JP2008176502A - センサーネットワーク - Google Patents

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Abstract

【課題】問合せを効率的に送信可能なセンサーネットワークを提供する。
【解決手段】センサーネットワーク100は、センサー1〜22と、シンク30とを備える。シンク30は、ユーザからの指示(センサーの属性)を受信すると、その指示に含まれる属性と同じ属性を有するセンサー13,14,16,22が存在する領域を対象領域TREGとして検出する。そして、シンク30は、対象領域TREG内に存在するセンサーのうち、自己に最も近い位置に存在するセンサー13を選択し、センサー13まで問合せQUERYをユニキャストによって送信するための経路RTを決定する。そうすると、シンク30は、問合せQUERYを経路RTに沿ってユニキャストによりセンサー13へ送信し、センサー13は、問合せQUERYを対象領域TREG内でブロードキャストする。
【選択図】図1

Description

この発明は、センサーネットワークに関し、特に、無線通信によってデータを送受信するセンサーネットワークに関するものである。
従来のセンサーネットワークは、複数のセンサーと、シンクノードとからなる。複数のセンサーは、温度を検出するセンサー、湿度を検出するセンサー、建物内の1階に配置されたセンサーおよび建物内の2階に配置されたセンサー等からなる。そして、「温度」、「湿度」、「1階」および「2階」等は、各センサーの属性を表すものである。
センサーネットワークのユーザは、建物内の温度を知りたいと希望した場合、「温度」という属性を指定した問合せ(query)をシンクノードにインプットし、シンクノードは、「温度」を含む問合せを受信し、その受信した問合せを複数のセンサーへブロードキャストする。
そうすると、温度を検出するセンサーは、「温度」を含む問合せを受信し、その受信した問合せの属性(=「温度」)を参照して、自己が検出した温度データをシンクノードへ送信する。また、温度以外を検出するセンサーは、「温度」を含む問合せを受信し、その受信した問合せの属性(=「温度」)を参照して、検出データの送信を要求されていないと判定する。そして、温度以外を検出するセンサーは、問合せを破棄する。
シンクノードは、温度を検出するセンサーから温度データを受信し、その受信した温度データを表示する。これによって、ユーザは、所望の温度データを取得する。
このように、従来のセンサーネットワークにおいては、複数のセンサーへの問合せは、ブロードキャストによって送信されていた(非特許文献1)。
Chalermek Intanagonwiwat, Ramesh Govindan, Deborah Estrin, John Heidemann, and Fabio Silva, "Directed Diffusion for Wireless Sensor Networking." ACM/IEEE Transactions on Networking, 11(1), pp.2-16, February, 2002.
しかし、従来のセンサーネットワークでは、問合せは、ブロードキャストによって複数のセンサーへ送信されるため、問合せを送信するときのオーバーヘッドが大きくなるという問題がある。その結果、問合せを転送する各センサーの消費電力も高くなり、問合せの転送効率が非常に低くなる。特に、センサーネットワークのサイズが大きい場合には、この問題が顕著である。
また、問合せをブロードキャストによって送信すると、問合せに対応する各センサーは、検出データをシンクノードへ独立に送信するので、効率的なデータ収集が困難になるという問題がある。
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、問合せを効率的に送信可能なセンサーネットワークを提供することである。
また、この発明の別の目的は、検出データを効率的に収集可能なセンサーネットワークを提供することである。
この発明によれば、センサーネットワークは、複数のセンサーと、無線装置とを備える。複数のセンサーは、各々がデータを検出する。無線装置は、センサーの属性によって検出データを送信すべき一部のセンサーを複数のセンサーの中から特定し、かつ、その特定した一部のセンサーに検出データの送信を要求するための送信要求を無線通信によって一部のセンサーへ送信する。
好ましくは、無線装置は、ユニキャストと一部のセンサーが存在する対象領域内におけるブロードキャストとによって送信要求を一部のセンサーへ送信する。
好ましくは、無線装置は、センサーの識別子と前記識別子に対応するセンサーの位置情報とに基づいて、対象領域を決定する。
好ましくは、無線装置は、自己から対象領域までの無線通信経路を決定し、その決定した無線通信経路に沿って送信要求をユニキャストする。
好ましくは、無線装置は、複数のセンサーの位置情報に基づいて、自己から対象領域までのホップ数が最小になるように無線通信経路を決定する。
好ましくは、無線装置は、一部のセンサーの位置情報に基づいて、対象領域内のセンサーから自己に最も近い位置に存在する第1のセンサーを選択し、その選択した第1のセンサーへ無線通信経路に沿って送信要求をユニキャストする。第1のセンサーは、無線装置から受信した送信要求を対象領域内でブロードキャストする。
好ましくは、無線装置は、一部のセンサーの位置情報に基づいて、対象領域内の中央部に存在する第1のセンサーを選択し、その選択した第1のセンサーへ無線通信経路に沿って送信要求をユニキャストする。第1のセンサーは、無線装置から受信した送信要求を対象領域内でブロードキャストする。
