JP2008187586A - データ送信・受信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】受信側だけでなく、送信側の音質をも確保することができ、かつ、リップシンクの問題をも解決することのできるデータ送信・受信システムを提供する。
【解決手段】送信側から受信側へ、映像データ、音声データ、付加データ、および映像クロックを伝送するとともに、受信側から送信側へ、付加データ、および映像クロックを伝送し、受信側で生成して送信側へ伝送される映像クロックまたはその付加データを用いて、映像データおよび/または音声データのクロックレートを調整するようにした。このようにすることで、受信側をマスタークロックとして、送信側クロックを連続的に同期させることで、送受側ともに、高品質のAV再生が可能となり、併せてリップシンクのズレの問題も解決できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、HDMI(High−Definition Muitimedia Interface)など、映像、音声、データなどが多重化されたデジタルインターフェースを用いたデータ送信・受信システムに関し、特に、HDMIを改善して、受信側をクロックマスターとして動作可能なシステムを実現し、クロック純度を活用して高音質化を図ろうとするものである。
近年、HDMIが普及している。これは、1本で映像・音声・付加データを伝送できる特徴があるためである。これは、ますますデジタル機器の接続を便利にし、手軽に機器接続が可能となってきた。しかし、一方で、純粋なオーディオ機器ではないため、高音質を熱望する一部のオーディオマニアなどから音質が良くないと、いう厳しい評価も散見されるようになってきた。実際には、機器固有の問題である実装ノイズ対策が不十分であることが課題であることも多いが、システムとして見て、さらに究極を目指すという観点で、まだまだ改善できる余地が残されていると考えられる。
HDMIの特徴は、送信側で、映像信号と、音声信号がクロックベースでコヒーレント同期していれば、その状態を、そっくりそのまま、受信側へ伝送して投影できる点にある。具体的には、映像クロック(ピクセルクロック)と、付加データを伝送して、コヒーレントな音声クロックを再生する仕組みを有する。各種の映像クロック、音声クロックが選択できるよう用意され、それらの組合せも、数10種類と豊富である。また、それらの全ての組合せに対応する伝送パラメータが用意されている(例えば特許文献1、非特許文献1参照)。
図7は、HDMIを用いた従来のデータ送信・受信システムの一例を示す図である。図において、10は送信側機器、20は受信側機器、15はHDMIケーブルである。送信側機器10は、生成する送信側ピクセルクロック生成手段900と、送信側音声クロック生成手段850と、CTS生成手段100と、BD950を再生して映像信号と音声信号を取り出すBD/DVDデコーダ951と、BD/DVDデコーダ951の出力をエンコードしてHDMIデータDを出力するHDMIデータエンコーダ952と、送信側機器の全体の動作を制御する制御手段610と、を備える。CTS生成手段100は、音声クロック85を制御手段610から与えられる値Nで分周する1/N分周器110と、1/N分周器110の出力をピクセルクロック90で計数するカウンタ120とを備える。また、受信側機器20は、音声クロック再生手段200と、AVデータデコード手段700と、DAコンバータ680と、受信側機器の全体の動作を制御する制御手段620と、を備える。音声クロック再生手段200は、送信側機器10より受信したピクセルクロック(PCK)を送信側機器10より受信したCTS信号で分周する分周器210と、位相比較器(PD)220,電圧制御発振器(VCO)230,及び1/N分周器240で構成されるPLLとを備える。
このように構成された従来のデータ送信・受信システムの動作について説明する。
送信側機器10において、送信側ピクセルクロック生成手段900が生成するピクセルクロック90は、CTS生成手段100に供給されるとともにHDMIケーブル15を介して受信側機器20へ、PCK1として伝送される。CTS生成手段100では、送信側音声クロック生成手段850が生成する音声クロック85を1/N分周器110で1/Nの周波数に分周する。ここで1/N分周器110のパラメータNは制御手段610から与えられる。カウンタ120は、1/N分周器110の分周出力である周波数128Fs/Nの周期を、ピクセルクロックPCK90で計数する。カウンタ120の出力はHDMIケーブル15を介して受信側機器20へ、CTS1として伝送される。また、パラメータNはHDMIケーブル15を介して受信側機器20へ、N1として伝送される。また、BD/DVDデコーダ951はBD950を再生して映像信号と音声信号を取り出し、HDMIデータエンコーダ952はBD/DVDデコーダ951の出力をエンコードしてHDMIデータDを出力する。このデータDはHDMIケーブル15を介して受信側機器20へ、Data1として伝送される。
受信側機器20では、HDMI−1ケーブル15を介して受信したPCK1、CTS1、N1、Data1を基に、音声クロック再生手段200で音声クロック82を再生する。即ち、分周器210で、PCK1をCTS1で分周する。このPCK/CTSとなる周波数を、位相比較器(PD)220,電圧制御発振器(VCO)230,及び1/N分周器240で構成されるPLLでN倍に逓倍する。これにより、128Fsの音声クロック82が再生される。データは、AVデータデコード手段700でデコードし、音声データ70、映像データ71として取り出す。音声データ70は、DAコンバータ680へ供給され、音声クロック再生手段200で再生された音声クロック82のタイミングで、DA変換される。
このようなHDMIで、音質が劣化する要因は、大きくは以下の2つである。
まず1つめは、映像クロック(ピクセルクロック)だけが伝送されて基準となるため、このクロック純度が低いと、音声クロック純度も同様に低くなることである。
2つめには、再生PLLの影響である。図8に、各種のクロックのスペクトラムを例示する。
図8(A)は、水晶発振出力のスペクトラムである。このスペクトラムでは、サイドバンドノイズも少なく、周波数ドリフトも最小で、クロック純度が十分高いことが分かる。
同図(B)は、HDMIを用いて作成したコヒーレントなクロックを、PLLを用いて受信側で再生したときのスペクトラムの一例である。この例では、PLLを構成するVCOなどの影響で、ややジッタの多いクロックとなっている。
