JP2008109773A - モータ及び電動ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】製品コストの増大を抑えつつ、ロータマグネット及びセンサマグネットの磁極の一致精度が高められることにより、効率を確保することができるモータ及び電動ポンプを提供する。
【解決手段】電動ポンプ11のモータ12では、出力軸25と一体回転するとともに当該回転方向においてN極とS極とが交互に設けられたセンサターゲット51の回転位置情報が、同じくロータマグネット26の回転位置情報として、3つのホールセンサを通じて検出される。当該センサターゲット51の回転位置情報に基づきモータ12は駆動制御される。センサターゲット51は、パーマロイ等の磁性体により形成するとともに、その回転中心軸方向における端面をロータマグネット26の回転中心軸方向における端面に当接させることにより磁化させるようにした。このため、ロータマグネット26及びセンサターゲット51の磁極の極性は相互に一致する。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータ及び電動ポンプに関するものである。
従来、車両の燃料ポンプ、ウォーターポンプ、オイルポンプ及びトランスミッション用油圧ポンプ等をモータにより駆動するようにした電動ポンプが知られている。例えば特許文献1には、水及びオイル等の液体を循環させるポンプと、当該ポンプを駆動するモータとが一体的に構成されるとともに、部品点数の低減及び小型化の観点から、モータの出力軸とポンプの駆動軸とを単一の軸により兼用するようにした電動ポンプが開示されている。
すなわち、図6に示されるように、電動ポンプ101は、当該ポンプの駆動源としてのモータ102と、当該モータ102の駆動力により駆動するギヤポンプ103とが一体に設けられてなる。
モータ102は、一側面が開口した有底円筒状のモータケース104、及び当該モータケース104の内周面に圧入固定されたステータ105、及びモータケース104に回転可能に支持された出力軸106、及び出力軸106にロータ107を介して一体回転可能に設けられたロータマグネット108を備えてなる。ステータ105の内周面に形成された図示しない複数のティースには導線を巻回することにより3相(U相,V相,W相)に対応するコイル105aが形成されるとともに、これらコイル105aが図示しない制御装置により通電制御されることによりロータ107を介して出力軸106は回転する。
ギヤポンプ103は、モータケース104の開口部に装着されるポンプケース109を備えるとともに、当該ポンプケース109の外側面にはギヤ収容室110が開口して形成されている。ギヤ収容室110には、内周面に歯形が形成された円環状のアウタギヤ111が当該ギヤ収容室110の内周面に対して摺動回転可能に配設されるとともに、当該アウタギヤ111の内周側には、外周面に歯形が形成された円筒状のインナギヤ112が偏心するように噛合されている。インナギヤ112には前記出力軸106がポンプケース109を貫通して一体回転可能に連結されている。ポンプケース109の外側面にはポンププレート113が液密状に取り付けられている。これにより、ギヤ収容室110は閉塞される。
したがって、制御装置からの指令に基づきモータ102が駆動されると、インナギヤ112は出力軸106と一体的に回転し、これに伴いアウタギヤ111も回転する。すると、インナギヤ112の歯形とアウタギヤ111の歯形間に形成されるポンプ室110aは、インナギヤ112及びアウタギヤ111の回転方向へ移動しつつ、当該ポンプ室110aの容積は連続的に増加及び減少する。これにより、ポンプケース109に形成された図示しない吸入口及び吐出口を通じて、燃料、水及びオイル等の液体の吸入及び吐出が行われる。
ここで、図6に示されるように、モータ102においては、ステータ105のコイル105aに対する通電のタイミングとロータ107の回転とを同期させるために、ロータ107の回転位置(回転角度)を検出するための回転角度検出装置120が設けられている。回転角度検出装置120は、出力軸106に環状の支持部材121を介して一体回転可能に設けられた円環状のセンサマグネット122(センサターゲット)、及びモータケース104の内部に固定された基板123の表面にセンサマグネット122に対応するように設けられた複数個のホールセンサ(ホールIC)等の磁気センサ124を備えてなる。磁気センサ124は、磁界の強度に応じた検出信号(オン信号又はオフ信号)を出力する。そして、前記制御装置は、複数個の磁気センサ124から出力される検出信号、正確にはそれらの組合せに基づきロータ107の位置検知を行うとともに、当該検知したロータ107の位置に基づき、3相のコイル105aへの通電制御を行う。これにより、ロータ107の回転に同期して、当該ロータ107に回転トルクを与えるための磁界がコイル105aにより形成される。
