JP2008185469A - 指針式計器装置 - Google Patents
指針式計器装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008185469A JP2008185469A JP2007019540A JP2007019540A JP2008185469A JP 2008185469 A JP2008185469 A JP 2008185469A JP 2007019540 A JP2007019540 A JP 2007019540A JP 2007019540 A JP2007019540 A JP 2007019540A JP 2008185469 A JP2008185469 A JP 2008185469A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pointer
- light
- light source
- illumination light
- type instrument
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】 導光部材を用いることなく、かつ、レイアウト上の制約を受けにくい指針式計器装置を提供する。
【解決手段】
【請求項1】 表示板1と、この表示板1の前方に配置された指針2と、この指針2を駆動する駆動装置3と、指針2の受光部2gに照明光Lを供給する光源4とを備えた指針式計器装置Aにおいて、駆動装置3に光源4からの照明光Lを反射する反射面3dを設け、前記照明光Lを反射面3dによって反射し、指針2の受光部2gに供給するものである。
【選択図】 図1
【解決手段】
【請求項1】 表示板1と、この表示板1の前方に配置された指針2と、この指針2を駆動する駆動装置3と、指針2の受光部2gに照明光Lを供給する光源4とを備えた指針式計器装置Aにおいて、駆動装置3に光源4からの照明光Lを反射する反射面3dを設け、前記照明光Lを反射面3dによって反射し、指針2の受光部2gに供給するものである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば車両用計器等に用いられる指針式計器装置に関する。
従来の指針式計器装置は、指針と、この指針を照明する光源と、この光源の照明光を前記指針に導く導光部材とを備え、前記光源の照明光を前記導光部材により効率的に指針へと供給する構造を備えている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、従来の指針式計器装置のように、前記導光部材を用いた照明方式は、前記導光部材を必要とすることから、コスト上昇や装置の大型化・複雑化、重量増加を招くなどといった問題点があった。
そこで、指針を導光部材を用いずに、光源からの照明光で直接指針を照明する指針式計器装置として、前記指針の駆動軸を中心とした指針キャップの下方の同心円上に多数の光源を配置したものがあった(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−105649号公報
特開2001−255177号公報
しかし、この指針を直接光で照明する指針式計器装置は、前記指針の駆動軸を中心とした指針キャップの下方の同心円上に光源を配置しなければならず、この光源を覆い隠すために、前記指針キャップが大型化するなどのレイアウト上の制約を受けるといった問題点があった。
そこで、本発明は、前述した問題点に着目し、導光部材を用いることなく、かつ、レイアウト上の制約を受けにくい指針式計器装置を提供する。
本発明は、表示板と、前記表示板の前方に配置された指針と、前記指針を駆動する駆動装置と、前記指針の受光部に照明光を供給する光源とを備えた指針式計器装置において、前記駆動装置に前記光源からの照明光を反射する反射面を設け、前記光源から照射された照明光が、前記反射面によって反射され、前記指針の受光部に供給されるものである。
また、本発明は、前記反射面は前記光源からの照明光を拡散させるために微細な凹凸を備えているものである。
また、本発明は、前記指針と前記駆動装置との間に回路基板を設け、前記光源が前記回路基板の板面方向に対して水平方向に照明光を射出可能となるように前記回路基板に設けたものである。
本発明によれば、所期の目的を達成でき、導光部材を用いることなく、かつ、レイアウト上の制約を受けにくい指針式計器装置を提供することができる。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の実施形態を示すものである。
図1において、本実施形態による指針式計器装置Aは、表示板1と、指針2と、駆動装置3と、光源4と、回路基板5とから主に構成される。
表示板1は、透明な合成樹脂からなる板状体であり、その板面、図1中上面(指針2を設けた側)に、図示していないが、文字や目盛などの指標部を除いて遮光性の塗料からなる地色層を備えている。なお、前記指標部は光を透過することができる。
