JP2008188944A - 流体噴射装置、及び流体噴射装置の制御方法 - Google Patents

流体噴射装置、及び流体噴射装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】噴射ヘッドとキャッピング装置との協働による処理を実行する場合などにおいて、噴射ヘッドとキャッピング装置との位置関係を良好に調整できる流体噴射装置を提供する。
【解決手段】流体噴射装置は、流体を噴射する噴射口が形成された噴射面を有する噴射ヘッドと、噴射面と接触可能な接触面を有するキャップ部材と、噴射面と接触面とが接近する方向及び離れる方向に噴射ヘッド及びキャップ部材の少なくとも一方を移動可能な駆動装置と、駆動装置を制御する制御装置と、噴射面と接触面とが接触している状態から離れる状態に遷移するときに所定信号を出力する検出装置とを備える。制御装置は、噴射面と接触面とが接触している状態から離れる状態に遷移するように駆動装置による移動を実行し、検出装置から所定信号が出力されたときの駆動装置の状態を基準として、噴射面と接触面との間に所定のギャップが形成されるように、駆動装置の駆動量を設定する。
【選択図】図13

Description

本発明は、流体噴射装置、及び流体噴射装置の制御方法に関する。
流体噴射装置として、記録ヘッドの噴射口より記録媒体にインクを噴射するインクジェット式記録装置が知られている。流体噴射装置においては、噴射不良が発生するのを抑制するために、従来より、例えば下記特許文献1に開示されているような、ワイピング装置及びキャッピング装置等を含むメンテナンス装置が設けられている。
特開2005−125758号公報
例えば噴射ヘッドとキャッピング装置との協働による処理を実行する場合、噴射ヘッドとキャッピング装置との位置関係を良好に調整する必要がある。例えば、噴射ヘッドの噴射面とキャッピング装置のキャップ部材とが離れた状態で、フラッシング動作等を実行した場合、噴射口から噴射された流体が周囲に飛散する可能性がある。一方、フラッシング動作する際に、噴射ヘッドの噴射面とキャッピング装置のキャップ部材とが近すぎると、噴射口から噴射された流体がキャップ部材の一部で跳ね返って、噴射ヘッドが汚染される可能性がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、噴射ヘッドとキャッピング装置との協働による処理を実行する場合などにおいて、噴射ヘッドとキャッピング装置との位置関係を良好に調整できる流体噴射装置、及び流体噴射装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は以下の構成を採用する。
本発明の第1の態様によると、流体を噴射する噴射口が形成された噴射面を有する噴射ヘッドと、前記噴射面と接触可能な接触面を有するキャップ部材と、前記噴射面と前記接触面とが接近する方向及び離れる方向に前記噴射ヘッド及びキャップ部材の少なくとも一方を移動可能な駆動装置と、前記駆動装置を制御する制御装置と、前記噴射面と前記接触面とが接触している状態から離れる状態に遷移するときに所定信号を出力する検出装置と、を備え、前記制御装置は、前記噴射面と前記接触面とが接触している状態から離れる状態に遷移するように前記駆動装置による移動を実行し、前記検出装置から前記所定信号が出力されたときの前記駆動装置の状態を基準として、前記噴射面と前記接触面との間に所定のギャップが形成されるように、前記駆動装置の駆動量を設定する流体噴射装置が提供される。
本発明の第1の態様によれば、噴射ヘッドの噴射面とキャップ部材の接触面とを接触させて位置決めし、その位置決めされた状態を基準として、駆動装置を制御することによって、噴射ヘッドとキャップ部材とを所望の位置関係に調整できる。
上記構成において、前記噴射面及び前記接触面のそれぞれは導電性を有し、前記検出装置は、前記噴射面と前記接触面とに電荷を与えて、前記噴射面と前記接触面とが接触している状態から離れる状態に遷移するときの電圧値の変化を出力し、前記所定信号は、前記電圧値の変化を含む構成を採用できる。これにより、噴射面と接触面とが離れるタイミングを良好に検出できる。
上記構成において、前記噴射面と前記接触面との間に所定のギャップを形成した状態で、前記噴射口より前記流体が排出される構成を採用できる。これにより、噴射ヘッドとキャップ部材とを所定の位置関係に調整した状態で、噴射口より流体を噴射できる。
