JP2008171477A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】信頼性の高い不揮発性半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】メモリセル11は、一端に書き込み電圧を印加され絶縁膜破壊でデータを書き込む不可逆性記憶素子12と、一端が前記不可逆性記憶素子の他端に接続される書き込みゲートN型及び読み出しゲートN型トランジスタ13、14とを備える。各メモリセル11には、書き込みゲートN型及び読み出しゲートN型トランジスタ13、14のゲートに接続された書き込みワード線WLWp、読み出しワード線WLRpと、書き込みゲートN型及び読み出しゲートN型トランジスタ13、14の他端に接続された書き込みビット線BLWn、読み出しビット線BLRpとが接続する。書き込みワード線WLWp及び読み出しワード線WLRpは、選択的に駆動するローデコーダ2、読み出しビット線BLRpは、データ書き込み時、所定電圧に充電するライトディスターブ保護回路33を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気的に読み出し及び書き込み可能な不揮発性半導体記憶装置に関する。
近年、半導体集積回路において、同チップ上に混載することができ、電源を落としても、記載した情報を保持し続ける比較的小規模の混載型の不揮発性半導体記憶装置が不可欠となっている。そして、その需要は、DRAM、SRAMといった大容量メモリのリダンダンシ用途や、暗号キー等のコード格納用途や、製造履歴の管理用途などに広がっている。
これまでこれら用途の不揮発性半導体記憶装置用の記憶素子として、レーザフューズが使用されてきた。しかし、レーザフューズの利用には、特別なフューズブロウ装置とそれを用いたブロウ工程が必要であるため、書き込みコストが高いという問題がある。また、レーザフューズの最小寸法は、使用するレーザ光の波長で決まるため、その他の半導体素子の微細化と歩調が合わず、次第にレーザフューズの占有面積の割合が大きくなるという問題がある。さらに、レーザを用いて書き込みを行うため、書き込み時にレーザフューズが露出している必要があり、パッケージ後にデータを書き込む必要がある場合には、使用できないという問題がある。そのため、最近では、電気的に書き込み可能な不揮発性記憶素子への期待が大きくなっている。
電気的に書き込み可能な不揮発性記憶素子の例として、MOS構造のアンチフューズ素子(例えば、特許文献1参照)が知られている。その素子に対するデータの書き込み動作において、素子の両端に高電圧を印加し、絶縁膜を破壊することによりデータを書き込む。一方、データの読み出しにおいては、アンチフューズ素子の両端に絶縁膜を破壊しないほどの低い電圧をかけ、アンチフューズに流れる電流の大小により絶縁膜の破壊の有無を検知し、1ビットの情報を読み出す。このようにアンチフューズ素子は、そのデータ書き込み及び読み出し動作が、その両端に電圧を印加するたけという単純なものであるため、今後の利用が最も期待されている不揮発性記憶素子である。
しかしながら、MOS構造のアンチフューズ素子を利用する不揮発性半導体記憶装置には、主に、以下に示す2つの問題があった。
まず、一つ目の問題は、ライトディスターブ不良である。MOS構造のアンチフューズ素子に対してデータを書き込む際、アンチフューズ素子を破壊するため、装置を構成する他の素子をも破壊するほどの高電圧を扱わなければならない。そのため、他の回路から生じるノイズや、メモリセルを構成する素子に存在する微小欠陥に伴うリーク電流に対する耐性が低く、稀に、意図しないメモリセルに対して誤書き込みが発生する。この誤書き込みが、ライトディスターブ不良と呼ばれるものである。
次に、二つ目の問題点は、テストカバレッジ不足である。MOS構造のアンチフューズ素子は、その内部構造を破壊することによりデータを保持する不可逆性の不揮発性記憶素子であり、一度データを書き込むとそのデータを消去することができない。そのため、その書き込み動作及び読み出し動作を保証するために、試験的にデータを書き込む等という手段を用いることができない。つまり、テストカバレッジ不足となっている。
つまり、ライトディスターブ不良及びテストカバレッジ不足の問題点を解消した、信頼性の高い不揮発性半導体記憶装置が望まれる。
特開平5−226599号公報
本発明は、信頼性の高い不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る不揮発性半導体記憶装置は、一端に書き込み電圧を印加され絶縁膜破壊によりデータを書き込むようにされた不可逆性記憶素子と、一端が前記不可逆性記憶素子の他端側に接続される第1トランジスタと、一端が前記不可逆性記憶素子の他端側に接続される第2トランジスタとを備えたメモリセルを格子状に複数配置して構成されるメモリセルアレイと、データ書き込み時において前記メモリセルを行方向において選択するため前記第1トランジスタのゲートに接続された複数の書き込みワード線と、データ読み出し時において前記メモリセルを行方向において選択するため前記第2トランジスタのゲートに接続された複数の読み出しワード線と、前記メモリセルへのデータ書き込みを行うため前記第1トランジスタの他端に接続された書き込みビット線と、前記メモリセルからのデータ読み出しを行うため前記第2トランジスタの他端に接続された読み出しビット線と、アドレス信号に従い前記書き込みワード線及び前記読み出しワード線を選択的に駆動するローデコーダと、データ書き込み時において、前記読み出しビット線を所定電圧まで充電するライトディスターブ保護回路とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る不揮発性半導体記憶装置は、一端に書き込み電圧を印加され絶縁膜破壊によりデータを書き込むようにされた不可逆性記憶素子と、一端が前記不可逆性記憶素子の他端側に接続される第1トランジスタと、一端が前記不可逆性記憶素子の他端側に接続される第2トランジスタとを備えたメモリセルを格子状に複数配置して構成されるメモリセルアレイと、データ書き込み時において前記メモリセルを行方向において選択するため前記第1トランジスタのゲートに接続された複数の書き込みワード線と、データ読み出し時において前記メモリセルを行方向において選択するため前記第2トランジスタのゲートに接続された複数の読み出しワード線と、前記メモリセルへのデータ書き込みを行うため前記第1トランジスタの他端に接続された書き込みビット線と、前記メモリセルからのデータ読み出しを行うため前記第2トランジスタの他端に接続された読み出しビット線と、アドレス信号及びテスト信号に従い前記書き込みワード線及び前記読み出しワード線を選択的に駆動するローデコーダと、入力信号及び前記テスト信号に従い前記書き込みビット線に第一電圧を印加し、前記読み出しビット線に前記第一電圧と異なる第二電圧を印加するデータ入出力ブロックとデータ入出力ブロックとを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、信頼性の高い不揮発性半導体記憶装置を提供することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
