JP2008170948A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ドラム膜厚、環境、プロセススピード等が変化しても帯電ローラに印加される電圧を適当な値に制御する。
【解決手段】 非画像形成時に、前記帯電部材に異なる大きさの複数の電圧を印加して、それぞれの電圧印加時に前記帯電部材に流れる複数の電流を検出する。電圧は、電圧の変化に対する電流の変化の変化量が所定の値以下となるまで印加する。そして検出された電流値に基づいて、前記制御部は画像形成時に帯電部材に印加される電圧を制御する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、主に電子写真方式による画像形成装置に関する。画像形成装置は、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、LEDプリンタ、レーザービームプリンタ等)、及び電子写真ファクシミリ装置等が含まれる。
従来、電子写真複写機やプリンタ等の画像形成装置において、接触帯電は帯電部材から被帯電体(像担持体)への放電によって行なわれる。そのため、或るしきい(閾)値電圧以上の電圧を帯電部材に印加することによって像担持体への帯電が開始される。例えば、所定の厚さのOPC感光体(像担持体)に対して帯電ローラ(帯電部材)を加圧当接させた場合、帯電ローラに放電開始電圧以上の電圧を印加すれば感光体の表面電位が上昇し始め、これ以降は印加電圧に対して傾き1で線形に感光体表面電位が増加する。以後、この放電を開始し始める閾値電圧を放電開始電圧Vthと定義する。
所要の感光体表面電位Vdを得るためには帯電ローラにはVd+Vthの電圧を印加すれば良いことになる。
この原理は以下のように説明される。放電に関与する、帯電ローラと、感光体間の微小ギャップの空気層と、感光体とは電気的な等価回路として表現される。
なお、帯電ローラの占めるインピーダンスは、感光体、空気層のインピーダンスに比べて小さく無視できるためここでは扱わない。このため、帯電機構は単に2つのコンデンサーC1、C2(C1は感光体の静電容量、C2は空気層の静電容量)で表現できることがわかる。
この等価回路に直流電圧Vを印加すると、電圧はそれぞれのコンデンサーのインピーダンスに比例配分され、空気層Aに印加される電圧は
Vair=C1/(C1+C2)‥‥(1)式
になる。
空気層Aにはパッシェンの法則に従う絶縁破壊電圧があり、空気層Aの厚みをd[μm]とすると、Vairが
312+6.2d[V]‥‥(2)式
を越えると放電が起き、帯電が行なわれる。はじめて放電が起きる電圧は(1)式と(2)式が等しくなった場合のdに関する二次方程式が重解を持つときであるので(C2もdの関数)、このときのVが放電開始電圧Vthに相当する。このようにして求められた理論値のVthは実験値と非常に良い一致を示す。
また、定電圧回路においては、Vthはプロセススピード(感光体の周速度)が変化してもVthは変化しない。これは以下の(3)、(4)の関係式により説明できる。
I=ε・ε0・L・Vp・Vd/d・・・(3)式
(I:帯電電流、ε:感光体の誘電率、ε0:真空中の誘電率、L:有効帯電幅、Vp:プロセススピード、Vd:感光体表面電位、d=感光体の膜厚)
V=((d/ε・L・Vp)+R))I−Vth・・・(4)式
(V:帯電ローラ印加電圧、d=感光体の膜厚、ε:感光体の誘電率、L:有効帯電幅、Vp:プロセススピード、R:Cローラ抵抗値、I:帯電電流、Vth:放電開始電圧)
定電圧制御回路においては、(3)式によりプロセススピードと帯電電流とは比例関係に有り、プロセススピードが増加すると帯電電流もそれに応じて増加する。また、印加電圧と感光体の電位、ならびにVthの関係は、(4)式で表せられることから、プロセススピードと帯電電流は相殺され、VならびにVthに変化は無い。
