JP2008187651A - デジタルカメラ及び放送番組視聴予告方法 - Google Patents

デジタルカメラ及び放送番組視聴予告方法 Download PDF

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Abstract

【課題】外出先でテレビ放送番組の視聴タイミングを逃すことがないようにする。
【解決手段】デジタルカメラにテレビチューナを設け、モニタにテレビ放送の映像を表示する。視聴予約モードを有し、番組表をモニタに表示する。番組表に基づき、視聴したい放送番組を指定する。指定した放送番組の、放送開始日時、タイトル等を不揮発性メモリに書き込む。現在日時データと予告開始日時データとの照合を行い、両者が一致したときに、予告メッセージをモニタに表示する。また、音声及び振動によって予告があることをユーザに知らせる。放送開始前に予告メッセージが表示されるため、お気に入り登録した放送番組の視聴忘れがなくなる。
【選択図】図9

Description

本発明は、テレビ放送電波を受信して画像表示器に映像を表示するテレビ機能を有するデジタルカメラ及びこのデジタルカメラの放送番組視聴予告方法に関する。
近年、デジタルカメラの普及及び進歩は著しく、例えば、テレビ放送を受信する機能や予約する機能を備えたデジタルカメラが提案されている(特許文献1または2参照)。また、簡単に楽曲登録作業が行えるテレビ受信機能及び撮像機能を有するデジタルカメラも提案されている(特許文献3参照)。
特開2000−23004号公報 特開2003−174576号公報 特開2004−297322号公報
上記のデジタルカメラでは、テレビ受像機を携帯することなく、デジタルカメラによってテレビ放送を視聴することができる。しかしながら、テレビ放送を外出先などで手軽に視聴することができる環境が得られるものの、撮影やその他のことに気を取られ、その視聴タイミングを逃してしまうことがあり、改善が求められていた。また、DVDレコーダ、ビデオレコーダなどの録画装置やテレビなどの固定端末では、電子番組表を用いて視聴予約することもできるが、デジタルカメラ等の携帯端末で視聴予約時間に自動的に放送番組の視聴を開始してしまうと、携帯端末では移動を前提としており、異動先においては視聴が不可の状況であったりして、単に視聴予約時間に自動的に視聴可能にしてしまうことは好ましくない。このため、ビデオレコーダなどの固定端末の視聴予約方法をそのままデジタルカメラに適用することができないという問題がある。
本発明は上記問題を解決するためのものであり、テレビ放送番組の視聴タイミングを逃すことがないようにし、且つ移動先でいなきりテレビ視聴状態にならないようにしたデジタルカメラ及び放送番組視聴予告方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のデジタルカメラでは、イメージセンサからの撮像信号を受けて画像表示器に画像表示を行う画像表示部と、前記イメージセンサからの撮像信号をシャッタレリーズ操作に応答して画像データに変換しメモリに記録する画像記録部と、テレビ放送電波を受信して前記画像表示器に映像を表示し放送番組を視聴可能にするテレビチューナ部とを有するデジタルカメラにおいて、視聴したい番組を視聴予約として登録する視聴予約登録部と、前記視聴予約登録部で登録された番組の放送開始前に、視聴を促すための予告メッセージを報知する予告メッセージ報知部とを備えることを特徴とする。
前記視聴予約登録部は、電子番組表を取得する電子番組表取得部を有し、前記電子番組表に基づき視聴したい番組を視聴予約として登録することを特徴とする。また、前記視聴予約登録部はお気に入り番組の登録部を有し、このお気に入り番組の登録部に視聴したい番組を視聴予約として登録することを特徴とする。
前記予告メッセージ報知部は、前記画像表示器に前記予告メッセージを表示することを特徴とする。また、ビューファインダ表示部を有し、前記予告メッセージ報知部は前記予告メッセージを前記ビューファインダ表示部に表示することを特徴とする。また、予告メッセージ報知部は、スピーカまたは振動器を有し、音または振動によって予告メッセージを報知することを特徴とする。