また、表示板1は、貫通孔1aを備えており、この貫通孔1aを指針2と駆動装置3とを連結する後述する駆動軸が貫通するものである。
指針2は、表示板1の前方(図1中で表示板1の上側)に位置している。この指針2は、前記指標部を構成する目盛を指示する指示部2aと、指示部2aの回転中心となる基部2bと、基部2bを覆う指針キャップ2cとで主に構成されている。指示部2aと基部2bとは、光を透過する透光性の合成樹脂からなり、指針キャップ2cは、光を透過しない遮光性の合成樹脂からなる。指示部2aと基部2bとは、一体形成されている。指示部2aは細長く先細りの棒状であり、基部2bは円盤形状で、ボス部2eと反射部2fと受光部2gとを備えている。ボス部2eは、凹部2dを備えており、この凹部2dに後述する駆動軸の端部が挿入固定される。受光部2gは、基部2bの下側に設けられており、光源4からの照明光Lを基部2b内に取り込むものである。反射部2fは、受光部2gで基部2b内に取り込んだ光源4の照明光Lを指示部2a側に反射するものである。
駆動装置3は、指針2を回転駆動するものであり、例えば、ステッピングモータや交差コイル式計器本体などが好ましい。計器本体3は、指針2に固定される駆動軸3aを備えいる。駆動装置3は、合成樹脂からなるハウジング3bを備えており、駆動装置3がステッピングモータであれば、このハウジング3b内に、駆動軸3aを回転駆動する駆動機構として、磁石やコイルなどを収納している。
このハウジング3bは駆動軸3aに沿って指針2側に突出形成した突出部3cを備えている。この突出部3cは、円錐形状の反射面3dを備えている。この反射面3dは、駆動軸3aの周囲に設けられている。また、反射面3dは、光源4からの照明光Lを良好に反射するように鏡面仕上げされている。なお、光源4からの照明光Lを良好に反射するためには、反射面3dにメッキ層を施してもよいし、あるいは、蒸着膜を施してもよい。なお、光源4からの照明光Lを拡散させ、指針2を均一に照明するために、反射面3dに微細な凹凸を形成してもよい。
また、本実施形態では、反射面3dの断面形状は直線であったが、光源4からの照明光Lを集光する場合は、その断面形状を凹面とし、光源4からの照明光Lを拡散する場合は、その断面形状を凸面としてもよい。
また、突出部3cは、その内部に駆動軸3aの軸受を備えており、駆動軸3aの軸のズレを防止するものでもある。
光源4は、本実施形態では発光ダイオードであり、特に表面実装可能なものである。光源4は、回路基板5の板面方向に対して水平方向に照明光Lを射出可能である。また、駆動軸3aの軸方向に対して、垂直方向に対して垂直方向に照明光Lを射出可能である。本実施形態では、駆動装置3の突出部3cの周囲に複数設けられており、本実施形態の指針2の回動範囲に対応するために、3つの発光ダイオード4を備えている。
回路基板5は硬質の基板であり、ガラスエポキシ樹脂などの絶縁材料に、銅などの導電材料から成る配線パターンをその表面や内部に備えたものである。本実施形態では、回路基板5は、表示板1と駆動装置3との間に設けられている。また、回路基板5は、駆動装置3の駆動軸3aや突出部3cが貫通する貫通孔5aを備えている。貫通孔5aは円形であり、光源4は、この貫通孔5aの周囲に設けられている。また、光源4は、回路基板5の図1中上側の面(指針2側の面)に設けられている。
以上のように、駆動装置3に光源4からの照明光Lを反射する反射面3dを設け、光源4からの照明光Lが、反射面に3dよって反射され、指針2の受光部2gに供給されることによって、導光部材を用いることなく、かつ、レイアウト上の制約を受けにくい指針式計器装置Aを提供することができる。
また、反射面3dは光源4からの照明光Lを拡散させるために微細な凹凸を備えていることによって、拡散部材を用いることなく、光源4からの照明光Lを拡散することができ、指針2を均一に照明することが可能な指針式計器装置Aを提供することができる。
また、指針2と駆動装置3との間に回路基板5を設け、光源4が回路基板5の板面方向に対して水平方向に照明光Lを射出可能となるように回路基板5に設けたことによって、表示板1と回路基板5との間隔を狭くし、駆動軸3aの軸方向に対して、薄型の指針式計器装置Aを提供することができる。
また、第1の実施形態では、光源4を回路基板5の図1中上側の面(指針2側の面)に設けたが、第1の実施形態に限定されるものではなく、図2に示すように、光源4を回路基板の下側の面(駆動装置3側の面)に設けてもよい。このように構成することによって、表示板1と回路基板5とを近接させて配置することができ、駆動軸3aの軸方向に対して、薄型の指針式計器装置Aを提供することができる。
なお、前記各実施形態では、突出部3cは円錐形状の反射面3dを備えていたが、前記実施形態に限定されるものではなく、突出部3cを多角形の錐形状、例えば、四角錐とし、この四角錐の反射面に光源4が対向するように設ければよい。
A 指針式計器装置
L 照明光
1 表示板
1a 貫通孔
2 指針
2a 指示部
2b 基部
2c 指針キャップ
2d 凹部
2e ボス部
2f 反射部
2g 受光部
