JP3925266B2 - 3次元形状入力装置および位置ずれ検出方法 - Google Patents

3次元形状入力装置および位置ずれ検出方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、対象物についての3次元形状データを生成するための計測データを取得する3次元形状入力装置に関し、特に、3次元形状データとテクスチャ画像との位置ずれを検出するようにした3次元形状入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、対象物にパターン光を投光することによって対象物の3次元形状を光学的に計測する方法が種々知られている。例えば、位相シフト型縞解析法、空間コード化法、光切断法(スリット光投影法)などが知られている。
【0003】
位相シフト型縞解析法では、例えば、正弦波状に濃淡が変化する縞パターン光を位相を変えて対象物に投光し、各位相において撮影を行って4枚の画像を計測データとして取得する。取得した4枚の画像に基づいて3次元形状データを生成する。詳細については、例えば、吉沢徹編「光三次元計測」(新技術コミュニケーションズ社刊)に記載されている。
【0004】
空間コード化法では、線状または帯状の縞を有した異なる複数の縞パターン光を対象物に投光し、各縞パターン光に対応して撮影を行って複数枚の画像を計測データとして取得する。取得した複数枚の画像に基づいて3次元形状データを生成する。詳細については、例えば、井口征士・佐藤宏介著「三次元画像計測」(昭晃堂刊)に記載されている。
【0005】
光切断法では、特定の検出光、例えば断面が直線状のスリット光を、対象物に投射する。投射と同時に、スリット光を偏向して対象物を走査する。スリット光の対象物からの反射光を受光し、画像領域内における各画素についての輝度データを計測データとして取得する。各画素の輝度データから得られる受光位置、およびスリット光の投射角度などに基づいて、三角測量の原理によって対象物上の各点までの距離を算出し、3次元形状データを生成する。計測の精度を上げるために、受光位置または受光タイミングについての補間演算がしばしば行われる。補間のために、時間重心演算または空間重心演算などの重心演算が行われる(特開平10−206132号を参照)。
【0006】
このように、種々の方式による3次元形状入力装置を用いて対象物の3次元計測を行い、取得した計測データに基づいて対象物の3次元形状データを生成する。生成した3次元形状データには、対象物の画像がテクスチャ画像としてしばしば貼りつけられる。
【0007】
従来において、対象物のテクスチャ画像は、通常、3次元計測を行った際に対象物を撮影して取得しておく。3次元計測で取得した計測データを処理して3次元形状データを生成するには演算のために時間を要するので、3次元計測とテクスチャ画像の撮影(以下「テクスチャ撮影」ということがある)とを行っておき、後で3次元形状データを生成した上でテクスチャ画像を貼りつける。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
さて、対象物の3次元計測とテクスチャ撮影とが全く同時に実行された場合には問題がないが、多くの場合はそれらの間に時間的なずれがあるので、対象物の移動または変化、および3次元計測装置の移動またはぶれが問題となる。
【0009】
すなわち、対象物が例えば人物や動物などであった場合に、3次元計測とテクスチャ撮影とのタイミング間に対象物が動くと、3次元形状データとテクスチャ画像との間に位置ずれが発生し、テクスチャ画像のマッピング精度が低下することとなる。対象物が景色であっても、風や振動で対象物内の物が動くことがある。また、3次元形状入力装置がぶれた場合も同様に位置ずれが生じ、特に手持ち式の3次元形状入力装置の場合に生じ易い。
【0010】
従来においては、3次元形状データにテクスチャ画像の貼りつけを行った際に、初めてそれらの間に位置ずれがあることが分かる。つまり、ユーザは、テクスチャ画像の貼りつけを行うまでは位置ずれの有無が分からない。もし位置ずれがあった場合には、テクスチャ撮影をやり直さなければならない。しかも、対象物が撮影現場に未だある場合であっても、通常、対象物は動いてしまっているので、3次元計測もやり直さなければならず、作業が大変である。対象物が現場にない場合には、作業はさらに大変となり、場合によっては計測不可能となる。
【0011】
従来では、このような事態を防ぐために、計測および撮影の際に細心の注意を払うとともに、何回も計測を行って複数の計測データおよびテクスチャ画像を取得する必要があり、多くの時間と労力とを要していた。
【0012】
