JP2008180132A - 自動車およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンをより正確に所定の停止位置に停止させる。
【解決手段】エンジンのクランクシャフトにトルクを出力可能なモータを備える自動車において、エンジンの自動停止の条件が成立したときには、走行距離Lに基づいて補正トルクTa1を設定すると共にオイル粘度Vに基づいて補正トルクTa2を設定し(S130〜S220)、エンジンを所定の停止位置で停止させるためにモータから出力するベーストルクTbを補正トルクTa1,Ta2により補正してトルク指令Tm1*を設定しモータを制御する(S230〜S270)。走行距離Lやオイル粘度Vはエンジンの回転抵抗に直接関連するパラメータとして考えられるから、これらに基づいてベーストルクTbを補正することによりエンジンをより正確に所定の停止位置で停止させることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、走行用の動力を出力する内燃機関と該内燃機関の出力軸にトルクを出力するトルク出力手段とを備え所定の始動条件が成立したときには前記内燃機関を自動始動し所定の停止条件が成立したときには運転している該内燃機関を自動停止する自動車およびその制御方法に関する。
従来、この種の自動車としては、エンジンにトルクを出力する発電機を備え、エンジンの停止条件が成立してエンジンのクランク軸を停止させる際にエンジンが目標停止位置で停止するよう発電機を制御するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この自動車では、エンジンのクランク軸を目標停止位置で停止させる際、クランク角に基づいてクランク軸の目標回転速度を設定すると共に設定した目標回転速度でエンジンが減速回転するよう発電機を制御し、エンジン回転速度が停止回転速度以下となったときに発電機から出力するトルクを値0としてエンジンを停止させることにより、エンジンをより正確に目標停止位置で停止させることができる、としている。
特開2005−16505号公報
上述の自動車では、エンジンなどの摩擦力のバラツキや潤滑油の油温又は粘性のバラツキの程度によっては十分な精度でエンジンを目標停止位置に停止させることができない場合が生じる。また、処理が複雑化するのを避け、より簡易な処理を実行することが好ましい。
本発明の自動車およびその制御方法は、内燃機関をより確実に所定の停止位置に停止させることを目的の一つとする。また、本発明の自動車およびその制御方法は、簡易な処理により内燃機関をより確実に所定の停止位置に停止させることを目的の一つとする。さらに、本発明の自動車およびその制御方法は、内燃機関の始動性をより良好なものとすることを目的の一つとする。
本発明の自動車およびその制御方法は、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明の自動車は、
走行用の動力を出力する内燃機関と該内燃機関の出力軸にトルクを出力するトルク出力手段とを備え、所定の始動条件が成立したときには前記内燃機関を自動始動し所定の停止条件が成立したときには運転している該内燃機関を自動停止する自動車であって、
前記内燃機関の出力軸の回転抵抗に関連する状態としての回転抵抗関連状態を検出または推定する回転抵抗関連状態検出推定手段と、
前記所定の停止条件が成立したときには、前記回転抵抗関連状態検出推定手段により検出または推定された回転抵抗関連状態に基づいて前記内燃機関の出力軸に出力するトルクを変更して該内燃機関の出力軸が所定の停止位置に停止されるよう該内燃機関と前記トルク出力手段とを制御する停止制御手段と
を備えることを要旨とする。
この本発明の自動車では、内燃機関の出力軸の回転抵抗に関連する状態としての回転抵抗関連状態を検出または推定し、所定の停止条件が成立したときには検出または推定した回転抵抗関連状態に基づいて内燃機関の出力軸に出力するトルクを変更して内燃機関の出力軸が所定の停止位置に停止されるよう内燃機関とトルク出力手段とを制御する。これにより、回転抵抗関連状態に拘わらずより確実に内燃機関の出力軸を所定の停止位置に停止させることができる。したがって、所定の停止位置を次回の内燃機関の始動に適した位置に設定するものとすれば、内燃機関の始動性をより良好なものとすることができる。また、回転抵抗関連状態に基づいて内燃機関の出力軸に出力するトルクを変更するだけであるから、簡易な処理により内燃機関をより正確に所定の停止位置に停止させることができる。
