JP2008185512A - Srモータの回転角度検出装置 - Google Patents

Srモータの回転角度検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ロータおよびステータを小型化する場合でも、コイルが形成する磁場の影響を低減し、ロータの正確な位置を検出するSRモータの回転角度検出装置を提供する。
【解決手段】SRモータユニット10は、ロータ40の回転角度を検出するための角度検出マグネット61およびロータ40の位置を検出するための位置検出マグネット62を備えている。SRモータユニット10の小型化にともない、位置検出マグネット62は角度検出マグネット61よりも径方向外側へ突出する。そのため、位置検出マグネット62の磁場を検出する位置検出ホールIC72は、ステータ50のコイル52に接近し、コイル52が形成する磁場の影響を受けやすくなる。ロータ40の周方向において突極部42の間に永久磁石80を配置することにより、コイル52が位置検出ホールIC72の近傍に形成する磁場は永久磁石80が形成する磁場によって打ち消される。
【選択図】図1

Description

本発明は、SR(スイッチトリラクタンス)モータの回転角度検出装置に関する。
永久磁石を用いることなく、駆動力を発生するモータとしてSRモータが知られている。SRモータのロータは、径方向外側に突出する突極部を周方向へ複数有している。また、SRモータのステータは、径方向内側に突出するコイルを周方向へ複数有している。ロータの突極部とステータのコイルとの数は、相互に倍数関係とならない異なる数に設定される。例えばロータの突極部の数が4に対しステータのコイルの数は6、ロータの突極部の数が6に対しステータのコイルの数は8などに設定されている。
このようなSRモータでは、ロータに設けられている永久磁石の磁場の変化を検出することにより、ロータの回転角度およびロータの位置を検出している。そのため、SRモータには、ロータの回転角度を検出する回転角度検出装置が設けられている。このような回転角度検出装置は、ロータの回転角度を検出するための角度検出用永久磁石、ロータの位置を検出するための位置検出用永久磁石、ならびに角度検出用永久磁石および位置検出用永久磁石の磁場の変化を検出するホールICを備えている(例えば、特許文献1参照)。
角度検出用永久磁石は、ロータの周方向へ等間隔で設けられている。また、位置検出用永久磁石は、ロータの突極部にそれぞれ設けられている。ここで、角度検出用永久磁石は、例えば周方向へ48極などのように複数設けられている。そのため、所定の角度検出精度すなわちロータの角度検出分解能を確保するためには、角度検出用永久磁石は所定の径を必要とする。
ところで、近年では、SRモータおよびその回転角度検出装置の径の小型化が要求されている。そのため、ロータの外径の小型化が図られている。一方、角度検出用永久磁石の外径は、上述の通り分解能を確保するため、所定の径を確保しなければならない。その結果、角度検出用永久磁石は、一部がロータの突極部よりも径方向外側に位置することとなる。すなわち、従来、角度検出用永久磁石の径方向内側に設けられていた位置検出用永久磁石は、ロータの径の縮小にともない、角度検出用永久磁石よりも径方向外側に設ける必要がある。
しかしながら、角度検出用永久磁石から径方向外側へ突出する突極部に位置検出用永久磁石を設けると、この位置検出用永久磁石が形成する磁場の変化を検出するホールICは、ステータのコイルが形成する磁場の影響を受けやすくなる。そのため、位置検出用永久磁石が形成する磁場の変化を検出するホールICから誤った信号が出力され、ロータの正確な位置の検出が困難になるおそれがある。
特開2004−12299号公報
そこで、本発明の目的は、ロータおよびステータを小型化する場合でも、コイルが形成する磁場の影響を低減し、ロータの正確な位置を検出するSRモータの回転角度検出装置を提供することにある。
請求項1記載の発明では、磁場調整手段を備えている。磁場調整手段は、位置検出用永久磁石が形成する磁場の変化を検出するホールICの近傍において、コイルによって形成される磁場を所定の磁束以下にする。そのため、ロータの小型化にともない位置検出用永久磁石が角度検出用永久磁石の径方向外側まで突出している場合でも、ホールICの近傍においてコイルが形成する磁場を、ホールICが信号を出力する所定の磁束以下にする。したがって、コイルが形成する磁場の影響を低減することができ、ロータの正確な位置を検出することができる。
