JP2008177727A - 通信網選択機能付情報通信端末、及び通信網選択方法。 - Google Patents

通信網選択機能付情報通信端末、及び通信網選択方法。 Download PDF

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Abstract

【課題】通信網選択機能を有する情報通信端末、及びこれらの通信網との通信方法では、入力した電話番号が、選択した通信網に対応していない場合、発信操作における操作ミスによる発信不可となることがあった。
【解決手段】特定の通信網に対応する識別情報を予め登録しておくことで、電話番号を入力して発信を行うとき、制御部は該入力情報と該識別情報を比較する。
制御部は、入力情報と識別情報に含まれる情報とが一致した場合には、特定の通信網と通信を行う基地局とアクセスし、一致しない場合には、他の通信網とアクセスを行うよう制御する。
この制御方法、及び制御方法を複数の通信網を利用可能な情報通信端末に適用することで、複数の通信網の選択を容易にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、選択した発信番号に対応する通信網を選択可能な通信網選択機能付情報通信端末、及び選択した発信番号に対応する通信網を選択する通信網選択方法に関する。
近年の情報通信技術の著しい発展により、情報通信端末が、特定の通信網だけではなく、複数の通信網を利用することも可能になってきている。
また、複数の情報通信網を利用可能な情報通信端末が、状況に応じて、複数の通信網を使い分ける方法は従来から開示されてきている。
たとえば、複数の通信方式を利用可能な情報通信端末であって、電話番号を選択して発信するときに、この電話番号に対応付けした通信方式種別で発信する電話通信装置がある。
たとえば、まず、電話帳に登録する際に、電話番号に対応付けて通信方式種別を登録する。次に、電話番号を選択して発信するときに、この通信方式種別の登録内容と自端末の通信方式種別を照合し、発信する電話番号に対応付けて登録された通信方式に従って、発信を行う電話通信装置がある(特許文献1:特開2000−049961号公報参照)。
また、電話番号自体に含まれる通信事業者に割り当てられた事業者識別コードを識別することで、最適な通信網と接続して通信を行う無線通信装置がある(特許文献2:特開2000−156880号公報参照)。
さらに、実際に内蔵した無線LANを利用してPBXと接続することで利用可能となるPBX網と、通常の情報通信端末として利用可能である移動体通信網の両方が使用可能な情報通信端末が市場に出てきている。
特開2000−049961号公報 特開2000−156880号公報
しかしながら、複数の通信網を利用するとき、ある特定の発信先に対して、どの通信網を利用して発信を行うかを任意に設定することは困難であった。
なぜならば、特許文献1に記載の電話通信装置は、電話帳登録時に、特定の電話番号に対して、特定の通信網を設定する。このため、特定の電話番号に向けて発信を行う場合、電話帳に登録された通信網を利用することになる。
あるいは、特許文献2に記載の無線通信装置は、発信時に電話番号自体に含まれる事業者識別コードを識別することによって、利用する通信網を選択する。このため、発信者が任意で通信網を選択することは不可能であった。
また、複数の通信網に対応する発信ボタンを有する情報通信端末を利用した場合、それぞれの通信網に対応する発信ボタンを有するため、一旦電話番号を入力した後、この電話番号に対応する通信網とは異なる発信ボタンを押下すると発信エラーとなり、操作も煩雑になることがあった。
そこで、本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、単純な操作で複数の無線通信網それぞれに接続する基地局を容易に選択してアクセスすることを目的とする。
本発明の通信網選択方法を用いた情報通信端末は、
特定の通信網と通信可能な無線通信手段と、特定の通信網を利用するときに、前記特定の通信網を決定する通信網識別情報を保持する記憶手段と、情報の入力を受け付ける入力手段と、通信時に、前記入力手段より受け付けた情報に対して、前記通信網識別情報の有無を検出する検出手段と、前記識別情報が含まれている場合には、前記特定の通信網に接続する基地局へアクセスし、含まれていない場合には、他の通信網に接続する基地局にアクセスするよう制御する制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の通信網選択方法は、複数の通信網と基地局を経由して接続可能な情報通信端末を利用する通信網選択方法において、特定の通信網にアクセスするための情報を含む識別情報を記憶し、発信時に受け付けた入力情報に、前記識別情報が含まれているかを比較し、含まれている場合には、前記特定の通信網に接続する第1の基地局と通信し、含まれていない場合には、他の通信網に接続する第2の基地局と通信するよう制御手段を有することを特徴とする。
