JP2008170058A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】室内への冷媒漏洩量を最小にでき、安全のためのシステムの巨大化や複雑化に伴うコスト上昇を回避できる空気調和機を提供する。
【解決手段】圧縮機21と室外熱交換器23と室内熱交換器25とを備える。上記圧縮機21と室内熱交換器25と室外熱交換器23とが冷媒配管を介して接続され、自然冷媒を循環させて冷凍サイクルを行う冷媒回路を構成する。上記冷媒回路の室内熱交換器25側と室外熱交換器23側との間に設けられた冷媒漏洩対策の安全弁31,32を備え、安全弁31,32は、安全弁31,32に対して室内熱交換器25側の冷媒圧力が、室外熱交換器23側の冷媒圧力より低圧となるときに閉となる。
【選択図】図2

Description

この発明は、自然冷媒を用いた空気調和機に関する。
地球温暖化防止対策として、フロン等の人工冷媒を用いた冷凍サイクルから自然冷媒を用いた冷凍サイクルへ変換する動きが、国内外問わず市場要求として高まっている。
中でもCO2冷媒はODP(オゾン破壊係数)=0、GWP(地球温暖化係数)=1であり、更に毒性、可燃性共に無いことから、有力冷媒として注目されており、既に給湯器市場の一部で販売されている。
しかしながら、中型・大型の冷凍サイクル機器においては、凝縮圧力特性値がR410A等に代表されるHFC冷媒の値とくらべて約3倍(約10[MPa])以上も高いため、冷媒配管並びに圧縮容器等の耐圧設計に慎重を要する点から機器が大型化してしまい、普及が立ち遅れている。
このような各課題の中でも、特に高圧CO2冷媒が漏洩したときの安全面の対策が急務である。その理由は、毒性が無いCO2冷媒ではあるものの、消防予第193号、消防危第117号「二酸化炭素消化設備の安全対策について」に記載されているように、空気中の濃度によっては人体に大きな影響を及ぼし、場合によっては生命の危険も生ずるからである。
中型・大型の冷凍サイクル機器においては冷媒充填量が増大するため、最大漏洩時の屋内CO2濃度が高沸する。
上記問題に対する冷媒漏洩検知および冷媒漏洩予防技術については、特許文献1〜4に開示されている。
このうち、特許文献1〜3によれば、経年劣化等による冷媒漏洩予知や微量の冷媒漏洩の早期の警報が可能になると思われる。しかしながら、突発的な事故等による大量の冷媒漏洩に対する対策手法が記載されていない。
一方、特許文献4には、冷媒漏洩そのものの発生を予防する構造が開示されているが、やはり突発的な事故等の配管損傷による冷媒漏洩に対する対策手法が記載されていない。
また、特許文献5には、車両異常時に車内への冷媒漏洩を防止する技術として、冷媒回路を2つ用意し、異常時には車外のみでの冷媒サイクルへ移行する技術が開示されている。しかしながら、特許文献5においても、中型・大型の冷凍サイクルに適応することを考えると、ただでさえ高圧冷媒対策による機器の大型化が普及の妨げになっている実情に加え、更なるシステムの大型化、複雑化が避けられない。また、冷凍サイクル移行手段を、異常検出手段と、流路切り替え手段の2つから構成されているため、突発事故により異常検出手段や流路切り替え手段システムが先に損害を受けた場合は、対策効果が得られない可能性がある。
また、特許文献6には、冷媒漏洩により冷媒配管内の圧力が低下したときに、機械構造と冷媒圧力とで開放弁が開となり、室外側へ冷媒開放することで室内への冷媒漏洩を最小限にとどめる技術が開示されている。この特許文献6では、上記安全弁は機械構造により構築されているため、突発事故により電力遮断、配管切断等時においても動作可能と思われるが、高圧CO2冷媒への適応においては、大量の室内への冷媒漏洩の危険が回避できない。また、冷媒配管内の圧力が低下すると、一意に開放してしまうため、冷房と暖房とを行う空気調和機においては、配管内圧力は各工程により変動するため、低圧になると冷媒漏洩であると一意に断定することができず、やはり冷媒漏洩検知手段を付加する必要が生じてしまい、更なるシステムの大型化、複雑化が避けられない。