よって、定電圧制御回路においては、プロセススピードが変化してもVthは変化しない(図2)。且つ、Vth以上の電圧では、印加電圧と感光体の電位は傾き1の線形の関係があることもわかる。
ところが、被帯電体が耐久に伴う削れ(感光体の表面層の膜厚変化)により静電容量が変化した場合や、環境変化によって帯電ローラの静電容量が変化した場合にはVthが変わってしまう(図3、図4)。
被帯電体が耐久に伴う削れ(感光体の膜厚変化)等によりその静電容量C1が変化すると、上記の放電開始電圧Vthは変化してしまい、このVthの変化により被帯電体の帯電電位が変化する。画像形成装置の場合は、被帯電体である像担持体(感光体)の使用に伴う感光体表面の削れ等により静電容量C1が変化し、そのためVthが変化してしまう。Vthが変化すると、帯電電位が初期に設定した所望の値からズレてしまい、画像が乱れることがある。
即ち、前述の接触帯電原理に基づいて一定電圧で帯電を行なった場合、感光体が削れて感光体の静電容量C1が変化すると、Vthが変化する。具体的には
C1=εS/t
(ε:感光体の誘電率、S:放電面積(定数)、t:感光体の厚み)
で表されるため、使用によって感光体の厚みが減少するとC1は増加する。
一方、感光体のインピーダンスはC1の逆数に比例するため、感光体の厚みが減少する(C1が増化する)ことにより、感光体に印加される電圧は減少し、逆に空気層に印加される電圧は上昇する。このため、同じ電圧Vを印加していても耐久後は放電が起き易くなり必然的にVthの値は小さくなる。
また、低温湿環境(本発明では15°C、10%RHの環境、以後、L/L環境と称する)においては、先ほどの通常環境(N/N環境)では無視できた帯電ローラ2の静電容量が変化する。そのため、帯電ローラのインピーダンスが上昇し、放電に必要な電圧が余分に必要となり、Vthが上昇する。
接触帯電を用いた画像形成装置では、従来のように通紙使用による影響・環境による影響を無視して、通常環境の初期に得られるVd+Vthの定電圧で制御していると、使用により膜厚が薄くなるとVthが小さくなるためVdが上昇する。また、L/L環境ではVthが大きくなるためVdが降下するため、いずれにしても画像が変化してしまうという問題点が生じていた。そのため、環境センサー等の高価なセンサーを用いて、電圧制御をする必要があった。
前記のような問題点に対し、従来技術として、環境や像担持体の膜厚変動による像担持体の電位変動を抑制する手段として特許3214120号公報の技術がある。これは、帯電部材に直流電圧を印加し、帯電部材と像担持体との間に0.5μA以下の微小電流を流した時の印加電圧を検知し、その時の電圧をほぼ放電開始電圧に近い値とみなす。そして、その電圧に所定の電圧を加えた値で電圧制御をすることで環境や像担持体の膜厚が変わっても、像担持体の電位を一定にする方法が提案されている。
特許3214120号公報
ただし、上記の0.5μA以下の微小電流を流した時の印加電圧を検知する方法では、放電開始電圧以下で発生する微小電流の影響を受ける場合がある。後述するが、放電開始電圧Vth以下の電圧印加時においても微小な電流が流れることがある。特に2μA以下の微小電流領域では、放電開始電圧Vth以下の電圧を印加した場合でも微小電流が流れる。即ち、0.5μA以下の微小電流が流れた際の電圧を放電開始電圧Vthとみなす方法では、Vthを実際よりも低く判断してしまい、検知精度が悪化してしまう場合がある。
また、プロセススピードが速くなると像担持体上の単位時間当たりの帯電面積が大きくなり、流れる電流値も大きくなる。そのため、0.5μA以下の微小電流を流した時の電圧を検知したとしても、プロセススピードが速い時と遅い時とで放電開始電圧Vthの検知精度が変ってきてしまう可能性がある。そこで本発明の目的は、環境や像担持体の膜厚により放電開始電圧Vthが変化しても、画像形成時に帯電部材に印加される電圧を最適となるように制御する画像形成装置を提供することである。そして、画像形成時に、帯電部材に印加する最適な電圧とする帯電方法を提供することである。
