JP2008179459A - エレベータの被検出部材の位置決め調整治具 - Google Patents
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Abstract
【課題】被検出部材の取付位置の基準となるガイドレールに簡単に取り付け、取り外しができ、一人で複数のプレートの位置を容易に確認できるエレベータの被検出部材の位置決め調整治具を提供する。
【解決手段】昇降路に設けられたガイドレール1に対し上下方向の任意の位置に着脱可能な取付座2と、この取付座に対してガイドレール装着時に水平方向に延在するように設けられ、エレベータの乗りかご位置の検出に用いられる複数の被検出部材4の水平方向の各基準位置を示す複数のマーク5aを有する第1のゲージ5と、上記取付座に対してこの第1のゲージに直交する方向に設けられ上記被検出部材の該第1のゲージに直交する方向の基準位置を示す第2のゲージ6とを備えるようにした。
【選択図】図1
【解決手段】昇降路に設けられたガイドレール1に対し上下方向の任意の位置に着脱可能な取付座2と、この取付座に対してガイドレール装着時に水平方向に延在するように設けられ、エレベータの乗りかご位置の検出に用いられる複数の被検出部材4の水平方向の各基準位置を示す複数のマーク5aを有する第1のゲージ5と、上記取付座に対してこの第1のゲージに直交する方向に設けられ上記被検出部材の該第1のゲージに直交する方向の基準位置を示す第2のゲージ6とを備えるようにした。
【選択図】図1
Description
この発明はエレベータの速度制御や着床制御のために乗りかご位置を検知する目的で昇降路に設置される位置検出用プレートなどの被検出部材の位置決め調整治具に関する。
エレベータにおいて、着床位置や速度パターンを制御するにあたって正確な乗りかご位置を検知するため、昇降路に位置検出用プレートなどの被検出部材が取り付けられる。被検出部材は正確な位置検出のため、乗りかご側の検出装置との隙間及び、昇降路の上下方向に点在して取り付けられた被検出部材同士の水平方向の位置を基準に対して高精度に取り付ける必要がある。しかし特に高速・高揚程のエレベータでは乗り心地の良さや安全確保のために速度パターンが複雑となって必用な被検出部材の個数は増大し、しかも上下位置が変化して、その取付に多くの時間を要している。さらに被検出部材は建物の寸法や構造に左右されないよう、ガイドレールに取り付けた取付腕に取り付けられることが多いが、ガイドレールや取付腕の加工精度により取付腕、被検出部材それぞれの位置を調整しなくてはならず手間がかかっている。
従来のエレベータの保守の際に用いられる位置決め調整治具として、かごに搭載されるインダクタと、このインダクタに対向するように昇降路に設けられるプレートとの隙間寸法を点検するためのエレベータの着床装置用点検治具であって、上記インダクタ側に着脱可能に取り付けられる基台と、この基台に回動自在に連結されている基準部材と、上記プレートの厚さ方向へ位置調整可能に上記基準部材に連結されているとともに、上記プレートの幅方向への上記プレートと上記インダクタとの隙間寸法を測定するための目盛りが設けられており、上記基準部材とともに上記基台に対して回動可能な状態で上記インダクタ上に設けられる縦スケールと、上記プレートの幅方向へ位置調整可能に上記縦スケールに連結されているとともに、上記プレートの厚さ方向への上記プレートと上記インダクタとの隙間寸法を測定するための目盛りが設けられている横スケールとを備えたものがある(例えば特許文献1参照。)。
上記特許文献1のような位置決め調整治具では、エレベータの据付時においては乗りかごを組立てる前にプレートを取り付ける場合があり、また多数の検出器に全て測定器を取り付ける作業の場合に効率が悪いという課題があった。また、プレートの位置合わせのために、基準となるガイドレールの側面からスケールで測定する手法もあるが、複数のプレートを全てスケールで測るのは時間がかかり、ガイドレールから遠い側のプレートを測定するには1人ではできない場合もある。また、ガイドレールの機械加工面に当てて位置をチェックするゲージプレートが使用されるが、この治具の場合には治具を持つ人間とプレートの位置を調整する人間の2人が必要であり、また治具を水平に保たないとずれが生じる問題があった。
