JP2008176854A - 複合光学素子およびこれを用いた光ピックアップ装置 - Google Patents

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義之 清水
Toshiaki Takano
利昭 高野
Atsushi Murata
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Abstract

【課題】複数の記録媒体に対応して、最適収差が得られる、組み立て容易な光ピックアップ用の複合光学素子を提供する。
【解決手段】複合光学素子の複数の樹脂対物レンズ1,2を一体成形することにより各対物レンズの相対位置を一定精度に保つことが出来る。また、材質の異なる対物レンズを一体化する場合は、少なくとも一方の樹脂対物レンズの材料で他の材料の対物レンズ用ホルダーを一体成形することで、組み立て調整なしで、各対物レンズの相対位置を一定精度に保つことが出来る。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスク装置などに用いられる複数の波長で使用する複合光学素子とそれを用いた光ピックアップ装置に関するものである。
光ディスク装置などに用いられる複数の波長で使用する複合光学素子に関しては、1個の光学素子で複数の波長に対応する光学系および光ピックアップ装置として、例えば特許文献1に記載されているような、ガラス材料からなるレンズ体にプラスチック材料からなる回折光学面を形成する技術が開示されている。
また、複数の記録媒体毎に複数の対物レンズを並べて構成した光ピックアップ装置として、例えば特許文献2に記載されているような、第1の対物レンズと回折格子との組み合わせと、第2の対物レンズと回折格子との組み合わせとを、レンズホルダによって固定する技術が開示されている。
以下、複数の記録媒体毎に複数の対物レンズを並べて構成した光ピックアップ装置の従来例について説明する。
図6は従来の光ピックアップ装置の構成を示す断面図、図7は前記光ピックアップ装置の複合光学素子部分の拡大斜視図である。
図6に示す光ピックアップ装置は、3波長に対応する。対物レンズ51は青(405nm近傍)の波長用で、青のレーザ光線は、立ち上げミラー55を介して、波長補正用の回折素子53を通り、対物レンズ51により集光され、記録媒体61の記録層に集光される。また、対物レンズ52は2種類の赤(630nm近傍、780nm近傍)の波長用で、樹脂回折レンズである。赤のレーザ光線も、立ち上げミラー55を介して、偏光素子54を通り、対物レンズ52により記録層の位置の異なる2種類の記録媒体62,63に集光される。各対物レンズ51,52や回折素子53、偏光素子54等の光学素子は、各々レーザ光波長毎に対物レンズ51回折素子53間の面間距離、および対物レンズ52偏光素子54間の面間距離を調整し、図7に示されるように、各鏡筒56,57に接着される。さらに、各々の対物レンズ51,52の光軸が記録媒体の中心から等距離の位置になるように合わせて、鏡筒56,57をボビン58に接着する。ボビン58全体は、各使用波長毎に、コイル59に流される電流により制御され、フォーカスする機構になっている。
特開2006−147078号公報 特開2005−327338号公報
上記従来の光ピックアップ装置では、複数の光記録媒体に対して共用できるよう対応しているが、1個の光学素子で複数の波長に対応する場合、各々の記録媒体に最適な集光性能(収差)を持たせるためには、材料や形状等の精度要望が高くなり、それを満たすことが非常に困難であった。
また、複数の記録媒体毎に複数の対物レンズを並べて構成する場合、各対物レンズを光学機器に取り付ける精度が厳しく、各々の対物レンズを鏡筒に入れ、さらに焦点位置を調整するなど、組み立て調整にかなりの工程を要している。
また、対物レンズ毎の相対位置決めも必要で、さらに組み立て精度の高い位置決め方法が求められている。
本発明は、上述した問題を考慮し、複数の対物レンズの相対位置精度を良く制御して一体成形することにより、組み立て調整工程を簡略化し、安価で各記録媒体に最適な収差が得られる複合光学素子および光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の複合光学素子は、第1の記録媒体に追従する第1の対物レンズと、前記第1の対物レンズとは異なる光軸上に配置され、前記第1の記録媒体とは規格が異なる第2の記録媒体に追従する第2の対物レンズとを備え、前記第1の対物レンズと前記第2の対物レンズとを一体に成形したことを特徴とするものである。