本発明によれば、上記目的は以下の構成を特徴とする画像形成装置又は帯電方法により達成される。
静電潜像を担持する像担持体と、
前記像担持体に当接して直流電圧を印加され前記像担持体表面を帯電する帯電部材と、
前記帯電部材に流れる直流電流を検出する電流検出部と、
前記帯電部材に印加される電圧を制御する制御部とを備える画像形成装置であって、
非画像形成中に、前記直流電圧の変化に対する前記直流電流の変化の変化量が所定の値以下となるまで複数の直流電圧が印加され、前記複数の直流電圧を印加された時に、前記電流検出部はそれぞれの直流電流を検出し、
前記制御部は、前記電流検出部の検出結果に応じて画像形成時に帯電部材に印加される直流電圧を制御することを特徴とする画像形成装置。
本願発明によれば、環境や像担持体の膜厚により放電開始電圧Vthが変化しても、画像形成時に帯電部材に印加される電圧を適当に制御することができる。
図1は本発明の画像形成装置の概略構成図である。
1は像担持体(被帯電体)としての感光体ドラムである。本例の感光体ドラム1は直径30mmの円筒状OPC感光体であり、紙面に垂直方向の中心軸線を中心に矢示の時計方向Xに所定のプロセススピード(周速度)で回転駆動される。本例では150mm/secで回転駆動される。感光体ドラム1は、基層の上に、電荷発生層(CG層)、電荷移動層(CT層)を積層させた構成となっている。
2はこの感光体ドラム1に接触させた帯電部材としての帯電ローラである。帯電ローラ2は感光体ドラム1に当接している。帯電ローラ2は、感光体ドラム1の回転に従動して回転する。帯電ローラ2は、直流電圧制御回路(HVT、電源部)3から所定の帯電バイアスを印加され、感光体ドラム1の周面は所定の極性・電位に一様に帯電(本例は負帯電)される。
次いで感光体ドラム1の帯電処理面に、レーザビームスキャナ4から画像変調されたレーザビームLが照射(走査露光)される。走査露光により、露光部分の感光体ドラム1の電位を減衰させて静電潜像を形成する。
感光体ドラム1の回転にともなって該潜像が現像器5に対向する現像部位に到来すると、該現像器から負帯電されたトナーが供給されて反転現像によってトナー像が形成される。
感光体ドラム1の回転方向に見て現像器5の下流側には導電性の転写ローラ6が感光体ドラム1に圧接配置してある。感光体ドラム1と転写ローラ6とのニップ部が転写部位を形成する。
感光体ドラム1表面に形成されたトナー像が感光体ドラムの回転につれて上記転写部位に到達するタイミングにあわせて、ガイド7から転写材Pが該転写部位に供給される。所定の電圧が転写ローラ6に印加されて、トナー像が感光体ドラム1の表面から転写材Pに転写される。
転写部位でトナー像転写を受けた転写材Pは定着器8へ搬送されてトナー像の定着を受け機外へ排出される。
一方、感光体の表面電位は前露光部11により所定の電位まで除電される。感光体ドラム1面に残った転写残りトナーはウレタン製のカウンターブレード(クリーニングブレード)9によってかき落されることで、感光体ドラム1はその表面が清掃されて、次の画像形成に備えられる。
10は制御部(CPU)である。電源部3はこの制御部により制御される。図14に制御回路の概略図を示す。
以下に本願発明の動作の流れを説明する。
(a)帯電ローラ2と感光体ドラム1の間に所定の電圧を段階的に印加し、その時に帯電部材に流れる帯電電流値を検出する。なお、電圧を印加する感光体ドラム1の領域は、前露光部11により所定の電位まで除電されている。
(b)印加した電圧と検出された複数の電流値から、放電安定開始電圧Vaを算出し、Vaから放電開始電圧Vthを求める。算出方法は後述する。
(c)求めたVthにより、目標とするドラム電位Vdとなるように電圧Vを印加するように制御する。ここでVd=V+Vthとなる。
