JP2008179036A - シート成形装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】転写性がよく、転写均一性に優れた樹脂シートを生産すること。
【解決手段】パターンロールである第2のロール12と接触する直前の溶融樹脂シート100の微細凹凸形状転写側の表面100Aに、赤外線ヒータ21によって赤外線をロール軸線方向に長い帯状に局部的に放射する。
【選択図】図1

Description

この発明は、シート成形装置に関し、特に、タッチロール方式で、プリズムシート等、シート表面に微細凹凸形状を有する光学用樹脂シート等を転写成形するシート成形装置に関するものである。
シート表面に微細凹凸形状を有する光学用樹脂シート等を成形するシート成形装置として、互いに平行に配置された第1のロールと第2のロールとを用い、第1のロールと第2のロールとの間にTダイより熱可塑性の溶融樹脂シート供給され、第2のロールの外周面に形成されている微細凹凸形状を溶融樹脂シートの表面に転写するタッチロール方式のシート成形装置が知られている。
上述のようなシート成形装置において、エンボスパターン等の微細凹凸形状の樹脂シートに対する転写性を向上させるために、溶融樹脂と接触する直前部位の微細凹凸形状のロール外周面を、加熱手段によって加熱するように構成されたものがある(例えば、特許文献1)。
特開2006−315295号公報
シート成形装置のロールは、本来、Tダイより熱可塑性の溶融樹脂の温度をガラス転移点温度以下にまで下げて溶融樹脂をシート状に成形し、成形された樹脂シートがロール表面より良好に剥離するよう冷却する冷却系のロールであるから、本来の冷却性能を阻害することなく、溶融樹脂と接触する直前部位のロール外周面を、周方向に見て局部的に、転写性向上に有効な温度にまで昇温させるためには、指向性があって相当な加熱力を有する加熱手段を用いなくてはならない。
また、ロール外周面をロール軸線方向(ロール幅方向)に同一加熱すると、ロール中央部の温度が高く、ロール端部側の温度が低くなり、転写率がロール軸線方向で見て不均一になり、転写均一性に優れた樹脂シートを生産することができない。
この発明は、従来のシート成形装置に於ける上述の如き問題点を解消するためになされたもので、転写性がよく、転写均一性に優れた樹脂シートを生産することができるシート成形装置を提供することを目的としている。
この発明によるシート成形装置は、互いに平行に配置された第1のロールと第2のロールとを有し、前記第1のロールと前記第2のロールとの間にTダイより熱可塑性の溶融樹脂シートが供給され、前記第1のロールと前記第2のロールの少なくとも一方の外周面に形成されている微細凹凸形状を前記溶融樹脂シートの表面に転写するシート成形装置において、外周面に微細凹凸形状が形成されている前記第1のロール又は/及び前記第2のロールと前記Tダイとの間にロール軸線方向に沿って配置された棒状の赤外線ヒータと、前記赤外線ヒータと前記Tダイとの間にロール軸線方向に沿って配置され、前記赤外線ヒータが放射する赤外線の前記Tダイに対する照射を遮蔽するTダイ側遮蔽板と、前記Tダイよりロール間に向かう前記溶融樹脂シートの溶融樹脂流れ方向に沿って配置され、前記Tダイより流出した直後の前記溶融樹脂シートの表面に対する前記赤外線の照射を遮蔽する樹脂側遮蔽板とを有し、前記Tダイ側遮蔽板および前記樹脂側遮蔽板による赤外線遮蔽作用により、前記赤外線ヒータが放射する赤外線が前記第1のロール又は/及び前記第2のロールと接触する直前の前記溶融樹脂シートの微細凹凸形状転写側の表面に、ロール軸線方向に長い帯状に局部的に放射される。
この発明によるシート成形装置は、好ましくは、前記樹脂側遮蔽板の溶融樹脂流れ方向の長さがロール軸線方向の部位に応じて異なっており、ロール端部側の長さがロール中央部の長さより短い。
この発明によるシート成形装置は、好ましくは、前記赤外線ヒータは、前記Tダイよりロール間に向かう前記溶融樹脂シートの溶融樹脂流れ位置との間隔がロール軸線方向の部位に応じて異なっており、ロール端部側の間隔がロール中央部の間隔より短い。
