JP2008190635A - トランスミッションのpto排油装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】トランスミッションのPTO(出力取出し)装置におけるPTOギヤ潤滑後のオイルの排出を円滑に行うことにより、PTO室におけるオイルの滞留を無くし、かかる滞留オイルによる攪拌損失に伴うPTOギヤ2の駆動動力損失を低減するとともに、PTO装置のオイルの劣化を回避してかかるオイル劣化に伴うPTOギヤの磨耗や焼付きの誘発を阻止し得るトランスミッションのPTO排油装置を提供する。
【解決手段】PTO(出力取出し)ケース内に形成されるPTO室に出力取出し用の複数のPTOギヤが収納され、該PTOケースをトランスミッションケースに連結してなるトランスミッションのPTO装置において、前記PTO室と前記トランスミッションケース内とを接続し前記PTO室内のオイルミスとを含むPTO排油を前記トランスミッションケース内に排出するPTO室排油通路を設けたことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】PTO(出力取出し)ケース内に形成されるPTO室に出力取出し用の複数のPTOギヤが収納され、該PTOケースをトランスミッションケースに連結してなるトランスミッションのPTO装置において、前記PTO室と前記トランスミッションケース内とを接続し前記PTO室内のオイルミスとを含むPTO排油を前記トランスミッションケース内に排出するPTO室排油通路を設けたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両のトランスミッション等に適用され、PTO(出力取出し)ケース内に形成されるPTO室に出力取出し用の複数のPTOギヤが収納され、該PTOケースをトランスミッションケースに連結してなるトランスミッションのPTO装置におけるPTO室内のオイルミストを含むPTO排油の排油装置に関する。
図3(A)は車両のトランスミッション周りの構造を示す縦方向断面模式図、(B)は(A)におけるC−C線断面図である。
図3において、符号107で示されるトランスミッションケースには、PTO(出力の外部取出し)装置1のPTOケース3が複数のボルトにより固定、又は鋳造等によりトランスミッションケースと一体に形成されている。該PTOケース3内のPTO室4には出力取出し用のPTOギヤ2が収納され、該PTOギヤ2は前記トランスミッションケース107内からの流出油の撥ね掛けによって潤滑されている。
107aは前記トランスミッションケース107の内部に形成されるトランスミッション室、106は該トランスミッション室107aの底部に設けられたオイルタンク、102はトルクコンバータ、104はトランスミッションコントロールバルブである。
図3において、符号107で示されるトランスミッションケースには、PTO(出力の外部取出し)装置1のPTOケース3が複数のボルトにより固定、又は鋳造等によりトランスミッションケースと一体に形成されている。該PTOケース3内のPTO室4には出力取出し用のPTOギヤ2が収納され、該PTOギヤ2は前記トランスミッションケース107内からの流出油の撥ね掛けによって潤滑されている。
107aは前記トランスミッションケース107の内部に形成されるトランスミッション室、106は該トランスミッション室107aの底部に設けられたオイルタンク、102はトルクコンバータ、104はトランスミッションコントロールバルブである。
尚、特許文献1(特開2002−130447号公報)には、トランスミッションケース内を、隔壁によって、アイドラギヤ等の比較的大径のギヤ類が収納される前室と小径のギヤ類及び出力軸が配置される後室とに区画し、アイドラギヤ等による撥ね掛け油を前室に設けた突起と隔壁に設けた潤滑油通過孔とにより後室に導き、後室内の小径のギヤ類及び出力軸のシール部を潤滑するように構成されたトランスミッションの潤滑構造が開示されている。
しかしながら、図3に示されるような従来のトランスミッションにおけるPTO装置1の潤滑及び潤滑後の排油システムにあっては、PTOギヤ2の潤滑は、トランスミッションケース107の内部107aからの流出油の撥ね掛けによって行われ、潤滑後の排油は前記PTO室4の底部に溜まるようになっている。