本発明の第2の態様によると、流体を噴射する噴射口が形成された噴射面を有する噴射ヘッドを備えた流体噴射装置の制御方法であって、前記噴射面とキャップ部材の接触面とを接触させる処理と、前記噴射面と前記接触面とが接触している状態から離れる状態に遷移するように、前記噴射ヘッド及びキャップ部材の少なくとも一方を移動させる処理と、前記噴射面と前記接触面とが接触している状態から離れる状態に遷移するときに、所定信号を出力させる処理と、前記所定信号が出力されたときの状態を基準として、該基準からの前記移動方向への移動量を調整して、前記噴射面と前記接触面との間に所定のギャップを形成する処理と、を含む制御方法が提供される。
本発明の第2の態様によれば、噴射ヘッドの噴射面とキャップ部材の接触面とを接触させて位置決めし、その位置決めされた状態を基準として、噴射面と接触面との位置関係を調整することによって、噴射ヘッドとキャップ部材とを所望の位置関係に調整できる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る流体噴射装置の一例を示す斜視図、図2は、平面図である。本実施形態においては、流体噴射装置が、インク等の液体(液状体)を噴射する液体噴射装置(液状体噴射装置)である場合を例にして説明する。本実施形態においては、流体噴射装置が、記録ヘッドの噴射口から記録媒体にインクを噴射して、その記録媒体に対する記録を実行するインクジェット式記録装置である場合を例にして説明する。本実施形態においては、インクジェット式記録装置の一例として、記録媒体である記録紙にインクの滴を吐出(噴射)して、その記録紙に対する記録を実行するインクジェットプリンタについて説明する。
図1及び図2において、インクジェットプリンタ1は、インクで記録紙に対する記録を実行する記録ユニット2と、記録紙を搬送する記録紙搬送機構3とを備えている。
記録ユニット2は、インクを噴射する記録ヘッド4と、記録ヘッド4を支持しながら移動可能なキャリッジ5と、記録ヘッド4及びキャリッジ5と対向する位置に配置され、インクが噴射される記録紙を支持するプラテン6とを含む。
また、インクジェットプリンタ1は、キャリッジ5を移動するモータ等を含むキャリッジ駆動装置7と、キャリッジ5の移動を案内するキャリッジガイド部材とを備えている。キャリッジ5は、キャリッジガイド部材に案内されながら、キャリッジ駆動装置7によって、主走査方向に移動する。記録紙は、記録紙搬送機構3により、記録ユニット2に対して、主走査方向と交差する副走査方向に移動する。
インクジェットプリンタ1は、記録紙を収容する給紙カセット9を備えている。給紙カセット9は、インクジェットプリンタ1の本体の背面側に、着脱可能に設けられている。給紙カセット9は、積層された複数の記録紙を収容可能である。
記録紙搬送機構3は、給紙カセット9の記録紙を搬出するための給紙ローラと、給紙ローラを駆動するモータ等を含む給紙ローラ駆動装置10と、記録紙の移動を案内する記録紙ガイド部材11と、給紙ローラに対して搬送方向の下流側に配置されている搬送ローラと、搬送ローラを駆動する搬送ローラ駆動装置と、記録ユニット2に対して搬送方向の下流側に配置されている排出ローラとを有している。
給紙ローラは、給紙カセット9に積層されている複数の記録紙のうち、最も上側に配置されている記録紙をピックアップし、給紙カセット9より搬出可能である。給紙カセット9の記録紙は、記録紙ガイド部材11に案内されながら、給紙ローラ駆動装置10によって駆動する給紙ローラによって、搬送ローラに送られる。搬送ローラに送られた記録紙は、搬送ローラ駆動装置によって駆動する搬送ローラにより、搬送方向の下流側に配置された記録ユニット2に搬送される。
記録ユニット2のプラテン6は、記録ヘッド4及びキャリッジ5と対向する位置に配置され、記録紙の下面を支持する。記録ヘッド4及びキャリッジ5は、プラテン6の上方に配置されている。記録紙搬送機構3は、記録ユニット2による記録動作と連動して、記録紙を副走査方向に搬送する。記録ユニット2で記録された記録紙は、排出ローラを含む記録搬送機構3によって、インクジェットプリンタ1の正面側から排出される。
また、インクジェットプリンタ1は、インクカートリッジのインクをキャリッジ5の記録ヘッド4に供給するインク供給チューブ12を備えている。インクカートリッジのインクは、インク供給針を介してインク供給路に供給され、そのインク供給路より、インク供給チューブ12を介して、キャリッジ5の記録ヘッド4に供給される。