感光体ドラム1の放電開始電圧Vthは感光体ドラム1の表面電位Vdと印加電圧VDCを測定することにより決定することが可能であるが、実際の装置に感光体表面電位計を組み込むのは構造が複雑化するし、コスト的にも不利である。そこで、本願発明では表面電位計を必要とはしないが、あくまで以下に提案する検出方法の検証実験を行う目的だけに表面電位計を使用した。
本実施例では帯電部材に流れる電流と感光体に流れる電流はほぼ同じ値になるため、測定の簡単な感光体ドラム1に流れる電流Idを利用する。感光体ドラム1に流れる電流Idと印加電圧VDCの関係をグラフに表すと、図5のグラフになる。このグラフより感光体表面電位Vdを測らずとも感光体に流れる電流Idを測ることによって感光体の放電開始電圧Vthをおおよそ知ることが可能だとわかる。ただし、図5において放電開始電圧Vth付近の電流、特に2μA以下の微小電流領域では、微小で不安定な流れ込み電流により放電開始電圧Vth以下の電圧でも微小電流が流れることがわかった。即ち、従来例に記載したような0.5μA以下の微小電流が流れた際の電圧を放電開始電圧Vthとする方法は、Vthを実際よりも低く判断してしまうため、検知精度が悪化してしまう場合がある。
そこで、本実施例では、後述する放電安定開始電圧(Va)を測定することにより、放電開始電圧Vthを精度良く検知する方法を発明した。
まず図5から、このグラフは2つの領域に区別できることがわかる。一つは、電流値が約3μA以下の曲線部で示される放電が不安定な領域(放電開始電圧Vth以下で微小電流が流れる領域)である。もう一つは、電流値が約3μA以上の直線部で示される放電が安定する領域(放電開始電圧Vth以上の領域)である。
図5の2つの領域をそれぞれ図6と図9に示す。図6は放電が不安定な領域を抜き出したグラフである。図6のグラフのプロフィールは高次式(ここでは3次式で示す)y=ax+bx+cx+dで近似することが可能である。また、図9は放電が安定する領域を抜き出したグラフであり、図9のグラフのプロフィールは1次式y=ax+bで表すことができた。
そこで、このような数式で表せられる2つの領域の境界の電圧である放電安定開始電圧Vaを以下のように検知する。図7のように、帯電ローラに印加電圧を段階的(−30Vごと)にアップさせ、その時の電流を検知する。そして、電圧に対する電流値の変化量(図7のグラフの傾き)が、増化から所定の値に収束するようになる境界の電圧(境界電圧)が放電安定開始電圧Vaとなる。すなわち、図7において、印加電圧を段階的にアップさせた際、放電が不安定な領域においては電圧に対する電流の変化量は増加する。その後、放電が安定する領域に入ると電圧に対する電流の変化量は増加せず一定となり、この変化量が一定になる境界部分の印加電圧を放電安定開始電圧Vaと判断する。
これを図8で詳細に示す。図8は図7の右縦軸に帯電電流値の差分をとり、帯電電流値の差分を追加プロットしたグラフである。帯電電流値の差分は、電圧に対する電流の変化量を表している。即ち、追加プロットした部分は、電圧に対する電流のグラフを1階微分したグラフとなっている。帯電電流の差分が一定になるポイントを検知させることで、放電安定開始電圧Vaを求めることができた。なお、図7では、電圧に対する電流の変化量が一定になるポイントを検知しているが、当該変化量がある閾値以下になったらそこを放電開始電圧Vaとするようにしてもよい。また、電圧に対する電流の変化量が一定となるポイントを求めるために、直流電圧の変化に対する直流電流の変化の変化量が0になるポイントを検知してもよい。直流電圧の変化に対する直流電流の変化の変化量をグラフに書くと、電圧に対する電流のグラフを2階微分したグラフとなる。電圧に対する電流の変化量が一定となる領域(図7の安定領域)は、2階微分したグラフでは0となる。そこで、直流電圧の変化に対する直流電流の変化の変化量が0となるようなポイントを求めても良い。