特開2005−337025号公報
前記従来の電動ポンプ101のモータ102において、センサマグネット122とロータマグネット108との位相(正確には、それらマグネットの回転方向における磁極の位置)の一致精度は、モータ102の進角に大きな影響を及ぼす。そして、当該進角は、モータ102の効率等の特性に大きく影響する。このため、モータ102の特性を確保するためには、センサマグネット122とロータマグネット108との位相の一致精度を確保する必要がある。
そこで、従来、図7に示されるように、センサマグネット122とロータマグネット108との位相を合わせるために、出力軸106に目印として切欠106aを設け、当該切欠106aを基準に位相を合わせるようにしていた。すなわち、支持部材121の内周縁には、出力軸106の切欠106aに係合する突部121aが形成されている。そして、センサマグネット122は、支持部材121に固定した状態でその突部121aを基準に着磁される一方、ロータマグネット108は、出力軸106に固定した状態でその切欠106aを基準に着磁される。具体的には、支持部材121に固定されたセンサマグネット122を出力軸106に挿通して突部121aを切欠106aに係合させたときに、センサマグネット122及びロータマグネット108の磁極の極性(N極及びS極)が互いに一致するように着磁される。磁極数は、例えば8つとされる。
ところが、センサマグネット122及びロータマグネット108の寸法誤差(加工誤差)及び出力軸106に対する組付誤差等に起因して、センサマグネット122とロータマグネット108との位相差は、依然として発生するおそれがあった。そして、センサマグネット122及びロータマグネット108は機械部品である以上、それらの寸法誤差及び出力軸106に対する組付誤差を皆無とすることは困難であることから、センサマグネット122及びロータマグネット108の磁極の一致精度の確保には限界があった。
近年、車両においては依然として電子化の傾向にあり、消費電力のいっそうの低減化が求められている。車両に搭載される電動ポンプ101等の各種の電気機器についても例外ではなく、効率のさらなる確保が求められている。こうした要求に応えるためには、センサマグネット122及びロータマグネット108の磁極の一致精度のさらなる向上が必要となる。当該一致精度を向上させるために、例えばセンサマグネット122及びロータマグネット108の加工精度、並びにセンサマグネット122及びロータマグネット108の出力軸106に対する組付精度を厳密に管理することが考えられる。しかし、この場合、モータ102の製造コスト、ひいては電動ポンプ101の製品コストの増大が懸念される。
一方、センサマグネット122及びロータマグネット108の磁極の一致精度は現状を維持しつつ、センサマグネット122とロータマグネット108との位相差をソフトウェア的に補正する等してモータ102の駆動制御を行うことが考えられる。しかし、この場合には、モータ102の駆動制御が煩雑になることから、制御装置の設計コスト、ひいては電動ポンプ101の製品コストの増大につながることが懸念される。ちなみに、このような問題は、電動ポンプに組み込まれるモータに限らず、前述したような回転角度検出装置120が搭載されるモータ(ブラシレスモータ)全般について生じる。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、製品コストの増大を抑えつつ、ロータマグネット及びセンサマグネットの磁極の一致精度が高められることにより、効率を確保することができるモータ及び電動ポンプを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、出力軸に一体回転可能に設けられるとともに当該回転方向においてN極とS極とが交互に設けられたセンサターゲットの回転位置情報を、同じくロータマグネットの回転位置情報として磁気センサを通じて検出するとともに、当該磁気センサを通じて検出された回転位置情報に基づき駆動制御されるモータにおいて、前記センサターゲットは、磁性体により形成するとともに、その回転中心軸方向における端面をロータマグネットの回転中心軸方向における端面に当接させることにより磁化させるようにしたことを要旨とする。
