202の表示領域である第2領域の中心位置が、字幕203の表示領域である第3領域の中心位置と一致させるべく位置が変更されたものである。具体的には、子画面212の左上端の座標を(Xsl1、Yst1)、子画面212の右下端の座標を(Xsr1、Ysb1)とすると、各座標は次の(5)〜(8)式で求められる。
Xsl1=Xsl+DX1 (5)
Yst1=Yst+DY1 (6)
Xsr1=Xsr+DX1 (7)
Ysb1=Ysb+DY1 (8)
ここで、X軸方向の位置変更量DX1、Y軸方向の位置変更量DY1は、次の(9)、(10)式で求められる。
DX1=Xcc−Xsc (9)
DY1=Ycc−Ysc (10)
このようにして、変更後の第2領域の位置を規定する子画面座標情報(Xsl1、Yst1)、(Xsr1、Ysb1)が生成される。
(b)に示すように、画面210には、(a)に示す子画面202の表示領域である第2領域の中心位置が、字幕203の表示領域である第3領域の中心位置と一致させるべく位置が変更された子画面212が表示されるため、親画面211に表示される映像の主要部(ここでは、鳥の映像)が、子画面212に遮られることがない。
図4は、位置変更部115による第2領域の位置を変更する方法の他の一例を示す画面図である。(a)は、第2領域の位置を変更する前の画面220の画面図であり、(b)は、第2領域の位置を変更した後の画面230の画面図である。(a)に示すように、画面220には、画面全体に親画面221が表示され、画面左上部に子画面222が表示され、画面左下部に、字幕223が表示されている。ここでは、親画面221に表示される映像の主要部(ここでは、鳥の映像)の左端部が、子画面222の右端部と重なって遮られている。
(b)に示すように、画面230には、画面全体に親画面231が表示され、画面左下部に子画面232が表示されている。画面230には、(a)に示す子画面222の表示領域である第2領域の中心位置が、字幕223の表示領域である第3領域の中心位置と一致させるべく位置が変更された子画面232が表示されるため、親画面231に表示される映像の主要部(ここでは、鳥の映像)が、子画面232に遮られることがない。
図5は、字幕座標情報が複数(ここでは、2個)である場合に、位置変更部115による第2領域の位置を変更する方法の一例を示す画面図である。(a)は、第2領域の位置を変更する前の画面240の画面図であり、(b)は、第2領域の位置を変更した後の画面250の画面図である。(a)に示すように、画面240には、画面全体に親画面241が表示され、画面左部に子画面242が表示され、画面左上部及び画面下部に、字幕243及び字幕244が表示されている。ここでは、親画面241に表示される映像の主要部(ここでは、鳥の映像)の左端部が、子画面242の右端部と重なって遮られている。
(b)に示すように、画面250には、画面全体に親画面251が表示され、画面下部に子画面252が表示されている。画面250には、(a)に示す子画面252の表示領域である第2領域の中心位置が、字幕243及び字幕244の内、字幕領域の面積が最大である字幕244の表示領域の中心位置と一致させるべく位置が変更された子画面242が表示されるため、親画面251に表示される映像の主要部(ここでは、鳥の映像)が、子画面252に遮られることがなく、且つ、子画面242が適正な位置(=映像の主要部が子画面252に遮られる可能性が少ない位置)に表示される。
ここでは、位置変更部115が、取得された複数の字幕座標情報の内、字幕領域の面積が最大である字幕座標情報を選定し、選定された字幕座標情報に対応する字幕領域の中心位置と一致させるべく子画面の表示領域である第2領域の位置を変更する場合について説明するが、位置変更部115が、変更前の第2領域の中心位置と字幕座標情報に対応する字幕領域の中心位置との距離が最小の字幕座標情報を選定し、選定された字幕座標情報に対応する字幕領域の中心位置と一致させるべく第2領域の位置を変更する形態(以下、他の変更方法という)でもよい。