この求められた放電安定開始電圧Vaと表面電位計から求めた放電開始電圧Vthとを比較すると│Va│−│Vth│=70Vとなった。なお、放電開始電圧Vthは次のように求めている。帯電ローラに電圧Vrollerを印加して感光ドラムに対して放電帯電させ、その時の感光ドラムの電位Vdrumを表面電位計で測定をした。そして、Vdrum−Vroller=Vthの関係式から放電開始電圧Vthを求めた。
したがって、本実施例では、表面電位計を用いなくても、放電開始電圧Vaを求めて、Vaから補正値α=70V(│Vth│=│Va│−70V)を補正することにより放電開始電圧Vthを求めることができる。このように、放電開始電圧Vthが精度良く求められれば、画像形成時の感光ドラム電位をVdとしたい場合、帯電ローラに印加すべき電圧Vdcを、Vdc=Vd+Vthの計算式から精度良く求めることができる。よって、放電安定化電圧Vaを求め、そのVaに所定の電圧(基準電圧)を上乗せして帯電ローラに印加することにより、感光ドラムの目標電位Vdとなるように制御することができる。
次に、実際にプロセススピード、感光体の膜厚、環境が変化した際に、本願発明のように放電安定開始電圧Vaから放電開始電圧Vthを求めた場合と、表面電位計により測定した放電開始電圧Vthが一致するかどうかを検討した。
(実験1)
(1)プロセススピードが変化した場合
図10はプロセススピードが300mm/secと速い場合、150mm/secと遅い場合の印加電圧と帯電電流の関係をプロットしたグラフである。プロセススピードが変わると帯電面積が変化し、帯電面積は電流と比例することから、プロセススピードが速いと帯電電流は増加し、プロセススピードが遅いと帯電電流は減少する。また、前提として前述したようにプロセススピードが変わっても放電開始電圧Vthは変化しないことから、放電安定開始電圧Vaもプロセススピードで変化しなければ理論上正しいといえる。プロセススピードを異ならせて、図8で示した検知方法を用いて放電安定開始電圧Vaと、Vaから放電開始電圧Vthを求めた。プロセススピード以外の条件は、感光体ドラムの膜厚は30μm、環境はL/L環境で共通とした。なお、本実施例において感光体ドラムの膜厚とは、CT層(電荷移動層)の厚さを指している。結果を表1に示す。Vaを用いて算出した放電開始電圧Vthは表面電位計を用いて実測した値とほぼ同じ値となっていた。また、プロセススピードによって放電安定開始電圧Vaは変化していなかった。
以上のように、本願発明により求められた、放電安定化電圧Vaを求めることで、放電開始電圧Vthを精度よく求めることができ、また、放電開始電圧Vaに所定の電圧を加えることで感光ドラムを目標電位Vdに帯電させることが可能であることが解かった。
Figure 2008170948
(実験2)
(2)感光体ドラムの膜厚が変化した場合
図11は感光体ドラムの膜厚が15μmと薄い場合、30μmと厚い場合の印加電圧と帯電電流の関係をプロットしたグラフである。感光体ドラムの膜厚が変わると感光体のインピーダンスが変化し、放電開始電圧Vthが変わる。つまり膜厚が薄いと帯電電流は増加してVthは低くなり、膜厚が厚いと帯電電流は減少してVthは高くなる。そこで、放電安定開始電圧Vaも放電開始電圧Vthと同じように電圧変化すると理論上正しいと言える。
膜厚の異なる感光体ドラムについて、図8で示した検知方法を用いて放電安定開始電圧Vaと、Vaから放電開始電圧Vthを求めた。感光ドラムの膜厚以外の条件は、プロセススピードは150mm/sec、環境はL/L環境で共通とした。結果を表2に示す。Vaを用いて算出した放電開始電圧Vthは表面電位計を用いて実測した値とほぼ同じ値となっていた。感光ドラムの膜厚が薄くなるにつれて、放電安定開始電圧Vaも小さくなっており理論上と同じ結果となった。
以上のように、本願発明により求められた、放電安定化電圧Vaを求めることで、放電開始電圧Vthを精度よく求めることができ、また、放電開始電圧Vaに所定の電圧を加えることで感光ドラムを目標電位Vdに帯電させることが可能であることが解かった。