好ましくは、無線装置は、無線通信経路を送信要求に含めてユニキャストする。無線装置から一部のセンサーまでの間に存在するセンサーは、送信要求に含まれる無線通信経路を参照して送信要求を第1のセンサーへ中継する。
好ましくは、送信要求は、一部のセンサーの識別子を含む。無線装置から一部のセンサーまでの間に存在するセンサーは、送信要求に含まれる一部のセンサーの識別子を参照して送信要求を第1のセンサーへ中継する。
好ましくは、一部のセンサーは、自己の検出データを第1のセンサーへ送信する。第1のセンサーは、一部のセンサーから受信した検出データをまとめて無線通信経路に沿って無線装置へユニキャストする。
好ましくは、複数のセンサーは、m(mは正の整数)個のセンサーと、n(nは正の整数)個のセンサーとを含む。m個のセンサーは、第1の種類のデータを検出する。n個のセンサーは、第1の種類と異なる第2の種類のデータを検出する。
好ましくは、複数のセンサーは、m(mは正の整数)個のセンサーと、n(nは正の整数)個のセンサーとを含む。m個のセンサーは、建物内の第1のフロアに配置される。n個のセンサーは、第1のフロアと異なる第2のフロアに配置される。
好ましくは、無線装置は、一部のセンサーを指定する指示を外部から受け、その受けた指示に基づいて送信要求を生成してユニキャストする。
この発明によるセンサーネットワークにおいては、問合せは、センサーの属性を用いて複数のセンサーのうちの一部のセンサーへ無線通信によって送信される。その結果、問合せを複数のセンサーへ送信する場合よりも無線通信のオーバーヘッドが小さくなる。
したがって、この発明によれば、問合せを効率的に送信できる。
また、この発明によるセンサーネットワークにおいては、対象領域内に存在するセンサーの検出データは、まとめて無線装置へ送信される。その結果、対象領域内に存在するセンサーが検出データを無線装置へ独立に送信する場合よりも無線通信のオーバーヘッドが小さくなる。
したがって、この発明によれば、検出データを効率的に収集できる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態によるセンサーネットワークの概略図である。図1を参照して、この発明の実施の形態によるセンサーネットワーク100は、複数のセンサー1〜22と、シンク30とを備える。
複数のセンサー1〜22は、たとえば、建物内に配置される。そして、センサー1〜9は、たとえば、湿度センサーからなり、センサー10〜12,15,17〜21は、たとえば、照明センサーからなり、センサー13,14,16,22は、たとえば、温度センサーからなる。また、センサー1〜5は、たとえば、建物内の1階に配置され、センサー6〜10は、たとえば、建物内の2階に配置され、センサー11〜15は、たとえば、建物内の3階に配置され、センサー16〜22は、たとえば、建物内の4階に配置される。
センサー1〜9は、配置された建物内の湿度を検出する。センサー10〜12,15,17〜21は、配置された建物内の明るさを検出する。センサー13,14,16,22は、配置された建物内の温度を検出する。
この発明においては、「湿度」、「明るさ」、「温度」、「1階」、「2階」、「3階」および「4階」は、センサーの属性を構成する。
そして、センサー1〜22の各々は、自己が問合せQUERYの対象である場合、後述する方法によって、ユニキャストと、ジオキャストとによって問合せQUERYをシンク30から受信する。なお、ジオキャストとは、「センサーの属性によって指定された一部のセンサーが存在する対象領域内におけるブロードキャスト」を言う。
センサー1〜22の各々は、問合せQUERYを受信すると、自己が検出した検出データ(湿度、明るさ、および温度)を後述する方法によってシンク30へ送信する。
また、センサー1〜22の各々は、自己が問合せQUERYの対象外であるとき、問合せQUERYを中継する。
シンク30は、センサーの属性と、センサーの属性に対応するセンサーのIDと、センサーのIDに対応するセンサーの位置情報とを含むテーブルTBLを保持する。そして、シンク30は、ユーザから指示DIRを受信する。この指示DIRは、複数のセンサー1〜22のうち、ユーザが検出データの送信を希望する一部のセンサーを指定する属性を含む。たとえば、ユーザが温度データの送信を希望した場合、指示DIRは、「温度」という属性を含む。ユーザが湿度データ、明るさデータ、1階に配置されたセンサーの情報、2階に配置されたセンサーの情報、3階に配置されたセンサーの情報および4階に配置されたセンサーの情報を希望する場合も、同様である。
シンク30は、ユーザから指示DIRを受信すると、その受信した指示DIRに含まれる属性を解析し、テーブルTBLを参照してユーザが検出データの送信を希望している一部のセンサーを特定する。そして、シンク30は、その特定した一部のセンサーの位置情報に基づいて、後述する方法によって、問合せQUERYを送信する対象領域TREGを決定し、その決定した対象領域TREG内のセンサーのうち、自己に最も近いセンサーNSを検出する。その後、シンク30は、自己からセンサーNSまで問合せQUERYをユニキャストするための無線通信経路RTを後述する方法によって決定し、その決定した無線通信経路RTと、ユーザから指示された属性と、対象領域TREGとを含む問合せQUERYを生成する。そうすると、シンク30は、その生成した問合せQUERYを無線通信経路RTに沿ってユニキャストする。
また、シンク30は、問合せQUERYの対象であるセンサーの検出データをセンサーNSから受信する。