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、3次元計測およびテクスチャ撮影を行った際にそれらの間の位置ずれを迅速に検出することができ、位置ずれに起因する多くの時間と労力を軽減することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る装置は、対象物を光学的に計測して当該対象物の3次元形状データを生成するための計測データを取得する3次元計測部と当該対象物のテクスチャ画像を取得するための撮影を行う撮影部とを有する3次元形状入力装置であって、前記3次元計測部により得られる計測データに基づいて、対象物の疑似的な画像である合成画像を生成する合成画像生成手段と、前記撮影部によって得られるテクスチャ画像と前記合成画像とを比較してそれらの間の位置ずれの有無を判定する判定手段とを有する。
【0014】
好ましくは、前記3次元計測部において、対象物にパターン光を投光することによって対象物についての複数の画像を前記計測データとして取得し、前記合成画像生成手段において、計測データである複数の画像を合成することによって前記合成画像を生成する。
【0015】
また、前記合成画像生成手段において、取得された計測データについて、時間軸に対する輝度値を画素ごとに積算することによって前記合成画像を生成する。
また、前記合成画像生成手段において、取得された計測データについて、時間軸に対する最大輝度値を画素ごとに抽出することによって前記合成画像を生成する。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の1つの実施形態の3次元形状入力装置1を示すブロック図である。
【0017】
図1において、3次元形状入力装置1は、制御部10、投光部11、受光部12、3次元計測部13、撮影部14、合成画像生成部15、判定部16、および警告出力部17などからなる。なお、3次元形状入力装置1には、これら以外に、種々の操作入力ボタン、表示装置、メモリ、インタフェース回路、電源、その他の回路および機構が必要に応じて設けられる。
【0018】
3次元形状入力装置1は、対象物Qを光学的に計測し、対象物Qの3次元形状データDSを生成するための計測データDKを取得する。また、対象物Qのテクスチャ画像DTを取得するための撮影を行う。3次元形状入力装置1で取得した計測データDKおよびテクスチャ画像DTは、各種のインタフェースケーブルによって、半導体メモリまたは光磁気ディスクなどの記録媒体を介して、またはインターネットなどのネットワークを介して、3次元処理装置3に送られる。3次元処理装置3において、計測データDKに基づいて3次元形状データDSが生成され、3次元形状データDSにテクスチャ画像DTがマッピングされる。
【0019】
さて、投光部11は、対象物Qにパターン光を投光する。パターン光として、位相シフト型縞解析法における縞パターン光、空間コード化法における縞パターン光、光切断法におけるスリット光などが用いられる。これらのパターン光は、複数回の投光において、縞パターンの位相を変えて投光が行われ、または縞パターンそれ自体を変えて投光が行われる。また、スリット光の場合には、スリット光で対象物Qを走査するように偏向される。
【0020】
受光部12は、パターン光を受光し、受光した位置および輝度などに応じた信号またはデータを出力する。図1に示した例では、受光部12は、3次元計測のための受光部とテクスチャ撮影のための受光部との2つの機能を有する。これら2つの機能は、1つの光学系によって実現できる場合もあり、2つの光学系を要する場合もある。例えば、位相シフト型縞解析法および空間コード化法による場合には、縞パターン光を受光する撮像装置、例えばデジタルカメラによって、テクスチャ撮影を行うことも可能である。光切断法による場合には、スリット光を受光する専用の受光センサが必要であり、受光センサとは別に、テクスチャ撮影のためのイメージセンサが必要である。これら受光センサとイメージセンサとを同じ光軸上に設けることも可能であり、また、互いに独立した別々の光軸上に設けることも可能である。
【0021】
3次元計測部13は、受光部12からのデータまたは信号に基づいて計測データDKを取得する。計測データDKは、計測方法によって種々異なる。例えば、位相シフト型縞解析法では、対象物Qに投光した縞パターン光による複数枚(例えば4枚)の画像である。空間コード化法では、縞パターンの枚数に応じた枚数の画像である。光切断法では、計測範囲内における各画素についての輝度データである。
【0022】