この発明は上記のような従来技術の課題を解消するためになされたもので、被検出部材の取付位置の基準となるガイドレールに簡単に着脱(取り付け、取り外し)ができ、一人で複数の被検出部材の位置決め調整が容易にできるエレベータの被検出部材の位置決め調整治具を提供することを目的としている。
この発明によるエレベータの被検出部材の位置決め調整治具は、昇降路に設置されたガイドレールに対し上下方向の任意の位置に着脱可能に形成された取付座と、この取付座に対して上記ガイドレールに装着したときに水平方向に延在するように設けられ、エレベータの乗りかごの検出に用いられる複数の被検出部材の水平方向の各基準位置を示す複数のマークを有する第1のゲージと、この第1のゲージに直交する方向に設けられ上記被検出部材の該第1のゲージに直交する方向の基準位置を示す第2のゲージとを備えたものである。
この発明においては、ガイドレールの任意の位置に着脱可能にした取付座に複数のマークを有する第1のゲージを水平方向に設けると共に、第1のゲージに直交する方向に第2のゲージを備えるようにしたことにより、ガイドレールに取り付けるだけで複数の被検出部材のそれぞれの水平方向の基準位置が示されるので、複数の被検出部材の水平方向の基準取付位置が一目で分かる。また、ガイドレールへの装着によって第1のゲージ及び第2のゲージが保持されるので、被検出部材の取付時、及び取付後の保守点検時の何れの場合においても被検出部材の調整作業を1人でも容易に行なうことができる。
実施の形態1.
図1〜図3はこの発明の実施の形態1に係るエレベータの被検出部材の位置決め調整治具を説明する図であり、図1は位置決め調整治具をガイドレールに固定した状態を示す斜視図、図2は図1のガイドレールに固定した状態の平面図、図3は図1のガイドレールに固定した状態の正面図である。図において、位置決め調整治具は、図示省略しているエレベータの昇降路に設置されたガイドレール1の頭部11に着脱可能な取付座2と、この取付座2に対して装着時に水平方向を向くように取り付けられた断面L字状の支持梁3と、この支持梁3に位置調整可能に水平に取り付けられ、図示省略しているエレベータの乗りかご位置の検出に用いられる複数の被検出部材4の水平方向の各基準位置を示す複数のマーク5aを有する第1のゲージ5と、上記取付座2に対してこの第1のゲージ5に直交する方向に水平に設けられ上記被検出部材4の該第1のゲージ5に直交する方向の基準位置を示す第2のゲージ6を用いて構成されている。
図1〜図3はこの発明の実施の形態1に係るエレベータの被検出部材の位置決め調整治具を説明する図であり、図1は位置決め調整治具をガイドレールに固定した状態を示す斜視図、図2は図1のガイドレールに固定した状態の平面図、図3は図1のガイドレールに固定した状態の正面図である。図において、位置決め調整治具は、図示省略しているエレベータの昇降路に設置されたガイドレール1の頭部11に着脱可能な取付座2と、この取付座2に対して装着時に水平方向を向くように取り付けられた断面L字状の支持梁3と、この支持梁3に位置調整可能に水平に取り付けられ、図示省略しているエレベータの乗りかご位置の検出に用いられる複数の被検出部材4の水平方向の各基準位置を示す複数のマーク5aを有する第1のゲージ5と、上記取付座2に対してこの第1のゲージ5に直交する方向に水平に設けられ上記被検出部材4の該第1のゲージ5に直交する方向の基準位置を示す第2のゲージ6を用いて構成されている。
なお、上記複数の被検出部材(検出プレート)4はこの例では断面L字状の形材からなり、ガイドレール1の所定位置に締結ボルト71で水平方向に延在するように固定された取付腕7に、水平方向に所定間隔でそれぞれボルト、ナットなどの締結具により固定される。この例では上下方向の長さが同一のもの、及び異なるもの合わせて8個取り付けられている。また、上記取付座2は、断面略コ字状ないしは凹字状に形成され、該コ字状の内側対向面の一方がガイドレール1の頭部11の一側面11aに当接される架台21と、この架台21のコ字状の内側対向面の他方を形成する辺に設けられたねじ穴に螺合されたジャッキボルトからなる固定用ボルト22と、固定用ボルト22の上記頭部11の他側面11b側の先端部に保持された該他側面11bを保護するための押さえ金23と、架台21に固定された把手24を備えている。
