JP2008180145A - 圧縮機 - Google Patents
圧縮機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008180145A JP2008180145A JP2007014245A JP2007014245A JP2008180145A JP 2008180145 A JP2008180145 A JP 2008180145A JP 2007014245 A JP2007014245 A JP 2007014245A JP 2007014245 A JP2007014245 A JP 2007014245A JP 2008180145 A JP2008180145 A JP 2008180145A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spacer
- journal
- swash plate
- compressor
- drive shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
【課題】圧縮機において、ジャーナルと斜板との間に介在するスペーサの良好な取付状態を確保する。
【解決手段】外周部に雄ねじ21が形成された円筒部18aおよび雄ねじ21から離間した位置で円筒部18aの外周部に設けられたフランジ18bを有し、駆動軸10に連結されたジャーナル18と、雄ねじ21に螺合した雌ねじ22を有し該螺合によってジャーナル18に固定され、ピストン25を往復動させる斜板19と、フランジ18bおよび斜板19の間に介在したスペーサ20と、フランジ18bおよび斜板19に形成され、スペーサ20を挟持した一対の支持面18c,19aと、を備え、スペーサ20は、Cリング状に形成されて円筒部18aに外嵌され、支持面18cは、円筒部18aの軸心に向かうにつれてスペーサ20から離間するように傾斜している。
【選択図】図4
【解決手段】外周部に雄ねじ21が形成された円筒部18aおよび雄ねじ21から離間した位置で円筒部18aの外周部に設けられたフランジ18bを有し、駆動軸10に連結されたジャーナル18と、雄ねじ21に螺合した雌ねじ22を有し該螺合によってジャーナル18に固定され、ピストン25を往復動させる斜板19と、フランジ18bおよび斜板19の間に介在したスペーサ20と、フランジ18bおよび斜板19に形成され、スペーサ20を挟持した一対の支持面18c,19aと、を備え、スペーサ20は、Cリング状に形成されて円筒部18aに外嵌され、支持面18cは、円筒部18aの軸心に向かうにつれてスペーサ20から離間するように傾斜している。
【選択図】図4
Description
本発明は、冷凍サイクル装置等に設けられる圧縮機に関する。
従来、クランク室内に、駆動軸に揺動自在に連結されるジャーナルと、このジャーナルの円筒部に螺合する斜板と、これらのジャーナルと斜板との間に介在するスペーサと、を備えた圧縮機がある(例えば特許文献1)。
この圧縮機では、製作の際に、ジャーナルの円筒部の外周部に旋盤の切削具で雄ねじを形成するが、該切削具が円筒部の奥側まで届かず、その奥側の部分にねじ加工が施されていない。このため、ジャーナルと斜板との間にスペーサを介在させて、ジャーナルの円筒部の雄ねじと斜板に形成された雌ねじとを螺合させて締め込むことにより、スペーサを介してジャーナルおよび斜板を強固に結合するようにしている。
特開2005−291031号公報
このような圧縮機では、ジャーナルと斜板との間に介在するスペーサの取付状態が不良であると、ジャーナルと斜板との取付状態も不良となり、圧縮機が損傷するおそれがある。
しかしながら、上記特許文献1には、スペーサの形状に応じたスペーサの詳しい取付構造は、開示されていない。
本発明の目的は、圧縮機において、ジャーナルと斜板との間に介在するスペーサの良好な取付状態を確保することである。
請求項1に記載の発明は、シリンダ室およびクランク室が設けられたハウジングと、前記シリンダ室に往復動可能に収納されたピストンと、前記クランク室に挿入された駆動軸と、外周部に雄ねじが形成され前記駆動軸が挿入された円筒部および前記雄ねじから離間した位置で前記円筒部の外周部に設けられたフランジを有して前記クランク室内に配置され、前記駆動軸に連結されたジャーナルと、前記雄ねじに螺合した雌ねじを有し該螺合によって前記ジャーナルに固定され、前記ジャーナルを介して前記駆動軸に回転駆動されて前記ピストンを往復動させる斜板と、前記フランジおよび前記斜板の間に介在したスペーサと、前記フランジおよび前記斜板に形成され、前記スペーサに当接した状態で該スペーサを挟持した一対の支持面と、を備えた圧縮機において、前記スペーサは、Cリング状に形成されて前記円筒部に外嵌され、一対の前記支持面の少