JP2008192100A - 瞼検出装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カメラ10は対象者の顔を撮影し、コンピュータ14のCPU24はその動画像を取得し、画像メモリ22に格納する。CPU24は、画像メモリ22に格納された動画像の所定の領域から対象者の上瞼と下瞼との組み合わせの候補となるエッジラインを抽出する。CPU24は、抽出したエッジラインの内、上瞼の候補の重心が上下方向に移動し、下瞼の候補の重心が移動しないエッジラインを対象者の瞼と判別する。
【選択図】図2
Description
また、本発明は、瞼を正確に検出できる瞼検出装置を提供することを他の目的とする。さらに、本発明は、少ない演算で瞼を検出できる瞼検出装置を提供することを他の目的とする。
異なったタイミングで取得した対象者の顔の複数の画像を記憶する顔画像記憶手段と、
前記顔画像記憶手段に記憶されている複数の画像を処理し、瞬きに起因する画像の変化を検出する変化検出手段と、
前記変化検出手段が検出した変化に基づき、対象者の瞼の位置を検出する瞼検出手段と、
を備えることを特徴とする。
前記エッジライン抽出手段が抽出したエッジラインのうちから、上瞼に対応するエッジラインと下瞼に対応するエッジラインとの組み合わせの候補となるエッジラインの対を抽出する瞼候補抽出手段と、をさらに備え、
前記瞼検出手段は、前記瞼候補抽出手段が抽出したエッジラインのうち、対を構成する上瞼候補のエッジラインの代表点が所定の方向に移動する対を、前記対象者の上瞼と下瞼に対応するエッジラインの対であると判別する瞼判別手段をさらに備えるようにしてもよい。
前記瞼候補抽出手段は、前記エッジライン抽出手段が抽出したエッジラインの対のうちで、前記検出手段が検出した中心線を軸として線対称であるエッジラインの対が存在するエッジラインの対の内から、前記対象者の上瞼に対応するエッジラインと下瞼に対応するエッジラインとの組み合わせの候補となるエッジラインの対を抽出する、
ことを特徴としてもよい。
前記瞼候補抽出手段が抽出した複数対のエッジラインについて、上瞼に対応するエッジラインの代表点と下瞼に対応するエッジラインの代表点との距離が変化する態様を示すパラメータを算出するパラメータ算出手段と、
前記パラメータ算出手段が算出したパラメータに基づいて前記エッジラインが前記対象者の瞼である確度を示す信頼度を算出する信頼度算出手段と、をさらに備え、
前記瞼判別手段は、前記瞼候補抽出手段が抽出したエッジラインの対の内で、前記信頼度算出手段が算出した信頼度が所定の値を満たしているものを検出し、前記対象者の瞼と判別する、
ことを特徴としてもよい。
ことを特徴としてもよい。
前記変化検出手段は、
前記瞼候補抽出手段が抽出した上瞼に対応するエッジラインの代表点と、下瞼に対応するエッジラインの代表点との距離が変化する態様を示すパラメータを算出するパラメータ算出手段と、
前記パラメータ算出手段が算出したパラメータに基づいて、エッジラインの対が前記対象者の上瞼と下瞼に対応するエッジラインの対である確度を示す信頼度を算出する信頼度算出手段と、を備え、
前記瞼判別手段は、前記エッジライン抽出手段が抽出したエッジラインの対の内で、前記検出手段が検出した中心線を軸として線対称である対が存在する対のうちから、前記信頼度算出手段が算出した信頼度が所定の値を満たしているものを検出し、前記対象者の上瞼と下瞼のエッジラインの対であると判別する、
ことを特徴としてもよい。
前記顔画像記憶手段に記憶されている複数の画像から、顔の領域を検出する顔領域検出手段と、
前記顔領域検出手段が検出した顔の領域を所定の大きさに正規化し、顔領域画像を生成する正規化手段と、
前記正規化手段が生成した顔領域画像を、複数記憶する正規化画像記憶手段と、
前記正規化画像記憶手段に記憶された、最新の顔領域画像とその他の複数の顔領域画像との差分をとり、複数の差分画像を生成する差分画像生成手段と、