撮影部14は、受光部12からのデータまたは信号に基づいてテクスチャ画像DTを取得する。テクスチャ画像DTは、対象物Qについての、充分な解像度を有するカラー画像である。受光部12において3次元計測とテクスチャ撮影とを同軸上で行った場合には、3次元計測によって得られる3次元形状データDSと同じ視点のテクスチャ画像DTが得られる。
【0023】
合成画像生成部15は、計測データDKに基づいて、対象物Qの疑似的な画像である合成画像DGを生成する。例えば、位相シフト型縞解析法および空間コード化法では、計測データDKである複数の画像を合成することによって合成画像DGを生成する。光切断法では、取得された計測データDKについて、時間軸に対する輝度値を画素ごとに積算することによって、または最大輝度値を画素ごとに抽出することによって、合成画像DGを生成する。また、位相シフト型縞解析法においても、時間軸に対する輝度値を画素ごとに積算することによって合成画像DGを生成することが可能である。空間コード化法においても、時間軸に対する最大輝度値を画素ごとに抽出することによって合成画像DGを生成することが可能である。
【0024】
このような合成処理は短時間で行うことができる。つまり、取得した計測データDKに基づいて、短時間で合成画像DGを生成することができる。
判定部16は、テクスチャ画像DTと合成画像DGとを比較し、それらの間の位置ずれの有無を判定する。比較の方法として、例えば、それらの画像についてエッジ検出を行ってそれぞれエッジ画像を生成し、それらエッジ画像の差分を求める。エッジ画像の差分として、例えば、各画素の輝度データの差をとればよい。差分が予め設定したしきい値よりも大きい場合には、位置ずれがあると判定し、ずれ検出信号SZを出力する。なお、エッジ画像に代えて、画像の濃淡を微分することによって微分画像を生成してもよい。差分についての最大値を切り捨てた残りを平均化し、それとしきい値とを比較してもよい。判定部16における判定のために、他の公知の種々の方法を用いることができる。
【0025】
警告出力部17は、ずれ検出信号SZが出力されたときに、位置ずれがあった旨を示す警告表示を行い、または警告音を発する。また、ずれ検出信号SZが出力されたとき、またはこれに基づく取り直しがあったときに、位置ずれのあったテクスチャ画像DTおよび計測データDKをメモリから削除するようにしてもよい。
【0026】
3次元処理装置3は、3次元生成部31、マッピング部32、表示部33などを有する。
3次元生成部31は、計測データDKに基づいて所定の演算を行い、3次元形状データDSを生成する。その途中で距離画像が生成されることがある。マッピング部32は、3次元形状データDSにテクスチャ画像DTをマッピングする。マッピングの位置は、ユーザが指定するか、または自動的、半自動的に位置合わせが行われる。マッピングされた3次元形状データは、表示部33に表示され、適当なインタフェースまたは媒体を介して外部に出力される。
【0027】
このような機能を有する3次元処理装置3は、公知の適当なプログラムをインストールしたパーソナルコンピュータなどを用いて実現することができる。
上に述べた実施形態の3次元形状入力装置1によると、計測データDKから合成画像DGを短時間で生成することができ、その合成画像DGに基づいて短時間で位置ずれの有無を判定することができる。したがって、位置ずれがあったときには、直ぐに計測または撮影をやり直すことができ、位置ずれに起因する多くの時間と労力を削減することができる。したがって、例えば、計測および撮影の際に位置ずれが起こらないように過剰な神経を使う必要がなくなり、何回も計測を行って複数の計測データおよびテクスチャ画像を取得する必要がなくなる。
【0028】
なお、上の実施形態では、3次元形状入力装置1と3次元処理装置3とを分離したものを説明したが、3次元形状入力装置1に3次元処理装置3の機能を組み込むことも可能である。
【0029】
次に、いくつかの計測方法についての実施形態を具体的に説明する。なお、各計測方法それ自体についての詳細は、上に述べた書籍などを参照すればよい。
〔位相シフト型縞解析法〕
図2は位相シフト型縞解析法による実施形態の3次元形状入力装置1Bを示すブロック図、図3は全体的な処理の流れを示すフローチャート、図4は縞画像の取得処理を示すフローチャート、図5は移動量算出処理を示すフローチャートである。
【0030】
図2において、3次元形状入力装置1Bは、投光部11B、撮像部12B、コントローラ20B、および外部記憶装置21Bなどからなる。
投光部11Bは、マスク111、移動装置112、および光源113などからなる。
【0031】
マスク111は、複数の平行な縞からなる縞パターンを有する。縞パターンは、各縞に直角な方向に沿って濃淡の変化を見たときに、濃淡が正弦波状に変化する。