(第1実施形態の構成)
図1は、本発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の概略図を示す。図1に示すように、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、主に、格子状に配置されたメモリセルアレイ1と、ローデコーダ2と、データ入出力ブロック3とから構成されている。
メモリセルアレイ1は、複数のメモリセル11を格子状に配置して構成される。なお、図1では、4×4=16ビットのメモリセルアレイ11を例示するが、本発明がこれに限定されるものでないことは言うまでもない。
行をなす複数のメモリセル11には、それぞれ一対の書き込みワード線WLWp<0>〜WLWp<3>と読み出しワード線WLRp<0>〜WLRp<3>が接続されている。同様に、列をなす複数のメモリセル11には、それぞれ一対の書き込みビット線BLWn<0>〜BLWn<3>と読み出しビット線BLRp<0>〜BLRp<3>が接続されている。ここで、上述してきた信号線名に付けられた「p」又は「n」の添字は、それぞれ信号線の論理が「正論理」であるか「負論理」であるかを示している。
メモリセル11は、アンチフューズ素子12、書き込みゲートN型トランジスタ13、読み出しゲートN型トランジスタ14から構成されている。アンチフューズ素子12の一端は、メモリセル電源VBPに接続されており、他端は、書き込みゲートN型トランジスタ13のドレイン端子、及び読み出しゲートN型トランジスタ14のドレイン端子に接続されている。書き込みゲートN型トランジスタ13のゲート端子は、書き込みワード線WLWp<0>〜WLWp<3>に接続され、そのソース端子は、書き込みビット線BLWn<0>〜BLWn<3>に接続されている。また、読み出しゲートN型トランジスタ14のゲート端子は、読み出しワード線WLRp<0>〜WLRp<3>に接続され、そのソース端子は、読み出しビット線BLRp<0>〜BLRp<3>に接続されている。
ローデコーダ2は、複数のワード線駆動回路21から構成されている。各ワード線駆動回路21は、行アドレス信号線ADLに接続されている。各ワード線駆動回路21は、行アドレス信号線ADLを介する行アドレス信号addressを受け、任意の書き込みワード線WLWp<0>〜WLWp<3>及び読み出しワード線WLRp<0>〜WLRp<3>を選択的に駆動する。それぞれのワード線駆動回路21は、行アドレス信号addressの入力を受け付ける行選択論理回路22と、行選択論理回路22の出力を受け付ける書き込みワード線駆動回路23と、行選択論理回路22の出力を受け付ける第一読み出しワード線駆動回路24とから構成されている。行選択論理回路22、及び書き込みワード線駆動回路23は、AND回路、第一読み出しワード線駆動回路24は、XOR回路から構成されている。
書き込みワード線駆動回路23は、書き込み動作制御信号線WELに接続されている。各書き込みワード線駆動回路23は、書き込み動作制御信号線WELを介する書き込み動作制御信号WEpと行選択論理回路22の出力信号との論理積の結果により、その結果が「1」の時に書き込みワード線WLWp<0>〜WLWp<3>を電源VDDの電位、例えば3Vに駆動する。また、書き込みワード線駆動回路23は、論理積の結果が「0」の時に書き込みワード線WLWp<0>〜WLWp<3>を接地電位0Vに駆動する。
第一読み出しワード線駆動回路24は、同様に、書き込み動作制御信号WEpと行選択論理回路22の出力信号との排他的論理和の結果により、その結果が「1」の時に読み出しワード線WLRp<0>〜WLRp<3>を電源VDDの電位、例えば3Vに駆動する。また、第一読み出しワード線駆動回路24は、排他的論理和の結果が「0」の時に読み出しワード線WLRp<0>〜WLRp<3>を接地電位0Vに駆動する。
データ入出力ブロック3は、複数のデータ入出力バッファ31により構成されている。各データ入出力バッファ31は、記憶装置外から与えられる書き込み信号DIp<0>〜DIp<3>の入力を受け付け、書き込みビット線BLWn<0>〜BLWn<3>を駆動する。また、データ入出力バッファ31は、読み出しビット線BLRp<0>〜BLRp<3>を介する読み出し信号を増幅して、記憶装置外へ読み出し信号DOp<0>〜DOp<3>を出力する。このような機能を有するデータ入出力バッファ31は、各々、第一書き込みビット線駆動回路32と、誤書き込みを防止するライトディスターブ保護回路33と、読み出しセンスアンプ34とから構成されている。
第一書き込みビット線駆動回路32は、記憶装置外から与えられる書き込み信号DIp<0>〜DIp<3>の入力を受け付け、書き込みビット線BLWn<0>〜BLWn<3>を駆動する。第一書き込みビット線駆動回路32は、インバータの機能を有している。書き込みビット線BLWn<0>〜BLWn<3>は、書き込み動作時に低電位電源と同じ0Vとなり、それ以外の時、電源VDDと同じ電位、例えば3Vとなる。
ライトディスターブ保護回路33は、ソース端子が電源VDDに接続され、ドレイン端子が読み出しビット線BLRp<0>〜BLRp<3>に接続され、ゲート端子が負論理の書き込み制御信号WEnが流れる書き込み制御信号線WELに接続されたP型MOSトランジスタにより構成される。負論理の書き込み制御信号WEnは、書き込み制御回路4により、外部から与えられる書き込み動作制御信号WEpから生成され、全てのライトディスターブ保護回路33へ共通に入力される。この負論理の書き込み制御信号WEnを受けて、ライトディスターブ保護回路33は、書き込み動作時にそれぞれ全ての読み出しビット線BLRp<0>〜BLRp<3>を電源VDDと同じ電位、例えば3Vに保持する。この動作により、非選択セルに対する誤書き込みが防止される。
読み出しセンスアンプ34は、差動増幅器から構成されている。読み出しセンスアンプ34の非反転入力端子に、読み出しビット線BLRp<0>〜BLRp<3>が接続され、読み出しセンスアンプ34の反転入力端子に参照電源線VSAREFLを介して中間電位となる参照電源VSAREFが接続されている。読み出しセンスアンプ34は、プラス端子とマイナス端子との間に生じる微小な電位差を増幅して、データ出力端子DOp<0>〜DOp<3>を0V又は3Vに駆動する。なお、読み出しセンスアンプ34は、差動増幅器のほか、初期化トランジスタやラッチ回路など要素から構成されるものであってもよい。