図6は、字幕座標情報が複数(ここでは、2個)である場合に、位置変更部115による第2領域の位置を変更する他の方法の一例を示す画面図である。(a)は、第2領域の位置を変更する前の画面260の画面図であり、(b)は、第2領域の位置を変更した後の画面270の画面図である。(a)に示すように、画面260には、画面全体に親画面261が表示され、画面左部に子画面262が表示され、画面左上部及び画面下部に、字幕263及び字幕264が表示されている。ここでは、親画面261に表示される映像の主要部(ここでは、鳥の映像)の左端部が、子画面262の右端部と重なって遮られている。
(b)に示すように、画面270には、画面全体に親画面271が表示され、画面左上部に子画面272が表示されている。画面270には、(a)に示す子画面262の表示領域である第2領域の中心位置が、字幕263及び字幕264の内、変更前の第2領域の中心位置と字幕領域の中心位置との距離が最小である字幕263の表示領域の中心位置と一致させるべく位置が変更された子画面272が表示されるため、親画面271に表示される映像の主要部(ここでは、鳥の映像)が、子画面272に遮られることがなく、且つ、子画面272が適正な位置(=子画面272の移動量の小さい位置)に表示される。
再び図2に戻って、MPU11の機能構成について説明する。位置判定部116(位置判定手段に相当する)は、位置変更部115によって生成された子画面座標情報に対応する変更後の第2領域が第1領域内に表示されるか否かを判定するものである。
位置修正部117(位置修正手段に相当する)は、位置判定部116によって第1領域内に表示されないと判定された場合に、変更後の第2領域を第1領域内に表示するべく変更後の第2領域の子画面座標情報を修正し、修正後の子画面座標情報を生成するものである。
図7、図8は、位置判定部116の判定方法及び位置修正部117の修正方法を説明する画面図である。図7(a)は、第2領域の位置を変更する前の画面300の画面図であり、図7(b)は、第2領域の位置を変更した後の画面310の画面図である。図7(a)に示すように、画面300には、画面全体に親画面301が表示され、画面右部に子画面302が表示され、画面左下部に、字幕303が表示されている。図7(a)に示すように、図3と同様に、画面300の左上端を基準(=原点)として、右向きにX座標をとり、下向きにY座標をとり、親画面301の左上端(=原点)の座標を(Xmin、Ymin)、親画面301の右下端の座標を(Xmax、Ymax)とする。また、子画面302の左上端の座標を(Xsl、Yst)、子画面302の右下端の座標を(Xsr、Ysb)とする。そして、字幕303の左上端の座標を(Xcl、Yct)、字幕303の右下端の座標を(Xcr、Ycb)とする。
図7(b)に示すように、画面310には、画面全体に親画面311が表示され、画面左下部に子画面312が表示されている。子画面312は、位置変更部115によって、(a)に示す子画面302の表示領域である第2領域の中心位置が、字幕303の表示領域である第3領域の中心位置と一致させるべく位置が変更されたものである。具体的には、子画面312の左上端の座標を(Xsl1、Yst1)、子画面312の右下端の座標を(Xsr1、Ysb1)とすると、各座標は上述の(5)〜(8)式で求められる。
また、位置判定部116は、次の(11)式を満たすか否かに基づいて、変更後の第2領域が第1領域内に表示されるか否かを判定するものである。
((Xsl1 < Xmin) OR (Xsr1 > Xmax) OR (Yst1 < Ymin) OR (Ysb1 > Ymax)) (11)
すなわち、位置判定部116は、(11)式を満たす場合に、変更後の第2領域が第1領域内に表示されないと判定し、(11)式を満たさない場合に、変更後の第2領域が第1領域内に表示されると判定するものである。なお、図7(b)の画面310では、子画面312の右下端のY座標Ysb1が親画面311の右下端のY座標Ymaxより大きく、(11)式を満たすため、位置判定部116によって変更後の第2領域が第1領域内に表示されないと判定される。