請求項2記載の発明では、磁場調整手段は永久磁石を有している。永久磁石は、ロータの周方向において突極部の間に設けられている。S極に着磁されている永久磁石は、ホールICの近傍にS極の磁場を形成する。そのため、コイルによってホールICの近傍に形成されるN極の磁場は、永久磁石が形成する磁場によって打ち消される。これにより、コイルが形成する磁場によるホールICからの信号の出力は低減される。したがって、ロータの正確な位置を検出することができる。
請求項3記載の発明では、磁場調整手段は、支持手段を有している。支持手段は、位置検出用永久磁石を支持している。S極に着磁されている永久磁石は、ホールICの近傍にS極の磁場を形成する。そのため、コイルによってホールICの近傍に形成されるN極の磁場は、支持手段が形成する磁場によって打ち消される。これにより、コイルが形成する磁場によるホールICからの信号の出力は低減される。したがって、ロータの正確な位置を検出することができる。
請求項4記載の発明では、磁場調整手段はコイルから発生する磁場を調整する。磁場調整手段は、例えばコイルの通電方向またはコイルの巻線方向を逆転することにより、ホールICの近傍に形成される磁場を逆転すなわちS極にする。そのため、ホールICの近傍には、S極の磁場が形成される。これにより、コイルが形成する磁場によるホールICからの信号の出力は低減される。したがって、ロータの正確な位置を検出することができる。
以下、本発明によるSRモータの回転角度検出装置の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による回転角度検出装置を適用したSRモータユニットを図1および図2に示す。図1および図2に示すSRモータユニット10は、例えば電子制御による自動変速機のシフトレンジを切り換えるシフトバイワイヤシステムの駆動部として適用される。図3に示すように、シフトバイワイヤシステム100は、SRモータユニット10により自動変速機のマニュアルバルブ101を駆動する。SRモータユニット10は、電子制御ユニット(ECU)11を備えている。ECU11は、SRモータユニット10へ駆動信号を出力する。これにより、SRモータユニット10は、ECU11から入力された駆動信号にしたがって回転する。SRモータユニット10の回転運動は、駆動力伝達部102に伝達される。駆動力伝達部102は、SRモータユニット10から出力された回転駆動力をマニュアルバルブ101に伝達する。
駆動力伝達部102は、駆動軸部材103、ディテントプレート104およびストッパ105などを有している。駆動軸部材103は、SRモータユニット10に接続し、SRモータユニット10によって回転駆動される。ディテントプレート104は、駆動軸部材103から径方向外側に伸びて駆動軸部材103と一体に回転可能に構成されている。これにより、ディテントプレート104は、駆動軸部材103と一体にSRモータユニット10によって回転駆動される。ディテントプレート104は、駆動軸部材103と平行に突出するピン106が設けられている。ピン106は、マニュアルバルブ101と接続している。その結果、ディテントプレート104が駆動軸部材103とともに回転することにより、マニュアルバルブ101は軸方向へ往復移動する。すなわち、駆動力伝達部102は、SRモータユニット10の回転駆動力を直線運動に変換してマニュアルバルブ101に伝達する。
ディテントプレート104は、径方向において駆動軸部材103と反対側に複数の凹部107を有している。凹部107は、それぞれ図示しない自動変速機のシフトレンジである「Pレンジ」、「Rレンジ」、「Nレンジ」および「Dレンジ」に対応している。ストッパ105は、板ばね108の先端に支持されている。ストッパ105がディテントプレート104の凹部107のいずれかと噛み合うことによって、マニュアルバルブ101の軸方向の位置は決定される。駆動軸部材103を経由してディテントプレート104に回転力が加わると、ストッパ105は隣接する他の凹部107へ移動する。その結果、SRモータユニット10によって駆動軸部材103を回転させることにより、マニュアルバルブ101の軸方向の位置が変化し、自動変速機のシフトレンジが変更される。