また、本発明の複合光学素子は、第1の記録媒体に追従する第1の対物レンズと、前記第1の対物レンズとは異なる光軸上に配置され、前記第1の記録媒体とは規格が異なる第2の記録媒体に追従する第2の対物レンズと、前記第1の対物レンズを保持するホルダーとを備え、前記第2の対物レンズと前記ホルダーとを一体に成形したことを特徴とするものである。
また、前記第1の対物レンズは、ガラス材料からなるブルーレイ・ディスク用の対物レンズであることを特徴とするものである。
また、前記第1の対物レンズもしくは前記第2の対物レンズは、回折光学面を有し、少なくとも2種類の異なる規格の記録媒体に追従可能であることを特徴とするものである。
また、前記第1の対物レンズの光軸および前記第2の対物レンズの光軸は、互いに、記録媒体の中心軸から等距離の位置に配置していることを特徴とするものである。
また、前記第1の対物レンズの光軸方向の位置および前記第2の対物レンズの光軸方向の位置は、それぞれの対物レンズに対応する記録媒体の記録層に集光する位置に配置していることを特徴とするものである。
また、本発明の光ピックアップ装置は上記の複合光学素子を搭載したものである。
本発明の複合光学素子は、第1の対物レンズと第2の対物レンズとを一体に成形したことにより、第1の対物レンズと第2の対物レンズとの相対位置精度を高くできる。
また、本発明の複合光学素子は、第1の対物レンズを保持するホルダーと第2の対物レンズとを一体に成形したことにより、第1の対物レンズと第2の対物レンズとの相対位置精度を高くできる。
また、第1の対物レンズがガラス材料からなるブルーレイ・ディスク用の対物レンズであることにより、ブルーレイ・ディスクを含む記録媒体に使用できる。
また、第1もしくは第2の対物レンズが回折光学面を有することにより、2個の対物レンズで、少なくとも3種類の異なる規格の記録媒体に追従可能となる。
また、第1の対物レンズの光軸および第2の対物レンズの光軸が記録媒体の中心軸から等距離の位置に配置していることにより、トラッキングの制御が容易になる。
また、第1の対物レンズの光軸方向の位置および第2の対物レンズの光軸方向の位置がそれぞれの対物レンズに対応する記録媒体の記録層に集光する位置に配置していることにより、フォーカス位置の制御が容易になる。
また、本発明の光ピックアップ装置は、複合光学素子を搭載したものであるため、組み立て工程が簡略化される。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る複合光学素子について説明する。図1は本実施の形態における複合光学素子を示す斜視図である。
図1において、対物レンズ1は、ブルーレイディスク(BD)に追従する、青(405nm近傍)の波長用の樹脂レンズであり、対物レンズ2は、DVCとCDとに追従する2種類の赤(630nm近傍、780nm近傍)の波長用の樹脂回折レンズである。本実施の形態における複合光学素子は、これらの対物レンズ1と対物レンズ2とを異なる光軸上に配置して一体成形したものである。
対物レンズ1,2間の水平方向の位置は、図2に示すように、それらの光軸が記録媒体の中心軸から等距離となる円周上の位置に位置合わせして一体成形している。そのため、対物レンズ1,2間の水平方向の位置調整が不要になる。またこのように、対物レンズ1,2の光軸の配置を、記録媒体の中心軸から等距離の円周上に配置していることで、トラッキング位置の制御が容易にできる。
また、対物レンズ1,2が形成されている面は、各記録媒体の厚みおよび記録層の深さに応じて段差が設けられているため、複合光学素子の位置調整を行うだけで、個々の対物レンズの光軸方向の位置調整が不要になる。
(実施の形態2)
実施の形態1の場合は、対物レンズ1,2の材質が同じであるが、本実施の形態の場合は、2つの対物レンズの材質が異なる。このような場合では、少なくとも一方の対物レンズの樹脂材料で他の材料の対物レンズ用ホルダーを一体成形することで、各対物レンズの相対位置を一定精度に保つことが出来る。本実施の形態に係る複合光学素子を図3に示す。
図3において、対物レンズ2はDVD・CD対応の赤の波長用の樹脂レンズであり、対物レンズ3はブルーレイ・ディスク(BD)対応の青の波長用のガラスレンズである。対物レンズ3は、対物レンズ2と一体に成形されたホルダーに保持されている。
