JP2008190990A - 三次元形状計測装置及び三次元形状計測方法 - Google Patents

三次元形状計測装置及び三次元形状計測方法 Download PDF

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Abstract

【課題】物体の三次元形状を短時間で計測する。
【解決手段】物体2に正弦波状の光パターンを投射するとともに、光パターンが投射された物体2を撮影し、その撮影画像に基づいて物体2の三次元形状を計測する三次元形状計測装置であって、短波長の光パターン20及び長波長の光パターン30の各々を物体2に投射するプロジェクタ3と、短波長及び長波長の光パターン20、30が投射された物体2を撮影するカメラ4と、カメラ4で撮影された画像に基づいて短波長及び長波長の光パターン20、30の相対位相を算出する位相算出部14と、予め作成され、距離と対応付けて短波長及び長波長の光パターン20、30の相対位相が記録されたテーブル13aと、位相算出部14によって算出された短波長及び長波長の光パターン20、30の相対位相を用いて、テーブル13aを参照し、物体2までの距離を求める距離導出部15とを備えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、三次元形状計測装置及び三次元形状計測方法に関し、特に、短時間で三次元形状を計測することのできる装置及び方法に関する。
物体の三次元形状を非接触で計測するための方法が数多く提案されており、その中の1つとして、正弦波格子位相シフト法が知られている。この正弦波格子位相シフト法は、概略以下のようにして行われる。
図7に示すように、正弦波状に濃淡パターンが印刷されている格子71を通して、光源72から物体73に対して正弦波状の輝度分布を持つ光パターンを投影し、物体73上の縞パターンを上記の光源72とは別のところに設置されたカメラ74で撮影する。物体73を静止させたままで、格子71を縞と直角方向へと、波長の1/NずつN回ずらしながら画像を撮影して行く。例えば、縞パターンの位相がπ/2ずつずれるように格子71を駆動しながら、位相が1周期分移動するまでの間に4回の撮影を行ったとすると、図8に示すように、物体73の表面上の計測対象点Pについて、4つの輝度値Ip(0)、Ip(π/2)、Ip(π)、Ip(3π/2)を得ることができる。それらの輝度値を下記の数式3に代入することにより、計測対象点Pに投射される光の位相φを求めることができる。ここに、数式3中の(x、y)は、計測対象点Pの横方向及び縦方向の座標値である。
Figure 2008190990
求められた位相φは、図7に示すように、計測対象点Pに到達する光が格子71のどの部分を通過するかを表すため、計測対象点Pへの光の投射角度βに対応した値となる。計測対象点Pについての位相φを求めた後は、求めた位相値と、カメラ74及び光源72間の距離Aと、物体73を撮影したときの撮影角度αとを用い、三角測量の原理によって、計測対象点Pまでの距離Zを求める。その後は、他の計測対象点についても、上記の処理を実行して距離Zを求め、これにより、物体73の表面形状を特定することが可能となる。
上述したように、計測対象点Pに投射される光の位相φは、数式3を用いて求めることができるが、tan-1が周期2πの周期関数であるため、数式3によって導かれる位相値φは、0〜2πのうちの何れかの値しか取り得ない。このため、例えば、実際の位相値φが7π/2であったとしても、数式3によって導かれる位相値φは、3π/2となり、周期2πの整数倍の不定性を残したものとなる。
そこで、例えば、特許文献1には、基本の周期の正弦波と、その基本の周期の2倍の周期の正弦波とを足し合わせた濃淡パターンを有する光(図9参照)を物体に投射し、基本の周期の濃淡パターンの光に対応する位相値φ1と、2倍の周期の濃淡パターンの光に対応する位相値φ2とを求め、位相値φ2を参照しながら位相値φ1を位相接続することにより、位相値φ1の不定性を取り除くようにした三次元形状計測装置が提案されている。
特許第3199041号公報