次に、SRモータユニット10について説明する。
SRモータユニット10は、図2に示すようにモータ20とエンコーダ60とから構成されている。モータ20は、ハウジング30、ロータ40およびステータ50を備えている。ハウジング30は、ハウジング本体31とカバー32とから構成されている。ハウジング本体31は、内側にステータ50を収容している。ステータ50は、図1および図2に示すように積層プレート51およびコイル52を有している。積層プレート51は、磁性材料により略円環状に形成され、板厚方向に複数積層されている。コイル52は、積層プレート51の径方向内側に突出して設けられ、積層プレート51に支持されている。これにより、ステータ50は、積層プレート51から径方向内側へ突出するコイル52を有している。コイル52は、例えば銅線などの導電体が複数回巻かれて形成されている。コイル52は、通電することにより磁場を形成する。コイル52は、ステータ50の周方向へ所定の間隔で複数設けられている。第1実施形態の場合、コイル52は、ステータ50の周方向へ等間隔で十二個設けられている。
ロータ40は、ステータ50の内周側に設けられている。ロータ40は、ハウジング30に収容され、ハウジング30およびステータ50に対し、回転可能に支持されている。ロータ40は、図1に示すように円筒状の本体41、および本体41から径方向外側へ突出する突極部42を有している。ロータ40は、本体41と本体41から径方向へ突出する突極部42とが一体に形成された薄板が複数積層されている。ロータ40の中心部分には、一体に回転軸部43が形成されている。
突極部42は、本体41から径方向外側へ突出している。突極部42は、ロータ40の周方向へ所定の間隔で複数設けられている。第1実施形態の場合、突極部42は、ロータ40の周方向へ等間隔で八個設けられている。突極部42は、本体41から径方向外側へ突出しており、ステータ50のコイル52と対向している。但し、コイル52はステータ50の周方向へ所定の角度間隔で十二個設けられているのに対し、突極部42はロータ40の周方向へ所定の角度間隔で八個設けられている。
SRモータユニット10のエンコーダ60は、ロータ40に設けられている永久磁石、およびハウジング30に設けられているホールICを備えている。ロータ40に設けられている永久磁石は、図1に示すように角度検出用永久磁石としての角度検出マグネット61と、位置検出用永久磁石としての位置検出マグネット62とから構成されている。
角度検出マグネット61は、図1に示すようにロータ40と一体に円環状に設けられている。角度検出マグネット61は、ロータ40の周方向へ所定の角度間隔でS極およびN極の永久磁石を交互に有している。第1実施形態の場合、角度検出マグネット61は、7.5°間隔で48極の永久磁石を有している。一方、位置検出マグネット62は、突極部42にそれぞれ設けられている。そのため、第1実施形態のように八個の突極部42を有する場合、位置検出マグネット62もロータ40に八個設けられている。角度検出マグネット61および位置検出マグネットは62、ロータ40の軸方向においてカバー32側の端面に設けられている。
ハウジング30のカバー32には、図2に示すように角度検出ホールIC71および位置検出ホールIC72が設けられている。角度検出ホールIC71は、SRモータユニット10の軸方向において角度検出マグネット61と対向して設けられている。また、位置検出ホールIC72は、SRモータユニット10の軸方向において位置検出マグネット62と対向して設けられている。すなわち、ハウジング30のカバー32に設けられている角度検出ホールIC71および位置検出ホールIC72は、ロータ40に設けられている角度検出マグネット61または位置検出マグネット62とそれぞれ対向している。
角度検出ホールIC71および位置検出ホールIC72は、いずれも磁場が変化することによって信号を出力する。すなわち、角度検出ホールIC71および位置検出ホールIC72は、付近の磁場がS極からN極に変化すると信号を出力する。これらの構成により、角度検出ホールIC71は、角度検出マグネット61が形成する磁場の変化からロータ40の回転角度を検出するA相およびB相の信号を出力する。一方、位置検出ホールIC72は、位置検出マグネット62が形成する磁場の変化からロータ40の突極部42の位置を検出するZ相の信号を出力する。