こうした本発明の自動車において、前記回転抵抗関連状態検出推定手段は、前記回転抵抗関連状態として車両の走行距離を検出する手段を含む手段であるものとすることもできる。こうすれば、より簡易な手法により回転抵抗関連状態を推定することができる。この態様の本発明の自動車において、前記停止制御手段は、前記検出された走行距離が大きいほど前記内燃機関の出力軸の回転方向を正として該出力軸に出力されるトルクが小さくなる傾向に前記トルク出力手段を制御する手段であるものとすることもできる。こうすれば、内燃機関の回転抵抗が比較的小さい状態で内燃機関の運転を停止させる際に内燃機関が所定の停止位置から行き過ぎて停止するのを抑制することができる。ここで、走行距離が大きいほど内燃機関の出力軸に出力されるトルクが小さくなる傾向にトルク出力手段を制御するのは、走行距離が大きいほど内燃機関の回転抵抗が小さくなる傾向があることに基づく。
また、本発明の自動車において、前記回転抵抗関連状態検出推定手段は、前記回転抵抗関連状態として前記内燃機関を含む機械部分の潤滑剤または冷却剤の粘性を検出または推定する粘性検出推定手段を含む手段であるものとすることもできる。ここで、「粘性検出推定手段」は、潤滑剤または冷却剤の粘性を直接検出するものが含まれる他、粘性と相関関係を有する他のパラメータを検出することにより推定するものが含まれる。この態様の本発明の自動車において、前記停止制御手段は、前記検出または推定された粘性が強いほど前記内燃機関の出力軸の回転方向を正として該出力軸に出力されるトルクが大きくなる傾向に前記トルク出力手段を制御する手段であるものとすることもできる。こうすれば、内燃機関の回転抵抗が比較的大きい状態で内燃機関の運転を停止させる際に内燃機関が所定の停止位置よりも手前で停止してしまうのを抑制することができる。ここで、粘性が強いほど内燃機関の出力軸に出力されるトルクが大きくなる傾向にトルク出力手段を制御するのは、粘性が強いほど内燃機関の回転抵抗が大きくなる傾向があることに基づく。これらの態様の本発明の自動車において、前記粘性検出推定手段は、前記潤滑剤または冷却剤の温度および/または使用期間に基づいて前記粘性を推定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、より簡易な手法により粘性を推定することができる。
本発明の自動車の制御方法は、
走行用の動力を出力する内燃機関と該内燃機関の出力軸にトルクを出力するトルク出力手段と前記内燃機関の出力軸の回転抵抗に関連する状態としての回転抵抗関連状態を検出または推定する回転抵抗関連状態検出推定手段とを備え、所定の始動条件が成立したときには前記内燃機関を自動始動し所定の停止条件が成立したときには運転している該内燃機関を自動停止する自動車の制御方法であって、
前記所定の停止条件が成立したときには、前記回転抵抗関連状態検出推定手段により検出または推定された回転抵抗関連状態に基づいて前記内燃機関の出力軸に出力するトルクを変更して該内燃機関の出力軸が所定の停止位置に停止されるよう該内燃機関と前記トルク出力手段とを制御する
ことを要旨とする。
この本発明の自動車の制御方法によれば、内燃機関の出力軸の回転抵抗に関連する状態としての回転抵抗関連状態を検出または推定し、所定の停止条件が成立したときには検出または推定した回転抵抗関連状態に基づいて内燃機関の出力軸に出力するトルクを変更して内燃機関の出力軸が所定の停止位置に停止されるよう内燃機関とトルク出力手段とを制御する。これにより、回転抵抗関連状態に拘わらずより確実に内燃機関の出力軸を所定の停止位置に停止させることができる。したがって、所定の停止位置を次回の内燃機関の始動に適した位置に設定するものとすれば、内燃機関の始動性をより良好なものとすることができる。また、回転抵抗関連状態に基づいて内燃機関の出力軸に出力するトルクを変更するだけであるから、簡易な処理により内燃機関をより正確に所定の停止位置に停止させることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例の自動車20は、図示するように、エンジン22と、エンジン22の出力軸としてのクランクシャフト26にダンパ28を介して接続された3軸式の動力分配統合機構30と、動力分配統合機構30に接続された発電可能なモータMG1と、動力分配統合機構30に接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに取り付けられた減速ギヤ35と、この減速ギヤ35に接続されたモータMG2と、車両の駆動系全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット70とを備える。