また、特許文献7には、圧縮機の吸入背圧と機械的な弾性力を用いた安全弁を考案し、蒸発器(車内熱交換器)の入出口に配置することで、電気的な漏洩検知手段を用いずに冷媒漏れを低減する技術が開示されている。この技術によれば、夜間駐車等長期の電力停止時にも冷媒漏洩事故を防止することが可能となる。しかしながら、特許文献7の圧縮機運転中における冷媒漏洩対策としては、冷媒検出センサで漏洩検知することが前提での漏洩防止技術である。それ故に、この特許文献7では、頻度の大小はあるものの、圧縮機や冷媒漏れセンサが正常で、事故や地震等の災害による衝撃により、先に室内(車内)側の冷媒配管が損傷を受けた場合には、室内(車内)への冷媒漏洩を冷媒漏れセンサが検知するまでは、漏洩するであろう冷媒を供給し続ける危険がある。
また、特許文献7は、動作原理から車両用空気調和機のような、冷房の冷媒回路専用にしか適用できず、屋内空気調和機のような冷暖両用の空気調和機には適用できない。その理由は、特許文献8に記載のCO2のモリエル線図を引用して説明するが、図中のH→E間が冷却工程であり、F→G間が暖房工程であるので、暖房工程では特許文献7の安全弁の入り口側も出口側も高圧になり、安全弁はいづれも圧縮機の背圧をかけることができないからである。
一方、特許文献7中の安全弁の、もう1つの提案構造を用いれば、安全弁の入り口側や出口側が冷却工程(低圧)でも暖房工程(高圧)でも、流出ポートに圧縮機背圧をかけることができる。しかし動作原理から、弁体に掛かる冷媒圧力と、圧縮機吸入背圧+ばね弾性力との拮抗により弁体が開閉を行う機構であるため、一方の冷媒回路-例えば暖房時-に合わせてキャップを廻してばね弾性体の初期荷重を調整すると、もう一方の冷媒回路に切り替えたとき(例えば冷房時)には、弁体に掛かる冷媒圧力が暖房時に比べて大幅に低いため、弁体が開かないことになる。逆に冷房時に初期荷重を調整しておくと、弁体にかかる冷媒圧力は暖房時には大幅に大きくなるため、ばね弾性力では支えきれずに、背圧によらず弁体は常に開となる。
屋内への冷媒漏洩量を低減することにより、人命の保護を最優先に考えたものである。
特開2005−207644号公報 特開2005−291702号公報 特開2005−345096号公報 特開2002−372346号公報 特開2005−238871号公報 特開平3−31629号公報 特開2004−28461号公報(図4の安全弁) 特開2002−144860号公報(図5のモリエル線図)
そこで、この発明の課題は、冷暖両用の冷媒回路に対しても動作可能であり、かつ、電気的な漏洩検知手段や電気的な安全弁閉鎖手段を用いることなく、電力供給停止時や冷媒配管が先に直接切断された場合等を含めたいかなる場合においても、CO2冷媒等の自然冷媒が冷媒回路から漏洩したときに、室内への冷媒漏洩量を最小にできると共に、冷媒漏洩防止とシステムの簡素化を両立することで、安全のためのシステムの巨大化や複雑化に伴うコスト上昇を回避できる空気調和機を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の空気調和機は、
圧縮機と室内熱交換器と室外熱交換器とが冷媒配管を介して接続され、自然冷媒を循環させて冷凍サイクルを行う冷媒回路を備えた空気調和機であって、
上記冷媒回路の上記室内熱交換器側と上記室外熱交換器側との間に設けられた安全弁を備え、
上記安全弁は、上記安全弁に対して上記室内熱交換器側の冷媒圧力が、上記室外熱交換器側の冷媒圧力より低圧となるときに閉となることを特徴とする。
ここで、安全弁とは、両方の圧力差がある一定の幅の間では開放し、圧力差が一定以上になると閉じるものをいう。
上記構成の空気調和機によれば、安全弁に対して上記室内熱交換器側の冷媒圧力が、上記室外熱交換器側の冷媒圧力より低圧になったとき、安全弁が閉となるので、突発事故により室内にて冷媒漏洩が生じた場合に、室外側からの冷媒流を遮断し、室内への冷媒漏洩量を最小に抑えられる。特に、暖房時は室内側の冷媒配管が高圧となって冷媒漏洩量が増大するため、漏洩防止の効果が大きい。