【0032】
移動装置112は、マスク111を4分の1周期ずつ移動させる。つまり、縞パターンの位相が0度、90度、180度、270度となるように移動して位置決めする。
【0033】
光源113は、縞パターンを対象物Qに投影する。マスク111を移動させることにより、4分の1周期ずつずれた4つの縞パターン光が対象物Qに投光される。
【0034】
なお、縞パターンを対象物Q上に結像させるためのレンズを適宜備える。マスク111および移動装置112に代えて、液晶パネルを用いてもよい。
撮像部12Bは、計測データを取得するために、縞パターンが投影された対象物Qの画像を撮影する。その場合に、縞パターンの位相シフトが行われるごとに合計4回の撮影を行い、4枚の画像を撮影する。また、テクスチャ画像を取得するために、縞パターン光が投光されない通常光による照明の下で、撮影を行う。撮像部12Bとして、デジタルスチルカメラまたはビデオカメラなどを用いることができる。
【0035】
コントローラ20Bは、CPU201、メモリ202、インタフェース203,204などからなる。
メモリ202は、縞画像記憶領域M1〜M4、積算画像記憶領域M5、テクスチャ画像記憶領域M6、および3次元形状記憶領域M7を備える。
【0036】
CPU201は、外部記憶装置21Bからインタフェース204を介して読み込んだプログラムを実行し、種々の処理および制御を行う。例えば、インタフェース203を介して投光部11Bおよび撮像部12Bを制御し、撮像部12Bで撮影した画像を計測データDKまたはテクスチャ画像DTとしてメモリ202に取り込む。
【0037】
メモリ202の縞画像記憶領域M1〜M4には、互いに位相の異なる4枚の画像(縞画像)が、テクスチャ画像記憶領域M6にはテクスチャ画像DTが、それぞれ記憶される。4枚の縞画像に基づいて、距離画像が生成され、3次元形状データDSが算出される。
【0038】
3次元形状入力装置1Bにおけるここまでの処理および動作は公知であり、4枚の縞画像の取得、およびテクスチャ画像DTの取得は、公知の技術を用いて行うことができる。
【0039】
次に、縞画像記憶領域M1〜M4に記憶された4枚の縞画像に基づいて、積算画像(輝度積算画像)DG1を生成する。積算画像DG1は、本発明の合成画像に相当する。積算画像DG1は、例えば、4枚の縞画像の画素ごとの輝度データ(または濃度データ)をそれぞれ加算することによって得られる。このようにして得られた積算画像DG1は、対象物Qについてのテクスチャ画像に近い画像である。なお、得られた輝度データの規格化を行ってもよい。また、輝度データのビット数および画像の分解能などを変更してもよい。生成した積算画像DG1は、積算画像記憶領域M5に記憶される。
【0040】
そして、積算画像DG1とテクスチャ画像DTとが比較され、これらの間の位置ずれの有無が判定される。比較に当たり、これらの画像についてエッジ検出が行われ、エッジ画像が生成される。これらエッジ画像間の差分が移動量DMとして求められる。移動量DMがしきい値よりも大きい場合には位置ずれがあると判定される。
【0041】
位置ずれがない場合に、3次元形状データDSにテクスチャ画像DTをマッピングする。これにより対象物Qの3次元モデルが完成する。
図3において、CPU201は、開始信号を検知すると、撮像部12Bに撮影を指示し、撮影したテクスチャ画像DTをテクスチャ画像記憶領域M6に記憶する(#11)。投光部11Bおよび撮像部12Bを制御し、縞画像を取得する(#12)。ステップ#11とステップ#12とが逆でもよい。
【0042】
取得した複数の縞画像を積算して積算画像DG1を生成する(#13)。積算画像DG1およびテクスチャ画像DTに基づいて、移動量DMを算出する(#14)。移動量DMとしきい値θとを比較する(#15)。移動量DMの方が大きい場合には、位置ずれがあったものと判定し、ステップ#11に戻ってテクスチャ画像DTの取得からやり直す。移動量DMの方が小さい場合には、3次元形状データDSを算出する(#16)。
【0043】
図4において、マスク111の位置を初期化する(#21)。縞パターンの投影を指示し、光源113を発光させる(#22)。変数fを「0」に設定する(#23)。変数fをインクリメントする(#24)。撮像部12Bに撮影を指示し、画像データ(縞画像)を取得する(#25)。マスク111の移動を指示する(#26)。変数fが「4」以上であればリターンする(#27)。
【0044】
図5において、積算画像DG1のエッジを検出する(#31)。テクスチャ画像DTのエッジを検出する(#32)。エッジ画像間の差分を計算する(#33)。
【0045】