エンジン22は、例えばガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力可能な4気筒の内燃機関として構成されており、図2に示すように、エアクリーナ122により清浄された空気をスロットルバルブ124を介して吸入すると共に燃料噴射弁126からガソリンを噴射して吸入された空気とガソリンとを混合し、この混合気を吸気バルブ128を介して燃料室に吸入し、点火プラグ130による電気火花によって爆発燃焼させて、そのエネルギにより押し下げられるピストン132の往復運動をクランクシャフト26の回転運動に変換する。エンジン22からの排気は、一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC),窒素酸化物(NOx)の有害成分を浄化する浄化装置(三元触媒)134を介して外気へ排出される。
エンジン22は、エンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)24により制御されている。エンジンECU24は、CPU24aを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU24aの他に処理プログラムを記憶するROM24bと、データを一時的に記憶するRAM24cと、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。エンジンECU24には、エンジン22の状態を検出する種々のセンサからの信号、例えば、クランクシャフト26の回転位置を検出するクランクポジションセンサ140からのクランクポジションやエンジン22の冷却水の温度を検出する水温センサ142からの冷却水温,燃焼室へ吸排気を行なう吸気バルブ128や排気バルブを開閉するカムシャフトの回転位置を検出するカムポジションセンサ144からのカムポジション,スロットルバルブ124のポジションを検出するスロットルバルブポジションセンサ146からのスロットルポジション,エンジン22内に充填された潤滑油の温度を検出する温度センサ147からの油温Toil,吸気管に取り付けられたエアフローメータ148からのエアフローメータ信号AF,同じく吸気管に取り付けられた温度センサ149からの吸気温などが入力ポートを介して入力されている。また、エンジンECU24からは、エンジン22を駆動するための種々の制御信号、例えば、燃料噴射弁126への駆動信号や、スロットルバルブ124のポジションを調節するスロットルモータ136への駆動信号、イグナイタと一体化されたイグニッションコイル138への制御信号、吸気バルブ128の開閉タイミングの変更可能な可変バルブタイミング機構150への制御信号などが出力ポートを介して出力されている。なお、エンジンECU24は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によりエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータを出力する。
動力分配統合機構30は、外歯歯車のサンギヤ31と、このサンギヤ31と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ32と、サンギヤ31に噛合すると共にリングギヤ32に噛合する複数のピニオンギヤ33と、複数のピニオンギヤ33を自転かつ公転自在に保持するキャリア34とを備え、サンギヤ31とリングギヤ32とキャリア34とを回転要素として差動作用を行なう遊星歯車機構として構成されている。動力分配統合機構30は、キャリア34にはエンジン22のクランクシャフト26が、サンギヤ31にはモータMG1が、リングギヤ32にはリングギヤ軸32aを介して減速ギヤ35がそれぞれ連結されており、モータMG1が発電機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力をサンギヤ31側とリングギヤ32側にそのギヤ比に応じて分配し、モータMG1が電動機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力とサンギヤ31から入力されるモータMG1からの動力を統合してリングギヤ32側に出力する。リングギヤ32に出力された動力は、リングギヤ軸32aからギヤ機構60およびデファレンシャルギヤ62を介して、最終的には車両の駆動輪63a,63bに出力される。
