JP2008191967A - ラリーシステム - Google Patents

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JP2008191967A
JP2008191967A JP2007026449A JP2007026449A JP2008191967A JP 2008191967 A JP2008191967 A JP 2008191967A JP 2007026449 A JP2007026449 A JP 2007026449A JP 2007026449 A JP2007026449 A JP 2007026449A JP 2008191967 A JP2008191967 A JP 2008191967A
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Kenji Matsumoto
健司 松本
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Abstract

【課題】参加者がラリーを行うにあたり娯楽性を得られるようにする。
【解決手段】参加者が受付装置20において登録を行うと、参加者を識別する参加者情報
、参加者の好みのスタンプのスタンプ識別子、およびスタンプラリーのチェックポイント
の位置を示した地図の情報が電子ペーパ装置10に記憶され、電子ペーパ装置10にチェ
ックポイントの位置を示した地図が表示される。参加者が電子ペーパ装置10は電子ペー
パ装置10を携帯してチェック装置40A〜40Eが置かれているチェックポイントを巡
る。参加者が電子ペーパ装置10をチェック装置40Aにかざすと、スタンプ識別子がチ
ェック装置40Aに送信される。チェック装置40Aが、スタンプ識別子で特定されるス
タンプの画像を電子ペーパ装置10へ送信すると、送信されたスタンプの画像が電子ペー
パ装置10に表示される。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子ペーパを用いた遊戯に関する。
参加者が複数のチェックポイントを巡り、各ポイントに置いてあるスタンプを集めるス
タンプラリーという遊戯がある。この遊戯を行う場合、参加者はスタンプが押される紙や
チェックポイントの位置を示した地図を持ち歩き、チェックポイントでスタンプを紙に押
していた。しかし、近年では紙を用いないラリーとして特許文献1に開示されているラリ
ーも考案されている。特許文献1に開示されているラリーにおいては、熱や磁気を利用し
て記録面の図柄や文字を書き換えるリライトカードを参加者が携帯し、参加者がチェック
ポイントのリーダライターにリライトカードを挿入する。このリライトカードには、ラリ
ーのスタート時においては顔の輪郭のみが表示されており、チェックポイントでクイズに
答えると、クイズの正解/不正解に応じて顔のパーツが記入されていく。このラリーによ
れば、同じルートを複数の参加者で巡っても、全てのチェックポイントを巡り終えるとク
イズの正解数/不正解数の数に応じて異なる表情の顔の像が表示されるため、よりラリー
を楽しむことができる。
特開2002−17936号公報
ところで、特許文献1に開示されているラリーにおいては、年齢や性別に応じてカード
が配布され、カードには年齢や性別に対応して、例えば、男性成人には殿様、男子子供に
は若侍、女性にはお姫様というように顔の像が表示される。クイズの正解数/不正解数の
数に応じて表情の異なる顔が表示されるものの、参加者の好みのキャラクタではない場合
があり、チェックポイントを回ったという印(スタンプ)を集めるという点では楽しみが
少なく、チェックポイントを見つけることが主な楽しみとなっていた。
本発明は、上述した背景の下になされたものであり、その目的は、参加者がラリーを行
うにあたり娯楽性を得られるようにすることにある。
上述した課題を解決するために本発明は、ラリーの参加者を識別する参加者情報と、前
記参加者に対応するスタンプを表すスタンプ情報を送信する情報送信手段を備える受付装
置と、前記情報送信手段から送信された参加者情報とスタンプ情報とを受信する情報受信
手段と、前記情報受信手段により受信された参加者情報とスタンプ情報とを記憶する記憶
手段と、前記記憶手段に記憶されたスタンプ情報を送信するスタンプ情報送信手段と、外
部の装置から送信されたスタンプ画像を受信するスタンプ画像受信手段と、前記スタンプ
画像受信手段により受信されたスタンプ画像を表示する表示手段とを備える通信端末と、
前記スタンプ情報送信手段から送信されたスタンプ情報を受信するスタンプ情報受信手段
と、前記スタンプ情報受信手段により受信されたスタンプ情報に対応するスタンプ画像を
前記通信端末へ送信するスタンプ画像送信手段とを備える複数のチェック装置とを有する
ラリーシステムを提供する。
本発明においては、前記表示手段は記憶性を有し、前記通信端末は、電波の送信および
受信を行うアンテナを有し、他装置への情報送信および他装置からの情報受信を前記アン
テナを介して電波により行い、該アンテナで受信した電波により生じた誘導起電力で駆動
されてもよい。
また、本発明においては、前記受付装置は、前記チェック装置の位置を表す地図情報を
送信する地図情報送信手段を有し、前記通信端末は、前記地図情報送信手段から送信され
た地図情報を受信する地図情報受信手段を有し、前記表示手段は、前記地図情報受信手段
で受信された地図情報が表す地図を表示してもよい。
また、本発明においては、前記チェック装置は、ラリーにおいて当該チェック装置の次
に巡るチェック装置の位置を示した装置地図情報を送信する装置地図情報送信手段を有し
、前記通信端末は前記装置地図情報送信手段から送信された装置地図情報を受信する装置
地図情報受信手段を有し、前記表示手段は、前記装置地図情報受信手段で受信された装置
地図情報が表す地図を表示してもよい。
また、本発明においては、前記通信端末は、前記記憶手段に記憶した参加者情報を送信
する参加者情報送信手段を有し、前記チェック装置は、前記参加者情報送信手段から送信
された参加者情報を転送する転送手段を有し、時刻を計時する計時手段と、前記転送手段
で転送された参加者情報を受信する参加者情報受信手段と、前記参加者情報受信手段で受
信された参加者情報と、該参加者情報を受信した時刻とを対応付けて記憶する記憶手段と
を備えるホスト装置を有してもよい。
また、本発明においては、前記チェック装置は、時刻を計時する計時手段と、前記計時
手段で計時した時刻を送信する第1時刻送信手段を有し、前記通信端末は、前記第1時刻
送信手段から送信された時刻を受信する第1時刻受信手段と、前記第1時刻受信手段で受