この発明によるシート成形装置は、好ましくは、前記赤外線ヒータは、波長が2〜3μmの中波長の赤外線ヒータである。
この発明によるシート成形装置は、好ましくは、更に、前記赤外線ヒータと前記第1のロール又は/及び前記第2のロールとの間にロール軸線方向に沿って配置され、前記赤外線ヒータが放射する赤外線の前記第1のロール又は/及び前記第2のロールの表面に対する照射を遮蔽するロール側遮蔽板を有する。
この発明によるシート成形装置は、互いに平行に配置された第1のロールと第2のロールとを有し、前記第1のロールと前記第2のロールとの間にTダイより熱可塑性の溶融樹脂シートが供給され、前記第1のロールと前記第2のロールの少なくとも一方の外周面に形成されている微細凹凸形状を前記溶融樹脂シートの表面に転写するシート成形装置において、外周面に微細凹凸形状が形成されている前記第1のロール又は/及び前記第2のロールと前記Tダイとの間にロール軸線方向に沿って配置された棒状の赤外線ヒータと、前記赤外線ヒータと前記Tダイとの間にロール軸線方向に沿って配置され、前記赤外線ヒータが放射する赤外線の前記Tダイに対する照射を遮蔽するTダイ側遮蔽板と、前記Tダイよりロール間に向かう溶融樹脂流れ方向に沿って配置され、前記Tダイより流出した前記溶融樹脂シートに対する前記赤外線の照射を遮蔽する樹脂側遮蔽板とを有し、前記Tダイ側遮蔽板および前記樹脂側遮蔽板による赤外線遮蔽作用により、前記赤外線ヒータが放射する赤外線が、前記第1のロール又は/及び前記第2のロールの前記溶融樹脂シートとの接触直前部位の表面に、ロール軸線方向に長い帯状に局部的に放射されるよう構成され、更に、前記赤外線ヒータによるロール表面に対する赤外線の照射量をロール軸線方向の部位に応じて制限するロール側遮蔽板を有し、前記ロール側遮蔽板のロール周方向に沿った長さがロール軸線方向の部位に応じて異なっており、ロール端部側の長さがロール中央部の長さより短く、ロール表面に対する赤外線の照射量が、ロール中央部に比してロール端部側の方が多い。
この発明によるシート成形装置は、互いに平行に配置された第1のロールと第2のロールとを有し、前記第1のロールと前記第2のロールとの間にTダイより熱可塑性の溶融樹脂シートが供給され、前記第1のロールと前記第2のロールの少なくとも一方の外周面に形成されている微細凹凸形状を前記溶融樹脂シートの表面に転写するシート成形装置において、外周面に微細凹凸形状が形成されている前記第1のロール又は/及び前記第2のロールと前記Tダイとの間にロール軸線方向に沿って配置された棒状の赤外線ヒータと、前記赤外線ヒータと前記Tダイとの間にロール軸線方向に沿って配置され、前記赤外線ヒータが放射する赤外線の前記Tダイに対する照射を遮蔽するTダイ側遮蔽板と、前記Tダイよりロール間に向かう溶融樹脂流れ方向に沿って配置され、前記Tダイより流出した前記溶融樹脂シートに対する前記赤外線の照射を遮蔽する樹脂側遮蔽板とを有し、前記Tダイ側遮蔽板および前記樹脂側遮蔽板による赤外線遮蔽作用により、前記赤外線ヒータが放射する赤外線が、前記第1のロール又は/及び前記第2のロールの前記溶融樹脂シートとの接触直前部位の表面に、ロール軸線方向に長い帯状に局部的に放射されるよう構成され、更に、前記赤外線ヒータは、赤外線照射のロール表面との間隔がロール軸線方向の部位に応じて異なっており、ロール端部側の間隔がロール中央部の間隔より短い。
この発明によるシート成形装置は、好ましくは、前記赤外線ヒータは、金属パイプ被覆による金属シース型のものである。
なお、上述の「前記第1のロール又は/及び前記第2のロール」は、第1のロールと第2のロールの何れか一方である場合と、第1のロールと第2のロールの両方である場合を意味する。
この発明によるシート成形装置によれば、赤外線ヒータが放射する赤外線を第1のロール又は/及び第2のロールと接触する直前の溶融樹脂シートの微細凹凸形状転写側の表面に、ロール軸線方向に長い帯状に局部的に放射し、ロールと接触する直前の溶融樹脂シートの微細凹凸形状転写側の表面を直接加熱し、溶融樹脂シートの流動性を直接的に高めるから、転写性が効率よく向上する。