モータMG1およびモータMG2は、いずれも発電機として駆動することができると共に電動機として駆動できる周知の同期発電電動機として構成されており、インバータ41,42を介してバッテリ50と電力のやりとりを行なう。インバータ41,42とバッテリ50とを接続する電力ライン54は、各インバータ41,42が共用する正極母線および負極母線として構成されており、モータMG1,MG2のいずれかで発電される電力を他のモータで消費することができるようになっている。したがって、バッテリ50は、モータMG1,MG2のいずれかから生じた電力や不足する電力により充放電されることになる。なお、モータMG1,MG2により電力収支のバランスをとるものとすれば、バッテリ50は充放電されない。モータMG1,MG2は、いずれもモータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)40により駆動制御されている。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号、例えばモータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ43,44からの信号や図示しない電流センサにより検出されるモータMG1,MG2に印加される相電流などが入力されており、モータECU40からは、インバータ41,42へのスイッチング制御信号が出力されている。モータECU40は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によってモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。
バッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、バッテリECUという)52によって管理されている。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ50の端子間に設置された図示しない電圧センサからの端子間電圧,バッテリ50の出力端子に接続された電力ライン54に取り付けられた図示しない電流センサからの充放電電流,バッテリ50に取り付けられた温度センサ51からの電池温度Tbなどが入力されており、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータを通信によりハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。なお、バッテリECU52では、バッテリ50を管理するために電流センサにより検出された充放電電流の積算値に基づいて残容量(SOC)も演算している。
ハイブリッド用電子制御ユニット70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM76と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。ハイブリッド用電子制御ユニット70には、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号,シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速Vなどが入力ポートを介して入力されている。ハイブリッド用電子制御ユニット70は、前述したように、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
こうして構成された実施例の自動車20は、運転者によるアクセルペダル83の踏み込み量に対応するアクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクを計算し、この要求トルクに対応する要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるように、エンジン22とモータMG1とモータMG2とが運転制御される。エンジン22とモータMG1とモータMG2の運転制御としては、要求動力に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にエンジン22から出力される動力のすべてが動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによってトルク変換されてリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御するトルク変換運転モードや要求動力とバッテリ50の充放電に必要な電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にバッテリ50の充放電を伴ってエンジン22から出力される動力の全部またはその一部が動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによるトルク変換を伴って要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御する充放電運転モード、エンジン22の運転を停止してモータMG2から要求動力に見合う動力をリングギヤ軸32aに出力するよう運転制御するモータ運転モードなどがある。