図2は、図1に示すセンサー1の構成を示す概略ブロック図である。図2を参照して、センサー1は、アンテナ101と、通信制御部102と、データ検出部103とを含む。アンテナ101は、通信制御部102からのデータを送信するとともに、他のセンサーまたはシンク30から受信したデータおよび問合せQUERY等を通信制御部102へ出力する。
通信制御部102は、センサー1の位置情報を保持している。そして、通信制御部102は、アンテナ101を介して問合せQUERYを受信すると、問合せQUERYに含まれる対象領域TREGに基づいて、センサー1が問合せQUERYの対象であるか否かを判定する。より具体的には、通信制御部102は、センサー1の位置情報と、対象領域TREGとに基づいて、センサー1が対象領域TREGに含まれるか否かを判定し、センサー1が対象領域TREGに含まれるとき、センサー1が問合せQUERYの対象であると判定し、センサー1が対象領域TREGに含まれないとき、センサー1が問合せQUERYの対象外であると判定する。
通信制御部102は、センサー1が問合せQUERYの対象であると判定したとき、データ検出部103から検出データを取り出し、その取り出した検出データをアンテナ101を介して送信するとともに、問合せQUERYをアンテナ101を介して中継する。
また、通信制御部102は、センサー1が問合せQUERYの対象外であると判定したとき、問合せQUERYに含まれる無線通信経路RTを参照して、センサー1が問合せQUERYを中継すべきか否かを判定する。より具体的には、通信制御部102は、センサー1が無線通信経路RT上のセンサーに含まれているとき、センサー1が問合せQUERYを中継すべきと判定し、センサー1が無線通信経路RT上のセンサーに含まれていないとき、センサー1が問合せQUERYを中継しなくてもよいと判定する。
そして、通信制御部102は、センサー1が問合せQUERYを中継すべきと判定したとき、無線通信経路RTに沿って問合せQUERYをアンテナ101を介して中継し、センサー1が問合せQUERYを中継しなくてもよいと判定したとき、問合せQUERYを破棄する。
データ検出部103は、センサー1が配置された建物内の湿度を検出し、その検出した湿度データを保持する。
なお、図1に示すセンサー2〜22の各々も、図2に示すセンサー1の構成と同じ構成からなる。この場合、センサー10〜12,15,17〜21のデータ検出部103は、センサー10〜12,15,17〜21が配置された建物内の明るさを検出し、その検出した明るさデータを保持する。また、センサー13,14,16,22のデータ検出部103は、センサー13,14,16,22が配置された建物内の温度を検出し、その検出した温度データを保持する。
図3は、図1に示すシンク30の構成を示す概略ブロック図である。図3を参照して、シンク30は、アンテナ301と、通信部302と、制御部303と、表示部304と、受付部305と、経路決定部306と、データ保持部307とを含む。
アンテナ301は、通信部302から受けた問合せQUERYを送信するとともに、センサー1〜22から受けた検出データを通信部302へ出力する。
通信部302は、制御部303から受けた問合せQUERYをアンテナ301へ出力するとともに、アンテナ301から受けた検出データを制御部303へ出力する。
制御部303は、受付部305から指示DIRを受けると、その受けた指示DIRに含まれる属性を解析し、データ保持部307に保持されているテーブルTBLを参照してユーザが検出データの送信を希望している一部のセンサーを特定する。そして、制御部303は、その特定した一部のセンサーの位置情報に基づいて、後述する方法によって、問合せQUERYを送信する対象領域TREGを決定し、その決定した対象領域TREG内のセンサーのうち、自己に最も近いセンサーNSを検出する。その後、制御部303は、自己からセンサーNSまで問合せQUERYをユニキャストするための無線通信経路RTを決定するように経路決定部306を制御するとともに、経路決定部306から無線通信経路RTを受けると、無線通信経路RTと、ユーザから指示された属性と、対象領域TREGとを含む問合せQUERYを生成する。そうすると、制御部303は、その生成した問合せQUERYを通信部302およびアンテナ301を介して無線通信経路RTに沿ってユニキャストする。
また、制御部303は、通信部302から検出データを受けると、その受けた検出データをデータ保持部307に格納するとともに、検出データを表示部304に表示する。
表示部304は、制御部303から受けた検出データを視覚情報としてユーザに与える。受付部305は、ユーザからの指示DIRを受付け、その受付けた指示DIRを制御部303へ出力する。
経路決定部306は、制御部303からの制御に従って、シンク30からセンサーNSまで問合せQUERYをユニキャストするための無線通信経路RTを後述する方法によって決定し、その決定した無線通信経路RTを制御部303へ出力する。
データ保持部307は、テーブルTBLおよび検出データを保持する。
図4は、問合せQUERYの構成を示す概略図である。図4を参照して、問合せQUERYは、ヘッダと、属性と、対象領域TREGと、無線通信経路RTとを含む。ヘッダは、[送信先/送信元]からなる。送信先は、問合せQUERYが無線通信経路RTに沿ってユニキャストされるときの各無線リンクにおける送信先であり、送信元は、問合せQUERYが無線通信経路RTに沿ってユニキャストされるときの各無線リンクにおける送信元である。
たとえば、問合せQUERYがシンク30−センサー1−センサー2−センサー3−センサー4からなる経路に沿ってユニキャストされる場合、最初の無線リンクにおいて、送信元は、シンク30であり、送信先は、センサー1である。また、2番目の無線リンクにおいて、送信元は、センサー1であり、送信先は、センサー2である。そして、以下、同様に、3番目の無線リンクおよび4番目の無線リンクにおいて、送信元および送信先が決定される。このように、送信先および送信元は、問合せQUERYが中継される度に変更される。