また、インクジェットプリンタ1は、記録ヘッド4をメンテナンス可能なメンテナンス装置13を備えている。メンテナンス装置13は、キャッピング装置14及びワイピング装置15を含む。メンテナンス装置13は、キャリッジ5及び記録ヘッド4のホームポジションに配置されている。ホームポジションは、キャリッジ5の移動領域内であって、記録ユニット2による記録動作が実行される記録領域の外側の端部領域に設定されている。電源オフ時、あるいは長時間に亘って記録動作が実行されない場合、キャリッジ5及び記録ヘッド4は、ホームポジションに配置される。
また、インクジェットプリンタ1は、記録ヘッド4とキャッピング装置14のキャップ部材34との位置関係を検出可能な検出システム8を備えている。
図3は、記録ヘッド4の一部を示す断面図である。記録ヘッド4は、インクを噴射する噴射口16が形成された噴射面17を備えている。本実施形態においては、噴射口16は、インクの滴を吐出可能である。噴射口16は、噴射面17において、所定方向に所定間隔で複数形成されている。
記録ヘッド4は、ヘッド本体18と、振動板19、流路基板20、及びノズル基板21を含む流路形成ユニット22とを備えている。噴射面17は、ノズル基板21の下面によって形成されている。噴射口16は、ノズル基板21に形成されている。流路形成ユニット22は、振動板19、流路基板20、及びノズル基板21を積層し、接着剤等で接合して一体にしたものである。
記録ヘッド4は、ヘッド本体18の内部に形成された収容空間23と、収容空間23に配置された駆動ユニット24とを備えている。駆動ユニット24は、複数の圧電素子25と、圧電素子25の上端を支持する固定部材26と、駆動信号を圧電素子25に供給する柔軟なケーブル27とを備えている。圧電素子25は、複数の噴射口16のそれぞれに対応するように設けられている。
また、記録ヘッド4は、ヘッド本体18の内部に形成され、インクカートリッジからインク供給チューブ12を介して供給されたインクが流れる内部流路28と、振動板19、流路基板20、及びノズル基板21を含む流路形成ユニット22によって形成され、内部流路28と接続された共通インク室29と、流路形成ユニット22によって形成され、共通インク室29と接続されたインク供給口30と、流路形成ユニット22によって形成され、インク供給口30と接続された圧力室31とを備えている。圧力室31は、複数の噴射口16に対応するように複数設けられている。複数の噴射口16のそれぞれは、複数の圧力室31のそれぞれに接続されている。
ヘッド本体18は、合成樹脂で形成されている。振動板19は、例えばステンレス鋼等の金属製の支持板上に弾性フィルムをラミネート加工したものである。振動板19の圧力室31に対応する部分には、圧電素子25の下端と接合される島部32が形成されている。振動板19の少なくとも一部は、圧電素子25の駆動に応じて弾性変形する。振動板19と内部流路28の下端近傍との間にはコンプライアンス部33が形成されている。
流路基板20は、内部流路28の下端と噴射口16とを接続する共通インク室29、インク供給口30、及び圧力室31それぞれの空間を形成するための凹部を有する。本実施形態においては、流路基板20は、シリコンを異方性エッチングすることで形成されている。
ノズル基板21は、所定方向に所定間隔(ピッチ)で形成された複数の噴射口16を有する。本実施形態のノズル基板21は、例えばステンレス鋼等の金属で形成された板状の部材である。
インクカートリッジからインク供給チューブ12を介して供給されたインクは、内部流路28の上端に流入する。内部流路28の下端は、共通インク室29に接続されており、インクカートリッジからインク供給チューブ12を介して内部流路28の上端に流入したインクは、内部流路28を流れた後、共通インク室29に供給される。共通インク室29に供給されたインクは、インク供給口30を介して、複数の圧力室31のそれぞれに分配されるように供給される。
ケーブル27を介して圧電素子25に駆動信号が入力されると、圧電素子25が伸縮する。これにより、振動板19が圧力室31に接近する方向及び離れる方向に変形(移動)する。これにより、圧力室31の容積が変化し、インクを収容した圧力室31の圧力が変動する。この圧力の変動によって、噴射口16から、インクが噴射(吐出)される。
このように、本実施形態の圧電素子(駆動素子)25は、噴射口16よりインクを噴射するために、入力される駆動信号に基づいて、噴射口16に接続された圧力室(空間)31の圧力を変動させる。
図4は、メンテナンス装置13を示す斜視図、図5は、メンテナンス装置13の内部の一部を下方から見た斜視図である。メンテナンス装置13は、キャッピング装置14、及びワイピング装置15を含む。