また同図(C)は、参考までに、IEEE1394を用いてクロックの送信を行った場合で、非同期クロックのため内在するシステムジッタの影響が出ている一例を示すものである。
高音質の為には、高精度のDAコンバータを、クロック純度の高いクロックで動作させる必要がある。時間軸の揺らぎや、不正確さ(ジッタ)は、DAコンバータで電圧に変換され、信号が歪んだり、ノイズが増加したりするので、例えば同図(C)のようなクロックでは、高音質を望めない。この高音質のためには、クロック純度の高い同図(A)のような特性を示すものが、より良い。
これらの両方を解決するには、受信側に、水晶発振手段を置いて、ジッタの無い高純度クロックを、直接DAコンバータに供給するのが好ましい。
しかしながら、受信側に水晶発振手段を置くためには、長い周期で、データレートを受信側マスターに合わせることが必要になる。そうしなければ、データの過不足が生じるからである。
そのために、受信側から送信側に、周波数偏差情報を返して、これに合わすように、非同期パケツトデータを細かく、あるいは疎く送るようにする、従来技術がある(例えば特許文献2参照)。
次に、この従来技術を、HDMIと組み合わせて解決する場合について述べる。
受信側に水晶発振手段を置いてジッタの無い高純度クロックを直接DAコンバータに供給するために、HDMIを用いて受信側に水晶発信手段を設けて構成した、従来のデータ送信・受信システム9000の例を、図9に示す。
図9において、10は送信側機器、20は受信側機器、15はHDMIケーブルである。
図9において、100はHDMIのオーディオクロック再生システムの一部であるが、ここでは、ピクセルクロックPCK1でオーディオクロック周期の128倍を計数したデータを、CTS1として、NパラメータとともにHDMIで伝送している。200は同じく、HDMIのオーディオクロック再生システムの一部である。PLL構成により、送信側の128倍オーディオクロックと同じ周波数82を再生する。通常は、このHDMIのオーディオクロック再生システムを使用する。
800は水晶発振手段である。水晶発振手段800の出力80を、高音質モードにおいては、高純度な音声クロックとして、使用することが出来る。ところが、受信側をマスターにすると、送信側のクロックとは独立であるため、必然的に周波数差が生じる。この周波数差は、時間と共にデータの過不足を生じさせるようになる。ここで、データの過不足があっても、該データの量を、バッファ容量の一定の範囲内に収める必要がある。そのため、バッファ690のデータフローを管理する制御手段620のコントロールで、送信側機器10に、ARC_CONTが、CEC1を介してフィードバックされる。これに基づいて、制御手段610は、送信側の3つの水晶発振手段を切換える。そのうち、850は中心周波数のもの、860は中心+0.1%の偏差のもの、870は中心−0.1%の偏差のものである。制御の概念を、図10に示す。
同図(A)において、最初はまず、バッファサイズをセンターになるよう、高めの水晶を用いる。その後、中心周波数に戻す。中心周波数ではあっても、若干の周波数差があるため、バッファの格納サイズが所定のref1になる。この場合、アンダーフローを避けるように、+側の水晶を選択する。そうすると、バッファの格納サイズが、所定のref2に達するので、今度は、オーバーフローをさけるため、中心周波数のものに戻す。以降、これを繰り返す。このようにして、バッファが管理され、データレートが平均値として受信側水晶のレートに合致する。同図(B)は、送受の中心周波数ずれが逆の場合であるが、詳細な説明は簡単のため省略する。図9に戻って、これらの動作を説明する。このようにして、受信側水晶でのデータレートフロー制御は、達成できる。
しかしながら、このシステムには、課題がある。すなわち、送信側のクロック周波数を大きく振るので、受信側だけでなく、送信側でも、音声を同時に再生する場合に、音声クロックが大きく変動し、音程が常に高低いずれかかにズレてしまう欠点がある。このようなピッチ、音程のズレは、ハイファイマニアにとっては、容認出来ないものである。
もう1つの課題は、音声クロックと、映像クロックのズレである。音声が受信側に律速されるのに対して、映像が送信側に律速されるため、時間と共に、画と音の時間差が拡大していくことである。
図11はこの様子をグラフ化したものである。相対周波数偏差が、±30ppmと、±100ppmの場合を示す。+100ppmでは、30分以内に+100msの時間差が生じてしまうことが分かる。映画などで経験するリップシンクでは、音が画より遅れる場合に、違和感を感じるのが+100ms程度であるという調査がある(図12参照)。
逆に、音が画より進む場合には、検知限は−20msとさらに厳しくなる。したがって、映像クロックと、音声クロックが非同期であることは、AVコンテンツでは大きな問題になる。
特開2004―23187号公報 特開2002―57636号公報 HDMI (High-Definition Multimedia Interface) Specification V1.3
受信側の再生音質を最優先とするため、水晶発振手段を受信側に置く場合の構成として、データフロー制御による方法を用いた場合には、送信側のクロック変動が大きく、送信側の音質が犠牲になる、という問題があり、また、映像クロックと、音声クロックとの周波数偏差により、リップシンクがずれる、という問題があった。
この発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたもので、受信側だけでなく、送信側の音質をも確保することができ、かつ、リップシンクの問題をも解決することのできるデータ送信・受信システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかるデータ送信・受信システムは、第1の機器から第2の機器へ、映像データ1、音声データ1、付加データ1、および映像クロック1を伝送する第1の伝送手段を備え、第1の機器で生成する映像クロック1を第2の機器へ伝送する基本モードを有するとともに、第2の機器から第1の機器へ、映像クロック2を伝送する第2の伝送手段を備え、第2の機器で生成する映像クロック2を第1の機器へ伝送する第2のモードを、さらに有し、前記第2のモードにおいて、第1の機器は、第2の機器で生成して第1の機器へ伝送される映像クロック2を用いて、第1の機器から送出する映像データ1または音声データ1の両方、または何れかの一方のデータレートを調整するものである。
これにより、送信側のクロックの大きな変動を生ずることなく、送信側から送出する映像、音声データのデータレートを、クロックベースで調整することができて、これにより送信側の音質を確保でき、また、映像クロックと音声クロックの周波数偏差によるリップシンクの問題をも抑制できる。
