JP2008185952A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2枚の液晶表示パネルを用いて3次元表示する表示装置における、2枚の液晶表示パネルの干渉によるモアレを防止する。
【解決手段】上液晶表示パネル1と下液晶表示パネル2の間に上レンズアレイ31および下レンズアレイ32を設置することにより、モアレ、画像のにじみを防止する。この構成によれば、輝度、コントラストの低下を抑制することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は表示装置に係り、特に2枚の液晶パネルを使用して3次元画像を得る装置に関する。
3次元画像を表示する方法のひとつとして、2枚の透過型表示パネルを間隔をもって配置し、2枚の透過型表示パネルに同様な画像を形成し、2枚の画像の輝度を制御することによって奥行き感を出して3次元画像を形成する技術がある。このような方式を開示したものとして「特許文献1」を上げることができる。このような透過型表示装置の代表は液晶表示パネルである。
液晶表示パネルには、多数の走査線、ビデオ信号線が交差して配置されている。そして、走査線、ビデオ信号線で囲まれた部分に画素が形成されている。したがって、画面を微視的に見れば明るい部分と暗い部分が規則的に生じていることになる。2枚の液晶表示パネルを距離を隔てて重ねて配置して画像を形成すると、各液晶表示パネルに規則的に形成される暗い部分と明るい部分とが、干渉を起こし、いわゆるモアレを発生する。このような構成において発生するモアレを対策するために、2枚の液晶パネルの間に光を拡散する層を配置することが「特許文献2」に記載されている。
特開2001−54144号公報 特許第3335998号
特許文献2に記載のように、2枚の液晶表示パネルの間に拡散層を配置すると、モアレは低減することができるが、副作用として、正面輝度の低下、コントラストの低下、画像のにじみ(画像の輪郭のぼやけ)等が発生する。
本発明の課題は、2枚の液晶表示パネルを距離を置いて配置して、2枚の液晶パネルへの画像信号を制御することによって3次元画像を得る方式において、上記のようなモアレを低減するとともに、正面輝度の低下、コントラストの低下、画像のにじみ等の副作用を防止する表示装置を提供することである。
2枚の液晶表示パネルを距離を置いて配置して、2枚の液晶表示パネルへの画像信号を制御することによって3次元画像を得る方式において、2枚の液晶表示パネルの間に2つのレンズアレイを配置することにより、モアレおよび画像のにじみを抑制する。具体的な手段は次のとおりである。
(1)第1の液晶表示パネルと前記第1の液晶表示パネルの後方に所定の間隔を隔てて第2の液晶表示パネルが設置され、前記第2の液晶表示パネルの後方にはバックライトが設置されて、前記第1の液晶表示パネルの前方から画像を視認する表示装置であって、前記第1の液晶表示パネルと前記第2の液晶表示パネルとの間には特定方向よりも、前記特定方向と直角方向に光を強く集束する第1のレンズアレイと前記特定方向とは異なる方向と直角方向に光を強く集束する第2のレンズアレイが設置されていることを特徴とする表示装置。
(2)前記第1のレンズアレイは前記特定方向には光を集束しないレンズアレイであり、前記第2のレンズアレイは前記特定方向と異なる方向には光を集束しないレンズアレイであることを特徴とする(1)に記載の表示装置。
(3)前記特定方向および前記特定方向と異なる方向は前記第1の液晶表示パネルの長辺または前記第2の液晶表示パネルの長辺に対して角度を有していることを特徴とする(1)に記載の表示装置。
(4)前記特定方向および前記特定方向と異なる方向は前記第1液晶表示パネルの長辺または前記第2の液晶表示パネルの長辺とは40度乃至75度の角度を有していることを特徴とする(1)に記載の表示装置。
(5)前記特定方向および前記特定方向と異なる方向は前記第1液晶表示パネルの長辺または前記第2の液晶表示パネルの長辺とは55度乃至75度の角度を有していることを特徴とする(1)に記載の表示装置。
(6)前記第1のレンズアレイまたは前記第2のレンズアレイは前記第2の液晶表示パネルに接して設置されていることを特徴とする(1)に記載の表示装置。
(7)前記第1のレンズアレイまたは前記第2のレンズアレイはレンチキュラーレンズであることを特徴とする(1)に記載の表示装置。
(8)前記レンチキュラーレンズの各レンズの間の谷間は曲線状であることを特徴とする(1)に記載の表示装置。
(9)前記第1のレンズアレイまたは前記第2のレンズアレイのレンズ断面は波状であることを特徴とする(1)に記載の表示装置。
(10)前記第1のレンズアレイまたは前記第2のレンズアレイのレンズ断面は頂角が90度よりも大きい3角形であることを特徴とする(1)に記載の表示装置。
(11)前記第1のレンズアレイまたは前記第2のレンズアレイのレンズ断面は台形であることを特徴とする(1)に記載の表示装置。
(12)前記第1のレンズアレイまたは前記第2のレンズアレイのレンズ断面は先端が頂点となっている5角形であることを特徴とする(1)に記載の表示装置。