(第1実施形態の読み出し動作)
次に、図2を参照して、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の読み出し動作について説明する。
図2は、第1実施形態における不揮発性半導体記憶装置の読み出し動作の様子を示す説明図である。図2では、説明の簡略化のため、図1記載の4つのメモリセル11のみが説明されるが、図2において図示されない他の非選択メモリセル11も同様に動作するものである。また、図2は、図1と同じ構成要素には同じ符号を付している。なお、図2に示す例において、メモリセル11aは、既にアンチフューズ素子12aの絶縁膜が破壊された書き込み状態(データ「1」)となっているものとする。以下に示す読み出し動作は、メモリセル11aを対象に行う。
読み出し動作において、はじめに、メモリセル電源VBPは、低電圧3Vとなる。低電圧3Vであれば、アンチフューズ素子12b〜12dが破壊されることはない。メモリセル電源VBPは、低電圧3Vの状態を保ちながら、各ワード線駆動回路21は、行アドレス信号address及び書き込み制御信号WEpに基づき、選択する読み出しワード線WLRp<0>のみを3Vに保持し、他の読み出しWLRp<1>と、全ての書き込みワード線WLWp<0>、WLWp<1>とを0Vに初期化する。
その後、各データ入出力バッファ31は、負論理の書き込み制御信号WEn等に基づき、全ての読み出しビット線BLRp<0>、BLRp<1>を、0Vに初期化する。その後、各データ入出力バッファ31は、全ての読み出しビット線BLRp<0>、BLRp<1>をハイインピーダンス状態HiZとする。この動作により、任意の一行のメモリセル、図2ではメモリセル11a、11bがそれぞれ読み出しビット線BLRp<0>、BLRp<1>に電気的に接続される。一方、その他のメモリセル11c、11dは電気的に切断される。なお、全ての書き込みゲートN型トランジスタ13a〜13dは、遮断状態となるので、書き込みビット線BLWn<0>、BLWn<1>にかかる電圧は、接地電位から電源VDDの電位(0V〜3V)の範囲内であればよいが、図2の例では便宜上0Vとしている。
上記の状態を保持すると、「1」データを保持するアンチフューズ素子12aは、そのゲート絶縁膜が破壊されているため、3Vのメモリセル電源VBPから破壊されたゲート絶縁膜を介して、他端に向かって電流が流れる(図2に示す、符号Aの向き)。その電流(符号A)により、読み出しゲートN型トランジスタ14aを介して、ハイインピーダンス状態の読み出しビット線BLRp<0>は充電され、高電位状態へ遷移する。このとき、メモリセル11aの電圧電流特性が必ずしも線形ではない。さらに、読み出しトランジスタ14aで生じるVt落ちと呼ばれる現象により、読み出しビット線BLRp<0>は、メモリセル電源VBPの電位3Vにまでは達しないものの、ある程度高い中間電位、例えば2Vまで達する。
一方、「0」データを保持するメモリセル11bは、そのゲート絶縁膜は破壊されておらず、メモリセル電源VBPの電位が3V程度の状態では、他端に向かう電流は略流れない。したがって、読み出しゲートN型トランジスタ14bが導通状態であっても、電流は略流れず、ハイインピーダンス状態の読み出しビット線BLRp<1>は、比較的低電位の状態、例えば1V程度に留まる。
所定時間経過後、参照電源VSAREFは、中間電位、例えば、1.5Vを与える。読み出しセンスアンプ34は、それぞれ読み出しビット線BLRp<0>〜BLRp<3>の電位と参照電源VSAREFの電源とを比較する。読み出しビット線BLRp<0>のように、その電位が参照電源VSAREFより高ければ、読み出しセンスアンプ34は、選択されたメモリセル11aには「1」データが保存されていると判断し、その出力DOp<0>を電源VDDの電位、例えば3Vに駆動する。以上が、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の読み出し動作である。
(第1実施形態の昇圧動作)
次に、図3を参照して、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の昇圧動作について説明する。図3は、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の昇圧動作及び書き込み動作についての説明図である。図3では、説明の簡略化のため、図1記載の4つのメモリセル11のみが説明されるが、図3において図示されない他の非選択メモリセル11も同様に動作するものである。また、図3は、図1と同じ構成要素には同じ符号を付している。なお、図3に示す例においては、全てのメモリセル11a〜11dにおいて、アンチフューズ素子12a〜12dの絶縁膜は、破壊されていない状態(データ「0」)であるとする。また、以下に示す昇圧動作は、メモリセル11aを対象に行う。
昇圧動作において、はじめに、メモリセル電源VBPは、低電圧3Vとなる。メモリセル電源VBPが低電圧3Vであれば、アンチフューズ素子12a〜12dの絶縁膜が破壊されることはない。
メモリセル電源VBPが低電圧3Vになると同時に、データ入出力バッファ31は、負論理の書き込み制御信号WEn等に基づき、全ての書き込みビット線BLWn<0>、BLWn<1>と読み出しビット線BLRp<0>、BLRp<1>とを、電源VDDと同電位、例えば3Vにする。さらに、各ワード線駆動回路21は、行アドレス信号address、書き込み制御信号WEp等に基づき、全ての読み出しワード線WLRp<0>、WLRp<1>を選択状態(電源VDDと同電位)、例えば3Vにする。一方、各ワード線駆動回路21は、全ての書き込みワード線WLWp<0>、WLWp<1>を非選択状態(接地電位0V)に保持しておく。このような電位状態にすることにより、全てのアンチフューズ素子11a〜11dのゲート端子には読み出しビット線BLRp<0>、BLRp<1>から、読み出しゲートN型トランジスタ14a〜14dを介して電流が供給され、その電位はある程度の高電位状態、例えば2V程度になる。その後、その遷移速度は遅くなるが、この状態で放置することにより、やがて全てのアンチフューズ素子11a〜11dのゲート端子は、電源VDDの近傍の電位、例えば2.5V程度にまで達する。その後、さらに、メモリセル電源VBPを昇圧し、アンチフューズ素子12a〜12dのゲート絶縁膜を破壊するのに十分なほど高圧、例えば6Vにする。