図4及び図5において、キャッピング装置14は、記録ヘッド4の噴射面17と対向可能なキャップ部材34を備えている。キャップ部材34は、記録ヘッド4の噴射面17と接触可能な上端面57を有し、噴射面17を覆うことができる。また、キャップ部材34は、噴射面17との間に空間を形成可能である。
また、キャッピング装置14は、ベース部材36と、ホームポジションに配置されている記録ヘッド4の噴射面17に対してキャップ部材34の上端面57を接近する方向及び離れる方向に移動する駆動装置37とを備えている。
図6は、駆動装置37が記録ヘッド4の噴射面17に対してキャップ部材34の上端面57を接近する方向及び離れる方向に移動している状態を示す図である。駆動装置37は、例えば特開2006−272779号公報等に開示されているような、ベース部材36に搭載され、キャップ部材34の上端面57を記録ヘッド4の噴射面17に対して接近する方向及び離れる方向に案内しつつ移動するスライダ部材38、ベース部材36とスライダ部材38との間に配置されるばね部材37B、及び、例えば給紙ローラ駆動装置、搬送ローラ駆動装置等の動力源の動力をカム機構37Cに伝達するギアユニット37G等を含む。
また、キャッピング装置14は、キャップ部材34と噴射面17との間に形成された空間の流体を吸引可能な吸引装置35を備えている。図5に示すように、キャッピング装置14は、キャップ部材34の底に接続された吸引チューブ39を備えており、吸引装置35は、吸引チューブ39に接続されている。本実施形態の吸引装置35は、例えば特開2004−314622号公報等に開示されているような、チューブポンプを含む。
図7は、吸引装置35の一例を示す図である。図7において、吸引装置35は、ローラ部材40と、チューブ部材41とを備えている。チューブ部材41は、可撓性を有し、円環状に湾曲している。チューブ部材41の両端は、同方向に引き出されるように配置されている。チューブ部材41の一端は、吸引チューブ39を介してキャップ部材34と接続され、チューブ部材41の他端は、不図示の廃インクタンクと接続されている。ローラ部材40は、チューブ部材41の円環状部41Aの内周を転がるように移動可能である。
吸引装置35は、ローラ部材40を回転可能に支持するとともに、回転軸40X周りに回転可能な回転板40Tと、回転板40Tを回転させる駆動装置とを備えている。なお、本実施形態においては、回転板40Tを回転させる駆動装置は、記録紙搬送機構3の例えば給紙ローラ駆動装置10を含み、給紙ローラ駆動装置10の動力は、吸引装置35に設けられたギアユニット10Gを介して、回転板40Tに伝達される。回転板40Tが回転することによって、ローラ部材40が公転し、チューブ部材41の円環状部40Aの内周に沿って転がる。
ローラ部材40がチューブ部材41を押し潰しながら、図7中、例えば矢印Y1方向に移動(回転)することによって、チューブ部材41内の流体(空気、インク等)が、チューブ部材41の他端側(廃インクタンク側)へ絞り出される。すなわち、ローラ部材40の回転によって、チューブ部材41内の一端側(キャップ部材側)の流体が他端側へ移動する。これにより、吸引装置35は、吸引チューブ39を介して、噴射面17とキャップ部材34との間に形成された空間を負圧にすることができる。
噴射面17とキャップ部材34との間に形成された空間を負圧にすることによって、噴射面17の噴射口16からインクを吸引したり、空間のインクを吸引チューブ39、及び吸引装置39のチューブ部材41を介して、空間の外部(廃インクタンク)に排出したりすることができる。
また、ローラ部材40をチューブ部材41から離れるように移動して、ローラ部材40でチューブ部材41を押し潰さないようにすることができる。
なお、チューブポンプの構成としては、図7に示したような、円環状に湾曲させたチューブ部材の両端を同方向に引き出して同一平面内で束ねる形式に代えて、円環状に湾曲させたチューブ部材の両端を互いに逆方向に引き出して交差させる構成を採用することもできる。また、吸引装置35としては、例えば特開2006−257928号公報に開示されているようなチューブポンプを用いることもできる。
また、図5に示すように、キャッピング装置14は、キャップ部材34の底に接続された大気開放チューブ42と、大気開放チューブ42に設けられた大気開放弁43とを備えている。大気開放弁43を開放することによって、大気開放チューブ42を介して、噴射面17とキャップ部材34との間に形成されている空間に空気を流入させることができる。したがって、吸引装置35によって、噴射面17とキャップ部材34との間に形成されている空間が負圧状態のとき、大気開放弁43を開放することによって、空間は大気開放され、その空間の負圧状態は解除される。