本発明によれば、センサターゲットの回転中心軸方向における端面をロータマグネットの回転中心軸方向における端面に当接させることにより当該センサターゲットは磁化され、当該センサターゲットには、ロータマグネットの各磁極に対応する極性を有する磁極が形成される。すなわち、ロータマグネットの磁極の極性と、センサターゲットに形成される磁極の極性とは、それらの回転方向において正確に一致する。ここで、ロータマグネットとセンサターゲットとの位相の一致精度は、モータの進角、ひいてはモータの効率等の出力特性に大きく影響する。したがって、本発明によれば、ロータマグネット及びセンサターゲットの磁極の一致精度が高められることにより、モータの効率等の出力特性は好適に確保される。
また、ロータマグネットにセンサターゲットをそれらの回転中心軸方向において当接させるだけで、当該センサターゲットに形成される磁極の極性はロータマグネットの磁極の極性に対応したものとなる。このため、ロータマグネット及びセンサターゲットの寸法誤差(加工誤差)及びそれらの出力軸に対する組付誤差等が、ロータマグネットとセンサターゲットとの磁極の一致精度に影響を及ぼすことはない。さらに、センサマグネットとロータマグネットとの位相差をソフトウェア的に補正する等の必要もない。したがって、モータの製造コスト、ひいては製品コストの低減化が図られる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータにおいて、前記センサターゲットのロータマグネットと反対側の端部には、ロータマグネットの磁極数と同数の磁極部材を側方へ突設するとともに、これら磁極部材は当該センサターゲットの回転方向において所定間隔毎に配設するようにし、前記磁気センサは、前記センサターゲットの回転に伴う各磁極部材から発せられる磁界の変化を検出して位相の異なる複数の検出信号を当該センサターゲットの回転位置情報として出力することを要旨とする。
本発明によれば、複数の磁極部材をセンサターゲットの回転方向において所定間隔毎に離間して配設することにより、各磁極部材の極性が明確になる。このため、センサターゲット、ひいてはロータマグネットの回転位置の検出精度が高められる。したがって、モータの効率がいっそう高められる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のモータにおいて、前記各磁極部材は、ロータマグネットの回転方向における各磁極の形成範囲内に収まるように設けたことを要旨とする。
本発明によれば、センサターゲットの各磁極部材がロータマグネットの極性の異なる磁極の境界部位に対応して配設されることはないので、各磁極部材の極性はいっそう明確になる。したがって、センサターゲットの回転位置の検出精度がいっそう高められる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載のモータにおいて、前記センサターゲットのロータマグネット側の端面は、その全面にわたってロータマグネットの回転中心軸方向における端面に当接させるようにしたことを要旨とする。
本発明によれば、ロータマグネットから発せられる磁界(磁束)は、センサターゲットのロータマグネット側の端面の全面を通じて好適に進入する。このため、センサターゲットは、ロータマグネットの磁極の極性と対応するように、好適に磁化される。
請求項5に記載の発明は、電動ポンプにおいて、請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のモータの出力軸とポンプの駆動軸とを単一の軸により兼用するようにしたことを要旨とする。
請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のモータによれば、効率が確保されるとともに、製品コストの低減化が図られる。本発明によれば、請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載されるようなモータをポンプの駆動源として採用することにより、電動ポンプ全体の効率が確保されるとともに、製品コストの低減化が図られる。
本発明によれば、製品コストの増大を抑えつつ、ロータマグネット及びセンサマグネットの磁極の一致精度が高められることにより、モータ及び電動ポンプの効率を確保することができる。
次に、本発明を、例えば車両のウォーターポンプ、オイルポンプ及びトランスミッション用ポンプ等の補機類として使用される電動ポンプに具体化した一実施の形態を説明する。
図1に示すように、電動ポンプ11は、当該ポンプの駆動源としてのモータ12と、当該モータ12の駆動力により駆動するギヤポンプ13と、モータ12を駆動制御する制御基板14が一体に設けられてなる。
