JP2008175452A - 空気調和方法及び空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 蒸発器の乾き度がその時の状況(負荷の大きさやサイクルバランス)に応じた乾き度になるように制御することにより、蒸発器性能の変動を防止することができる空気調和方法及び装置の提供。
【解決手段】 膨張弁4と蒸発器6との間に気液分離器5を接続し、該気液分離器5は該気液分離器5で分離された液冷媒部分を蒸発器6に接続する一方、ガス冷媒部分をバイパス配管8を介して蒸発器6の出口側に接続し、バイパス配管8に該パイパス配管8を流れるガス冷媒の流量を可変制御可能な可変絞り機構9を介装させ、蒸発器6の制御すべき目標の乾き度Xを割り出し、該目標の乾き度Xになるように可変絞り機構9の絞り量を制御するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空気調和方法及び空気調和装置に関する。
従来、空気調和装置として、圧縮機、凝縮器、第1冷媒流量制御装置(膨張弁)、蒸発器を主な構成部品として備え、これら構成部品を順次主配管で接続した空気調和装置であって、前記第1冷媒流量制御装置(膨張弁)と蒸発器との間に接続した気液分離器と、第2冷媒流量制御装置を備え、かつ、この第2冷媒流量制御装置の一端を前記気液分離器に接続し、その他端を前記蒸発器から前記圧縮機に至る前記主配管に接続したバイパス配管とを備えた構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
以上のように、バイパス配管により第2冷媒流量制御装置の一端を前記気液分離器のガス側に接続し、その他端を蒸発器から圧縮機に至る主配管に接続することにより、以下に列挙する効果が得られる。
(イ)オイルブリードが不要となるため、オイル戻し不良による圧縮機の不具合がなくなる。
(ロ)オイルトラップがなくなるため、オイル封入量が少なくてすむ。
(ハ)低流量時でも圧縮機へのオイル供給ができ圧縮機吐出ガス温度(Td)が低くなるため、圧力を上昇させることで冷房性能を向上できる。
(ニ)液冷媒のみ蒸発器に戻すことにより、蒸発器入口の各チューブへの液冷媒分布が均一になる。
特開2002−61966号公報
しかしながら、従来例の空気調和装置にあっては、気液分離器のガスを第2冷媒流量制御装置を経由して蒸発器の出口側流路に接続した構造であるが、第2冷媒流量制御装置は、バイパス配管の通路抵抗を一定の値に固定設定可能に構成されたものであるため、以下に述べるような問題点があった。
即ち、蒸発器の乾き度は、負荷の大きさやサイクルバランス等の状況変化に応じて変動するため、バイパス配管のガス冷媒流量が一定の値に固定設定されていると、例えば、蒸発器の乾き度の変動に対し、パイパス配管のガス冷媒流量が少ない場合、気液分離器においてガス冷媒が抜けきれないので、液冷媒の水位がだんだん低下し、高圧側へ冷媒が溜まり、圧縮機吐出ガス温度(Td)が上昇する。
蒸発器入口にもガス冷媒が流入し始め、冷房に有効な液冷媒流量が減少することで、蒸発器性能が低下する。
蒸発器性能が低下することで、圧縮機吐出ガス温度(Td)が低下し、低圧側に液冷媒が溜まることでも圧縮機吐出ガス温度(Td)が低下する。
以上の繰り返しにより、蒸発器性能が変動することで、蒸発器の吹き出し温度がハンチングを引き起こす。
また、蒸発器性能が変動することで、サイクル内では、圧力ハンチングも起きる。
液→液・ガス→ガスのように蒸発器入力の状態が変化することにより、冷媒の流動音が発生し易くなる。
本発明の解決しようとする課題は、蒸発器の乾き度がその時の状況(負荷の大きさやサイクルバランス)に応じた乾き度になるように制御することにより、蒸発器性能の変動を防止することができる空気調和装置を提供することにある。
上記課題を解決するため請求項1記載の空気調和方法は、圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器を主な構成部品として備え、これら構成部品を順次主配管で接続した空気調和装置において、前記膨張弁と蒸発器との間に気液分離器を接続し、該気液分離器は該気液分離器で分離された液冷媒部分を前記蒸発器に接続する一方、ガス冷媒部分をバイパス配管を介して蒸発器の出口側に接続し、前記バイパス配管に該パイパス配管を流れるガス冷媒の流量を可変制御可能な可変絞り機構を介装させ、蒸発器の制御すべき目標の乾き度を割り出し、該目標の乾き度になるように可変絞り機構の絞り量を制御するようにしたことを特徴とする手段とした。