信された時刻を記憶する時刻記憶手段を有してもよい。
また、本発明においては、前記チェック装置は、時刻を計時する計時手段と、前記計時
手段で計時した時刻を送信する第1時刻送信手段を有し、前記通信端末は、前記第1時刻
送信手段から送信された時刻を受信する第1時刻受信手段と、前記第1時刻受信手段で受
信された時刻を記憶する時刻記憶手段と、前記時刻記憶手段に記憶した時刻を送信する第
2時刻送信手段を有し、さらに前記チェック装置は、第2時刻送信手段から送信された時
刻を受信する第2時刻受信手段を有し、前記装置地図情報送信手段は、ラリーにおいて当
該チェック装置の次に巡るチェック装置を前記第2時刻受信手段で受信した時刻に基づい
て決定し、決定したチェック装置の位置を示した装置地図情報を送信してもよい。
[第1実施形態]
(実施形態の構成)
図1は、本発明の第1実施形態に係るラリーシステム1の全体構成を示した図である。
このラリーシステム1においては、スタンプラリーの参加者が電子ペーパ装置10を携帯
し、スタンプラリーのチェックポイントに配置されたチェック装置40A〜40Eを巡る
ことによりスタンプラリーが行われる。なお、このラリーシステム1においては多数の電
子ペーパ装置10が存在するが、図面が煩雑になるのを防ぐため、図1には一つの電子ペ
ーパ装置10のみを示している。また、チェック装置40A〜40Eの構成は各々同じで
あるため、以下、各チェック装置を区別する必要のない場合はチェック装置40という。
(電子ペーパ装置10)
電子ペーパ装置10は、チェックポイントに到達したことを表すスタンプや、チェック
ポイントの位置を示した地図等を表示する装置である。図2に示したように、電子ペーパ
装置10は、制御部101、表示部102、アンテナ103、データ受信部104、デー
タ送信部105、および電力生成部106を有している。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)101A、ROM(Read Only M
emory)101B、RAM(Random Access Memory)101C、不揮発性メモリ101D
を有している。制御部101においては、電力生成部106から電力が供給されるとRO
M101Bに記憶されている制御プログラムがCPU101Aにより実行される。CPU
101Aが制御プログラムを実行すると、制御部101によって各部が制御され、アンテ
ナ103を介して他の装置と通信を行い各種情報を授受する機能、不揮発性メモリ101
Dに各種情報を記憶する機能、表示部102に各種情報を表示する機能などが電子ペーパ
装置10において実現する。
アンテナ103は、受付装置20やチェック装置40から送信される電波信号の受信、
および受付装置20やチェック装置40への電波信号の送信を行うためのループコイルア
ンテナである。アンテナ103は、電力生成部106、データ受信部104、データ送信
部105に接続されている。
電力生成部106は、電子ペーパ装置10の各部に電力を供給するものであり、アンテ
ナ103で受信された電波信号による電磁誘導でアンテナ103に生じた起電力を基にし
て、電子ペーパ装置10の各部へ動作に必要な電力を生成して供給する。
データ受信部104は、アンテナ103で受信された電波信号に含まれている情報を取
り出すものである。データ受信部104は制御部101に接続されており、電波信号から
取り出した情報を制御部101へ出力する。
データ送信部105は、アンテナ103から出力する信号を生成するものであり、制御
部101に接続されている。データ送信部105は制御部101から情報が供給されると
、供給された情報を含む信号をアンテナ103へ出力する。これにより、情報を含む電波
信号がアンテナ103から送信される。
表示部102は、色のついた粒子を電界によって移動させることで画像の表示を行う電
気泳動型の表示装置を有している。即ち、表示部102は、いったん画像を表示させたあ
とは各画素に電圧をかけなくても長期間同じ画像を表示し続ける、所謂、記憶性を有する
表示装置である。表示部102は制御部101に接続されており、制御部101の制御の
下、各種画像や文字を表示する。なお、本実施形態において表示部102は電気泳動型の
表示装置を有しているが、例えば、コレステリック液晶を用いた表示装置など、いったん
画像を表示させたあとは各画素に電圧をかけなくても長期間同じ画像を表示し続ける装置
(記憶性を有する表示装置)であれば、電気泳動型の表示装置に限定されず他の表示装置
を有していてもよい。
(受付装置20)
受付装置20は、ラリーの参加者を一意に識別する参加者情報やチェックポイントの位
置を示した地図を表す地図情報を電子ペーパ装置10へ送信する装置である。受付装置2
0は通信ネットワーク50に接続されており、図3に示したように、制御部201、記憶
部205、通信部206、操作部207、表示部208、プリンタ209、無線通信部2
10、およびアンテナ210Aを有している。
アンテナ210Aは、電子ペーパ装置10から送信される電波信号の受信、および電子
ペーパ装置10への電波信号の送信を行うためのループコイルアンテナである。アンテナ
210Aは、無線通信部210に接続されている。
無線通信部210は、通信インターフェース機能を有しており、制御部201の制御の
下、アンテナ210Aを介して電子ペーパ装置10と通信を行う。具体的には、無線通信
部210は電子ペーパ装置10から送信された電波信号に含まれる情報を制御部201へ
供給する。また、制御部201から情報が供給されると、供給された情報を含む信号をア
ンテナ210Aへ出力する。これにより情報を含む電波信号がアンテナ210Aから送信
される。
通信部206は、通信インターフェース機能を有しており通信ネットワーク50に接続
されている。通信部206は、制御部201の制御の下、通信ネットワーク50を介して
ホスト装置30と通信を行い、ホスト装置30と各種情報の授受を行う。
操作部207は、受付装置20を操作するためのキーボード(図示略)やマウス(図示
略)を有している。表示部208は液晶ディスプレイを具備しており、制御部201の制
御の下、文字やグラフィック画像、受付装置20を操作するためのメニュー画面などを表
示する。プリンタ209は紙に印刷を行う装置であり、制御部201の制御の下、文字や
図形などを紙に印刷する。
記憶部205は、ハードディスク装置を有しており参加者情報や地図情報を記憶する。
また、記憶部205は、ラリーの参加者がチェックポイントに到達したことを証明する
スタンプの画像を表すスタンプ画像情報と、スタンプ画像を一意に識別するスタンプ識別