本発明の通信網選択方法、及び通信網選択方法を利用した情報通信端末は、複数の通信網と通信可能であり、これらの通信網の通信網のうち、いずれの通信網を利用するかを判定するための識別コードを一覧表形式にしたデータとを有する。
これにより、ユーザは、ある相手に対して、相手先電話番号情報に加えて、通信網を選択するための識別コードを含めて発信を行うと、情報通信端末内で識別コード表を参照して対応する通信網に向けて接続を行うことにより、ユーザは、任意の通信網を利用して通信を行うことが容易となる効果を有する。
本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
まず、複数の通信網を利用可能な無線LAN通信機能を搭載した情報通信端末(以降、端末1と称する)の構成について、図1及び図2を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態における端末1の構成の例を示すブロック図である。
図1において、端末1は、CPU12と、端末1の通信網との通信制御、認証や、端末上のソフト等の実行、制御、及び表示部10の制御、操作部9からの入力制御など、端末1の動作を指示するコンピュータプログラムを記憶するメモリ(ROM:Read Only Memory)6を含む制御部11と、端末1が通常の動作時に利用する電話帳データ、メールデータなどを記憶するメモリ(RAM:Random Access Memory)5とを含む。
メモリ5は、通常の端末1が用いる電話帳情報や着信音用データなどに加え、通信網識別情報を記憶しており、特にこれを記憶している部分を通信網識別情報部51とする。
無線通信部3は、アンテナ4を介して図2に示す通信網システムと無線通信を行う機能を有し、制御部11が決定した発信先基地局の種別に応じて、送信信号を変調して無線信号として通信網に送出し、また、通信網からの無線信号を復調しディジタル信号として制御部11に送出する。この場合、無線通信部3は、後述する図2に示す基地局A16との移動体通信のための通信機能と、図2に示す基地局B15と無線LAN通信のための無線LAN通信機能を有する。
また、端末1は、音声通話を行うために、ユーザに対して音声出力を行うスピーカ7と、端末1への音声入力を受け付けるマイク8と、キーパッド等からユーザの入力を受け付け、これらの各種キーやテンキー92、及び発信ボタン91からのキー入力を信号に変換し、制御部11に送出する操作部9と、受信したメール情報や画像などの各種情報を表示可能な表示部10とを含む。
音声処理部2は、マイク8から入力された音声を音声データに変換して無線通信部3へ出力し、且つ無線通信部3から受信した音声データを音声に変換してスピーカ7に出力する。
次に、端末1が、基地局A16と基地局B15と通信を行う構成について説明する。
図2は、本発明の実施の形態を示す通信網システムのブロック図である。
図2は、この通信網システムとして、基地局A16と、基地局B15と、これらの基地局から接続可能な通信網のイメージを示したものである。
本発明の実施の形態の通信網システムは、図2に示すように、端末1が、基地局A16を介して移動体通信網17と接続する通信経路と、基地局B15と、この基地局がPBX(private branch exchange)14を介してPBX網13と接続する通信経路とを有する。
なお、図2に示す移動体通信網17とは、公衆網、有線通信網、一般電話回線網、インターネット網と通信可能である。
基地局A16は、たとえば、移動体通信網17とアクセスするための基地局であり、他にも、基地局A16を介して、移動体通信網17をはじめ、公衆網や、インターネット網と接続して通信が可能となる。
基地局B15は、たとえば、無線LANのアクセスポイント(APと称する)であり、このAPにアクセスした端末1は、PBX14と通信を行うことで、PBX14の機能により、PBX網13や、公衆網、移動体通信網17、インターネット網と通信可能となる。
なお、ここでいう移動体通信網は、PDC(Personal Digital Cellular:ピーディーシー)方式、CDMA2000(Code Division Multiple Access 2000)方式のいずれであってもよい。もちろん、これ以外の通信方式の移動体通信網でもよい。
ここで、特定の通信網とは、PBX網13を示し、それに対して他の通信網とは移動体通信網17をはじめ、公衆網、優先通信網、一般電話回線網を示す。