まず、モータ12について説明する。モータ12は、一側面(図1における左側の側面)が開口した有底円筒状のモータケース21を備えてなるとともに、当該モータケース21の内周面には、両端が開口した円筒状のステータ22が圧入固定されている。ステータ22の内周面に形成された図示しない複数のティースには、導線が巻回されることにより3相(U相,V相,W相)に対応するコイル23が形成されている。また、モータケース21の内底面に凹設された軸受け収容部21aには、転がり軸受け24が圧入固定されている。そして、モータケース21には、その開口部を通じて出力軸25の一端部が挿入されるとともに、当該一端部は転がり軸受け24を介してモータケース21に対して回転可能に支持されている。当該出力軸25の転がり軸受け24と反対側の他端部は、モータケース21の開口部を通じて外方へ突出している。
出力軸25の中央部には、外径が大きく設定された中径部25aが形成されるとともに、当該中径部25aのモータケース21に対する挿入側(図1における右側)には当該中径部25aよりもさらに外径が大きく設定された大径部25bが隣接して形成されている。そして、中径部25aには、両端が開口した円筒状のロータマグネット26が一体回転可能に外嵌固定されている。ロータマグネット26の外周面とステータ22の内周面(正確には、図示しないティースの先端面)との間には、若干の隙間が形成されている。また、ロータマグネット26の一端面(図1における右側の端面)は、中径部25aと大径部25bとの間に形成される段差面25cに当接している。ロータマグネット26を出力軸25へ組み付ける際には、当該ロータマグネット26の一端面が前記段差面25cに当接することにより大径部25b側への変位が規制される。これにより、ロータマグネット26の出力軸25に対する位置決めがなされる。
図4に示されるように、ロータマグネット26は、その回転方向においてN極とS極とを一対とする4対(合計8極)の磁極が着磁されてなる。すなわち、ロータマグネット26には、その回転方向においてN極とS極とが交互に着磁されるとともに、図3に示されるように、それらN極及びS極の着磁角度α(磁極の外周面(弧)の両端とロータマグネット26の回転中心軸O1とを結んでだときにおける中心角)はすべて同じとされている。本実施の形態では、合計8つの磁極が設けられることから、各磁極の着磁角度は、45°とされている。
また、図1に示すように、ロータマグネット26とモータケース21の内底面との間には、ロータマグネット26の回転位置(回転角度)を検出する回転角度検出装置Rが設けられている。当該ロータマグネット26の回転位置情報に基づき、ステータ22のコイル23に対する通電のタイミングとロータマグネット26の回転との同期が図られる。なお、回転角度検出装置Rについては、後に詳述する。
次に、ギヤポンプ13について説明する。図1に示すように、ギヤポンプ13は、モータケース21の開口部に液密状に装着されたポンプケース31を備えてなる。ポンプケース31のモータケース21側の側面における中央部には内側筒部32が形成されるとともに、当該内側筒部32の内周面には、その先端側から順に、転がり軸受け33及びオイルシール34が装着されている。一方、ポンプケース31のモータケース21と反対側の側面には、円柱状のギヤ収容室36が開口して形成されるとともに、当該ギヤ収容室36の底壁には、出力軸25の端部を挿通可能とした連通孔37が形成されている。当該連通孔37は、ギヤ収容室36の内部と内側筒部32の内部とを連通する。
ギヤ収容室36には、内周面に歯形が形成された円環状のアウタギヤ38がギヤ収容室36の内周面に対して摺動回転可能に配設されるとともに、当該アウタギヤ38の内周側には、外周面に歯形が形成された円筒状のインナギヤ39が偏心するように噛合されている。これらアウタギヤ38の歯形と、インナギヤ39の歯形との間に形成される空間部は、ポンプ室36aとなる。そして、インナギヤ39には、連通孔37を通じてギヤ収容室36の内部に挿入された出力軸25のモータケース21に対する挿入側と反対側の他端部が一体回転可能に連結されている。ここで、当該出力軸25(出力軸本体25a)の内側筒部32に対応する部位は、転がり軸受け33により回転可能に支持されるとともに、オイルシール34によりギヤ収容室36とモータケース21との間の液密性が確保されている。そして、ポンプケース31の外側面には、ポンププレート40が図示しないOリング等の密封装置を介して液密状に取り付けられている。当該ポンププレート40により、ギヤ収容室36は閉塞されている。