なお、問合せQUERYが対象領域TREG内でブロードキャスト(=ジオキャスト)される場合、ヘッダは、ブロードキャストアドレスからなる。
図5は、図4に示すデータ保持部307が保持するテーブルTBLの構成を示す図である。図5を参照して、テーブルTBLは、属性と、IDと、位置情報とを含む。属性、IDおよび位置情報は、相互に対応付けられる。
属性は、センサーの属性からなる。IDは、各属性に対応するセンサーのIDからなる。位置情報は、各属性に対応するセンサーの位置情報からなる。
より具体的には、属性は、湿度、明るさ、温度、1階、2階、3階および4階からなる。そして、湿度の属性に対応するセンサーのIDは、ID1〜ID9であり、明るさの属性に対応するセンサーのIDは、ID10〜ID12,ID15,ID17〜ID21である。また、温度の属性に対応するセンサーのIDは、ID13,ID14,ID16,ID22であり、1階の属性に対応するセンサーのIDは、ID1〜ID5である。さらに、2階の属性に対応するセンサーのIDは、ID6〜ID10であり、3階の属性に対応するセンサーのIDは、ID11〜ID15であり、4階の属性に対応するセンサーのIDは、ID16〜ID22である。
さらに、湿度の属性に対応するセンサーの位置情報は、[x1,y1]〜[x9,y9]であり、明るさの属性に対応するセンサーのIDは、[x10,y10]〜[x12,y12],[x15,y15],[x17,y17]〜[x21,y21]である。また、温度の属性に対応するセンサーのIDは、[x13,y13],[x14,y14],[x16,y16],[x22,y22]であり、1階の属性に対応するセンサーのIDは、[x1,y1]〜[x5,y5]である。さらに、2階の属性に対応するセンサーのIDは、[x6,y6]〜[x10,y10]であり、3階の属性に対応するセンサーのIDは、[x11,y11]〜[x15,y15]であり、4階の属性に対応するセンサーのIDは、[x16,y16]〜[x22,y22]である。
なお、シンク30は、図5に示すテーブルTBLを事前に作成して保持している。つまり、シンク30は、センサー1〜22の位置情報を事前に保持している。
問合せQUERYを送信する対象領域TREGの決定方法について説明する。図6は、対象領域TREGの決定方法を説明するための第1の図である。また、図7は、対象領域TREGの決定方法を説明するための第2の図である。
図6を参照して、シンク30の制御部303は、温度からなる属性を含む指示DIRを受付部305から受けると、指示DIRの属性(=温度)を参照して、属性が「温度」であることを検出する。そして、制御部303は、データ保持部307からテーブルTBLを読み出し、その読み出したテーブルTBLを参照して、「温度」の属性に対応するセンサーのID13,ID14,ID16,ID22および位置情報[x13,y13],[x14,y14],[x16,y16],[x22,y22]を検出する。
これによって、制御部303は、問合せQUERYを送信する対象となるセンサーがセンサー13,14,16,22であることを検知する。
そして、制御部303は、検出した位置情報[x13,y13],[x14,y14],[x16,y16],[x22,y22]の中から最小のX座標Xminと、最大のX座標Xmaxと、最小のY座標Yminと、最大のY座標Ymaxとを検出し、座標[Xmin,Ymin]〜[Xmax,Ymax]の範囲内の領域を対象領域TREGとして検出する(図7参照)。すなわち、制御部303は、x=Xminからなる直線L1と、x=Xmaxからなる直線L2と、y=Yminからなる直線L3と、y=Ymaxからなる直線L4とによって囲まれた領域を対象領域TREGとして検出する。
そうすると、制御部303は、自己が保持しているシンク30の位置情報[x0,y0]と、センサー13,14,16,22の位置情報[x13,y13],[x14,y14],[x16,y16],[x22,y22]とに基づいて、対象領域TREGに含まれるセンサー13,14,16,22のうち、シンク30に最も近い位置に存在するセンサー13を選択する。
そして、制御部303は、シンク30に最も近い位置に存在するセンサー13を検出すると、その検出したセンサー13のID13を経路決定部306へ出力し、シンク30からセンサー13への無線通信経路RTを決定するように経路決定部306を制御する。
図8は、無線通信経路RTを決定する方法を説明するための図である。経路決定部306は、制御部303からセンサー13のID13を受けると、データ保持部307からテーブルTBLを読出し、その読出したテーブルTBLと、ID13とに基づいて、シンク30からセンサー13までの無線通信経路RTを決定する。より具体的には、経路決定部306は、テーブルTBLに記載されたセンサー1〜22の位置情報[x1,y1]〜[x22,y22]を検出し、その検出した位置情報[x1,y1]〜[x22,y22]に基づいて、センサー1〜22の配置位置を把握し、センサー1〜22の配置位置に基づいて、シンク30からセンサー13までのホップ数が最小となるシンク30−センサー10−センサー11−センサー12−センサー13からなる経路を無線通信経路RTとして決定する。そして、経路決定部306は、その決定した無線通信経路RTを制御部303へ出力する。