このように、4枚の縞画像に基づいて積算画像DG1を生成し、積算画像DG1とテクスチャ画像DTとに基づいて移動量DMを算出して位置ずれの有無を検出する。したがって、短時間で位置ずれの有無を判定することができる。なお、積算画像DG1とテクスチャ画像DTとは同じではないが、エッジの検出を行って比較することにより、対象物Qの表面の反射率の相違などによる輝度差に影響されることなく、対象物Qの位置ずれの有無を検出することができる。
〔空間コード化法〕
図6は空間コード化法による実施形態の3次元形状入力装置1Cを示すブロック図、図7はマスク111Cの一例を示す図、図8は全体的な処理の流れを示すフローチャート、図9はパターン画像の取得処理を示すフローチャート、図10は移動量算出処理を示すフローチャートである。
【0046】
本実施形態の3次元形状入力装置1Cにおいて、上に述べた3次元形状入力装置1Bと同様な機能を有する部分については、同一の符合を付して説明を省略しまたは簡略化する。
【0047】
図6において、マスク111Cは、線状の縞の組み合わせによってコード化された複数の縞パターンを有する。図7に示すマスク111Cは、4つの縞パターン0〜3を有する。移動装置112Cによってマスク111Cが移動され、各縞パターン0〜3が投影されるように順次位置決めされる。これら4つの縞パターン0〜3を順に対象物Qに投影することによって、対象物Qの表面が細分化され且つコード化され、コードによって位置が特定される。
【0048】
撮像部12Cは、これら各縞パターンが投影された対象物Qの画像を撮影する。これによって4枚の画像(パターン画像)が撮影され、パターン画像記憶領域M1〜M4に記憶される。4枚のパターン画像に基づいて、最大輝度画像DG2を生成する。最大輝度画像DG2は、本発明の合成画像に相当する。最大輝度画像DG2は、例えば、4枚のパターン画像の画素ごとに輝度データの最大値を抽出することによって得られる。このようにして得られた最大輝度画像DG2は、対象物Qについてのカラー画像に近い画像である。生成した最大輝度画像DG2は、最大輝度画像記憶領域M5に記憶される。
【0049】
そして、最大輝度画像DG2とテクスチャ画像DTとが比較され、これらの間の位置ずれの有無が判定される。
図8において、ステップ#42でパターン画像を取得する。パターン画像に基づいて、最大輝度画像DG2を生成する(#43)。最大輝度画像DG2およびテクスチャ画像DTに基づいて、移動量DMを算出する(#44)。
【0050】
図9において、変数fを「0」に設定する(#51)。縞パターン(f)の投影を指示する(#52)。変数fをインクリメントする(#53)。撮像部12Cに撮影を指示し、画像データ(パターン画像)を取得する(#54)。変数fが「4」以上であればリターンする(#55)。
【0051】
図10において、最大輝度画像DG2のエッジを検出する(#61)。テクスチャ画像DTのエッジを検出する(#62)。エッジ画像間の差分を計算する(#63)。
【0052】
このように、4枚のパターン画像に基づいて最大輝度画像DG2を生成し、最大輝度画像DG2とテクスチャ画像DTとに基づいて移動量DMを算出して位置ずれの有無を検出する。したがって、短時間で位置ずれの有無を判定することができる。この実施形態においても、対象物Qの表面の反射率の相違などによる輝度差に影響されることなく、対象物Qの位置ずれの有無を検出することができる。
〔光切断法その1〕
図11は光切断法による実施形態の3次元形状入力装置1Dを示すブロック図、図12は重心演算回路73の構成を示すブロック図である。
【0053】
図11に示す3次元形状入力装置1Dは、一部を除いて、特開平10−206132号の図面の図3および図11、並びに明細書のそれらの説明と同じである。したがって、詳細については同公報を参照すればよい。
【0054】
図11において、投光側と受光側の2つの光学系40,50を有する。光学系40において、半導体レーザ41が射出するレーザビームは、投光レンズ系42を通過することによってスリット光Uとなり、ガルバノミラー43によって偏向される。半導体レーザ41のドライバ44、投光レンズ系42の駆動系45、およびガルバノミラー43の駆動系46は、システムコントローラ61によって制御される。
【0055】
光学系50において、ズームユニット51によって集光された光はビームスプリッタ52によって分光される。半導体レーザ41の発振波長帯域の光は、計測用のセンサ53に入射する。可視帯域の光は、モニタ用のカラーセンサ54に入射する。センサ53およびカラーセンサ54は、どちらもCCDエリアセンサである。ズームユニット51は内焦型であり、入射光の一部がオートフォーカシング(AF)に利用される。AF機能は、AFセンサ57とレンズコントローラ58とフォーカシング駆動系59によって実現される。ズーミング駆動系60は電動ズーミングのために設けられている。