Figure 2008170948
(実験3)
(3)環境が変化した場合
図12は環境が高温高湿(H/H)、低温低湿(L/L)の場合の印加電圧と帯電電流の関係をプロットしたグラフである。環境が変わると帯電ローラのインピーダンスが変化し、放電開始電圧Vthが変わる。つまり高温高湿(H/H)環境だと帯電電流は増加してVthは低くなり、低温低湿(L/L)だと帯電電流は減少してVthは高くなる。そこで、放電安定開始電圧Vaも放電開始電圧Vthと同じように変化すると理論上正しいと言える。
環境の異なる状態(LL環境・HH環境)において、図8で示した検知方法を用いて放電安定開始電圧Vaと、Vaから放電開始電圧Vthを求めた。環境以外の条件は、プロセススピードは150mm/sec、感光ドラムの膜厚は30μmで共通とした。結果を表3に示す。Vaを用いて算出した放電開始電圧Vthは表面電位計を用いて実測した値とほぼ同じ値となっていた。感光ドラムの膜厚が薄くなるにつれて、放電安定開始電圧Vaも小さくなっており理論上と同じ結果となった。
以上のように、本願発明により求められた、放電安定化電圧Vaを求めることで、放電開始電圧Vthを精度よく求めることができ、また、放電開始電圧Vaに所定の電圧を加えることで感光ドラムを目標電位Vdに帯電させることが可能であることが解かった。
Figure 2008170948
上記の(1)、(2)、(3)において、放電安定開始電圧Vaから放電開始電圧Vthを求める際の補正値として、本実施例では70Vとしたが値はこの限りではない。放電安定開始電圧Vaと、放電開始電圧Vthとの差は、感光体ドラムや帯電ローラ等により決まってくる値であり補正値としてはそれぞれの画像形成装置によって異なってくる。
以上の実験により、プロセススピード、感光体ドラムの膜厚、環境が変っても、放電安定開始電圧Vaを求めることにより、精度よく放電開始電圧Vthを求めることができる。また、Vaに所定の電圧を加えることで感光ドラムを目標電位Vdに帯電させることが可能であることが解かった。
以下に具体的な実施例を説明する。図1は本発明の画像形成装置の概略構成図である。本実施例の構成は検証実験で用いた画像形成装置とほぼ同一である。
1は像担持体(被帯電体)としての感光体ドラムである。本例の該感光体ドラム1は直径30mmの円筒状OPC感光体であり、紙面に垂直方向の中心軸線を中心に矢示の時計方向Xに所定のプロセススピード(周速度)で回転駆動される。本例では150mm/secで回転駆動される。感光体ドラム1は、基層の上に、電荷発生層(CG層)、電荷移動層(CT層)を積層させた構成となっている。
2はこの感光体ドラム1に接触させた帯電部材としての帯電ローラである。帯電ローラ2は感光体ドラム1の回転に従動して回転し、また直流電圧制御回路(HVT、電源部)3から所定の帯電バイアスが印加され、感光体ドラム1の周面が所定の極性・電位に一様に帯電(本例は負帯電)される。
次いで感光体ドラム1の帯電処理面に、レーザビームスキャナ4から画像変調されたレーザビームLが照射(走査露光)され、露光部分の電位を減衰させて静電潜像が形成される。
該感光体ドラム1の回転にともなって該潜像が現像器5に対向する現像部位に到来すると、該現像器から負帯電されたトナーが供給されて反転現像によってトナー像が形成される。
感光体ドラム1の回転方向に見て現像器5の下流側には導電性の転写ローラ6が感光体ドラム1に圧接配置してあって、両者感光体ドラム1と転写ローラ6のニップ部が転写部位を形成している。
感光体ドラム1表面に形成されたトナー像が感光体ドラムの回転につれて上記転写部位に到達すると、これとタイミングをあわせて、ガイド7から転写材Pが該転写部位に供給される。所定の電圧が転写ローラ6に印加されて、トナー像が感光体ドラム1の表面から転写材Pに転写される。