図9は、問合せQUERYを対象領域TREGへ送信する方法を説明するための図である。シンク30の制御部303は、経路決定部306から無線通信経路RTを受けると、[センサー10/シンク30]からなるヘッダと、「温度」からなる属性と、対象領域TREG(=[Xmin,Ymin]〜[Xmax,Ymax])と、無線通信経路RT(=シンク30−センサー10−センサー11−センサー12−センサー13)とを含む問合せQUERY=[センサー10/シンク30/温度/[Xmin,Ymin]〜[Xmax,Ymax]/シンク30−センサー10−センサー11−センサー12−センサー13]を生成し、その生成した問合せQUERY=[センサー10/シンク30/温度/[Xmin,Ymin]〜[Xmax,Ymax]/シンク30−センサー10−センサー11−センサー12−センサー13]を通信部302およびアンテナ301を介してユニキャストによってセンサー10へ送信する。
センサー10の通信制御部102は、シンク30から問合せQUERY=[センサー10/シンク30/温度/[Xmin,Ymin]〜[Xmax,Ymax]/シンク30−センサー10−センサー11−センサー12−センサー13]を受信し、その受信した問合せQUERYの対象領域TREG(=[Xmin,Ymin]〜[Xmax,Ymax])を参照して、上述した方法によって、センサー10が対象領域TREGに含まれていないと判定する。そして、センサー10の通信制御部102は、問合せQUERYの無線通信経路RT(=シンク30−センサー10−センサー11−センサー12−センサー13)を参照して、問合せQUERYをセンサー11へ中継すべきことを検知し、ヘッダを[センサー11/センサー10]に変えた問合せQUERY=[センサー11/センサー10/温度/[Xmin,Ymin]〜[Xmax,Ymax]/シンク30−センサー10−センサー11−センサー12−センサー13]を生成し、その生成した問合せQUERY=[センサー11/センサー10/温度/[Xmin,Ymin]〜[Xmax,Ymax]/シンク30−センサー10−センサー11−センサー12−センサー13]をアンテナ101を介してセンサー11へ中継する。
センサー11および12の通信制御部102は、センサー10の通信制御部102と同じ動作によって、問合せQUERYをそれぞれセンサー12,13へ中継する。
これによって、問合せQUERYは、ユニキャストによってシンク30からセンサー13へ送信される。
センサー13の通信制御部102は、センサー12から問合せQUERY=[センサー13/センサー12/温度/[Xmin,Ymin]〜[Xmax,Ymax]/シンク30−センサー10−センサー11−センサー12−センサー13]を受信し、その受信した問合せQUERY=[センサー13/センサー12/温度/[Xmin,Ymin]〜[Xmax,Ymax]/シンク30−センサー10−センサー11−センサー12−センサー13]の対象領域TREG(=[Xmin,Ymin]〜[Xmax,Ymax])を参照して、センサー13が対象領域TREGに含まれるセンサーであり、かつ、ユニキャストによって問合せQUERYを送信する最終的な送信先のセンサーであることを検知する。
そうすると、センサー13の通信制御部102は、受信した問合せQUERYを対象領域TREG内でブロードキャスト(=ジオキャスト)する。そして、対象領域TREG内のセンサー14〜16,22の通信制御部102も、問合せQUERYを対象領域TREG内でブロードキャストする。
これによって、対象領域TREG内に存在するセンサー13,14,16,22の通信制御部102は、問合せQUERY=[ブロードキャストアドレス/温度/[Xmin,Ymin]〜[Xmax,Ymax]]を受信する。
そして、センサー13,14,16,22の通信制御部102は、問合せQUERYの属性(=温度)を参照して、センサー13,14,16,22の検出データの送信が要求されていることを検知し、データ検出部103からそれぞれ温度データT13,T14,T16,T22を読み出す。
なお、センサー15の通信制御部102も、問合せQUERY=[ブロードキャストアドレス/温度/[Xmin,Ymin]〜[Xmax,Ymax]]を受信するが、センサー15の属性が「明るさ」であり、問合せQUERYの属性(=温度)と異なるので、センサー15の通信制御部102は、データ検出部103から検出データを読み出すことなく、問合せQUERYを破棄する。
図10は、対象領域TREG内のセンサーが検出データをシンク30へ送信する方法を説明するための図である。
図10を参照して、対象領域TREG内に存在するセンサー13,14,16,22のうち、シンク30に最も近い位置に存在するセンサー13以外のセンサー14,16,22の通信制御部102は、データ検出部103からそれぞれ読み出した温度T14,T16,T22を検出データとしてセンサー13へ送信する。この場合、センサー14,16の通信制御部102は、それぞれ、温度T14,T16をセンサー13へ直接送信し、センサー22の通信制御部102は、温度T22をセンサー15を介してセンサー13へ送信する。
そして、センサー13の通信制御部102は、センサー14,16,22から送信された温度T14,T16,T22を受信し、その受信した温度T14,T16,T22と、センサー13が検出した温度T13とをまとめて検出データ=[T13,T14,T16,T22]を作成し、その作成した検出データ=[T13,T14,T16,T22]を無線通信経路RTに沿ってユニキャストによりシンク30へ送信する。この場合、センサー12,11,10は、検出データ=[T13,T14,T16,T22]を中継する。