【0056】
センサ53による撮像情報は、ドライバ55からのクロックに同期してメモリ63に格納される。カラーセンサ54による撮像情報は、ドライバ56からのクロックに同期してカラー処理回路67へ転送される。カラー処理を受けた撮像情報は、NTSC変換回路70およびアナログ出力端子32を経てオンライン出力され、またはディジタル画像生成部68で量子化されてカラー画像メモリ69に格納される。その後、カラー画像データがカラー画像メモリ69からSCSIコントローラ66へ転送され、ディジタル出力端子33からオンライン出力され、または計測データと対応づけて記録メディアに格納される。なお、カラー画像は、センサ53による距離画像と同一の画角の像である。
【0057】
出力処理回路62は、増幅器およびAD変換部を有する。メモリ63は、出力処理回路62から出力される受光データを記憶する。メモリ制御回路63Aは、メモリ63への書込みおよび読出しのアドレス指定を行う。
【0058】
重心演算回路73は、メモリ63に記憶された受光データに基づいて、対象物Qの形状に対応した濃淡画像を生成して表示用メモリ74に出力し、また、3次元位置を算出するための基となるデータを算出し出力用メモリ64に出力する。LCDの画面には、表示用メモリ74に記憶された濃淡画像、カラー画像メモリ69に記憶されたカラー画像などを表示する。
【0059】
カラー画像メモリ69に記憶されたカラー画像(テクスチャ画像DTに相当する)、および出力用メモリ64に記憶されたデータ(積算画像に相当する)は、位置ずれ判定部81に入力される。
【0060】
図12において、重心演算回路73は、定常光データ記憶部731、減算部732、第1加算部733、第2加算部734、および除算部735からなる。
定常光データ記憶部731は、定常光データksを記憶する。減算部732は、入力された受光データから定常光データksを減算する。ここで、減算部732から出力されるデータをあらためて受光データxiとする。第1加算部733は、i・xiをi=1〜32について加算し、その合計値を出力する。第2加算部734は、xiをi=1〜32について加算し、その合計値を出力する。除算部735は、第1加算部733の出力値を第2加算部734の出力値で除し、重心ipを出力する。除算部735から出力された重心ipは、表示用メモリ74に記憶される。また、第1加算部733の出力値および第2加算部734の出力値は、それぞれ出力用メモリ64a,bに記憶される。出力用メモリ64a,bに記憶されたデータは、SCSIコントローラ66を介してディジタル出力端子からホストに出力され、または記録メディアに格納される。ホストにおいて、これらのデータに基づいて3次元形状データDSが生成される。
【0061】
第2加算部734において、各画素について受光データの積算を行うことにより、積算画像が得られる。つまり、第2加算部734から積算画像が出力され、これが出力用メモリ64aに記憶される。したがって、出力用メモリ64aに記憶された積算画像を読み出して位置ずれ判定部81に転送する。
【0062】
位置ずれ判定部81では、入力されたカラー画像と積算画像とに対し、エッジ検出などを行って比較を行い、位置ずれの有無を判定する。位置ずれ判定部81での処理は、先に述べた図5のフローチャートと同様である。
【0063】
このように、簡単な構成によって高速で積算画像を生成することができ、これに基づいて位置ずれの検出を容易に行うことができる。
〔光切断法その2〕
図13は他の実施形態の重心演算回路73Eを示すブロック図である。
【0064】
図11および図12において説明した3次元形状入力装置1Dでは、重心演算回路73の第2加算部734で積算画像(輝度積算画像)を生成し、位置ずれ判定部81では積算画像を合成画像DGとして用いた。これに対し、ここの実施形態では、重心演算回路73において最大輝度画像を生成し、位置ずれ判定部81では最大輝度画像を合成画像DGとして用いる。
【0065】
すなわち、図13に示すように、最大値検出部82において、減算部732から出力される受光データから、各画素における時系列データ最大値(最大受光データ)を検出する。検出された最大受光データは、出力用メモリ64cに記憶される。これにより、出力用メモリ64cには、上に述べた最大輝度画像DG2に相当する画像が記憶される。
【0066】
したがって、図11に示す位置ずれ判定部81では、入力されたカラー画像と最大輝度画像とに対し、エッジ検出などを行って比較を行い、位置ずれの有無を判定する。