図4において、ワイピング装置15は、記録ヘッド4の噴射面17と対向可能なワイピング部材44を備えている。本実施形態においては、ワイピング部材44は、ベース部材36の一部に配置されている。ワイピング部材44は、キャップ部材34に対して、記録ユニット2側(記録領域側)に配置されている。ワイピング装置15は、ワイピング部材44を用いて、残留したインク等、噴射面17に付着している異物を拭き取ったり、払ったりすることができる。
インクジェットプリンタ1は、メンテナンス装置13を用いて、記録ヘッド4に対するメンテナンス処理を実行可能である。メンテナンス装置13は、記録ヘッド4の噴射特性を維持するために、記録ヘッド4と協働して、噴射口16よりインクを排出させる動作を含むメンテナンス処理を実行する。
メンテナンス処理は、噴射口16からインクをキャップ部材34に噴射するフラッシング動作、及びキャッピング装置14のキャップ部材34及び吸引装置35を用いた吸引動作の少なくとも一方を含む。また、メンテナンス処理は、ワイピング装置15を用いたワイピング処理を含む。
フラッシング動作は、記録領域において噴射口16からのインクを記録紙に供給する前に、ホームポジションにおいて、噴射口16よりインクをキャップ部材34に予め噴射(吐出)する動作を含む。これにより、噴射口16付近の粘度が増大したインクが排出され、噴射口16の噴射特性が維持又は回復される。
吸引動作は、ホームポジションにおいて、噴射面17とキャップ部材34とを対向させ、噴射面17とキャップ部材34との間に形成された空間を吸引装置35を用いて負圧にすることによって、噴射面17の噴射口16からインクを吸引する動作を含む。これにより、フラッシング動作では排出しきれなかった粘度が増大したインク、噴射口16内に侵入したゴミ、記録ヘッド4内の気泡等が、噴射口16よりインクとともに排出され、噴射口16の噴射特性が維持又は回復される。
ワイピング動作は、ホームポジションにおいて、噴射面17とワイピング部材44とを対向させ、噴射面17をワイピング部材44で払う動作を含む。これにより、噴射口16を含む噴射面17に付着している異物(残留したインクを含む)が除去され、噴射口16の噴射特性が維持又は回復される。
図8は、検出システム8を説明するための模式図である。検出システム8は、記録ヘッド4の噴射面17とキャップ部材34の上端面57との位置関係を検出可能である。
図8において、インク供給チューブ12は、インクカートリッジ48と記録ヘッド4に接続されたサブタンク51とを接続しており、インクカートリッジ48からインク供給チューブ12に供給されたインクは、サブタンク51に供給される。本実施形態においては、インクカートリッジ48は、ケース部材49と、ケース部材49に収容され、可塑性材料で形成されたインクパック50とを含む。サブタンク51は、インク室52を有し、インク室52に供給されたインクは、記録ヘッド4に供給される。
図8において、検出システム8は、噴射面17と上端面57とが接触している状態から離れる状態に遷移するときに所定信号を出力する検出装置46を備えている。検出装置46は、記録ヘッド4の噴射面17とキャップ部材34の上端面57との間に電圧を印加する電圧印加器53と、上端面57の電圧を検出する電圧検出器54とを備えている。
キャップ部材34は、上部に開口を有するトレイ状の部材であり、ステンレス鋼等の導電性を有する材料で形成されている。キャップ部材34の内側には、インク吸収体55が配置されている。インク吸収体55の上面45は、キャップ部材34の上端面57よりも低い位置に配置されている。上端面57は、キャップ部材34のうち噴射面17に最も近い面であって、上面45は、噴射面17に対して上端面57よりも僅かに離れた位置に配置されている。
インク吸収体55は、インクを保持可能(吸収可能)なスポンジ状部材、あるいは多孔部材等で形成されている。本実施形態においては、インク吸収体55は、フェルトなどの不織布で形成されている。非記録中には、インク吸収体55に吸収されたインクが、噴射面17とキャップ部材34とが当接することによって形成された空間内を保湿し、噴射口16内のインクの乾燥を抑制する。なお、インクによってはインクが吸湿作用をする場合もあり、その場合、インク吸収体は無くてもよい。すなわち、インク吸収体は、必要に応じて配置される。
