JP2008180328A - 携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1回転軸を中心に回動する第1回転部材及び第1回転軸と垂直な第2回転軸を中心に回動する第2回転部材を有するヒンジ部材とを有し、第1回転部材に連結された表示器側筐体と第2回転部材に連結されたキー側筐体とが第1及び第2回転軸を中心に相対回転可能に連結される携帯端末装置において、表示器側筐体11は、内部にLCDユニット21とLCDユニット21に対向配置されるLCDフレーム20とを収納し、LCDフレーム20は、LCDユニット21のヒンジ部材13側端部が対向する端部対向部位Sよりもヒンジ部材13側の反対側の第1回転軸X方向に位置される当接部位32を有して、第1回転部材26は当接部位32に当接される当接部35を有する。
【選択図】図5
Description
この携帯端末装置の場合、筐体内に配置される、メイン液晶表示器(Liquid Crystal Display:LCD)を保持するフレーム部材(金属フレーム)と、ヒンジ部材との結合は、フレーム部材の一端部に形成された結合部によって行われている。
これに対し、幅方向のみでフレーム部材をヒンジ部材に支持させる構成とすれば、ヒンジ部材における回転軸周りの回動時の支持強度を保つことができ、筐体の大型化を回避することができるが、開閉動作を行う際に、ヒンジ部材の回動軸と垂直な方向への力が作用して、フレーム部材をヒンジ部材により強固に支持することができない。
この発明の目的は、筐体が大型化することなく、また、内部部品の配置レイアウトの制約が生じることなく、フレーム部材をヒンジ部材により支持することができる携帯端末装置を提供することである。
また、この発明は、前記内部部品は、前記フレーム部材の前記当接部位に対向する位置に逃げ部が形成されていることが好ましい。
また、この発明は、前記フレーム部材は、前記当接部位と前記結合部が結合される被結合部とが前記第1回転軸を挟んで複数配置されることが好ましい。
また、この発明は、前記フレーム部材は、前記当接部位が前記内部部品が対向される対向部位に比して前記筐体の厚さ方向に厚く形成されていることが好ましい。
図1は、この発明の一実施の形態に係る携帯端末装置を示し、(a)は表示器側筐体の回転途中の斜視図、(b)は表示器側筐体の回転完了後の斜視図、(c)は表示器側筐体を閉じた状態の斜視図である。図1に示すように、携帯端末装置の一例としての携帯電話機10は、例えば、表示器側筐体(第1筐体)11とキー側筐体(第2筐体)12が、表示器側筐体11の一端部に設けられたヒンジ部材13を介して相互回動自在に取り付けられた折り畳み構造を有している。
この表示器側筐体11は、開状態において、視認対象となる表示器をメインLCD14とサブLCD15の間で変更可能に、ヒンジ部材13の表示器側筐体装着面に沿って、180度回転(矢印参照)することができる((a),(b)参照)。また、開状態の表示器側筐体11((a),(b)参照)を、例えば、メインLCD14を露出させた状態でキー側筐体12に重ね合わせた閉状態((c)参照)にすることができる。
そして、ヒンジ部材13は、表示器側筐体11が表示器側接続部13aに対し180度回転(矢印参照)する第1回転軸X、及びキー側筐体12がキー側接続部13bに対し(或いは表示器側筐体11と共にキー側接続部13bがキー側筐体12に対し)接近離反するように回転(矢印参照)する第2回転軸Yを、備えることになる。つまり、ヒンジ部材13は、第1回転軸Xと第2回転軸Yの二つの回転軸を備えた、2軸ヒンジ構造を有している。
キー側筐体12は、フロントケース22とリアケース23を重ね合わせた状態で結合して構成され、フロントケース22とリアケース23の間には、操作キー部24及びキー基板部25が積み重ねた状態で収納されている。
よって、表示器側筐体11に位置する第1回転軸X((a)参照)と、キー側筐体12に位置する第2回転軸Y((b)参照)は、携帯端末装置10を折り畳んで表示器側筐体11とキー側筐体12を重ねた状態で、表示器側筐体11の平面上において、略直交して配置されることになる((a)参照)。
図6に示すように、LCDフレーム20は、フレーム側固定部31(図4,5参照)が取り付けられる一方の短辺側に、LCD側基板19のヒンジ部材13側端部が対向する端部対向部位S(図5の斜線部)よりも、ヒンジ部材13側とは反対側の第1回転軸X方向(図4参照)に位置される、一対の当接部位32を有して構成されている。
フレーム側固定部31は、第1回転軸Xを中心に回動する回転部33を中心として、LCDフレーム20の平面両側に位置する一対からなり、それぞれ結合部34と当接部35を有する、回転部33と一体化された左右略対称平面板状に形成されている。各結合部34は、LCDフレーム20のヒンジ部材13側端部である短辺側縦壁部20bに結合され、各当接部35は、結合部34よりも第1回転軸X側に位置されて、LCDフレーム20の対向した位置に形成される各当接部位32に当接される。
つまり、LCDフレーム20には、当接部位32と、結合部34が結合される被結合部であるネジ穴37a及び係合突起37bとが、第1回転軸Xと略垂直な方向に第1回転軸Xを挟んで配置されている。LCD側基板19には、LCDフレーム20の当接部位22に対向する位置に逃げ部19aが形成されている。LCDフレーム20に形成されて、第1回転軸Xを挟んで筐体幅方向に配置される複数の当接部位32は、第1回転軸Xからの距離が異なって配置されている。