【0067】
このように、簡単な構成によって高速に最大輝度画像を生成することができ、これに基づいて位置ずれの検出を容易に行うことができる。
上に述べた実施形態において、3次元処理装置3および3次元形状入力装置1の全体または各部の構成、処理内容又は順序、処理タイミング、画像または縞パターンの枚数、撮影回数などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
【0068】
【発明の効果】
本発明によると、3次元計測およびテクスチャ撮影を行った際にそれらの間の位置ずれを迅速に検出することができ、位置ずれに起因する多くの時間と労力を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施形態の3次元形状入力装置を示すブロック図である。
【図2】位相シフト型縞解析法による実施形態の3次元形状入力装置を示すブロック図である。
【図3】全体的な処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】縞画像の取得処理を示すフローチャートである。
【図5】移動量算出処理を示すフローチャートである。
【図6】空間コード化法による実施形態の3次元形状入力装置を示すブロック図である。
【図7】マスクの一例を示す図である。
【図8】全体的な処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】パターン画像の取得処理を示すフローチャートである。
【図10】移動量算出処理を示すフローチャートである。
【図11】光切断法による実施形態の3次元形状入力装置を示すブロック図である。
【図12】重心演算回路の構成を示すブロック図である。
【図13】他の実施形態の重心演算回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 3次元形状入力装置
11 投光部(3次元計測部)
12 受光部(3次元計測部、撮影部)
13 3次元計測部
14 撮影部
15 合成画像生成部(合成画像生成手段)
16 判定部(判定手段)
11B,11C 投光部
12B,12C 撮像部
81 位置ずれ判定部(判定手段)
82 最大値検出部(合成画像生成手段)
201 CPU(合成画像生成手段、判定手段)
DK 計測データ
DT テクスチャ画像
DG 合成画像
DG1 積算画像(合成画像)
DG2 最大輝度画像(合成画像)
DS 3次元形状データ
Q 対象物

Claims (5)

  1. 対象物を光学的に計測して当該対象物の3次元形状データを生成するための計測データを取得する3次元計測部と当該対象物のテクスチャ画像を取得するための撮影を行う撮影部とを有する3次元形状入力装置であって、
    前記3次元計測部により得られる計測データに基づいて、対象物の疑似的な画像である合成画像を生成する合成画像生成手段と、
    前記撮影部によって得られるテクスチャ画像と前記合成画像とを比較してそれらの間の位置ずれの有無を判定する判定手段と、
    を有することを特徴とする3次元形状入力装置。
  2. 前記3次元計測部において、対象物にパターン光を投光することによって対象物についての複数の画像を前記計測データとして取得し、
    前記合成画像生成手段において、計測データである複数の画像を合成することによって前記合成画像を生成する、
    請求項1記載の3次元形状入力装置。
  3. 前記合成画像生成手段において、取得された計測データについて、時間軸に対する輝度値を画素ごとに積算することによって前記合成画像を生成する、
    請求項1記載の3次元形状入力装置。
  4. 前記合成画像生成手段において、取得された計測データについて、時間軸に対する最大輝度値を画素ごとに抽出することによって前記合成画像を生成する、
    請求項1記載の3次元形状入力装置。
  5. 対象物を光学的に計測して当該対象物の3次元形状データを生成するための計測データを取得する3次元計測部と当該対象物のテクスチャ画像を取得するための撮影を行う撮影部とを有する3次元形状入力装置における3次元形状データとテクスチャ画像との位置ずれを検出する方法であって、
    前記3次元計測部により得られる計測データに基づいて、対象物の疑似的な画像である合成画像を生成し、
    生成された前記合成画像と前記撮影部により取得されるテクスチャ画像とを比較することにより、3次元形状データとテクスチャ画像との位置ずれを検出する、
    ことを特徴とする位置ずれ検出方法。
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