このように、対物レンズの材質が異なる場合には、少なくとも一方の対物レンズの樹脂材料で他の材料の対物レンズ用ホルダーを一体成形することで、各対物レンズの相対位置を一定精度に保つことが出来る。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る複合光学素子を図4に示す。
図4において、対物レンズ3はBD対応のガラスレンズであり、対物レンズ4はDVD対応の樹脂レンズであり、対物レンズ5はCD対応の樹脂レンズである。対物レンズ3は、対物レンズ4,5と一体に成形されたホルダーに保持されている。
このように、対物レンズ4,5と他の材料の対物レンズ用ホルダーとを一体成形することで、各対物レンズの相対位置を一定精度に保つことが出来る。
図5に、対物レンズ3,4,5と、それぞれの対物レンズに対応する記録媒体6,7,8との位置関係を示す。BD用、DVD用、CD用の各記録媒体6、7、8はレーベル面を基準とした記録層の位置はそれぞれ異なっている。そこで、各対物レンズの光軸方向の位置は、それぞれ対応する記録媒体の記録層の位置に集光するように調整されて成形されている。この調整は、図4に示すように、各対物レンズもしくはホルダーを形成する面に段差を設けることで実現している。
もし、例えば上記のような段差を設けず、各対物レンズもしくはホルダーを形成する面を同一面に揃えた場合は、各対物レンズがそれぞれの対応する記録媒体の記録層の位置に集光しないため、フォーカス制御するための偏移量が大きくなり、フォーカス制御機構が大きくなり、制御のためのエネルギーが大きくなってしまうが、本実施の形態では、各対物レンズの光軸方向の位置が調整されているため、フォーカス制御の制御範囲を狭くすることができ、消費電力も少なくすることができる。
本発明の複合光学素子は複数の記録媒体に対応する光ディスク装置などに用いられ、光ピックアップとして組み立て容易な光学素子として供給できる。また、それを用いた安価な光ピックアップ装置を供給できる。
本発明の実施の形態1に係る複合光学素子を示す斜視図 本発明の実施の形態1に係る複合光学素子の対物レンズの配置を示す平面図 本発明の実施の形態2に係る複合光学素子を示す斜視図 本発明の実施の形態3に係る複合光学素子を示す斜視図 本発明の実施の形態3に係る複合光学素子の対物レンズの配置を示す断面図 従来の光ピックアップ装置を表す断面図 従来の複合光学素子の詳細部を表す斜視図
符号の説明
1〜5 対物レンズ
6〜8 記録媒体
51,52 対物レンズ
53 回折素子
54 偏光素子
55 立ち上げミラー
56,57 鏡筒
58 ボビン
59 コイル
61〜63 記録媒体

Claims (7)

  1. 第1の記録媒体に追従する第1の対物レンズと、
    前記第1の対物レンズとは異なる光軸上に配置され、前記第1の記録媒体とは規格が異なる第2の記録媒体に追従する第2の対物レンズとを備え、
    前記第1の対物レンズと前記第2の対物レンズとを一体に成形したことを特徴とする複合光学素子。
  2. 第1の記録媒体に追従する第1の対物レンズと、
    前記第1の対物レンズとは異なる光軸上に配置され、前記第1の記録媒体とは規格が異なる第2の記録媒体に追従する第2の対物レンズと、
    前記第1の対物レンズを保持するホルダーとを備え、
    前記第2の対物レンズと前記ホルダーとを一体に成形したことを特徴とする複合光学素子。
  3. 前記第1の対物レンズは、ガラス材料からなるブルーレイ・ディスク用の対物レンズであることを特徴とする請求項2記載の複合光学素子。
  4. 前記第1の対物レンズもしくは前記第2の対物レンズは、回折光学面を有し、少なくとも2種類の異なる規格の記録媒体に追従可能であることを特徴とする請求項1もしくは請求項2記載の複合光学素子。
  5. 前記第1の対物レンズの光軸および前記第2の対物レンズの光軸は、互いに、記録媒体の中心軸から等距離の位置に配置していることを特徴とする請求項1もしくは請求項2記載の複合光学素子。
  6. 前記第1の対物レンズの光軸方向の位置および前記第2の対物レンズの光軸方向の位置は、それぞれの対物レンズに対応する記録媒体の記録層に集光する位置に配置していることを特徴とする請求項1もしくは請求項2記載の複合光学素子。
  7. 請求項1もしくは請求項2に記載の複合光学素子を搭載した光ピックアップ装置。
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