子をスタンプ画像毎に記憶している。なお、スタンプとしてはアニメーション映画のキャ
ラクタの画像やマンガのキャラクタの画像、子供が好む電車や自動車、飛行機の画像、複
数のスタンプがあり、記憶部205には、複数のスタンプ画像情報と、各スタンプ画像情
報に対応したスタンプ識別子が記憶されている。
制御部201は、CPU202、ROM203、RAM204を有している。ROM2
03は、受付装置20の各部を制御するための制御ソフトウェアを記憶しており、制御部
201においては、図示せぬ電源から電力が供給されるとROM203に記憶されている
制御プログラムがCPU202により実行される。CPU202が制御プログラムを実行
すると制御部201によって各部が制御され、受付装置20においては、参加者情報を生
成し、各種情報を無線通信部210を介して電子ペーパ装置10へ送信する機能や、電子
ペーパ装置10に記憶されている情報を受信する機能、ホスト装置30と通信を行う機能
、ラリーの結果の表示や印刷を行う機能などが実現する。
(ホスト装置30)
通信ネットワーク50に接続されているホスト装置30は、受付装置20およびチェッ
ク装置40と通信を行い、ラリーに関する情報を記憶する装置である。ホスト装置30は
図4に示したように、制御部301、記憶部305、通信部306、操作部307、表示
部308を有している。
通信部306は、通信インターフェース機能を有しており通信ネットワーク50に接続
されている。通信部306は、制御部301の制御の下、通信ネットワーク50を介して
受付装置20やチェック装置40と通信を行い各種情報の授受を行う。
操作部307は、ホスト装置30を操作するためのキーボードやマウスを有している。
表示部308は液晶ディスプレイを具備しており、CPU302の制御の下、文字やグ
ラフィック画面、ホスト装置30を操作するためのメニュー画面などを表示する。
記憶部305は、ハードディスク装置を有しており、ラリーの参加者の参加者情報やラ
リーの参加者がチェックポイントに到達した時刻を表す時刻情報等、ラリーに関する各種
情報を記憶する。
制御部301は、CPU302、ROM303、RAM304を有している。ROM3
03は、ホスト装置30の各部を制御するための制御ソフトウェアを記憶しており、制御
部301においては、図示せぬ電源から電力が供給されるとROM303に記憶されてい
る制御プログラムがCPU302により実行される。CPU302が制御プログラムを実
行すると、制御部301によって各部が制御され、ホスト装置30においては受付装置2
0やチェック装置40と通信を行う機能や、時刻を計時する機能、記憶部305に情報を
記憶する機能などが実現する。
(チェック装置40A〜40E)
チェック装置40A〜40Eは、ラリーのチェックポイントに配置された装置であり、
通信ネットワーク50に接続されている。図5は、チェック装置40のハードウェア構成
を示した図である。図5に示したように、チェック装置40は、制御部401、アンテナ
403、データ受信部404、データ送信部405、通信部406を有している。
制御部401は、CPU401A、ROM401B、RAM401C、不揮発性メモリ
401Dを有している。不揮発性メモリ401Dは、スタンプ画像情報を記憶している。
なお、このスタンプ画像情報は受付装置20に記憶されているスタンプ画像情報と同じ情
報である。また、不揮発性メモリ401Dは、チェック装置40を一意に識別するチェッ
ク装置識別子を記憶している。例えば、チェック装置40Aにおいては「ID−A」、チ
ェック装置40Bにおいては「ID−B」というように、チェック装置40を一意に識別
する識別子が記憶されている。制御部401においては、図示せぬ電源から電力が供給さ
れると、ROM401Bに記憶されている制御プログラムがCPU401Aにより実行さ
れる。CPU401Aが制御プログラムを実行すると、制御部401によって各部が制御
され、電子ペーパ装置10と通信を行い各種情報を授受する機能や、ホスト装置30と通
信を行い各種情報を授受する機能が実現する。
通信部406は、通信インターフェース機能を有しており通信ネットワーク50に接続
されている。通信部406は、制御部401の制御の下、通信ネットワーク50を介して
ホスト装置30と通信を行い各種情報の授受を行う。
アンテナ403は、電子ペーパ装置10から送信される電波信号の受信、および電子ペ
ーパ装置10への電波信号の送信を行うためのループコイルアンテナであり、データ受信
部404、データ送信部405に接続されている。
データ受信部404は、アンテナ403で受信された電波信号に含まれている情報を取
り出すものである。データ受信部404は制御部401に接続されており、電波信号から
取り出した情報を制御部401へ出力する。
データ送信部405は、アンテナ403から出力する信号を生成するものであり、制御
部401に接続されている。データ送信部405は、制御部401から情報が供給される
と、供給された情報を含む信号をアンテナ403へ出力する。これにより、情報を含む電
波信号ががアンテナ403から送信される。
(実施形態の動作)
次に本実施形態の動作について説明する。
(受付時の動作)
まず、ラリーシステム1により提供されるスタンプラリーに参加する場合、ラリーの参
加者は受付装置20のある場所へ行く。受付装置20においては、図9に示したように複
数のスタンプの一覧が表示された受付画面が表示されている。参加者は受付装置20の管
理者から電子ペーパ装置10を受け取り、電子ペーパ装置10とアンテナ210Aを近接
させた後、操作部207を操作してスタンプのいずれかを選択する操作を行う。この後、
参加者が受付画面に表示されている「登録」ボタンをクリックする操作を行うと、制御部
201は、参加者を一意に識別する参加者情報を生成し(図6:S101)、選択された
スタンプを識別するスタンプ識別子と、生成した参加者情報とをRAM204に格納する
(S102)。
次に制御部201は、表示部208を制御して図10に例示したように複数のラリーの
コースを表示する(S103)。ここで、参加者が操作部207を操作してコースのいず
れかをクリックする操作を行うと、制御部201は、選択されたコースのチェックポイン
トの位置を表す地図の地図情報と、RAM204に格納されている参加者情報およびスタ
ンプ識別子とを無線通信部210へ出力する。
無線通信部210が制御部201から出力された情報を受け取ると、受け取った情報を
含む電波信号がアンテナ210Aから送信される(S104)。この電波信号が電子ペー
パ装置10のアンテナ103で受信されると、電力生成部106は、アンテナ103で受
信された電波信号による電磁誘導でアンテナ103に生じた起電力を基にして、電子ペー