前記予告メッセージ報知部は、電源スイッチがオフされた状態で、予告メッセージ報知部を作動させるためのスタンバイ状態保持部を有することを特徴とする。また、前記視聴予約登録部で複数の登録を行ったときに、前記予告メッセージ報知部は、前記予告メッセージを報知した後の一定時間内に操作入力が無く、且つ残りの視聴予約登録が無い場合に対応する視聴予約登録をキャンセルして電源をオフとし、前記予告メッセージを報知した後の一定時間内に操作入力が無く且つ残りの視聴予約登録がある場合に、対応する視聴予約登録をキャンセルして前記スタンバイ状態に戻ることを特徴とする。
また、本発明は、イメージセンサからの撮像信号を受けて画像表示器に画像表示を行う画像表示部と、前記イメージセンサからの撮像信号をシャッタレリーズ操作に応答して画像データに変換しメモリに記録する画像記録部と、テレビ放送電波を受信して前記画像表示器に映像を表示し放送番組を視聴可能にするテレビチューナ部とを有するデジタルカメラの放送番組視聴予告方法において、視聴したい番組が視聴予約として登録された視聴予約登録データの放送開始日時と、現在日時とに基づき、前記視聴予約された番組の放送開始前に、視聴を促すための予告メッセージを報知することを特徴とする。
本発明によれば、視聴予約登録部により視聴したい番組を視聴予約として登録し、予告メッセージ報知部により、視聴予約登録部で登録された番組の放送開始前に予告メッセージを報知するようにしたから、予告メッセージにより視聴タイミングを忘れることなく、視聴したい番組を視聴することができる。また、予告メッセージを確認して、テレビ放送番組を視聴することができない場合には、視聴を中止することができ、視聴開始時間にテレビ機能が自動的にオンになり視聴予約した放送番組が自動的に表示されることもなくなる。
図1に示す本発明のデジタルカメラ2は、カメラ本体3の前面中央にレンズ鏡筒4が配置されている。このレンズ鏡筒4は、ズーム光学系を構成するズームレンズ、オートフォーカス機構を構成するフォーカスレンズ、自動露出機構を構成する絞り機構、シャッタ機構等が組み込まれたもので、カメラ本体3内に収納される収納位置と、カメラ本体3の前面に設けられた鏡筒開口5から突出される突出位置との間で移動される。カメラ本体3の前面右上部には、撮影時に被写体に向けて光を照射するフラッシュ発光部6が設けられている。
カメラ本体3の上面には、電源ボタン11、モードダイヤル12、レリーズボタン13が配置されている。電源ボタン11は、例えば、押圧式の操作ボタンであり、デジタルカメラ2の電源のオン/オフを切り替える際に押圧操作される。電源ボタン11の下方には、電源ボタン11の押圧操作を検出する電源スイッチ11a(図3参照)が組み込まれている。
モードダイヤル12は回転式の操作ダイヤルであり、撮影モードの切り替えに用いられる。撮影モードには、撮影場面に応じて最適な撮影条件が自動的に設定される「AUTO」と、撮影場面に応じた最適な撮影条件が予め設定され、使用者(ユーザ)により選択可能にされた複数の「シーンポジション」の他、「絞り優先」や「シャッタ速度優先」、絞り及びシャッタ速度をユーザが選択する「マニュアル」等が設けられている。モードダイヤル12の下方には、モードダイヤル12の回転位置を検出するダイヤルスイッチ12a(図3参照)が組み込まれている。
レリーズボタン13は押圧式の操作ボタンであり、可動範囲の途中まで押すことができる半押し操作と、可動範囲の限界近傍まで押すことができる全押し操作の2段階の押圧操作を行なうことができる。カメラ本体3は、レリーズボタン13が半押し操作されたときに露出調節及び焦点調節を行ない、全押し操作されたときに撮影動作を行なう。レリーズボタン13の下方には、レリーズボタン13の半押し操作及び全押し操作を検出するレリーズスイッチ13a(図3参照)が組み込まれている。