この時、既に全てのアンチフューズ素子12a〜12dのゲート端子の電位は、電源VDDと略同じ電位にまで達しており、その効果により、アンチフューズ12a〜12dに印加される高電圧ストレスが緩和される。このような動作により、メモリセル電源VBPを昇圧時に発生する誤書き込みを防止することができる。以上が、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の昇圧動作である。
(第1実施形態の書き込み動作)
次に、引き続き図3を参照して、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の書込み動作について説明する。なお、この例においては、メモリセル11aに書き込みを行うものとする。
まず、ワード線駆動回路21は、行アドレス信号address、書き込み制御信号WEp等に基づき、書き込み対象のメモリセル11aを選択する書き込みワード線WLWp<0>を、選択状態(電源VDDと同電位)、例えば3Vとする。次に、ワード線駆動回路21は、メモリセル11aに接続されている読み出しワード線WLRp<0>を非選択状態(接地電位0V)とする。また、ワード線駆動回路21は、その他の書き込みワード線WLWp<1>を非選択状態(接地電位0V)に保ち、その他の読み出しワード線WLRp<1>を選択状態(電源VDDと同電位)、例えば3Vに保つ。
この状態を保持して、データ入出力バッファ31は、負論理の書き込み制御信号WEn等に基づき、書き込み対象のメモリセル11aが接続されている書き込みビット線BLWn<0>の電位を接地電位の0Vとする。すると、導通状態の書き込みゲートN型トランジスタ13aを介して、アンチフューズ素子12aのゲート端子の電位が0Vとなり、アンチフューズ素子12aに対して、6Vの高電圧ストレスが印加される。
この状態でしばらく経過すると、やがてアンチフューズ素子12aのゲート絶縁膜がブレークダウンを起し、そのゲート絶縁膜を介してメモリセル電源VBPからゲート端子へむけて数ミリアンペア程の電流が流れはじめる(図3に示す、符号Bの向き)。その後もしばらく書き込みビット線BLWn<0>を接地電位0Vに駆動し続けることにより、アンチフューズ素子12aのゲート絶縁膜は、完全に破壊される。このように破壊されたゲート絶縁膜は、元の良好な絶縁特性に戻ることはない。
ここで、書き込み対象のメモリセル11aと同様に、書き込みワード線WLWp<0>に接続されるメモリセル11bに接続される書き込みビット線BLWn<1>は、電源VDDの電位、例えば3Vに保持されている。また、メモリセル11bのアンチフューズ素子12bのゲート端子の電位は、書き込みゲートN型トランジスタ13bを介して高電位に保持されている。この動作により、アンチフューズ素子12bには、高電圧ストレスが印加されず、そのゲート絶縁膜が破壊されることはなく、誤書き込みは生じない。
同様に、非選択状態にあるメモリセル11c、11dについては、次のような動作により誤書き込みが防止される。非選択状態にあるメモリセル11c、11dに接続される読み出しワード線WLRp<1>が選択状態(電源VDDと同電位)、例えば3Vに保持されることにより、その読み出しゲートN型トランジスタ14c、14dが導通状態となる。その読み出しゲートN型トランジスタ14c、14dを介して電源VDDと同電位、例えば3Vの読み出しビット線BLRp<0>、BLRp<1>が電気的に接続され、アンチフューズ素子12c、12dのゲート端子は高電位状態に保持される。
書き込みの終了動作は次のようになる。まず、データ入出力バッファ31は、書き込み対象のメモリセル11aに接続された書き込みビット線BLWn<0>を再び電源VDDと同電位、例えば3Vにする。その後、ワード線駆動回路21は、書き込み制御信号WEp等に基づき、書き込み対象のメモリセル11aに接続された書き込みワード線WLWp<0>を非選択状態(接地電位0V)に戻す。同じく書き込み対象のメモリセル11aに接続された読み出しワード線WLRp<0>を選択状態(電源VDDと同電位)、例えば3Vに戻す。その後、メモリセル電源VBPを遮断し、その電位が電源VDDと略同電位になった後に、ワード線駆動回路21は、全ての読み出しワード線WLRp<0>を非選択状態(接地電位0V)に戻す。以上が、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の書き込み動作である。
つまり、第一実施形態における書き込み動作を端的に述べると、書き込み動作時、ライトディスターブ保護回路33は、読み出しビット線BLRp<0>、BLRp<1>を所定電圧3Vまで充電する。そして、書き込み動作時、ローデコーダ2は、選択したメモリセル11aが接続される読み出しワード線WLRp<0>を非活性化させて読み出しゲートN型トランジスタ14aを非導通状態にさせる一方、非選択のメモリセル11c及び11dが接続される読み出しワード線WLRp<1>を活性化させて読み出しゲートN型トランジスタ14c及び14dを導通状態にさせる。
(第1実施形態による効果)
次に、第1実施形態の不揮発性半導体記憶装置による効果を説明する。
ここで、複数のメモリセルの各々が、一つのアンチフューズ素子と、一つのN型トランジスタ(選択ゲート)により構成されている不揮発性半導体記憶装置を第1実施形態の比較例として説明する。この比較例において、N型トランジスタは、そのドレインをアンチフューズ素子のゲート端子に接続し、そのソースをビット線に接続し、そのゲートをワード線に接続している。
比較例では、書き込み対象のメモリセルに対してデータを書き込む場合、そのメモリセルに接続されたワード線を選択状態として、メモリセルに接続されるビット線を0Vにする。この動作により、書き込み対象のメモリセルを構成するアンチフューズ素子には、メモリセル電源の電位6Vとビット線の電位0Vにより、高電圧ストレスが印加される。この時、0Vになるビット線に接続された他の非選択メモリセルに対しては、遮断状態の選択ゲートを介して流れるリーク電流により、非選択状態のメモリセルを構成するアンチフューズ素子に高電圧ストレスが印加される場合がある。それにより発生する誤書き込み不良がライトディスターブ不良である。
その原因として、ノイズ等の影響で本来接地電位0Vであるべき非選択のワード線の電位が上昇して選択ゲートが瞬間的に導通状態となり生じるリーク電流や、選択ゲートを構成するN型トランジスタに存在する微小な欠陥によるリーク電流等の影響が考えられる。
アンチフューズ素子を用いた不揮発性半導体記憶装置では、アンチフューズ素子の絶縁膜を破壊するほどの高電圧のメモリセル電源が用いられる。加えて、アンチフューズ素子を用いた不揮発性半導体記憶装置では、アンチフューズ素子のゲート端子の電位が、そのゲート絶縁膜を流れる微小なリーク電流と選択ゲートを構成するN型トランジスタのカットオフ電流とのバランスで決まる。そのため、選択ゲートを構成するN型トランジスタの微小なリーク電流によりアンチフューズ素子のゲート端子の電位が極端に低下する。つまり、比較例の不揮発性半導体記憶装置においては、ノイズや微小欠陥に対する耐性が極端に弱い。