なくとも一方は、前記円筒部の軸心に向かうにつれて前記スペーサから離間するように傾斜していることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、シリンダ室およびクランク室が設けられたハウジングと、前記シリンダ室に往復動可能に収納されたピストンと、前記クランク室に挿入された駆動軸と、外周部に雄ねじが形成され前記駆動軸が挿入された円筒部および前記雄ねじから離間した位置で前記円筒部の外周部に設けられたフランジを有して前記クランク室内に配置され、前記駆動軸に連結されたジャーナルと、前記雄ねじに螺合した雌ねじを有し該螺合によって前記ジャーナルに固定され、前記ジャーナルを介して前記駆動軸に回転駆動されて前記ピストンを往復動させる斜板と、前記フランジおよび前記斜板の間に介在したスペーサと、前記フランジおよび前記斜板に形成され、前記スペーサに当接した状態で該スペーサを挟持した一対の支持面と、を備えた圧縮機において、前記スペーサは、Cリング状に形成されて前記円筒部に外嵌され、一対の前記支持面の少なくとも一方は、粗面処理されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の圧縮機において、前記粗面処理は、研削加工により行なわれることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、シリンダ室およびクランク室が設けられたハウジングと、前記シリンダ室に往復動可能に収納されたピストンと、前記クランク室に挿入された駆動軸と、外周部に雄ねじが形成され前記駆動軸が挿入された円筒部および前記雄ねじから離間した位置で前記円筒部の外周部に設けられたフランジを有して前記クランク室内に配置され、前記駆動軸に連結されたジャーナルと、前記雄ねじに螺合した雌ねじを有し該螺合によって前記ジャーナルに固定され、前記ジャーナルを介して前記駆動軸に回転駆動されて前記ピストンを往復動させる斜板と、前記フランジおよび前記斜板の間に介在したスペーサと、前記フランジおよび前記斜板に形成され、前記スペーサに当接した状態で該スペーサを挟持した一対の支持面と、を備えた圧縮機において、前記スペーサは、Cリング状に形成されて前記円筒部に外嵌され、一対の前記支持面の少なくとも一方の周縁部に、前記スペーサの外周部に当接して該スペーサの移動を規制する凸部が形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の圧縮機において、前記スペーサは、断面矩形状に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、圧縮機において、ジャーナルと斜板との間に介在するスペーサの良好な取付状態を確保することができる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態を図1ないし図6に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る圧縮機を示す断面図、図2は、本実施形態に係るジャーナルと斜板とスペーサを組み立てた状態を示す正面図、図3は、本実施形態に係るジャーナルと斜板とスペーサを組み立てた状態を示す断面図、図4は、図3のA部を拡大して示す断面図、図5は、本実施形態に係るスペーサの平面図、図6は、図5のV−V線に沿う断面図である。本実施形態は、車両用空調装置等の冷凍サイクル装置に設けられる可変容量型斜板式の圧縮機への適用例である。
本発明の第1の実施形態を図1ないし図6に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る圧縮機を示す断面図、図2は、本実施形態に係るジャーナルと斜板とスペーサを組み立てた状態を示す正面図、図3は、本実施形態に係るジャーナルと斜板とスペーサを組み立てた状態を示す断面図、図4は、図3のA部を拡大して示す断面図、図5は、本実施形態に係るスペーサの平面図、図6は、図5のV−V線に沿う断面図である。本実施形態は、車両用空調装置等の冷凍サイクル装置に設けられる可変容量型斜板式の圧縮機への適用例である。
図1に示すように、圧縮機1は、複数のシリンダ室2(図面では一つが示されている)およびクランク室4が設けられたハウジング5を備えている。このハウジング5は、シリンダ室2が設けられた略円柱状のシリンダブロック5aと、シリンダブロック5aの前端面に接合されシリンダブロック5aとの間にクランク室4を形成するフロントハウジング5bと、シリンダブロック5aの後端側に弁体6を介して接合され、吸入室7および吐出室8を形成するリアハウジング5cと、を備えて構成されている。
吸入室7は、外部からシリンダ室2内へ冷媒を吸入するためのものであり、吐出室8は、シリンダ室2内の冷媒を外部へ吐出するためのものである。
