JP2008184823A - 圧縮繊維パネルおよび圧縮繊維パネルの製造方法 - Google Patents

圧縮繊維パネルおよび圧縮繊維パネルの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の中空部を一体的に有する圧縮繊維パネルにも係わらず、木材の如く釘或いはネジ等による接合が可能な圧縮繊維パネルを提供し、圧縮繊維パネルの構造材としての使用を飛躍的に拡大すること。
【解決手段】複数の中空部2が一体的に形成された圧縮繊維パネル1において、該パネルの接合部αに位置する部分は、圧縮繊維で中実に形成されて中空部がない、或いは他の部分に比して浅い中空部に形成されている圧縮繊維パネルとした。
【選択図】 図11

Description

本発明は、圧縮繊維パネルに関するもので、詳しくは、圧縮繊維パネルであるにも係わらず、木材の如く釘或いはネジ等による接合が可能な圧縮繊維パネルの接合部の構造に関するものである。
木材は、好適な強度特性を持ち、且つ比較的安価であり、しかも加工が容易であることから、建設業界を始め、多くの業界において構造材として広く使用されている。
一方、セルロース等の天然繊維を圧縮し、複数の中空部が一体的に形成された圧縮繊維パネルが特許文献1等に開示されている。かかる圧縮繊維パネルは、高温・高圧下において繊維が圧縮成形されているために強度が高く、且つ複数の中空部を有するために軽量であることから、木材に変わる構造材としてその使用が大いに期待されている。
また、特許文献2には、上記複数の中空部が一体的に形成された圧縮繊維パネルにおいて、該パネルの接合部に位置する中空部に合成樹脂を充填することにより、圧縮繊維パネルであるにも拘わらず木材の如く釘或いはネジ等による接合を可能とした圧縮繊維パネルの接合部の構造が提案されている。
また、特許文献3には、複数の中空部が一体的に形成された圧縮繊維パネルを複数枚積層接着し、長尺の角材を構成すること、および、この角材をほぞとほぞ穴の組み合わせ、或いは釘の打ちつけにより、箱状枠体を構成することが提案されている。
特開平9−195440号公報 特開2005−163884号公報 特開2006−82833号公報
上記した特許文献1等に記載された圧縮繊維パネルは、複数の中空部を有するために実質的な板厚は薄く、段ボール、厚紙等と同様に、釘或いはネジ等による接合が困難であることから、接合には、専ら接着剤による接着が採用されていた。そのため、木材を用いた釘等による組立てに比して、その組立て作業が煩雑なものとなり、また、組立て後においては、分解することが出来ないために再使用或いは保管等に不便なものであった。
そこで、本件出願人は、先に特許文献2に開示されているように、中空部に合成樹脂を充填し、釘等による接合部を形成することを提案したが、かかる方法である場合には、接合部にそのつど充填材を充填する必要があり、作業性が悪い。また、充填材として母材とは異質な材質のものを使用するため、リサイクルの際に分別作業が必要となる。更には、母材と充填材との一体化が完全とは言えず、振動などが受ける場所における使用である場合には充填材の剥離が懸念される等の課題があった。
一方、特許文献3に提案されているように、圧縮繊維パネルの利用範囲は広がっており、圧縮繊維パネルの接合を容易かつ確実に行うことができる、複数の中空部を一体的に有する軽量な圧縮繊維パネルの出現が強く要望されている。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、複数の中空部を一体的に有する圧縮繊維パネルにも係わらず、木材の如く釘或いはネジ等による接合が可能な圧縮繊維パネルを提供し、圧縮繊維パネルの構造材としての使用を飛躍的に拡大することにある。
上記した課題を解決するため、請求項1の本発明では、複数の中空部が一体的に形成された圧縮繊維パネルにおいて、該パネルの接合部に位置する部分は、圧縮繊維で中実に形成されている圧縮繊維パネルとした。