このため、かかる従来技術にあっては、PTO室4内の排油が不十分となって、運転時間の経過とともにPTO室4内にオイルが滞留し、PTOギヤ2の回転によってこの滞留オイルを攪拌することによる攪拌損失によって、PTOギヤ2の駆動動力損失が増加するという問題がある。
また、かかる従来技術にあっては、前記のようにPTO室4内にオイルが滞留するため、PTO装置1の潤滑用オイルの劣化が早まり、PTOギヤ2及びそれを支持する軸受類の磨耗や焼付き誘発の可能性がある。
このため、かかる従来技術にあっては、PTO室4内の排油が不十分となって、運転時間の経過とともにPTO室4内にオイルが滞留し、PTOギヤ2の回転によってこの滞留オイルを攪拌することによる攪拌損失によって、PTOギヤ2の駆動動力損失が増加するという問題がある。
また、かかる従来技術にあっては、前記のようにPTO室4内にオイルが滞留するため、PTO装置1の潤滑用オイルの劣化が早まり、PTOギヤ2及びそれを支持する軸受類の磨耗や焼付き誘発の可能性がある。
また、前記特許文献1(特開2002−130447号公報)には、トランスミッションケース内を、隔壁によって、比較的大径のギヤ類が収納されるメインの歯車室である前室と出力軸や小径のギヤ類が収納される後室とに区画し、後室内に設けられた出力軸や小径のギヤ類の潤滑は、前室に設けた突起と隔壁に設けた潤滑油通過孔とを利用して、前室内におけるギヤの撥ね掛け油によって行っていることが開示されているにとどまり、前記のようなPTO室4内の排油不十分という課題の解決については示されていない。
本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、トランスミッションのPTO(出力取出し)装置におけるPTOギヤ潤滑後のオイルの排出を円滑に行うことにより、PTO室におけるオイルの滞留を無くし、かかる滞留オイルによる攪拌損失に伴うPTOギヤの駆動動力損失を低減するとともに、PTO装置のオイルの劣化を回避してかかるオイル劣化に伴うPTOギヤ及びそれを支持する軸受類の磨耗や焼付きの誘発を阻止し得るトランスミッションのPTO排油装置を提供することを目的とする。
本発明はかかる目的を達成するもので、PTO(出力取出し)ケース内に形成されるPTO室に出力取出し用の複数のPTOギヤが収納され、該PTOケースをトランスミッションケースに連結してなるトランスミッションのPTO装置において、前記PTO室と前記トランスミッションケース内とを接続し、前記PTO室内のオイルミスとを含むPTO排油を前記トランスミッションケース内に排出するPTO室排油通路を設けたことを特徴とする。
かかる発明において、好ましくは、前記PTO室排油通路を、前記PTO室の上部近傍に接続する。
また、好ましくは、前記PTO室内のオイルを、PTOギヤ2の回転で生じる遠心力による飛散を利用して前記PTO室排油通路へ集めるように構成する。
かかる発明において、好ましくは、前記PTO室排油通路を、前記PTO室の上部近傍に接続する。
また、好ましくは、前記PTO室内のオイルを、PTOギヤ2の回転で生じる遠心力による飛散を利用して前記PTO室排油通路へ集めるように構成する。
また、かかる発明において、具体的には次のように構成するのが好ましい。
(1)前記PTO室排油通路を前記トランスミッションケース内に設置された軸受に接続し、前記PTO排油を該軸受に供給するように構成する。
(2)前記PTO室排油通路を前記トランスミッションケース内に設置されたブレーキ装置に接続し、前記PTO排油を該ブレーキ装置に供給するように構成する。
(1)前記PTO室排油通路を前記トランスミッションケース内に設置された軸受に接続し、前記PTO排油を該軸受に供給するように構成する。
(2)前記PTO室排油通路を前記トランスミッションケース内に設置されたブレーキ装置に接続し、前記PTO排油を該ブレーキ装置に供給するように構成する。
本発明によれば、PTO室とトランスミッションケース内とを接続しPTO室内のオイルミスとを含むPTO排油をトランスミッションケース内に排出するPTO室排油通路を設け、好ましくは、前記PTO室排油通路を、前記PTO室の上部近傍に接続したので、PTO室内においてPTOギヤやPTO出力軸のシール部を潤滑した後におけるPTO室内のオイルミストや該PTO室に溜まったオイルは、好ましくはPTO室の上部近傍に接続されたPTO室排油通路を通ってトランスミッションケース内に排出され、トランスミッション潤滑後のオイルとともに該トランスミッションケースのオイルタンクに溜められてから、トランスミッションの潤滑及び作動用として循環される。