シリンダブロック5aおよびフロントハウジング5bの中心部には、駆動軸10がクランク室4に挿入された状態で配置されている。この駆動軸10の一端側は、フロントハウジング5bのシャフト支持孔11にベアリング12を介して支持され、他端側は、シリンダブロック5aのシャフト支持孔13にベアリング14を介して支持されている。
クランク室4内には、駆動軸10に固設されたドライブプレート15と、スリーブ16を介して駆動軸10に揺動自在に連結されたジャーナル18と、このジャーナル18に固定された斜板19と、ジャーナル18と斜板19との間に介在したスペーサ20と、が設けられている。
ジャーナル18は、ピン17によってスリーブ16に揺動自在に連結されている。図1ないし図4に示すように、ジャーナル18は、円筒部18aを有している。この円筒部18aには、駆動軸10が挿入されている。円筒部18aの外周部には、雄ねじ21が形成されているとともに、雄ねじ21から離間した位置に環状のフランジ18bが形成されている。ここで、雄ねじ21は、図示しない旋盤の切削具のねじ切り刃で円筒部18aの外周部に形成されるが、フランジ18bから離間した部分までしか該切削具のネジきり刃が届かないため、フランジ18bの近傍にはねじ加工が施されていない。
ジャーナル18には、ピン24が形成されている。このピンは、図1に示すように、ドライブプレート15のヒンジアーム15aに形成された弧状の長孔23と係合している。
斜板19は、その中央部に雌ねじ22が形成されている。この雌ねじ22は、ジャーナル18の雄ねじ21に螺合しており、この螺合によって、斜板19がジャーナル18に固定されている。
スペーサ20は、図5および図6に示すように、Cリング状に形成されるとともに、断面矩形状に形成されている。スペーサ20は、図1に示すように、円筒部18aに外嵌されている。スペーサ20は、例えばSWRH材等の線材をCの字形状に湾曲することにより形成される。
スペーサ20は、図4に示すように、ジャーナル18のフランジ18bと斜板19との相互の対向部に形成された一対の支持面18c,19aに当接された状態でこれら支持面18c,19aに挟持されている。フランジ18bの支持面18cは、円筒部18aの軸心に向かうにつれてスペーサ20から離間するように傾斜している。一方、斜板19の支持面19aは、円筒部18aの軸心に対して直交している。
シリンダ室2には、ピストン25が往復動可能に収納されている。このピストン25は、斜板19を挟んだ一対のシュー26を介して斜板19に連結されている。
また、冷媒の吐出容量を可変とするためにクランク室4と吸入室7とを常時連通する抽気通路(図示せず)、クランク室4と吐出室8とを連通する給気通路(図示せず)、給気通路を開閉する圧力制御手段27とからなる圧力制御機構が設けられている。
このような構成の圧縮機1においては、図示しない駆動源によって駆動軸10が回転駆動され、この駆動軸10に斜板19が回転駆動されることによって、斜板19が、ジャーナル18を介してピストン25を往復動させる。このピストン25の往復動によって、吸入室7を介して外部からシリンダ室2内へ冷媒を吸入し、シリンダ室2内の冷媒を圧縮した後、その圧縮冷媒をシリンダ室2から吐出室8を介して外部へ吐出する。
そして、本実施形態にあっては、圧縮機1の組み立ての際に、ジャーナル18と斜板19との間にスペーサ20を介在させて、ジャーナル18の雄ねじ21と斜板19の雌ねじ22とを螺合させて締め込むことにより、スペーサ20を介してジャーナル18および斜板19を結合する。このとき、ジャーナル18の支持面18cおよび斜板19の支持面19aによって、スペーサ20に、ジャーナル18の円筒部18aの軸方向に沿った圧縮荷重が作用する。この圧縮荷重は、スペーサ20をその径方向に開こうとする。このとき、本実施形態では、ジャーナル18の支持面18cが、円筒部18aの軸心に向かうにつれてスペーサ20から離間するように傾斜しているので、支持面18cによってスペーサ20のその径方向への移動が規制され、スペーサ20がその径方向に開くことを抑制することができる。したがって、スペーサ20が適正な位置で取り付けられ、スペーサ20の良好な取付状態を確保することができる。
また、本実施形態のスペーサ20は、線状部材を折り曲げ加工して形成されるので、板状の素材を用いて内外径プレス打ち抜き加工で製作されるOリング状のスペーサ(図示せず)に比べて、歩留まりが良いため、スペーサ20の製作コストの低減を図ることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図7に基づいて説明する。図7は、本発明の第2の実施形態に係る圧縮機の一部を示す断面図である。なお、本実施形態にかかる圧縮機1Aは、上記第1の実施形態にかかる圧縮機1と同様の構成要素を備えている。よって、それら同様の構成要素には共通の符号を付すとともに、重複する説明を省略する。