このように、LCDフレーム20は、ヒンジ部材13を構成する第1回転部材26の当接部35と当接して支持される当接部位32がヒンジ部材13側端部よりも反対側に配設されているので、LCDフレーム20に対向して配置されるLCD側基板19の配置レイアウトの自由度が増し、筐体の小型化を図ることができる。また、当接部位32を、LCDフレーム20の内側(図6における上方側)に突出して形成することにより、取り付け強度を確保することができると共に、LCDフレーム20の短辺側のフレーム長手方向に短い長さで強度を確保することができる。
また、当接部35を結合部34(係合孔36a)よりも第1回転軸X側に配設されるように第1回転部材26のフレーム側固定部31を構成して、第1回転部材26の軸方向でのLCDフレーム20との当接を結合部34よりも第1回転軸X側で行うことにより、LCDフレーム20に第2回転軸Y周りの応力が作用した場合に、結合部34(係合孔36a)に作用する応力を軽減することができる。また、結合部34が当接部35よりも第1回転軸Xから離れて配設されるので、LCDフレーム20を第1回転軸X周りに回動させる際の回動力を軽減することができる。また、LCDフレーム20に第1回転軸X周りの応力が作用した場合に、結合部34(係合孔36a)に作用する応力を軽減することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態により説明したが、この実施の形態に限定されるものではない。従って、本発明の趣旨を逸脱することなく変更態様として実施するものも含むものである。例えば、上述した実施形態では、2軸ヒンジ式の携帯電話機について説明したが、これに限定されることなく、その他の形式の携帯電話機や、携帯電話機以外の携帯端末装置に適用することも可能である。
11 表示器側筐体
12 キー側筐体
12a ヒンジ取付部
13 ヒンジ部材
13a 表示器側接続部
13b キー側接続部
14 メインLCD
15 サブLCD
16 操作部
17 フロントケース
18 リアケース
19 LCD側基板
19a 逃げ部
20 LCDフレーム
20a 外周縁部
20b 短辺側縦壁部
21 LCDユニット
22 フロントケース
23 リアケース
24 操作キー部
25 キー基板部
26 第1回転部材
27 第2回転部材
28 ダミーヒンジ
29 スピーカ
30 ケース側固定部
31 フレーム側固定部
32 当接部位
33 回転部
34 結合部
35 当接部
36a,36b 係合孔
37a ネジ穴
37b 係合突起
38 ネジ部材
S 端部対向部位
X 第1回転軸
Y 第2回転軸
Claims (6)
- 第1筐体と、第2筐体と、第1回転軸を中心に回動する第1回転部材及び前記第1回転軸と垂直な第2回転軸を中心に回動する第2回転部材を有するヒンジ部材と、を有し、
前記第1筐体が前記第1回転部材に連結され前記第2筐体が前記第2回転部材に連結されて、前記第1筐体と前記第2筐体とが前記第1回転軸及び前記第2回転軸を中心に相対回転可能に連結される携帯端末装置において、
前記第1筐体は、内部に内部部品と該内部部品に対向して配置されるフレーム部材とを収納し、
前記フレーム部材は、前記内部部品の前記ヒンジ部材側端部が対向する端部対向部位よりも前記ヒンジ部材側とは反対側の前記第1回転軸方向に位置される当接部位を有して構成され、
前記第1回転部材は、前記当接部位に当接される当接部を有する
ことを特徴とする携帯端末装置。 - 前記第1回転部材は、前記フレーム部材の前記ヒンジ部材側端部に結合される結合部を有し、前記当接部は、前記結合部よりも前記第1回転軸側に位置される
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。 - 前記内部部品は、前記フレーム部材の前記当接部位に対向する位置に逃げ部が形成されている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末装置。 - 前記フレーム部材は、前記当接部位と前記結合部が結合される被結合部とが前記第1回転軸を挟んで複数配置される
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の携帯端末装置。 - 前記フレーム部材は、前記当接部位が前記第1回転軸を挟んで複数配置され、
前記内部部品は、前記フレーム部材の前記当接部位に対向する位置に逃げ部が形成され、
前記第1回転軸を挟んで配置される複数の前記当接部位は、前記第1回転軸からの距離が異なって配置される
ことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末装置。 - 前記フレーム部材は、前記当接部位が前記内部部品が対向される対向部位に比して前記筐体の厚さ方向に厚く形成されている
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の携帯端末装置。
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