JP5561763B2 - 携帯電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも2つの筐体が連結手段によって回動可能に連結された携帯電子機器に関するものである。
図1に携帯電子機器の一例として携帯電話機を示す。図示されている携帯電話機3は、表示部60が設けられた上筐体61と操作部70が設けられた下筐体71とを有する。上筐体61と下筐体71とは、ヒンジ機構80によって360度回動可能(開閉可能)に連結されている。
ヒンジ機構80は、上筐体61と下筐体71とに跨って配置された連結部材81と、連結部材81と上筐体61とを回動可能に連結する第一のヒンジ軸82と、連結部材81と下筐体71とを回動可能に連結する第二のヒンジ軸83とを有する。より具体的には、上筐体61及び下筐体71の隣接する端部には、それぞれ凹部62、72が形成されている。連結部材81は、凹部62と凹部72とを突き合わせることによって形成された空間に配置されている。すなわち、下筐体71に隣接する上筐体61の一辺を「底辺」、上筐体61に隣接する下筐体71の一辺を「上辺」とすると、上筐体61の底辺中央に凹部62が形成され、下筐体71の上辺中央と凹部72が形成されており、それら凹部62、72の内側に連結部材81が配置されている。
第一のヒンジ軸82は、同軸上に配置された中実のヒンジ軸82aと、中空のヒンジ軸82bとから構成されている。ヒンジ軸82a、82bの一端は、上筐体61の対向する凹部内面にそれぞれ嵌合固定されている。ヒンジ軸82a、82bの他端は、連結部材81の側面にそれぞれ嵌合されている。一方、第二のヒンジ軸83は、同軸上に配置された中実のヒンジ軸83aと、中空のヒンジ軸83bとから構成されている。ヒンジ軸83a、83bの一端は、下筐体71の対向する凹部内面にそれぞれ嵌合固定されている。ヒンジ軸83a、83bの他端は、連結部材81の側面にそれぞれ嵌合されている。ここで、第一のヒンジ軸82と第二のヒンジ軸83とは平行に配置されている。このように平行に配置された2本のヒンジ軸を有するヒンジは、「平行2軸ヒンジ」と呼ばれることがあり、本明細書中でも必要に応じてこの用語を使用する。平行2軸ヒンジを使用した連結構造の詳細については、日本国特許出願公開2002−171324号明細書に記載されている。
また、連結部材81の内部には、上筐体61と下筐体71とを電気的に接続するための電気配線84が通されている。電気配線84の一端は、ヒンジ軸82b内を通して上筐体61内に引き込まれており、他端はヒンジ軸83b内を通して下筐体71内に引き込まれている。
さらに、上筐体61の表示部60が設けられている面には、CCDカメラ(サブカメラ63)が設けられている。このサブカメラ63は、主に操作者が自分の写真を撮影するために利用される他、テレビ電話機能を備えた携帯電話機の場合には、自分の映像を撮影するためにも利用される。本明細書では、上筐体の表示部が設けられた面および下筐体の操作部が設けられた面を「フロント面」、フロント面と反対側の面を「リア面」と呼んで区別する場合がある。
尚、上筐体61と下筐体71とがヒンジ機構80によって360度開閉可能に連結されていることは既述のとおりである。ここで、360度開閉可能とは、上筐体61のフロント面と下筐体71のフロント面とが対向する状態(全閉状態)から、上筐体61のリア面と下筐体71のリア面とが対向する状態(全開状態)まで開閉可能であることを意味する。
また、図示は省略するが、上筐体61または下筐体71のリア面には、サブカメラ63とは別のCCDカメラ(メインカメラ)が設けられている。一般的に、メインカメラには、サブカメラ63よりも画素数が多く、高解像度のCCDカメラが用いられる。
上筐体と下筐体とが平行2軸ヒンジによって360度開閉可能に連結された携帯電子機器では、2つの筐体に跨る連結部材がそれら2つの筐体の内側に配置されていた。従って、連結部材の配置空間を確保するためには、上筐体の底辺中央および下筐体の上辺中央をそれぞれ凹陥させて凹部を形成する必要があった。この結果、上筐体及び下筐体のフロント面の面積が減少し、表示部や操作部の大型化が阻害されていた。