また、PTO室内のオイルは、PTOギヤ2の回転で生じる遠心力によって飛散することを利用し、ポンプ等の動力源無しで前記PTO室排油通路へ効率良く集めることができる。
また、PTO室内のオイルは、PTOギヤ2の回転で生じる遠心力によって飛散することを利用し、ポンプ等の動力源無しで前記PTO室排油通路へ効率良く集めることができる。
従って本発明によれば、PTO装置の潤滑後のオイルをPTO室排油通路を通ってトランスミッションケース内に排出する、オイルの流れを形成できることとなって、PTO室内におけるオイルの滞留を回避できる。これにより、PTOギヤの回転による滞留オイルの攪拌に伴う攪拌損失及びかかる攪拌損失によるPTOギヤの駆動動力損失を低減できる。
また、前記のようなPTO室内におけるオイルの滞留による、PTO装置のオイル劣化及びこれに伴うPTOギヤ及びそれを支持する軸受類の磨耗や焼付きの発生を阻止できる。
また、前記のようなPTO室内におけるオイルの滞留による、PTO装置のオイル劣化及びこれに伴うPTOギヤ及びそれを支持する軸受類の磨耗や焼付きの発生を阻止できる。
また、かかる発明において、前記PTO室排油通路を前記トランスミッションケース内に設置された軸受に接続して、前記PTO排油を該軸受に供給するように構成し、あるいは前記PTO室排油通路をトランスミッションケース内に設置されたブレーキ装置に接続して、PTO排油を該ブレーキ装置に供給するように構成すれば、PTO装置潤滑後のオイルを、トランスミッションにおける軸受の潤滑及びブレーキ装置の潤滑に有効利用することができて、PTO排油をトランスミッションの潤滑性能の向上に寄与させることが可能となる。
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1(A)は本発明の第1実施例に係る車両のトランスミッション周りの構造を示す縦方向断面模式図、(B)は(A)におけるA−A線断面図である。
図1(A),(B)において、トランスミッションは符号100で示され、該トランスミッション100のトランスミッションケース107には、PTO(出力の外部取出し)装置1のPTOケース3が複数のボルトにより固定、又は鋳造等によりトランスミッションケースと一体に形成されている。前記トランスミッションケース107の上部にはトランスミッションコントロールバルブ104が取り付けられている。また、前記トランスミッションケース107の内部に形成されるトランスミッション室107aの底部にはオイルタンク106が設けられている。102はトルクコンバータ、115は該トルクコンバータ102の出力軸である。
図1(A),(B)において、トランスミッションは符号100で示され、該トランスミッション100のトランスミッションケース107には、PTO(出力の外部取出し)装置1のPTOケース3が複数のボルトにより固定、又は鋳造等によりトランスミッションケースと一体に形成されている。前記トランスミッションケース107の上部にはトランスミッションコントロールバルブ104が取り付けられている。また、前記トランスミッションケース107の内部に形成されるトランスミッション室107aの底部にはオイルタンク106が設けられている。102はトルクコンバータ、115は該トルクコンバータ102の出力軸である。
前記PTO装置1のPTOケース3内に形成されるPTO室4には出力取出し用のPTOギヤ2が収納され、該PTOギヤ2は前記トランスミッション室107aからの流出油の撥ねかけによって潤滑されている。
以上に示したトランスミッション100の基本構成は従来のものと同様である。本発明においては、かかるトランスミッション100におけるPTO装置1の排油システムを改良している。
以上に示したトランスミッション100の基本構成は従来のものと同様である。本発明においては、かかるトランスミッション100におけるPTO装置1の排油システムを改良している。
トランスミッション周りの構造を示す図1(A),(B)において、PTO室排油通路は符号5で示され、前記PTO装置1のPTO室4の上部近傍と前記トランスミッション室107aとを、前記PTOケース3及びトランスミッションケース107に開口された連絡通路6を介して接続している。