(13)前記第1のレンズアレイまたは前記第2のレンズアレイのピッチPとレンズの高さHの関係は、H/P≦1/10であることを特徴とする(1)に記載の表示装置。
(14)前記第1のレンズアレイまたは前記第2のレンズアレイのピッチPとレンズの高さHの関係は、H/P≦1/7であることを特徴とする(1)に記載の表示装置。
(15)第1の液晶表示パネルと前記第1の液晶表示パネルの後方に所定の間隔を隔てて第2の液晶表示パネルが設置され、前記第2の液晶表示パネルの後方にはバックライトが設置されて、前記第1の液晶表示パネルの前方から画像を視認する表示装置であって、前記第1の液晶表示パネルと前記第2の液晶表示パネルとの間には特定方向よりも、前記特定方向と直角方向に光を強く集束する第1のレンズアレイシートと前記特定方向とは異なる方向と直角方向に光を強く集束する第2のレンズアレイシートが設置されていることを特徴とする表示装置。
(16)第1の液晶表示パネルと前記第1の液晶表示パネルの後方に所定の間隔を隔てて第2の液晶表示パネルが設置され、前記第2の液晶表示パネルの後方にはバックライトが設置されて、前記第1の液晶表示パネルの前方から画像を視認する表示装置であって、前記第1の液晶表示パネルと前記第2の液晶表示パネルとの間にはレンズアレイシートが設置され、前記レンズアレイシートの第1の面には特定方向よりも、前記特定方向と直角方向に光を強く集束する第1のレンズアレイが形成され、前記レンズアレイシートの第2の面には前記特定方向とは異なる方向と直角方向に光を強く集束する第2のレンズアレイが形成されていることを特徴とする表示装置。
(17)第1の液晶表示パネルと前記第1の液晶表示パネルの後方に所定の間隔を隔てて第2の液晶表示パネルが設置され、前記第2の液晶表示パネルの後方にはバックライトが設置されて、前記第1の液晶表示パネルの前方から画像を視認する表示装置であって、
前記第1の液晶表示パネルと前記第2の液晶表示パネルとの間にはレンズアレイシートが設置され、前記レンズアレイシートの面には第1の方向と、第1の方向とは異なる第2の方向に周期性を持つマイクロレンズアレイが形成されていることを特徴とする表示装置。
(18)前記レンズアレイシートの他の面は平面であることを特徴とする(17)に記載の表示装置。
(19)前記マイクロレンズアレイの第1の方向のピッチと第2の方向のピッチは等しいことを特徴とする(17)に記載の表示装置。
(20)前記第1の方向と前記第2の方向は前記レンズシートの短軸を挟んで線対称となっていることを特徴等する(17)に記載の表示装置。
2枚の液晶表示パネルの間にレンズアレイを設置することによって、2枚の液晶表示パネルによって引き起こされるモアレを解消すすることが出来る。レンズアレイを使用することによって拡散シート等によってモアレを解消する場合に比べて正面輝度、コントラストの低下を防止することが出来る。そして、2つのレンズアレイを使用することによってこの効果をより上げることが出来る。
2つレンズアレイは2枚のシートに形成してもよいが、1枚のシートに形成した場合、レンズシートの表と裏に形成することによって部品点数とレンズアレイのセッティング誤差を低減することができる。
2つのレンズアレイの効果をレンズシートの1面のみに形成されたマイクロレンズアレイによっても達成することが出来る。この場合レンズシートの片面のみに加工したレンズを1枚使用すればよいため、部品点数、部品のコスト等に大きなメリットがある。
以下の実施例に基づいて本発明を詳細に開示する。
図1は本発明による3次元表示装置の概略断面図である。図1において、上液晶表示パネル1と下液晶表示パネル2には別個に画像信号が加えられ、画像が形成される。上液晶表示パネル1と下液晶表示パネル2とは関連する画像が形成されるが、各画像には、深さ方向の情報を加えることによって、各パネルの2次元画像を人間が見た場合、擬似的に3次元画像に見えるようにしている。具体的には、深さ方向の情報信号によって、上液晶表示パネル1に形成される画像と下液晶表示パネル2に形成される画像の輝度に差を設けることによって、奥行き感を出す。
本実施例での液晶表示パネルの有効画面の大きさは対角で9インチである。上液晶表示パネル1は一般にはガラスで形成される上基板101と下基板102、および、下基板102と上基板101との間に挟持される液晶から成る。下基板102には、図5に示すように、多数の走査線51と、走査線51と直角方向に延びる多数のビデオ信号線52が形成され、走査線51とビデオ信号線52とに囲まれた部分に画素が形成される。そして、画素部に加えられる画像信号によって液晶の透過率が変化し、画像が形成される。
上基板101には下基板102に形成される画素部に対応して、図6に示すように、赤、緑、青の3色のカラーフィルタが形成されてカラー画像が形成される。カラーフィルタの間はコントラスを向上させるためのブラックマトリクス44が形成されている。このブラックマトリクス44は下基板102に形成される走査線51およびビデオ信号線52を覆って形成されることになる。下液晶表示パネル2の構成も下基板202と上基板201と、これらに挟持される液晶とからなり、基本的な構成は上液晶表示パネル1と同じである。