表示部が設けられた上筐体と、操作部が設けられており前記上筐体と対を成す下筐体とがヒンジ機構によって開閉可能に連結された携帯電子機器であって、前記ヒンジ機構は、前記上筐体と前記下筐体との間に跨って配置された2つの連結部材と、前記上筐体と前記連結部材とを回動可能に連結する第一のヒンジ軸と、前記下筐体と前記連結部材とを回動可能に連結する第二のヒンジ軸と、を有する。前記2つの連結部材は、前記上筐体および前記下筐体の外側に、前記上筐体および前記下筐体を挟むように配置されている。前記第一のヒンジ軸と前記第二のヒンジ軸とは互いに平行に配置されている。第一のヒンジ軸は、一方の連結部材とそれに対向する上筐体の側面とを連結する中実のヒンジ軸と、中実のヒンジ軸に対して同軸かつ間隔をおいて位置し、他方の連結部材とそれに対向する上筐体の側面とを連結する中空のヒンジ軸とからなり、第二のヒンジ軸は、一方の連結部材とそれに対向する下筐体の側面とを連結する中実のヒンジ軸と、中実のヒンジ軸に対して同軸かつ間隔をおいて位置し、他方の連結部材とそれに対向する下筐体の側面とを連結する中空のヒンジ軸とからなる。下筐体の、第二のヒンジ軸の中実のヒンジ軸と中空のヒンジ軸との間の間隔にはカメラが配置されている。第一のヒンジ軸の中空のヒンジ軸と、連結部材と、第二のヒンジ軸の中空のヒンジ軸とを貫通し、一端が上筐体の内部に引き込まれ、他端が下筐体の内部に引き込まれている電気配線が設けられている。第一および第二のヒンジ軸の中実のヒンジ軸はそれぞれ、筒状ケースと、該筒状ケース内に収容されたコイルバネと、該コイルバネに付勢された凸カムと、該凸カムに対向する凹カムと、筒状ケースとコイルバネと凸カムと凹カムとを貫く軸ピンと、を有し、凸カムと凹カムのうちの一方は連結部材に固定され、凸カムと凹カムのうちの他方は上筐体または下筐体に固定されており、凸カムは凹カムに対して回転可能であり、凹カムの凸カムとの対向面には、凸カムが基準位置から所定の角度だけ回転した時に凸カムが嵌合する溝が形成されている。
本発明の目的は、筐体のフロント面やリア面の面積減少を回避しつつ、2つの筐体が開閉可能に連結された携帯電子機器を提供することである。
上記及びそれ以外の本発明の目的、特徴及び利点は、下記の記載及び本発明の一例を示す添付図面の参照によって明らかになる。
関連する携帯電話機の全体図である。 実施形態1に係る携帯電話機の全体図である。 (a)は図2に示すヒンジ軸の拡大図、(b)は透視図である。 図2に示すヒンジ軸の分解図である。 実施形態2に係る携帯電話機の全体図である。 図5に示す携帯電話機を360度開いた状態を示す図である。
(実施形態1)
以下、本発明の携帯電子機器の実施形態について、携帯電話機を例にとって詳細に説明する。図2に、本実施形態に係る携帯電話機の全体図を示す。図2に示す携帯電話機1は、表示部10が設けられた上筐体11と、上筐体11と対を成す下筐体21とを有する。上筐体11と下筐体21とは、ヒンジ機構30によって360度回動可能(開閉可能)に連結されている。尚、本実施形態では、下筐体21に操作部20が設けられている。
上筐体11に設けられている表示部10は液晶パネルである。液晶パネル10が設けられている面が上筐体11のフロント面、該フロント面と反対側の不図示の面がリア面である。また、上筐体11のフロント面の上部には、スピーカ12が設けられている。
下筐体21に設けられている操作部20は、複数の入力キーによって構成されている。入力キー20が設けられている面が下筐体21のフロント面、該フロント面と反対側の不図示の面がリア面である。また、下筐体21のフロント面の下部には、マイク22が設けられている。一方、フロント面の上部には、CCDカメラ23が設けられている。
既述のとおり、上筐体11と下筐体21とは、ヒンジ機構30によって360度開閉可能に連結されている。ここで、360度開閉可能の意味については既述のとおりである。すなわち、上筐体11のフロント面と下筐体21のフロント面とがなす角度(θ)が0度のときが全閉状態、360度のときが全開状態である。また、本実施形態に係る携帯電話機1では、上記角度(θ)が0度、160度、360度のときに、筐体11、21の開閉が一時的に停止されるが、その詳細については後述する。