請求項3記載の空気調和装置は、圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器を主な構成部品として備え、これら構成部品を順次主配管で接続した空気調和装置であって、前記膨張弁と蒸発器との間に気液分離器が接続され、該気液分離器は該気液分離器で分離された液冷媒部分が前記蒸発器に接続される一方、ガス冷媒部分がバイパス配管を介して蒸発器の出口側に接続され、前記バイパス配管に該パイパス配管を流れるガス冷媒の流量を可変制御可能な可変絞り機構が介装され、前記膨張弁入力圧力を検出する第1圧力検出手段と、膨張弁入力温度を検出する第1温度検出手段と、蒸発器入力圧力を検出する第2圧力検出手段と、前記第1圧力検出手段で検出された膨張弁入力圧力と前記第1温度検出手段で検出された膨張弁入力温度と前記第2圧力検出手段で検出された蒸発器入力圧力から前記蒸発器の制御すべき目標の乾き度を割り出す乾き度割り出し手段と、該乾き度割り出し手段で割り出された目標の乾き度になるように前記可変絞り機構の絞り量を制御する絞り量制御手段が備えられていることを特徴とする手段とした。
本発明では、上述のように、バイパス配管に該パイパス配管を流れるガス冷媒の流量を可変制御可能な可変絞り機構を介装させ、蒸発器の制御すべき目標の乾き度を割り出し、該目標の乾き度になるように前記可変絞り機構の絞り量を制御するようにしたことで、蒸発器入口への液冷媒とガス冷媒が安定して入ってきた乾き度にバランスした状態で流出するようになる。
従って、蒸発器の乾き度がその時の状況(負荷の大きさやサイクルバランス)に応じた乾き度になるように制御されることにより、蒸発器性能の変動を防止することができるようになるという効果が得られる。
以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例の空気調和方法及び装置は、請求項1〜9に記載の発明に対応する。
まず、この実施例の空気調和装置を図面に基づいて説明する。
図1はこの実施例の空気調和装置を示す冷媒回路図、図2は要部拡大図、図3はこの実施例の空気調和装置の動作を説明するための圧力−エンタルピ線図、図4は絞り量制御手段の制御作動を示すフローチャートである。
この空気調和装置は、図1に示すように、圧縮機1と、凝縮器2と、内部熱交換器3と、膨張弁4と、気液分離器5と、蒸発器6と、を備えている。
そして、図2に示すように、膨張弁4と、気液分離器5と、蒸発器6が一つのブロックに一体化された構造となっている。
さらに詳述すると、上記内部熱交換器3は、高圧側内部熱交換器31と低圧側内部熱交換器32とで構成されている。
これら構成部品は、圧縮機1、凝縮器2、高圧側内部熱交換器31、膨張弁4、気液分離器5、蒸発器6、低圧側内部熱交換器32の順で、主配管7で接続されている。
上記気液分離器5は、該気液分離器5で分離された液冷媒部分が蒸発器6に接続される一方、ガス冷媒部分がバイパス配管8を介して蒸発器6の出口側の主配管7に接続されている。
そして、このバイパス配管8には該パイパス配管8を流れるガス冷媒の流量を可変制御可能な可変絞り機構9が介装されている。
なお、以上のように構成される冷凍サイクル内に封入される冷媒として、二酸化炭素CO2が用いられている。
また、この実施例の空気調和装置には、膨張弁入力圧力を検出する第1圧力検出手段10と、膨張弁入力温度を検出する第1温度検出手段11と、蒸発器入力圧力を検出する第2圧力検出手段12と、第1圧力検出手段10で検出された膨張弁入力圧力と第1温度検出手段11で検出された膨張弁入力温度と第2圧力検出手段12で検出された蒸発器入力圧力から蒸発器6の制御すべき目標の乾き度Xを割り出す乾き度割り出し手段13と、該乾き度割り出し手段13で割り出された目標の乾き度Xになるように可変絞り機構9の絞り量を制御する絞り量制御手段14と、蒸発器出口圧力を検出する第3圧力検出手段15と、蒸発器出口温度を検出する第2温度検出手段16と、第3圧力検出手段15で検知された蒸発器出口圧力と第2温度検出手段16で検知された蒸発器出口温度から蒸発器6のスーパーヒートを検知するスーパーヒート検知手段17と、該スーパーヒート検知手段17で検知された蒸発器6のスーパーヒートが取れるように冷媒流量を制御する冷媒流量制御手段18と、が備えられている。
次に、この実施例の空気調和装置の基本作動を図3を参照して説明する。