赤外線ヒータが放射する赤外線の前記Tダイに対する照射が遮蔽板によって遮蔽されるので、Tダイ加熱によるダイリップ部付着の樹脂の炭化、ダイ幅方向の不均一加熱が防止される。また、Tダイより流出した直後の溶融樹脂シートの表面に対する照射が遮蔽板によって遮蔽されるので、Tダイより流出した直後の溶融樹脂が加熱されることがなく、溶融樹脂温度上昇に起因するドローレゾナンスと呼ばれる樹脂伸張による振動現象が生じることも回避される。
この発明によるシート成形装置の実施形態1を、図1、2を参照して説明する。
本実施形態のシート成形装置は、微小間隔をおいて互いに平行に配置された第1のロール(タッチロール)11と第2のロール(パターンロール)12と第3のロール13とを有する。第1のロール11は反時計廻り方向に、第2のロール12は時計廻り方向に、第3のロール13は反時計廻り方向に、同一周速度で、各々回転駆動される。
第2のロール12の外周面には転写用の微細凹凸形状14(図2参照)を形成されている。微細凹凸形状14は、凹凸ピッチが0.1mm以下の転写パターンであり、例えば、プリズムシート成形のために、ロール軸線方向に稜線をもつ高さ50〜100μm程度の尖った三角山形をロール周方向に50〜100μm程度のピッチをもって形成されている。
第1のロール11と第2のロール12との対峙部の上方部にはTダイ15が設けられている。Tダイ15は、ロール軸線方向(第1のロール11、第2のロール12の軸線方向)に細長い下向きのリップ開口16を有し、リップ開口16より熱可塑性の溶融樹脂をシート状にして第1のロール11と第2のロール12との間に供給する。このシート状の溶融樹脂を溶融樹脂シート100と呼ぶ。
溶融樹脂シート100は、一方の面100Aが第2のロール12の外周面に、他方の面100Bが第1のロール11の外周面に接触し、ロール回転によってシート成形されると共に、一方の面(微細凹凸形状転写側の表面)100Aに第2のロール12の微細凹凸形状14を転写される。これにより、一方の面100Aが微細凹凸形状になっているプリズムシートのような樹脂シートが成形される。
第2のロール11とTダイ15との間には、ロール軸線方向に沿って棒状の赤外線ヒータ21が配置されている。赤外線ヒータ21は、直線棒状のものであり、ロール軸線方向の全長に亘ってロール軸線と平行に配置されている。赤外線ヒータ21は、金属パイプ22によって被覆された金属シース型のものであり、全周面より波長が2〜3μmの中波長の赤外線を放射する。
赤外線ヒータ21は遮蔽ボックス31内に設けられている。遮蔽ボックス31は、全体をステンレス鋼板等により構成され、赤外線ヒータ21とTダイ15との間にロール軸線方向に沿って配置されたTダイ側遮蔽板32と、Tダイ側遮蔽板32の前縁に接続され、Tダイよりロール間に向かう溶融樹脂シート100の溶融樹脂流れ方向に沿って配置された樹脂側遮蔽板33と、赤外線ヒータ21と第2のロール12との間にロール軸線方向に沿って配置されたロール側遮蔽板34とを有し、内面が赤外線反射面になっている。
Tダイ側遮蔽板32は、赤外線ヒータ21が放射する赤外線のTダイ15の表面、特にリップ部に対する照射を遮蔽する。
樹脂側遮蔽板33は、Tダイ15より流出した直後の溶融樹脂シート100の表面に対する赤外線ヒータ21よりの赤外線の照射を遮蔽する。樹脂側遮蔽板33の溶融樹脂流れ方向の長さLがロール軸線方向の部位に応じて異なっており、ロール端部側の長さLbがロール中央部の長さLaより短い。
ロール側遮蔽板34は、赤外線ヒータ21が放射する赤外線の第2のロール12の表面に対する照射を遮蔽する。
赤外線ヒータ21が放射する赤外線は、Tダイ側遮蔽板32、樹脂側遮蔽板33、ロール側遮蔽板34による赤外線遮蔽作用のもとに、遮蔽ボックス31の樹脂側遮蔽板33とロール側遮蔽板34との間の樹脂側開口35より、第2のロール12と接触する直前の溶融樹脂シート100の微細凹凸形状転写側の表面100Aに、ロール軸線方向に長い帯状に局部的に放射される。