実施例の自動車20では、トルク変換運転モードや充放電運転モードで動作している最中に、バッテリ50の残容量(SOC)が管理領域内にあり、運転者のアクセルペダル83の踏み込みに応じて設定される車両要求パワーが第1の所定値(例えば、2kWや3kW,5kW,7kW,10kWなど)未満となったときにエンジン22の自動停止の条件が成立したとして、エンジン22を自動停止してモータ運転モードに切り替え、モータ運転モードで動作している最中に運転者のアクセルペダル83の踏み込みに応じて設定される車両要求パワーが第1の所定値より大きな第2の所定値(例えば、4kWや5kW,8kW,10kW,15kWなど)以上となったときやバッテリ50の残容量(SOC)が管理領域を下回ったときにエンジン22の自動始動の条件が成立したとして、自動停止したエンジン22を自動始動してトルク変換運転モードや充放電運転モードに切り替える。
こうして構成された実施例の自動車20の動作について説明する。図3は、エンジン22の運転を停止させる際に実施例の自動車20のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される停止制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、上述したエンジン22の自動停止の条件が成立したときに実行される。
停止制御ルーチンが実行されると、ハイブリッド用電子制御ユニット70のCPU72は、まず、エンジン停止処理を開始し(ステップS100)、エンジン回転数Neを入力して(ステップS110)、入力したエンジン回転数Neが所定回転数Nref以下となるのを待つ(ステップS120)。図4に動力分配統合機構30の回転数とトルクの力学的な関係を示す共線図を示す。エンジン停止処理は、図示するように、エンジン22をフューエルカットすると共にモータMG1からエンジン22の回転を押さえ込む方向のトルクを出力するようエンジンECU24やモータECU40に各種指令を行なう処理となる。エンジン回転数Neは、クランクポジションセンサ140により検出されたクランク角θに基づいて演算されたものをエンジンECU24から通信により入力するものとした。また、所定回転数Nrefは、実施例では、エンジン22のクランクシャフト26があと1回転して停止する程度の回転数として例えば100rpmや200rpmなどのようにエンジン22の特性に基づいて予め定められている。
エンジン回転数Neが所定回転数Nrefに至ると、今までの走行距離Lや油温Toil,経過時間Ttimeを入力する処理を行なう(ステップS130)。ここで、走行距離Lは、例えば車速センサ88からの車速Vをハイブリッド用電子制御ユニット70により積算したものを用いることができる。また、油温Toilは、温度センサ147により検出されエンジンECU24により通信により入力されたものを入力するものとした。さらに、経過時間Ttimeは、エンジンオイル交換時からの経過時間として、例えば図示しないスイッチの操作により計時を開始するハイブリッド用電子制御ユニット70に内蔵のタイマを用いてエンジンオイル交換時にスイッチ操作を行なうものとすればそのタイマの値により算出することができる。
こうしてデータを入力すると、入力した走行距離Lと閾値L1,L2とを比較する(ステップS140)。ここで、閾値L1は、工場出荷からエンジン22や動力分配統合機構30などの機械部分にあたりがつくまでに必要な走行距離として例えば1,000kmや2,000km,3,000kmなどのように予め定められ、閾値L2は、その機械部分が完全にスムーズに動作するために相当程度走り込んだときの走行距離例えば10,000kmや20,000kmなどのように予め定められている。したがって、走行距離Lは、エンジン22の回転抵抗に関連するパラメータとして考えることができる。走行距離Lが閾値L1未満のときには補正トルクTa1に値0を設定し(ステップS150)、走行距離Lが閾値L1以上で閾値L2未満のときには補正トルクTa1に値0よりも小さな値T1(<0)を設定し(ステップS160)、走行距離Lが閾値L2以上のときには補正トルクTa1に値T1よりも小さな値T2を設定する(ステップS170)。ここで、補正トルクTa1は、エンジン22が次回のエンジン22の始動性が良好となる所定の停止位置(例えば、いずれかの気筒が圧縮上死点の手前30°CA近傍で停止する位置)で停止するようモータMG1からエンジン22のクランクシャフト26に出力するトルクを調節する際に、走行距離Lに起因するエンジン22の回転抵抗(動力分配統合機構30を含む)による影響を打ち消すためのトルクとして設定されるものである。値T1,T2は、走行距離Lが長くなるほどエンジン22の回転抵抗は小さくなる傾向にあることからクランクシャフト26が所定の停止位置よりも進み易くなるのを考慮して補正トルクTa1が小さくなるよう(図4中破線におけるS軸の上向きのトルクが小さくなるよう)定められる。