しかしながら、上記の三次元形状計測装置においては、異なる周期の濃淡パターンを足し合わせた光を物体に投射するため、計測対象点までの距離を求めるには、物体に投射された光を、基本周期の光に相当する分と、基本周期の2倍の周期の光に相当する分とに分離する必要がある。このため、三次元形状の計測に際し、高度な数学的手法が必要となり、演算処理時間が長期化するという問題があった。
そこで、本発明は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、演算時間を短縮し、短時間で三次元形状を計測することが可能な三次元形状計測装置及び三次元形状計測方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、物体に正弦波状の光パターンを投射するとともに、前記光パターンが投射された物体を撮影し、その撮影画像に基づいて前記物体の三次元形状を計測する三次元形状計測装置であって、第1波長を有する第1光パターン及び前記第1波長より長い第2波長を有する第2光パターンの各々を前記物体に投射する投射手段と、前記第1及び第2光パターンが投射された物体を撮影する撮影手段と、前記撮影手段で撮影された画像に基づいて前記第1及び第2光パターンの相対位相を算出する位相算出手段と、予め作成され、距離と対応付けて前記第1及び第2光パターンの相対位相が記録されたテーブルと、前記位相算出手段によって算出された前記第1及び第2光パターンの相対位相を用いて前記テーブルを参照し、前記物体までの距離を求める距離導出手段とを備えることを特徴とする。
そして、本発明によれば、第1及び第2光パターンの相対位相値の算出後、テーブル中に記録されている第1及び第2光パターンの相対位相値のうちから、算出した第1及び第2光パターンの相対位相値と同じ組み合わせのものを検索するのみで、物体までの距離を導き出すことができるため、極めて簡単な処理で距離を求めることができ、物体の三次元形状を迅速に計測することが可能となる。
上記三次元形状の計測装置において、前記第2波長を、前記第1波長の非整数倍にすることができ、これによれば、計測可能な距離が短く制限されるのを回避することができる。
また、本発明は、物体に正弦波状の光パターンを投射するとともに、前記光パターンが投射された物体を撮影し、その撮影画像に基づいて前記物体の三次元形状を計測する三次元形状計測方法であって、第1波長を有する第1光パターンと、前記第1波長より長い第2波長を有する第2光パターンとを前記物体に投射するステップと、前記第1及び第2光パターンが投射された物体を撮影するステップと、撮影された画像に基づいて前記第1及び第2光パターンの相対位相を算出するステップと、予め作成され、距離と対応付けて前記第1及び第2光パターンの相対位相が記録されたテーブルを、前記第3ステップで算出した前記第1及び第2光パターンの相対位相を用いて参照し、前記物体までの距離を求めるステップとを有することを特徴とする。本発明によれば、前記発明と同様に、極めて簡単な処理で距離を求めることができ、物体の三次元形状を迅速に計測することが可能となる。
上記三次元形状の計測方法において、前記第2波長を、前記第1波長の非整数倍にすることができ、これによれば、計測可能な距離が短く制限されるのを回避することができる。
以上のように、本発明によれば、演算時間を短縮し、短時間で三次元形状を計測することが可能となる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明にかかる三次元形状計測装置1の一実施の形態を示す全体構成図である。この三次元形状計測装置1は、投射手段及び撮影手段を各々1つずつ備える単眼式の三次元形状計測装置であり、所定の濃度分布を有する光(以下、「光パターン」という)を物体2に投射するプロジェクタ3と、光パターンが投射された物体2を撮影するカメラ4と、プロジェクタ3及びカメラ4の制御や各種の演算処理を行う制御部5から構成される。
プロジェクタ3は、所定の強度の光を発する光源3aと、正弦波状の濃淡パターンを表示し、光源3aからの光を正弦波状に変調する正弦波格子3bから構成される。正弦波格子3bは、例えば、画素単位で反射ミラーのオン/オフを制御できるDMD(Digital Micro-mirror Device)や、画素単位で光透過率を制御できる液晶パネル等から構成され、濃淡パターンのパターン間隔、すなわち、正弦波の波長を電子的に変化させたり、濃淡パターンの位相を電子的にシフトさせることが可能である。