対して、第1実施形態の不揮発性半導体記憶装置においては、上述したようにデータ書き込み時に、非選択メモリセル11b〜11dの読み出しビット線BLRp<0>、BLRp<1>を所定電圧まで充電する、所謂、高電圧ストレスの保護機能を有している。したがって、第1実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、ノイズや微小欠陥に対する耐性を大幅に向上させ、書き込み動作時に発生する意図しないメモリセルに対する誤書き込み不良、換言すると、ライトディスターブ不良の発生を防止している。つまり、第1実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、非選択メモリセルに対する高電圧ストレスの保護機能を具備することにより、高信頼性を得ている。
[第2実施形態]
(第2実施形態の構成)
図4は、本発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の概略図を示す。
第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、アンチフューズ素子にデータを書き込む前に、1データを読み出し可能であるか否かを確認するテスト読み出し機能を具備し、テストカバレッジを大幅に向上させ、高信頼性を実現したものである。なお、第2実施形態において、第1実施形態と同様の構成要素には、同一符号を付し、その説明を省略する。
第2実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、第1実施形態と比較して、ローデコーダ2’、及びデータ入出力ブロック3’の構成が異なる。また、第2実施形態の不揮発性半導体記憶装置には、さらに、テスト読み出し制御信号線TRLが追加されている。テスト読み出し制御信号線TRLには、テスト読み出し制御信号TRpが入力される。テスト読み出し制御信号TRpは、メモリセル11がデータ書き込み可能か否かを確認する時に用いられる信号である。
ローデコーダ2’は、第一実施形態と異なる複数のワード線駆動回路21’を有する。また、ローデコーダ2’は、更に書き込みワード線駆動制御回路25を有している。書き込みワード線駆動制御回路25は、テスト読み出し信号TRp、及び書き込み制御信号WEpの論理和信号を生成して、書き込みワード線駆動回路23へ出力する。
ワード線駆動回路21’は、第一実施形態と同様に、行選択論理回路22と、書き込みワード線駆動回路23とを有している。ワード線駆動回路21’の第一実施形態と異なる構成は、第一実施形態の第一読み出しワード線駆動回路24と異なる論理を有する第二読み出しワード線駆動回路26を備える点である。第二読み出しワード線駆動回路26は、2つの入力端子を有するAND回路であり、その片方の入力端子には、入力信号である書き込み制御信号WEpを反転する機能を有している。
第二読み出しワード線駆動回路26は、書き込み制御信号WEpの反転信号と行選択論理回路22の出力信号との論理積により、読み出しワード線WLWp<0>〜WLWp<3>を駆動する。
データ入出力ブロック3’は、第一実施形態と異なる複数のデータ入出力バッファ31’を有する。データ入出力バッファ31’は、第一実施形態と同様に、ライトディスターブ保護回路33と、読み出しセンスアンプ34を有している。データ入出力バッファ31’は、更に第一実施形態の第一書き込みビット線駆動回路32と異なる論理を有する第二書き込みビット線駆動回路35を有する。第二書き込みビット線駆動回路35は、2つの入力端子を有するOR回路であり、その片方の入力端子には、入力信号DIp<0>〜DIp<3>を反転する機能を有している。
第二書き込みビット線駆動回路35は、テスト読み出し制御信号TRpと、各入力データ線DIp<0>〜DIp<3>の反転信号の論理和により、書き込みビット線BLWn<0>〜BLWn<3>を駆動する。
(第2実施形態のテスト読み出し動作)
次に、図5を参照して、第2実施形態の特徴的な動作であるテスト読み出し動作について説明する。図5は、第2実施形態の不揮発性半導体記憶装置におけるテスト読み出し動作についての説明図である。図5では、説明の簡略化のため、図4記載の4つのメモリセル11のみが説明されるが、図5において図示されない他の非選択メモリセル11も同様に動作するものである。また、図5において、図4と同じ構成には同じ符号を付した。なお、図5に示す例においては、テスト読み出し動作をメモリセル11aに対して行うものとする。
テスト読み出し動作において、はじめに、メモリセル電源VBPは、アンチフューズ素子12a〜12dのゲート絶縁膜を破壊しないほどの低電圧3Vとなる。ワード線駆動回路21’は、行アドレス信号address及び書き込み制御信号WEpに基づき、この状態を保ちながら、メモリセル11a、11bに接続される読み出しワード線WLRp<0>と書き込みワード線WLWp<0>を選択状態(電源VDDと同電位)、例えば3Vとする。一方、ワード線駆動回路21’は、その他の読み出しワード線WLRp<1>と書き込みワード線WLWp<1>を非選択状態(接地電位0V)とする。この操作により、任意の一行のメモリセル11a、11bがそれぞれ読み出しビット線BLRp<0>、BLRp<1>に電気的に接続され、その他のメモリセル11c、11dは、読み出しビット線BLRp<0>、BLRp<1>から電気的に切断される。また、データ入出力バッファ31’は、全ての書き込みビット線BLWn<0>、BLWn<1>を電源VDDと同電位、例えば3Vとする。この状態を保ちながら、各データ入出力バッファ31’は、全ての読み出しビット線BLRp<0>、BLRp<1>を一度、0Vに初期化する。
その後、各データ入出力バッファ31’は、全ての読み出しビット線BLRp<0>、BLRp<1>をハイインピーダンス状態HiZにする。また、同様に選択された一行のメモリセル11a、11bの書き込みゲートN型トランジスタ13a、13bが導通状態となり、書き込みビット線BLWn<0>、BLWn<1>に接続され、他のメモリセル11c、11dは、書き込みビット線BLWn<0>、BLWn<1>から切断される。
以上の動作により、書き込みビット線BLWn<0>、BLWn<1>から、書き込みゲートN型トランジスタ13a、13b、アンチフューズ12a、12bのゲート端子、及び読み出しゲートN型トランジスタ14a、14bを経由して、読み出しビット線BLRp<0>、BLRp<1>へ達する電流経路(図5中、符号C,符号D)が形成される。この状態で、上述した読み出し動作と同様に、それぞれ、データ入出力バッファ31’の読み出しセンスアンプ34は、読み出しビット線BLRp<0>、BLRp<1>の電位と参照電位VSAREFとを比較し、その結果を読み出す。これにより選択したメモリセル11a、11b内にオープン不良や0フィックス不良の存在を検知することができる。