そうすると、シンク30の制御部303は、アンテナ301および通信部302を介して、検出データ=[T13,T14,T16,T22]を受信し、その受信した検出データ=[T13,T14,T16,T22]をデータ保持部307に格納するとともに、検出データ=[T13,T14,T16,T22]を表示部304へ出力する。そして、シンク30の表示部304は、検出データ=[T13,T14,T16,T22]を視覚情報としてユーザに与える。これによって、ユーザは、所望の温度データを取得できる。
図11は、問合せQUERYを対象領域TREGへ送信する他の方法を説明するための図である。図11を参照して、シンク30の制御部303は、上述した方法によって、問合せQUERYを送信する対象領域TREGを決定すると、問合せQUERYをユニキャストによって送信するときの送信先を対象領域TREG内の中央に存在するセンサー15と決定する。
そして、制御部303は、問合せQUERYのユニキャストによる送信先(=センサー15)を決定すると、センサー15のID15を経路決定部306へ出力する。経路決定部306は、センサー15のID15を受けると、データ保持部307からテーブルTBLを読出し、その読出したテーブルTBLを参照して、上述した方法によって、問合せQUERYをシンク30からセンサー15へユニキャストによって送信するための無線通信経路RT'(=シンク30−センサー10−センサー11−センサー12−センサー15)を決定し、その決定した無線通信経路RT'を制御部303へ出力する。
そうすると、シンク30の制御部303は、上述した方法によって、無線通信経路RT'を含む問合せQUERYを作成し、その作成した問合せQUERYを無線通信経路RT'に沿ってユニキャストによりセンサー15へ送信する。この場合、センサー10,11,12の通信制御部102は、問合せQUERYをそれぞれセンサー11,12,15へ中継する。これによって、問合せQUERYは、ユニキャストによってセンサー15へ送信される。
そして、センサー15の通信制御部102は、問合せQUERY=[センサー15/センサー12/温度/[Xmin,Ymin]〜[Xmax,Ymax]/シンク30−センサー10−センサー11−センサー12−センサー15]を受信し、その受信した問合せQUERY=[センサー15/センサー12/温度/[Xmin,Ymin]〜[Xmax,Ymax]/シンク30−センサー10−センサー11−センサー12−センサー15]の対象領域TREG(=[Xmin,Ymin]〜[Xmax,Ymax])を参照して、センサー15が対象領域TREGに含まれるセンサーであり、かつ、ユニキャストによって問合せQUERYを送信する最終的な送信先のセンサーであることを検知する。
そうすると、センサー15の通信制御部102は、受信した問合せQUERYを対象領域TREG内でブロードキャスト(=ジオキャスト)する。そして、対象領域TREG内のセンサー13,14,16,22の通信制御部102も、問合せQUERYを対象領域TREG内でブロードキャストする。
これによって、対象領域TREG内に存在するセンサー13,14,16,22の通信制御部102は、問合せQUERY=[ブロードキャストアドレス/温度/[Xmin,Ymin]〜[Xmax,Ymax]]を受信する。
そして、センサー13,14,16,22の通信制御部102は、問合せQUERYの属性(=温度)を参照して、センサー13,14,16,22の検出データの送信が要求されていることを検知し、データ検出部103からそれぞれ温度データT13,T14,T16,T22を読み出す。
図12は、対象領域TREG内のセンサーが検出データをシンク30へ送信する他の方法を説明するための図である。
図12を参照して、対象領域TREG内に存在するセンサー13,14,16,22の通信制御部102は、データ検出部103からそれぞれ読み出した温度T13,T14,T16,T22を検出データとしてセンサー15へ送信する。
そして、センサー15の通信制御部102は、センサー13,14,16,22から送信された温度T13,T14,T16,T22を受信し、その受信した温度T13,T14,T16,T22をまとめて検出データ=[T13,T14,T16,T22]を作成し、その作成した検出データ=[T13,T14,T16,T22]を無線通信経路RT'に沿ってユニキャストによりシンク30へ送信する。この場合、センサー12,11,10は、検出データ=[T13,T14,T16,T22]を中継する。
そうすると、シンク30の制御部303は、アンテナ301および通信部302を介して、検出データ=[T13,T14,T16,T22]を受信し、その受信した検出データ=[T13,T14,T16,T22]をデータ保持部307に格納するとともに、検出データ=[T13,T14,T16,T22]を表示部304へ出力する。そして、シンク30の表示部304は、検出データ=[T13,T14,T16,T22]を視覚情報としてユーザに与える。これによって、ユーザは、所望の温度データを取得できる。
上述したように、この発明においては、問合せQUERYは、ユニキャストと、対象領域TREG内におけるブロードキャスト(=ジオキャスト)とによってユーザが検出データの送信を希望するセンサー13,14,16,22へ送信される。
したがって、この発明によれば、問合せQUERYをセンサー1〜22へブロードキャストする場合よりも問合せQUERYを送信するときのオーバーヘッドを低減でき、問合せQUERYを効率的に送信できる。
また、この発明においては、ユーザが検出データの送信を希望したセンサー13,14,16,22のうち、シンク30に最も近いセンサー13または対象領域TREGの中央に配置されたセンサー15が検出データをまとめてシンク30へ送信する。
したがって、この発明によれば、センサー13,14,16,22が検出データをシンク30へ独立に送信する場合に比べ、検出データを送信するときのオーバーヘッドを低減でき、検出データを効率的にシンク30へ送信できる。