パ装置10の各部へ動作に必要な電力を供給する。また、データ受信部104は、電波信
号に含まれている情報を取り出し、取り出した情報を制御部101へ出力する。制御部1
01は、データ受信部104から出力された情報を受け取ると、参加者情報、スタンプ識
別子および地図情報とを不揮発性メモリ101Dに記憶させる(S105)。制御部10
1は、各種情報の記憶が終了すると、記憶した地図情報に従って表示部102を制御し、
ラリーのチェックポイントの位置を示した地図を表示部102に表示させる(S106)
制御部101は、地図を表示部102に表示させると、情報を記憶したことを通知する
記憶終了情報をデータ送信部105へ出力する。データ送信部105が、この記憶終了情
報を受け取ると、受け取った情報を含む電波信号がアンテナ103から送信される(S1
07)。
この電波信号が受付装置20のアンテナ210Aで受信されると、無線通信部210は
、電波信号に含まれている記憶終了情報を取り出し、取り出した情報を制御部201へ出
力する。制御部201は、記憶終了情報を受け取ると、まず、参加者情報を通信部206
へ出力する。通信部206は、参加者情報を受け取ると、通信ネットワーク50を介して
ホスト装置30と通信を行い、ホスト装置30へ参加者情報を送信する(S108)。ま
た、制御部201は、参加者情報のホスト装置30への送信が終了すると、表示部208
を制御して図11に示したように、受付が終了したことを知らせる画面を表示する(S1
09)。図11に示した画面を見た参加者は、チェックポイントの位置を示した地図が表
示されている電子ペーパ装置10を携帯してラリーを始める。
一方、受付装置20から送信された参加者情報がホスト装置30の通信部306にて受
信されると、制御部301は受信された参加者情報と、参加者情報を受信した時刻を表す
時刻情報とを対応付けて記憶部305に記憶させる(S110)。
(チェックポイント到達時の動作)
次に、参加者がチェック装置40Aが置かれているチェックポイントに到達した時の動
作について説明する。参加者はチェックポイントに到達すると、チェックポイントに置か
れているチェック装置40Aのアンテナ403に電子ペーパ装置10をかざす。チェック
装置40Aにおいては、アンテナ403から電波信号が出力されており(図7:S201
)、この電波信号には、送信されている電波信号がチェック装置40からのものであるこ
とを表す情報が含まれている。このチェック装置40Aからの電波信号がアンテナ103
で受信されると、電力生成部106は、アンテナ103で受信された電波信号を基にして
、電子ペーパ装置10の各部に対し動作に必要な電力を供給する。また、データ受信部1
04は、電波信号に含まれている情報を取り出し、取り出した情報を制御部101へ出力
する。制御部101は、データ受信部104から出力された情報を受け取ると、不揮発性
メモリ101Dに記憶されている参加者情報とスタンプ識別子とをデータ送信部105へ
出力する。データ送信部105は、これらの情報を受け取ると、受け取った情報を含む信
号をアンテナ103へ出力する。これにより、情報を含む電波信号がアンテナ103から
送信される(S202)。
この電波信号がチェック装置40Aのアンテナ403で受信されると、データ受信部4
04は、電波信号に含まれている参加者情報とスタンプ識別子を取り出し(S203)、
取り出した情報を制御部401へ出力する。制御部201は参加者情報とスタンプ識別子
を受け取ると、まず、参加者情報とチェック装置識別子とを通信部406へ出力する。通
信部206は、チェック装置識別子と参加者情報を受け取ると、通信ネットワーク50を
介してホスト装置30と通信を行い、ホスト装置30へ参加者情報とチェック装置識別子
を送信する(S204)。この参加者情報とチェック装置識別子とがホスト装置30の通
信部306にて受信されると、制御部301は受信された参加者情報と同じ参加者情報を
検索する。そして、参加者情報を受信した時刻を表す時刻情報とチェック装置識別子とを
検索で見つけた参加者情報に対応付けて記憶部305に記憶させる(S205)。
また、制御部401は、チェック装置識別子と参加者情報のホスト装置30への送信が
終了すると、受信したスタンプ識別子で特定されるスタンプのスタンプ画像情報を不揮発
性メモリ401Dから読み出し(S206)、読み出したスタンプ画像情報をデータ送信
部405へ出力する。すると、スタンプ画像情報を含む電波信号がアンテナ403から送
信されて(S207)電子ペーパ装置10で受信される。そして、スタンプ画像情報を受
信した電子ペーパ装置10においては、スタンプ画像情報が表すスタンプの画像が表示部
102に表示される(S208)。参加者は、スタンプが表示部102に表示されたのを
確認すると、表示されている地図を参照して次のチェックポイントへ向かう。
(ラリー終了時の動作)
参加者がチェックポイントへ移動し、チェック装置40B〜40Eにおいて電子ペーパ
装置10をかざすと、各チェックポイントにおいても、電子ペーパ装置10と各チェック
装置との間で上述した動作と同様の動作が行われる。また、各チェック装置とホスト装置
30との間においても、上述した動作と同様の動作が行われ、ホスト装置30においては
、各チェック装置のチェック装置識別子と、チェック装置識別子を受信したときの時刻情
報とが対応付けて記憶される。
参加者は、最後のチェックポイントへ到達した後、受付装置20が置かれている場所へ
戻り、電子ペーパ装置10をアンテナ210Aを近接させる。そして、参加者が表示部2
08に表示されている受付画面(図9)の「ラリー終了」ボタンをクリックする操作を行
うと、制御部201は、参加者情報を送信するように指示する指示情報を無線通信部21
0へ出力する。この指示情報を無線通信部210が受け取ると、受け取った指示情報を含
む電波信号がアンテナ210Aから送信される(図8:S301)。
この電波信号が電子ペーパ装置10のアンテナ103で受信され、電波信号に含まれて
いる指示情報がデータ受信部104から制御部101へ出力されると、制御部101は不
揮発性メモリ101Dに記憶されている参加者情報をデータ送信部105へ出力する。す
ると、参加者情報を含む電波信号がアンテナ103から出力され(S302)、この電波
信号がアンテナ210Aで受信される。そして、無線通信部210において電波信号から
参加者情報が取り出され、参加者情報が制御部201へ送られる。制御部201は、参加
者情報を受け取ると、通信部206を制御して参加者情報をホスト装置30へ送信する(
S303)。
ホスト装置30において参加者情報が受信されると、制御部301は、参加者情報を受