そして、上記固定用ボルト22のつまみ22aを回して上記ガイドレール1の頭部11の他側面11bを押さえ金23を介して締め付け、あるいは緩めるように進退させることで上記ガイドレール1の上下の任意の位置に着脱される。上記第1のゲージ5はこの例では断面L字状の軽金属材からなり、ガイドレール1の頭部11の一側面11aを基準に、予め設けられた複数のマーク5aがそれぞれ所定の基準位置を示すように支持梁3の側面に止めねじ81で水平方向に位置調整可能に固定されている。なお、マーク5aはこの例では第1のゲージ5本体に設けられた被検出部材4を構成する形材の板幅と同じ寸法の切り欠きからなる。
上記第2のゲージ6はこの例では長方形の板状の軽金属材からなり、長穴6aに挿通された止めねじ82により取付腕7の取付面7aと第1のゲージ5の基準面5bとの間隔Lが所定値になるように、第1のゲージ5の長手方向両端部に各1個ずつ合計2個が第1のゲージ5を介して取付座2に対して固定されている。なお、ガイドレール1は昇降路に鉛直に設置され、基準とする頭部11の一側面11aと、他側面11bは互いに平行に形成されているものとする。また、各図を通じて同一符号は同一または相当部分を示すものとする。
次に、上記のように構成された実施の形態1の動作について説明する。被検出部材4を据付、または調整する場合、予め被検出部材4の正規の取付位置に対応して、位置決め調整治具の第1のゲージ5のガイドレール1(例えば頭部11の一側面11a)からの距離を設定し、第1のゲージ5を止めねじ81で支持梁3に固定する。次に第1のゲージ5を基準に、取付腕7との間隔Lがガイドレール1に対する取付腕7の正規の取付位置に対応するように第2のゲージ6の直交方向への突出長さを設定し、止めねじ82で第2のゲージ6を第1のゲージ5に固定する。
次に、作業者は昇降路内に設置された足場またはエレベータの乗りかご(何れも図示省略)に乗り、被検出部材4を取り付けようとする所定の高さに位置決め調整治具の架台21の凹部をガイドレール1の頭部11に嵌める如く装着して上下方向の位置を定め、取付座2に具備された固定用ボルト22をガイドレール1の他側面11bに締め付けることで位置決め調整治具をガイドレール1に固定する。この状態で、第1のゲージ5はガイドレール1に対して直角かつ水平に取り付けられる。
次に、被検出部材4を設置するには、まず、取付腕7とガイドレール1の底面との間に必要に応じて高さ調整用の図示省略しているハサミ金を挿入するなどして、左右2つの第2のゲージ6によって設定された第1のゲージ5の基準面5bと取付腕7との距離が間隔Lとなるように取付腕7の位置を調整した後、該取付腕7をガイドレール1に締結ボルト71で固定する。次に、第1のゲージ5に設けられた被検出部材4の取付位置を示す切り欠きからなるマーク5aに端面を合わせるように被検出部材4を取付腕7に取り付ける。なお、必要に応じて第1のゲージ5の基準面5bと被検出部材4の先端との距離が一定になるように被検出部材4の出入りを調整する。同様にして他の被検出部材4も順次取付腕7に取り付け、さらに他の階床についても同様にして取り付ける。
なお、取付腕7及び被検出部材4の上下方向の取付位置の調整方法は、階床レベルに対応して設定された基準に基づいて従来技術をそのまま用いることができるので、説明を省略する。また、保守点検時に既に設置された被検出部材4の点検・調整を行なう場合も基本的には上記設置時と同様であり、上記と同様に組み立てた位置決め調整治具をガイドレール1の所定位置に取り付け、第1のゲージ5、及び第2のゲージ6を用いて取付腕7及び被検出部材4の位置を点検し、ずれが生じていた場合など必要に応じて調整する。
上記のように、実施の形態1によれば、任意の位置に着脱可能にした取付座2に複数のマーク5aを有する第1のゲージ5を水平方向に設けると共に、第1のゲージ5に直交する方向に第2のゲージ6を備えた位置決め調整治具をガイドレール1に取り付けるだけで、第1のゲージ5及び第2のゲージ6が水平に保持され、複数の被検出部材4の水平方向の基準位置、及び取付腕7の基準位置が示されるので、作業者が手で支えたりする必要がなく、被検出部材4及び取付腕7を容易に基準の正しい位置に据え付け、あるいは調整することができる。
