JP2008174319A - エレベータ運行管理システムおよびエレベータ運行管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】エレベータでの相乗りを拒む人および許容する人の双方に要望に応じることが可能なエレベータ運行管理システムおよびエレベータ運行管理方法を提供する。
【解決手段】追加登録制御部10b4は、相乗可否情報が相乗り可を表す予約情報に相乗り用の停止階を追加する旨の相乗情報を受け付けた場合、その予約情報にその停止階を追加する。また、追加登録制御部10b4は、予約情報格納部10a2内の予約情報に対して、その予約情報が含む相乗許容数だけ相乗情報を受け付け、その予約情報に、その受け付けた相乗情報が示す停止階を追加する。
【選択図】図1
【解決手段】追加登録制御部10b4は、相乗可否情報が相乗り可を表す予約情報に相乗り用の停止階を追加する旨の相乗情報を受け付けた場合、その予約情報にその停止階を追加する。また、追加登録制御部10b4は、予約情報格納部10a2内の予約情報に対して、その予約情報が含む相乗許容数だけ相乗情報を受け付け、その予約情報に、その受け付けた相乗情報が示す停止階を追加する。
【選択図】図1
Description
本発明は、エレベータ運行管理システムおよびエレベータ運行管理方法に関し、特には、エレベータ利用の予約を受け付け、その予約に基づいてエレベータの運行を管理するエレベータ運行管理システムおよびエレベータ運行管理方法に関する。
マンションの超高層化が進むと、マンション内のエレベータは、構内移動の乗り物から重要な交通網として意識されるようになる。
特許文献1(特開2005−100153号公報)には、エレベータの利用を有料化し、エレベータの利用を予約可能な昇降機運転サービス課金システムが記載されている。
この昇降機運転サービス課金システムは、予約された日時になると、予約された出発階へエレベータを直行させ、予約者を認証した後、予約者がエレベータに搭乗したこと確認したら、予約された到着階にエレベータを直行させる。
この昇降機運転サービス課金システムでは、エレベータ利用の予約状況および予約手続きが、WEB上で管理・公開される。
特開2005−100153号公報
エレベータの利用者の中には、エレベータでの相乗りを許容する人もいれば、エレベータでの相乗りを拒む人もいる。例えば、セキュリティに関する意識の高い人は、エレベータでの相乗りを拒む可能性が高い。
特許文献1に記載の昇降機運転サービス課金システムでは、エレベータでの相乗りを拒む人の要望には応えることができるが、エレベータでの相乗りを許容する人の要望には応えることができない。
エレベータでの相乗りを拒む人の要望にのみ応えると、エレベータの運用が滞ってしまう可能性がある。このため、エレベータでの相乗りを許容する人の要望にも応えることが可能なエレベータ運行管理システムが望まれている。
本発明の目的は、エレベータでの相乗りを拒む人および許容する人の双方に要望に応じることが可能なエレベータ運行管理システムおよびエレベータ運行管理方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明のエレベータ運行管理システムは、複数の端末と接続可能なエレベータ運行管理システムであって、相乗り可または相乗り否を表す可否情報と、利用日時と、出発階と、到着階と、を含む予約情報を格納するための格納部と、前記複数の端末のいずれかから、前記予約情報を受け付けた場合、当該予約情報を前記格納部に格納する予約登録部と、前記複数の端末のいずれかから、前記可否情報が相乗り可を表す前記格納部内の予約情報に、相乗り用の停止階を追加する旨の相乗情報を受け付けた場合、当該予約情報に当該停止階を追加する追加登録制御部と、前記格納部内の予約情報に基づいて前記エレベータを運用するエレベータ制御部と、を含む。
また、本発明のエレベータ運行管理方法は、相乗り可または相乗り否を表す可否情報と利用日時と出発階と到着階とを含む予約情報を格納するための格納部を含み、複数の端末と接続可能なエレベータ運行管理システムが行うエレベータ運行管理方法であって、前記複数の端末のいずれかから、前記予約情報を受け付けた場合、当該予約情報を前記格納部に格納する予約登録ステップと、前記複数の端末のいずれかから、前記可否情報が相乗り可を表す前記格納部内の予約情報に、相乗り用の停止階を追加する旨の相乗情報を受け付けた場合、当該予約情報に当該停止階を追加する追加登録制御ステップと、前記格納部内の予約情報に基づいて前記エレベータを運用するエレベータ制御ステップと、を含む。