この実施例の空気調和装置では上述のように構成されるため、圧縮機1から吐出された高温高圧のガス冷媒(図中b)は、凝縮器2、高圧側内部熱交換器31で空気などの冷却流体と熱交換して凝縮し、中温高圧の液冷媒(図中c、d)に変化する。
そして、膨張弁4により低温低圧の湿り蒸気(気液混合の冷媒)に変化(図中e)し、気液分離器5に流入する。
気液分離器5に流入した湿り蒸気(図中e)は液冷媒(図中f)とガス冷媒(図中g)に分離され、液冷媒(図中f)は蒸発器5に供給され、蒸発器5における圧力損失によって圧力が低下しながら空気などの被冷却物と熱交換して蒸発気化し、さらに蒸発器低圧側内部熱交換器32で空気などの冷却流体と熱交換して凝縮し(図中h)、圧縮機1に戻る(図中a)。
一方、バイパス配管8に流入したガス冷媒(図中g)は、可変絞り機構9により所定の流量に絞り制御されて減圧され、蒸発器5出口の低圧ガス冷媒(図中h)と合流し、上述のように低圧側内部熱交換器32で空気などの冷却流体と熱交換して凝縮し、圧縮機1に戻る(図中a)。
次に、絞り量制御手段13の制御作動を、図4のフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップS1では、第1圧力検出手段10で検出された膨張弁入力圧力と第1温度検出手段11で検出された膨張弁入力温度から膨張弁4の入口(d)のエンタルピを算出する。
次に、ステップS2では、第2圧力検出手段12で検出された蒸発器6の入口(e)の入力圧力から、液エンタルピ(f)とガスエンタルピ(g)を算出する。
次に、ステップS3では、次式により、制御すべき目標の乾き度Xを算出する。
X=id−if/ig−if (X:乾き度 i:エンタルピ)
次に、ステップS4では、システム冷媒流量Grを算出する。
即ち、エンジン回転数及びプーリー比(定数)より圧縮機1の回転数Ncを算出し、圧縮機1の入口(a)の入力圧力と温度より冷媒密度ρを算出し、圧縮機1の入口(a)の入力圧力と出口(b)の出力圧力より圧力比を算出し、回転数Ncと、圧力比と体積効率の相関式又はマップより圧縮機1の体積効率ηvを算出し、次式によりシステム冷媒流量Grを算出する。
Gr=Nc×ρ×ηv
次に、ステップS5では、次式によりバイパス配管8のガス冷媒重量流量Grgasを算出する。
Grgas=Gr×X
次に、ステップS6では、可変絞り機構9前後の圧力差と、可変絞り機構9のCv値とオリフィス絞り量の相関式又はマップより、可変絞り機構9のオリフィス絞り量を算出する。
次に、ステップS7では、算出されたオリフィス絞り量に可変絞り機構9を制御する。
次に、冷媒流量制御手段15の制御作動を説明する。
まず、スーパーヒート検知手段17において、第3圧力検出手段15で検知された蒸発器出口圧力と第2温度検出手段16で検知された蒸発器出口温度から蒸発器6のスーパーヒートを検知する。
そして、冷媒流量制御手段15では、スーパーヒート検知手段17で検知された蒸発器6のスーパーヒート(0℃)が取れるように冷媒流量を制御する。
この冷媒流量制御は、膨張弁4の絞り量を制御するか、圧縮機1をデストロークすることにより行われる。
次に、この実施例の効果を説明する。
この実施例の空気調和装置では、述のように、バイパス配管8に該パイパス配管8を流れるガス冷媒の流量を可変制御可能な可変絞り機構9を介装させ、蒸発器6の制御すべき目標の乾き度Xを割り出し、該目標の乾き度Xになるように可変絞り機構9の絞り量を制御するようにしたことで、蒸発器入口への液冷媒とガス冷媒が安定して入ってきた乾き度Xにバランスした状態で流出するようになる。
従って、蒸発器6の乾き度がその時の状況(負荷の大きさやサイクルバランス)に応じた乾き度Xになるように制御されることにより、蒸発器性能の変動を防止することができるようになるという効果が得られる。
また、スーパーヒート検知手段17で検知された蒸発器6のスーパーヒートが取れるように冷媒流量を制御する冷媒流量制御手段18を備えたことで、蒸発器6のスーパーヒート(0℃)が常時取れるようになる。
また、膨張弁4と気液分離器5と蒸発器6が一つのブロックに一体化されることで、コンパクト化が可能になるだけでなく、これら構成部品間を接続する配管を省略できるため、組付性の向上と、コストの低減化が可能になると共に、主配管流路の短縮により流路抵抗を低減できるようになる。
以上本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例では、内部熱交換器3を備えたが、これを備えないシステムにも本発明を適用することができる。