また、請求項2の本発明では、複数の中空部が一体的に形成された圧縮繊維パネルにおいて、該パネルの接合部に位置する部分は、他の部分に比して浅い中空部に形成されている圧縮繊維パネルとした。
また、請求項3の本発明では、上記請求項1または2の発明において、上記接合部が、パネルの板面に帯状に延在している圧縮繊維パネルとした。
また、請求項4の本発明では、複数の貫通孔が形成されたトレイの板面に複数のエラストマーパッドを配置固定した型枠を使用し、該型枠上に繊維のスラリーを充填し、吸引・圧縮等によりスラリーを脱水して複数の中空部を一体的に有する圧縮繊維パネルを製造する方法において、上記トレイの圧縮繊維パネルの接合部に対応する部分には、上記中空部を形成するエラストマーパッドを配置しないことにより、圧縮繊維パネルに中実の接合部を形成する圧縮繊維パネルの製造方法とした。
また、請求項5の本発明では、複数の貫通孔が形成されたトレイの板面に複数のエラストマーパッドを配置固定した型枠を使用し、該型枠上に繊維のスラリーを充填し、吸引・圧縮等によりスラリーを脱水して複数の中空部を一体的に有する圧縮繊維パネルを製造する方法において、上記トレイの圧縮繊維パネルの接合部に対応する部分には、他の部分に比して高さの低いエラストマーパッドを配置することにより、圧縮繊維パネルに板厚の接合部を形成する圧縮繊維パネルの製造方法とした。
上記した請求項1の本発明に係る圧縮繊維パネルによれば、圧縮繊維パネルに予め形成されている中実の接合部に、打ち込む或いはねじ込む接合手段により、該圧縮繊維パネルを取付け或いは他の部材と接合することができ、圧縮繊維パネルを、木材と同様に釘或いはネジ等により接合することが可能となる。また、接合部に位置する部分のみを中実にすればよいため、圧縮繊維パネルの軽量性を損なうこともない。
また、上記した請求項2の本発明に係る圧縮繊維パネルによれば、圧縮繊維パネルに予め形成されている板厚の接合部に、打ち込む或いはねじ込む接合手段により、該圧縮繊維パネルを取付け或いは他の部材と接合することができ、圧縮繊維パネルを、木材と同様に釘或いはネジ等により接合することが可能となる。また、接合部に位置する部分のみを浅い中空部に形成して板厚を厚いものにすればよいため、圧縮繊維パネルの軽量性を損なうこともない。更には、浅い中空部を形成することにより接合部を構成するものであるため、中空部が表面に作るパターンが接合部において乱れることはなく、接合部としての機能と表面パターンの連続性を保つことを両立させることができる。
また、上記した請求項3の本発明に係る圧縮繊維パネルによれば、接合部を帯状に形成するので、圧縮繊維パネルを利用する現場において、接合部をある程度の自由度で変えることができる。
また、上記した請求項4の本発明に係る圧縮繊維パネルの製造方法によれば、圧縮繊維パネルの製造時に、該圧縮繊維パネルの板面に中実の接合部を予め容易に形成することができる。
また、上記した請求項5の本発明に係る圧縮繊維パネルの製造方法によれば、圧縮繊維パネルの製造時に、該圧縮繊維パネルの板面に他の部分に比して板厚の厚い接合部を予め容易に形成することができる。
以下に、上記した本発明に係る圧縮繊維パネルおよび該圧縮繊維パネルの製造方法の好適な実施の形態を、図面等を参照しながら詳細に説明する。
本発明に係る圧縮繊維パネルは、例えば、次の如き製法により製造される。
先ず、木材繊維、再生紙等の原料Aを強力な攪拌力によりパルプ化し、均一濃度の繊維含有スラリーSとする〔図1(a)参照〕。続いて、該スラリーSを(後に詳述する)エラストマーパッドが敷設された型枠50上に打設し、型枠の下面からの吸引および/または型枠の上・下面からの簡易なプレス(プリプレス)により脱水し、スラリーSを脱水ケーキKとする〔図1(b)参照〕。