例えば、図5に示されるように、メモリセル11a内にオープン不良や0フィックス不良が存在しない場合、そのメモリセル11aが接続される読み出しビット線BLRp<0>は、比較的高電位となる。このように正常なメモリセル11aに接続される読み出しビット線BLRp<0>は比較的高電位(例えば、2V)となる。読み出しセンスアンプ34は、このように正常なメモリセル11aに接続される読み出しビット線BLRp<0>の電位が参照電位VSAREFと比較して高いことを検知する。そして、読み出しセンスアンプ34は、その出力DOp<0>を電源VDDと同電位、例えば3Vに駆動する。
一方、図5に示されるように、メモリセル11b内に符号Eで示されるようなオープン不良や0フィックス不良が存在する場合、メモリセル11b内の電流パスが阻害されることになる。つまり、電流パス阻害の影響により、メモリセル11bが接続される読み出しビット線BLRp<1>は、比較的低電位(例えば、1V)に留まる。読み出しセンスアンプ34は、このように不良が存在するメモリセル11bに接続される読み出しビット線BLRp<1>の電位が参照電位VSAREFに比べて低いことを検知して、その出力信号DOp<1>を接地電位0Vに駆動する。以上が、第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のテスト読み出し動作である。
つまり、第二実施形態におけるテスト読み出し動作を端的に述べると、テスト読み出し動作時、データ入出力ブロック3’は、入力信号DIp<0>〜DIp<3>及びテスト読み出し信号TRpに従い書き込みビット線BLWn<0>、BLWn<1>に3V(第一電圧)を印加し、読み出しビット線BLRp<0>、BLRp<1>をハイインピーダンス状態HiZとする。換言すると、データ入出力ブロック3’は、読み出しビット線BLRp<0>、BLRp<1>に3Vと異なる第二電圧を印加する。そして、ローデコーダ2’は、アドレス信号address及びテスト読み出し信号TRpに基づき選択したメモリセル11a及び11bが接続される書き込みワード線WLWp<0>及び読み出しワード線WLRp<0>を活性化させて書き込みゲートN型トランジスタ13及び読み出しゲートN型トランジスタ14を導通状態にさせる一方、非選択のメモリセル11c及び11dが接続される書き込みワード線WLWp<1>及び読み出しワード線WLRp<1>を非活性化させて書き込みゲートN型トランジスタ13c及び13d及び読み出しゲートN型トランジスタ14c及び14dを非導通状態にさせる。
(第2実施形態による効果)
次に、第2実施形態の不揮発性半導体記憶装置による効果を説明する。
ここで、複数のメモリセル各々が、一つのアンチフューズ素子と、一つのN型トランジスタ(選択ゲート)により構成されている不揮発性半導体記憶装置を第2実施形態の比較例として説明する。この比較例において、N型トランジスタは、そのドレインをアンチフューズ素子のゲート端子に接続し、そのソースをビット線に接続し、そのゲートをワード線に接続している。また、複数あるメモリセルのいずれかの内にオープン不良もしくは0フィックス不良が存在しているものとする。比較例においては、不良をメモリセルに対して書き込み動作をする前に検知することは困難である。例えば、メモリセルが接続されるワード線を選択状態(電源VDDと同電位)、例えば3Vにする。この操作によって、不良メモリセルに接続されるビット線の電位は、比較的低電位、例えば1V程に留まる。一方、同時に選択される不良がないメモリセルが接続されるビット線の電位も、書き込み前のアンチフューズ素子は略電流を流さないため、比較的低電位、例えば1V程に留まる。比較例は、このような状態となるので、メモリセル内にオープン不良もしくは0フィックス不良が存在しているか否かを区別することは困難である。
これに対して、第2実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、上述したテスト読み出し動作によって、メモリセル内に内在するオープン不良や0フィックス不良を検知することができる。つまり、第2実施形態のようにテスト読み出し機能を具備することにより、テストカバレッジを大幅に向上させて、高信頼性を得ることができる。
[第3実施形態]
(第3実施形態の構成)
図6は、本発明の第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の概略図を示す。
第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、第1実施形態及び第2実施形態の機能を併せ持つものである。なお、第3実施形態において、第1及び第2実施形態と同様の構成要素には、同一符号を付し、その説明を省略する。
第3実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、第2実施形態と比較して、ローデコーダ2’’の構成が異なる。
ローデコーダ2’’は、第2実施形態のローデコーダ2’の構成において第二読み出しワード線駆動回路26を第一読み出しワード線駆動回路24に置き換えたものである。
第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の動作は、第1及び第2実施形態に記載の動作と同様であるので説明を省略する。
以上、第3実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、書き込み動作時に発生する非選択メモリセルへの高電圧ストレスに対する保護機能を具備し、ライトディスターブ不良を防止することができる。また、第3実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、アンチフューズ素子にデータを書き込む前に1データを読み出すことができるか否かを確認するテスト読み出し機能を具備し、テストカバレッジの向上を図ることができる。
[第4実施形態]
(第4実施形態の構成)
図7は、本発明の第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の概略図を示す。
第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、書き込み動作時に発生する非選択メモリセルへの高電圧ストレスに対する保護機能を具備し、ライトディスターブ不良を防止する機能を具備している。さらに、第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、アンチフューズ素子にデータを書き込む前に1データを読み出すことができるか否かを確認するテスト読み出し機能を具備し、テストカバレッジの向上を図るものである。なお、第4実施形態において、第1乃至第3実施形態と同様の構成要素には、同一符号を付し、その説明を省略する。