図2に示すように、デジタルカメラ2の背面には、ズームボタン14、メニューボタン15、十字ボタン16、選択ボタン17、キャンセルボタン18、再生ボタン19、フラッシュボタン20、テレビ視聴ボタン21、視聴予約ボタン22等の各種操作ボタンの他に、画像表示器としてのモニタ23が設けられている。各ボタン14〜22の奥には、各ボタン14〜22の押圧操作を検出するスイッチ14a〜22aがそれぞれ設けられている。モニタ23は、カメラ本体3内に組み込まれて表示面が露呈されたLCDパネルから構成されており、カメラモードでは、撮影時のスルー画像や、撮影済みの再生画像、各種設定メニューを表示する他に、テレビモードでは、視聴放送番組の表示、番組表の表示、各種設定メニューを表示する。
ズームボタン14は、左右に並んで配置された一対の押圧式操作ボタンであり、ズーム操作に用いられる。ズームボタン14の左側ボタンの操作により、ズームレンズは広角側に移動し、右側ボタンの操作により望遠側に移動する。
メニューボタン15は押圧式の操作ボタンであり、設定メニューの呼び出しに用いられる。
十字ボタン16は、円環状の操作部材を上下左右方向に4個に分断した押圧式の操作ボタンであり、各種設定時の項目選択や、モニタ23の明るさ調整等に際して、対応する上下左右の対応キーを押すことにより、カーソルや表示枠を対応する方向に移動させる際に
に用いられる。また、再生モード時には左右方向の操作のみが可能になり、表示画像の切り替えに用いられる。
選択ボタン17は、十字ボタン16の内側に設けられた押圧式の操作ボタンであり、設定時のOKボタンとして用いられる。
キャンセルボタン18は、十字ボタン16の外側でその近くに設けられた押圧式の操作ボタンであり、各種操作時のキャンセルボタンとして用いられる。
再生ボタン19は押圧式の操作ボタンであり、撮影済みの画像をモニタ23に再生表示する再生モードのオン/オフの切り替えに用いられる。また、電源オフ状態で操作されることにより、再生モードで電源をオンさせることができる。この再生ボタン19が撮影モード時に操作されると動作モードが再生モードに切り替えられ、再生モード時に操作されると撮影モードに切り替えられる。
フラッシュボタン20は押圧式の操作ボタンであり、フラッシュ発光部6の発光モードの切り替えに用いられる。例えば、フラッシュボタン20を押圧操作するごとに、被写体輝度に応じて発光する自動発光モード、被写体輝度に関係なく発光させる強制発光モード、発光させない発光禁止モード、赤目軽減モードなどに切り替えられる。
テレビ視聴ボタン21は押圧式の操作ボタンであり、テレビ視聴モードのオン/オフの切り替えに用いられる。また、電源オフ状態で操作されることにより、テレビ視聴モードで電源をオンさせることができる。また、このテレビ視聴ボタン21が撮影モードや再生モード、更にはテレビ視聴予約モード時に操作されると動作モードがテレビ視聴モードに切り替えられる。
視聴予約ボタン22は押圧式の操作ボタンであり、テレビ視聴予約モードのオン/オフの切り替えに用いられる。また、電源オフ状態で操作されることにより、テレビ視聴予約モードで電源をオンさせることができる。また、この視聴予約ボタン22が撮影モードや再生モード、テレビ視聴モード時に操作されると動作モードがテレビ視聴予約モードに切り替えられる。
デジタルカメラ2の側面には、メモリカード24が挿入されるカードスロット25が設けられている。撮影によって作成された画像データは、メモリカード24に記憶される。
図3に示すように、レンズ鏡筒4内には、光軸方向で移動されるズームレンズ26及びフォーカスレンズ27と、絞り機構28、シャッタ機構29が組み込まれている。これらは、ズームモータ30、フォーカスモータ31、絞りモータ32、シャッタモータ33によって駆動される。また、モータ30〜33はドライバ34〜37によって駆動され、ドライバ34〜37はCPU38によって制御される。
CPU38には、電源スイッチ11a、ダイヤルスイッチ12a、レリーズスイッチ13a、ズームスイッチ14a、メニュースイッチ15a、十字スイッチ16a、選択スイッチ17a、キャンセルスイッチ18a、再生スイッチ19a、フラッシュスイッチ20a、テレビ視聴スイッチ21a、視聴予約スイッチ22aが接続されている。CPU38は、これらのスイッチ11a〜22aの入力信号に応じてデジタルカメラ2の各部を制御する。