上面45に供給されたインクは、インク吸収体55に保持(吸収)される。上述のように、キャップ部材34の底には、吸引チューブ39が接続されており、インク吸収体55のインクは、吸引チューブ39を介して、吸引装置35に吸引される。
電圧印加器53は、記録ヘッド4のノズル基板21の噴射面(下面)17とキャップ部材34の上端面57との間に電圧を印加可能な電子回路を含む。本実施形態においては、電圧印加器53は、キャップ部材34が正極、ノズル基板21が負極となるように、直流電源と抵抗素子とを介して、キャップ部材34とノズル基板21とを電気的に接続する。
上述のように、ノズル基板21はステンレス鋼等の金属で形成されており、キャップ部材34はステンレス鋼等の金属で形成されており、ノズル基板21の噴射面17及びキャップ部材34の上端面57それぞれは導電性を有する。電圧印加器53は、噴射面17と上端面57との間に電圧を印加可能であり、噴射面17と上端面57とに電荷を与えることができる。
電圧検出器54は、キャップ部材34の電圧信号を積分して出力する積分回路、この積分回路から出力された信号を反転増幅して出力する反転増幅回路、及びこの反転増幅回路から出力された信号をA/D変換して出力するA/D変換回路等を含む。
図9は、インクジェットプリンタ1の電気的な構成を示すブロック図である。本実施形態におけるインクジェットプリンタ1は、インクジェットプリンタ1全体の動作を制御する制御装置58を備えている。制御装置58には、インクジェットプリンタ1の動作に関する各種情報を入力する入力装置59と、インクジェットプリンタ1の動作に関する各種情報を記憶した記憶装置60と、時間の計測を実行可能な計測装置61とが接続されている。また、制御装置58には、上述した駆動装置37、記録紙搬送機構3、キャリッジ駆動装置7、キャッピング装置14及びワイピング装置15を含むメンテナンス装置13、及び検出システム8(検出装置46、処理装置47)等が接続されている。また、インクジェットプリンタ1は、圧電素子25を含む駆動ユニット24に入力する駆動信号を発生する駆動信号発生器62を備えている。駆動信号発生器62は、制御装置58に接続されている。
駆動信号発生器62には、記録ヘッド4の圧電素子25に入力する吐出パルスの電圧値の変化量を示すデータ、及び吐出パルスの電圧を変化させるタイミングを規定するタイミング信号が入力される。駆動信号発生器62は、入力されたデータ及びタイミング信号に基づいて、例えば、図10に示す吐出パルスDPを含む駆動信号を発生する。
図10において、吐出パルスDPは、基準電位VMから最高電位VHまで所定の勾配で電位を上昇させる第1充電要素PE1と、最高電位VHを一定時間維持する第1ホールド要素PE2と、最高電位VHから最低電位VLまで所定の勾配で電位を降下させる放電要素PE3と、最低電位VLを短い時間維持する第2ホールド要素PE4と、最低電位VLから基準電位VMまで電位を復帰させる第2充電要素PE5とを含む。噴射口16から噴射されるインクの滴の量が設計値と一致するように、吐出パルスDPのうち、最高電位VHと最低電位VLとの電位差である駆動電圧VDが設定される。なお、図10に示す吐出パルスDPは一例であり、種々の波形のものを用いることができる。
駆動信号発生器62より吐出パルスDPが圧電素子25に入力されると、噴射口16よりインクの滴が吐出される。第1充電要素PE1が供給されると、圧電素子25が収縮して圧力室31が膨張する。この圧力室31の膨張状態が短時間維持された後、放電要素PE3が供給されて圧電素子25が急激に伸長する。これに伴って、圧力室31の容積が基準容積(圧電素子25に基準電位VEを印加したときの圧力室31の容積)以下に収縮し、噴射口16に露出したメニスカスが外側に向けて急激に加圧される。これにより、所定量のインクの滴が噴射口16から吐出される。その後、第2ホールド要素PE4、及び第2充電要素PE5が圧電素子25に順次供給され、インクの滴の吐出に伴うメニスカスの振動を短時間で収束させるように、圧力室31が基準容積に復帰する。
次に、メンテナンス装置13の動作の一例について説明する。図11は、メンテナンス装置13を用いてフラッシング動作を実行している状態を示す図である。図11において、制御装置58は、記録ヘッド4の噴射面17とキャップ部材34とを対向させ、噴射口16よりインク吸収体55に向けてインクを噴射する。本実施形態においては、制御装置58は、キャップ部材34の上端面57と記録ヘッド4の噴射面17との間に所定のギャップG1を形成した状態で、噴射口16よりインクを排出して、フラッシング動作を実行する。