液晶はバックライトからの光を変調することによって画像を形成するが、この液晶によって変調される光は偏光されている必要がある。このために、下液晶表示パネル2の下に下偏光板21を設置し、バックライトからの光を偏光する。下液晶表示パネル2を出た光は、後に述べるレンズアレイ3を通って上液晶表示パネル1に入射し、上液晶表示パネル1による変調を受ける。下液晶表示パネル2、上液晶表示パネル1によって変調を受け、画像形成された光のみを取り出すために上偏光板11が設置される。上液晶表示パネル1、下液晶表示パネル2、上レンズアレイ31、下レンズアレイ32、および、それらの付属部材はサイドフレーム4内に収容される。液晶表示画面が9インチの場合、2枚の液晶表示パネルの液晶層間の距離DDは、例えば、7.5mmである。液晶表示パネルの各基板の厚さは0.6mmであり、上液晶表示パネル1と下液晶表示パネル2の間隔Dは6.3mmとなる。上レンズアレイ31および下レンズアレイ32の厚さは各々0.3mmであり、シート状である。レンズアレイの厚さは0.3mmにかぎらず、例えば、0.5mm程度であってもよい。図1では下レンズアレイ32は下液晶表示パネル2からD1の距離離れたところに設置されているが、必要に応じて上液晶表示パネル1または、下液晶表示パネル2の間のどこに置いても良い。レンズアレイ3に近い方の液晶表示パネルの画像がレンズアレイ3の影響をより受けることになる。実験ではD1がゼロの場合、すなわち、下レンズアレイ32が下液晶表示パネル2に載置された場合にもっとも良い結果が得られた。
液晶表示パネルは自らは発光しないため、バックライトが必要である。図1において、下フレーム5内には光源としての蛍光管6が配設されている。本方式では液晶表示パネルを2枚使用する。各液晶表示パネルの光透過率は10%以下である。したがって、液晶表示パネル2枚の光透過率は1%以下となってしまう。よって、本方式でのバックライトは大きな輝度を持つことが必要である。図1では光源としての蛍光管6は3本設置されているが、輝度を十分取るためには、9インチ程度の画面の場合であっても9本程度の蛍光管6が必要とされる場合もある。
下フレーム5の内側は光反射面となっている。光源である蛍光管6の上には光を出来るだけ液晶パネルの主面側に集めるために、光学シート群7が形成されている。図1において、光学シート群7は下拡散シート71、下プリズムシート72、上プリズムシート73、上拡散シート74で形成されている。これらの光学シート群7は常にすべて必要というわけではなく、画面の必要な輝度、画質、コスト等を考慮して、必要に応じて設置される。
光学シート群7の下には拡散板75が設置される。拡散板75の役割は光源である蛍光管6の光を拡散させて均一な光とすることと同時に、光学シート群7を支える役割をする。拡散板75はポリカーボネイトで形成され、板厚2mm、透過率は約70%である。拡散板75には例えば、タキロン製PCDSD471Gが使用される。
図1の光学シート群7の分解斜視図を図2に示す。下拡散シート71は光源が蛍光管6で形成されているために、各蛍光管6の位置のみが明るくなって、バックライトからの光が不均一になるのを防止するために設置される。下拡散シート71には例えば、(株)ツジデンの商品名D124が使用される。下拡散シート71の上には下プリズムシート72が設置される。下プリズムシート72のA―A断面は図3のようになっており、多数の小さなプリズムが形成されている。このプリズムのピッチは例えば50μmである。この下プリズムシート72は、図2に示すa方向に広がろうとするバックライトからの光を液晶パネル方向に集光する役割を持つ。下プリズムシート72には例えば、3M製のBEFIII90/50−T(H)が使用される。
下プリズムシート72の上には上プリズムシート73が形成される。上プリズムシート73のB−B断面は図3のようになっており、下プリズムシート72と同様にピッチは例えば、50μmである。上プリズムシート73は、図2に示すb方向に広がろうとするバックライトからの光を液晶パネル方向に集光する役割を持つ。上プリズムシート73には、例えば、3M製のBEFIII90/50−T(V)が使用される。上プリズムシート73の上には上拡散シート74が設置される。プリズムシートから出てくる光をさらに均一にするためである。上拡散シート74には例えば、(株)ツジデンの商品名D117VGが使用される。
図4は、本実施例の要部を示す分解斜視図である。上液晶表示パネル1の上には上偏光板11が、下液晶表示パネル2の下には下偏光板21が設置される。上液晶表示パネル1と下液晶表示パネル2の間に上レンズアレイ31および下レンズアレイ32が設置される。上レンズアレイ31および下レンズアレイ32は、1方向に光を集束し、直角方向には集束をしない例えば、レンチキュラーレンズアレイのようなものが使用される。ただし、1方向と直角方向には全く光を集束しない場合のみでなく、1方向のほうが直角方向よりも光の集束効果が強い場合も本発明の効果を得ることができる。上レンズアレイ31と下レンズアレイ32は光を集光する向きが異なるが、同様な性質を持つレンズである。