レンズ鏡筒4の背後には、イメージセンサとしてのCCD40が配置されている。このCCD40は、タイミングジェネレータ41のタイミング信号に基づいて動作し、ズームレンズ26及びフォーカスレンズ27によって結像された被写体画像を撮像する。CCD40は、撮像後にアナログの撮像信号を生成して信号処理回路42に入力する。
信号処理回路42は、CCD40から入力されたアナログの撮像信号をノイズ処理、増幅処理、A/D変換等を行なってデジタルの画像データに変換し、画像処理回路43に入力する。このデジタルカメラ2では、信号処理回路42でアナログ撮像信号の増幅率を変更することにより、いわゆる撮影感度の変更が可能になっている。撮影感度の設定には、100〜3200等のISO感度を指定する設定や、被写体輝度に応じて自動的に変更されるオート設定があり、いずれかが指定される。撮影感度の設定は、メニューボタン15による設定メニューの呼び出しにより変更することができる。
画像処理回路43は、階調変換、ホワイトバランス補正、γ補正処理等の各種画像処理と、YC変換処理とを施す。YC変換処理により輝度信号と色差信号とに変換された画像データは、LCDドライバ44に入力される。ドライバ44は、入力された画像データに基づいてモニタ23にスルー画像を表示させる。
モニタ23はバックライト45を有している。このバックライト45は、CPU38によって制御されるドライバ46によって駆動される。また、メニューボタン15によってモニタ23の明るさ設定が呼び出されたときに、十字ボタン16の操作によって明るさが調整される。
AE/AF制御回路50は、信号処理回路42によって生成された画像データに基づいて被写体の適性露出を算出し、この適性露出に基づいて絞り機構28及びシャッタ機構29を制御する。また、画像データに基づいてフォーカスレンズ27のピント位置を算出し、このピント位置にフォーカスレンズ27を移動させる。
フラッシュ発光部6は、CPU38に制御されるフラッシュ制御回路51によって駆動される。メディアコントローラ52は、カードスロット25に挿入されたメモリカード24を制御して、画像データの書き込み及び読み出しを行なう。画像データの書き込みは、レリーズボタン13が全押しされたときに行われる。
テレビチューナ60は図示しないアンテナを有し、地上波デジタル放送を受信する。地上波デジタル放送では、1チャンネル6MHzの電波帯域を13個に分割したものをセグメントと呼び、1セグメントで約300〜400kbpsの容量がある。このうち、12セグメントについては一般の地上波デジタル放送に使用され、残りの1セグメントが携帯端末向け放送(1セグ放送)に使用される。本実施形態では、この1セグ放送のテレビチューナ60を用いており、受信した映像は、モニタ23に表示される。また、受信した音声はドライバ61を介してスピーカ62から出力される。また、テレビチューナ60は、電子番組表も受信する。なお、テレビチューナ60は地上波アナログ放送を受信するものでもよい。
視聴予約登録部64は、前記電子番組表を用いてお気に入り登録を行う。電子番組表は視聴予約モードが選択されているときにモニタ23に表示される。視聴予約モードでは、一つの番組枠の色や文字が他の番組枠と異なる色で表示され、現在選択されている番組枠であることが示される。この状態で十字ボタン16を操作して指定する番組枠を移動させることにより、十字ボタン16の操作に対応した番組枠が色を変えて、指定された番組枠であることが判る。この番組枠内の番組を指定したい場合には、このとき選択ボタンとしてのメニューボタン15を押すことにより、この番組枠内の番組がお気に入り登録される。
お気に入り登録された番組についての、放送日時、チャンネル番号、放送タイトル等のお気に入り登録データは、不揮発性メモリ(図示せず)に記憶される。なお、電子番組表を用いた予約方法やテレビチューナは一般的に知られており、例えば、特開2006−203753号公報や特開2006−270501号公報などに詳しく説明されている。