図3は、本発明の実施の形態に関わる基地局A16及び基地局B15のエリアのイメージ図である。
この図3で示すエリアは、それぞれ、移動体通信網17のみ利用可能である基地局A16のエリアA18(図3の右上がり斜線部分)、PBX網13(pribate branch exchange network)のみ利用可能な基地局B15のエリアB19(図3の右下がり斜線部分)、両方の基地局が利用可能なエリアC20(図3の交叉斜線部分)、両方の基地局とも利用不可能なエリアD21(図3の白い部分)とからなる。
PBX網13に接続する基地局B15のエリア(図3のエリアB19、エリアC20)とは、端末1が基地局B15とアクセス可能な範囲のエリアであり、たとえば社内フロアに位置する。
また、移動体通信網17に接続する基地局A16のエリアとは、図3のエリアA18とエリアC20であり、基地局A16及び基地局B15のエリア外(図3のエリアD21)とは、基地局A16と基地局B15とアクセス不可能な状態となるエリアを示し、たとえば地下街である。
次に、本発明の実施の形態の通信網識別情報について説明する。
通信網識別情報は、メモリ5の通信網識別情報記憶部51に記憶されたものである。
図4は、この通信網識別情報記憶部51のイメージ図である。
この通信網識別情報記憶部51は、基地局B15にアクセスするために必要な通信網識別情報52を保持している。
本発明の実施の形態の端末1は、基地局Bにアクセスするための必要な発信コードは、PBX網内通信である内線通信の場合は『8』、PBX網外の通信である外線通信(公衆網や移動体通信網向け通信を示す)の場合には『1』とする。これに基づいて、図4では、網識別情報52として、内線発信コードとして『8』、外線発信コードとして『1』が保持されている。
ここで、内線発信コードとは、基地局B15を経由して、PBX網内で内線通信を行うときに、内線用の電話番号(以降、内線番号と称する)に用いるコードであり、基地局B15を経由してPBX網13から、内線通信を行うときに、電話番号に追加する情報である。
すなわち、ユーザは、端末1で、内線発信コードを示す数字、たとえば『8』の番号を、相手先電話番号の頭に付加して発信を行う。
これに対して、外線発信コードとは、図2に示す移動体通信網17をはじめ、公衆網や、一般電話回線網に接続する場合に用いるコードであり、基地局B15を経由してPBX網13から、外線通信を行うときに、電話番号に追加する情報である。
これも、内線発信コードと同様に、ユーザは、端末1で、外線発信コードを示す数字、たとえば『1』の番号を、相手先電話番号の頭に付加して、発信を行う。
ここでは、外線発信コードとして『1』を、内線発信コードとして『8』を用いるが、他の数字でも、2桁以上の数字でも構わない。
制御部11は、発信時に受け付けた入力番号の頭に発信コードが付加されているか否かを、この通信網識別情報52と比較して、いずれの基地局とアクセスするかを選択する。
基地局B15を介して、端末1から発信コードを受けた場合、基地局B15に接続しているPBX14は、この端末1から受けた発信コードがいずれのものであるかに応じて、外線通信か、内線通信かを決定し、最適な通信網に対して通信を行うことになる。
たとえば、内線番号と内線発信コードを用いると、PBX14を用いて、PBX網13と接続して通信が可能となる。通常の公衆網用の電話番号でもある外線番号に、外線発信コードを用いて発信を行うと、PBX14を用いてPBX網13から公衆網に向けて発信する。
また、通信網識別情報記憶部51は、通信網識別情報52に加えて、通信網識別情報52に関連した情報である、関連情報53も保持している。この関連情報53とは、たとえば、発信相手ごとの入力番号を示す履歴情報や、発信相手先の電話番号の桁数を含む。
図5は、関連情報53を一覧表として示したイメージ図である。
図5の一番上の行は、たとえば複数名分(ここでは、4名分として示す)の相手先氏名であり、左端の列は、通信網識別のために用いる関連情報53の項目を示す。関連情報53の項目とは、ここでは履歴情報や、発信相手先の電話番号の桁数として示している。しかし、通信網識別情報52に関連のある情報であれば、この2つだけに限らなくともよい。
履歴情報とは、通常の電話番号、内線番号、あるいは内線発信コードや外線発信コードを用いて入力した番号情報など、ユーザが今までに、図5の一覧表の上段に示す相手先氏名に該当する相手先に対して発信を行うために行った入力情報を保持したものである。
電話番号桁数とは、相手先を示す電話番号(外線番号、内線番号のいずれも可)の桁数の情報を保持したものである。