また、本発明にかかるデータ送信・受信システムは、第1の機器から第2の機器へ、映像データ1、音声データ1、付加データ1、および映像クロック1を伝送する伝送手段を備え、第1の機器で生成する映像クロック1を第2の機器へ伝送する基本モードを有するとともに、第2の機器から第1の機器へ、付加データ2、および映像クロック2を伝送する伝送手段を備え、第2の機器から映像クロック2を第1の機器へ伝送する第2のモードを、さらに有し、第2の機器は、前記第2のモードにおいて、第1の機器から伝送される映像クロック1を第1の機器にそのまま折り返す形で映像クロック2として伝送し、第1の機器は、第2の機器から伝送された付加データ2を用いて音声クロックを再生する音声クロック用PLL、及び、該音声クロック用PLLで再生した音声クロックを元に映像クロックを再生する映像クロック用PLLを備え、該第2のモードにおいて、前記映像クロック用PLLで再生した映像クロックで該第1の機器の内部を動作させるものである。
これにより、送信側のクロックの大きな変動を生ずることなく、送信側から送出する映像、音声データのデータレートを、クロックベースで調整することができて、これにより送信側の音質を確保でき、また、映像クロックと音声クロックの周波数偏差によるリップシンクの問題をも抑制できる。
また、本発明にかかるデータ送信・受信システムは、第1の機器から第2の機器へ、映像データ1、音声データ1、付加データ1、および映像クロック1を伝送する伝送手段を備え、第1の機器で生成する映像クロック1を第2の機器へ伝送する基本モードを有するとともに、第2の機器から第1の機器へ、付加データ2を伝送する伝送手段を備え、第2の機器で生成する付加データ2を第1の機器へ伝送する第2のモードを、さらに有し、第2の機器は、前記第2のモードにおいて、該第2の機器で生成する音声クロックを用いて、該第2の機器に備えたDAコンバータにより、音声データをアナログに変換するとともに、前記第2の機器で生成する音声クロックを、前記基本モードで使用するのと同じ所定の分周比Nで分周した周期を映像クロック1でカウントしたデータを、前記付加データ2として伝送し、第1の機器は、第2の機器から伝送された付加データ2を用いて音声クロックを再生する音声クロック用PLL、及び、該音声クロック用PLLで再生した音声クロックを元に映像クロックを再生する映像クロック用PLLを備え、該第2のモードにおいて、前記映像クロック用PLLで再生した映像クロックで該第1の機器の内部を動作させるようにした、あるいはさらに、前記付加データ2は、第2の機器で生成する音声クロックを、基本モードで使用するのと同じ所定の分周比NのさらにM倍(Mは2以上の整数)で分周してより長周期とするようにしたものである。
これにより、極めて高音質を得る構成を受信側で取りながら、送信側のクロックの大きな変動を生ずることなく、送信側から送出する映像、音声データのデータレートを、クロックベースで調整することができて、これにより送信側の音質を確保でき、また、映像クロックと音声クロックの周波数偏差によるリップシンクの問題をも抑制でき、さらに、送信側と受信側を接続するHDMIケーブルの本数を1本とすることができる。
また、上記水晶発振手段を置いた受信側には、音声データをアナログに変換するDAコンバータを受信側に備えることが好ましい。
また、映像クロックを音声クロックを元として位相同期ループにより再生されたものとすることで、AVリップシンクの問題をも解決することができる。
また、機器間で相互に上記の特別な構成をとることが出来るか否かを問い合わせて、該機能を有する場合にだけ該動作をさせることで、相互互換性の欠如に伴う不具合を回避することができる。
また、システムによっては、レート制御が不可のコンテンツも扱うこともあるため、その場合には、従来のモードを使用するように構成することで、不具合を未然に防止することができる。
以上のように本発明によると、受信側で映像クロック2を生成してこれを送信側へ伝送し、送信側でこの映像クロック2を用いて、送信側から送出する映像データまたは音声データの両方、または何れかの一方のデータレートを調整する構成としたので、送信側のクロックの大きな変動を生ずることなく、送信側から送出する映像、音声データのデータレートを、クロックベースで調整することができて、これにより送信側の音質を確保でき、また、映像クロックと音声クロックの周波数偏差によるリップシンクの問題をも抑制することができる。
また、本発明によると、受信側が、映像クロック2、および付加データ2を送信側へ伝送し、送信側が、受信側から伝送された付加データ2を用いて音声クロックを再生する音声クロック用PLL、及び、該音声クロック用PLLで再生した音声クロックを元に映像クロックを再生する映像クロック用PLLを備え、該映像クロック用PLLで再生した映像クロックで送信側の内部を動作させる構成としたので、送信側から送出する映像、音声データのデータレートを、クロックベースで調整することができて、これにより送信側の音質を確保でき、また、映像クロックと音声クロックの周波数偏差によるリップシンクの問題をも抑制することができる。
また、本発明によると、受信側が、音声クロックを生成する水晶発振手段を備え、該水晶発振手段で生成する音声クロックを用いて、音声データをアナログに変換するとともに、該音声クロックを所定の分周比で分周した周期を映像クロック1でカウントしたデータを、付加データ2として送信側に伝送し、かつ、送信側が、受信側から伝送された付加データ2を用いて音声クロックを再生する音声クロック用PLL、及び、該音声クロック用PLLで再生した音声クロックを元に映像クロックを再生する映像クロック用PLLを備え、該映像クロック用PLLで再生した映像クロックで送信側の内部を動作させる構成としたので、受信側で極めて高音質が得られるとともに、送信側から送出する映像、音声データのデータレートを、クロックベースで調整することができて、これにより送信側の音質を確保でき、また、映像クロックと音声クロックの周波数偏差によるリップシンクの問題をも抑制することができ、さらに、送信側と受信側を接続するHDMIケーブルの本数を1本とすることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1によるデータ送信・受信システム1000の構成を示す。
図1において、送信側機器10は、DVD/BD(ブルーレイディスク)プレーヤ/レコーダ、HDD内蔵テレビ放送受信機、テレビ放送受信機能付きパソコン、HDDレコーダ、などである。受信側機器20は、AVレシーバアンプ、AVシアターシステム、デジタルテレビ、などである。また、HDMI−1ケーブル15により、送信側機器10から受信側機器20へデータ等を伝送する。さらに、HDMI−2ケーブル35は、逆方向に付加データ、クロック等を伝送する。