次に、制御基板14について説明する。図1に示すように、モータケース21の開口部と反対側の端部には、一側面が開口した有底円筒状の制御基板ケース41が外嵌固定されている。制御基板ケース41の内部には、制御基板42が配設されるとともに、当該制御基板42の表面には、モータ駆動回路を構成する素子及びマイクロコンピュータ等の各種の電子部品43が設けられている。制御基板42は、回転角度検出装置Rにより検出されるロータマグネット26の回転位置情報に基づき、モータ12を構成する3相のコイル23の通電制御を行う。
<回転角度検出装置>
次に、回転角度検出装置Rについて詳細に説明する。図1に示すように、回転角度検出装置Rは、出力軸25の大径部25bに取り付けられたセンサターゲット51、及びモータケース21の内底部に固定されたセンサ基板52、及び当該センサ基板52の表面にセンサターゲット51に対応して配設された複数(本実施の形態では、3つ)のホールセンサ(ホールIC)53u,53v,53wを備えてなる。
センサターゲット51は、例えばネオジウム、サマリウム及びパーマロイ等の高い透磁率を有する磁性体材料(強磁性体)により両端が開口した円筒状に形成されている。図3に併せて示されるように、センサターゲット51の一方の開口端縁には、ロータマグネット26の磁極数と同数の磁極部材51aが外方へ突設されている。各磁極部材51aは、センサターゲット51の周方向において所定間隔をおいて均等に配設されている。
これら磁極部材51aの外周面の両端とセンサターゲット51の回転中心軸O2とを結んだときの中心角である磁極部材51aの形成角度βは、ロータマグネット26の各磁極の外周面の両端とロータマグネット26の回転中心軸O1とを結んだときの中心角である磁極の着磁角度αの範囲内において設定されている。本実施の形態では、磁極部材51aの形成角度βは、ロータマグネット26の磁極の着磁角度αの半分(β=α/2)に設定されている。ここでは、α=45°と設定されているので、β=22.5°とされている。
そして、図1に示されるように、センサターゲット51は、各磁極部材51aをセンサ基板52側へ向けた状態で出力軸25の大径部25bに圧入固定されている。図3に併せて示すように、センサターゲット51は、その各磁極部材51aが同図に一点鎖線で示すロータマグネット26の回転方向における各磁極の形成範囲内に収まるように設けられている。すなわち、各磁極部材51aがロータマグネット26の異なる極性を有する一対の磁極の境界部位から外れるように、センサターゲット51は配設されている。
また、センサターゲット51の各磁極部材51aが形成された端部と反対側の端面は、出力軸25の中径部25aに固定されたロータマグネット26の一方(図1における右側)の開口端面に当接している。センサターゲット51を出力軸25へ組み付ける際には、当該センサターゲット51の一端面(図1における左側の端面)が前記段差面25cに当接することにより中径部25a側への変位が規制される。これにより、センサターゲット51の出力軸25に対する位置決めがなされる。
また、センサターゲット51の各磁極部材51aが形成された端部と反対側の端面は、その全面にわたってロータマグネット26の一方の開口端面に当接している。これにより、図1に一点鎖線で示すように、ロータマグネット26から発せられる磁束はセンサターゲット51に好適に進入し、当該センサターゲット51は磁化されて自ら磁石になる。この結果、図3に示されるように、センサターゲット51の各磁極部材51aは、ロータマグネット26の各磁極に対応する極性となる。すなわち、ロータマグネット26の磁極の極性と、センサターゲット51の磁極部材51aの極性とは一致する。
このように、ロータマグネット26にセンサターゲット51をそれらの軸方向において当接させるだけで、当該センサターゲット51の磁極部材51aの極性はロータマグネット26の磁極の極性に対応したものとなる。このため、ロータマグネット26及びセンサターゲット51の寸法誤差(加工誤差)及びそれらの出力軸25に対する組付誤差等が、ロータマグネット26とセンサターゲット51との磁極(N極及びS極)の一致精度に影響を及ぼすことはない。また、センサターゲット51とロータマグネット26とを別々に着磁した後に、それらを出力軸25に組み付けるようにした従来技術と異なり、センサターゲット51及びロータマグネット26の着磁作業時における着磁角度等の管理、並びにセンサターゲット51の組付精度の管理は緩和される。