次に、本発明の第2の実施形態を図7に基づいて説明する。図7は、本発明の第2の実施形態に係る圧縮機の一部を示す断面図である。なお、本実施形態にかかる圧縮機1Aは、上記第1の実施形態にかかる圧縮機1と同様の構成要素を備えている。よって、それら同様の構成要素には共通の符号を付すとともに、重複する説明を省略する。
本実施形態の圧縮機1Aでは、斜板19の支持面19aが、ジャーナル18の円筒部18aの軸心に向かうにつれてスペーサ20から離間している一方、ジャーナル18の支持面18cは、円筒部18aの軸心に対して直交している点が、第1の実施形態に対して異なる。
このような構成の圧縮機1Aにあっては、圧縮機1Aの組み立ての際に、ジャーナル18の支持面18cおよび斜板19の支持面19aによって、スペーサ20に、ジャーナル18の円筒部18aの軸方向に沿った圧縮荷重が作用した時、第1の実施形態と同様に、支持面19aによってスペーサ20のその径方向への移動が規制され、スペーサ20がその径方向に開くことを抑制することができる。したがって、スペーサ20が適正な位置で取り付けられ、スペーサ20の良好な取付状態を確保することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態を図8に基づいて説明する。図8は、本発明の第3の実施形態に係る圧縮機の一部を示す断面図である。なお、本実施形態にかかる圧縮機1Bは、上記第1の実施形態にかかる圧縮機1と同様の構成要素を備えている。よって、それら同様の構成要素には共通の符号を付すとともに、重複する説明を省略する。
次に、本発明の第3の実施形態を図8に基づいて説明する。図8は、本発明の第3の実施形態に係る圧縮機の一部を示す断面図である。なお、本実施形態にかかる圧縮機1Bは、上記第1の実施形態にかかる圧縮機1と同様の構成要素を備えている。よって、それら同様の構成要素には共通の符号を付すとともに、重複する説明を省略する。
本実施形態の圧縮機1Bでは、ジャーナル18の支持面18cが、粗面処理されている点と、ジャーナル18の支持面18cおよび斜板19の支持面19aが、共にジャーナル18の円筒部18aの軸心に対して直交している点とが第1の実施形態に対して異なる。
支持面18cの粗面処理は、研削加工によって行なわれる。研削加工としては、例えばショットブラスト、サンドブラスト、硬質ブラシによるブラッシング等である。
このような構成の圧縮機1Bにあっては、圧縮機1Bの組み立ての際に、ジャーナル18の支持面18cおよび斜板19の支持面19aによって、スペーサ20に、ジャーナル18の円筒部18aの軸方向に沿った圧縮荷重が作用した時、スペーサ20が外径方向へ開こうとすると、粗面処理された支持面18cによってスペーサ20に大きな摩擦抵抗が働くので、スペーサ20のその径方向への移動が規制され、スペーサ20がその径方向に開くことを抑制することができる。したがって、スペーサ20が適正な位置で取り付けられ、スペーサ20の良好な取付状態を確保することができる。
なお、粗面処理は、一対の支持面18c,19aの少なくとも一方に施されていれば良いが、斜板19が比較的滑りやすい材質から形成されたり表面コーティング加工が施されている場合には、上記のようにジャーナル18の支持面18cに粗面処理を施すことが好ましい。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態を図9に基づいて説明する。図9は、本発明の第4の実施形態に係る圧縮機の一部を示す断面図である。なお、本実施形態にかかる圧縮機1Cは、上記第1の実施形態にかかる圧縮機1と同様の構成要素を備えている。よって、それら同様の構成要素には共通の符号を付すとともに、重複する説明を省略する。
次に、本発明の第4の実施形態を図9に基づいて説明する。図9は、本発明の第4の実施形態に係る圧縮機の一部を示す断面図である。なお、本実施形態にかかる圧縮機1Cは、上記第1の実施形態にかかる圧縮機1と同様の構成要素を備えている。よって、それら同様の構成要素には共通の符号を付すとともに、重複する説明を省略する。
本実施形態の圧縮機1Cでは、ジャーナル18の支持面18cの周縁部に、スペーサ20の外周部に当接してスペーサ20の移動を規制する円環状の凸部18dが設けられている点が第1の実施形態に対して異なる。また、本実施形態では、フランジ18bの支持面18cおよび斜板19の支持面19aは、共に円筒部18aの軸心に対して直交している。