ヒンジ機構30は、上筐体11と下筐体21とに跨って配置された2つの連結部材31、32と、上筐体11と連結部材31、32とを回動可能に連結する第一のヒンジ軸33と、下筐体21と連結部材31、32とを回動可能に連結する第二のヒンジ軸34とを有する。2つの連結部材31、32は、上筐体11及び下筐体21の隣接する端部の両外側に、該端部を挟むように対向して配置されている。以下の説明では、図2の紙面左側に配置されている連結部材31を「左側連結部材31」、右側に配置されている連結部材32を「右側連結部材32」と呼んで区別する場合がある。もっとも、かかる区別は説明の便宜上の区別に過ぎない。
上筐体11と連結部材31、32とは、第一のヒンジ軸33によって回動可能に連結されている。また、下筐体21と連結部材31、32とは、第一のヒンジ軸33と平行な第二のヒンジ軸34によって回動可能に連結されている。すなわち、平行2軸ヒンジによって連結されている。
ここで、第一のヒンジ軸33は、同軸上に配置された中実のヒンジ軸33aと、中空のヒンジ軸33bとを含む。また、第二のヒンジ軸34は、同軸上に配置された中実のヒンジ軸34aと、中空のヒンジ軸34bとを含む。そして、左側連結部材31と筐体11、21とは、中実のヒンジ軸33a、34aによって連結されている。具体的には、各ヒンジ軸33a、34aの一端は左側連結部材31の側面に嵌合固定され、他端は、左側連結部材31の側面と対向する筐体11、21の側面に嵌合固定されている。一方、右側連結部材32と筐体11、21とは、中空のヒンジ軸33b、34bによって連結されている。具体的には、各ヒンジ軸33b、34bの一端は右側連結部材32の側面に嵌合固定され、他端は、右側連結部材32の側面と対向する筐体11、21の側面に回転可能に固定されている。筐体11、21の側面に固定されているヒンジ軸33b、34bの端部は、該側面から抜けないように固定されている。
連結部材31、32と筐体11、21との位置関係を、ヒンジ軸を基準として換言すれば、右側連結部材31及び左側連結部材32は、ヒンジ軸の軸線方向両外側から上筐体11及び下筐体21を挟むように配置されている。
次に、中実のヒンジ軸33a、34aの構造についてより詳細に説明する。もっとも、ヒンジ軸33aとヒンジ軸34aとは共通の構造を有する。よって、ここではヒンジ軸33aの構造についてのみ説明する。図3(a)はヒンジ軸33aの拡大図、図3(b)は拡大透視図である。また、図4はヒンジ軸33aの分解図である。
ヒンジ軸33aは、断面形状が略小判型の筒状ケース40と、筒状ケース40内に収容されたコイルバネ41と、コイルバネ41によって付勢された凸カム42と、凸カム42と対向する凹カム43と、これらを貫く軸ピン44とを有する。
凸カム42は、筒状ケース40の開口部に嵌合され、コイルバネ41によって凹カム43に常時圧着されている。さらに、凸カム42は、筒状ケース40に対して回り止めされている。また、軸ピン44は、筒状ケース40の底面、コイルバネ41、凸カム42および凹カム43を貫き、凹カム43に固定されている。凹カム43の凸カム42との対向面には、凸カム42が基準位置から0度、80度、180度回転した際にそれぞれ嵌合する溝43aが形成されている(図中では1つの溝のみ図示)。ここでの基準位置とは、全閉状態のときの凸カム42の位置である。そして、図2に示すように、筒状ケース40が左側連結部材31の側面に嵌合固定され、凹カム43が上筐体11の側面に嵌合固定されている。尚、ヒンジ軸34aの筒状ケースが左側連結部材31の側面に嵌合固定され、凹カムが下筐体21の側面に嵌合固定されていることは言うまでもない。
以上の構造を有する2本のヒンジ軸33a、34aによって、上筐体11と下筐体21とは360度開閉可能に連結されている。さらに、上筐体11と下筐体21とは、開閉角度が0度、160(80+80)度、360(180+180)度のときに一時的に固定される。
再び図2を参照する。右側連結部材32の内部には、上筐体11と下筐体21とを電気的に接続するための電気配線50が通されている。電気配線50の一端は、中空のヒンジ軸33b内を通して上筐体11内に引き込まれており、他端は中空のヒンジ軸34b内を通して下筐体21内に引き込まれている。