上記においては、「温度」からなる属性を含む問合せQUERYを送信する場合について説明したが、属性が「湿度」、「明るさ」、「1階」、「2階」、「3階」および「4階」からなる場合も、上述した動作と同じ動作に従って、対象領域TREGが決定されるとともに、対象領域TREGのうち、シンク30に最も近い位置に存在するセンサーまたは対象領域TREGの中央に存在するセンサーまでの無線通信経路が決定され、問合せQUERYがその決定された無線通信経路に沿ったユニキャストと対象領域TREG内におけるブロードキャスト(=ジオキャスト)とによって対象のセンサーへ送信される。そして、湿度等の検出データが1つのセンサーによってまとめられてシンク30へ送信される。
また、上記においては、属性が1つである場合について説明したが、属性が2以上である場合も、上述した動作と同じ動作に従って、対象領域TREGが決定されるとともに、対象領域TREGのうち、シンク30に最も近い位置に存在するセンサーまたは対象領域TREGの中央に存在するセンサーまでの無線通信経路が決定され、問合せQUERYがその決定された無線通信経路に沿ったユニキャストと対象領域TREG内におけるブロードキャスト(=ジオキャスト)とによって対象のセンサーへ送信される。そして、湿度等の2以上の検出データが1つのセンサーによってまとめられてシンク30へ送信される。
さらに、上記においては、属性は、「温度」、「湿度」、「明るさ」、「1階」、「2階」、「3階」および「4階」からなると説明したが、この発明においては、これに限らず、属性は、センサーの種類、センサーの配置位置、センサーの感度およびセンサーの使用環境等のセンサーを識別可能なものであれば、どのようなものであってもよい。
さらに、上記においては、シンク30は、センサー1〜22の位置情報を事前に保持していると説明したが、この発明においては、これに限らず、各センサー1〜22は、GPS(Global Positioning System)を搭載しており、GPSによって自己の位置を検出し、その検出した位置の位置情報をシンク30へ送信するようにしてもよい。
さらに、上記においては、問合せQUERYは、対象領域TREGを含むと説明したが、この発明においては、これに限らず、問合せQUERYは、対象領域TREGに代えて対象領域TREG内に存在するセンサーのIDを含んでいてもよい。この場合、問合せQUERYをユニキャストによって中継するセンサーは、問合せQUERYに含まれるセンサーのIDと自己のIDとを比較し、問合せQUERYが自己宛てでないことを検知し、問合せQUERYを中継する。
さらに、上記においては、対象領域TREGは、四角形からなると説明したが、この発明においては、これに限らず、対象領域TREGは、座標[Xmin,Ymin]と座標[Xmax,Ymax]との間の距離を直径とする円形からなっていてもよく、その他の形状からなっていてもよい。
さらに、上記においては、問合せQUERYは、対象領域TREGに存在するセンサーのうち、シンク30に最も近い位置に存在するセンサーまたは対象領域TREGの中央に配置されたセンサーへユニキャストによって送信される場合について説明したが、この発明においては、問合せQUERYは、好ましくは、対象領域TREGに存在するセンサーのうち、シンク30に最も近い位置に存在するセンサーへユニキャストによって送信される。対象領域TREGに存在するセンサーのうち、シンク30に最も近い位置に存在するセンサーへ問合せQUERYが送信される場合の方が無線通信のオーバーヘッドを小さくでき、問合せQUERYを効率的に送信できるからである。
さらに、上記においては、問合せQUERYを対象領域TREG内のセンサー13,14,16,22へ送信し、センサー13,14,16,22の検出データをシンク30へ送信するセンサーネットワーク100について説明したが、この発明によるセンサーネットワークは、各々がデータを検出する複数のセンサーと、問合せQUERYを無線通信によって複数のセンサーのうちの一部のセンサーへ送信するシンク30とを備えていればよい。問合せQUERYを一部のセンサーへ送信することによって問合せQUERYを全てのセンサーへ送信する場合よりも無線通信のオーバーヘッドを小さくでき、問合せQUERYを効率的に送信できるからである。
さらに、この発明によるセンサーネットワークは、問合せQUERYをブロードキャストによってセンサー1〜22へ送信し、対象領域TREG内に存在するセンサー13,14,16,22の検出データをセンサー13または15がまとめてシンク30へ送信するものであればよい。対象領域TREG内に存在するセンサー13,14,16,22の検出データをまとめてシンク30へ送信することによって、シンク30が検出データを収集する場合のオーバーヘッドを低減でき、検出データを効率的に収集できるからである。
さらに、この発明においては、問合せQUERYは、センサーの属性によって検出データを送信すべき一部のセンサー13,14,16,22を複数のセンサー1〜22の中から特定し、かつ、その特定した一部のセンサー13,14,16,22に検出データ(=温度データ)の送信を要求するための「送信要求」を構成する。
さらに、センサー13,14,16,22は、「一部のセンサー」を構成し、シンク30は、「無線装置」を構成する。