図8は、図7(b)に示す変更後の第2領域を第1領域内に表示するべく修正された画面320の画面図である。画面320には、画面全体に親画面321が表示され、画面左下部に子画面322が表示されている。子画面322は、位置修正部117によって、図7(b)に示す子画面312の表示領域が親画面311の表示領域内に表示するべく表示位置が修正されたものである。具体的には、子画面322の左上端の座標を(Xsl2、Yst2)、子画面312の右下端の座標を(Xsr2、Ysb2)とすると、各座標は上述の(12)〜(15)式で求められる。
Xsl2=Xsl1+DX2 (12)
Yst2=Yst1+DY2 (13)
Xsr2=Xsr1+DX2 (14)
Ysb2=Ysb1+DY2 (15)
ここで、X軸方向の位置修正量DX2、Y軸方向の位置修正量DY2は、それぞれ、次の(16)〜(18)式、及び、(19)〜(21)式で求められる。
DX2=Xmin−Xsl1(Xsl1<Xminの場合) (16)
DX2=Xmax−Xsr1(Xsr1>Xminの場合) (17)
DX2=0(上記以外の場合) (18)
DY2=Ymin−Yst1(Yst1<Yminの場合) (19)
DY2=Ymax−Ysb1(Ysb1>Ymaxの場合) (20)
DY2=0(上記以外の場合) (21)
なお、図7(b)の画面310では、子画面312の右下端のY座標Ysb1が親画面311の右下端のY座標Ymaxより大きいため、位置修正部117によって修正後の座標は(18)式及び(20)式を用いて求められる。図8に示すように、子画面322は、位置修正部117によって、その表示領域が親画面321の表示領域内に表示するべく修正されている。
図9は、デジタル放送受信機1(主にMPU11)の動作の一例を示すフローチャートである。ここでは、便宜上、予め字幕位置取得部112によって字幕座標情報が取得され、字幕表示設定部114によって字幕を表示するか否かが設定されている場合について説明する。まず、位置変更部115によって、字幕を表示する旨の設定がされているか否かの判定が行われる(S101)。字幕を表示する旨の設定がされていると判定された場合(S101でYES)には、処理が終了される。字幕を表示しない旨の設定がされていると判定された場合(S101でNO)には、字幕数判定部113によって、字幕位置取得部112により取得された字幕座標情報が複数であるか否かが判定される(S103)。
字幕座標情報が複数ではない(=1個である)と判定された場合(S103でNO)には、位置変更部115によって、子画面の表示領域である第2領域の中心位置を、字幕位置取得部112によって取得された字幕の表示領域である第3領域の中心位置と一致させるべく第2領域の位置が変更され、変更後の第2領域の位置を規定する子画面座標情報が生成され(S109)、処理がステップS111に進められる。字幕座標情報が複数であると判定された場合(S103でYES)には、位置変更部115によって、字幕位置取得部112によって取得された複数の字幕座標情報の内、字幕領域の面積が最大である字幕座標情報が選定される(S105)。そして、位置変更部115によって、ステップS105において選定された字幕座標情報に対応する字幕領域の中心位置と一致させるべく子画面の表示領域である第2領域の位置が変更され、変更後の第2領域の位置を規定する子画面座標情報が生成される(S107)。
ステップS107又はステップS109の処理が終了した場合には、位置判定部116によって、ステップS107又はステップS109において生成された子画面座標情報に対応する変更後の第2領域が第1領域内に表示されるか否かが判定される(S111)。変更後の第2領域が第1領域内に表示されると判定された場合(S111でYES)には、処理がステップS115に進められる。変更後の第2領域が第1領域内に表示されないと判定された場合(S111でNO)には、位置修正部117によって、変更後の第2領域を第1領域内に表示するべく変更後の第2領域の子画面座標情報が修正され、修正後の子画面座標情報が生成される(S113)。
ステップS113が終了した場合、又は、ステップS111でYESの場合には画像合成部19によって、親画面と子画面とが合成され合成画像が生成される(S115)。そして、映像表示部111によって、ステップS115で生成された合成画像がディスプレイ183に表示され(S117)、処理が終了される。