また、この位置決め調整治具は被検出部材4の位置を示すゲージとしての役割だけを備えれば良いので、支持梁3、第1及び第2のゲージ5、6が撓まない程度の剛性であればよく、作業者1人でも持ち運びや取り付けが可能なように例えばアルミニウムやその合金材、チタニウムやその合金材などの軽金属を用いることで軽量化することも容易である。また、第1のゲージ5、第2のゲージ6は何れも取付座2に対して容易に着脱可能であり、持ち運びや破損時の交換も容易である。さらに、取付座2と支持梁3、支持梁3と第1のゲージ5、第1のゲージ5と第2のゲージ6は止めねじ81、82で固定されているので、分解、組立が容易で可搬性にも優れている。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2に係るエレベータの被検出部材の位置決め調整治具を説明する図であり、(a)はガイドレールに対する取付部を示す要部断面図、(b)は取付部の押さえ金を示す斜視図である。図において、固定用ボルト22の先端部側(図4(a)の左側)にはリング状の枠部材23Aが該固定用ボルト22に対して回動可能に保持され、その枠部材23Aの中心部に固定用ボルト22の先端部に回動可能に係着されたマグネット板23Bが枠部材23Aに対して軸方向(図4(a)の左右方向)に移動可能に取り付けられている。なお、その他の構成は上記実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
図4はこの発明の実施の形態2に係るエレベータの被検出部材の位置決め調整治具を説明する図であり、(a)はガイドレールに対する取付部を示す要部断面図、(b)は取付部の押さえ金を示す斜視図である。図において、固定用ボルト22の先端部側(図4(a)の左側)にはリング状の枠部材23Aが該固定用ボルト22に対して回動可能に保持され、その枠部材23Aの中心部に固定用ボルト22の先端部に回動可能に係着されたマグネット板23Bが枠部材23Aに対して軸方向(図4(a)の左右方向)に移動可能に取り付けられている。なお、その他の構成は上記実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
上記のように構成された実施の形態2においては、枠部材23Aとマグネット板23Bとで押さえ金の機能も構成されており、位置決め調整治具をガイドレール1に装着するときに、枠部材23Aをガイドレール1の他側面11bに当てておいて、固定用ボルト22のつまみ22aを回すとマグネット板23Bが押し出されてガイドレール1に吸着されることで、装着が容易でワンタッチで取り付けできる。その他、実施の形態1と同様の効果が得られることは言うまでもない。
実施の形態3.
図5はこの発明の実施の形態3に係るエレベータの被検出部材の位置決め調整治具を示す斜視図である。この実施の形態3は第1のゲージを取付座の上下に離間されて平行に2段設けて、被検出部材の傾斜も調整できるようにしたものである。即ち、図において、上下方向に実施の形態1よりも長く形成された取付座2Aの架台21Aの上部には、上部支持梁31と、上部側第1のゲージ51と、上部側第2のゲージ61が設けられ、架台21Aの下部には、下部支持梁32と、下部側第1のゲージ52と、下部側第2のゲージ62が設けられ、上部側第1のゲージ51と下部側第1のゲージ52の架台21Aとは反対側の端部は繋ぎ枠9によって相互に連結されている。その他の構成は上記実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
図5はこの発明の実施の形態3に係るエレベータの被検出部材の位置決め調整治具を示す斜視図である。この実施の形態3は第1のゲージを取付座の上下に離間されて平行に2段設けて、被検出部材の傾斜も調整できるようにしたものである。即ち、図において、上下方向に実施の形態1よりも長く形成された取付座2Aの架台21Aの上部には、上部支持梁31と、上部側第1のゲージ51と、上部側第2のゲージ61が設けられ、架台21Aの下部には、下部支持梁32と、下部側第1のゲージ52と、下部側第2のゲージ62が設けられ、上部側第1のゲージ51と下部側第1のゲージ52の架台21Aとは反対側の端部は繋ぎ枠9によって相互に連結されている。その他の構成は上記実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
上記のように構成された実施の形態2においては、上部側第1のゲージ61と下部側第1のゲージ部材62が取付座2Aの上下部に離間させて2段に平行に設けられていることにより、上記実施の形態1と同様の作用効果が得られることに加えて、被検出部材4の傾きも同時に点検または調整することができるという顕著な効果が得られる。