第1実施形態の場合、図1に示すようにロータ40の本体41の外径は小さい。すなわち、突極部42と突極部42との間に設けられる径方向の凹部44の底が角度検出マグネット61側に位置している。そのため、突極部42に設けられている位置検出マグネット62は、円環状の角度検出マグネット61よりも径方向外側に設けられている。その結果、位置検出マグネット62および位置検出マグネット62に対向する角度検出ホールIC72と、ステータ50のコイル52との間の距離は小さくなる。これにより、角度検出ホールIC72は、ステータ50のコイル52が形成する磁場の影響を受けやすい。
コイル52へ通電することにより、位置検出ホールIC72の近傍にN極の磁場が形成されると、位置検出ホールIC72はN極に着磁された位置検出マグネット62と対向していない所定の時期以外でも、コイル52が形成するN極の磁場を検出し、検出信号を出力する。位置検出ホールIC72から所定の時期以外に検出信号が出力されると、ロータ40の正確な位置を検出できないおそれがある。
そこで、第1実施形態では、ロータ40の周方向において、突極部42に対応して設けられる位置検出マグネット62の間に永久磁石80を配置している。すなわち、ロータ40の周方向において、突極部42の間に永久磁石80が設けられる。永久磁石80は、S極に着磁されており、位置検出ホールIC72の近傍にS極の磁場を形成する。このように永久磁石80を配置することにより、コイル52への通電によって位置検出ホールIC72の近傍にコイル52からN極の磁場が形成されても、コイル52が形成する磁場は永久磁石80が形成するS極の磁場によって打ち消される。その結果、位置検出ホールIC72は、位置検出マグネット62が形成する磁場の変化を正確に検出する。
例えば図4に示すように、ロータ40の回転にともなって位置検出ホールIC72からはZ相に対応する信号が出力される。位置検出ホールIC72は、N極の磁場が例えば5mT程度の所定の値S1に達すると検出信号を出力し、所定の値S2に達すると検出信号の出力を停止する。永久磁石80がない場合、コイル52によって位置検出ホールIC72の近傍にN極の磁場が形成され、磁場の大きさが所定の値S1に達すると、コイル52によって形成された磁場がノイズとなり、位置検出ホールIC72からは誤信号が出力される。一方、永久磁石80を配置することにより、コイル52によって位置検出ホールIC72の近傍にN極の磁場が形成されても、その磁場は永久磁石80によって打ち消され、位置検出ホールIC72近傍の磁場は所定の値S1に達しない。その結果、位置検出ホールIC72からの誤信号の出力は低減される。このように、第1実施形態では、永久磁石80は特許請求の範囲の磁場調整手段を構成している。
以上のように、第1実施形態では、ロータ40に永久磁石80を配置している。永久磁石80は、コイル52が位置検出ホールIC72の近傍に形成する磁場を打ち消す磁場を形成する。そのため、位置検出ホールIC72は、コイル52が形成する磁場の影響を受けることなく検出信号を出力する。その結果、ロータ40の小型化にともなって角度検出マグネット61よりも径方向外側に位置検出マグネット62を配置する場合でも、位置検出マグネット62の磁場を検出する位置検出ホールIC72はコイル52が形成する磁場の影響を受けにくい。したがって、SRモータユニット10の小型化を図ることができるとともに、ロータ40の位置を正確に検出することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態によるSRモータユニットの要部を図5に示す。