実施例の空気調和装置を示す冷媒回路図である。 要部拡大図である。 実施例の空気調和装置の動作を説明するための圧力−エンタルピ線図である。 絞り量制御手段の制御作動を示すフローチャートである。
符号の説明
1 圧縮機
2 凝縮器
3 内部熱交換器
31 高圧側内部熱交換器
32 低圧側内部熱交換器
4 膨張弁
5 気液分離器
6 蒸発器
7 主配管
8 バイパス配管
9 可変絞り機構
10 第1圧力検出手段
11 第1温度検出手段
12 第2圧力検出手段
13 乾き度割り出し手段
14 絞り量制御手段
15 第1圧力検出手段
16 第2温度検出手段
17 スーパーヒート検知手段
18 冷媒流量制御手段

Claims (9)

  1. 圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器を主な構成部品として備え、これら構成部品を順次主配管で接続した空気調和装置において、
    前記膨張弁と蒸発器との間に気液分離器を接続し、
    該気液分離器は該気液分離器で分離された液冷媒部分を前記蒸発器に接続する一方、ガス冷媒部分をバイパス配管を介して蒸発器の出口側に接続し、
    前記バイパス配管に該パイパス配管を流れるガス冷媒の流量を可変制御可能な可変絞り機構を介装させ、
    前記蒸発器の制御すべき目標の乾き度を割り出し、該目標の乾き度になるように前記可変絞り機構の絞り量を制御するようにしたことを特徴とする空気調和方法。
  2. 請求項1に記載の空気調和方法において、前記膨張弁の入力圧力と入力温度と蒸発器の入力圧力から前記蒸発器の制御すべき目標の乾き度を割り出すようにしたことを特徴とする空気調和方法。
  3. 圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器を主な構成部品として備え、これら構成部品を順次主配管で接続した空気調和装置であって、
    前記膨張弁と蒸発器との間に気液分離器が接続され、
    該気液分離器は該気液分離器で分離された液冷媒部分が前記蒸発器に接続される一方、ガス冷媒部分がバイパス配管を介して蒸発器の出口側に接続され、
    前記バイパス配管に該パイパス配管を流れるガス冷媒の流量を可変制御可能な可変絞り機構が介装され、
    膨張弁入力圧力を検出する第1圧力検出手段と、膨張弁入力温度を検出する第1温度検出手段と、蒸発器入力圧力を検出する第2圧力検出手段と、前記第1圧力検出手段で検出された膨張弁入力圧力と前記第1温度検出手段で検出された膨張弁入力温度と前記第2圧力検出手段で検出された蒸発器入力圧力から前記蒸発器の制御すべき目標の乾き度を割り出す乾き度割り出し手段と、該乾き度割り出し手段で割り出された目標の乾き度になるように前記可変絞り機構の絞り量を制御する絞り量制御手段が備えられていることを特徴とする空気調和装置。
  4. 請求項3に記載の空気調和装置において、蒸発器出口圧力を検出する第3圧力検出手段と、蒸発器出口温度を検出する第2温度検出手段と、前記第3圧力検出手段で検知された蒸発器出口圧力と第2温度検出手段で検知された蒸発器出口温度から前記蒸発器のスーパーヒートを検知するスーパーヒート検知手段と、該スーパーヒート検知手段で検知された前記蒸発器のスーパーヒートが取れるように冷媒流量を制御する冷媒流量制御手段が備えられていることを特徴とする空気調和装置。
  5. 請求項4に記載の空気調和装置において、前記冷媒流量制御手段が前記膨張弁の絞り量を制御することにより冷媒流量を制御するように構成されていることを特徴とする空気調和装置。
  6. 請求項4に記載の空気調和装置において、前記冷媒流量制御手段が前記圧縮機をデストロークすることにより冷媒流量を制御するように構成されていることを特徴とする空気調和装置。
  7. 請求項3〜6のいずれか1項に記載の空気調和装置において、前記凝縮器出口冷媒を熱交換するための高圧側内部熱交換器と前記蒸発器出口冷媒を熱交換するための低圧側内部熱交換器とを備え、該低圧側内部熱交換器の出口或いは低圧側内部熱交換器の入口から出口の間でスーパーヒート制御するようにしたことを特徴とする空気調和装置。
  8. 請求項3〜7のいずれか1項に記載の空気調和装置において、前記膨張弁と気液分離器と蒸発器が一つのブロックに一体化されていることを特徴とする空気調和装置。
  9. 請求項3〜8のいずれか1項に記載の空気調和装置において、前記冷媒が二酸化炭素であることを特徴とする空気調和装置。
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