このような構成の圧縮機1Cにあっては、圧縮機1Cの組み立ての際に、ジャーナル18の支持面18cおよび斜板19の支持面19aによって、スペーサ20に、ジャーナル18の円筒部18aの軸方向に沿った圧縮荷重が作用した時、スペーサ20の移動がスペーサ20と凸部18dとの当接によって規制されるので、スペーサ20がその径方向に開くことを抑制することができる。したがって、スペーサ20が適正な位置で取り付けられ、スペーサ20の良好な取付状態を確保することができる。
なお、本実施形態では、支持面18cに凸部18dが設けられた例を説明したが、凸部18dは、支持面18c,19aの両方や支持面19aだけに設けられていても良い。
また、本発明は、上記各実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。
1、1A、1B、1C 圧縮機
2 シリンダ室
4 クランク室
5 ハウジング
10 駆動軸
18 ジャーナル
18a 円筒部
18b フランジ
18c 支持面
18d 凸部
19 斜板
19a 支持面
20 スペーサ
21 雄ねじ
22 雌ねじ
25 ピストン
2 シリンダ室
4 クランク室
5 ハウジング
10 駆動軸
18 ジャーナル
18a 円筒部
18b フランジ
18c 支持面
18d 凸部
19 斜板
19a 支持面
20 スペーサ
21 雄ねじ
22 雌ねじ
25 ピストン
Claims (5)
- シリンダ室(2)およびクランク室(4)が設けられたハウジング(5)と、
前記シリンダ室(2)に往復動可能に収納されたピストン(25)と、
前記クランク室(4)に挿入された駆動軸(10)と、
外周部に雄ねじ(21)が形成され前記駆動軸(10)が挿入された円筒部(18a)および前記雄ねじ(21)から離間した位置で前記円筒部(18a)の外周部に設けられたフランジ(18b)を有して前記クランク室(4)内に配置され、前記駆動軸(10)に連結されたジャーナル(18)と、
前記雄ねじ(21)に螺合した雌ねじ(22)を有し該螺合によって前記ジャーナル(18)に固定され、前記ジャーナル(18)を介して前記駆動軸(10)に回転駆動されて前記ピストン(25)を往復動させる斜板(19)と、
前記フランジ(18b)および前記斜板(19)の間に介在したスペーサ(20)と、
前記フランジ(18b)および前記斜板(19)に形成され、前記スペーサ(20)に当接した状態で該スペーサ(20)を挟持した一対の支持面(18c,19a)と、
を備えた圧縮機において、
前記スペーサ(20)は、Cリング状に形成されて前記円筒部(18a)に外嵌され、
一対の前記支持面(18c,19a)の少なくとも一方は、前記円筒部(18a)の軸心に向かうにつれて前記スペーサ(20)から離間するように傾斜していることを特徴とする圧縮機。 - シリンダ室(2)およびクランク室(4)が設けられたハウジング(5)と、
前記シリンダ室(2)に往復動可能に収納されたピストン(25)と、
前記クランク室(4)に挿入された駆動軸(10)と、
外周部に雄ねじ(21)が形成され前記駆動軸(10)が挿入された円筒部(18a)および前記雄ねじ(21)から離間した位置で前記円筒部(18a)の外周部に設けられたフランジ(18b)を有して前記クランク室(4)内に配置され、前記駆動軸(10)に連結されたジャーナル(18)と、
前記雄ねじ(21)に螺合した雌ねじ(22)を有し該螺合によって前記ジャーナル(18)に固定され、前記ジャーナル(18)を介して前記駆動軸(10)に回転駆動されて前記ピストン(25)を往復動させる斜板(19)と、
前記フランジ(18b)および前記斜板(19)の間に介在したスペーサ(20)と、
前記フランジ(18b)および前記斜板(19)に形成され、前記スペーサ(20)に当接した状態で該スペーサ(20)を挟持した一対の支持面(18c,19a)と、
を備えた圧縮機において、
前記スペーサ(20)は、Cリング状に形成されて前記円筒部(18a)に外嵌され、
一対の前記支持面(18c,19a)の少なくとも一方は、粗面処理されていることを特徴とする圧縮機。 - 前記粗面処理は、研削加工により行なわれることを特徴とする請求項2に記載の圧縮機。
- シリンダ室(2)およびクランク室(4)が設けられたハウジング(5)と、
前記シリンダ室(2)に往復動可能に収納されたピストン(25)と、
前記クランク室(4)に挿入された駆動軸(10)と、
外周部に雄ねじ(21)が形成され前記駆動軸(10)が挿入された円筒部(18a)および前記雄ねじ(21)から離間した位置で前記円筒部(18a)の外周部に設けられたフランジ(18b)を有して前記クランク室(4)内に配置され、前記駆動軸(10)に連結されたジャーナル(18)と、
前記雄ねじ(21)に螺合した雌ねじ(22)を有し該螺合によって前記ジャーナル(18)に固定され、前記ジャーナル(18)を介して前記駆動軸(10)に回転駆動されて前記ピストン(25)を往復動させる斜板(19)と、