本実施の形態においては、物体2に光パターンを投射する際に、正弦波格子3bの濃淡パターンのパターン間隔が制御され、基本の周期を有する正弦波状の光パターン(以下、「短波長の光パターン」という)20と、光パターン20の周期より長い周期を有する正弦波状の光パターン(以下、「長波長の光パターン」という)30との2種類の光パターンが投射される。尚、長波長の光パターン30は、その波長が短波長の光パターン20の波長の整数倍とならないように設定される。
また、短波長の光パターン20及び長波長の光パターン30の各光パターンを投射する際には、正弦波格子3bに表示される濃淡パターンの位相が制御され、各光パターンの位相がπ/2ずつシフトされる。
制御部5は、図2に示すように、カメラ4の動作を制御するカメラ制御部10と、プロジェクタ3の動作を制御するプロジェクタ制御部11と、カメラ4から出力される画像信号を取り込む画像取込部12と、後述するテーブル13a等を記憶する記憶部13と、位相値を算出する位相算出部14と、テーブル13aを参照して物体2までの距離を求める距離導出部15と、三次元データを生成する三次元データ生成部16とを備える。
画像取込部12は、プロジェクタ3の位相シフト動作に同期して、カメラ4から出力される1画面分の画像信号を取り込み、記憶部13に記憶する。本実施の形態においては、光パターンの位相シフト量が0、π/2、π、3π/2、2πとなる各タイミングで、画像信号が取り込まれる。
位相算出部14は、画像取込部12によって取り込まれた画像信号に基づいて、位相値を算出する。位相値の算出は、短波長の光パターン20が投射されたときと、長波長の光パターン30が投射されたときとの各々において、画素毎に行われる。短波長の光パターン20が投射されたときの位相値φ1は、以下の数式1によって算出され、長波長の光パターン30が投射されたときの位相値φ2は、以下の数式2によって算出される。
Figure 2008190990
Figure 2008190990
ここに、(x、y)は、画素の横方向及び縦方向の座標値であり、I1、I2は、その画素の輝度値である。また、N1、N2は、位相シフトのシフト回数であり、t1、t2は、位相シフトのシフト量である。
上記のようにして算出される位相値φ1、φ2は、何れも、周期2πの整数倍の不定性を有するが、以下の説明においては、不定性を有する位相値を「相対位相値」と称する。また、位相シフトさせた短波長の光パターン20を投射し、その撮影画像から得られる相対位相値を「短波長の相対位相値」と称し、位相シフトさせた長波長の光パターン30を投射し、その撮影画像から得られる相対位相値を「長波長の相対位相値」と称する。
距離導出部15は、位相算出部14で算出された相対位相値φ1、φ2を用いて、記憶部13に記憶されたテーブル13aを参照し、基準点Jから計測対象点Pまでの距離Z(図1参照)を導き出す。
図3は、テーブル13aの一例を示す模式図であり、図4は、テーブル13aの作成方法を概念的に示す図である。図3に示すように、テーブル13aには、複数の距離テーブル40a、40b・・・40kが設けられ、各距離テーブル40には、短波長の相対位相値φ1及び長波長の相対位相値φ2が記録される。以下、テーブル13aに記録される相対位相値φ1、φ2を、三次元形状の計測時に算出される相対位相値φ1、φ2と区別するため、相対位相テーブル値Tφ1、Tφ2と称する。
テーブル13aは、三次元形状の計測に先立ち、短波長の相対位相値φ1及び長波長の相対位相値φ2を各々サンプリングすることによって、作成されるものである。テーブル13aの作成にあたっては、まず、プロジェクタ3及びカメラ4間の距離、並びに、それらの設置角度を、実際の三次元形状の計測時と同じ状態に固定し、平坦面を有する平板を所定の基準位置(距離Z0)に設置して、短波長の光パターンを投射する。そして、位相をπ/2ずつシフトさせながら、画像を撮影し、各画素について、短波長の相対位相値φ1(A0)を算出する。次いで、平板の位置を変えずに、長波長の光パターンを投射し、上記と同様にして、長波長の相対位相値φ2(B0)を算出する。