これにより、第2のロール12と接触する直前の溶融樹脂シート100の微細凹凸形状転写側の表面100Aが、ロール軸線方向に長い帯状に、直接、効率よく加熱される。この加熱による温度上昇により、溶融樹脂シート100の表面100Aの樹脂流動性がよくなって表面100Aの微細凹凸形状14の転写性が改善され、パターン成形の転写率が向上する。特に、プリズムシートのように、三角形の鋭角な断面をもつパターン成形において、溶融樹脂がパターン溝部(谷部)の奥部まで良好に入り込み、転写率が向上する。
赤外線ヒータ21は、樹脂の2〜3μmの中波長の赤外線を放射するものであり、樹脂の吸収波長近傍の波長を選定されていることにより、溶融樹脂シート100が赤外線を吸収しやすく、溶融樹脂シート100の表面100Aだけが効果的に加熱される。
赤外線の波長が短い近赤外線や、赤外線の波長が長い遠赤外線によって溶融樹脂シート100を加熱すると、溶融樹脂シート100における赤外線の吸収が少ないため、表面100Aでけでなく、シート厚さ方向全体が加熱されてしまう。シート厚さ方向全体が加熱されると、第2のロール12によるシート冷却において、シート厚さ方向の中央部側の冷却が不十分になり、成形された樹脂シートが第2のロール12より離れる際のシート表面温度を適正値より高い温度に上げてしまい、転写パターンが変形してしまう。
このことに対して、本実施形態では、樹脂の吸収波長近傍の波長を選定され、溶融樹脂シート100の表面100Aだけが効果的に加熱されるから、成形された樹脂シートが第2のロール12より離れる際に、転写パターンが変形してしまうような不具合を生じることがない。
Tダイ側遮蔽板32によって赤外線ヒータ21が放射する赤外線のTダイ15の表面、特にリップ部に対する照射が遮蔽されているから、Tダイ15のリップ部に溶融樹脂(モノマー)が付着しても、これが加熱炭化されることがない。これにより、Tダイ15のリップ部に付着したモノマーの炭化物がTダイ15のリップ部より流出する溶融樹脂に触れて、その部分にダイラインと呼ばれる縦すじが付く表面欠陥が発生することが未然に回避される。
また、Tダイ側遮蔽板32によって赤外線ヒータ21が放射する赤外線のTダイ15の表面に対する照射が遮蔽されることにより、Tダイリップ部が不均一に加熱されることが防止され、不均一加熱による樹脂流動性の変動によってダイ幅方向(ロール軸線方向)の樹脂押出質量が不均一になることが回避され、シート厚さのばらつきが生じることがない。
樹脂側遮蔽板33によってTダイ15より流出した直後の溶融樹脂シート100の表面に対する赤外線ヒータ21よりの赤外線の照射が遮蔽されているから、Tダイ15より流出した直後の溶融樹脂が赤外線加熱されることがなく、溶融樹脂温度上昇に起因するドローレゾナンスと呼ばれる樹脂伸張による振動現象が生じることが回避される。ドローレゾナンス回避のために、ダイ15より流出した溶融樹脂を赤外線加熱しないほうがよい領域は、Tダイ15とロール間とのエアギャップ全長のTダイ15側の1/2程度の領域である。
また、樹脂側遮蔽板33の溶融樹脂流れ方向の長さLがロール軸線方向の部位に応じて異なっていて、ロール端部側の長さLbがロール中央部の長さLaより短いことにより、溶融樹脂シート100の中央部より温度上昇し難い両端部側のほうが強く赤外線加熱され、溶融樹脂シート100のロール軸線方向の温度均一性がよくなる。ことにより、転写率がロール軸線方向で見て不均一になることがなく、転写均一性に優れた樹脂シートを生産することができる。
ロール側遮蔽板34によって赤外線ヒータ21が放射する赤外線の第2のロール12の表面に対する照射が遮蔽されているから、第2のロール12の表面が赤外線によって過剰加熱されることがない。このことは、パターン加工し易いように、銅めっきロールを使用した場合に、ロールの過剰加熱によって表面酸化、変形することを防止できる。