上記発明によれば、可否情報が相乗り可を表す予約情報に相乗り用の停止階を追加する旨の相乗情報が受け付けられた場合、その予約情報にその停止階が追加される。
このため、エレベータでの相乗りを許容する人は、相乗り可を表す可否情報を設定すれば、相乗りが許容され、一方、エレベータでの相乗りを拒む人は、相乗り否を表す可否情報を設定すれば、相乗りが禁止される。よって、エレベータでの相乗りを拒む人および許容する人の双方に要望に応じることが可能になる。
なお、前記予約情報は、相乗りの許容数を含み、前記追加登録制御部は、前記格納部内の予約情報に対して、当該予約情報が含む前記相乗りの許容数まで、前記相乗情報を受け付け、当該予約情報に、前記受け付けた相乗情報が示す停止階を追加することが望ましい。
上記発明によれば、相乗りの許容数を制限でき、予約情報を入力したユーザの細かい要望にも応えることが可能になる。
また、前記予約情報は、当該予約情報を入力したユーザを識別するための識別情報を含み、前記相乗情報は、当該相乗情報を入力したユーザを識別するための識別情報を含み、前記追加登録制御部は、前記相乗情報に含まれる識別情報も前記予約情報に追加し、前記予約情報内の識別情報にて識別されるユーザに、当該予約に対する課金を行う課金部を、さらに含むことが望ましい。
上記発明によれば、予約に対する料金を、その予約に基づいてエレベータを利用するユーザに課すことが可能になる。
また、前記課金部は、個々の前記予約情報に対して一定の料金を課すことが望ましい。
上記発明によれば、相乗りを行うユーザの料金を、相乗りを行わないユーザより低くすることが可能になり、エレベータの効率的な運用に貢献する相乗りのユーザを料金面で優遇することが可能になる。
本発明によれば、エレベータでの相乗りを拒む人および許容する人の双方に要望に応じることが可能になる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例のエレベータ予約システムを示したブロック図である。以下では、エレベータ予約システムが、超高層マンションのエレベータ予約システムとして適用される例を示す。なお、本エレベータ予約システムは、超高層マンションでの運用に限るものではない。
図1において、超高層マンションのエレベータ予約システムは、エレベータ運用管理サーバ10、エレベータ制御装置11、エレベータ12〜13、顧客端末(PC)20〜24、および、顧客携帯端末30〜31を含む。各装置は、ビル構内LAN100、インターネット200、移動体通信網300に接続されている。
なお、エレベータの台数は2台に限らず適宜変更可能である。また、顧客端末の数も5台に限らず適宜変更可能であり、顧客携帯端末の数も2台に限らず適宜変更可能である。
エレベータ予約システムは、顧客端末20〜24および顧客携帯端末30〜31等の端末(以下、単に「端末」と称する。)からのエレベータの予約情報に基づいて、エレベータ12〜13の動作を制御する。
エレベータ運用管理サーバ10は、エレベータ運行情報、顧客情報および予約情報を管理し、また、認証サーバ機能およびWEBサーバ機能を有する。
エレベータ運用管理サーバ10は、格納部10aと、制御部10bとを含む。
格納部10aは、例えば、メモリであり、コンピュータにて読み取り可能な記録媒体である。
格納部10aは、顧客情報格納部10a1と、予約情報格納部10a2と、課金情報格納部10a3と、プログラム格納部10a4と、を含む。
顧客情報格納部10a1は、エレベータ予約システムの顧客情報を格納する。
図2は、顧客情報格納部10a1に格納された顧客情報の一例を示した説明図である。
図2において、顧客情報格納部10a1には、顧客ごとに、顧客の氏名2a、認証ID(識別情報)2b、および、PASSWD(パスワード)2cが格納される。
図1に戻って、予約情報格納部10a2は、端末からの予約情報を格納する。端末から提供される予約情報は、エレベータ識別情報と、利用日時と、出発階と、到着階と、相乗り可または相乗り否を表す相乗可否情報と、相乗許容数と、予約情報を入力した顧客(ユーザ)の認証IDと、を含む。
図3は、予約情報格納部10a2に格納された予約情報の一例を示した説明図である。
図3において、予約情報格納部10a2には、エレベータ識別情報3aと、利用日時3bと、出発階3cと、到着階3dと、相乗可否情報3eと、相乗許容数3fと、認証ID3gと、停止階3hと、認証ID3iと、を含む予約情報が格納される。
エレベータ識別情報3aと、利用日時3bと、出発階3cと、到着階3dと、相乗可否情報3eと、相乗許容数3fと、認証ID3gは、端末からの予約情報に含まれる情報である。