時計回路66は、時計機能を備えており、現在日時をCPU38の指令に応じて予告部65に出力する。予告部65は、不揮発性メモリに記憶されたお気に入り登録データの放送開始日時に基づき放送開始日時及び予告開始日時を特定する。そして、時計回路66からの現在日時と、予め設定された予告開始日時(例えば放送開始日時の5分前)に達したときに、報知部67に予告信号を出力する。なお、予告開始日時を特定するための予告開始時間は設定モードにおいて予め任意時間を指定することができ、例えば30秒前〜1時間前の範囲で任意に設定が可能である。また、予告回数も任意に設定することができ、例えば2回を指定し、その予告開始日時を例えば30秒前、5分前とすることにより、視聴忘れをより一層無くすことができる。これら予告部65、時計回路66、報知部67により、予告メッセージ報知部69が構成される。
報知部67は、予告信号を受けたときにアラーム処理を行う。アラーム処理は、モニタ23、スピーカ62、更にはバイブレータ68を用いて行われる。
モニタ23を用いたアラーム処理では、図4に示すように、モニタ23の表示画面70に、使用者に視聴を促すための予告メッセージ71が表示される。予告メッセージ70は、例えば、タイトル71a、放送時刻71b、放送時刻までの残り時間71c等から構成される。この表示を確認することにより、視聴忘れを無くすことができる。また、モニタ23の他に、音声出力、振動出力を選択することにより、スピーカ62による音声出力とバイブレータ68による振動出力とにより予告が行われるため、視聴忘れがなくなる。なお、アラーム処理方法は、モニタ23、スピーカ62、バイブレータ68のいずれか1つを選んでもよく、さらにはこれらを適宜組み合わせて選択してもよい。
図5に示すように、報知部67は、モニタ23の表示画面72に、予告メッセージ71の他に、「視聴→メニューボタンのオン、視聴しない→キャンセルボタンのオン」のような視聴確認メッセージ73を表示する。
前記視聴確認メッセージ73の表示画面のときに、メニューボタン15が押されることにより、予告部65は、報知部67によるアラーム処理後のメッセージ確認操作に応じて、お気に入り登録された放送番組の放送開始時に合わせて、テレビ機能をなす各部の電源をオンにして、指定された放送番組の映像をモニタに表示するとともに、スピーカ62により音声を出力し、放送番組の視聴を可能にする。
視聴確認メッセージ73に対してキャンセルボタンが押されたときには、図5に示すように、キャンセルしてよいかどうかの再確認メッセージ75をモニタ23に表示し、この表示中に選択ボタンが押されたときに、対応するお気に入り登録された放送番組を取り消す操作がなされる。また、再確認メッセージ75の表示中にキャンセルボタン18が押されたときには、その前の表示に戻り、再度の操作入力待ちとなる。なお、所定時間が経過しても何らの操作が無い場合には、キャンセルボタン18が押されたものとみなして、上記のキャンセル処理を行う。なお、設定モードにおいて、所定時間が経過しても何らの操作が無い場合の対処方法を予め任意に設定しておくことができ、逆パターンの設定も可能である。例えば、所定時間が経過しても何らの操作も無い場合に選択ボタン17が押されたものとして視聴予約継続状態を維持する設定を行う。
ROM80には、CPU38がデジタルカメラ2を制御する際に用いられる制御プログラムが記憶されている。CPU38には、デジタルカメラ2の動作モードを制御するモード制御部81が設けられており、このモード制御部81は、各動作モードが選択されたときに対応する処理を行う。RAM82には、CPU38による各部の制御時に発生したデータが適宜記憶される。