前記フランジ(18b)および前記斜板(19)の間に介在したスペーサ(20)と、
前記フランジ(18b)および前記斜板(19)に形成され、前記スペーサ(20)に当接した状態で該スペーサ(20)を挟持した一対の支持面(18c,19a)と、
を備えた圧縮機において、
前記スペーサ(20)は、Cリング状に形成されて前記円筒部(18a)に外嵌され、
一対の前記支持面(18c,19a)の少なくとも一方の周縁部に、前記スペーサ(20)の外周部に当接して該スペーサ(20)の移動を規制する凸部(18d)が形成されていることを特徴とする圧縮機。 - 前記スペーサ(20)は、断面矩形状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007014245A JP2008180145A (ja) | 2007-01-24 | 2007-01-24 | 圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007014245A JP2008180145A (ja) | 2007-01-24 | 2007-01-24 | 圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008180145A true JP2008180145A (ja) | 2008-08-07 |
Family
ID=39724231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007014245A Pending JP2008180145A (ja) | 2007-01-24 | 2007-01-24 | 圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008180145A (ja) |
-
2007
- 2007-01-24 JP JP2007014245A patent/JP2008180145A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101974795B1 (ko) | 크랭크샤프트 및 삽입체를 갖는 압축기 | |
JP2007177624A (ja) | 2気筒回転式密閉型圧縮機及び2気筒回転式密閉型圧縮機の製造方法 | |
US9964211B2 (en) | Piston of axial piston pump motor, cylinder block of axial piston pump motor, and axial piston pump motor | |
US7584871B2 (en) | Grease output device for an electrical grease gun | |
US11454283B2 (en) | Method of mounting a bearing to an air compressor, and air compressor having a bearing mounted by the method | |
US20210372385A1 (en) | Method of mounting a bearing to an air compressor, and air compressor having a bearing mounted by the method | |
EP1857676A3 (en) | Refrigerant gas compressor | |
JP2008180145A (ja) | 圧縮機 | |
JP2005069215A (ja) | ピストン | |
JP2009108687A (ja) | 弁板装置 | |
WO2009048013A1 (ja) | 車両空調用電動圧縮機 | |
JP2007127081A (ja) | 圧縮機 | |
JP2005233054A (ja) | 圧縮機 | |
JP2009047017A (ja) | 圧縮機 | |
JP2007085239A (ja) | 駆動軸の支持構造 | |
KR20200037527A (ko) | 압축기 | |
JP4241455B2 (ja) | コネクティングロッドのボールジョイント | |
JP6432340B2 (ja) | 回転式圧縮機 | |
JP6170382B2 (ja) | 往復動圧縮機 | |
JP2007146769A (ja) | 往復動型圧縮機 | |
KR20170037049A (ko) | 사판식 압축기 | |
JP2020186698A (ja) | 圧縮機 | |
JP2008088989A5 (ja) | ||
JP2007138804A (ja) | 圧縮機 | |
JP2007278180A (ja) | 往復動圧縮機 |