さらに、センサー13は、「第1のセンサー」を構成し、センサー1〜9は、「m(mは正の整数)個のセンサー」を構成し、センサー10〜12,15,17〜21またはセンサー13,14,16,22は、「n(nは正の整数)個のセンサー」を構成し、センサー1〜5は、「m(mは正の整数)個のセンサー」を構成し、センサー6〜10、センサー11〜15およびセンサー16〜22のいずれかは、「n(nは正の整数)個のセンサー」を構成する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、問合せを効率的に送信可能なセンサーネットワークに適用される。また、この発明は、検出データを効率的に収集可能なセンサーネットワークに適用される。
この発明の実施の形態によるセンサーネットワークの概略図である。 図1に示すセンサーの構成を示す概略ブロック図である。 図1に示すシンクの構成を示す概略ブロック図である。 問合せの構成を示す概略図である。 図4に示すデータ保持部が保持するテーブルの構成を示す図である。 対象領域の決定方法を説明するための第1の図である。 対象領域の決定方法を説明するための第2の図である。 無線通信経路を決定する方法を説明するための図である。 問合せを対象領域へ送信する方法を説明するための図である。 対象領域内のセンサーが検出データをシンクへ送信する方法を説明するための図である。 問合せを対象領域へ送信する他の方法を説明するための図である。 対象領域内のセンサーが検出データをシンクへ送信する他の方法を説明するための図である。
符号の説明
1〜22 センサー、30 シンク、100 センサーネットワーク、101,301 アンテナ、102 通信制御部、103 データ検出部、302 通信部、303 制御部、304 表示部、305 受付部、306 経路決定部、307 データ保持部。

Claims (13)

  1. 各々がデータを検出する複数のセンサーと、
    センサーの属性によって検出データを送信すべき一部のセンサーを前記複数のセンサーの中から特定し、かつ、その特定した一部のセンサーに前記検出データの送信を要求するための送信要求を無線通信によって前記一部のセンサーへ送信する無線装置とを備えるセンサーネットワーク。
  2. 前記無線装置は、ユニキャストと前記一部のセンサーが存在する対象領域内におけるブロードキャストとによって前記送信要求を前記一部のセンサーへ送信する、請求項1に記載のセンサーネットワーク。
  3. 前記無線装置は、前記センサーの識別子と前記識別子に対応するセンサーの位置情報とに基づいて、前記対象領域を決定する、請求項2に記載のセンサーネットワーク。
  4. 前記無線装置は、自己から前記対象領域までの無線通信経路を決定し、その決定した無線通信経路に沿って前記送信要求をユニキャストする、請求項2または請求項3に記載のセンサーネットワーク。
  5. 前記無線装置は、前記複数のセンサーの位置情報に基づいて、自己から前記対象領域までのホップ数が最小になるように前記無線通信経路を決定する、請求項4に記載のセンサーネットワーク。
  6. 前記無線装置は、前記一部のセンサーの位置情報に基づいて、前記対象領域内のセンサーから自己に最も近い位置に存在する第1のセンサーを選択し、その選択した第1のセンサーへ前記無線通信経路に沿って前記送信要求をユニキャストし、
    前記第1のセンサーは、前記無線装置から受信した送信要求を前記対象領域内でブロードキャストする、請求項5に記載のセンサーネットワーク。
  7. 前記無線装置は、前記一部のセンサーの位置情報に基づいて、前記対象領域内の中央部に存在する第1のセンサーを選択し、その選択した第1のセンサーへ前記無線通信経路に沿って前記送信要求をユニキャストし、
    前記第1のセンサーは、前記無線装置から受信した送信要求を前記対象領域内でブロードキャストする、請求項5に記載のセンサーネットワーク。
  8. 前記無線装置は、前記無線通信経路を前記送信要求に含めてユニキャストし、
    前記無線装置から前記一部のセンサーまでの間に存在するセンサーは、前記送信要求に含まれる前記無線通信経路を参照して前記送信要求を前記第1のセンサーへ中継する、請求項6または請求項7に記載のセンサーネットワーク。
  9. 前記送信要求は、前記一部のセンサーの識別子を含み、
    前記無線装置から前記一部のセンサーまでの間に存在するセンサーは、前記送信要求に含まれる前記一部のセンサーの識別子を参照して前記送信要求を前記第1のセンサーへ中継する、請求項6から請求項8のいずれか1項に記載のセンサーネットワーク。
  10. 前記一部のセンサーは、自己の検出データを前記第1のセンサーへ送信し、
    前記第1のセンサーは、前記一部のセンサーから受信した検出データをまとめて前記無線通信経路に沿って前記無線装置へユニキャストする、請求項5から請求項9のいずれか1項に記載のセンサーネットワーク。
  11. 前記複数のセンサーは、
    第1の種類のデータを検出するm(mは正の整数)個のセンサーと、
    前記第1の種類と異なる第2の種類のデータを検出するn(nは正の整数)個のセンサーとを含む、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のセンサーネットワーク。
  12. 前記複数のセンサーは、
    建物内の第1のフロアに配置されたm(mは正の整数)個のセンサーと、
    前記第1のフロアと異なる第2のフロアに配置されたn(nは正の整数)個のセンサーとを含む、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のセンサーネットワーク。
  13. 前記無線装置は、前記一部のセンサーを指定する指示を外部から受け、その受けた指示に基づいて前記送信要求を生成してユニキャストする、請求項1から請求項12のいずれか1項に記載のセンサーネットワーク。
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