信した時刻をラリーの終了時刻とし、この時刻の時刻情報を参加者情報に対応付けて記憶
部305に記憶させる。そして、制御部301は受信した参加者情報と同じ参加者情報に
対応付けて記憶されているチェック装置識別子と時刻情報とを、通信部306を制御して
受付装置20へ送信する(S304)。
これらの情報が受付装置20にて受信されると、受付装置20は、受信した情報を基に
して、チェック装置間の移動にかかった時間やラリーの開始から終了までにかかった時間
を計算し、これらの時間をプリンタ209を制御して紙に印刷する(S305)。受付装
置20の管理者は、この印刷された紙を参加者に渡し、参加者が携帯していた電子ペーパ
装置10を引き取る。
本実施形態によれば、電子ペーパ装置を各装置にかざすだけでスタンプや地図の表示が
されるので、スタンプラリーの参加者は簡単にスタンプラリーを行うことができる。
また、電子ペーパ装置10は、電池などの電源を有していないので重量を軽くすること
ができ携帯することが容易になる。
また、本実施形態においては、参加者が選択した好みのスタンプがスタンプラリー中に
表示されるので、参加者の好みでないキャラクタを集めるスタンプラリーと比較して、参
加者がスタンプラリーを楽しむことができる。
[第2実施形態]
(実施形態の構成)
次に本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態に係るラリーシステム1は、
第1実施形態と同様に電子ペーパ装置10、受付装置20、ホスト装置30、チェック装
置40A〜40E、通信ネットワーク50からなり、各装置のハードウェア構成は第1実
施形態と同じとなっている。本実施形態においては、受付装置20に記憶されている情報
とチェック装置40に記憶されている情報、およびラリーを行うときの動作が第1実施形
態と異なる。
まず、受付装置20に記憶されている情報と、チェック装置40に記憶されている情報
について説明する。図12は、本実施形態に係る受付装置20のハードウェア構成図であ
る。受付装置20の記憶部205においてはコース情報CA〜CCが記憶されている。コ
ース情報は、チェックポイントを巡る順番を示す情報であり、コース毎に異なっている。
例えば、コースAに対応したコース情報CAの場合、チェック装置40を巡る順番は「チ
ェック装置40A→チェック装置40B→チェック装置40C→チェック装置40D→チ
ェック装置40E」となっており、コースBに対応したコース情報CBの場合、チェック
装置40を巡る順番は「チェック装置40E→チェック装置40D→チェック装置40C
→チェック装置40B→チェック装置40A」となっている。また、コースCに対応した
コース情報CCの場合、チェック装置40を巡る順番は「チェック装置40A→チェック
装置40E→チェック装置40C→チェック装置40B→チェック装置40D」となって
いる。
また、記憶部205においては、各チェック装置の位置を表す地図のチェック装置地図
情報MAPA〜チェック装置地図情報MAPEが記憶されている。チェック装置地図情報
MAPAは、チェック装置40Aの位置を示す地図の情報、チェック装置地図情報MAP
Bは、チェック装置40Bの位置を示す地図の情報、チェック装置地図情報MAPCは、
チェック装置40Cの位置を示す地図の情報となっている。また、チェック装置地図情報
MAPDは、チェック装置40Dの位置を示す地図の情報、チェック装置地図情報MAP
Eは、チェック装置40Eの位置を示す地図の情報となっている。
次に、チェック装置40において記憶されている情報について説明する。図13は、本
実施形態に係るチェック装置40のハードウェア構成図である。チェック装置40におい
ては、受付装置20に記憶されているチェック装置地図情報MAPA〜チェック装置地図
情報MAPEと同じ情報が記憶されている。
(実施形態の動作)
次に本実施形態の動作について説明する。
(受付時の動作)
まず、ラリーシステム1により提供されるラリーに参加する場合、ラリーの参加者は受
付装置20のある場所へ行く。なお、参加者が電子ペーパ装置10を受け取ってから受付
画面でスタンプを選択し、その後にラリーのコースを選択するまでの動作は第1実施形態
と同じであるため、その説明を省略する。
さて、参加者が操作部207を操作してラリーのコースのいずれかをクリックする操作
を行うと、制御部201は、RAM204に格納されている参加者情報とスタンプ識別子
、選択されたコースのコース情報、および選択されたコースにおいて最初に巡るチェック
装置40のチェック装置地図情報を無線通信部210へ出力する。例えば、参加者がコー
スBを選択した場合、コース情報CBが無線通信部210へ出力される。また、コースB
の場合、最初に巡るチェック装置はチェック装置40Eであるため、チェック装置40E
に対応したチェック装置地図情報MAPEが無線通信部210へ出力される。
無線通信部210が制御部201から出力された情報を受け取ると、受け取った情報を
含む電波信号がアンテナ210Aから送信される(図14:S401)。この電波信号が
電子ペーパ装置10で受信されると、電波信号に含まれている参加者情報とスタンプ識別
子、コース情報CBとチェック装置地図情報MAPEが不揮発性メモリ101Dに記憶さ
れる(S402)。電子ペーパ装置10は、各種情報の記憶が終了すると、記憶したチェ
ック装置地図情報MAPEに従って表示部102を制御し、チェック装置40Eの位置を
示した地図を表示部102に表示させる(S403)。
電子ペーパ装置10においては、地図の表示が終了すると、記憶終了情報を含む電波信
号がアンテナ103から送信される(S404)。この電波信号が受付装置20にて受信
されると、受付装置20は、生成した参加者情報をホスト装置30へ送信する(S405
)。また、受付装置20は、参加者情報のホスト装置30への送信が終了すると、受付が
終了したことを知らせる画面を表示する(S406)。この画面を見た参加者は、最初に
巡るチェックポイントの位置を示した地図が表示されている電子ペーパ装置10を携帯し
てラリーを始める。なお、ホスト装置30は、参加者情報を受信すると、参加者情報と、
参加者情報を受信した時刻を表す時刻情報とを対応付けて記憶部305に記憶する(S4
07)。
(チェックポイント到達時の動作)
次に、チェック装置40Eが置かれているチェックポイントに参加者が到達した時の動
作について説明する。参加者はチェックポイントに到達すると、チェック装置40Eのア
ンテナ403に電子ペーパ装置10をかざす。このチェック装置40Eからの電波信号が
アンテナ103で受信されると(図15:S501)、電子ペーパ装置10は、不揮発性