停止階3hと、認証ID3iは、相乗り用の停止階を追加する旨の相乗情報が受け付けられた場合に追加される。なお、認証ID3iは、相乗情報を入力した顧客(ユーザ)の認証IDである。また、停止階3hと、認証ID3iは、相乗許容数3fにて示される数まで、追加可能である。
図1に戻って、課金情報格納部10a3は、顧客の課金情報を格納する。
図4は、課金情報格納部10a3に格納された情報の一例を示した説明図である。
図4において、課金情報格納部10a3には、顧客の認証IDごとに、利用数と、課金情報(利用料)とが格納される。
プログラム格納部10a4は、エレベータ運用管理サーバ10の動作を規定する動作プログラムを格納(記録)する。
制御部10bは、コンピュータの一例であるCPUであり、プログラム格納部10a4に格納(記録)された動作プログラムを読み取り実行して種々の機能を実現する。例えば、制御部10bは、動作プログラムを実行して、認証部10b1と、予約状況提供部10b2と、予約登録部10b3と、追加登録制御部10b4と、課金部10b5と、利用状況確認部10b6と、転送部10b7と、を実現する。
認証部10b1は、顧客(顧客が使用している端末)を認証する。
予約状況提供部10b2は、認証部10b1にて認証された端末から、予約画面要求を受け付けた場合、予約情報格納部10a2内の予約情報を表す画面を、その端末に提供する。
予約登録部10b3は、認証部10b1にて認証された端末から、予約情報を受け付けた場合、その予約情報を予約情報格納部10a2に格納する。
追加登録制御部10b4は、認証部10b1にて認証された端末から、相乗り可否情報3eが相乗り可を表す予約情報格納部10a2内の予約情報に、相乗り用の停止階を追加する旨の相乗情報を受け付けた場合、その予約情報にその停止階を追加する。
また、追加登録制御部10b4は、予約情報格納部10a2内の予約情報に対して、その予約情報が含む相乗許容数だけ相乗情報を受け付け、その予約情報に、その受け付けた相乗情報が示す停止階を追加する。
なお、相乗情報には、相乗情報を入力した顧客の認証IDも含まれ、追加登録制御部10b4は、その認証IDも、予約情報に追加する。
課金部10b5は、予約情報格納部10a2に格納されている予約情報内の認証IDにて識別される顧客に、予約に対する課金を行う。課金部10b5は、その課金の情報を課金情報格納部10a3に格納する。
利用状況確認部10b6は、認証部10b1にて認証された端末に、その端末のユーザ(顧客)の利用数と課金情報を提供する。
転送部10b7は、予約情報格納部10a2に格納された予約情報を運行情報としてエレベータ制御装置11に転送する。
エレベータ制御装置11は、エレベータ制御部の一例であり、エレベータ運用管理サーバ10からの運行情報に基づいて、エレベータ12〜13の動作を制御する。
エレベータ12〜13は、非接触ICカードリーダ40を搭載している。
顧客端末20〜24は、例えばパーソナルコンピュータで、WEBブラウザが使用でき、マンション住人の所有品である。
顧客携帯端末30〜31は、例えばWEBブラウザ機能付携帯電話であり、マンション住人の所有品である。
ビル構内LAN100は、超高層マンション内のローカルエリアネットワークであり、インターネット200にも接続されている。インターネット200は、インターネット網である。移動体通信網300は、携帯電話事業者の移動体通信網である。
次に、図1を参照して本実施例の動作について詳細に説明する。
1)エレベータ運用管理サーバ10への顧客情報の事前登録
マンション住人(顧客)は、エレベータ運行管理システムを利用する前にエレベータ運用管理サーバ11へ顧客情報を登録する必要がある。
マンション住人(顧客)は、エレベータ運行管理システムを利用する前にエレベータ運用管理サーバ11へ顧客情報を登録する必要がある。
顧客は、顧客端末20あるいは顧客携帯端末30からエレベータ運用管理サーバ11へWEBアクセスし、顧客情報を登録する。
具体的には、顧客は、顧客端末20あるいは顧客携帯端末30を操作して、エレベータ運用管理サーバ11へアクセスし、顧客端末20あるいは顧客携帯端末30からエレベータ運用管理サーバ11へ顧客情報を提供する。
エレベータ運用管理サーバ11では、認証部10b1は、顧客情報を受け付けると、その顧客情報を顧客情報格納部10a1に格納し、その顧客の認証IDおよびPASSWDを発行する。
認証部10b1は、それら認証IDおよびPASSWDを、顧客情報を提供した端末に送信すると共に、それら認証IDおよびPASSWDを、その顧客情報に関連づけて顧客情報格納部10a1に格納する。なお、顧客情報を登録した顧客には、その顧客情報が格納された非接触ICカード(不図示)が配布される。