たとえば、図5の相手先氏名が『佐藤A太』である場合、履歴情報の項目に、過去に入力した入力情報として『8−10−23310』が保持されている。また、電話番号桁数として、内線番号を示す『10−23310』の桁数を示す『7』が保持されている。『伊藤B子』の場合、履歴情報の項目に『1−03−1111−2222』が保持され、電話番号桁数として、外線番号を示す『03−1111−2222』の桁数を示す『10』が保持されている。
制御部11は、これらの関連情報にある電話番号桁数より、発信時に入力された入力情報の桁数が1桁多い場合には、発信コードが付加されていると判別することも可能となる。
このように、関連情報53に含まれる履歴情報、及び電話番号桁数とは、たとえば、端末1で発信を行うときに、制御部11が、発信コードが付加されているか否かを判別するときの判別材料として用いることも可能である。
すなわち、図5の関連情報53に示す『佐藤A太』、『伊藤B子』の関連情報53は、それぞれ保持されている『履歴情報』の番号の桁数は、同じく保持されている『電話番号桁数』の値より1つ多い。このため、制御部11はそれぞれの『履歴情報』に保持されている発信番号の頭にある数字は、発信コードの『8』や、『1』を示すものと判別することになる。
これにより、制御部11は、これらの履歴情報に保持されている発信番号を用いて発信した場合、それぞれ基地局B15に接続する。
一方、『山田C雄』、『鈴木D美』の関連情報53は、保持されている『履歴情報』の番号の桁数と、同じく保持されている『電話番号桁数』の値が同じであるため、制御部11は、これらの『履歴情報』に保持されている電話番号は、発信コードを有してないと判断できる。
次に通信網識別情報記憶部内に作成される通信網識別情報52、関連情報53の作成について説明する。
制御部11は、たとえば、ある相手先の電話帳作成時に、入力を受け付けた電話帳作成用のデータを必要に応じて抽出する。この抽出したデータを、対応する相手先の通信網識別情報52の該当する項目に出力することで、通信網識別情報52を、通信網識別情報記憶部51に作成する。
作成時、制御部11は、この対応する通信網識別情報52に、たとえば図5に示す関連情報53として、履歴情報、電話番号桁数を示す情報を入力する欄を設けて該当する情報を入力する。
また、ユーザが任意に、操作部9を介して、通信網識別情報52を作成しても構わない。
なお、発信コードは、通信網識別情報52を作成するときに、ユーザが任意に入力してもよいし、制御部11が、基地局B15と交信時に得られた情報により、出力しても構わない。
次に、端末1が発信動作を行うときの処理について説明する。
図6は、本発明の実施の形態の通信網システムにおいて、端末1が発信動作を行うときの処理を示すフロー図である。
まず、制御部11は、予め、発信動作の前から、発信ボタン91の押下の前から定期的にPBX網13が使用可能であるか、通信を行うことにより検出しているものとする。
ユーザは、端末1のメモリ5から発信先の電話番号を選択、或いは操作部9を介して、発信先の電話番号を入力し、そのあとに表示部10に、発信先の番号を表示した状態で、発信ボタン91を押下する(S51)。
もしくは、ユーザは、発信ボタン91を押下後、発信先の番号を操作部9からの直接入力や、電話帳データを引用して、表示部10に表示を行うことにより、発信動作を行ってもよい。
ユーザによる発信指示を受けた制御部11は、予め検出している通信結果に基づいて、現在、基地局B15とアクセス可能であるかを判別する(S52)。
基地局B15とアクセス不可能、すなわち、端末1が無線LANエリアの圏外に存在する場合(S52のNo)、すなわち、エリアA18かエリアD21の場合は、次に基地局A16とアクセス可能であるかを検出する(S53)
基地局A16にアクセス不可能である場合、すなわち、通常の情報通信端末の利用可能エリア外であるエリアDの場合(S53のNo)は、端末1は、公衆網及び移動体通信網17を利用するための基地局A16、PBX網13を利用するための基地局B15のいずれとも通信不可能の状態であるとして(S54)、制御部11は、表示部10に『発呼できません』を表示するなど、発信不可である旨の通知をユーザに対して行う。
基地局B15とアクセス可能である場合、すなわちエリアB19かエリアC20のいずれかに端末1が存在する場合(S52のYes)、及び基地局A16にアクセス可能である場合(S53のYes)、制御部11は、操作部9より入力された入力情報と、通信網識別情報記憶部51に登録されている通信網識別情報52と比較を行う(S55)。
このときに制御部11は、通信網識別情報52のみではなく、関連情報53も用いて比較を行うことが可能である。