次いで、算出した短波長及び長波長の相対位相値φ1(A0)、φ2(B0)を、距離Z0の距離テーブル40aに、短波長及び長波長の相対位相テーブル値Tφ1(A0)、Tφ2(B0)として記録する。このとき、短波長及び長波長の相対位相テーブル値Tφ1、Tφ2は、各画素の座標と対応付けて記録し、また、2つの位相値を別個に記録するのではなく、対にしてセットで記録する。
その後、平板を奥行き方向に所定量だけ移動させて、基準位置から平板までの距離をZ1に設定し、上記と同様にして、各画素について、相対位相値φ1(A1)、φ2(B1)を求める。そして、距離Z1の距離テーブル40bに、求めた相対位相テーブル値Tφ1、Tφ2を記録する。以後、平板を所定の移動量で奥行き方向に移動させながら、順次、距離Z2、Z3・・・Zkでの相対位相テーブル値Tφ1、Tφ2を求め、各距離の距離テーブル40に記録して行く。尚、テーブル13a中に、相対位相テーブル値Tφ1、Tφ2を、どの程度の距離まで記録するかは、計測対象範囲をどの程度の大きさに設定するか、計測対象物の形状、大きさなどに応じて、適宜決定することができる。
次に、上記の三次元形状測定装置1を用いた三次元形状の計測方法について説明する。
物体2の三次元形状を計測するにあたっては、まず、光パターンの位相シフト量を0にした状態で、短波長の光パターン20を物体2に投射し、カメラ4から出力される画像信号を取り込む(ステップS1)。次いで、光パターンの位相をπ/2、π、3π/2、2πだけ順次シフトさせた状態で、短波長の光パターン20を物体2に投射し、各位相シフト量での画像信号を取り込む(ステップS2)。
次いで、光パターンの位相シフト量が0のときに取り込んだ画像信号と、光パターンの位相をπ/2、π、3π/2、2πだけシフトさせたときに取り込んだ画像信号とから、短波長の光パターン20を投射したときの相対位相値φ1を算出する(ステップS3)。このとき、相対位相値φ1は、画素毎に算出し、画素座標と対応付けて記憶部13に記憶する。
次いで、長波長の光パターン30を物体2に投射し、光パターンの位相シフト量を0にしたときの画像信号、及び光パターンの位相をπ/2、π、3π/2、2πだけシフトさせたときの画像信号を各々取り込む(ステップS4、S5)。そして、取り込んだ各画像信号に基づき、長波長の光パターン30を投射したときの相対位相値φ2を画素単位で算出し、記憶部13に記憶する(ステップS6)。
次いで、1画面を構成する複数の画素の中から1つの画素を着目画素(計測対象点)として選択するとともに(ステップS7)、選択した画素の相対位相値φ1、φ2を記憶部13から読み出す(ステップS8)。次に、テーブル13aを参照し、テーブル13a中に記録されている相対位相テーブル値Tφ1、Tφ2のセットのうちから、相対位相値φ1、φ2と同じ組み合わせのものを検索する(ステップS9)。このとき、テーブル13a中のすべての相対位相テーブル値Tφ1、Tφ2を参照するのではなく、着目画素の座標と同じ座標の相対位相テーブル値Tφ1、Tφ2のみを読み出し、その中から同じ組み合わせのものを検索する。
次いで、検索したセットが記録されている距離テーブル40の距離Zを読み出し、読み出した距離Zを計測対象点の奥行き座標として認定する(ステップS10)。
計測対象点の奥行き座標の取得後は、奥行き座標を取得していない画素(計測対象点)が残っているか否かを判定し(ステップS11)、未取得の画素が存在すれば、その中から1つの画素を着目画素として選択する(ステップS12)。そして、上記と同様にして、奥行き座標を取得し(ステップS8〜S10)、以後、奥行き座標を取得していない画素が無くなるまで、ステップS8〜S12の処理を繰り返す。
物体2の表面上のすべての計測対象点について奥行き座標を取得し、奥行き座標を取得していない画素が無くなれば、取得した奥行き座標と、各計測対象点の縦方向の座標及び横方向の座標とを統合し、物体2の三次元形状を示す三次元データを生成する(ステップS13)。