本実施例では、図4に示すように、上液晶表示パネル1の上に設置される偏光板の偏光方向PFは時計方向45度である。また、下偏光パネルの下に設置される偏光板の偏光方向PRは反時計方向45度である。バックライトからの光は下液晶表示パネル2の下偏光板21によって偏光され、偏光された光の偏光面は下液晶表示パネル2および上液晶表示パネル1によって回転し、上液晶表示パネル1の上偏光板11によって偏光されて出射することになる。この場合の構成は、下偏光板21を通った偏光光は下液晶表示パネル2で90度回転し、上液晶表示パネル1でさらに90度回転することになるので、液晶に画像信号が加わらない状態においては画面が白となる、いわゆるノーマリホワイトのモードである。上液晶表示パネル1と下液晶表示パネル2の間には上レンズアレイ31と下レンズアレイ32が設置される。
図4の構成をさらに簡略化して表示したものが図5である。図5において、上液晶表示パネル1と下液晶表示パネル2には説明を簡単にするために走査線51とビデオ信号線52のみが記載してある。上液晶表示パネル1と下液晶表示パネル2の間には上レンズアレイ31と下レンズアレイ32が設置されている。上レンズアレイ31または下レンズアレイ32が無い場合、上液晶表示パネル1と下液晶表示パネル2の走査線51どうし、あるいは、ビデオ信号線52どうしが干渉をしてモアレを発生する。本発明は上液晶表示パネル1と下液晶表示パネル2の間に互いに集束の向きの異なるレンチキュラーレンズアレイ31とレンチキュラーレンズアレイ31を設置することによってモアレを防止するものである。
モアレを防止する手段として、バックライトで使用するような拡散シート、または、拡散フィルムを上液晶表示パネル1と下液晶表示パネル2の間に使用する方法もあるが、この方法では光が拡散されてしまうため、正面輝度、コントラスト等が低下する。本発明は上レンズアレイ31と下レンズアレイ32を適切に設置することによってモアレを防止するとともに、正面輝度の低下、コントラストの低下を防止するものである。上レンズアレイ31と下レンズアレイ32は一定方向に延びた蒲鉾状のレンズが多数配列されたものである。この蒲鉾状レンズの延びている方向と、液晶表示パネルの走査線51あるいはビデオ信号線52とのなす角度が、モアレ、輝度、コントラス等に対して大きく影響する。以後この角度の影響を、図5に示すように、走査線51の方向と上レンズアレイ31の稜線方向とのなす角度をθ1とし、走査線51の方向と下レンズアレイ32の稜線方向とのなす角度をθ2として評価する。
図6は液晶表示パネルの上基板に形成されるカラーフィルタおよびブラックマトリクスと上レンズアレイ31と下レンズアレイ32との関係を示す図である。カラーフィルタは赤フィルタ41、緑フィルタ42、青フィルタ43が横方向に順に配列されている。各フィルタのピッチは82μmで、同一フィルタ同士のピッチは246μmである。一方カラーフィルタの縦ピッチは246μmである。したがって、R、G、B3色のセットでくくると、縦ピッチ、横ピッチとも同一となる。カラーフィルタの縦ピッチは走査線51ピッチに対応し、カラーフィルタの横ピッチはビデオ信号線52のピッチに対応する。
図6においては、表現を簡単にするために、上レンズアレイ31および下レンズアレイ32における2つのレンズのみがカラーフィルタとの関係を示すために記載されている。上レンズアレイ31はレンチキュラーレンズであるが、図6のYoptの方向に光を集束するが、Xoptの方向には光を集束しない。上レンズアレイ31のレンズが延びている方向とカラーフィルタの横配列方向との角度はθ1である。下レンズアレイ32もレンチキュラーレンズであるが、図6のXoptの方向に光を集束するが、Yoptの方向には光を集束しない。下レンズアレイ32のレンズが延びている方向とカラーフィルタの横配列方向との角度はθ2である。
図7は上レンズアレイ31と下レンズアレイ32の具体例である。図7(a)は上レンズアレイ31の平面図である。図7(a)の斜線はレンチキュラーレンズの稜線の向きを示す。レンズの稜線の向きは上レンズアレイ31の長辺に対してθ1の角度を持っている。図7(b)は図7(a)のA−A断面図である。図7(b)において、レンズの高さはHであり、レンズのピッチはPである。レンズとレンズの間の谷間Vは曲線状になめらかに変化するほうが良い。図7(c)は下レンズアレイ32の平面図である。図7(c)の斜線はレンチキュラーレンズの稜線の向きを示す。下レンズアレイ32のレンズの稜線の向きは、短軸を挟んで上レンズアレイ31のレンズの稜線の向きと線対称の関係になっている。すなわち、θ1=θ2である。また、上レンズアレイ31と下レンズアレイ32のレンズのピッチは等しい。図7(c)のA−A断面図は図7(a)のA−A断面図である図7(b)と同様である。