前記差分画像生成手段が生成した複数の差分画像から、所定のしきい値以上の濃度値をもつ領域を動領域として検出する動領域検出手段と、をさらに備え、
前記瞼検出手段は、
前記複数の差分画像から、前記動領域検出手段が検出した動領域が最大の一を選択する差分画像選択手段と、
前記差分画像選択手段が選択した差分画像の動領域から、目の領域を特定する目領域特定手段と、
をさらに備えてもよい。
対象者の顔の画像を記憶する顔画像記憶手段と、
前記顔画像記憶手段が記憶している画像の所定の領域から画像の諧調に基づいてエッジラインを抽出するエッジライン抽出手段と、
前記エッジライン抽出手段が抽出したエッジラインのうちから、対象者の上瞼のエッジラインと下瞼のエッジラインとの組み合わせの候補となるエッジラインの対を抽出する瞼候補抽出手段と、
前記顔画像記憶手段に記憶されている画像に含まれる顔の輪郭の中心線を検出する中心線検出手段と、
前記瞼候補抽出手段が抽出したエッジラインの対の内から、前記検出手段が検出した中心線を軸として線対称であるエッジラインが存在するものを検出し、そのうちから前記対象者の上瞼と下瞼に対応するエッジラインに相当するものを判別する瞼判別手段と、
を備えることを特徴とする。
コンピュータを、
異なったタイミングで取得した対象者の顔の複数の画像を記憶する顔画像記憶手段、
前記顔画像記憶手段に記憶されている画像を処理し、画像の領域の境界に相当するエッジラインを抽出するエッジライン抽出手段と、
前記エッジライン抽出手段が抽出したエッジラインのうちから、上瞼に対応するエッジラインと下瞼に対応するエッジラインとの組み合わせの候補となるエッジラインの対を抽出する瞼候補抽出手段、
前記瞼候補抽出手段が抽出したエッジラインのうち、対を構成する上瞼候補のエッジラインの代表点が所定の方向に移動する対を、前記対象者の上瞼と下瞼に対応するエッジラインの対であると判別する瞼判別手段、
として機能させることを特徴とする。
コンピュータを、
対象者の顔の画像を記憶する顔画像記憶手段、
前記顔画像記憶手段が記憶している画像の所定の領域から画像の諧調に基づいてエッジラインを抽出するエッジライン抽出手段、
前記エッジライン抽出手段が抽出したエッジラインのうちから、対象者の上瞼のエッジラインと下瞼のエッジラインとの組み合わせの候補となるエッジラインの対を抽出する瞼候補抽出手段、
顔画像記憶手段に記憶されている画像に含まれる顔の輪郭の中心線を検出する中心線検出手段、
前記瞼候補抽出手段が抽出したエッジラインの対の内から、前記検出手段が検出した中心線を軸として線対称であるエッジラインが存在するものを検出し、そのうちから前記対象者の上瞼と下瞼に対応するエッジラインに相当するものを判別する瞼判別手段、
として機能させることを特徴とする。
コンピュータを、
対象者の顔を含む画像を記憶する画像記憶手段、
前記画像記憶手段に記憶されている複数の画像から、顔の領域を検出する顔領域検出手段、
前記顔領域検出手段が検出した顔の領域を所定の大きさに正規化し、顔領域画像を生成する正規化手段、
前記正規化手段が生成した顔領域画像を、複数記憶する顔画像記憶手段、
前記顔画像記憶手段に記憶された、最新の顔領域画像とその他の複数の顔領域画像との差分をとり、複数の差分画像を生成する差分画像生成手段、
前記差分画像生成手段が生成した複数の差分画像から、所定のしきい値以上の濃度値をもつ領域を動領域として検出する動領域検出手段、
前記複数の差分画像から、前記動領域検出手段が検出した動領域が最大の一を選択する差分画像選択手段、
前記差分画像選択手段が選択した差分画像の動領域から、目の領域を特定する目領域特定手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
以下、本発明の第1の実施形態に係る瞼検出装置50について説明する。瞼検出装置50は、複数のドライバーの顔画像から瞬きに起因する変化を検出し、さらにその変化がある部分から瞼の位置を検出する。第1の実施形態に係る瞼検出装置50は、特に、画像の諧調に基づいてエッジラインを抽出することで瞼の候補を抽出し、その候補からエッジラインの代表点(この実施形態では重心)が所定の方向に移動する対を瞼であると判別する。