3つのホールセンサ53u,53v,53wは、図示しないホール素子及びその信号処理回路が単一のICチップとして集積回路化されたものである。そして、図2に示されるように、3つのホールセンサ53u,53v,53wは、センサ基板52の表面において、その円周方向に所定角度(本実施の形態では、60°)毎に、且つセンサターゲット51の各磁極部材51aに対応するように配設されている。ホールセンサ53u,53v,53wは、磁界の強度に応じた検出信号(オン信号又はオフ信号)を出力する。このため、前述したように、磁石となったセンサターゲット51の回転に伴い3つのホールセンサ53u,53v,53wからは所定角度(60°)だけ位相がずれた検出信号Su,Sv,Swが出力される。
<電気的構成>
次に、電動ポンプの電気的な構成について説明する。図5に示すように、制御基板42には電子部品43の一つとしてマイクロコンピュータ61が設けられている。このマイクロコンピュータ61には、センサ基板52に設けられた3つのホールセンサ53u,53v,53wが接続されている。また、マイクロコンピュータ61には当該マイクロコンピュータ61からのモータ駆動信号Sdに基づきモータ12を駆動させるモータ駆動回路62が接続されている。
マイクロコンピュータ61は、3相の各相に対応する3つのホールセンサ53u,53v,53wから出力される検出信号Su,Sv,Sw(正確には、その組合せ)に基づき、センサターゲット51の回転位置を、ロータマグネット26、ひいては出力軸25の回転位置として検知する。そして、マイクロコンピュータ61は、当該検知したロータマグネット26の回転位置に基づき、モータ駆動回路62を通じて3相のコイル23への通電制御を行う。これにより、出力軸25の回転に同期して、ロータマグネット26、ひいては出力軸25に回転トルクを与えるための磁界がコイル23により形成される。
<電動ポンプの動作>
次に、前述のように構成した電動ポンプの動作を説明する。マイクロコンピュータ61からのモータ駆動信号Sdに基づきモータ12が駆動されると、インナギヤ39は出力軸25と一体的に回転し、これに伴いアウタギヤ38も回転する。すると、アウタギヤ38の歯形とインナギヤ39の歯形間に形成されるポンプ室36aは、アウタギヤ38及びインナギヤ39の回転方向へ移動しつつ、当該ポンプ室36aの容積は連続的に増加及び減少する。これにより、ポンプケース31に形成された図示しない吸入口及び吐出口を通じて、燃料、水及びオイル等の液体の吸入及び吐出が行われる。
ここで、前述したように、モータ12において、ロータマグネット26とセンサターゲット51との位相、正確には、それらマグネットの回転方向における磁極の位置の一致精度は、モータ12の進角に大きな影響を及ぼす。そして、当該進角は、モータ12の効率及びその他出力特性に大きく影響する。これに対して、本実施の形態では、ホールセンサ53u,53v,53wの直接の検出対象となるセンサターゲット51の磁極部材51aの極性は、ロータマグネット26の磁極の極性と正確に一致する。このため、モータ12、ひいては電動ポンプ11の効率及びその他出力特性は好適に確保される。また、センサマグネット122とロータマグネット108との位相差をソフトウェア的に補正する等の必要性もないので、マイクロコンピュータ61の制御負担(演算負担)も抑えられる。
<実施の形態の効果>
従って、本実施の形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)電動ポンプ11のモータ12においては、出力軸25に一体回転可能に設けられるとともに当該回転方向においてN極とS極とが交互に設けられたセンサターゲット51の回転位置情報(Su,Sv,Sw)が、同じくロータマグネット26の回転位置情報として、3つのホールセンサ53u,53v,53wを通じて検出される。そして、それらホールセンサ53u,53v,53wを通じて検出された回転位置情報に基づき、モータ12は駆動制御される。このようなモータ12において、センサターゲット51は、ネオジウム、サマリウム及びパーマロイ等の磁性体により形成するとともに、その回転中心軸方向における端面をロータマグネット26の回転中心軸方向における端面に当接させることにより磁化させるようにした。
このため、センサターゲット51には、ロータマグネット26の各磁極に対応する極性を有する磁極が形成される。すなわち、ロータマグネット26の磁極の極性と、センサターゲット51に形成される磁極の極性とは、それらの回転方向において正確に一致する。ここで、前述したように、ロータマグネット26とセンサターゲット51との位相の一致精度は、モータ12の進角、ひいてはモータ12の効率及びその他出力特性に大きく影響する。したがって、本実施の形態によれば、ロータマグネット26及びセンサターゲット51の磁極の一致精度が高められることにより、モータ12、ひいては電動ポンプ11の効率及びその他出力特性は好適に確保される。なお、前述の磁化の観点から、センサターゲット51の形成材料は、透磁率が高いものほど好ましい。