そしてかかる第1実施例においては、前記PTO室4内のオイルミスを含むPTO排油は、図1(B)の矢印で示されるように流れて、前記PTO室排油通路5及び連絡通路6を通り、前記トランスミッションケース107内に設置されたベアリング(軸受)110に供給されて、該ベアリング110の潤滑に提供されるように構成されている。
そしてかかる第1実施例においては、前記PTO室4内のオイルミスを含むPTO排油は、図1(B)の矢印で示されるように流れて、前記PTO室排油通路5及び連絡通路6を通り、前記トランスミッションケース107内に設置されたベアリング(軸受)110に供給されて、該ベアリング110の潤滑に提供されるように構成されている。
図2(A)は本発明の第2実施例に係る車両のトランスミッション周りの構造を示す縦方向断面模式図、(B)は(A)におけるB−B線断面図である。
この第2実施例においては、前記 PTO室4の上部近傍と前記トランスミッション室107aとを、前記PTO室排油通路5と、前記PTOケース3及びトランスミッションケース107に開口された連絡通路6とを介して接続し、さらに、前記PTO室4内のオイルミスを含むPTO排油を、図2(B)の矢印で示されるように、前記PTO室排油通路5及び連絡通路6を通り、前記トランスミッションケース107内に設置されたブレーキ装置111に供給して、該ブレーキ装置111を潤滑するように構成されている。
その他の構成は前記第1実施例と同様であり、これと同一の部材は同一の符号で示す。
この第2実施例においては、前記 PTO室4の上部近傍と前記トランスミッション室107aとを、前記PTO室排油通路5と、前記PTOケース3及びトランスミッションケース107に開口された連絡通路6とを介して接続し、さらに、前記PTO室4内のオイルミスを含むPTO排油を、図2(B)の矢印で示されるように、前記PTO室排油通路5及び連絡通路6を通り、前記トランスミッションケース107内に設置されたブレーキ装置111に供給して、該ブレーキ装置111を潤滑するように構成されている。
その他の構成は前記第1実施例と同様であり、これと同一の部材は同一の符号で示す。
以上の第1、第2実施例によれば、PTO室4とトランスミッションケース107内とを接続し、PTO室4内のオイルミスとを含むPTO排油をトランスミッションケース107内に排出するPTO室排油通路5を設け、該PTO室排油通路5を、前記PTO室4の上部近傍に接続したので、PTO室4内においてPTOギヤ2やPTO出力軸115のシール部を潤滑した後におけるPTO室4内のオイルミストや該PTO室4に溜まったオイルは、PTO室4の上部近傍に接続されたPTO室排油通路5を通ってトランスミッションケース107内に排出され、トランスミッション100潤滑後のオイルとともに該トランスミッションケース104のオイルタンク106に溜められてから、トランスミッション100の潤滑及び作動用として循環される。
従って、かかる第1、第2実施例によれば、PTO装置1の潤滑後のオイルをPTO室排油通路5を通ってトランスミッションケース107内に排出する、オイルの流れを形成できることとなって、PTO室4内におけるオイルの滞留を回避できる。これにより、PTOギヤ2の回転による滞留オイルの攪拌に伴う攪拌損失及びかかる攪拌損失によるPTOギヤ2の駆動動力損失を低減できる。
また、前記のようなPTO室4内におけるオイルの滞留によるPTO装置1のオイル劣化及びこれに伴うPTOギヤ2及びそれを支持する軸受類の磨耗や焼付きの発生を阻止できる。
更に、PTO室内のオイルは、PTOギヤ2の回転で生じる遠心力によって飛散することを利用し、ポンプ等の動力源無しで前記PTO室排油通路へ効率良く集めることができる。
また、前記のようなPTO室4内におけるオイルの滞留によるPTO装置1のオイル劣化及びこれに伴うPTOギヤ2及びそれを支持する軸受類の磨耗や焼付きの発生を阻止できる。
更に、PTO室内のオイルは、PTOギヤ2の回転で生じる遠心力によって飛散することを利用し、ポンプ等の動力源無しで前記PTO室排油通路へ効率良く集めることができる。
また、かかる第1、第2実施例において、前記PTO室排油通路5を前記トランスミッションケース107内に設置されたベアリング110に接続し、前記PTO排油を該ベアリング110に供給するように構成し(第1実施例)、あるいは前記PTO室排油通路5をトランスミッションケース107内に設置されたブレーキ装置111に接続し、PTO排油を該ブレーキ装置111に供給するように構成(第2実施例)したので、PTO装置1の潤滑後のオイルをトランスミッション100におけるベアリング110の潤滑及びブレーキ装置111の潤滑に有効利用することができて、PTO排油をトランスミッション100の潤滑性能の向上に寄与させることが可能となる。