RAM25は、CPU24のワークエリアとして機能する。
次に、CPU24は、画像メモリ22に格納されている顔画像を順次読み出し、以下の処理を行う。
Lp−Lm<Lth・・・(1)
ただし、Lpはプラスエッジの長さを表す値であり、Lmはマイナスエッジの長さを表す値であり、Lthは閾値である。数式(1)を満たすマイナスエッジとプラスエッジとの長さは閾値Lthの範囲で近似している。
Cxp−Cxm<Cxth・・・(2)
ただし、Cxpはプラスエッジの重心(代表点)のx座標であり、Cxmはマイナスエッジの重心(代表点)のx座標であり、Cxthは閾値である。数式(2)を満たすマイナスエッジとプラスエッジとの重心のx座標は閾値Cxthの範囲で近似している。
Dg<Dth・・・(3)
ただし、Dgはマイナスエッジの重心とプラスエッジの重心との間の距離であり、Dthは閾値である。数式(3)を満たすマイナスエッジとプラスエッジとの重心間距離は閾値Dth以内である。
第1の実施形態では、瞼検出装置50は、抽出したマイナスエッジとプラスエッジとの組み合わせから、その重心が所定の方向に移動するものを対象者の瞼と判別した。
第2の実施形態では、複数の画像の差分を取り、変化のある部分を抽出する。そして、変化のあった部分の中から瞼を検出する。即ち、ドライバーの瞬き動作を検出することで、瞼の位置(目の領域)を検出する。
同様の処理を縦方向について繰り返すことで横エッジを得ることができる(ステップS221〜S227)。
また、目領域と判別された領域から任意の既知の手法で、目のパラメータを抽出し、他の制御に使用してもよい。
第1の実施形態では、瞼検出装置50は、抽出したマイナスエッジとプラスエッジとの組み合わせから、その重心が所定の方向に移動するものを対象者の瞼と判定した。第3の実施形態ではさらに対象者の顔の輪郭の中心線を検出し、マイナスエッジとプラスエッジの組み合わせであって中心線に対して線対称である他のマイナスエッジとプラスエッジの組み合わせがあるものを対象者の瞼と判別する。なお、第3の実施形態の構成は、第1の実施形態の構成と同様である。
第1の実施形態では、瞼検出装置50は、抽出したマイナスエッジとプラスエッジとの組み合わせから、その重心が所定の方向に移動するものを対象者の瞼と判定した。第4の実施形態ではさらにマイナスエッジとプラスエッジの重心の所定の方向への移動が眼の瞬きによるものであるか否かを判別し、眼の瞬きによるものであると判別されたマイナスエッジとプラスエッジとの組み合わせを対象者の瞼と判定する。なお、第4の実施形態の構成は、第1の実施形態の構成と同様である。
信頼度としては、例えば、振幅の分散と周期の分散の和の逆数などを使用することができる。目の瞬きのように、比較的振幅が一定で周期が一定の場合には、信頼度が高くなる。一方、他の動きの場合には、通常、振幅や周期がばらつくため、分散が大きくなり、信頼度が低くなる。
12 照明光源
14 コンピュータ
16 表示装置
21 A/D変換器
22 画像メモリ (顔画像記憶手段)
23 ROM
24 CPU (エッジライン抽出手段、瞼候補抽出手段、瞼判別手段、中心線検出手段)、
25 RAM
26 表示制御装置
28 設定メモリ
29 操作装置
50 瞼検出装置
Claims (14)
- 異なったタイミングで取得した対象者の顔の複数の画像を記憶する顔画像記憶手段と、
前記顔画像記憶手段に記憶されている複数の画像を処理し、瞬きに起因する画像の変化を検出する変化検出手段と、
前記変化検出手段が検出した変化に基づき、対象者の瞼の位置を検出する瞼検出手段と、
を備えることを特徴とする瞼検出装置。 - 前記顔画像記憶手段に記憶されている画像を処理し、画像の領域の境界に相当するエッジラインを抽出するエッジライン抽出手段と、