第2実施形態では、コイル52は図5の矢印で示すように位置検出ホールIC72の近傍にS極の磁場を形成する。なお、図5の矢印の向きは磁場の方向を示す。すなわち、コイル52が形成する磁場によって、位置検出ホールIC72の近傍にN極の磁場が形成されると、位置検出ホールIC72の検出信号に誤りが生じやすくなる。そこで、第2実施形態では、コイル52は、通電したとき、位置検出ホールIC72の近傍にS極の磁場を形成する。例えばコイル52を構成する銅線の巻線方向を逆にしたり、コイル52への通電方向を逆にすることにより、位置検出ホールIC72の近傍に形成される磁場の向きは調整することができる。すなわち、第2実施形態では、コイル52自身が特許請求の範囲の磁場調整手段を構成している。そのため、位置検出マグネット62と位置検出ホールIC72との位置関係が決定したとき、コイル52の通電方向または巻線方向を設定することにより、位置検出ホールIC72の近傍にS極の磁場を形成可能である。その結果、位置検出ホールIC72は、コイル52が形成する磁場の影響を受けにくくなる。したがって、SRモータユニット10のロータ40の位置を正確に検出することができる。
(その他の実施形態)
上述の第1実施形態では、ロータ40の突極部42との間にS極に着磁された永久磁石80を配置する例について説明した。しかし、ロータ40に位置検出マグネット62を支持する支持部材を設け、この支持部材の全体をS極に着磁する構成としてもよい。すなわち、位置検出マグネット62を支持する支持部材を、特許請求の範囲の磁場調整手段として構成する。このように支持部材の全体をS極に着磁することにより、位置検出マグネット62に対向する位置検出ホールIC72の近傍には支持部材によってS極の磁場が形成される。したがって、SRモータユニット10のロータ40の位置を正確に検出することができる。
また、上述の複数の実施形態では、SRモータユニット10をシフトバイワイヤシステムに適用する例について説明した。しかし、SRモータユニット10は、シフトバイワイヤシステムに限らず、SRモータユニット10を用いる種々の機能部分に適用することができる。
以上の通り、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
図2のI−I線における断面を示す断面図であって、要部を拡大した図。 本発明の第1実施形態によるSRモータユニットの概略を示す断面図。 本発明の第1実施形態によるSRモータユニットを適用したシフトバイワイヤシステムを示す概略図。 本発明の第1実施形態によるSRモータユニットにおいて、Z相の磁束とA相出力波形、B相出力波形およびZ相出力波形との関係を示す模式図。 本発明の第2実施形態によるSRモータユニットを、図2のI−I線に対応する線で切断し要部を拡大した断面図。
符号の説明
10:SRモータユニット、20:モータ(SRモータ)、40:ロータ、42:突極部、50:ステータ、52:コイル(磁場調整手段)、60:エンコーダ(回転角度検出装置)、61:角度検出マグネット(角度検出用永久磁石)、62:位置検出マグネット(位置検出用永久磁石)、72:位置検出ホールIC、80:永久磁石(磁場調整手段)

Claims (4)

  1. 径方向外側へ突出する突極部が周方向へ複数設けられているロータと、
    前記ロータの径方向外側に設けられ、前記突極部と対向して径方向内側に突出する複数のコイルを有し、前記コイルの数が前記突極部と数の異なるステータと、を備えるSRモータの回転角度を検出する回転角度検出装置であって、
    前記ロータの周方向へ所定の間隔で配置され、前記ロータの回転角度を検出するための角度検出用永久磁石と、
    前記突極部において前記角度検出用永久磁石の径方向外側まで突出して設けられ、前記ロータの位置を検出するための位置検出用永久磁石と、
    前記ロータの軸方向において前記位置検出用永久磁石と対向して設けられ、前記ロータの回転にともない前記位置検出用永久磁石が形成する磁場の変化を検出するホールICと、
    前記ホールICの近傍において、前記コイルによって形成される磁場を所定の磁束以下にする磁場調整手段と、
    を備える回転角度検出装置。
  2. 前記磁場調整手段は、前記ロータの周方向において前記突極部間に設けられ、S極に着磁されている永久磁石を有する請求項1記載の回転角度検出装置。
  3. 前記磁場調整手段は、前記ロータに設けられ、S極に着磁され前記位置検出用永久磁石を支持する支持手段を有する請求項1記載の回転角度検出装置。
  4. 前記磁場調整手段は、前記コイルから発生する磁場を調整し、前記ホールIC近傍にS極の磁場を形成する請求項1記載の回転角度検出装置。
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