メモリ101Dに記憶されている参加者情報とスタンプ識別子、およびコース情報CBを
含む電波信号をアンテナ103から送信する(S502)。
この電波信号を受信したチェック装置40Eは、まず、電波信号に含まれている参加者
情報と、不揮発性メモリ401Dに記憶されているチェック装置識別子とをホスト装置3
0へ送信する(S503)。この参加者情報とチェック装置識別子とがホスト装置30に
て受信されると、ホスト装置30は受信された参加者情報と同じ参加者情報を記憶部30
5において検索する。そして、参加者情報を受信した時刻を表す時刻情報とチェック装置
識別子とを、検索で見つけた参加者情報に対応付けて記憶部305に記憶させる(S50
4)。
また、チェック装置40Eは、チェック装置識別子と参加者情報のホスト装置30への
送信が終了すると、受信したスタンプ識別子で特定されるスタンプのスタンプ画像情報を
含む電波信号をアンテナ403から送信する(S505)。すると、この電波信号を受信
した電子ペーパ装置10においては、スタンプ画像情報が表すスタンプの画像が表示部1
02に表示される(S506)。
また、チェック装置40Eは、受信したコース情報CBにおいて、次に巡るチェック装
置を特定し、特定したチェック装置のチェック装置地図情報を含む電波信号を電子ペーパ
装置10へ送信する。ここでは、コースBにおいて次に巡るチェック装置はチェック装置
40Dであるため、チェック装置地図情報MAPDを含む電波信号がチェック装置40E
から送信される(S507)。この電波信号を電子ペーパ装置10が受信すると、電波信
号に含まれているチェック装置地図情報MAPDに従ってチェック装置40Dの位置を示
した地図が表示部102に表示される(S508)。
参加者は、スタンプと、次のチェックポイントの位置が表示部102に表示されたのを
確認すると、表示されている地図を参照して次のチェックポイントへ向かう。
(ラリー終了時の動作)
参加者が各チェックポイントへ移動し、チェック装置40A〜40Dにおいて電子ペー
パ装置10をかざすと、各チェックポイントにおいても、電子ペーパ装置10と各チェッ
ク装置との間で上述した動作と同様の動作が行われる。また、各チェック装置とホスト装
置30との間においても、上述した動作と同様の動作が行われ、ホスト装置30において
は、各チェック装置のチェック装置識別子と、チェック装置識別子を受信したときの時刻
情報とが対応付けて記憶される。
参加者は、最後のチェックポイントへ到達した後、受付装置20が置かれている場所へ
戻り、電子ペーパ装置10をアンテナ210Aを近接させる。そして、参加者が表示部2
08に表示されている受付画面の「ラリー終了」ボタンをクリックする操作を行うと、第
1実施形態と同様にして指示情報を含む電波信号がアンテナ210Aから送信される(図
8:S301)。そして、電子ペーパ装置10からは、参加者情報を含む電波信号が電子
ペーパ装置10から受付装置20へ送信される(S302)。受付装置20は、電波信号
を受信すると、電波信号に含まれている参加者情報をホスト装置30へ送信する(S30
3)。
ホスト装置30は、参加者情報を含む電波信号を受信すると、参加者情報を受信した時
刻をラリーの終了時刻とし、この時刻の時刻情報を参加者情報に対応付けて記憶部305
に記憶させる。そして、ホスト装置30は、受信した参加者情報と同じ参加者情報に対応
付けて記憶されているチェック装置識別子と時刻情報とを受付装置20へ送信する(S3
04)。これらの情報が受付装置20にて受信されると、受付装置20は、受信した情報
を基にして、チェック装置間の移動にかかった時間やラリーの開始から終了までにかかっ
た時間を計算し、これらの時間をプリンタ209を制御して紙に印刷する(S305)。
受付装置20の管理者は、この印刷された紙を参加者に渡し、参加者が携帯していた電子
ペーパ装置10を引き取る。
以上説明したように、本実施形態によれば、スタンプラリーの参加者は、どこを巡るか
はラリーの開始時点では分からないため、予め巡る場所が分かる場合と比較してラリーを
楽しむことができる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定される
ことなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変
形して本発明を実施してもよい。
上述した実施形態においては、チェック装置40で時刻を計時するようにしてもよい。
そして、電子ペーパ装置10をチェック装置40にかざした場合、計時している時刻を表
す時刻情報と、チェック装置識別子を電子ペーパ装置10へ送信し、電子ペーパ装置10
は、送信された情報を組にして不揮発性メモリ101Dに記憶するようにしてもよい。ま
た、受付装置20においても時刻を計時し、受付時の時刻とラリー終了時の時刻とを記憶
するようにしてもよい。そして、ラリーの終了時には、電子ペーパ装置10は記憶してい
るチェック装置識別子と時刻情報とを受付装置20に送信し、受付装置20は、受信した
情報と記憶している受付時の時刻とラリー終了時の時刻とから、チェック装置間の移動に
かかった時間やラリーの開始から終了までにかかった時間を計算し、計算結果を印刷する
ようにしてもよい。この構成によれば、ホスト装置30を用いなくとも、ラリーにかかっ
た時間やチェック装置間の移動にかかった時間を求めることができる。
また、チェック装置40で時刻の計時を行う場合、チェック装置40は電子ペーパ装置
10から参加者情報を受信した時刻の時刻情報をチェック装置識別子と参加者情報ともに
ホスト装置30へ送信し、ホスト装置30は、送信されたチェック装置識別子と時刻情報
とを参加者情報に対応付けて記憶してもよい。この構成によれば、ホスト装置30で時刻
を計時しなくても、参加者がチェックポイントに到達した時刻を記憶することができる。
受付装置20においては、参加者の年齢や参加者が話す言語の種類を受付装置20に入
力するようにしてもよく、受付装置20が参加者情報を電子ペーパ装置10へ送信する際
、この入力された情報を参加者情報と共に電子ペーパ装置10へ送信してもよい。
また、参加者が話す言語の種類を示す情報が電子ペーパ装置10へ送られた場合、電子
ペーパ装置10は、この情報が表す言語で文字を表示してもよい。
また、参加者の年齢を示す情報が電子ペーパ装置10へ送られた場合、電子ペーパ装置
10は文字を表示する際に情報が表す年齢に応じて文字の大きさや漢字のルビの表示の有
り/無しを制御してもよい。例えば、年齢が60歳以上の場合は、60歳未満のときに表
示する文字の大きさより文字の大きさを大きくしてもよい。また、年齢が12歳以下の場