このようにして、受信された1のテレビジョン放送に対応する映像である第1映像が親画面としてディスプレイ183の予め設定された第1領域に表示されると共に、受信された他のテレビジョン放送に対応する映像である第2映像が子画面としてディスプレイ183の第1領域内に予め設定された第2領域に表示される。また、第1領域内に予め設定され、1のテレビジョン放送に対応する字幕を表示する領域である第3領域の位置及び大きさを規定する字幕座標情報が取得され、1のテレビジョン放送に対応する字幕を表示するか否かが設定される。そして、字幕を表示しない旨の設定がされている場合に、第2領域の中心位置を、第3領域の中心位置と略一致させるべく第2領域の位置が変更され、変更後の第2領域の位置を規定する子画面座標情報が生成される。更に、生成された子画面座標情報に基づいて、第2映像がディスプレイ183に表示されるため、親画面に表示される映像の主要部を遮ることなく子画面を表示することができる。
すなわち、子画面の表示領域である第2領域の位置が字幕を表示する領域である第3領域の中心位置と一致させるべく変更されるため、字幕の表示位置(=親画面内における第3領域の位置)は親画面に表示される映像の主要部を遮ることのない位置に設定される(図3、図4参照)ので、親画面に表示される映像の主要部を遮ることなく子画面を表示することができるのである。
また、取得された字幕座標情報が複数であるか否かが判定され、取得された字幕座標情報が複数であると判定された場合に、取得された複数の字幕座標情報の内、字幕領域の面積が最大である字幕座標情報が選定される。そして、選定された字幕座標情報に対応する字幕領域の中心位置と一致させるべく第2領域の位置が変更され、変更後の第2領域の位置を規定する子画面座標情報が生成されるため、取得された字幕座標情報が複数である場合に、適正な位置に子画面を表示することができる。
すなわち、字幕領域の面積が最大である字幕座標情報に対応する字幕領域の中心位置と略一致させるべく子画面の表示領域である第2領域の位置が変更される(図5参照)ため、取得された字幕座標情報が複数である場合に、適正な位置に子画面を表示することができるのである。
更に、生成された子画面座標情報に対応する変更後の第2領域が第1領域内に表示されるか否かが判定され、第1領域内に表示されないと判定された場合に、変更後の第2領域を第1領域内に表示するべく変更後の第2領域の子画面座標情報が修正され、修正後の子画面座標情報が生成される。そして、生成された修正後の子画面座標情報に基づいて、第2映像がディスプレイ183に表示されるため、更に適正な位置に子画面を表示することができる。
すなわち、変更後の第2領域が第1領域内に表示されないと判定された場合に、変更後の第2領域を第1領域内に表示するべく変更後の第2領域の子画面座標情報が修正されて修正後の子画面座標情報が生成され、生成された修正後の子画面座標情報に基づいて、第2映像がディスプレイ183に表示されるため、子画面の表示領域である第2領域が第1領域内に表示するべく修正される(図7、図8参照)ので、更に適正な位置に子画面を表示することができるのである。
なお、本発明は、以下の形態にも適用可能である。
(A)本実施形態では、放送受信装置がデジタル放送受信機1である場合について説明したが、放送受信装置がアナログ放送を受信する放送受信機である形態でもよいし、アナログ放送及びデジタル放送を受信する放送受信機である形態でもよい。
(B)本実施形態では、モニタがデジタル放送受信機1に配設されたディスプレイ183である場合について説明したが、モニタがデジタル放送受信機1とは別の装置として構成されている形態でもよい。例えば、モニタがパーソナルコンピュータ等に配設されたモニタである形態でもよい。
(C)本実施形態では、位置変更部115が第2領域の中心位置を第3領域の中心位置と一致させるべく第2領域の位置を変更する場合について説明したが、位置変更部115が第2領域の中心位置を第3領域の中心位置と略一致させるべく第2領域の位置を変更する形態であればよい。
例えば、位置変更部115が、移動量(=(DX12+DY121/2)が予め設定された閾値以下の範囲内で、第2領域の中心位置を第3領域の中心位置と略一致させるべく第2領域の位置を変更する形態でもよい。この場合には、移動量が予め設定された閾値以下に制限されるため、画面の視認性(=見易さ)を向上することができる。