このように、冷暖両用の冷媒回路に対しても動作可能であり、かつ、電気的な漏洩検知手段や電気的な安全弁閉鎖手段を用いることなく、電力供給停止時や冷媒配管が先に直接切断された場合等を含めたいかなる場合においても、CO2冷媒等の自然冷媒が冷媒回路から漏洩したときに、室内への冷媒漏洩量を最小にできる。また、冷媒漏洩防止とシステムの簡素化を両立することで、安全のためのシステムの巨大化や複雑化に伴うコスト上昇を回避できる。
また、一実施形態の空気調和機では、上記安全弁は、上記室内熱交換器の両側に配置される。
上記実施形態によれば、上記室内熱交換器の両側に安全弁を夫々配置することにより、暖房時においても冷房時においても室内への冷媒漏洩量を最小に抑えることができる。
また、一実施形態の空気調和機では、上記安全弁は、上記室内熱交換器と膨張機構との間および上記室内熱交換器と上記圧縮機との間に配置される。
上記実施形態によれば、上記室内熱交換器と膨張機構との間および室内熱交換器と圧縮機との間に安全弁を夫々配置することにより、暖房時においても冷房時においても室内への冷媒漏洩量を最小に抑えられる。
また、一実施形態の空気調和機では、上記安全弁は、室外側の上記冷媒配管に配置される。
上記実施形態によれば、室外側の冷媒配管に安全弁を配置することにより、安全弁から室外側配管の一部から冷媒漏洩したときに、室内への冷媒漏洩を確実に回避できる。
また、一実施形態の空気調和機では、上記安全弁の閉動作は、機械的な弾性力と冷媒圧力のみによって行われる。
上記実施形態によれば、機械的な弾性力と冷媒圧力のみによって閉動作を行う機械的な構造の安全弁を用いることによって、電力遮断、配管遮断等の異常時に対しても確実に安全弁の閉動作が行われる。
また、一実施形態の空気調和機では、上記安全弁は、開動作の動作量を制御する動作量制御部を有する。
通常時の安全弁の隙間が小さいと、冷媒圧力損失が大きくなり、システム効率の低下を招いてしまうが、上記実施形態によれば、通常の運転時、安全弁の動作量制御部により開動作の動作量を制御して隙間量を大とすることによって、冷媒圧力損失を小さくして効率低下を回避できる。
また、一実施形態の空気調和機では、上記動作量制御部は、上記安全弁の開動作の動作量を電磁力によって制御する。
上記実施形態によれば、上記安全弁の動作量制御部が、開動作の動作量を電磁力によって制御することで、比較的安価に動作量の制御手段を実現できる。
また、一実施形態の空気調和機では、上記安全弁は膨張弁を兼ねる。
上記実施形態によれば、上記安全弁が膨張弁を兼ねる構造とすることで、システムの安全対策に要するコストを最小に抑えられる。
また、一実施形態の空気調和機では、上記自然冷媒はCO2である。
自然冷媒には、アンモニア、プロパン、イソブタン等が含まれるが、上記実施形態によれば、冷媒種にCO2を絞り込むことで、耐腐食性等を含めたシステムの安全性が向上し、コストも低減できる。
以上より明らかなように、この発明の空気調和機によれば、冷暖両用の冷媒回路に対しても動作可能であり、かつ、電気的な漏洩検知手段や電気的な安全弁閉鎖手段を用いることなく、電力供給停止時や冷媒配管が先に直接切断された場合等を含めたいかなる場合においても、CO2冷媒等の自然冷媒が冷媒回路から漏洩したときに、室内への冷媒漏洩量を最小にできると共に、冷媒漏洩防止とシステムの簡素化を両立することで、安全のためのシステムの巨大化や複雑化に伴うコスト上昇を回避できる空気調和機を実現することができる。
また、一実施形態の空気調和機によれば、上記室内熱交換器の両側に安全弁を夫々配置することにより、暖房時においても冷房時においても室内への冷媒漏洩量を最小に抑えられる。
また、一実施形態の空気調和機によれば、上記室内熱交換器と膨張機構との間および室内熱交換器と圧縮機との間に安全弁を夫々配置することにより、暖房時においても冷房時においても室内への冷媒漏洩量を最小に抑えられる。