合は漢字にルビをつけて表示してもよい。
また、受付装置20に参加者の年齢が入力された場合、同じコースであっても年齢によ
りコースを異ならせるようにしてもよい。例えば、上述した第2実施形態において60歳
以上の参加者がコースAを選択した場合にはチェック装置40を巡る順番を「チェック装
置40A→チェック装置40B→チェック装置40C」とし、60歳未満の参加者がコー
スAを選択した場合にはチェック装置40を巡る順番とコースを「チェック装置40A→
チェック装置40B→チェック装置40C→チェック装置40D→チェック装置40E」
としてもよい。
ラリーの終了時に電子ペーパ装置10に記憶されているスタンプ識別子を受付装置20
へ送信し、受付装置20が印刷を行うときにスタンプ識別子で特定されるスタンプを印刷
するようにしてもよい。
ラリーの参加者が、スタンプにしたい画像の画像情報を記録媒体に記録させて受付装置
20へ持参し、記録媒体に記録されている画像情報を受付装置20が読み取るようにして
もよい。この場合、この画像情報を電子ペーパ装置10へ送信して電子ペーパ装置10に
記憶させるようにしてもよい。そして、電子ペーパ装置10をチェック装置40にかざし
た場合、電子ペーパ装置10は、チェック装置40からの電波信号を受信したことをトリ
ガにして、記憶している画像情報が表す画像をスタンプとして表示してもよい。
上述した実施形態においては、ラリーの参加者が複数人いる場合、ホスト装置30は、
参加者の毎に情報の記憶領域を記憶部305に設け、設けた記憶領域に、受付装置20や
チェック装置40から送信される情報を記憶するようにしてもよい。
アニメーション映画やマンガのキャラクタをスタンプとする場合、同じキャラクタでキ
ャラクタの表情や姿勢の異なるスタンプの画像を複数用意し、用意した画像をチェック装
置40に振り分けて記憶させてもよい。この場合、キャラクタの画像に対応するスタンプ
識別子は、キャラクタを一意に特定するものとし、チェック装置40は、スタンプ識別子
を受信すると、スタンプ識別子で特定されるキャラクタの画像を電子ペーパ装置10へ送
信する。この構成によれば、チェック装置40を巡っていくと、同じキャラクタで表情や
姿勢の異なる複数のスタンプを集めることができる。
上述した第2実施形態においては、同じコースが選択されても、チェックポイントの移
動に費やした時間により、次の行き先を変更するようにしてもよい。具体的には、チェッ
ク装置40で時刻を計時するようにする。また、電子ペーパ装置10がチェック装置40
にかざされた場合、チェック装置識別子と電子ペーパ装置10がかざされた時の時刻を電
子ペーパ装置10へ送信し、電子ペーパ装置10は、送信された情報を組にして記憶する
。そして、電子ペーパ装置10は、記憶しているコース情報と、記憶しているチェック装
置識別子と時刻とをチェック装置40へ送信する。
チェック装置40においてはチェック装置識別子と時刻の組から、チェック装置間の移
動に費やした時間を計算する。例えば、チェック装置40Aのチェック装置識別子に組と
なっている時刻が「10:00」であり、チェック装置40Bのチェック装置識別子に組
となっている時刻が「11:00」である場合、コースAが選択されていると、チェック
装置40Aからチェック装置40Bへの移動に費やした時間は1時間と計算される。
ここで、参加者がチェック装置40Bの位置におり、チェック装置40Aからチェック
装置40Bの移動に費やした時間が30分未満である場合には、次に巡るチェック装置は
チェック装置40Cであるため、チェック装置地図情報MAPCを含む電波信号が電子ペ
ーパ装置10へ送信される。一方、チェック装置40Aからチェック装置40Bの移動に
費やした時間が30分以上である場合には、コース情報からすると次に巡るチェック装置
はチェック装置40Cであるが、チェック装置40Cではなくチェック装置40Dのチェ
ック装置地図情報MAPDを含む電波信号が電子ペーパ装置10へ送信される。チェック
装置間の移動に費やした時間に応じて表示される地図が異なることとなり、次に巡るチェ
ックポイントが変わることとなる。
上述した実施形態においては、S108のステップで参加者情報をホスト装置30へ送
信する際、スタンプ識別子もホスト装置30へ送信し、ホスト装置30で参加者情報と対
応付けて記憶してもよい。また、スタンプ画像情報はチェック装置40に記憶させるので
はなくホスト装置30に記憶させてもよい。この場合、電子ペーパ装置10がチェック装
置40にかざされてチェック装置40から参加者情報がホスト装置30へ送信されると、
ホスト装置30は送信された参加者情報に対応付けて記憶されているスタンプ識別子を抽
出する。そして抽出した識別子で特定されるスタンプ画像情報をチェック装置40へ送信
し、チェック装置40は送信されたスタンプ画像情報を電子ペーパ装置10へ送信する。
この構成によれば、各チェック装置40にスタンプ画像情報を記憶させておく必要がない
ため、チェック装置40の不揮発性メモリ401Dの容量を少ないものとすることができ
、コストを抑えることができる。
上述した実施形態においては、電子ペーパ装置10に二次電池を設け、電子ペーパ装置
10は二次電池からの電力で駆動されてもよい。
上述した実施形態においては、参加者情報と時刻とを記憶するというホスト装置30の
機能を受付装置20が有していてもよい。
上述した実施形態においては、各装置は以下のように動作してもよい。
まず、受付装置20は受付時にスタンプ識別子を電子ペーパ装置10へ送信しない。ま
た、受付装置20は参加者情報とスタンプ識別子を組にしてチェック装置40A〜40E
へ送信し、各チェック装置は送信された参加者情報とスタンプ識別子を組みにして記憶す
る。そして、電子ペーパ装置10がチェック装置40にかざされると、電子ペーパ装置1
0は参加者情報をチェック装置40へ送信する。参加者情報を受信したチェック装置40
は、受信した参加者情報と組で記憶されているスタンプ識別子を抽出し、抽出したスタン
プ識別子で特定されるスタンプ画像を電子ペーパ装置10へ送信する。
また、この構成においては、スタンプ識別子に替えてスタンプ画像を参加者情報と組に
して受付装置20から各チェック装置40へ送信し、チェック装置40に記憶させてもよ
い。この場合、チェック装置40は電子ペーパ装置10から参加者情報を受信すると、受
信した参加者情報と組で記憶しているスタンプ画像を電子ペーパ装置10へ送信する。
なお、上述のように、スタンプ画像とスタンプ識別子のいずれも、参加者の選択したス
タンプを特定できる情報であるため、参加者の選択したスタンプを表すスタンプ情報とい
うことができる。