前記エッジライン抽出手段が抽出したエッジラインのうちから、上瞼に対応するエッジラインと下瞼に対応するエッジラインとの組み合わせの候補となるエッジラインの対を抽出する瞼候補抽出手段と、をさらに備え、
前記瞼検出手段は、前記瞼候補抽出手段が抽出したエッジラインのうち、対を構成する上瞼候補のエッジラインの代表点が所定の方向に移動する対を、前記対象者の上瞼と下瞼に対応するエッジラインの対であると判別する瞼判別手段をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の瞼検出装置。 - 前記顔画像記憶手段に記憶されている画像に含まれる前記対象者の顔の輪郭の中心線を検出する中心線検出手段をさらに備え、
前記瞼候補抽出手段は、前記エッジライン抽出手段が抽出したエッジラインの対のうちで、前記中心線検出手段が検出した中心線を軸として線対称であるエッジラインの対が存在するエッジラインの対の内から、前記対象者の上瞼に対応するエッジラインと下瞼に対応するエッジラインとの組み合わせの候補となるエッジラインの対を抽出する、
ことを特徴とする請求項2に記載の瞼検出装置。 - 前記変化検出手段は、
前記瞼候補抽出手段が抽出した複数対のエッジラインについて、上瞼に対応するエッジラインの代表点と下瞼に対応するエッジラインの代表点との距離が変化する態様を示すパラメータを算出するパラメータ算出手段と、
前記パラメータ算出手段が算出したパラメータに基づいて前記エッジラインが前記対象者の瞼である確度を示す信頼度を算出する信頼度算出手段と、をさらに備え、
前記瞼判別手段は、前記瞼候補抽出手段が抽出したエッジラインの対の内で、前記信頼度算出手段が算出した信頼度が所定の値を満たしているものを検出し、前記対象者の瞼と判別する、
ことを特徴とする請求項2に記載の瞼検出装置。 - 前記パラメータは、前記距離の変化の、振幅及び/又は周期である、
ことを特徴とする請求項4に記載の瞼検出装置。 - 前記顔画像記憶手段に記憶されている画像に含まれる前記対象者の顔の輪郭の中心線を検出する検出手段をさらに備え、
前記変化検出手段は、
前記瞼候補抽出手段が抽出した上瞼に対応するエッジラインの代表点と下瞼に対応するエッジラインの代表点との距離が変化する態様を示すパラメータを算出するパラメータ算出手段と、
前記パラメータ算出手段が算出したパラメータに基づいて、エッジラインの対が前記対象者の上瞼と下瞼に対応するエッジラインの対である確度を示す信頼度を算出する信頼度算出手段と、を備え、
前記瞼判別手段は、前記エッジライン抽出手段が抽出したエッジラインの対の内で、前記検出手段が検出した中心線を軸として線対称である対が存在する対のうちから、前記信頼度算出手段が算出した信頼度が所定の値を満たしているものを検出し、前記対象者の上瞼と下瞼のエッジラインの対であると判別する、
ことを特徴とする請求項2に記載の瞼検出装置。 - 前記顔画像記憶手段に記憶されている複数の顔の画像のサイズ及び/又は濃度を正規化する正規化手段をさらに備える、
ことを特徴とする請求項2に記載の瞼検出装置。 - 前記変化検出手段は、
前記顔画像記憶手段に記憶されている複数の画像から、顔の領域を検出する顔領域検出手段と、
前記顔領域検出手段が検出した顔の領域を所定の大きさに正規化し、顔領域画像を生成する正規化手段と、
前記正規化手段が生成した顔領域画像を、複数記憶する正規化画像記憶手段と、
前記正規化画像記憶手段に記憶された、最新の顔領域画像とその他の複数の顔領域画像との差分をとり、複数の差分画像を生成する差分画像生成手段と、
前記差分画像生成手段が生成した複数の差分画像から、所定のしきい値以上の濃度値をもつ領域を動領域として検出する動領域検出手段と、をさらに備え、
前記瞼検出手段は、
前記複数の差分画像から、前記動領域検出手段が検出した動領域が最大の一を選択する差分画像選択手段と、