2)エレベータの予約状況確認
顧客は、顧客端末20あるいは顧客携帯端末30を操作してエレベータ運用管理サーバ11へWEBアクセスし、認証IDとPASSWDを入力してエレベータ運行管理システムにログインする。
顧客は、顧客端末20あるいは顧客携帯端末30を操作してエレベータ運用管理サーバ11へWEBアクセスし、認証IDとPASSWDを入力してエレベータ運行管理システムにログインする。
具体的には、認証部10b1は、端末からアクセスされた場合、認証IDおよびPASSWDを要求し、認証IDおよびPASSWDを受け付けた場合、顧客情報格納部10a1を参照してそれら認証IDとPASSWDに基づいて顧客(端末)を認証して、その認証された端末をエレベータ運行管理システムにログインさせる。
ログイン後、顧客は、エレベータ12および13の予約空き情報を確認し、顧客が利用したい時間帯に空きがあればそのまま予約する。
具体的には、予約状況提供部10b2は、認証部10b1にて認証された端末から、予約画面要求を受け付けた場合、予約情報格納部10a2内の予約情報を表す画面を、その端末に提供する。
図5は、予約情報を表す画面の一例を示した説明図である。
顧客は、その画面を見て予約空き情報を確認し、予約情報を端末に入力する。
図6は、入力された予約情報の一例を示した説明図である。
予約登録部10b3は、認証部10b1にて認証された端末から、予約情報を受け付けた場合、その予約情報が既に存在する予約情報と重なっていなければ、その予約情報を予約情報格納部10a2に格納する。
また、追加登録制御部10b4は、認証部10b1にて認証された端末から、相乗り可否情報3eが相乗り可を表す予約情報格納部10a2内の予約情報に、相乗り用の停止階を追加する旨の相乗情報を受け付けた場合、その予約情報にその停止階を追加する。
なお、追加登録制御部10b4は、予約情報格納部10a2内の予約情報に対して、その予約情報が含む相乗許容数だけ相乗情報を受け付け、その予約情報に、その受け付けた相乗情報が示す停止階を追加する。相乗情報には、相乗情報を入力した顧客の認証IDも含まれ、追加登録制御部10b4は、その認証IDも、予約情報に追加する。
課金部10b5は、予約情報格納部10a2に格納されている予約情報内の認証IDにて識別される顧客に、その予約に対する課金を行い、その課金の情報を課金情報格納部10a3に格納する。
例えば、課金部10b5は、個々の予約情報に対して一定の料金を課す。この場合、相乗りによって、1つの予約情報内に複数の認証IDが含まれると、課金部10b5は、例えば、その1つの予約情報に対する料金を、その複数の認証IDにて特定される複数の顧客に負担させる。
3)エレベータ利用方法
予約が完了した後、顧客が、利用日時に出発階でエレベータのICカードリーダ40に非接触ICカードをかざすと、ICカードリーダ40は、非接触ICカードから顧客情報を読み出し、エレベータ運用管理サーバ11へ問合わせを行う。
予約が完了した後、顧客が、利用日時に出発階でエレベータのICカードリーダ40に非接触ICカードをかざすと、ICカードリーダ40は、非接触ICカードから顧客情報を読み出し、エレベータ運用管理サーバ11へ問合わせを行う。
認証部10b1は、ICカードリーダ40から顧客情報を受け付けると、その顧客情報に対応する認証IDを顧客情報格納部10a1から読み出し、その読み出された認証IDを含むとともに利用日時が現在の日時となっている予約情報を、予約情報格納部10a2から探す。なお、認証部10b1は、現在の日時を計時してもよいし、現在の日時を不図示の時計部から取得してもよい。
その予約情報があった場合のみ、認証部10b1は、エレベータ制御装置11に許可情報を提供し、エレベータ制御装置11は、許可情報を受け付けた場合、出発階でエレベータの扉を開く。このため、顧客は、エレベータに乗ることができる。
相乗する方がいる場合、すなわち、予約情報に停止階および認証IDが追加されている場合、エレベータ制御装置11は、エレベータを、予約があった停止階に停止させ、認証部10b1で認証された予約者がエレベータに乗り込む。
なお、予約情報に停止階および認証IDが追加されていない場合、エレベータ制御装置11は、出発階で顧客が乗ったエレベータを到着階に直行させる。
4)利用回数および課金確認
このサービスは、有料で利用数と課金情報がエレベータ運用管理サーバ11から確認できる。
このサービスは、有料で利用数と課金情報がエレベータ運用管理サーバ11から確認できる。