下筐体21のフロント面上にはCCDカメラ23が設けられている。換言すれば、CCDカメラ23は、液晶パネル10が設けられている上筐体11に対して360度開閉可能な下筐体21のフロント面上に設けられている。このことは、1つのCCDカメラ23でサブカメラとメインカメラの2つのカメラを兼用できることを意味する。具体的には、操作者が自分自身を撮影するときには、筐体11、21を160度開き、CCDカメラ23を自分に向ける。このとき、撮影画像は液晶パネル10に表示され、操作者は画像を確認しながら撮影を行うことができる。一方、他人や景色などを撮影するときには、筐体11、21を360度開き、CCDカメラ23を撮影対象に向けて撮影する。筐体11、21が360度開かれたときにも、撮影画像は液晶パネル10に表示されるので、操作者は画像を確認しながら撮影を行うことができる。
尚、図2を参照すると、上筐体11のフロント面上であって、左側連結部材31と右側連結部材32とに挟まれた領域にまで液晶パネル10が延在していることがわかる。また、下筐体21のフロント面上であって、左側連結部材31と右側連結部材32とに挟まれた領域内にCCDカメラ23が設けられていることもわかる。そして、図2と図1とを比較すると、上筐体と下筐体とに跨る連結部材を2つの独立した部材によって構成し、それら2つの部材を筐体の外側に配置したことによって、筐体のフロント面上の有効スペースが拡大されていることがわかる。本実施形態の携帯電話機では、上記のようにして拡大されたスペースを利用して液晶パネルを拡大させたり、CCDカメラを配置したりすることが可能である。
(実施形態2)
以下、本発明の携帯電子機器の実施形態の他例について、携帯電話機を例にとって詳細に説明する。もっとも、本例の携帯電話機の基本構成は、実施形態1の携帯電話機と同一である。よって、共通する構成については説明を省略し、異なる構成についてのみ以下に説明する。
図5は、本例の携帯電話機2の全体図である。図4と図2とを比較すれば理解できるように、本例の携帯電話機2と実施形態1の携帯電話機1との相違点は、上筐体11及び下筐体21の外形である。具体的には、上筐体11の、下筐体21と隣接する端部には、下筐体21に向けて突出する凸部51が形成されている。下筐体21の、上筐体11と隣接する端部には、上筐体11に向けて突出する凸部52が形成されている。そして、左連結部材31及び右側連結部材32は、凸部51、52の外側に、それら凸部51、52を挟むように配置されている。また、CCDカメラ23は、左連結部材31と右側連結部材32とに挟まれた下筐体21の凸部52上に設けられている。
図示されている第一のヒンジ軸33および第二のヒンジ軸34の構造や取付け方法などは、実施形態1と同様である。よって、本例の携帯電話機2も360度開閉可能であると共に、開閉角度が0度、160度、360度ときに一時的に固定される。
上筐体11と下筐体21が360度開かれた状態を図6(a)〜(c)に示す。図6(a)は、360度開かれた上筐体11のフロント面側の平面図である。図6(c)は、360度開かれた下筐体のフロント面側の平面図である。図6(b)は、凸部51、52側の側面図である。
図5と図1を比較すると理解できるように、図5に示す凸部51、52の面積と、図1に示す凹部62、72の両外側のスペースの面積との間に大差はない。すなわち、本例の携帯電話機3におけるフロント面の面積と、図1に示す携帯電話機3におけるフロント面の面積との間に大差はない。しかし、図1に示す携帯電話機3では、2つの筐体61、71の内側に配置された連結部材81によって、凹部62、72の両外側のスペースが分断されている。これに対し、本例の携帯電話機2では、2つの筐体11、21に跨る連結部材を2つの独立した部材によって構成され、それら部材31、32が凸部51、52の外側に配置されている。従って、2つの筐体11、21の端部に、凹部62、72の両外側のスペースと略同一の面積を有する連続したスペースが確保されている。ここで、実質的に大きさの同じスペースであっても、それが連続した一つのスペースであるか、分断された複数のスペースであるかは、デバイス配置の自由度を高める観点からは大きな差となる。
本明細書では、携帯電話機を例にとって本発明の実施形態の一例について説明した。しかし、本発明は、表示部が設けられた上筐体と、上筐体と対を成す下筐体とがヒンジ機構によって開閉可能に連結された携帯電子機器全般に適用することができる。