続いて、入力した油温Toilと経過時間Ttimeとに基づいてオイル粘度Vを推定する(ステップS180)。この処理は、実施例では、油温Toilと経過時間Ttimeとオイル粘度Vとの関係を予め求めてオイル粘度設定用マップとしてRAM76に記憶しておき、油温Toilと経過時間Ttimeとが与えられるとマップから対応するオイル粘度Vを導出するものとした。このマップの一例を図5に示す。図示するように、一般に、油温Toilが大きいほど、経過時間Ttimeが長くなる(オイルの劣化が進むほど)ほどオイルの粘度は小さくなり、これに伴ってエンジン22の回転抵抗も小さくなる。したがって、油温Toilや経過時間Ttimeは、エンジン22の回転抵抗に関連するパラメータとして考えることができる。
オイル粘度Vを推定すると、推定したオイル粘度Vとオイル粘度に起因するエンジン22の回転抵抗の大きさを判定するための閾値V1,V2とを比較し(ステップS190)、オイル粘度Vが閾値V1未満のときには補正トルクTa2に値0を設定し(ステップS200)、オイル粘度Vが閾値V1以上で閾値V2未満のときには補正トルクTa2に値0よりも大きな値T3(>0)を設定し(ステップS210)、オイル粘度Vが閾値V2以上のときには補正トルクTa2に値T3よりも大きな値T4を設定する(ステップS220)。ここで、補正トルクTa2は、エンジン22が上述した所定の停止位置で停止するようモータMG1から出力するトルクを調節する際に、オイル粘度Vに起因するエンジン22の回転抵抗による影響を打ち消すためのトルクとして設定されるものである。値T3,T4は、オイル粘度Vが大きくなるほどエンジン22の回転抵抗は大きくなる傾向にあることからクランクシャフト26が所定の停止位置よりも手前で停止し易くなるのを考慮して補正トルクTa2が大きくなるよう(図4中破線におけるS軸上の上向きのトルクが大きくなるよう)定められる。
そして、クランクポジションセンサ140により検出されたクランク角θをエンジンECU24から通信により入力し(ステップS230)、入力したクランク角θに基づいてベーストルクTbを設定する(ステップS240)。ここで、ベーストルクTbは、エンジン22が上述した所定の停止位置で停止するようモータMG1からエンジン22のクランクシャフト26に出力するトルクを調節するためのものであり、実施例では、クランク角θとベーストルクTbとの関係を予め求めてベーストルク設定用マップとしてRAM76に記憶しておき、クランク角θが与えられるとマップから対応するベーストルクTbを導出して設定するものとした。このマップの一例を図6に示す。
こうして補正トルクTa1,Ta2とベーストルクTbとを設定すると、ベーストルクTbに補正トルクTa1,Ta2を加えたものをモータMG1から出力すべきトルクとしてのトルク指令Tm1*に設定し(ステップS250)、モータMG1を駆動制御し(ステップS260)、エンジン22が停止するまでステップS230に戻ってステップS230〜S260の処理を繰り返して(ステップS270)、本ルーチンを終了する。モータMG1の駆動制御は、具体的には、設定したトルク指令Tm1*をモータECU40に送信することによりトルク指令Tm1*を受信したモータECU40がモータMG1のインバータ41のスイッチング素子をスイッチング制御することにより行なわれる。
以上説明した実施例の自動車20によれば、エンジン22の自動停止の条件が成立したときには、走行距離Lや油温Toil,経過時間Ttimeなどのエンジン22の回転抵抗に関連するパラメータに基づいてモータMG1からエンジン22のクランクシャフト26に出力するトルクを変更してエンジン22が所定の停止位置で停止するようエンジン22やモータMG1を制御するから、エンジン22をより正確に所定の停止位置で停止させることができる。しかも、この所定の停止位置を次回のエンジン22の自動始動に適した位置に定めているから、次回のエンジン22の始動性を良好なものとすることができる。また、走行距離Lや油温Toil,経過時間Ttimeなどのパラメータを用いることにより簡易な処理によりエンジン22を所定の停止位置で停止させることができる。