確認方法は、顧客が、顧客端末20あるいは顧客携帯端末30を用いてエレベータ運用管理サーバ11へWEBアクセスし、認証IDとPASSWDを入力してログインし、確認する。
具体的には、利用状況確認部10b6は、認証部10b1にて認証された端末から、利用状況確認要求を受け付けた場合、その端末のユーザ(顧客)の認証IDを用いて、課金情報格納部10a3から、そのユーザの利用数と課金情報とを読み取り、その利用数と課金情報を、利用状況確認要求を送信した端末に提供する。
5)エレベータ運行管理
エレベータ運用管理サーバ11の転送部10b7は、予約情報格納部10a2に格納された予約情報を運行情報としてエレベータ制御装置11に転送する。
エレベータ運用管理サーバ11の転送部10b7は、予約情報格納部10a2に格納された予約情報を運行情報としてエレベータ制御装置11に転送する。
エレベータ制御装置10は、受信した運行情報を元にエレベータ本体12および13へ運行指示を行う。
本実施例によれば、以下の効果を奏する。
超高層マンションのエレベータ渋滞を避けるサービスをマンション住人に提供することができる。
運行情報をWBEで公開することで、運行情報を携帯端末から閲覧できて利用者の利便性が向上する。
超高層マンションのオーナへ高速エレベータの新たなビジネスとして提案できる。
また、追加登録制御部10b4は、相乗可否情報が相乗り可を表す予約情報に相乗り用の停止階を追加する旨の相乗情報を受け付けた場合、その予約情報にその停止階を追加する。
このため、エレベータでの相乗りを許容する人は、相乗り可を表す可否情報を設定すれば、相乗りが許容され、一方、エレベータでの相乗りを拒む人は、相乗り否を表す可否情報を設定すれば、相乗りが禁止される。よって、エレベータでの相乗りを拒む人および許容する人の双方に要望に応じることが可能になる。
また、本実施例では、追加登録制御部10b4は、予約情報格納部10a2内の予約情報に対して、その予約情報が含む相乗許容数だけ相乗情報を受け付け、その予約情報に、その受け付けた相乗情報が示す停止階を追加する。
この場合、相乗りの許容数を制限でき、予約情報を入力した顧客の細かい要望にも応えることが可能になる。
また、本実施例では、追加登録制御部10b4は、相乗情報に含まれる認証IDも予約情報に追加し、課金部10b5は、予約情報内の認証IDにて識別される顧客に、その予約に対する課金を行う。
この場合、予約に対する料金を、その予約に基づいてエレベータを利用する顧客に課すことが可能になる。
また、本実施例では、課金部10b5は、個々の予約情報に対して一定の料金を課す。
この場合、相乗りを行う顧客の料金を、相乗りを行わない顧客より低くすることが可能になり、エレベータの効率的な運用に貢献する相乗りの顧客を料金面で優遇することが可能になる。
以上説明した実施例において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
10 エレベータ運用管理サーバ
10a 格納部
10a1 顧客情報格納部
10a2 予約情報格納部
10a3 課金情報格納部
10a4 プログラム格納部
10b 制御部
10b1 認証部
10b2 予約状況提供部
10b3 予約登録部
10b4 追加登録制御部
10b5 課金部
10b6 利用状況確認部
10b7 転送部
11 エレベータ制御装置
12〜13 エレベータ
20〜24 予約端末PC
30〜31 予約端末
40 非接触ICカードリーダ
100 ビル構内LAN
200 インターネット
300 移動体通信網
10a 格納部
10a1 顧客情報格納部
10a2 予約情報格納部
10a3 課金情報格納部
10a4 プログラム格納部
10b 制御部
10b1 認証部
10b2 予約状況提供部
10b3 予約登録部
10b4 追加登録制御部
10b5 課金部
10b6 利用状況確認部
10b7 転送部
11 エレベータ制御装置
12〜13 エレベータ
20〜24 予約端末PC
30〜31 予約端末
40 非接触ICカードリーダ
100 ビル構内LAN
200 インターネット
300 移動体通信網
Claims (8)
- 複数の端末と接続可能なエレベータ運行管理システムであって、
相乗り可または相乗り否を表す可否情報と、利用日時と、出発階と、到着階と、を含む予約情報を格納するための格納部と、
前記複数の端末のいずれかから、前記予約情報を受け付けた場合、当該予約情報を前記格納部に格納する予約登録部と、
前記複数の端末のいずれかから、前記可否情報が相乗り可を表す前記格納部内の予約情報に、相乗り用の停止階を追加する旨の相乗情報を受け付けた場合、当該予約情報に当該停止階を追加する追加登録制御部と、