図7(b)において、レンズのピッチPは35μm、レンズの高さは5μmである。レンズのピッチPと高さHを変化させてモアレを評価すると、H/Pが1/10以上で効果が大きく、1/7以上であると顕著な効果が得られる。また、図7(a)のθ1を変化させて評価すると、モアレの低減に対して、40度≦θ1≦75度で効果あり、55度≦θ1≦75度で顕著な効果があった。また、もっとも効果が得られた角度は65度である。図7(c)におけるθ2も同様である。図7ではθ1=θ2の例を示したが、θ1とθ2が異なる場合でも本発明の効果を得ることが出来る。
図8はレンズアレイの他の例である。図8(a)は上レンズアレイ31の平面図である。図8(a)の斜線はレンチキュラーレンズの向きであり、レンズアレイの長辺とのなす角度はθ1である。図8(b)は図8(a)のA−A断面図である。図7(b)に示すレンズアレイの断面はいわゆるレンチキュラーレンズの典型的な形に近いレンズアレイとなっているが、図8(b)に示すレンズアレイの断面はいわゆるウェーブシートと呼ばれるものに近い形状となっている。図8(b)に示す断面は全体的に緩やかな曲面で形成されているために、モアレに対する効果はより高い。図8(c)は下レンズアレイ32の平面図である。図8(c)のレンズの稜線の角度θ2は図8(a)のレンズ稜線の角度θ1に対して、レンズアレイの短軸に対して線対称となっている。図8(c)のA−A断面は図8(a)のA−A断面である図8(b)と同様である。
図8(b)に示すレンズピッチPおよび、レンズ高さHは図7(b)に示した場合と同様である。すなわち、レンズのピッチPは35μm、レンズの高さは5μmである。また、レンズのピッチPと高さHを変化させてモアレを評価すると、H/Pが1/10以上で効果が大きく、1/7以上であると顕著な効果が得られる。また、図8(a)のθ1を変化させて評価すると、モアレの低減に対して、40度≦θ1≦75度で効果あり、55度≦θ1≦75度で顕著な効果があった。また、もっとも効果が得られた角度は65度である。図8(c)におけるθ2も同様である。
図9はレンズアレイのさらに他の例である。図9(a)は上レンズアレイ31の平面図である。図9(a)の斜線はレンチキュラーレンズの向きであり、レンズアレイの長辺とのなす角度はθ1である。図9(b)は図9(a)のA−A断面図である。図9(b)に示す上レンズアレイ31の断面図はプリズムシートと同様な断面となっている。しかし、プリズムの頂角TAは90度よりも大きい。図9に示すレンズアレイはバックライトで使用実績のあるプリズムシートと同様な形状であるために生産コスト上のメリットがある。図9(c)は下レンズアレイ32の平面図である。図9(c)のレンズの稜線の角度θ2は図9(a)のレンズ稜線の角度θ1に対して、レンズアレイの短軸に対して線対称となっている。図9(c)のA−A断面は図8(a)のA−A断面である図9(b)と同様である。
図9(b)に示すレンズピッチPおよび、レンズ高さHは図7(b)に示した場合と同様である。すなわち、レンズのピッチPは35μm、レンズの高さは5μmである。すなわち、レンズのピッチPと高さHを変化させてモアレを評価すると、H/Pが1/10以上で効果が大きく、1/7以上であると顕著な効果が得られる。このような場合はレンズアレイの頂角TAは90度よりもかなり大きな値となる。また、図9(a)のθ1を変化させて評価すると、モアレの低減に対して、40度≦θ1≦75度で効果あり、55度≦θ1≦75度で顕著な効果があった。また、もっとも効果が得られた角度は65度である。図9(c)におけるθ2も同様である。
図10はレンズアレイのさらに他の例である。図10(a)は上レンズアレイ31の平面図である。図10(a)の斜線はレンチキュラーレンズの向きであり、レンズアレイの長辺とのなす角度はθ1である。図10(b)は図10(a)のA−A断面図である。図10のレンズアレイでは、各レンズの断面形状が図10(b)に示すように台形となっている。このように台形とすることで、図9の例等に比較して他の光学部材との光学的干渉を小さくすることができるとともに、断面が円弧である通常のレンチキュラーレンズに近い光学的特性を得ることができる。また、断面を台形とすることによって、レンズアレイの機械的強度を上げることが出来る。さらに、断面が台形であることにより、レンズアレイを製造するための型の製作を容易にし、レンズアレイの製造コストを抑制することが出来る。
図10(c)は下レンズアレイ32の平面図である。図10(c)のレンズの稜線の角度θ2は図10(a)のレンズ稜線の角度θ1に対して、レンズアレイの短軸に対して線対称となっている。図10(c)のA−A断面は図10(a)のA−A断面である図10(b)と同様である。
図10(b)に示すレンズピッチPおよび、レンズ高さHは図7(b)に示した場合と同様である。すなわち、レンズのピッチPは35μm、レンズの高さは5μmである。また、レンズのピッチPと高さHを変化させてモアレを評価すると、H/Pが1/10以上で効果が大きく、1/7以上であると顕著な効果が得られる。また、図10(a)のθ1を変化させて評価すると、モアレの低減に対して、40度≦θ1≦75度で効果あり、55度≦θ1≦75度で顕著な効果があった。また、もっとも効果が得られた角度は65度である。図10(c)におけるθ2も同様である。