また、赤外線ヒータ21によって遮蔽ボックス31も加熱されて温度上昇するから、遮蔽ボックス31に飛散したモノマが遮蔽ボックス31に付着凝固することを防止できる。これにより、遮蔽ボックス31に付着凝固して大きくなった樹脂異物が、ある時にロール上に剥がれ落ちてシート成形に悪影響を及ぼすようなことがない。なお、必要であれば、遮蔽ボックス31を加熱する補助ヒータが追加されてもよい。
図3は、この発明によるシート成形装置の実施形態2を示している。なお、図3において、図2に対応する部分は、図2に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
この実施形態では、クランク状に湾曲した形状の赤外線ヒータ21が用いられ、赤外線ヒータ21が、Tダイ15よりロール間に向かう溶融樹脂シート100の溶融樹脂流れ位置との間隔がロール軸線方向の部位に応じて異なっており、ロール端Nbがロール中央部の間隔Naより短い。
これにより、溶融樹脂シート100の中央部より温度上昇し難い両端部側のほうが強く赤外線加熱され、溶融樹脂シート100のロール軸線方向の温度均一性がよくなるので、転写率がロール軸線方向で見て不均一になることがなく、転写均一性に優れた樹脂シートを生産することができる。
この発明によるシート成形装置の実施形態3を、図4、5を参照して説明する。なお、図4、図5において、図1、図2に対応する部分は、図1、図2に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
この実施形態では、赤外線ヒータ21は遮蔽ボックス41内に設けられている。遮蔽ボックス41は、全体をステンレス鋼板等により構成され、赤外線ヒータ21とTダイ15との間にロール軸線方向に沿って配置されたTダイ側遮蔽板42と、Tダイ側遮蔽板32の前縁に接続され、Tダイよりロール間に向かう溶融樹脂シート100の溶融樹脂流れ方向に沿って配置された樹脂側遮蔽板43と、赤外線ヒータ21と第2のロール12との間にロール軸線方向に沿って配置されたロール側遮蔽板44とを有し、内面が赤外線反射面になっている。
Tダイ側遮蔽板42は、赤外線ヒータ21が放射する赤外線のTダイ15の表面、特にリップ部に対する照射を遮蔽する。
樹脂側遮蔽板33は、Tダイ15より流出した溶融樹脂シート100の表面に対する赤外線ヒータ21よりの赤外線の照射を遮蔽する。
ロール側遮蔽板44は、赤外線ヒータ21による第2のロール12のロール表面に対する赤外線の照射量をロール軸線方向の部位に応じて制限するものであり、ロール側遮蔽板のロール周方向に沿った長さMがロール軸線方向の部位に応じて異なっており、ロール端部側の長さMbがロール中央部の長さMaより短い。
赤外線ヒータ21が放射する赤外線は、Tダイ側遮蔽板42、樹脂側遮蔽板43、ロール側遮蔽板44による赤外線遮蔽作用のもとに、遮蔽ボックス41の樹脂側遮蔽板43とロール側遮蔽板44との間のロール側開口45より、第2のロール12の溶融樹脂シート110との接触直前部位の表面に、ロール軸線方向に長い帯状に局部的に放射されるよう構成される。
これにより、第2のロール12の溶融樹脂シート110との接触直前部位の表面が、ロール軸線方向に長い帯状に局部的に加熱され、第2のロール12と接触する溶融樹脂シート100の微細凹凸形状転写側の表面100Aの温度が上昇し、溶融樹脂シート100の表面100Aの樹脂流動性がよくなって表面100Aの微細凹凸形状14の転写性が改善され、パターン成形の転写率が向上する。
ロール側遮蔽板44のロール周方向に沿った長さMがロール軸線方向の部位に応じて異なっていて、ロール端部側の長さMbがロール中央部の長さMaより短いことにより、ロール中央部より温度上昇し難いロール両端部側のほうが強く赤外線加熱され、第2のロール12のロール軸線方向の温度均一性がよくなる。このことにより、転写率がロール軸線方向で見て不均一になることがなく、転写均一性に優れた樹脂シートを生産することができる。
このロール加熱による溶融樹脂シート100の樹脂流動性向上は、樹脂粘性の温度依存性が大きく、溶融樹脂を加熱することによる樹脂粘性の変化が大きく、溶融樹脂シート100を直接加熱すると、厚さむらを生じ易い場合のシート成形に向いている。