前記格納部内の予約情報に基づいて前記エレベータを運用するエレベータ制御部と、を含むエレベータ運行管理システム。 - 請求項1に記載のエレベータ運行管理システムにおいて、
前記予約情報は、相乗りの許容数を含み、
前記追加登録制御部は、前記格納部内の予約情報に対して、当該予約情報が含む前記相乗りの許容数まで、前記相乗情報を受け付け、当該予約情報に、前記受け付けた相乗情報が示す停止階を追加する、エレベータ運行管理システム。 - 請求項1または2に記載のエレベータ運行管理システムにおいて、
前記予約情報は、当該予約情報を入力したユーザを識別するための識別情報を含み、
前記相乗情報は、当該相乗情報を入力したユーザを識別するための識別情報を含み、
前記追加登録制御部は、前記相乗情報に含まれる識別情報も前記予約情報に追加し、
前記予約情報内の識別情報にて識別されるユーザに、当該予約に対する課金を行う課金部を、さらに含むエレベータ運行管理システム。 - 請求項3に記載のエレベータ運行管理システムにおいて、
前記課金部は、個々の前記予約情報に対して一定の料金を課す、エレベータ運行管理システム。 - 相乗り可または相乗り否を表す可否情報と利用日時と出発階と到着階とを含む予約情報を格納するための格納部を含み、複数の端末と接続可能なエレベータ運行管理システムが行うエレベータ運行管理方法であって、
前記複数の端末のいずれかから、前記予約情報を受け付けた場合、当該予約情報を前記格納部に格納する予約登録ステップと、
前記複数の端末のいずれかから、前記可否情報が相乗り可を表す前記格納部内の予約情報に、相乗り用の停止階を追加する旨の相乗情報を受け付けた場合、当該予約情報に当該停止階を追加する追加登録制御ステップと、
前記格納部内の予約情報に基づいて前記エレベータを運用するエレベータ制御ステップと、を含むエレベータ運行管理方法。 - 請求項5に記載のエレベータ運行管理方法において、
前記予約情報は、相乗りの許容数を含み、
前記追加登録制御ステップでは、前記格納部内の予約情報に対して、当該予約情報が含む前記相乗りの許容数まで、前記相乗情報を受け付け、当該予約情報に、前記受け付けた相乗情報が示す停止階を追加する、エレベータ運行管理方法。 - 請求項5または6に記載のエレベータ運行管理方法において、
前記予約情報は、当該予約情報を入力したユーザを識別するための識別情報を含み、
前記相乗情報は、当該相乗情報を入力したユーザを識別するための識別情報を含み、
前記追加登録制御ステップでは、前記相乗情報に含まれる識別情報も前記予約情報に追加し、
前記予約情報内の識別情報にて識別されるユーザに、当該予約に対する課金を行う課金ステップを、さらに含むエレベータ運行管理方法。 - 請求項7に記載のエレベータ運行管理方法において、
前記課金ステップでは、個々の前記予約情報に対して一定の料金を課す、エレベータ運行管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007006921A JP2008174319A (ja) | 2007-01-16 | 2007-01-16 | エレベータ運行管理システムおよびエレベータ運行管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007006921A JP2008174319A (ja) | 2007-01-16 | 2007-01-16 | エレベータ運行管理システムおよびエレベータ運行管理方法 |
Publications (1)
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---|---|
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JP2007006921A Pending JP2008174319A (ja) | 2007-01-16 | 2007-01-16 | エレベータ運行管理システムおよびエレベータ運行管理方法 |
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Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2007
- 2007-01-16 JP JP2007006921A patent/JP2008174319A/ja active Pending
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