続いて、型枠50をホットプレス60に搬送し、加熱下において型枠に対して垂直方向の圧力を加えることにより脱水ケーキKを加熱圧縮成形する〔図1(c)参照〕。成形が完了した後、型枠50と共に成形品Xをホットプレス60から取り出し、成形品Xを型枠50から脱型する〔図1(d)参照〕。
図2の(a)は、圧縮繊維パネルの製造に使用する型枠50の一例を示した平面図である。この型枠50は、ある程度の剛性(すなわちある程度の板厚)を有する矩形の板体に複数の貫通孔51を形成したトレイ52と、該トレイ52の周囲板面に添設されたトレイの補強を兼ねた帯状のプレスストッパー53と、上記トレイ52の板面上に幾何学的に配置固定されたエラストマーパッド54とから構成されている。上記エラストマーパッド54は、図2の(a)では、概略、円で描かれているが、好ましくは上面から見ると断面が六角形のエラストマーパッド54が、好ましくは、蜂の巣状に配置されている。図2の(b)は、上記トレイ52とプレスストッパー53とエラストマーパッド54を拡大して示した概念的な型枠50の部分断面図である。
上記のような構造の型枠50を使用することにより、吸引或いは圧縮時に原料中の水分はトレイ52の板面に穿設された上記貫通孔51を介して外部に流れ出すことができる。また、図3に示すように、ホットプレス60による圧縮時に、エラストマーパッド54はプレスストッパー53の厚み分まで縦方向に縮むと同時に横方向に広がる。すなわち、パッド54間に充填された原料Kには、垂直方向のみならず平行な方向にも圧縮力が加わり、緻密なセル壁を形成できる。このとき、エラストマーパッド54の基部はトレイ52に固定されているので、この基部は水平方向に変形できず、上方のみが水平方向に広がるので、図3に示すように、エラストマーパッド54の基部に上記セル壁に連接するフランジが形成される。
この結果、上記の製造方法により得られる圧縮繊維パネル1は、図4および図5に示すように、複数の中空部2を一体的に有する、片側板面が開放したハニカム構造パネルとなり、該ハニカム構造パネルの上記中空部2を画成する各セル壁3の開口端縁に、開口4の一部を覆うフランジ5が形成されたものとなる。
このようにして形成された2枚の圧縮繊維パネル1,1を、フランジ5が互いに当接するように組み合わせて接合すると、図6に図示する複合ハニカム構造のパネル10ができる。同様にさらに多数のパネルを接合すると、図7,図8に図示する複合ハニカム構造のパネル11,12ができる。図9は、このようにして形成された複合ハニカム構造の圧縮繊維パネル1を用いて、梱包用箱体100を形成した例を示す。
複合ハニカム構造の圧縮繊維パネル1を形成する際には、フランジ5の部分に接着材を塗布して互いに固定するだけで十分な場合もあるが、さらに確実に釘或いはネジ等を用いて固定する必要がある場合がある。また、複合ハニカム構造の圧縮繊維パネル1を組み合わせて上記した梱包用箱体100を作ったり、建築部材として利用したりする場合にも、釘,ネジ等を用いて確実に固定する必要がある。
しかし、圧縮繊維パネル1は、図4および図5に示すように、多数の中空部2があるために実質的な板厚は薄く、釘或いはネジ等によって固定することはできない。すなわち、板厚が薄いために強く打ち込んだりネジ込んだりすると、板面に凹み或いは亀裂が生じ虞がある。この中空部2に合成樹脂を充填して、ネジ等を固定する従来技術がある(特許文献3)。しかし、本発明に係る圧縮繊維パネル1においては、該圧縮繊維パネルを製造するときに、釘或いはネジ等を固定する部分には中空部を形成せず、圧縮繊維で満たされた中実の接合部とすることにより、この問題を解決する。