前記モード制御部81では、お気に入り登録データがある場合に、スタンバイ状態保持モードとなるように制御を行う。このスタンバイ状態保持モードでは、予告メッセージ報知部69のスタンバイ状態保持部69aによって、電源がオフとされた状態でも、予告部65、時計回路66、報知部67、CPU38等を動作可能状態として、時計回路66からの現在日時と、お気に入り登録データの予告開始日時との照合を行っており、両者が一致したときに、ドライバ44及びモニタ23などを駆動して、予告表示を行う。また、報知部67を介してスピーカ62からアラーム音を発する。また、バイブレータ68によりデジタルカメラ自体を振動させる。
また、モード制御部81では、電源ボタン11、再生ボタン19、テレビ視聴ボタン21、視聴予約ボタン22の押圧操作を常時監視しており、これらボタンが操作されたときに対応するモードにデジタルカメラ2を設定する。
次に、図6〜図9のフローチャートを参照して、本実施形態の作用について説明する。図6に示すように、デジタルカメラ2は、電源オン操作により電源をオンにした後にモード判別処理を行い、判別したモードに移行する。電源オン操作としては、電源ボタン11のオン操作の他に、再生ボタン、テレビ視聴ボタン、視聴予約ボタンのオン操作がある。電源ボタン11が押されると、電源がオンにされて通常撮影モードで立ち上がる。この通常撮影モードではモニタ23にスルー画像が表示される。この状態でレリーズボタン13が押されることにより、AE/AF制御回路50、フォーカスレンズ27、絞り機構28等による自動露出制御、オートフォーカス制御が行なわれて、画像データがメモリカード24に記憶される。また、必要に応じてモードダイヤルを操作して、絞り優先モードやマニュアルモードなどが選択され、これら各モードにおいて撮影が行われる。
図7に示すように、電源オフの状態または通常撮影モードにおいて、再生ボタン19が押されることにより、再生モードが立ち上げられる。そして、メモリカード24から画像データが読み出され、これがモニタ23に表示される。一定時間を経過しても何らの操作が行われない場合や、電源ボタン11が押された場合には、お気に入り登録データの有無を判定し、お気に入り登録データが無い場合には通常の電源オフ処理が行われる。また、お気に入り登録データが有る場合には、スタンバイ状態が保持され、見かけ上の電源がオフにされる。このスタンバイ状態が保持されているときには、予告のための日時照合処理、予告処理、アラーム処理などが行われる。
図8に示すように、電源オフの状態または通常撮影モードにおいて、テレビ視聴ボタン21が押されることにより、テレビ視聴モードが立ち上げられる。このテレビ視聴モードでは、放送データの取得、映像表示、音声出力が行われ、テレビ視聴が可能になり、前回視聴していたチャンネルの1セグ放送を視聴することができる。そして、番組を終了すると、映像表示及び音声出力が停止され、電源オフ処理後に電源がオフになる。なお、電源オフ処理では、他のお気に入り登録データが有る場合には、見かけ上の電源オフとなり、スタンバイ状態が保持されて、放送番組の開始日時の照合、予告処理、アラーム処理が行われる。また、メニューボタンや十字ボタンを操作することにより、所望のチャンネルに変更したり、音量を調節したり、その他の各種モード設定が可能になる。
図9に示すように、電源オフの状態または通常撮影モード、テレビ視聴モードにおいて、テレビ視聴予約ボタン22が押されることにより、視聴予約モードとなる。この視聴予約モードでは、放送番組のお気に入り登録が可能になる。このお気に入り登録では、まず、放送電波から電子番組表データが取得される。そして、この電子番組表がモニタ23に表示される。電子番組表は、例えば時刻を縦軸にチャンネルを横軸にした表であり、日付毎に表示される。番組表上の番組枠のひとつは他のものと比べて異なる地色で表示されており、この状態で選択ボタンが押されることにより、この番組枠の放送番組が指定される。指定する番組枠の変更は十字ボタン16の操作により行われ、視聴したい番組枠の色を変えた後に選択ボタンを押すことにより、お気に入り登録が完了する。このお気に入り登録により、指定された番組枠の放送番組の放送開始日時、タイトル名などが不揮発性メモリに書き込まれる。お気に入り登録は複数可能である。なお、番組枠の特定は地色を変える他に、番組枠の色を変えたり、番組枠の線の太さを変えたりしてもよい。