以上説明したように、本実施の形態においては、平板までの距離Zと対応付けて、相対位相テーブル値Tφ1、Tφ2を記録したテーブル13aを予め作成し、物体2の三次元形状を計測する際には、そのテーブル13aを用いて計測対象点Pの奥行き座標を求める。このため、相対位相値φ1、φ2の算出後は、テーブル13a中に記録されている相対位相テーブル値Tφ1、Tφ2のセットのうちから、算出した相対位相値φ1、φ2と同じ組み合わせのセットを検索するのみで、距離Zを導き出すことができる。従って、極めて簡単な処理で計測対象点Pの奥行き座標を求めることができ、物体2の三次元形状を迅速に計測することが可能となる。
また、本実施の形態においては、長波長の光パターン30の波長が、短波長の光パターン20の波長の整数倍にならないように設定されるため、図6に示すように、長波長の光パターン30の1周期目の始点から終点までの区間L1と、2周期目の始点から終点までの区間L2とで、短波長の相対位相値φ1と長波長の相対位相値φ2との組み合わせパターンが異なる。このため、例えば、長波長の相対位相値φ2が同じπの場合でも、区間L2の短波長の相対位相値φ1は、区間L1の短波長の相対位相値φ1と異なる値になり、従って、計測可能な距離が長波長の光パターン30の1周期分の距離に限定されるのを回避することができる。
本発明にかかる三次元計測装置の一実施の形態を示す全体構成図である。 図1の制御部を示す構成図である。 図1のテーブルを示す模式図である。 テーブルの作成方法を概念的に示す図である。 図1の三次元計測装置の動作を説明するフローチャートである。 短波長の相対位相と長波長の相対位相との関係を示す波形図である。 従来の三次元形状計測装置の一例を示す全体構成図である。 従来の三次元形状計測装置の動作を説明する波形図である。 従来の三次元形状計測装置で用いられる光パターンを示す波形図である。
符号の説明
1 三次元形状計測装置
2 物体
3 プロジェクタ
3a 光源
3b 正弦波格子
4 カメラ
5 制御部
10 カメラ制御部
11 プロジェクタ制御部
12 画像取込部
13 記憶部
13a テーブル
14 位相算出部
15 距離導出部
16 三次元データ生成部
20 短波長の光パターン
30 長波長の光パターン
40(40a〜40c、40k) 距離テーブル

Claims (4)

  1. 物体に正弦波状の光パターンを投射するとともに、前記光パターンが投射された物体を撮影し、その撮影画像に基づいて前記物体の三次元形状を計測する三次元形状計測装置であって、
    第1波長を有する第1光パターン及び前記第1波長より長い第2波長を有する第2光パターンの各々を前記物体に投射する投射手段と、
    前記第1及び第2光パターンが投射された物体を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段で撮影された画像に基づいて前記第1及び第2光パターンの相対位相を算出する位相算出手段と、
    予め作成され、距離と対応付けて前記第1及び第2光パターンの相対位相が記録されたテーブルと、
    前記位相算出手段によって算出された前記第1及び第2光パターンの相対位相を用いて前記テーブルを参照し、前記物体までの距離を求める距離導出手段とを備えることを特徴とする三次元形状計測装置。
  2. 前記第2波長が、前記第1波長の非整数倍であることを特徴とする請求項1に記載の三次元形状計測装置。
  3. 物体に正弦波状の光パターンを投射するとともに、前記光パターンが投射された物体を撮影し、その撮影画像に基づいて前記物体の三次元形状を計測する三次元形状計測方法であって、
    第1波長を有する第1光パターンと、前記第1波長より長い第2波長を有する第2光パターンとを前記物体に投射するステップと、
    前記第1及び第2光パターンが投射された物体を撮影するステップと、
    撮影された画像に基づいて前記第1及び第2光パターンの相対位相を算出するステップと、
    予め作成され、距離と対応付けて前記第1及び第2光パターンの相対位相が記録されたテーブルを、前記第3ステップで算出した前記第1及び第2光パターンの相対位相を用いて参照し、前記物体までの距離を求めるステップとを有することを特徴とする三次元形状計測方法。
  4. 前記第2波長が、前記第1波長の非整数倍であることを特徴とする請求項3に記載の三次元形状計測方法。
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