図6,図7,図8に示すように、複数の圧縮繊維パネル1同士をフランジ5を対向させて互いに固定する場合にも、図9に示すように、圧縮繊維パネル1を用いて梱包用箱体100を作る場合にも、或いは建築部材として用いる場合にも、その目的に応じて、釘或いはネジZ等を用いて固定する圧縮繊維パネル1の部分が概ね定まっている。本発明では、この圧縮繊維パネル1の製造時に、釘或いはネジZ等を固定する部分に中空部が形成されていない接合部を予め形成する。この結果、圧縮繊維パネル1の利用現場で、その接合部で釘或いはネジ等を用いて固定する接合作業が可能となる。
例えば、建材としてのパネルの寸法は、一般的に910mm×1820mmであり、それを取付けるために、図10に示したように、家屋の構造として330mm間隔で間柱110、垂木120等が配置されている。従って、910mm×1820mm程度の圧縮繊維パネル1において、該パネルの縁部および板面に帯状の接合部を330mm間隔で設け、その帯状の接合部で固定すれば、釘或いはネジ等による接合が可能となる。
図2の(a)は、このような目的で、圧縮繊維パネルに帯状の接合部を作るためのエラストマーパッド54の配置の例を示したものである。図2の(a)に示すエラストマーパッド54の配置では、エラストマーパッド54は3群G1,G2,G3に分けて配置されている。そして、群G1とG2の間、群G2とG3の間、およびその周縁には、エラストマーパッドが配置されていない部分Dが帯状に設けられている。なお、図2の(a)で、エラストマーパッド54は大きく表現されているが、実際は、トレイ52の大きさに比較してもっと小さいものである。また、エラストマーパッド54を3群に分けるのは一例に過ぎず、種々の形態で接合部を形成することができることは言うまでもない。
このようにエラストマーパッド54が配置されていると、製造された圧縮繊維パネル1のこの帯状の部分Dに対応する部分には、中空部2は形成されず、圧縮繊維で充填された中実の接合部αとなる。図11は、中空部が形成されていない接合部αが帯状に形成された圧縮繊維パネル1の一部を概念的に示した斜視図である。
このようにして接合部αが形成された圧縮繊維パネル1は、図12に示したように、該接合部αにおいて釘Z等により接合することにより、復元力に富む圧縮繊維によって、木材の場合と同様に打ち込まれた釘Z等が強固に抜け難い状態に挟持されるため、強固な接合が容易に実現できる。また、接着剤を使用した接着とは異なり、釘抜き等を使用して釘Z等を抜くことにより、容易に分解することも可能となる。更に、中実部は、接合部にのみに形成すればよいため、圧縮繊維パネル1の軽量性を損なうこともない。
一方、圧縮繊維パネル1の中空部2は、その幾何学的パターンにより一種のデザインとしての機能を評価される場合もある。この場合、帯状の中実部により接合部αを形成すると、デザインが損なわることがある。これを防止するために、接合部αとされている部分にも、デザイン上の中空部を形成することもできる。
図13は、接合部にデザインとして浅い中空部を形成するための、エラストマーパッド54の配置の一例を示した型枠50の部分断面図である。この例では、接合部αに対応する部分Eには高さが低いエラストマーパッド54aが配置されていること以外は、図2の(b)と同じである。これ故、対応する部材には同じ参照番号を付して、説明を省略する。この型枠50においては、接合部αに対応する部分Eには低いエラストマーパッド54aが配置されているので、図14に示すように、製造された圧縮繊維パネル1の接合部αには、他の部分に比して浅い中空部2aが形成される。接合部αでない部分での中空部2のデザインと連続性を持つようにこの浅い中空部2aのデザインを設計しておくことにより、中空部が表面に作るパターンが接合部αにおいて乱れることはない。また、この部分は板厚が厚いものとなるので、接合部αとしての機能も果たすこととなる。
以上、本発明に係る圧縮繊維パネルおよび該圧縮繊維パネルの製造方法の好適な実施の形態を説明したが、本発明は、何ら既述の実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した本発明の技術的思想の範囲内において、種々の変形および変更が可能である。