転写部位でトナー像転写を受けた転写材Pは定着器8へ搬送されてトナー像の定着を受け機外へ排出される。
一方、感光体の表面電位は前露光部11により所定の電位まで除電される。感光体ドラム1面に残った転写残りトナーはウレタン製のカウンターブレード(クリーニングブレード)9によってかき落されることで、感光体ドラム1はその表面が清掃されて、次の画像形成に備える。
10はコントロール部(CPU)である。直流電流検知回路12及び電源部(直流電圧制御回路)3はこのコントロール部により制御される。図14に制御回路の概略図を示す。
以下に本願発明の動作の流れを説明する。
なお、電圧の制御の方法としては、図13に示すようなフローチャートに基いて帯電ローラに印加される電圧の制御を行なうことができる。
非画像形成時に異なる大きさの複数の直流電圧を段階的に印加(Vn,Vn+1、Vn+2・・・・)し、その時に帯電ローラに流れる複数の電流(In、In+1、In+2・・・)を測定する(S1,S2)。ここで、非画像形成時とは、感光体ドラム1上にトナー像を形成を行わない時を指す。非画像形成時とは、例えば、画像形成装置の電源スイッチオン時の準備動作時(前多回転時)、プリント信号がオンされて画像形成が始まるまでの準備動作時間(前回転時)が挙げられる。
そして、帯電電流の差分(In+1−In、In+2−In1、・・・・)を計算することにより、電圧に対する電流の変化量を算出する。(S3)
そして、帯電電流の差分が増化から一定になる境界部分の電圧(放電安定開始電圧Va)を検出する。(S4、S5)
そして、Vaに基いて画像形成時に印加電圧Vdcを帯電ローラに印加する。(S6)具体的には、Vaに所定の電圧を加えて所望の感光ドラムの目標電位Vdとなるように印加電圧Vdcを設定する。本実施例において、補正値が70V、Va=−640V、Vth=−570V、Vd=−600Vであったとすれば、
│Vdc│=│Vd│+│Vth│=│Vd│+(│Va│−70(V))
の関係式から、画像形成時に帯電ローラには−1170Vの電圧を印加すればよいことになる。
放電安定開始電圧Vaは通常画像形成時に印加される電圧と比較して小さい値であるため、Vaを求めるために非画像形成時に印加する電圧も小さい電圧ですむことになる。よって、非画像形成時に必要以上の大きな放電を起さずに、画像形成時に帯電ローラに印加する電圧を決定することができ、放電による感光体ドラムの削れを抑制することができる。特に、非画像形成時に印加する電圧を小さい値から大きい値へと順に印加していき、放電安定開始電圧Vaが求まった時点で、直ちに電圧印加を終了するように制御すれば、大きい電圧をかけなくてもよいためさらに好ましい。
このように、本願発明では、非画像形成中に、複数の直流電圧を印加し、その時に帯電部材に流れる直流電流を電流検出部でそれぞれ検出する。この電圧の印加は、直流電圧に対する直流電流の変化量が一定となるまで電圧を印加する。即ち、直流電圧の変化に対する直流電流の変化の変化量が0となるまで複数の直流電圧を印加する。制御部は、電流検出部の検出結果に応じて画像形成時に帯電部材に印加される直流電圧を制御する。上記実施例では、直流電圧の変化に対する直流電流の変化の変化量が0となるポイント(放電安定開始電圧)Vaを求める。制御部は、所望の電位に感光体ドラム1を帯電できるように、Vaに基準電圧を上乗せした電圧を、画像形成時に帯電部材に印加している。
また、上記実施例では、放電の安定領域を求めるために直流電圧の変化に対する直流電流の変化の変化量が0となるまで複数の直流電圧を印加しているが、これに限られるものではない。直流電圧に対する直流電流の変化量がほぼ一定になった時に、放電が安定したと考えて、直流電圧の変化に対する直流電流の変化の変化量が所定値以下(例えば略0)となるまで直流電圧を印加するようにしてもよい。