(2)また、ロータマグネット26にセンサターゲット51をそれらの軸方向において当接させるだけで、当該センサターゲット51の磁極部材51aの極性はロータマグネット26の磁極の極性に対応したものとなる。このため、ロータマグネット26及びセンサターゲット51の寸法誤差(加工誤差)及びそれらの出力軸25に対する組付誤差等に起因するロータマグネット26とセンサターゲット51との磁極の一致精度の低下が抑制される。
(3)さらに、センサターゲット51は図示しない着磁装置を使用して着磁する必要がない。また、センサマグネット122とロータマグネット108との位相差をソフトウェア的に補正する等の必要がないので、マイクロコンピュータ61の制御負担が増大することもない。したがって、モータ12、ひいては電動ポンプ11の製造コストの低減化が図られることにより、それらの製品コストも抑制される。
(4)センサターゲット51の一方の端部には、ロータマグネット26の磁極数と同数の磁極部材51aを外方へ突設するとともに、これら磁極部材51aは当該センサターゲット51の回転方向において所定間隔毎に配設するようにした。そして、3つのホールセンサ53u,53v,53wは、センサターゲット51の回転に伴う各磁極部材51aから発せられる磁界(正確には、その強度)の変化を検出して位相の異なる複数の検出信号Su,Sv,Swを当該センサターゲット51の回転位置情報として出力する。
このように、各磁極部材51aをセンサターゲット51の回転方向において所定間隔毎に離間して配設することにより、各磁極部材51aの極性が明確になる。このため、センサターゲット51、ひいてはロータマグネット26の回転位置の検出精度が高められる。したがって、モータ12、ひいては電動ポンプ11の効率が高められる。
(5)さらに、各磁極部材51aの外周面の両端とセンサターゲット51の回転中心軸とを結んだときの中心角である磁極部材51aの形成角度βは、ロータマグネット26の各磁極の外周面の両端とロータマグネット26の回転中心軸とを結んだときの中心角である磁極の着磁角度αの範囲内において設定した。そして、センサターゲット51は、その各磁極部材51aがロータマグネット26の回転方向における各磁極の形成範囲内に位置するように配設した。
このため、センサターゲット51の各磁極部材51aがロータマグネット26の極性の異なる磁極の境界部位に対応して配設されることはないので、各磁極部材51aの極性はいっそう明確になる。したがって、センサターゲット51の回転位置の検出精度、ひいてはモータ12の効率がいっそう高められる。
(6)電動ポンプ11は、モータ12とギヤポンプ13とが一体に設けられるとともに、モータ12の出力軸25をギヤポンプ13の駆動軸として兼用するようにしたものである。このため、モータ12の効率が確保されることにより、電動ポンプ11全体の効率も確保される。また、モータ12の製品コストの低減は、電動ポンプ11の製品コストの低減にもつながる。
<他の実施の形態>
尚、前記実施の形態は、次のように変更して実施してもよい。
・本実施の形態では、3つのホールセンサ53u,53v,53wを設けるようにしたが、2つとしてもよい。この場合、2つのホールセンサは、センサターゲット51の回転方向において90°だけ位相をずらして配設する。すると、センサターゲット51の回転に伴い2つのホールセンサからは90°だけ位相がずれた波形(正弦波及び余弦波)が出力される。これら2つの信号を使用して、いわゆるタンジェント変換を行うことによりセンサターゲット51の回転角度が得られる。
・本実施の形態において、3つのホールセンサ53u,53v,53wを例えばMRセンサ(磁気抵抗効果センサ)等の他の磁気センサに置換してもよい。この場合、2つのMRセンサをセンサターゲット51の回転方向において異なる位置に配設する。これにより、センサターゲット51の回転に伴って、2つのMRセンサには、所定角度だけ位相のずれた磁界が印加される。その結果、2つのMRセンサから出力される検出信号(正弦信号及び余弦信号)の位相も所定角度だけずれる。これら位相のずれた2つの信号を使用して、いわゆるタンジェント変換を行うことによりセンサターゲット51の回転角度が得られる。
・本実施の形態では、各磁極部材51aはセンサターゲット51の側方へ突出するように設けたが、内方へ突出するように設けてもよい。この場合、各磁極部材51aが出力軸25に干渉しないように当該各磁極部材51aの内方への突出長さを調節する。