図11はレンズアレイのさらに他の例である。図11(a)は上レンズアレイ31の平面図である。図11(a)の斜線はレンチキュラーレンズの向きであり、レンズアレイの長辺とのなす角度はθ1である。図11(b)は図11(a)のA−A断面図である。図11の例では各レンズの断面は図11(b)に示すように、先端が頂点となっている5角形をしている。一般的なレンズアレイの製作方法としては、先ず型を製作し、その型に樹脂等を流しこむことが行なわれている。型の製作はバイトによって機械加工されることが多い。バイトで型を切削する場合は、レンズ断面が円形であるよりも多角形であるほうが作りやすい。
一般のレンチキュラーレンズは断面が円弧であるが、円弧では機械加工が難しい場合がある。この場合、図11(c)に示すように、レンズ断面を5角形として各頂点を特定の円に内接するようにすれば、通常のレンチキュラーレンズとほぼ同様な特性を得ることができる。図11の例によれば、製作が容易で製造コストを抑えつつ、通常のレンチキュラーレンズと同様な特性を得ることが出来る。
図11(c)は下レンズアレイ32の平面図である。図11(c)のレンズの稜線の角度θ2は図11(a)のレンズ稜線の角度θ1に対して、レンズアレイの短軸に対して線対称となっている。図11(c)のA−A断面は図11(a)のA−A断面である図11(b)と同様である。
図11(b)に示すレンズピッチPおよび、レンズ高さHは図7(b)に示した場合と同様である。すなわち、レンズのピッチPは35μm、レンズの高さは5μmである。また、レンズのピッチPと高さHを変化させてモアレを評価すると、H/Pが1/10以上で効果が大きく、1/7以上であると顕著な効果が得られる。また、図11(a)のθ1を変化させて評価すると、モアレの低減に対して、40度≦θ1≦75度で効果あり、55度≦θ1≦75度で顕著な効果があった。また、もっとも効果が得られた角度は65度である。図11(c)におけるθ2も同様である。
以上の例では上レンズアレイ31と下レンズアレイ32はレンズアレイの稜線の角度θ1またはθ2がレンズアレイの短軸に対して対称となっているほかはすべて同じ仕様であるとしたが、本発明はこれに限らず、上レンズアレイ31と下レンズアレイ32のレンズピッチ、レンズ形状、角度等が異なっても効果を得ることが出来る。
また、以上の例ではレンズアレイのレンズが形成されている側が上向きとなっていたが、いずれのレンズも下向き、あるいは、1枚のレンズが下向きであっても効果を得ることが出来る。
図12は本発明による3次元表示装置の第2の実施例を示す概略断面図である。本実施例が実施例1と異なる点はレンズアレイが形成されているレンズシートが1枚であることである。本実施例の特徴はレンズアレイとして、レンズシートの上面と下面の両方にレンズが形成されている2重レンズアレイ33を使用していることである。この場合のレンズシートも厚さは0.3mmあるいは0.5mm程度である。このような構成とすることによって部品点数を減らすことができるとともに、2個のレンズアレイの相互のセッティング誤差を無くすことが出来る。
図13は実施例2で仕様する2重レンズアレイ33の模式図である。図13(a)は2重レンズアレイ33の平面図である。図13(a)の斜線はレンチキュラーレンズの向きであり、レンズアレイの長辺とのなす角度はθ1である。図13(c)は2重レンズアレイ33の裏面図である。図13(c)のレンズの稜線の角度θ2は図13(a)のレンズ稜線の角度θ1に対して、レンズアレイの短軸に対して線対称となっている。
図13(b)は2重レンズアレイ33の側面図である。図13(b)に示すように、2重レンズアレイ33の表面および裏面にレンズアレイが形成されている。図13におけるレンズアレイはウェーブシートである。図13に示す表側のレンズアレイ、裏側のレンズアレイのピッチおよび高さはともに実施例1で示したと同様な形状となっている。すなわち、レンズのピッチPは35μm、レンズの高さは5μmである。また、レンズのピッチPと高さHを変化させてモアレを評価すると、H/Pが1/10以上で効果が大きく、1/7以上であると顕著な効果が得られる。また、図13(a)のθ1を変化させて評価すると、モアレの低減に対して、40度≦θ1≦75度で効果あり、55度≦θ1≦75度で顕著な効果があった。また、もっとも効果が得られた角度は65度である。図13(c)におけるθ2も同様である。
以上の実施例では2重レンズアレイ33の表側のレンズアレイと裏側のレンズあれいとはレンズアレイの稜線の角度θ1またはθ2がレンズアレイの短軸に対して対称となっているほかはすべて同じ仕様であるとしたが、本発明はこれに限らず、表側のレンズアレイと裏側のレンズアレイのレンズピッチ、レンズ形状、角度等が異なっても効果を得ることが出来る。また、実施例2ではレンズアレイの断面形状としてウェーブシート状のものを用いたが、レンズアレイの断面はこれに限らず、実施例1で説明した種々のレンズアレイを用いることが出来る。