送信側機器10は、BD950を再生して、映像信号と、音声信号を取り出す機能、映像信号と、音声信号を、比較的簡単に再生するモニター機能(図示せず)を備えている。
また、基本的に、HDMI送信部の一部として、クロックパラメータN,CTSを生成する手段100を備える。また、内部の動作状態、モードに対応して、全体を制御する制御手段610、ピクセルクロックの選択手段631,音声クロックの選択手段633の機能を備えている。また、同時に、HDMI受信部の一部機能として、第2のN,CTSパラメータから、音声クロック2を再生する手段400を拡張機能として備えるものである。
受信側機器20は、シアターシステム用アンプであって、基本的には、HDMI−1の受信部の一部として、音声クロック再生手段200、AVデータデコード手段700、音声信号を再生するDAコンバータ680を備える。また、内部の動作状態、モードに対応して、全体を制御する制御手段620、音声クロックの選択手段640の機能を備えている。また、同時に、受信側独立の音声クロック用水晶発振手段800、音声クロックからピクセルクロックを生成するPLL500、伝送用パラメータN2、CTS2を生成する手段300を、拡張機能として備える。
次に、本実施の形態1のデータ送信・受信システム1000の動作について、図1を参照しながら説明する。
まず、本システムの動作モードのうちの基本モードについて説明する。
この基本モードは、従来の動作モードと同じモードであり、初期状態で、接続相手、すなわち、データ送信装置10、データ受信装置20が、ともに本発明の実施の形態1の動作を行えるものであるか否かが判らない場合などに使用する。
従来の動作モードでは、送信側機器10が、全てのクロックマスターとなる。PCコンテンツなどでは、A(音声)と、V(映像)が非同期であることもあるが、一般的なAVコンテンツであれば、Aと、Vは、同期しており、音声クロックと、映像クロックが、コヒーレントであることが多い。この場合、送信側ピクセルクロック生成手段900と、送信側音声クロック生成手段850は、図示上は別個に描いているが、実際には、同期関係が保たれたコヒーレント状態であり、相互に従属関係にある。
制御手段610は、選択指示データSL11を、ピクセルクロック選択手段631に与え、これにより、ピクセルクロック選択手段631は、送信側ピクセルクロック生成手段900の出力90を、クロック92として出力する。このクロック92は、N,CTSを生成する手段100に供給されるとともに、HDMI−1ケーブル15を介して、受信側機器20へ、PCK1として伝送される。N,CTS生成手段100においては、制御手段610から供給されるNが与えられて、分周器110で音声クロック83を1/Nの周波数に分周する。カウンタ120は、この周波数128Fs/Nの周期を、クロック92、すなわちPCKで計数し、CTS1として出力する。
また、制御手段610は、選択指示データSL12を音声クロックの選択手段633に与え、これにより、音声クロックの選択手段633は、送信側音声クロック生成手段850の出力85を、クロック83として出力する。このクロック83は、N,CTS生成手段100に供給される。これらのクロックに同期して、AVコンテンツデータが、HDMI−1ケーブル15のData1を通じて、受信側機器20へ伝送される。N,CTS生成手段100で生成するN、CTSは、AVコヒーレントの場合は定数となり、HDMI−1ケーブル15を通じて、N1、CTS1として、受信側機器20へ伝送される。
一方の受信側機器20では、HDMI−1ケーブル15を介して受信したPCK1、CTS1、N1、Data1を基に、音声クロック再生手段200で音声クロック82を再生する。詳しくは、以下のようになる。
即ち、分周器210で、PCK1をCTS1で分周する。このPCK/CTSとなる周波数を、PLLでN倍に逓倍する。PLLは、位相比較回路220、電圧制御発振器230、ローカル分周器240からなるループ構成である。これにより、128Fsの音声クロック82が再生される。
データは、AVデータデコード手段700でデコードし、音声データ70、映像データ71として取り出す。音声データ70は、DAコンバータ680へ供給される。また、制御手段620の制御信号SL2により、音声クロックの選択手段640は、音声クロック82を選択して、DAコンバータ680へクロックを供給する。
以上に説明した通り、従来モードである基本動作モードでは、DAコンバータ680の音声クロックは、PLLにより生成された音声クロック再生手段200の出力であり、それは、ピクセルクロックPCK1を媒介し、送信側機器10にある送信側音声クロック生成手段850を基準とするものである。前述したように、PLLで生成するクロック純度は、さほど高くなく、他のクロックを媒介すると、純度はさらに低下する。
以上説明した従来モードである基本動作モードに加えて、本実施の形態1によるシステムは、第2のモードを有する。次に、第2のモードにおける動作について説明する。
第2のモードでは、受信側機器20が音声クロックのマスターになる。すなわち、水晶発振手段800の水晶音声クロック80を基準にして、クロックシステムが形成される。
受信側機器20において、音声クロックからピクセルクロックを生成するPLL500に、クロック80を供給して、水晶音声クロック80と同期した、即ちこれとコヒーレントなピクセルクロック91を生成する。詳しくは、以下のようになる。
即ち、水晶音声クロック80は、分周器510で1/Nに分周され、電圧制御発振器530、ローカル分周器540、位相比較回路520からなるPLLで、映像モードと、音声サンプリング周波数のモードに対応して、HDMI規格で定める所定のCTS値であるNominalCTS倍の周波数に逓倍される。このNominalCTSは、制御手段620より供給する。このように、クロックの周波数は、水晶音声クロック80のCTS/N倍の周波数となり、ピクセルクロック91(=PCK2)となる。
次に、伝送用パラメータN2、CTS2を生成する手段300へ、水晶音声クロック80と、ピクセルクロック91を入力して、伝送用パラメータN2、CTS2を生成する。伝送用パラメータN2、CTS2を生成する手段300は、前記したN,CTSを生成する手段100と同様の構成であり、動作も同じであるので、詳細な説明は省略する。
HDMI−2ケーブル35を介して、ピクセルクロック91は、PCK2として、CTS2、N2とともに、送信側機器10へ伝送される。