第4実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、第3実施形態と比較して、メモリセルアレイ1’の構成が異なる。メモリセルアレイ1’は、第3実施形態と異なる複数のメモリセル11’を有する。メモリセル11’には、アンチフューズ素子12のゲート端子と書き込みゲートN型トランジスタ13との間に書き込み制御N型トランジスタ15が設けられている。同様に、アンチフューズ12のゲート端子と読み出しゲートN型トランジスタ14との間に、読み出しバリアN型トランジスタ16が設けられている。
書き込み制御N型トランジスタ15のゲート端子には書き込み制御信号線WELが接続されている。読み出しバリアN型トランジスタ16には電源VDDが接続されている。
(第4実施形態の書き込み動作)
書き込み制御N型トランジスタ15と読み出しバリアN型トランジスタ16との役割は、書き込み動作時において、それぞれ、書き込みゲートN型トランジスタ13と読み出しゲートN型トランジスタ14に印加される高電位ストレスを緩和することにある。図8を参照して、第4実施形態の不揮発性半導体記憶装置の書き込み動作を説明する。図8は、第4実施形態の不揮発性半導体記憶装置の書き込み動作についての説明図である。図8では、説明の簡略化のため、図7記載の4つのメモリセル11’のみが説明されるが、図8において図示されない他の非選択メモリセル11’同様に動作するものである。また、図8において、図7と同じ構成要素には、同じ符号を付した。なお、第4実施形態の書き込み動作は、第1実施形態と同様であるため、詳細な説明を省略し、ここでは、書き込み制御N型トランジスタ15と読み出しバリアN型トランジスタ16の高電位ストレスの緩和効果について説明する。また、図8においては、その書き込み対象をメモリセル11’aとする。
ワード線駆動回路21は、行アドレス信号address及び書き込み制御信号WEp等に基づき、メモリセル11’aに接続される書き込みワード線WLWp<0>を選択状態(電源VDDと同電位)、例えば3Vにし、対となる読み出しワード線WLRp<0>を非選択状態(接地電位0V)とする。また、ワード線駆動回路21は、書き込み対象のメモリセル11’aに接続される書き込みビット線BLWn<0>を接地電位0Vとし、対となる読み出しビット線BLRp<0>を電源VDDと同電位、例えば3Vとする。ワード線駆動回路21は、この状態を保持することにより、アンチフューズ素子12aには、メモリセル電源VBPの電位、例えば6Vの電圧ストレスが印加され、データが書き込まれる。この書き込み動作は、書き込みゲートN型トランジスタ13と読み出しゲートN型トランジスタ14の有無に関わらず、第1実施形態と同様である。
このとき、書き込み対象のメモリセル11’aと同じ行のメモリセル11’bにおいて、読み出しバリアN型トランジスタ16bの働きによる読み出しゲートN型トランジスタ14bに対する高電位ストレスを緩和する効果が得られる。メモリセル11’bにデータが書き込まれている場合、アンチフューズ素子12bは導通状態であるので、そのゲート端子の電位はメモリセル電源VBPと同電位、例えば6Vになる。もしここで、読み出しバリアN型トランジスタ16bが挿入されていない場合、読み出しゲートN型トランジスタ14bのドレイン端子は6Vになり、0Vの読み出しワード線WLRp<0>が接続されたゲート端子との間に6Vの高電圧ストレスが印加されることになる。ここに、ゲート端子が電源VDDに接続された読み出しバリアN型トランジスタ16bが挿入されることにより、読み出しゲートN型トランジスタ14bのドレイン端子の電位は電源VDDの電位、例えば3V以下に抑えられる。また、読み出しバリアN型トランジスタ16bのゲート端子が電源VDDに接続されているため、読み出しバリアN型トランジスタ16b自体に対する高電圧ストレスも緩和される。
同様に、他のメモリセル11’c、11’dにおいて、書き込み制御N型トランジスタ15c、15dの働きによる書き込みゲートN型トランジスタ13c、13dに対する高電位ストレスを緩和する効果が現れる。メモリセル11’c、11’dにデータが書き込まれている場合、アンチフューズ12c、12dは導通状態であるので、それらゲート端子の電位はメモリセル電源VBPと同電位、例えば6Vになる。
もしここで、書き込み制御N型トランジスタ15c、15dが挿入されていない場合、書き込みゲートN型トランジスタ13c、13dのドレイン端子は6Vになり、0Vの書き込みワード線WLWp<1>が接続されたゲート端子との間に6Vの高電圧ストレスが印加されることになる。
ここに、ゲート端子が書き込み制御信号WEpに接続された書き込み制御N型トランジスタ15c、15dが設けられていることにより、書き込みゲートN型トランジスタ13c、13dのドレイン端子の電位は電源VDDの電位、例えば3V以下に抑えられる。また、書き込み制御信号WEpの電位を、メモリセル電源VBPが高電圧状態、例えば6Vであるときに、電源VDDと同電位、例えば3Vに維持されるなら、書き込み制御N型トランジスタ15c、15d自体に対する高電圧ストレスも緩和される。
以上、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、書き込み動作時に発生する非選択メモリセルへの高電圧ストレスに対する保護機能を具備し、ライトディスターブ不良を防止することが可能である。また、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、アンチフューズ素子にデータを書き込む前に1データを読み出すことができるかを確認するテスト読み出し機能を具備し、テストカバレッジの向上を図ることが可能である。また、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、ゲート端子が電源電位に固定された読み出しバリアN型トランジスタ16を具備することにより、書き込みゲートと読み出しゲートに印加される高電圧ストレスを緩和することができる。すなわち、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、高信頼性を得ることができる。
以上、発明の実施形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更、追加、置換等が可能である。例えば、上記実施形態においては、メモリセル11、11’のトランジスタ13、14、15、16は、N型であるが、P型とし、ローデコーダ2、2’、2’’をそれに伴う回路構成に変更しても良い。また、データ入出力バッファ31、31’のトランジスタは、P型であるが、N型とし、データ入出力バッファ31、31’をそれに伴う回路構成に変更しても良い。