(D)本実施形態では、位置修正部117が、変更後の第2領域を構成する1の周辺を、第1領域を構成する1の周辺と一致させるべく第2領域の位置を修正する場合について説明したが、位置修正部117が、変更後の第2領域を第1領域内に表示するべく第2領域の位置を修正する形態であればよい。
例えば、位置修正部117が、変更後の第2領域を構成する1の周辺を、第1領域の内側に予め設定された所定の領域(例えば、第1領域の10mm内側の領域)を構成する1の周辺と一致させるべく第2領域の位置を修正する形態でもよい。この場合には、画面の視認性(=見易さ)を向上することができる。
は、本発明に係るデジタル放送受信機の構成の一例を示すブロック図である。 は、図1に示すデジタル放送受信機における主要部の構成の一例を示すブロック図である。 は、位置変更部による第2領域の位置を変更する方法の一例を示す画面図である。 は、位置変更部による第2領域の位置を変更する方法の他の一例を示す画面図である。 は、字幕座標情報が複数である場合に、位置変更部による第2領域の位置を変更する方法の一例を示す画面図である。 は、字幕座標情報が複数である場合に、位置変更部による第2領域の位置を変更する他の方法の一例を示す画面図である。 は、位置判定部の判定方法及び位置修正部の修正方法を説明する画面図である。 は、図7(b)に示す変更後の第2領域を第1領域内に表示するべく修正された画面の画面図である。 は、デジタル放送受信機(主にMPU)の動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタル放送受信機(放送受信装置)
11 MPU
111 映像表示部(映像表示手段の一部)
112 字幕位置取得部(字幕位置取得手段)
113 字幕数判定部(字幕数判定手段)
114 字幕表示設定部(字幕表示設定手段の一部)
115 位置変更部(位置変更手段)
116 位置判定部(位置判定手段)
117 位置修正部(位置修正手段)
14 操作部(字幕表示設定手段の一部)
15 受信部
15A 第1受信部(第1受信手段)
15B 第2受信部(第2受信手段)
18 画像出力部
183 ディスプレイ(モニタ)
19 画像合成部(映像表示手段の一部)

Claims (5)

  1. 1のテレビジョン放送を受信する第1受信手段と、
    他のテレビジョン放送を受信する第2受信手段と、
    前記第1受信手段によって受信された1のテレビジョン放送に対応する映像である第1映像を親画面としてモニタの予め設定された第1領域に表示すると共に、前記第2受信手段によって受信された他のテレビジョン放送に対応する映像である第2映像を子画面としてモニタの前記第1領域内に予め設定された第2領域に表示する映像表示手段と、
    前記第1受信手段を介して、前記第1領域内に予め設定され、1のテレビジョン放送に対応する字幕を表示する領域である第3領域の位置及び大きさを規定する字幕座標情報を取得する字幕位置取得手段と、
    1のテレビジョン放送に対応する字幕を表示するか否かを設定する字幕表示設定手段と、
    前記字幕表示設定手段によって字幕を表示しない旨の設定がされている場合に、前記第2領域の中心位置を、前記字幕位置取得手段によって取得された第3領域の中心位置と略一致させるべく前記第2領域の位置を変更し、変更後の第2領域の位置を規定する子画面座標情報を生成する位置変更手段と、
    前記字幕位置取得手段によって取得された字幕座標情報が複数であるか否かを判定する字幕数判定手段と、
    前記位置変更手段によって生成された子画面座標情報に対応する変更後の第2領域が前記第1領域内に表示されるか否かを判定する位置判定手段と、
    前記位置判定手段によって前記第1領域内に表示されないと判定された場合に、変更後の第2領域を前記第1領域内に表示するべく変更後の第2領域の子画面座標情報を修正し、修正後の子画面座標情報を生成する位置修正手段と、
    を備え、