図14は本発明による3次元表示装置の第3の実施例を示す概略断面図である。本実施例においてもレンズアレイシートを1枚のみ使用している。本実施例が実施例2と異なる点は、レンズアレイはレンズアレイシートの1面(例えば表面)のみにレンズアレイが形成されていることである。本実施例の特徴はモアレに対する効果を実施例1および実施例2の場合と同等にするために、2方向レンズ34を使用していることである。本実施例の2方向レンズ34は1枚のレンズシートの片面のみにレンズアレイを形成すればよいために、実施例1および実施例2に比較してコスト面で大きなメリットがある。
図15は本実施例で使用される2方向レンズアレイ34の例である。2方向レンズアレイ34は2方向にマイクロレンズが周期性を持って配列されているものである。マイクロレンズを2方向に配列したために、レンズシートの1面のみでレンチキュラーレンズ2枚を使用したと同様な効果を得ることが出来る。図15(a)において、2つの向きを持った斜線はマイクロレンズの配列方向を示す。斜線AAはマイクロレンズの配列の1方向であり、斜線BBはマイクロレンズの配列の他の方向である。斜線の交差点CROSS部分にマイクロレンズのピークが形成されている。斜線AAと2方向レンズアレイの長辺との角度はθ1であり、斜線BBと2方向レンズアレイの長辺との角度はθ2である。また、斜線AAのピッチはPBであり、斜線BBのピッチはPAである。
図15(b)は図15(a)のA−A断面である。図15(c)は図15(a)のB−B断面である。図15(b)および図15(c)に示すように、各マイクロレンズの断面形状は波状となっている。図15においてはマイクロレンズのピッチPAとPBは等しく、35μmであり、レンズの高さは5μmである。また、レンズのピッチPと高さHを変化させてモアレを評価すると、H/Pが1/10以上で効果が大きく、1/7以上であると顕著な効果が得られることは実施例1および実施例2と同様である。また、図15(a)のθ1を変化させて評価すると、モアレの低減に対して、40度≦θ1≦75度で効果あり、55度≦θ1≦75度で顕著な効果があった。また、もっとも効果が得られた角度は65度である。図15(a)におけるθ2も同様である。
以上の実施例ではマイクロレンズアレイのピッチPAとPBは等しいとしたが、PAとPBが異なる場合にも効果を得ることが出来る。また、以上の実施例ではθ1とθ2が同じであるとしたが、θ1とθ2が異なる場合にも効果を得ることが出来る。またマイクロレンズの断面も図15(b)または図15(c)に示すような形状に限らず、球面の一部等種々な断面形状をとるとこが出来る。
以上の実施例は、バックライトとして、光源が液晶表示パネルの直下にあるいわゆる直下型バックライトの場合について説明した。しかし、本発明は直下型バックライトのみでなく、光源がサイドにあるサイド型バックライトについても適用できる。サイド型バックライトの場合は、図1に示した光学シート群7に加えて光をサイドから液晶表示パネルの主面方向に導く導光板が必要になる。
実施例1の概略断面図である。 バックライトの光学シートの斜視図である。 プリズムシートの断面図である。 画像形成部の分解斜視図である。 液晶表示パネルとレンズアレイの配置図である。 カラーフィルタ面とレンチキュラーレンズの関係を示す平面図である。 レンチキュラーレンズアレイの例である。 ウェーブシート状のレンズアレイの例である。 プリズムシート状のレンズアレイの例である。 レンズアレイの他の例である。 レンズアレイのさらに他の例である。 実施例2の概略断面図である。 実施例2のレンズアレイの例である。 実施例3の概略断面図である。 実施例3のレンズアレイの例である。
符号の説明
1…上液晶表示パネル、2…下液晶表示パネル、 4…サイドフレーム、 5…下フレーム、 6…蛍光管、 7…光学シート群、 11…上偏光板、 12…上液晶表示パネルの下偏光板、 21…下偏光板、 22…下液晶表示パネルの上偏光板、 31…上レンズアレイ、 32…下レンズアレイ、 33…2重レンズアレイ、 34…2方向レンズアレイ、41…赤フィルタ 42…緑フィルタ、 43…青フィルタ、 44…ブラックマトリクス、 51…走査線、 52…ビデオ信号線

Claims (20)

  1. 第1の液晶表示パネルと前記第1の液晶表示パネルの後方に所定の間隔を隔てて第2の液晶表示パネルが設置され、前記第2の液晶表示パネルの後方にはバックライトが設置されて、前記第1の液晶表示パネルの前方から画像を視認する表示装置であって、
    前記第1の液晶表示パネルと前記第2の液晶表示パネルとの間には特定方向よりも、前記特定方向と直角方向に光を強く集束する第1のレンズアレイと前記特定方向とは異なる方向と直角方向に光を強く集束する第2のレンズアレイが設置されていることを特徴とする表示装置。