比較した結果、入力情報に通信網識別情報52である外線発信コードや内線発信コードが含まれている場合(S56のYes)、制御部1は、無線通信部3に対して、基地局B15にアクセスするよう指示を行う(S57)。これにより、端末1はPBX網13と通信を開始する。
つまり、図5に示す『佐藤A太』、『伊藤B子』の履歴情報に示す電話番号の場合は、それぞれ、発信コードの『8』や、『1』を有するため、基地局B15にアクセスする。
一方、比較した結果、発信時の入力情報に、通信網識別情報52として保持されている、外線発信コードや内線発信コードと一致する発信コードが含まれなかった場合(S56のNo)、制御部11は、表示部10に表示されている電話番号を用いて、無線通信部3に対して、基地局A16にアクセスするよう指示を行う(S58)。これにより、端末1は、移動体通信網17及び公衆網と通信を開始する。
すなわち、図5に示す、『山田C雄』、『鈴木D美』の履歴情報に示す電話番号の場合である。
これにより、端末1で複数の通信網を利用可能な端末1であっても、電話番号を入力したときに、同時に入力する発信コードの有無、及び発信コードの種別に応じて、任意の通信網を選択可能となる。
このため、ユーザの好みに応じて、同一の電話番号に対して、複数の通信網の中から特定の通信網を選択することが容易に可能となる。
続いて、本発明の第2の実施の形態の端末について説明する。
図7は、第2の実施の形態の端末1´の構成を示すブロック図である。タッチパネル式操作部10´以外は全て同じであるが、番号に『´』を振っている。
本発明の第1の実施の形態の端末の通信網識別情報52に含まれる発信コードとは、『8』や『1』などの1桁の数字であった。
本発明の第2の実施の形態の端末の通信網識別情報52´に含まれる発信コードは、数字情報ではなく、アイコンマークで示すものとする。
また、ユーザは、第1の実施の形態の端末1においては、発信コードと電話番号の情報を、操作部9のテンキー92を用いて入力していた。
これに対して、第2の実施の形態の端末1においては、端末1´の、タッチパネル式表示部10´に表示されているアイコンマークをタッチしてから、相手先の電話番号を、テンキーで入力する。
すなわち、第1の実施の形態の端末1と異なる部分は、発信コードの代わりにアイコンマークを使用する点と、表示部10がタッチパネル式表示部10´に代わっている点である。タッチパネル式表示部10´とは、表示された内容をタッチすることにより入力可能であり、いわば操作を兼ねた表示部である。
また図8は第2の実施の形態の通信網識別情報52´のイメージ図である。
異なる部分は、外線発信コード、及び内線発信コードを示す欄には、数字ではなく、アイコンマークが示されている点である。
ユーザは、端末1´を用いて発信するとき、タッチパネル式表示部10´に、表示されている複数個のアイコンマークのうち、通信網識別情報52´で指定されたアイコンマークをタッチしたあとに、所望の発信先を示す電話番号を、テンキーを用いて入力する。
このあと、発信ボタン91を押下することにより、制御部11´は、基地局B15にアクセスして所望の発信先と通信を行うことが可能となる。
たとえば発信相手先の氏名が『山田花子』である場合、ユーザは、電話番号を押下後、または押下前に、タッチパネル式表示部10´に表示された『工場マーク』、『携帯電話マーク』のうち、『工場マーク』のアイコンマークをタッチしたとする。
制御部11は受け付けた入力情報により発信相手先が『山田花子』であること、タッチパネル式表示部10´からの出力情報が、『工場マーク』であり、通信網識別情報51と比較した結果、PBX網13を経由して発信を行うべき処理であることを検出する。
この検出内容に基づいて、制御部11は基地局B15にアクセスすることになる。
一方、『携帯電話マーク』のアイコンマークをタッチした場合、制御部11は受け付けた入力情報により発信相手先が『山田花子』であること、タッチパネル式表示部10´からの出力情報が、『携帯電話マーク』であり、通信網識別情報51と比較した結果、移動体通信網17を経由して発信を行うべき処理であることを検出する。
この検出内容に基づいて、制御部11は基地局A16にアクセスすることになる。
以上、第2の実施の形態の通信網選択方法、及びこの選択方法を用いた端末1では、発信コードを視覚的な情報に置き換えることにより、より発信操作のミスを防止することが可能となる。