図6は、この発明によるシート成形装置の実施形態4を示している。なお、図6において、図5に対応する部分は、図5に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
この実施形態では、クランク状に湾曲した形状の赤外線ヒータ21が用いられ、赤外線照射のロール表面との間隔がロール軸線方向の部位に応じて異なっており、ロール端部側の間隔Rbがロール中央部の間隔Raより短い。
ロール中央部より温度上昇し難いロール両端部側のほうが強く赤外線加熱され、第2のロール12のロール軸線方向の温度均一性がよくなる。このことにより、転写率がロール軸線方向で見て不均一になることがなく、転写均一性に優れた樹脂シートを生産することができる。
なお、上述の実施形態では、微細凹凸形状の転写を行うロールが第2のロール12であることにより、赤外線ヒータ21、遮蔽ボックス31、41は、第2のロール12の側に設けられているが、微細凹凸形状の転写を行うロールが第1のロール11である場合には、赤外線ヒータ21、遮蔽ボックス31、41は、第1のロール11の側に、同様に設けられればよく、また、微細凹凸形状の転写を行うロールが第1のロール11と第2のロール12の両方で、表裏両面転写の場合には、赤外線ヒータ21、遮蔽ボックス31、41は、第1のロール11の側と第2のロール12の側の両方に設けられればよい。
この発明によるシート成形装置の実施形態1を示す全体構成図である。 実施形態1によるシート成形装置の要部の正面図である。 この発明によるシート成形装置の実施形態2の要部を示す平面図である。 この発明によるシート成形装置の実施形態3を示す全体構成図である。 実施形態3によるシート成形装置の要部の平面図である。 この発明によるシート成形装置の実施形態4の要部を示す正面図である。
符号の説明
11 第1のロール
12 第2のロール
13 第3のロール
14 微細凹凸形状
15 Tダイ
16 リップ開口
21 赤外線ヒータ
22 金属パイプ
31 遮蔽ボックス
32 Tダイ側遮蔽板
33 樹脂側遮蔽板
34 ロール側遮蔽板
35 樹脂側開口
41 遮蔽ボックス
42 Tダイ側遮蔽板
43 樹脂側遮蔽板
44 ロール側遮蔽板
45 ロール側開口
100 溶融樹脂シート

Claims (8)

  1. 互いに平行に配置された第1のロールと第2のロールとを有し、前記第1のロールと前記第2のロールとの間にTダイより熱可塑性の溶融樹脂シートが供給され、前記第1のロールと前記第2のロールの少なくとも一方の外周面に形成されている微細凹凸形状を前記溶融樹脂シートの表面に転写するシート成形装置において、
    外周面に微細凹凸形状が形成されている前記第1のロール又は/及び前記第2のロールと前記Tダイとの間にロール軸線方向に沿って配置された棒状の赤外線ヒータと、
    前記赤外線ヒータと前記Tダイとの間にロール軸線方向に沿って配置され、前記赤外線ヒータが放射する赤外線の前記Tダイに対する照射を遮蔽するTダイ側遮蔽板と、
    前記Tダイよりロール間に向かう前記溶融樹脂シートの溶融樹脂流れ方向に沿って配置され、前記Tダイより流出した直後の前記溶融樹脂シートの表面に対する前記赤外線の照射を遮蔽する樹脂側遮蔽板とを有し、
    前記Tダイ側遮蔽板および前記樹脂側遮蔽板による赤外線遮蔽作用により、前記赤外線ヒータが放射する赤外線が前記第1のロール又は/及び前記第2のロールと接触する直前の前記溶融樹脂シートの微細凹凸形状転写側の表面に、ロール軸線方向に長い帯状に局部的に放射されることを特徴とするシート成形装置。
  2. 前記樹脂側遮蔽板の溶融樹脂流れ方向の長さがロール軸線方向の部位に応じて異なっており、ロール端部側の長さがロール中央部の長さより短いことを特徴とする請求項1に記載のシート成形装置。
  3. 前記赤外線ヒータは、前記Tダイよりロール間に向かう前記溶融樹脂シートの溶融樹脂流れ位置との間隔がロール軸線方向の部位に応じて異なっており、ロール端部側の間隔がロール中央部の間隔より短いことを特徴とする請求項1に記載のシート成形装置。