また、上記実施例では、放電安定開始電圧Vaを求めた後、Vaから補正値70Vをひいた値をVthとしているが、Vthの算出方法はこれに限られるものではない。例えば、図5のように電流Idと印加電圧VDCの関係から、放電安定開始電圧Va以上の領域の2点から直線を伸ばして、印加電圧VDCの軸と交わった点を放電開始電圧Vthとしてもよい。
本発明の第一の実施例に係る、画像形成装置に装着するプロセスカートリッジの縦断面図。 本発明の第一の実施例に係る、プロセススピードにおける印加電圧とドラム電位との関係を示した図。 本発明の第一の実施例に係る、感光体の膜厚における印加電圧とドラム電位との関係を示した図。 本発明の第一の実施例に係る、環境における印加電圧とドラム電位との関係を示した図。 本発明の第一の実施例に係る、印加電圧と帯電電流との関係を示した図。 本発明の第一の実施例に係る、図5の放電の不安定な領域のみを示した図。 本発明の第一の実施例に係る、一定電圧を段階的にアップさせた時の電流値の増加を示した図。 本発明の第一の実施例に係る、一定電圧を段階的にアップさせた時の電流値の増加分と放電安定開始電圧を示した図。 本発明の第一の実施例に係る、図5の放電安定領域のみを示した図。 本発明の第一の実施例に係る、プロセススピードにおける放電開始電圧と放電安定開始電圧との関係を示した図。 本発明の第一の実施例に係る、感光体の膜厚における放電開始電圧と放電安定開始電圧との関係を示した図。 本発明の第一の実施例に係る、環境における放電開始電圧と放電安定開始電圧との関係を示した図。 本発明の第一の実施例に係る、制御動作のフローチャートを示した図。 本発明の第一の実施例に係る制御回路の概略図。
符号の説明
1 像担持体
2 帯電部材
3 電源部
4 レーザビームスキャナ
5 現像器
6 転写ローラ
7 ガイド
8 定着器
9 クリーニングブレード
10 CPU
11 前露光部
12 電流検知回路
L レーザビーム
P 転写材

Claims (4)

  1. 静電潜像を担持する像担持体と、
    前記像担持体に当接して直流電圧を印加され前記像担持体の表面を帯電する帯電部材と、
    前記帯電部材に流れる直流電流を検出する電流検出部と、
    前記帯電部材に印加される電圧を制御する制御部とを備える画像形成装置であって、
    非画像形成中に、前記直流電圧の変化に対する前記直流電流の変化の変化量が所定の値以下となるまで複数の直流電圧が印加され、前記複数の直流電圧を印加された時に、前記電流検出部はそれぞれの直流電流を検出し、
    前記制御部は、前記電流検出部の検出結果に応じて画像形成時に帯電部材に印加される直流電圧を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記直流電圧の変化に対する前記直流電流の変化の変化量が所定の値以下となる領域の、直流電流の値に応じて画像形成時に印加される電圧を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記直流電圧の変化に対する前記直流電流の変化の変化量が所定の値より大きい状態から所定の値以下となった時の直流電圧を境界電圧として、
    前記画像形成時に印加される電圧は、前記境界電圧に基準電圧を上乗せした電圧であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記直流電圧の変化に対する前記直流電流の変化の変化量が所定の値より大きい状態から所定の値以下となった時の直流電圧を境界電圧として、
    非画像形成時に前記帯電部材に異なる複数の直流電圧を印加する時は、小さい電圧から大きい電圧へと段階的に印加していき、前記境界電圧が算出された時点で直流電圧の印加を終了することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
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