前記差分画像選択手段が選択した差分画像の動領域から、目の領域を特定する目領域特定手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の瞼検出装置。 - 前記目領域特定手段は、動領域の左右対称性に基づき目の領域を特定することを特徴とする請求項8に記載の瞼検出装置。
- 前記正規化画像記憶手段は、人の閉眼に掛かる時間に基づいた時間、各顔領域画像を記憶することを特徴とする請求項8に記載の瞼検出装置。
- 対象者の顔の画像を記憶する顔画像記憶手段と、
前記顔画像記憶手段が記憶している画像の所定の領域から画像の諧調に基づいてエッジラインを抽出するエッジライン抽出手段と、
前記エッジライン抽出手段が抽出したエッジラインのうちから、対象者の上瞼のエッジラインと下瞼のエッジラインとの組み合わせの候補となるエッジラインの対を抽出する瞼候補抽出手段と、
前記顔画像記憶手段に記憶されている画像に含まれる顔の輪郭の中心線を検出する中心線検出手段と、
前記瞼候補抽出手段が抽出したエッジラインの対の内から、前記検出手段が検出した中心線を軸として線対称であるエッジラインが存在するものを検出し、そのうちから前記対象者の上瞼と下瞼に対応するエッジラインに相当するものを判別する瞼判別手段と、
を備えることを特徴とする瞼検出装置。 - コンピュータを、
異なったタイミングで取得した対象者の顔の複数の画像を記憶する顔画像記憶手段、
前記顔画像記憶手段に記憶されている画像を処理し、画像の領域の境界に相当するエッジラインを抽出するエッジライン抽出手段、
前記エッジライン抽出手段が抽出したエッジラインのうちから、上瞼に対応するエッジラインと下瞼に対応するエッジラインとの組み合わせの候補となるエッジラインの対を抽出する瞼候補抽出手段、
前記瞼候補抽出手段が抽出したエッジラインのうち、対を構成する上瞼候補のエッジラインの代表点が所定の方向に移動する対を、前記対象者の上瞼と下瞼に対応するエッジラインの対であると判別する瞼判別手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。 - コンピュータを、
対象者の顔の画像を記憶する顔画像記憶手段、
前記顔画像記憶手段が記憶している画像の所定の領域から画像の諧調に基づいてエッジラインを抽出するエッジライン抽出手段、
前記エッジライン抽出手段が抽出したエッジラインのうちから、対象者の上瞼のエッジラインと下瞼のエッジラインとの組み合わせの候補となるエッジラインの対を抽出する瞼候補抽出手段、
顔画像記憶手段に記憶されている画像に含まれる顔の輪郭の中心線を検出する中心線検出手段、
前記瞼候補抽出手段が抽出したエッジラインの対の内から、前記検出手段が検出した中心線を軸として線対称であるエッジラインが存在するものを検出し、そのうちから前記対象者の上瞼と下瞼に対応するエッジラインに相当するものを判別する瞼判別手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。 - コンピュータを、
対象者の顔を含む画像を記憶する画像記憶手段、
前記画像記憶手段に記憶されている複数の画像から、顔の領域を検出する顔領域検出手段、
前記顔領域検出手段が検出した顔の領域を所定の大きさに正規化し、顔領域画像を生成する正規化手段、
前記正規化手段が生成した顔領域画像を、複数記憶する顔画像記憶手段、
前記顔画像記憶手段により蓄積された、最新の顔領域画像とその他の複数の顔領域画像との差分をとり、複数の差分画像を生成する差分画像生成手段、
前記差分画像生成手段が生成した複数の差分画像から、所定のしきい値以上の濃度値をもつ領域を動領域として検出する動領域検出手段、
前記複数の差分画像から、前記動領域検出手段が検出した動領域が最大の一を選択する差分画像選択手段、
前記差分画像選択手段が選択した差分画像の動領域から、目の領域を特定する目領域特定手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
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