上記お気に入り登録がなされ、お気に入り登録データが不揮発性メモリに書き込まれると、電源オフの状態となっても、スタンバイ状態保持モードとなり、時計回路66による現在日時とお気に入り登録データの放送開始日時に基づく予告開始日時との照合を行う。そして、両者が一致したときに、モニタ23に予告表示がなされる。このとき、報知部67によりスピーカ62からアラーム音がなり、同時にバイブレータ68によりデジタルカメラ自体が振動する。
ユーザはこのアラーム処理によってお気に入り番組の放送開始時間が迫っていることを知ることができ、その場の状況に応じて、視聴するかしないかを決定し、選択ボタン17またはキャンセルボタン18を押すことができる。選択ボタン17が押されることにより、視聴予約状態となり、視聴開始時間に合わせてテレビチューナ60が作動して、お気に入り登録番組の映像がモニタ23に表示され、またスピーカ62から音声が出力される。これにより、お気に入り登録番組の放送を忘れることが無くなり、確実にお気に入り登録番組を視聴することができる。また、異動先の状況等により視聴しない場合にはキャンセルボタン18が押されることにより、お気に入り番組の登録削除メッセージが表示され、これに応じて選択ボタン17が押されることにより、お気に入り登録データが削除される。したがって、放送開始時間になってもテレビチューナ60が作動することはなく、いきなりテレビ視聴モードになることが避けられる。
また、お気に入り登録が複数なされており、お気に入り登録が残っている場合には、スタンバイ状態保持モードに戻り、次のお気に入り登録に対して同様の予告処理がなされて、同様の処理が行われる。
なお、上記実施形態では、お気に入り登録を行うことで放送開始前に予告するようにしたが、通常の視聴予約登録に対して上記予告処理を行ってもよい。また、視聴予約登録とお気に入り登録とを有する場合には、お気に入り登録時のみに予告処理を行うようにし、視聴予約登録では予告処理することなく放送開始日時になったときに、テレビ視聴モードに自動的に入るように使い分けてもよい。
上記実施形態ではデジタルカメラ2を例にとって説明したが、デジタルカメラ機能とテレビ機能とを有する携帯電話や携帯端末に本発明を実施してもよい。さらには、デジタルカメラ機能がなくテレビ機能がある携帯電話や携帯端末に本発明を実施してもよい。
また、上記実施携帯ではモニタ23に予告メッセージを表示するようにしたが、これに代えて、または加えて、接眼側ファインダ窓を有するビューファインダを有する場合には、このビューファインダの表示部に予告メッセージを表示してもよい。
また、上記実施形態では、予告メッセージを確認した後に、自動的に視聴予約モードとなり、放送開始時間にテレビ視聴モードとしてお気に入り放送番組を自動視聴可能にしているが、これは単に予告メッセージのみを表示するだけでもよい。この場合に、お気に入り登録した放送番組の放送開始時間の直前に最終の予告メッセージを表示し、ユーザの操作によりテレビ視聴モードに設定してもよい。この場合には、ユーザの選択でテレビ視聴モードに入るので、異動先の最新の状況に応じてテレビ視聴するか否かを決定することができる。
また、電子番組表に基づきお気に入り登録や視聴予約に代えて、または加えて、新聞,雑誌等のテレビ欄に記載されているGコードによってお気に入り登録または視聴予約してもよい。また、お気に入り登録や視聴予約の方法は上記のものに限られず、種々の方法により登録や視聴予約してよい。
本発明のデジタルカメラを前側から見た斜視図である。 デジタルカメラを後ろ側から見た斜視図である。 デジタルカメラの機能ブロック図である。 予告メッセージが表示されたモニタの表示画面の一例を示す正面図である。 視聴確認メッセージが表示されたモニタの表示画面の一例を示す正面図である。 撮影モード時の処理を示すフローチャートである。 再生モード時の処理を示すフローチャートである。 テレビ視聴モード時の処理を示すフローチャートである。 視聴予約モード時の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