    前記位置変更手段は、前記字幕数判定手段によって取得された字幕座標情報が複数であると判定された場合に、取得された複数の字幕座標情報の内、字幕領域の面積が最大である字幕座標情報を選定し、選定された字幕座標情報に対応する字幕領域の中心位置と略一致させるべく前記第2領域の位置を変更し、変更後の第2領域の位置を規定する子画面座標情報を生成し、
    前記映像表示手段は、前記位置判定手段によって前記第1領域内に表示されると判定された場合に、前記位置変更手段によって生成された子画面座標情報に基づいて、前記第2映像をモニタに表示し、前記位置判定手段によって前記第1領域内に表示されないと判定された場合に、前記位置修正手段によって生成された修正後の子画面座標情報に基づいて、前記第2映像をモニタに表示することを特徴とする放送受信装置。
  2. 1のテレビジョン放送を受信する第1受信手段と、
    他のテレビジョン放送を受信する第2受信手段と、
    前記第1受信手段によって受信された1のテレビジョン放送に対応する映像である第1映像を親画面としてモニタの予め設定された第1領域に表示すると共に、前記第2受信手段によって受信された他のテレビジョン放送に対応する映像である第2映像を子画面としてモニタの前記第1領域内に予め設定された第2領域に表示する映像表示手段と、
    前記第1受信手段を介して、前記第1領域内に予め設定され、1のテレビジョン放送に対応する字幕を表示する領域である第3領域の位置及び大きさを規定する字幕座標情報を取得する字幕位置取得手段と、
    1のテレビジョン放送に対応する字幕を表示するか否かを設定する字幕表示設定手段と、
    前記字幕表示設定手段によって字幕を表示しない旨の設定がされている場合に、前記第2領域の中心位置を、前記字幕位置取得手段によって取得された第3領域の中心位置と略一致させるべく前記第2領域の位置を変更し、変更後の第2領域の位置を規定する子画面座標情報を生成する位置変更手段と、
    を備え、
    前記映像表示手段は、前記位置変更手段によって生成された子画面座標情報に基づいて、前記第2映像をモニタに表示することを特徴とする放送受信装置。
  3. 前記字幕位置取得手段によって取得された字幕座標情報が複数であるか否かを判定する字幕数判定手段を備え、
    前記位置変更手段は、前記字幕数判定手段によって取得された字幕座標情報が複数であると判定された場合に、取得された複数の字幕座標情報の内、字幕領域の面積が最大である字幕座標情報を選定し、選定された字幕座標情報に対応する字幕領域の中心位置と略一致させるべく前記第2領域の位置を変更し、変更後の第2領域の位置を規定する子画面座標情報を生成することを特徴とする請求項2に記載の放送受信装置。
  4. 前記字幕位置取得手段によって取得された字幕座標情報が複数であるか否かを判定する字幕数判定手段を備え、
    前記位置変更手段は、前記字幕数判定手段によって取得された字幕座標情報が複数であると判定された場合に、取得された複数の字幕座標情報の内、変更前の第2領域の中心位置と字幕座標情報に対応する字幕領域の中心位置との距離が最小の字幕座標情報を選定し、選定された字幕座標情報に対応する字幕領域の中心位置と略一致させるべく前記第2領域の位置を変更し、変更後の第2領域の位置を規定する子画面座標情報を生成することを特徴とする請求項2に記載の放送受信装置。
  5. 前記位置変更手段によって生成された子画面座標情報に対応する変更後の第2領域が前記第1領域内に表示されるか否かを判定する位置判定手段と、
    前記位置判定手段によって前記第1領域内に表示されないと判定された場合に、変更後の第2領域を前記第1領域内に表示するべく変更後の第2領域の子画面座標情報を修正し、修正後の子画面座標情報を生成する位置修正手段と、
    を備え、
    前記映像表示手段は、前記位置判定手段によって前記第1領域内に表示されないと判定された場合に、前記位置変更手段によって生成された子画面座標情報に換えて、前記位置修正手段によって生成された修正後の子画面座標情報に基づいて、前記第2映像をモニタに表示することを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載の放送受信装置。
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