送信側機器10では、HDMI−2ケーブル35からのクロックと、パラメータとを受信して、第2のN,CTSパラメータN2、CTS2から、音声クロック2を再生する手段400により、音声クロック81を再生する。制御手段610の制御により、SL12が音声クロックの選択手段633へ供給され、音声クロック81が選択されて、クロック83として出力される。第2のN,CTSパラメータから音声クロック2を再生する手段400は、図面の方向は逆であるが、音声クロック再生手段200の構成と同様であり、動作も同じであるので、詳細な説明は省略する。
一方、HDMI−2ケーブル35から送信側機器10へ供給されたPCK2が、ピクセルクロック選択手段631で、制御手段610の制御により選択され、クロック92として出力される。送信側機器10は、これら2つのクロックに同期して全体が一体動作する。すなわち、BDからのデータ読み出し、デコードからのAVモニタ出力などである。勿論、HDMI−1ケーブル15への出力も、これら2つのクロックを基準にする。すなわちこれを、N,CTSを生成する手段100へ供給すると同時に、PCK1として、クロック92を出力する。
一方の受信側機器20では、HDMI−1ケーブル15を介して受信したPCK1、CTS1、N1、Data1を基に、音声クロック再生手段200で、音声クロック82を再生する。音声クロック82は、源となる水晶音声クロック80を基準として、一旦送信側機器10へ伝送された後、再び、受信側機器20へ戻される。一巡してしまうため、一見無意味のように見えるが、そうではない。巡回の各部において、それぞれのクロックに同期した送信側機器10でのデータ再生が行われ、HDMI−1ケーブル15のデータ伝送も、それに同期して全体のデータレートが決まり動作するので、重要な意味がある。ただ一巡してきたクロック82そのものは、スペクトラム純度が低下しているので、DAコンバータ680のクロックには適さず、オリジナルである高純度の水晶音声クロック80の方を用いる。すなわち、制御手段620の制御信号SL2で、音声クロックの選択手段640を制御し、水晶発振手段800の出力クロック80を、DAコンバータ680の音声クロックとして供給する。
以上の説明で明らかなように、第2のモードでは、受信側機器20が音声クロックのマスターになって、送信側機器10を含めた全体が、完全にAV同期するシステムを構成できる。
上記の構成により、極めて高音質を得る構成を受信側で取りながら、同時に送信側のクロック変動も無く、また、映像クロックとの周波数偏差も生じないので、受信側だけでなく、送信側の音質も確保し、リップシンクの問題も生じないという特有の効果を、得ることができる。
次に、本実施の形態1によるシステムの動作について、図2に示した概要動作フローを参照しながら説明する。
まず、基本動作モードから、本発明の実施の形態1における特徴である第2のモードへ遷移するシーケンスについて説明する。
図2において、送信側機器10の動作を、左の点線内に、受信側機器20の動作状態を、右の点線内に示す。
まず、第2のモードの”可否”を、送信側機器10から、受信側機器20へ問い合わせる(S101)。
受信側機器20は、これに”可”と答える(S201)。
第2のモードの機能を有するとの回答である場合、送信側機器10は、内部の動作モードを、第2のモードに変え、同時に、受信側機器20に、音声クロックからピクセルクロックを生成するPLL500の出力(すなわちPCK2=クロック91)の安定/非安定を問い合わせる。
受信側機器20は、PLL500の出力の安定/非安定を自己判定し、これに答える(S203)。
次に、送信側機器10は、第2のN,CTSパラメータから、音声クロック2を再生する手段400の出力(音声クロック2=クロック81)の安定/非安定を自己判定する(S104)。
OKであれば、音声クロックの選択手段633、ピクセルクロック選択手段631を、制御手段610で制御し、音声クロック、及びピクセルクロックとして、第2のN,CTSパラメータから音声クロック2を再生する手段400の出力、及びPCK2を選択する(S105,S106)。
送信側機器10は、完全に第2のモードへ移行したことを、受信側機器20へ報告する(S107)。
受信側機器20は、これを受け、制御手段620の制御信号SL2で、音声クロックの選択手段640を制御し、水晶発振手段800の出力クロック80を、DAコンバータ680の音声クロックとして供給する(S208)。
最後に、受信側機器20が、第2のモードへ移行完了したことを、送信側機器10へ報告する(S209)。
送信側機器10は、これを受けて、第2のモードへの移行シーケンスを完了する(S110)。
このようにして、機器間で相互に第2のモード時の特別な構成をとることが出来るか否かを問い合わせて、該機能を有する場合にだけその動作を行い得るようにすることで、相互互換性の欠如に伴う不具合を防止することができる。
また、システムによっては、放送受信や、外部入力信号のリピート伝送など、レート制御が不可のコンテンツも扱うこともあるため、その場合には、従来のモードである基本動作モードを使用するように構成することで、データフローのオーバー/アンダーなどの不具合を未然に防止することができる。
以上のような本実施の形態1のデータ送信・受信システムでは、送信側機器から受信側機器へ、映像データ1、音声データ1、付加データ1、および映像クロック1を伝送する伝送手段を備え、かつ、受信側機器から送信側機器へ、付加データ2、および映像クロック2を伝送する伝送手段を、さらに備え、第2の機器で生成して第1の機器へ伝送される映像クロック2を用いて、送信側機器から送出する映像データ1、または音声データ1の両方、またはいずれか一方のデータレートを調整する構成としたので、受信側に音声クロックを生成する水晶発振手段を設けて、関連する映像クロック2、および付加データ2を送信側へ伝送することにより、従来モードに加え、極めて高音質を得る構成を受信側で取りながら、送信側のクロックの大きな変動を生ずることなく、送信側から送出する映像、音声データのデータレートを、クロックベースで調整することができて、これにより送信側の音質を確保でき、また、映像クロックと音声クロックの周波数偏差によるリップシンクの問題をも抑制できるシステムを得ることができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2によるデータ送信・データ受信システムの構成を示す。
図3において、図1と同様の手段には、同一番号を付し、説明を省略する。
本実施の形態2は、水晶発振手段800を受信側機器20に置いて、直接DAコンバータ680に高純度なクロックを供給する構成は、前記実施の形態1におけると同じであるが、本実施の形態2では、水晶音声クロック80を基準にしてピクセルクロックを生成する機能を、送信側機器10側に移動しているものである。