実施例の自動車20では、走行距離Lに基づいて補正トルクTa1を設定すると共にオイル粘度Vに基づいて補正トルクTa2を設定しこれらを用いてベーストルクTbを補正するものとしたが、補正トルクTa1だけを用いてベーストルクTbを補正するものとしてもよいし、補正トルクTa2だけを用いてベーストルクTbを補正するものとしてもよい。また、これらのパラメータに代えて又は加えてエンジン22の回転抵抗に関連する他の如何なるパラメータを用いるものとしてもよい。例えば、エンジン22はその充填効率(吸入空気量)の変化に伴って回転抵抗が変化するから、エンジン22を停止する際の充填効率が大きいほど値が小さくなる傾向の補正トルクを設定してこれを用いてベーストルクTbを補正するものとしてもよい。
実施例の自動車20では、エンジンオイルの油温Toilと経過時間Ttimeとに基づいてオイル粘度Vを推定するものとしたが、油温Toilだけに基づいてオイル粘度を推定するものとしたり、経過時間Ttimeだけに基づいてオイル粘度を推定するものとしてもよい。また、こうした推定によらずオイル粘度を粘度センサを用いて直接検出するものとしても差し支えない。さらに、エンジンオイルに限られず動力分配統合機構30の機械部分を潤滑または冷却するオイルの粘度も考慮に入れるものとしてもよい。
実施例の自動車20では、内燃機関として4気筒のエンジン22を備える場合を例として説明したが、4気筒に限られず6気筒や8気筒などの他の気筒数を持つエンジンを用いるものとしてもよい。なお、6気筒のエンジンに適用する場合に図6に例示するマップを用いるときにはその横軸の範囲を−90°CA〜90°CAに代えて−60°CA〜60°CAとし、8気筒のエンジンに適用する場合には横軸の範囲を−45°CA〜45°CAとすればよい。
実施例の自動車20では、エンジン22の動力を動力分配統合機構30を介して駆動輪63a,63bに接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力するものとしたが、図7の変形例の自動車220に例示するように、エンジン22のクランクシャフト26に接続されたインナーロータ232と駆動輪63a,63bに動力を出力する駆動軸に接続されたアウターロータ234とを有し、エンジン22の動力の一部を駆動軸に伝達すると共に残余の動力を電力に変換する対ロータ電動機230を備えるものとしてもよい。
実施例の自動車20では、エンジン22と動力分配統合機構30とモータMG1,MG2とを備えるものとしたが、図8の変形例の自動車320に例示するように、エンジン22とエンジン22のクランクシャフト26にベルト325を介して連結されたモータ326とクランクシャフト26と駆動輪63a,63bに連結された駆動軸とに接続されたオートマチックトランスミッション332とを備えるものとしてもよい。
ここで、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「内燃機関」に相当し、モータMG1や動力分配統合機構30が「トルク出力手段」に相当し、エンジン22の回転抵抗に関連するパラメータとして車速センサ88からの車速Vに基づいて走行距離Lを算出したりオイル粘度Vを推定したりするハイブリッド用電子制御ユニット70が「回転抵抗関連状態検出推定手段」に相当し、エンジン22の自動停止の条件が成立したときには、エンジン停止処理を開始して走行距離Lやオイル粘度Vに基づいて補正トルクTa1,Ta2を設定すると共に設定した補正トルクTa1,Ta2によりベーストルクTbを変更してエンジン22が所定の停止位置で停止するようエンジン22やモータMG1を制御するハイブリッド用電子制御ユニット70,エンジンECU24,モータECU40が「停止制御手段」に相当する。また、実施例では、油温Toilや経過時間Ttimeに基づいてオイル粘度Vを推定するハイブリッド用電子制御ユニット70が「粘性検出推定手段」に相当する。なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、自動車産業に利用可能である。
実施例の自動車20の構成の概略を示す構成図である。 エンジン22の構成の概略を示す構成図である。 実施例のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される停止制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 動力分配統合機構30のトルクと回転数の力学的な関係の一例を示す共線図である。 油温Toilと経過時間Ttimeとオイル粘度Vとの関係の一例を示すマップである。 ベーストルクTbとクランク角θとの関係の一例を示すマップである。 変形例の自動車220の構成の概略を示す構成図である。 変形例の自動車320の構成の概略を示す構成図である。