・本実施の形態において、センサターゲット51の各磁極部材51aの形成角度βは、ロータマグネット26の各磁極の着磁角度αの範囲内において、適宜変更するようにしてもよい。なお、これは、各磁極部材51aの形成角度βを、ロータマグネット26の各磁極の着磁角度αと等しくすることを除外するものではない。すなわち、各磁極部材51aをセンサターゲット51の回転方向へ延設して相互に連結することにより、全体として鍔状の単一の磁極部材を形成するようにしてもよい。このようにした場合であれ、当該単一の鍔部にはロータマグネット26の各磁極に対応する磁極が形成される。
・本実施の形態において、センサターゲット51の各磁極部材51aを省略することも可能である。すなわち、センサターゲット51は両端が開口した単なる円筒状に形成する。この場合であれ、当該円筒状のセンサターゲット51には、ロータマグネット26の各磁極に対応する磁極が形成される。また、3つのホールセンサ53u,53v,53wは、センサターゲット51の外周面に対応するように設けてもよい。
・本実施の形態では、モータ12及びギヤポンプ13が一体的に設けられる電動ポンプ11として本発明を具体化したが、回転角度検出装置Rを備えたモータ(ブラシレスモータ)単体として具体化することも可能である。
<他の技術的思想>
次に前記実施の形態及び他の実施の形態から把握できる技術的思想を以下に追記する。
・請求項1に記載のモータにおいて、前記センサターゲットのロータマグネットと反対側の端部には、ロータマグネットの磁極数と同数の磁極部材を外方へ突設するとともに、これら磁極部材の外周面の両端とセンサターゲットの回転中心軸とを結んだときの中心角である磁極部材の形成角度は、ロータマグネットの各磁極の外周面の両端とロータマグネットの回転中心軸とを結んだときの中心角である磁極の着磁角度の範囲内において設定するとともに、当該各磁極部材はロータマグネットの回転方向における各磁極の形成範囲内に収まるように設けたモータ。
このようにすれば、センサターゲットの各磁極部材がロータマグネットの極性の異なる磁極の境界部位に対応して配設されることはないので、各磁極部材の極性が明確になる。したがって、センサターゲットの回転位置の検出精度、ひいてはモータの効率が高められる。
第1の実施の形態における電動ポンプの正断面図。 図1における1−1線断面図。 図1における2−2線断面図。 同じくロータマグネット及びセンサターゲットの分解斜視図。 同じく電動ポンプの電気的な構成を示すブロック図。 従来の伝動ポンプの正断面図。 図6の3−3線断面図。
符号の説明
11…電動ポンプ、12…モータ、13…ポンプ、25…出力軸、26…ロータマグネット、51…センサターゲット、51a・・極部材、53u,53v,53w…磁気センサを構成するホールセンサ、54…磁極部材、Su,Sv,Sw…検出信号(回転位置情報)。

Claims (5)

  1. 出力軸に一体回転可能に設けられるとともに当該回転方向においてN極とS極とが交互に設けられたセンサターゲットの回転位置情報を、同じくロータマグネットの回転位置情報として磁気センサを通じて検出するとともに、当該磁気センサを通じて検出された回転位置情報に基づき駆動制御されるモータにおいて、
    前記センサターゲットは、磁性体により形成するとともに、その回転中心軸方向における端面をロータマグネットの回転中心軸方向における端面に当接させることにより磁化させるようにしたモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記センサターゲットのロータマグネットと反対側の端部には、ロータマグネットの磁極数と同数の磁極部材を側方へ突設するとともに、これら磁極部材は当該センサターゲットの回転方向において所定間隔毎に配設するようにし、
    前記磁気センサは、前記センサターゲットの回転に伴う各磁極部材から発せられる磁界の変化を検出して位相の異なる複数の検出信号を当該センサターゲットの回転位置情報として出力するモータ。
  3. 請求項2に記載のモータにおいて、
    前記各磁極部材は、ロータマグネットの回転方向における各磁極の形成範囲内に収まるように設けたモータ。
  4. 請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載のモータにおいて、
    前記センサターゲットのロータマグネット側の端面は、その全面にわたってロータマグネットの回転中心軸方向における端面に当接させるようにしたモータ。
  5. 請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のモータの出力軸とポンプの駆動軸とを単一の軸により兼用するようにした電動ポンプ。
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