  2. 前記第1のレンズアレイは前記特定方向には光を集束しないレンズアレイであり、前記第2のレンズアレイは前記特定方向と異なる方向には光を集束しないレンズアレイであることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記特定方向および前記特定方向と異なる方向は前記第1の液晶表示パネルの長辺または前記第2の液晶表示パネルの長辺に対して角度を有していることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記特定方向および前記特定方向と異なる方向は前記第1液晶表示パネルの長辺または前記第2の液晶表示パネルの長辺とは40度乃至75度の角度を有していることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記特定方向および前記特定方向と異なる方向は前記第1液晶表示パネルの長辺または前記第2の液晶表示パネルの長辺とは55度乃至75度の角度を有していることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  6. 前記第1のレンズアレイまたは前記第2のレンズアレイは前記第2の液晶表示パネルに接して設置されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  7. 前記第1のレンズアレイまたは前記第2のレンズアレイはレンチキュラーレンズであることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  8. 前記レンチキュラーレンズの各レンズの間の谷間は曲線状であることを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記第1のレンズアレイまたは前記第2のレンズアレイのレンズ断面は波状であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  10. 前記第1のレンズアレイまたは前記第2のレンズアレイのレンズ断面は頂角が90度よりも大きい3角形であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  11. 前記第1のレンズアレイまたは前記第2のレンズアレイのレンズ断面は台形であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  12. 前記第1のレンズアレイまたは前記第2のレンズアレイのレンズ断面は先端が頂点となっている5角形であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  13. 前記第1のレンズアレイまたは前記第2のレンズアレイのピッチPとレンズの高さHの関係は、H/P≦1/10であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  14. 前記第1のレンズアレイまたは前記第2のレンズアレイのピッチPとレンズの高さHの関係は、H/P≦1/7であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  15. 第1の液晶表示パネルと前記第1の液晶表示パネルの後方に所定の間隔を隔てて第2の液晶表示パネルが設置され、前記第2の液晶表示パネルの後方にはバックライトが設置されて、前記第1の液晶表示パネルの前方から画像を視認する表示装置であって、
    前記第1の液晶表示パネルと前記第2の液晶表示パネルとの間には特定方向よりも、前記特定方向と直角方向に光を強く集束する第1のレンズアレイシートと前記特定方向とは異なる方向と直角方向に光を強く集束する第2のレンズアレイシートが設置されていることを特徴とする表示装置。
  16. 第1の液晶表示パネルと前記第1の液晶表示パネルの後方に所定の間隔を隔てて第2の液晶表示パネルが設置され、前記第2の液晶表示パネルの後方にはバックライトが設置されて、前記第1の液晶表示パネルの前方から画像を視認する表示装置であって、
    前記第1の液晶表示パネルと前記第2の液晶表示パネルとの間にはレンズアレイシートが設置され、前記レンズアレイシートの第1の面には特定方向よりも、前記特定方向と直角方向に光を強く集束する第1のレンズアレイが形成され、前記レンズアレイシートの第2の面には前記特定方向とは異なる方向と直角方向に光を強く集束する第2のレンズアレイが形成されていることを特徴とする表示装置。
  17. 第1の液晶表示パネルと前記第1の液晶表示パネルの後方に所定の間隔を隔てて第2の液晶表示パネルが設置され、前記第2の液晶表示パネルの後方にはバックライトが設置されて、前記第1の液晶表示パネルの前方から画像を視認する表示装置であって、
    前記第1の液晶表示パネルと前記第2の液晶表示パネルとの間にはレンズアレイシートが設置され、前記レンズアレイシートの面には第1の方向と、第1の方向とは異なる第2の方向に周期性を持つマイクロレンズアレイが形成されていることを特徴とする表示装置。
  18. 前記レンズアレイシートの他の面は平面であることを特徴とする請求項17に記載の表示装置。
  19. 前記マイクロレンズアレイの第1の方向のピッチと第2の方向のピッチは等しいことを特徴とする請求項17に記載の表示装置。
  20. 前記第1の方向と前記第2の方向は前記レンズシートの短軸を挟んで線対称となっていることを特徴等する請求項17に記載の表示装置。
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