符号の説明
20,220,320 自動車、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、24a CPU、24b ROM、24c RAM、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30 動力分配統合機構、31 サンギヤ、32 リングギヤ、32a リングギヤ軸、33 ピニオンギヤ、34 キャリア、35 減速ギヤ、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、43,44 回転位置検出センサ、50 バッテリ、51 温度センサ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54 電力ライン、60 ギヤ機構、62 デファレンシャルギヤ、63a,63b 駆動輪、70 ハイブリッド用電子制御ユニット、72 CPU、74 ROM、76 RAM、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、122 エアクリーナ、124 スロットルバルブ、126 燃料噴射弁、128 吸気バルブ、130 点火プラグ、132 ピストン、134 浄化装置、136 スロットルモータ、138 イグニッションコイル、140 クランクポジションセンサ、142 水温センサ、144 カムポジションセンサ、146 スロットルバルブポジションセンサ、147 温度センサ、148 エアフローメータ、149 温度センサ、150 可変バルブタイミング機構、230 対ロータ電動機、232 インナーロータ、234 アウターロータ、325 ベルト、326 モータ、332 オートマチックトランスミッション、MG1,MG2 モータ。

Claims (7)

  1. 走行用の動力を出力する内燃機関と該内燃機関の出力軸にトルクを出力するトルク出力手段とを備え、所定の始動条件が成立したときには前記内燃機関を自動始動し所定の停止条件が成立したときには運転している該内燃機関を自動停止する自動車であって、
    前記内燃機関の出力軸の回転抵抗に関連する状態としての回転抵抗関連状態を検出または推定する回転抵抗関連状態検出推定手段と、
    前記所定の停止条件が成立したときには、前記回転抵抗関連状態検出推定手段により検出または推定された回転抵抗関連状態に基づいて前記内燃機関の出力軸に出力するトルクを変更して該内燃機関の出力軸が所定の停止位置に停止されるよう該内燃機関と前記トルク出力手段とを制御する停止制御手段と
    を備える自動車。
  2. 前記回転抵抗関連状態検出推定手段は、前記回転抵抗関連状態として車両の走行距離を検出する手段を含む手段である請求項1記載の自動車。
  3. 前記停止制御手段は、前記検出された走行距離が大きいほど前記内燃機関の出力軸の回転方向を正として該出力軸に出力されるトルクが小さくなる傾向に前記トルク出力手段を制御する手段である請求項2記載の自動車。
  4. 前記回転抵抗関連状態検出推定手段は、前記回転抵抗関連状態として前記内燃機関を含む機械部分の潤滑剤または冷却剤の粘性を検出または推定する粘性検出推定手段を含む手段である請求項1ないし3いずれか記載の自動車。
  5. 前記停止制御手段は、前記検出または推定された粘性が強いほど前記内燃機関の出力軸の回転方向を正として該出力軸に出力されるトルクが大きくなる傾向に前記トルク出力手段を制御する手段である請求項4記載の自動車。
  6. 前記粘性検出推定手段は、前記潤滑剤または冷却剤の温度および/または使用期間に基づいて前記粘性を推定する手段である請求項4または5記載の自動車。
  7. 走行用の動力を出力する内燃機関と該内燃機関の出力軸にトルクを出力するトルク出力手段と前記内燃機関の出力軸の回転抵抗に関連する状態としての回転抵抗関連状態を検出または推定する回転抵抗関連状態検出推定手段とを備え、所定の始動条件が成立したときには前記内燃機関を自動始動し所定の停止条件が成立したときには運転している該内燃機関を自動停止する自動車の制御方法であって、
    前記所定の停止条件が成立したときには、前記回転抵抗関連状態検出推定手段により検出または推定された回転抵抗関連状態に基づいて前記内燃機関の出力軸に出力するトルクを変更して該内燃機関の出力軸が所定の停止位置に停止されるよう該内燃機関と前記トルク出力手段とを制御する
    自動車の制御方法。
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