2 デジタルカメラ
3 カメラ本体
13 レリーズボタン
14 ズームボタン
15 メニューボタン
16 十字ボタン
17 選択ボタン
21 テレビ視聴ボタン
22 視聴予約ボタン
23 モニタ
60 テレビチューナ
64 視聴予約登録部
65 予告部
66 時計回路
67 報知部

Claims (9)

  1. イメージセンサからの撮像信号を受けて画像表示器に画像表示を行う画像表示部と、前記イメージセンサからの撮像信号をシャッタレリーズ操作に応答して画像データに変換しメモリに記録する画像記録部と、テレビ放送電波を受信して前記画像表示器に映像を表示し放送番組を視聴可能にするテレビチューナ部とを有するデジタルカメラにおいて、
    視聴したい番組を視聴予約として登録する視聴予約登録部と、
    前記視聴予約登録部で登録された番組の放送開始前に、視聴を促すための予告メッセージを報知する予告メッセージ報知部とを備えることを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 前記視聴予約登録部は、電子番組表を取得する電子番組表取得部を有し、前記電子番組表に基づき視聴したい番組を視聴予約として登録することを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
  3. 前記視聴予約登録部はお気に入り番組の登録部を有し、このお気に入り番組の登録部に視聴したい番組を視聴予約として登録することを特徴とする請求項1または2記載のデジタルカメラ。
  4. 前記予告メッセージ報知部は、前記画像表示器に前記予告メッセージを表示することを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項記載のデジタルカメラ。
  5. ビューファインダ表示部を有し、前記予告メッセージ報知部は前記予告メッセージを前記ビューファインダ表示部に表示することを特徴とする請求項1ないし4いずれか1項記載のデジタルカメラ。
  6. 前記予告メッセージ報知部は、スピーカまたは振動器を有し、音または振動によって予告メッセージを報知することを特徴とする請求項1ないし5いずれか1項記載のデジタルカメラ。
  7. 前記予告メッセージ報知部は、電源スイッチがオフされた状態で、前記予告メッセージ報知部を作動させるためのスタンバイ状態を保持するスタンバイ状態保持部を有することを特徴とする請求項1ないし6いずれか1項記載のデジタルカメラ。
  8. 前記視聴予約登録部で複数の登録を行ったときに、前記予告メッセージ報知部は、前記予告メッセージを報知した後の一定時間内に操作入力が無く、且つ残りの視聴予約登録が無い場合に対応する視聴予約登録をキャンセルして電源をオフとし、前記予告メッセージを報知した後の一定時間内に操作入力が無く且つ残りの視聴予約登録がある場合に、対応する視聴予約登録をキャンセルして前記スタンバイ状態に戻ることを特徴とする請求項7記載のデジタルカメラ。
  9. イメージセンサからの撮像信号を受けて画像表示器に画像表示を行う画像表示部と、前記イメージセンサからの撮像信号をシャッタレリーズ操作に応答して画像データに変換しメモリに記録する画像記録部と、テレビ放送電波を受信して前記画像表示器に映像を表示し放送番組を視聴可能にするテレビチューナ部とを有するデジタルカメラの放送番組視聴予告方法において、
    視聴したい番組が視聴予約として登録された視聴予約登録データの放送開始日時と、現在日時とに基づき、前記視聴予約された番組の放送開始前に、視聴を促すための予告メッセージを報知することを特徴とするデジタルカメラの放送番組視聴予告方法。
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WO2017212579A1 (ja) * 2016-06-08 2017-12-14 マクセル株式会社 情報処理装置及び番組視聴方法

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