次に、上述の構成を有するインクジェットプリンタ1の動作の一例について、主に検出システム8及び駆動装置37の動作を中心にして、図12のフローチャート図及び図13の模式図を参照しながら説明する。
所定のタイミングで、制御装置58は、メンテナンス装置13を用いたメンテナンス動作(フラッシング動作)の開始を指令する(ステップSA1)。図13(A)に示すように、制御装置58は、ホームポジションにおいて、噴射面17とキャップ部材34とを対向させ、噴射面17とキャップ部材34の上端面57とを接触させる(ステップSA2)。このとき、噴射面17及び上端面57のそれぞれには、検出装置46によって電荷が与えられる。
そして、図13(B)に示すように、制御装置58は、噴射面17と上端面57とが接触している状態から離れる状態に遷移するように、駆動装置37を用いて、キャップ部材34の移動を開始する(ステップSA3)。
制御装置58は、噴射面17と上端面57とが接触している状態から離れる状態に遷移するときに検出装置46から出力される検出信号を検出する(ステップSA4)。噴射面17及び上端面57のそれぞれには、検出装置46によって電荷が与えられており、噴射面17と上端面57とが離れることによって、検出装置46の電圧検出器54から出力される電圧値の信号が変化する。制御装置58は、検出装置46の電圧検出器54から出力される検出信号(電圧の変化)に基づいて、互いに接触している状態の噴射面17と上端面57とが離れるタイミングを検出することができる。
制御装置58は、検出装置46から検出信号(電圧の変化)が出力されたタイミングにおける駆動装置37の状態を基準として、噴射面17と上端面57との間に所定のギャップG1が形成されるように、駆動装置37の駆動量DTを設定する。そして、図13(C)に示すように、制御装置58は、設定した駆動量DTに基づいて、駆動装置37を駆動する(ステップSA5)。駆動装置37の駆動量と、噴射面17に対する上端面57の移動量(下降量)との関係は、例えば設計値等に基づいて既知であり、制御装置58は、噴射面17に対する上端面57の移動量、ひいては、噴射面17と上端面57との距離(ギャップ)が所定量となるように、駆動装置37の駆動量DTを設定し、その設定した駆動量DTに基づいて、駆動装置37を駆動する。これにより、噴射面17と上端面57との間に所定のギャップG1が形成される。
そして、噴射面17と上端面57との間に所定のギャップG1が形成された後、制御装置58は、図11を参照して説明したように、フラッシング動作を実行する(ステップSA6)。噴射面17と上端面57との間は所定のギャップG1に設定されているので、噴射口16から噴射されたインク(ミスト)が周囲に飛散することが抑制される。また、噴射面17と上端面57との間が所定のギャップG1に設定され、噴射面17と上面45との間が所望値に設定されるので、噴射口16から噴射されたインクがキャップ部材34の内側の上面45で跳ね返り、噴射面17に付着することが抑制される。フラッシング動作が終了した後、必要に応じてワイピング動作が実行される。以上により、フラッシング動作を含むメンテナンス動作が終了する(ステップSA7)。
その後、制御装置58は、記録領域において、記録ユニット2を用いて記録紙に対する記録動作を開始する。
以上説明したように、本実施形態によれば、記録ヘッド4の噴射面17とキャップ部材34の上端面57とを接触させて位置決めし、接触した状態から離れた状態に遷移するタイミングを電気的に検出しているので、その位置決めされた状態を基準として駆動装置37を制御することによって、噴射ヘッド4とキャップ部材34とを所望の位置関係に調整できる。
なお、上述の実施形態においては、インクジェット式記録装置がインクジェットプリンタ1である場合を例にして説明したが、インクジェットプリンタに限られず、複写機及びファクシミリ等の記録装置であってもよい。
なお、上述の実施形態においては、流体噴射装置が、インク等の液体(液状体)を噴射する液体噴射装置(液状体噴射装置)である場合を例にして説明したが、本発明の流体噴射装置は、インク以外の他の流体を噴射したり吐出したりする流体噴射装置に適用することができる。流体噴射装置が噴射可能な流体は、液体、機能材料の粒子が分散又は溶解されている液状体、ジェル状の流状体、流体として流して噴射できる固体、及び粉体(トナー等)を含む。