例えば、上記実施の形態においては、繊維原料として木材繊維、再生紙等のセルロース材料から得られる天然繊維を挙げたが、種々のプラスチック、ファイバーグラス等の合成繊維或いは鉱物繊維等を原料として使用した圧縮繊維パネルであっても良い。また、圧縮繊維パネルの製造方法、使用する型枠の構造等は、一例を示したに過ぎず、何ら既述の実施の形態のものに限定されない。
圧縮繊維パネルの製造工程の一例を概念的に示した図である。 圧縮繊維パネルの製造に使用する型枠の一例を示した概念的な平面図、および部分拡大断面図である。 圧縮繊維パネルの製造工程中の加熱圧縮成形工程の一例を示した概念的な部分拡大断面図である。 圧縮繊維パネルの一例を示した部分斜視図である。 図4に示した圧縮繊維パネルの部分側面図である。 2枚の圧縮繊維パネルを接合して形成した複合ハニカム構造のパネルの概念的な部分斜視図である。 3枚の圧縮繊維パネルを接合して形成した複合ハニカム構造のパネルの概念的な部分断面図である。 多数の圧縮繊維パネルを接合して形成した複合ハニカム構造のパネルの概念的な部分断面図である。 圧縮繊維パネルで形成した梱包用箱体の一例を示した概念的な斜視図である。 家屋の構造を示した概念的な部分斜視図である。 中空部が形成されていない中実の接合部が帯状に形成された圧縮繊維パネルを概念的に示した部分斜視図である。 接合部において圧縮繊維パネルを釘で取付けた状態を示した概念的な部分断面図である。 圧縮繊維パネルの製造に使用する型枠の他例を示した概念的な部分拡大断面図である。 図13に示した型枠を用いて製造した圧縮繊維パネルの概念的な部分断面図である。
符号の説明
A 原料
S スラリー
K 脱水ケーキ
X 成形品
1 圧縮繊維パネル
2 中空部
2a 浅い中空部
3 セル壁
4 開口
5 フランジ
10,11,12 複合ハニカム構造のパネル
50 型枠
51 貫通孔
52 トレイ
53 プレスストッパー
54 エラストマーパッド
54 高さの低いエラストマーパッド
60 ホットプレス
100 梱包用箱体
110 間柱
120 垂木
α 接合部
Z 釘

Claims (5)

  1. 複数の中空部が一体的に形成された圧縮繊維パネルにおいて、該パネルの接合部に位置する部分は、圧縮繊維で中実に形成されていることを特徴とする、圧縮繊維パネル。
  2. 複数の中空部が一体的に形成された圧縮繊維パネルにおいて、該パネルの接合部に位置する部分は、他の部分に比して浅い中空部に形成されていることを特徴とする、圧縮繊維パネル。
  3. 上記接合部が、圧縮繊維パネルの板面に帯状に延在していることを特徴とする、請求項1または2に記載の圧縮繊維パネル。
  4. 複数の貫通孔が形成されたトレイの板面に複数のエラストマーパッドを配置固定した型枠を使用し、該型枠上に繊維のスラリーを充填し、吸引・圧縮等によりスラリーを脱水して複数の中空部を一体的に有する圧縮繊維パネルを製造する方法において、上記トレイの圧縮繊維パネルの接合部に対応する部分には、上記中空部を形成するエラストマーパッドを配置しないことにより、圧縮繊維パネルに中実の接合部を形成することを特徴とする、圧縮繊維パネルの製造方法。
  5. 複数の貫通孔が形成されたトレイの板面に複数のエラストマーパッドを配置固定した型枠を使用し、該型枠上に繊維のスラリーを充填し、吸引・圧縮等によりスラリーを脱水して複数の中空部を一体的に有する圧縮繊維パネルを製造する方法において、上記トレイの圧縮繊維パネルの接合部に対応する部分には、他の部分に比して高さの低いエラストマーパッドを配置することにより、圧縮繊維パネルに板厚の接合部を形成することを特徴とする、圧縮繊維パネルの製造方法。
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