3 駆動装置
3a 駆動軸
3b ハウジング
3c 突出部
3d 反射面
4 光源
5 回路基板
5a 貫通孔
L 照明光
1 表示板
1a 貫通孔
2 指針
2a 指示部
2b 基部
2c 指針キャップ
2d 凹部
2e ボス部
2f 反射部
2g 受光部
3 駆動装置
3a 駆動軸
3b ハウジング
3c 突出部
3d 反射面
4 光源
5 回路基板
5a 貫通孔
Claims (3)
- 表示板と、前記表示板の前方に配置された指針と、前記指針を駆動する駆動装置と、前記指針の受光部に照明光を供給する光源とを備えた指針式計器装置において、前記駆動装置に前記光源からの照明光を反射する反射面を設け、前記照明光を前記反射面によって反射し、前記指針の受光部に供給することを特徴とする指針式計器装置。
- 前記反射面は前記光源からの照明光を拡散させるために微細な凹凸を備えていることを特徴とする請求項1に記載の指針式計器装置。
- 前記指針と前記駆動装置との間に回路基板を設け、前記光源が前記回路基板の板面方向に対して水平方向に照明光を射出可能となるように前記回路基板に設けたことを特徴とする請求項1に記載の指針式計器装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007019540A JP2008185469A (ja) | 2007-01-30 | 2007-01-30 | 指針式計器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007019540A JP2008185469A (ja) | 2007-01-30 | 2007-01-30 | 指針式計器装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008185469A true JP2008185469A (ja) | 2008-08-14 |
Family
ID=39728622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007019540A Pending JP2008185469A (ja) | 2007-01-30 | 2007-01-30 | 指針式計器装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008185469A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010210514A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Denso Corp | 指針計器 |
-
2007
- 2007-01-30 JP JP2007019540A patent/JP2008185469A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010210514A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Denso Corp | 指針計器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100759194B1 (ko) | 조명장치 | |
JP5806515B2 (ja) | メータ装置の照明構造 | |
JP5489870B2 (ja) | 指針装置及び導光部材 | |
KR20120016266A (ko) | 계기 조명 장치 | |
JP5196310B2 (ja) | 指針式計器 | |
JP2014009958A (ja) | 指針式計器装置 | |
JP5362289B2 (ja) | 表示装置 | |
JP5057138B2 (ja) | 照明装置 | |
JP2008185469A (ja) | 指針式計器装置 | |
JP2015040740A (ja) | 表示装置 | |
JP6124057B2 (ja) | 車両用表示装置 | |
JP2008209341A (ja) | 指針式計器装置 | |
JP5060840B2 (ja) | 発光指針計器 | |
JP5513166B2 (ja) | 車両用表示装置 | |
JP6202388B2 (ja) | 計器用指針 | |
JP3747466B2 (ja) | 計器装置 | |
JP2010025675A (ja) | 車両用計器 | |
JP2010175366A (ja) | 照明装置 | |
JP2010175365A (ja) | 照明装置 | |
JP5884686B2 (ja) | 発光指針計器 | |
JP6459683B2 (ja) | 発光型指針及びその発光型指針を備えた指針式計器装置 | |
JP2011047845A (ja) | 指示計器装置 | |
JP6225376B2 (ja) | 指針式計器 | |
JP2009058315A (ja) | 指針式計器装置 | |
JP2011133349A (ja) | 計器装置 |