本発明の実施の形態における情報通信端末の構成の例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態を示す通信網システムのブロック図である。 本発明の実施の形態における様々な通信網のエリアの存在を示すイメージ図である。 本発明の実施の形態の情報通信端末における通信網識別情報記憶部で保持される通信網識別情報を示すイメージ図である。 本発明の実施の形態の情報通信端末における通信網識別情報記憶部で保持される関連情報の一覧表を示すイメージ図である。 本発明の実施の形態の情報通信端末の発信動作を行うときの処理を示すフロー図である。 本発明の第2の実施の形態における情報通信端末の構成の例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態の情報通信端末における通信網識別情報記憶部で保持される通信網識別情報を示すイメージ図である。
符号の説明
1 情報通信端末
1´ 情報通信端末
2 音声処理部
2´ 音声処理部
3 無線通信部
3´ 無線通信部
4 アンテナ
4´ アンテナ
5 RAM(メモリ)
5´ RAM(メモリ)
51 通信網識別情報記憶部
51´ 通信網識別情報記憶部
52 通信網識別情報
52´ 通信網識別情報
53 関連情報
53´ 関連情報
6 ROM(メモリ)
6´ ROM(メモリ)
7 スピーカ
7´ スピーカ
8 マイク
8´ マイク
9 操作部
9´ 操作部
91 発信ボタン
91´ 発信ボタン
92 テンキー
92´ テンキー
10 表示部
10´ タッチパネル式表示部
11 制御部
11´ 制御部
12 CPU
12´ CPU
13 PBX網
14 PBX
15 基地局B
16 基地局A
17 移動通信網
18 エリアA
19 エリアB
20 エリアC
21 エリアD

Claims (12)

  1. 複数の通信網と通信可能な無線通信手段と、
    特定の通信網を利用するときに、前記特定の通信網を決定する通信網識別情報を保持する記憶手段と、
    情報の入力を受け付ける入力手段と、
    通信時に、前記入力手段より受け付けた情報に対して、前記通信網識別情報の有無を検出する検出手段と、
    前記識別情報が含まれている場合には、前記特定の通信網に接続する基地局へアクセスし、
    含まれていない場合には、他の通信網に接続する基地局にアクセスするよう制御する制御手段と
    を有する情報通信端末。
  2. 前記無線通信手段は、無線LAN通信および移動体通信を行う機能を有する請求項1に記載の情報通信端末。
  3. 前記特定の通信網は、PBX(私設構内交換機)を利用する構内通信網である請求項2に記載の情報通信端末。
  4. 前記通信網識別情報は、前記PBXを利用するために用いる発信コードを含む請求項2乃至3のいずれか1項に記載の情報通信端末。
  5. 前記記憶手段は、さらに前記通信網識別情報の関連情報も保持する請求項4に記載の情報通信端末。
  6. 前記入力手段は、タッチパネル式表示手段であり、
    前記識別情報は、前記タッチパネル式表示手段に表示されるアイコン情報を含む請求項3乃至5のいずれか1項に記載の情報通信端末。
  7. 複数の通信網と基地局を経由して接続可能な情報通信端末を利用する通信網選択方法において、
    特定の通信網にアクセスするための情報を含む識別情報を記憶し、
    発信時に受け付けた入力情報に、前記識別情報が含まれているかを比較し、
    含まれている場合には、前記特定の通信網に接続する第1の基地局と通信し、
    含まれていない場合には、他の通信網に接続する第2の基地局と通信するよう制御する制御手段を有する前記情報通信端末の通信網選択方法。
  8. 前記第1の基地局は、PBXを利用する構内通信網に接続し、前記第2の基地局は移動体通信網に接続する請求項7に記載の通信網選択方法。
  9. 前記情報通信端末は、前記第1の基地局と無線LANにより通信する請求項8に記載の通信網選択方法。
  10. 前記通信網識別情報は、前記PBXを利用するために用いる発信コードを含む請求項8乃至9のいずれか1項に記載の通信網選択方法。
  11. 前記情報通信端末は、さらに記憶手段を有し、
    前記記憶手段は、前記通信網識別情報の関連情報も保持する請求項10に記載の通信網選択方法。
  12. 前記情報通信端末は、さらにタッチパネル式表示手段を有し、
    前記制御手段は、
    前記識別情報をアイコン情報に置き換えて、前記タッチパネル式表示手段に表示し、
    特定のアイコン情報にタッチされたことを検出すると、
    前記特定のアイコン情報に置き換えられた前記識別情報を出力する請求項9乃至11のいずれか1項に記載の通信網選択方法。
JP2007007762A 2007-01-17 2007-01-17 通信網選択機能付情報通信端末、及び通信網選択方法。 Expired - Fee Related JP4924049B2 (ja)

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