本発明によれば、トランスミッションのPTO(出力取出し)装置におけるPTOギヤ潤滑後のオイルの排出を円滑に行うことにより、PTO室におけるオイルの滞留を無くし、かかる滞留オイルによる攪拌損失に伴うPTOギヤ2の駆動動力損失を低減するとともに、PTO装置のオイルの劣化を回避してかかるオイル劣化に伴うPTOギヤ及びそれを支持する軸受類の磨耗や焼付きの誘発を阻止し得るトランスミッションのPTO排油装置を提供できる。
1 PTO(出力の外部取出し)装置
2 PTOギヤ
3 PTOケース
4 PTO室
5 PTO室排油通路
6 連絡通路
100 トランスミッション
102 トルクコンバータ
104 トランスミッションコントロールバルブ
106 オイルタンク
107 トランスミッションケース
110 ベアリング
111 ブレーキ装置
115 出力軸
2 PTOギヤ
3 PTOケース
4 PTO室
5 PTO室排油通路
6 連絡通路
100 トランスミッション
102 トルクコンバータ
104 トランスミッションコントロールバルブ
106 オイルタンク
107 トランスミッションケース
110 ベアリング
111 ブレーキ装置
115 出力軸
Claims (5)
- PTO(出力取出し)ケース内に形成されるPTO室に出力取出し用の複数のPTOギヤが収納され、該PTOケースをトランスミッションケースに連結してなるトランスミッションのPTO装置において、前記PTO室と前記トランスミッションケース内とを接続し前記PTO室内のオイルミストを含むPTO排油を前記トランスミッションケース内に排出するPTO室排油通路を設けたことを特徴とするトランスミッションのPTO排油装置。
- 前記PTO室排油通路を、前記PTO室の上部近傍に接続したことを特徴とする請求項1記載のトランスミッションのPTO排油装置。
- 前記PTO室内のオイルを、PTOギヤ2の回転で生じる遠心力による飛散を利用して前記PTO室排油通路へ集めるように構成したことを特徴とする請求項1または2に記載のトランスミッションのPTO排油装置。
- 前記PTO室排油通路を前記トランスミッションケース内に設置された軸受に接続し、前記PTO排油を該軸受に供給するように構成されたことを特徴とする請求項1または2または3に記載のトランスミッションのPTO排油装置。
- 前記PTO室排油通路を前記トランスミッションケース内に設置されたブレーキ装置に接続し、前記PTO排油を該ブレーキ装置に供給するように構成されたことを特徴とする請求項1または2または3に記載のトランスミッションのPTO排油装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007026107A JP2008190635A (ja) | 2007-02-05 | 2007-02-05 | トランスミッションのpto排油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007026107A JP2008190635A (ja) | 2007-02-05 | 2007-02-05 | トランスミッションのpto排油装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008190635A true JP2008190635A (ja) | 2008-08-21 |
Family
ID=39750917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007026107A Withdrawn JP2008190635A (ja) | 2007-02-05 | 2007-02-05 | トランスミッションのpto排油装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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2007
- 2007-02-05 JP JP2007026107A patent/JP2008190635A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20100406 |