本発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の構成概略図である。 本発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の読み出し動作の説明図である。 本発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の昇圧動作及び書き込み動作の説明図である。 本発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の構成概略図である。 本発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のテスト読み出し動作の説明図である。 本発明の第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の構成概略図である。 本発明の第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の構成概略図である。 本発明の第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の書き込み動作の説明図である。
符号の説明
1、1’…メモリセルアレイ、11、11’…メモリセル、12…アンチフューズ素子、13…書き込みゲートN型トランジスタ、14…読み出しゲートN型トランジスタ、15…書き込み制御N型トランジスタ、16…読み出しバリアN型トランジスタ、2、2’、2’’…ローデコーダ、21、21’…ワード線駆動回路、22…行選択論理回路、23…ワード線駆動回路、24…第一読み出しワード線駆動回路、25…書き込みワード線駆動制御回路、26…第二読み出しワード線駆動回路、3、3’…データ入出力ブロック、31、31’…データ入出力バッファ、32…第一書き込みビット線駆動回路、33…ライトディスターブ保護回路、34…読み出しセンスアンプ、35…第二書き込みビット線駆動回路。

Claims (5)

  1. 一端に書き込み電圧を印加され絶縁膜破壊によりデータを書き込むようにされた不可逆性記憶素子と、一端が前記不可逆性記憶素子の他端側に接続される第1トランジスタと、一端が前記不可逆性記憶素子の他端側に接続される第2トランジスタとを備えたメモリセルを格子状に複数配置して構成されるメモリセルアレイと、
    データ書き込み時において前記メモリセルを行方向において選択するため前記第1トランジスタのゲートに接続された複数の書き込みワード線と、
    データ読み出し時において前記メモリセルを行方向において選択するため前記第2トランジスタのゲートに接続された複数の読み出しワード線と、
    前記メモリセルへのデータ書き込みを行うため前記第1トランジスタの他端に接続された書き込みビット線と、
    前記メモリセルからのデータ読み出しを行うため前記第2トランジスタの他端に接続された読み出しビット線と、
    アドレス信号に従い前記書き込みワード線及び前記読み出しワード線を選択的に駆動するローデコーダと、
    データ書き込み時において、前記読み出しビット線を所定電圧まで充電するライトディスターブ保護回路と
    を備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記ローデコーダは、データ書き込み時において、
    選択した前記メモリセルが接続される前記読み出しワード線を非活性化させて前記第2トランジスタを非導通状態にさせる一方、
    非選択の前記メモリセルが接続される前記読み出しワード線を活性化させて前記第2トランジスタを導通状態にさせる
    ことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 一端に書き込み電圧を印加され絶縁膜破壊によりデータを書き込むようにされた不可逆性記憶素子と、一端が前記不可逆性記憶素子の他端側に接続される第1トランジスタと、一端が前記不可逆性記憶素子の他端側に接続される第2トランジスタとを備えたメモリセルを格子状に複数配置して構成されるメモリセルアレイと、
    データ書き込み時において前記メモリセルを行方向において選択するため前記第1トランジスタのゲートに接続された複数の書き込みワード線と、
    データ読み出し時において前記メモリセルを行方向において選択するため前記第2トランジスタのゲートに接続された複数の読み出しワード線と、
    前記メモリセルへのデータ書き込みを行うため前記第1トランジスタの他端に接続された書き込みビット線と、
    前記メモリセルからのデータ読み出しを行うため前記第2トランジスタの他端に接続された読み出しビット線と、
    アドレス信号及びテスト信号に従い前記書き込みワード線及び前記読み出しワード線を選択的に駆動するローデコーダと、
    入力信号及び前記テスト信号に従い前記書き込みビット線に第一電圧を印加し、前記読み出しビット線に前記第一電圧と異なる第二電圧を印加するデータ入出力ブロックと
    を備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記ローデコーダは、
    アドレス信号及びテスト信号に基づき選択した前記メモリセルが接続される前記書き込みワード線及び前記読み出しワード線を活性化させて前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタを導通状態にさせる一方、
    非選択の前記メモリセルが接続される前記書き込みワード線及び前記読み出しワード線を非活性化させて前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタを非導通状態にさせる
    ことを特徴とする請求項3記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記メモリセルは、
    前記不可逆性記憶素子と前記第1トランジスタの一端との間に両端を接続し、ゲートに所定電圧が印加される第3トランジスタと、
    前記不可逆性記憶素子と前記第2トランジスタの一端との間に両端を接続し、ゲートに所定電圧が印加される第4トランジスタと
    を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の不揮発性半導体記憶装置。
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