次に、本実施の形態2のデータ送信・受信システム1000の動作について、図3を参照しながら説明する。
基本モードの動作については、実施の形態1と同様であり、以下、第2のモードの動作について説明する。
受信側機器20において、水晶発振手段800の水晶音声クロック80を基準にして、クロックシステムが形成される。受信側機器20においては、クロック80を伝送用パラメータN2、CTS2を生成する手段300に供給して、パラメータを生成し、HDMI−2ケーブル35を介して、送信側機器10へ伝送する。この時、PCKは、送信側機器10から受信したPCK1を供給する。HDMI−2ケーブル35へ供給するPCK2も、PCK1を、折り返し供給する。
送信側機器10では、HDMI−2ケーブル35からのクロックと、パラメータを受信して、第2のN,CTSパラメータN2、CTS2から、音声クロック2を再生する手段400により、音声クロック81を再生する。この音声クロック81は、音声クロック80と同期したものである。この時点では、PCKの周波数が不定であるが、送信側機器10と、受信側機器20で共通でありさえすれば、大きな問題はなく、音声クロック同士の同期関係は正しく動作する。制御手段610の制御により、SL12が音声クロックの選択手段633へ供給され、音声クロック81が選択されて、クロック83として出力される。
次に、送信側機器10側の音声クロックから、ピクセルクロックを生成するPLL500へクロック83を供給する。こうして、クロック83に同期したピクセルクロック91を出力するピクセルクロック91は、ピクセルクロック選択手段631で、制御手段610の制御により選択され、クロック92として出力される。送信側機器10は、これら2つのクロックに同期して、全体動作する。すなわち、BDからのデータ読み出し、デコードからのAVモニタ出力などである。勿論、HDMI−1ケーブル15への出力も、これら2つのクロックを基準にする。すなわちこれを、N,CTSを生成する手段100へ供給すると同時に、PCK1としてクロック92を出力する。
受信側機器20では、HDMI−1ケーブル15を介して受信したPCK1、CTS1、N1、Data1を基に、音声クロック再生手段200で、音声クロック82を再生する。一巡してきたクロック82そのものは、スペクトラム純度が低下しているので、DAコンバータ680のクロックには適さず、オリジナルの高純度の水晶音声クロック80の方を用いる。すなわち、制御手段620の制御信号SL2で、音声クロックの選択手段640を制御し、水晶発振手段800の出力クロック80を、DAコンバータ680の音声クロックとして供給する。
以上の説明から明らかなように、本実施の形態2においても、実施の形態1の場合と同様に、第2のモードでは受信側機器20が音声クロックのマスターになって、送信側機器10を含めた全体が、完全にAV同期するシステムを構成することができる。
しかも、極めて高音質を得る構成を、受信側で取りながら、同時に、送信側のクロック変動も無く、また、映像クロックとの周波数偏差も生じないので、受信側だけでなく、送信側の音質も確保し、リップシンクの問題も生じないという特有の効果を、同様に得ることができる。
次に、本実施の形態2によるシステムの動作について、図4に示した概要動作フローを参照しながら説明する。
図4において、送信側機器10の動作を、左の点線内に、受信側機器20の動作状態を、右の点線内に示す。
まず、第2のモードの”可否”を、送信側機器10から、受信側機器20へ問い合わせる(S101)。
受信側機器20は、これに”可”と答える(S201)。
第2のモード機能を有するとの回答である場合、送信側機器10は、内部の動作モードを、第2のモードに変える(S102)。
次に、送信側機器10は、第2のN,CTSパラメータから、音声クロック2を再生する手段400の出力(音声クロック2=クロック81)の安定/非安定を自己判定する(S103)。
OKであれば、音声クロックの選択手段633、ピクセルクロック選択手段631を、制御手段610で制御し、それぞれ音声クロックとして、クロック81を選択する(S104)。
次に、音声クロックから、ピクセルクロックを生成するPLL500の出力(すなわちPCK2=クロック91)の安定/非安定を、自己判定する(S105)。
OKであれば、ピクセルクロック選択手段631を制御手段610で制御し、ピクセルクロックとして、第2のN,CTSパラメータから、音声クロック2を再生する手段400の出力、PCK2(ピクセルクロック91)を、選択する(S106)。
送信側機器10は、完全に第2のモードへ移行したことを、受信側機器20へ報告する(S107)。
受信側機器20はこれを受け、制御手段620の制御信号SL2で、音声クロックの選択手段640を制御し、水晶発振手段800の出力クロック80を、DAコンバータ680の音声クロックとして供給する(S208)。
最後に、受信側機器20が第2のモードへ移行完了したことを、送信側機器10へ報告する(S209)。
送信側機器10は、これを受けて、第2のモードへの移行シーケンスを完了する(S110)。
このようにして、前記実施の形態1と同様に、機器間で相互に第2のモード時の特別な構成をとることが出来るか否かを問い合わせて、該機能を有する場合にだけその動作を行いえるようにすることで、相互互換性の欠如に伴う不具合を防止することができる。
また、システムによっては、放送受信や外部入力信号のリピート伝送など、レート制御が不可のコンテンツも扱うこともあるため、その場合には、従来のモードである基本動作モードを使用するように構成することで、不具合を未然に防止することができる点も、前記実施の形態1と同様である。
また、実施の形態1と異なる構成により、送信側機器10側に機能を集約させることが出来るので、受信側機器20の構成が簡単となり、モード移行のシーケンスをシンプルにできる効果も生まれる。
以上のような本実施の形態2のデータ送信・受信システムでは、受信側機器が、第2のモードにおいて、送信側機器から伝送される映像クロック1を送信側機器にそのまま折り返す形で映像クロック2として伝送するとともに、送信側機器が、受信側機器から伝送された付加データ2を用いて音声クロックを再生する音声クロック用PLL400、及び、該音声クロック用PLL400で再生した音声クロックを元に映像クロックを再生する映像クロック用PLL500を備え、第2のモードにおいて、前記映像クロック用PLL500で再生した映像クロックで送信側の内部を動作させる構成としたので、送信側のクロックの大きな変動を生ずることなく、送信側から送出する映像、音声データのデータレートを、クロックベースで調整することができて、これにより送信側の音質を確保でき、また、映像クロックと音声クロックの周波数偏差によるリップシンクの問題をも抑制できるシステムを得ることができる。