遊園地、公園、博物館、水族館、動物園、展示会などにおいては、施設内の複数の場所
を巡る場合、巡る場所に上述したチェック装置40を配置し、複数の場所を巡る者が電子
ペーパ装置10を携帯して各場所のチェック装置へ電子ペーパ装置10をかざしてスタン
プを集めるようにしてもよい。
本発明の第1実施形態に係るラリーシステムの全体構成図である。 電子ペーパ装置10のハードウェア構成図である。 受付装置20のハードウェア構成図である。 ホスト装置30のハードウェア構成図である。 チェック装置40のハードウェア構成図である。 第1実施形態の動作を説明するためのシーケンス図である。 第1実施形態の動作を説明するためのシーケンス図である。 第1実施形態の動作を説明するためのシーケンス図である。 受付画面を例示した図である。 スタンプラリーのコースの選択画面を例示した図である。 スタンプラリー開始時に表示される画面を例示した図である。 第2実施形態に係る受付装置20のハードウェア構成図である。 第2実施形態に係るチェック装置40のハードウェア構成図である。 第2実施形態の動作を説明するためのシーケンス図である。 第2実施形態の動作を説明するためのシーケンス図である。
符号の説明
1・・・ラリーシステム、10・・・電子ペーパ装置、20・・・受付装置、30・・・
ホスト装置、40A〜40E・・・チェック装置、50・・・通信ネットワーク、101
・・・制御部、102・・・表示部、103・・・アンテナ、104・・・データ受信部
、105・・・データ送信部、106・・・電力生成部、201・・・制御部、205・
・・記憶部、206・・・通信部、207・・・操作部、208・・・表示部、209・
・・プリンタ、210・・・無線通信部、210A・・・アンテナ、301・・・制御部
、305・・・記憶部、306・・・通信部、401・・・制御部、403・・・アンテ
ナ、404・・・データ受信部、405・・・データ送信部、406・・・通信部

Claims (7)

  1. ラリーの参加者を識別する参加者情報と、前記参加者に対応するスタンプを表すスタン
    プ情報を送信する情報送信手段
    を備える受付装置と、
    前記情報送信手段から送信された参加者情報とスタンプ情報とを受信する情報受信手段
    と、
    前記情報受信手段により受信された参加者情報とスタンプ情報とを記憶する記憶手段と

    前記記憶手段に記憶されたスタンプ情報を送信するスタンプ情報送信手段と、
    外部の装置から送信されたスタンプ画像を受信するスタンプ画像受信手段と、
    前記スタンプ画像受信手段により受信されたスタンプ画像を表示する表示手段と
    を備える通信端末と、
    前記スタンプ情報送信手段から送信されたスタンプ情報を受信するスタンプ情報受信手
    段と、
    前記スタンプ情報受信手段により受信されたスタンプ情報に対応するスタンプ画像を前
    記通信端末へ送信するスタンプ画像送信手段と
    を備える複数のチェック装置と
    を有するラリーシステム。
  2. 前記表示手段は記憶性を有し、
    前記通信端末は、
    電波の送信および受信を行うアンテナを有し、
    他装置への情報送信および他装置からの情報受信を前記アンテナを介して電波により行
    い、
    該アンテナで受信した電波により生じた誘導起電力で駆動されること
    を特徴とする請求項1に記載のラリーシステム。
  3. 前記受付装置は、前記チェック装置の位置を表す地図情報を送信する地図情報送信手段
    を有し、
    前記通信端末は、前記地図情報送信手段から送信された地図情報を受信する地図情報受
    信手段を有し、
    前記表示手段は、前記地図情報受信手段で受信された地図情報が表す地図を表示するこ

    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のラリーシステム。
  4. 前記チェック装置は、ラリーにおいて当該チェック装置の次に巡るチェック装置の位置
    を示した装置地図情報を送信する装置地図情報送信手段を有し、
    前記通信端末は前記装置地図情報送信手段から送信された装置地図情報を受信する装置
    地図情報受信手段を有し、
    前記表示手段は、前記装置地図情報受信手段で受信された装置地図情報が表す地図を表
    示すること
    を有することを特徴とする請求項3に記載のラリーシステム。
  5. 前記通信端末は、前記記憶手段に記憶した参加者情報を送信する参加者情報送信手段を
    有し、
    前記チェック装置は、前記参加者情報送信手段から送信された参加者情報を転送する転
    送手段を有し、
    時刻を計時する計時手段と、
    前記転送手段で転送された参加者情報を受信する参加者情報受信手段と、
    前記参加者情報受信手段で受信された参加者情報と、該参加者情報を受信した時刻とを
    対応付けて記憶する記憶手段と
    を備えるホスト装置
    を有する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のラリーシステム。
  6. 前記チェック装置は、
    時刻を計時する計時手段と、
    前記計時手段で計時した時刻を送信する第1時刻送信手段を有し、
    前記通信端末は、
    前記第1時刻送信手段から送信された時刻を受信する第1時刻受信手段と、
    前記第1時刻受信手段で受信された時刻を記憶する時刻記憶手段
    を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のラリーシステム。
  7. 前記チェック装置は、
    時刻を計時する計時手段と、
    前記計時手段で計時した時刻を送信する第1時刻送信手段を有し、
    前記通信端末は、
    前記第1時刻送信手段から送信された時刻を受信する第1時刻受信手段と、
    前記第1時刻受信手段で受信された時刻を記憶する時刻記憶手段と、
    前記時刻記憶手段に記憶した時刻を送信する第2時刻送信手段を有し、
    さらに前記チェック装置は、
    第2時刻送信手段から送信された時刻を受信する第2時刻受信手段を有し、
    前記装置地図情報送信手段は、ラリーにおいて当該チェック装置の次に巡るチェック装
    置を前記第2時刻受信手段で受信した時刻に基づいて決定し、決定したチェック装置の位
    置を示した装置地図情報を送信すること
    を特徴とする請求項4に記載のラリーシステム。
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