この出願は、2007年2月28日に出願された日本出願特願2007−49131を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (5)

  1. 表示部10が設けられた上筐体11と、操作部20が設けられており前記上筐体11と対を成す下筐体21とがヒンジ機構30によって開閉可能に連結された携帯電子機器1であって、
    前記ヒンジ機構30は、前記上筐体11と前記下筐体21との間に跨って配置された2つの連結部材31,32と、前記上筐体11と前記連結部材31,32とを回動可能に連結する第一のヒンジ軸33と、前記下筐体21と前記連結部材31,32とを回動可能に連結する第二のヒンジ軸34と、を有し、
    前記2つの連結部材31,32は、前記上筐体11および前記下筐体21の外側に、前記上筐体11および前記下筐体21を挟むように配置され、
    前記第一のヒンジ軸33と前記第二のヒンジ軸34とは互いに平行に配置されており、
    前記第一のヒンジ軸33は、一方の前記連結部材31とそれに対向する前記上筐体11の側面とを連結する中実のヒンジ軸33aと、前記中実のヒンジ軸33aに対して同軸かつ間隔をおいて位置し、他方の前記連結部材32とそれに対向する前記上筐体11の側面とを連結する中空のヒンジ軸33bとからなり、
    前記第二のヒンジ軸34は、一方の前記連結部材31とそれに対向する前記下筐体21の側面とを連結する中実のヒンジ軸34aと、前記中実のヒンジ軸34aに対して同軸かつ間隔をおいて位置し、他方の前記連結部材32とそれに対向する前記下筐体21の側面とを連結する中空のヒンジ軸34bとからなり、
    前記下筐体21の、前記第二のヒンジ軸34の前記中実のヒンジ軸34aと前記中空のヒンジ軸34bとの間の間隔にはカメラ23が配置されており、
    前記第一のヒンジ軸33の前記中空のヒンジ軸33bと、前記連結部材32と、前記第二のヒンジ軸34の前記中空のヒンジ軸34bとを貫通し、一端が前記上筐体11の内部に引き込まれ、他端が前記下筐体21の内部に引き込まれている電気配線50が設けられており、
    前記第一および第二のヒンジ軸33,34の中実のヒンジ軸33a,34aはそれぞれ、筒状ケース40と、該筒状ケース40内に収容されたコイルバネ41と、該コイルバネ41に付勢された凸カム42と、該凸カム42に対向する凹カム43と、前記筒状ケース40と前記コイルバネ41と前記凸カム42と前記凹カム43とを貫く軸ピン44と、を有し、前記凸カム42と前記凹カム43のうちの一方は前記連結部材31または32に固定され、前記凸カム42と前記凹カム43のうちの他方は前記上筐体11または前記下筐体21に固定されており、前記凸カム42は前記凹カム43に対して回転可能であり、前記凹カム43の前記凸カム42との対向面には、前記凸カム42が基準位置から所定の角度だけ回転した時に前記凸カム42が嵌合する溝43aが形成されている
    携帯電子機器。
  2. 前記2つの連結部材は、前記上筐体および前記下筐体の隣接する端部の両外側に配置されている、請求項1記載の携帯電子機器。
  3. 前記上筐体の前記下筐体に隣接する端部には、前記下筐体に向けて突出する凸部が形成され、
    前記下筐体の前記上筐体に隣接する端部には、前記上筐体に向けて突出する凸部が形成され、
    前記2つの連結部材は、前記2つの凸部の両外側に、それら凸部を挟むように配置されている、請求項1記載の携帯電子機器。
  4. 前記上筐体と前記下筐体とが互いのフロント面同士が対向する状態から互いのリア面同士が対向する状態まで360度開閉可能に連結され、前記下筐体の前記フロント面上に前記カメラが設けられている、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の携帯電子機器。
  5. 前記カメラが前記下筐体の前記フロント面上であって、かつ、前記2つの連結部材によって挟まれた領域内に設けられている、請求項4記載の携帯電子機器。
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