  4. 前記赤外線ヒータは、波長が2〜3μmの中波長の赤外線ヒータであることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のシート成形装置。
  5. 前記赤外線ヒータと前記第1のロール又は/及び前記第2のロールとの間にロール軸線方向に沿って配置され、前記赤外線ヒータが放射する赤外線の前記第1のロール又は/及び前記第2のロールの表面に対する照射を遮蔽するロール側遮蔽板を有していることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載のシート成形装置。
  6. 互いに平行に配置された第1のロールと第2のロールとを有し、前記第1のロールと前記第2のロールとの間にTダイより熱可塑性の溶融樹脂シートが供給され、前記第1のロールと前記第2のロールの少なくとも一方の外周面に形成されている微細凹凸形状を前記溶融樹脂シートの表面に転写するシート成形装置において、
    外周面に微細凹凸形状が形成されている前記第1のロール又は/及び前記第2のロールと前記Tダイとの間にロール軸線方向に沿って配置された棒状の赤外線ヒータと、
    前記赤外線ヒータと前記Tダイとの間にロール軸線方向に沿って配置され、前記赤外線ヒータが放射する赤外線の前記Tダイに対する照射を遮蔽するTダイ側遮蔽板と、
    前記Tダイよりロール間に向かう溶融樹脂流れ方向に沿って配置され、前記Tダイより流出した前記溶融樹脂シートに対する前記赤外線の照射を遮蔽する樹脂側遮蔽板とを有し、
    前記Tダイ側遮蔽板および前記樹脂側遮蔽板による赤外線遮蔽作用により、前記赤外線ヒータが放射する赤外線が、前記第1のロール又は/及び前記第2のロールの前記溶融樹脂シートとの接触直前部位の表面に、ロール軸線方向に長い帯状に局部的に放射されるよう構成され、
    更に、前記赤外線ヒータによるロール表面に対する赤外線の照射量をロール軸線方向の部位に応じて制限するロール側遮蔽板を有し、前記ロール側遮蔽板のロール周方向に沿った長さがロール軸線方向の部位に応じて異なっており、ロール端部側の長さがロール中央部の長さより短く、ロール表面に対する赤外線の照射量が、ロール中央部に比してロール端部側の方が多いことを特徴とするシート成形装置。
  7. 互いに平行に配置された第1のロールと第2のロールとを有し、前記第1のロールと前記第2のロールとの間にTダイより熱可塑性の溶融樹脂シートが供給され、前記第1のロールと前記第2のロールの少なくとも一方の外周面に形成されている微細凹凸形状を前記溶融樹脂シートの表面に転写するシート成形装置において、
    外周面に微細凹凸形状が形成されている前記第1のロール又は/及び前記第2のロールと前記Tダイとの間にロール軸線方向に沿って配置された棒状の赤外線ヒータと、
    前記赤外線ヒータと前記Tダイとの間にロール軸線方向に沿って配置され、前記赤外線ヒータが放射する赤外線の前記Tダイに対する照射を遮蔽するTダイ側遮蔽板と、
    前記Tダイよりロール間に向かう溶融樹脂流れ方向に沿って配置され、前記Tダイより流出した前記溶融樹脂シートに対する前記赤外線の照射を遮蔽する樹脂側遮蔽板とを有し、
    前記Tダイ側遮蔽板および前記樹脂側遮蔽板による赤外線遮蔽作用により、前記赤外線ヒータが放射する赤外線が、前記第1のロール又は/及び前記第2のロールの前記溶融樹脂シートとの接触直前部位の表面に、ロール軸線方向に長い帯状に局部的に放射されるよう構成され、
    更に、前記赤外線ヒータは、赤外線照射のロール表面との間隔がロール軸線方向の部位に応じて異なっており、ロール端部側の間隔がロール中央部の間隔より短いことを特徴とするシート成形装置。
  8. 前記赤外線ヒータは、金属パイプ被覆による金属シース型のものであることを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載のシート成形装置。
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