なお、上述の実施形態において、流体噴射装置から噴射される液体(液状体)としては、インクのみならず、特定の用途に対応する液体を適用可能である。流体噴射装置に、その特定の用途に対応する液体を噴射可能な噴射ヘッドを設け、その噴射ヘッドから特定の用途に対応する液体を噴射して、その液体を所定の物体に付着させることによって、所定のデバイスを製造可能である。例えば、本発明の液体噴射装置(液状体噴射装置)は、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、及び面発光ディスプレイ(FED)の製造等に用いられる電極材、色材等の材料を所定の分散媒(溶媒)に分散(溶解)した液体(液状体)を噴射する液体噴射装置に適用可能である。
また、液体噴射装置としては、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置であってもよい。
さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置、ジェルを噴射する流状体噴射装置、トナーなどの粉体を例とする固体を噴射するトナージェット式記録装置であってもよい。そして、これらのうちいずれか一種の流体噴射装置に本発明を適用することができる。
本実施形態に係るインクジェットプリンタを示す斜視図である。 本実施形態に係るインクジェットプリンタを示す平面図である。 本実施形態に係る記録ヘッドを示す断面図である。 本実施形態に係るメンテナンス装置を示す斜視図である。 本実施形態に係るメンテナンス装置の一部を下方から見た斜視図である。 本実施形態に係る駆動装置の一例を示す図である。 本実施形態に係る吸引装置の一例を示す図である。 本実施形態に係る検出システムを説明するための図である。 インクジェットプリンタの電気的な構成を示すブロック図である。 圧電素子に入力する駆動信号の一例を示す図である。 フラッシング動作の一例を示す図である。 本実施形態に係るインクジェットプリンタの動作の一例を説明するためのフローチャート図である。 本実施形態に係るインクジェットプリンタの動作の一例を説明するための模式図である。
符号の説明
1…インクジェットプリンタ(流体噴射装置)、4…記録ヘッド(噴射ヘッド)、8…検出システム、13…メンテナンス装置、14…キャッピング装置、15…ワイピング装置、16…噴射口、17…噴射面、25…圧電素子(駆動素子)、31…圧力室(空間)、34…キャップ部材、35…吸引装置、37…駆動装置、46…検出装置、57…上端面(接触面)、58…制御装置

Claims (4)

  1. 流体を噴射する噴射口が形成された噴射面を有する噴射ヘッドと、
    前記噴射面と接触可能な接触面を有するキャップ部材と、
    前記噴射面と前記接触面とが接近する方向及び離れる方向に前記噴射ヘッド及びキャップ部材の少なくとも一方を移動可能な駆動装置と、
    前記駆動装置を制御する制御装置と、
    前記噴射面と前記接触面とが接触している状態から離れる状態に遷移するときに所定信号を出力する検出装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記噴射面と前記接触面とが接触している状態から離れる状態に遷移するように前記駆動装置による移動を実行し、前記検出装置から前記所定信号が出力されたときの前記駆動装置の状態を基準として、前記噴射面と前記接触面との間に所定のギャップが形成されるように、前記駆動装置の駆動量を設定する流体噴射装置。
  2. 前記噴射面及び前記接触面のそれぞれは導電性を有し、
    前記検出装置は、前記噴射面と前記接触面とに電荷を与えて、前記噴射面と前記接触面とが接触している状態から離れる状態に遷移するときの電圧値の変化を出力し、
    前記所定信号は、前記電圧値の変化を含む請求項1記載の流体噴射装置。
  3. 前記噴射面と前記接触面との間に所定のギャップを形成した状態で、前記噴射口より前記流体が排出される請求項1又は2記載の流体噴射装置。
  4. 流体を噴射する噴射口が形成された噴射面を有する噴射ヘッドを備えた流体噴射装置の制御方法であって、
    前記噴射面とキャップ部材の接触面とを接触させる処理と、
    前記噴射面と前記接触面とが接触している状態から離れる状態に遷移するように、前記噴射ヘッド及びキャップ部材の少なくとも一方を移動させる処理と、
    前記噴射面と前記接触面とが接触している状態から離れる状態に遷移するときに、所定信号を出力させる処理と、
    前記所定信号が出力されたときの状態を基準として、該基準からの前記移動方向への移動量を調整して、前記噴射面と前記接触面との間に所定のギャップを形成する処理と、を含む制御方法。
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