なお、上記実施の形態1〜3では、第1のゲージ5(51、52)のマーク5aを切り欠きによって構成したが、必ずしも切り欠きに限定されるものではなく、例えば刻印、塗料、プラスチックなど、任意の印を用いることができる。また、基準位置をガイドレール1の頭部11の一側面11aとしたが、これに限定されるものではない。さらに、第1のゲージ5(51、52)を支持梁3(31、32)を介して取付座2(2A)に取り付けたが、例えば支持梁3(31、32)を取付座2(2A)に一体化し、第1のゲージ5(51、52)を取付座2(2A)に直接取り付けるようにしても差し支えない。
さらにまた、取付座2(2A)をガイドレール1に固定する手段として固定用ボルト22を用いた場合について説明したが、特にボルトに限定されるものではなく、例えばマグネットの吸着力のみで取り付けるもの、ばねアクションを利用して取り付けるもの、あるいは楔の摩擦力を利用して係止するものなど、公知の他の各種固定手段を利用することも差し支えない。また、各部材の形状、材質、その他、この発明の範囲内で種々の変形や変更が可能であることは言うまでもない。
1 ガイドレール、 11 頭部、 11a 一側面、 11b 他側面、 2、2A 取付座、 21、21A 架台、 22 固定用ボルト、 22a つまみ、 23 押さえ金、 23A 枠部材、 23B マグネット板、 24 把手、 3 支持梁、 31 上部支持梁、 32 下部支持梁、 4 被検出部材、 5 第1のゲージ、 5a マーク、 5b 基準面、 51 上部側第1のゲージ、 52 下部側第1のゲージ、 6 第2のゲージ、 6a 長穴、 61 上部側第2のゲージ、 62 下部側第2のゲージ、 7 取付腕、 7a 取付面、 71 締結ボルト、 81 止めねじ、 82 止めねじ、 9 繋ぎ枠。
Claims (5)
- 昇降路に設置されたガイドレールに対し上下方向の任意の位置に着脱可能に形成された取付座と、この取付座に対して上記ガイドレールに装着したときに水平方向に延在するように設けられ、エレベータの乗りかごの検出に用いられる複数の被検出部材の水平方向の各基準位置を示す複数のマークを有する第1のゲージと、この第1のゲージに直交する方向に設けられ上記被検出部材の該第1のゲージに直交する方向の基準位置を示す第2のゲージとを備えたことを特徴とするエレベータの被検出部材の位置決め調整治具。
- 上記取付座は、断面略コ字状に形成され該コ字状の内側対向面の一方が上記ガイドレールの頭部の一側面に当接される架台と、この架台のコ字状の内側対向面の他方を形成する辺に設けられたねじ穴に螺合された固定用ボルトとを備え、上記固定用ボルトを上記ガイドレールの頭部の他側面に進退させることで上記ガイドレールに着脱するものであることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの被検出部材の位置決め調整治具。
- 上記取付座に固定された支持梁を備え、上記第1のゲージはこの支持梁に水平方向に位置調節可能に固定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエレベータの被検出部材の位置決め調整治具。
- 上記固定用ボルトは、上記ガイドレールに吸着し得るマグネットを用いたものであることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のエレベータの被検出部材の位置決め調整治具。
- 上記第1のゲージは、上記取付座に対して上下に離間して複数設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記載のエレベータの被検出部材の位置決め調整治具。
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JP2007015366A JP2008179459A (ja) | 2007-01-25 | 2007-01-25 | エレベータの被検出部材の位置決め調整治具 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105110142A (zh) * | 2015-07-27 | 2015-12-02 | 苏州台菱电梯有限公司 | 一种老人专用安全附墙电梯 |
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2007
- 2007-01-25 JP JP2007015366A patent/JP2008179459A/ja active Pending
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