(実施の形態3)
図5および図6は、本発明の実施の形態3によるデータ送信・受信システムの構成を示す。
図5および図6において、図3と同様の手段は、同一番号を付し、説明を省略する。
本実施の形態3は、前記実施の形態2で使用したHDMI−2ケーブル35を廃止し、代わりに、HDMI−1ケーブル15の双方向バスを利用する構成としたものである。
次に、本実施の形態3のデータ送信・受信システム3000の動作について、図5を参照しながら説明する。
基本モードの動作については、実施の形態1と同様であり、以下、第2のモードの動作について説明する。
受信側機器20において、PCKは、送信側機器10から受信したPCK1を、グローバルに使用する。送信側機器10でも、同様にPCK1をグローバルに使用する。パラメータNは、もとより送受で共通パラメータであるので、従来モードで伝送することで充分である。
受信側機器20から、送信側機器10へリターンさせるCTSだけが、システム的に追加パラメータとなるため、HDMI−1ケーブル15のCECラインを、このために活用する。CECは、双方向バスであり、相互の制御のためのものである。この制御データに、受信側機器20から送信側機器10へ返すCTSパラメータ(RCTS)を載せることで、図3と同様に動作をさせることが出来るようになる。
すなわち、HDMIケーブルを、双方向で使用し、計2本必要であったのを、1本に簡単化できるメリットがある。
ただ、CECのバスラインで伝送できる帯域は狭く、RCTSを頻繁に伝送できない畏れがある。すなわち、必要とする伝送周期0.7ms〜3.0msに対して、マージンが不足する。
図6は、図5で課題であった帯域のマージン不足を解決するため、所要の伝送周期を1024倍にした構成である。
図6において、伝送用パラメータRCTSを生成する手段300の構成を変更している。また、送信側機器10において、RCTSパラメータから、音声クロック2を再生する手段400の構成を変更している。具体的には、分周数を1024倍としてPLLの比較周期を延ばす構成としている。このようなPLLの動作は、ジッタが増える傾向にある。ジッタが増えるので、一般には好ましくないが、この点は、本実施の形態3においては、受信側でジッタのない水晶音声クロック80を使う構成であり、既にこの課題は解決できるものであり、上記PLLを、データレートの制御のために用いても、ジッタが増えるという問題は生じないものである。すなわち、上記構成のPLLを用いることにより、HDMIケーブルを1本にできる効果が得られることのメリットの方がはるかに大きく、経済的な効果を奏するものとなる。
以上のような本実施の形態3のデータ送信・受信システムでは、受信側機器が、第2のモードにおいて、該受信側機器で生成する音声クロックを用いて、受信側機器に備えたDAコンバータにより、音声データをアナログに変換するとともに、該受信側機器で生成する音声クロックを、基本モードで使用するのと同じ所定の分周比Nで分周した周期を映像クロック1でカウントしたデータを、付加データ2として伝送し、送信側機器が、受信側機器から伝送された付加データ2を用いて音声クロックを再生する音声クロック用PLL400、及び、該音声クロック用PLL400で再生した音声クロックを元に映像クロックを再生する映像クロック用PLL500を備え、第2のモードにおいて、映像クロック用PLL500で再生した映像クロックで送信側の内部を動作させる構成とした、あるいはさらに、付加データ2を、第2の機器で生成する音声クロックを、基本モードで使用するのと同じ所定の分周比NのさらにM倍(Mは2以上の整数)で分周してより長周期とする構成としたので、極めて高音質を得る構成を受信側で取りながら、送信側のクロックの大きな変動を生ずることなく、送信側から送出する映像、音声データのデータレートを、クロックベースで調整することができて、これにより送信側の音質を確保でき、また、映像クロックと音声クロックの周波数偏差によるリップシンクの問題をも抑制でき、さらに、送信側と受信側を接続するHDMIケーブルの本数を1本とできるシステムを得ることができる。
なお、上記の各実施の形態では、装置の構成として説明したが、これはプログラムを用いたソフト処理を用いた方法であっても良い。また、AVの同期関係についても、その効果を増すためにコヒーレントであるのが、好都合であるが、必ずしもコヒーレントでなくとも、本来の目的は達成できるものである。
本発明に係るデータ送信方法、データ受信方法、データ送信装置、データ受信装置は、高画質、高音質を重視する民生用あるいは業務用の送受分離型のシアターシステム等に有用である。
本発明の実施の形態1によるデータ送信・受信システム1000の構成図である。 前記実施の形態1におけるシステムの動作フロー図である。 本発明の実施の形態2によるデータ送信・受信システム2000の構成図である。 前記実施の形態2によるシステムの動作フロー図である。 本発明の実施の形態3によるデータ送信・受信システム3000の構成図である。 前記実施の形態3の変形例によるデータ送信・受信システム3010の構成図である。 従来のデータ送信・受信システム7000の構成図である。 各種のクロックのスペクトラムを示す図である。 従来のデータ送信・受信システム9000の構成図である。 従来のデータ信号フロー制御の説明図である。 AVクロックの偏差による時間ズレの説明図である。 AVクロックの偏差による時間ズレの評価説明図である。
符号の説明
1000 データ送信・受信システム
2000 データ送信・受信システム
3000 データ送信・受信システム
3010 データ送信・受信システム
10 送信側機器
20 受信側機器
15 HDMI−1ケーブル
35 HDMI−2ケーブル
100 N,CTSを生成する手段
200 音声クロック再生手段
300 伝送用パラメータN2、CTS2を生成する手段
400 第2のN,CTSパラメータから音声クロック2を再生する手段
500 音声クロックからピクセルクロックを生成するPLL
700 AVデータデコード手段
800 水晶発振手段
850 送信側音声クロック生成手段
900 送信側ピクセルクロック生成手段

Claims (13)

  1. 第1の機器から第2の機器へ、映像データ1、音声データ1、付加データ1、および映像クロック1を伝送する第1の伝送手段を備え、第1の機器で生成する映像クロック1を第2の機器へ伝送する基本モードを有するとともに、
    第2の機器から第1の機器へ、映像クロック2を伝送する第2の伝送手段を備え、第2の機器で生成する映像クロック2を第1の機器へ伝送する第2のモードを、さらに有し、
    前記第2のモードにおいて、第1の機器は、第2の機器で生成して第1の機器へ伝送される映像クロック2を用いて、第1の機器から送出する映像データ1または音声データ1の両方、または何れかの一方のデータレートを調整する、
    ことを特徴とするデータ送信・受信システム。
  2. 請求項1に記載のデータ送信・受信システムにおいて、
    前記第2の機器は、前記第2のモードにおいて、該第2の機器で生成する音声クロックを用いて音声データをアナログに変換するDAコンバータを、備えた、
    ことを特徴とするデータ送信・受信システム。
  3. 請求項1に記載のデータ送信・受信システムにおいて、
    前記第2のモードにおいて、第2の機器は、前記映像クロック2を、前記第2の機器で生成する音声クロックを元に、位相同期ループにより再生する、
    ことを特徴とするデータ送信・受信システム。
  4. 請求項1に記載のデータ送信・受信システムにおいて、
    前記第1の機器は、該第1の機器の制御手段により、前記第2の機器が第2のモードの機能を有するか否かを問い合わせ、該機能を有すると判断したとき、自身の動作モードを第2のモードに切り換えるとともに、該第2のモードに切り換えたことを第2の機器に通知する、
    ことを特徴とするデータ送信・受信システム。
  5. 請求項1に記載のデータ送信・受信システムにおいて、
    前記第2の機器は、該第2の機器の制御手段により、前記第1の機器が第2のモードの機能を有するか否かを問い合わせ、該機能を有すると判断したとき、自身の動作モードを第2のモードに切り換えるとともに、該第2のモードに切り換えたことを第1の機器に通知する、
    ことを特徴とするデータ送信・受信システム。
  6. 請求項1に記載のデータ送信・受信システムにおいて、
    前記第1の機器は、該第1の機器の制御手段により、前記第2の機器が第2のモードの機能を有するか否かを問い合わせ、該機能を有すると判断したとき、該第1の機器で選択したコンテンツデータがそのデータレートを変更できない場合、動作モードを基本モードのままとする、
    ことを特徴とするデータ送信・受信システム。
  7. 第1の機器から第2の機器へ、映像データ1、音声データ1、付加データ1、および映像クロック1を伝送する伝送手段を備え、第1の機器で生成する映像クロック1を第2の機器へ伝送する基本モードを有するとともに、
    第2の機器から第1の機器へ、付加データ2、および映像クロック2を伝送する伝送手段を備え、第2の機器から映像クロック2を第1の機器へ伝送する第2のモードを、さらに有し、
    第2の機器は、前記第2のモードにおいて、第1の機器から伝送される映像クロック1を第1の機器にそのまま折り返す形で映像クロック2として伝送し、
    第1の機器は、第2の機器から伝送された付加データ2を用いて音声クロックを再生する音声クロック用PLL、及び、該音声クロック用PLLで再生した音声クロックを元に映像クロックを再生する映像クロック用PLLを備え、該第2のモードにおいて、前記映像クロック用PLLで再生した映像クロックで該第1の機器の内部を動作させる、
    ことを特徴とするデータ送信・受信システム。
  8. 請求項7に記載のデータ送信・受信システムにおいて、
    第2の機器は、前記第2のモードにおいて、該第2の機器で生成する音声クロックを用いて音声データをアナログに変換するDAコンバータを、備えた、
    ことを特徴とするデータ送信・受信システム。
  9. 請求項7に記載のデータ送信・受信システムにおいて、
    前記第1の機器は、該第1の機器の制御手段により、前記第2の機器が第2のモードの機能を有するか否かを問い合わせ、該機能を有すると判断したとき、自身の動作モードを第2のモードに切り換えるとともに、第2のモードに切り換えたことを第2の機器に通知する、
    ことを特徴とするデータ送信・受信システム。
  10. 請求項7に記載のデータ送信・受信システムにおいて、
    前記第2の機器は、該第2の機器の制御手段により、前記第1の機器が第2のモードの機能を有するか否かを問い合わせ、該機能を有すると判断したとき、自身の動作モードを第2のモードに切り換えるとともに、第2のモードに切り換えたことを第1の機器に通知する、
    ことを特徴とするデータ送信・受信システム。
  11. 請求項7に記載のデータ送信・受信システムにおいて、
    前記第1の機器は、該第1の機器の制御手段により、前記第2の機器が第2のモードの機能を有するか否かを問い合わせ、該機能を有すると判断したとき、該第1の機器で選択したコンテンツデータがそのデータレートを変更できない場合、動作モードを基本モードのままとする、
    ことを特徴とするデータ送信・受信システム。
  12. 第1の機器から第2の機器へ、映像データ1、音声データ1、付加データ1、および映像クロック1を伝送する伝送手段を備え、第1の機器で生成する映像クロック1を第2の機器へ伝送する基本モードを有するとともに、
    第2の機器から第1の機器へ、付加データ2を伝送する伝送手段を備え、第2の機器で生成する付加データ2を第1の機器へ伝送する第2のモードを、さらに有し、
    第2の機器は、前記第2のモードにおいて、該第2の機器で生成する音声クロックを用いて、該第2の機器に備えたDAコンバータにより、音声データをアナログに変換するとともに、前記第2の機器で生成する音声クロックを、前記基本モードで使用するのと同じ所定の分周比Nで分周した周期を映像クロック1でカウントしたデータを、前記付加データ2として伝送し、
    第1の機器は、第2の機器から伝送された付加データ2を用いて音声クロックを再生する音声クロック用PLL、及び、該音声クロック用PLLで再生した音声クロックを元に映像クロックを再生する映像クロック用PLLを備え、該第2のモードにおいて、前記映像クロック用PLLで再生した映像クロックで該第1の機器の内部を動作させる、
    ことを特徴とするデータ送信・受信システム。
  13. 請求項12に記載のデータ送信・受信システムにおいて、
    前記付加データ2は、第2の機器で生成する音声クロックを、基本モードで使用するのと同じ所定の分周比NのさらにM倍(Mは2以上の整数)で分周してより長周期とした、
    ことを特徴とするデータ送信・受信システム。
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