また、一実施形態の空気調和機によれば、室外側の冷媒配管に安全弁を配置することにより、安全弁から室外側配管の一部から冷媒漏洩したときに、室内への冷媒漏洩を回避できる。
また、一実施形態の空気調和機によれば、機械的な弾性力と冷媒圧力のみによって閉動作を行う機械的な構造の安全弁を用いることによって、電力遮断、配管遮断等の異常時に対しても確実に動作が行われる。
また、一実施形態の空気調和機によれば、通常時は、安全弁の動作量制御部により開動作の動作量を制御して隙間量を大とすることで、冷媒圧力損失を小さくして効率低下を回避できる。
また、一実施形態の空気調和機によれば、安全弁の動作量制御部が、開動作の動作量を電磁力によって制御することで、比較的安価に動作量の制御手段を実現することができる。
また、一実施形態の空気調和機によれば、上記安全弁が膨張弁を兼ねる構造とすることで、システムの安全対策に要するコストを最小に抑えられる。
また、一実施形態の空気調和機によれば、冷媒種をCO2に絞り込むことで、耐腐食性等を含めたシステムの安全性が向上し、コストも低減できる。
以下、この発明の空気調和機を図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1はこの発明の第1実施形態の空気調和機に用いられる安全弁の断面図を示している。
この第1実施形態の空気調和機の安全弁1は、図1に示すように、内側に小径部10aと大径部10bとを有する円筒形状の本体部10と、上記本体部10の小径部10aと大径部10bとの段部に内嵌された弁座部11と、上記弁座部11の中央に設けられた穴11aを貫通する軸部12と、上記小径部10a側の軸部12の一端に固定された第1円板部13と、上記大径部10b側の軸部12の他端に固定された第2円板部14と、上記弁座部11と第2円板部13との間の軸部12の部分に巻装されたばね15とを有している。
上記安全弁1の本体部10の小径部10a側(第1ポート)が後述する冷媒回路の室内側に接続され、安全弁1の本体部10の大径部10b側(第2ポート)が冷媒回路の室外側に接続される。なお、上記弁座部11には、本体部10の小径部10a側(第1ポート)と大径部10b側(第2ポート)とを連通する通路11bを設けている。
上記安全弁1は、第1ポート側を冷媒回路の室内側に接続し、第2ポート側を冷媒回路の室外側に接続する。
図1では、安全弁1の第1ポート側の冷媒圧力により第1円板部13を室外側(図中右方向)に押す力とばね15の弾性力(第2円板部14を室外側に付勢する力)との和が、安全弁1の第2ポート側の冷媒圧力により室内側(図中左方向)に押す力とがつり合った状態を示している。図1に示すように、第1円板部13の端面の面積よりも第2円板部14の端面の面積を大きくしているので、室内側と室外側の圧力差が小さい場合、安全弁1の第1ポート側の冷媒圧力により第1円板部13を室外側(図中右方向)に押す力よりも、安全弁1の第2ポート側の冷媒圧力により室内側(図中左方向)に押す力が大きくなる。
したがって、上記構成の安全弁1は、第1ポートと第2ポートの圧力差(第2ポートの圧力−第1ポートの圧力)が所定値未満では開放され、第1ポートの圧力が第2ポートの圧力より所定値以上小さくなると閉じる。本第1実施形態においては、第1ポートの圧力>>第2ポートの圧力でも弁は閉じるが、図4に示す第2実施形態のように閉じない構造であっても、室外配管上での冷媒漏洩は、人体に影響がないため、安全上は問題とならない。開放された安全弁1の第1ポートと第2ポートとの間に、小径部10aの内周と第1円板部13の外周との隙間、弁座部11の通路11b、大径部10bの内周と第2円板部14の外周との隙間を介して冷媒が流れる冷媒流路が形成される。
また、図2は上記安全弁1が用いられた空気調和機の冷房運転時の冷媒回路を示している。図2に示すように、この空気調和機は、圧縮機21と、上記圧縮機21の吐出側に一端が接続された開放弁22と、上記開放弁22の他端に一端が接続された凝縮器としての室外熱交換器23と、上記室外熱交換器23の他端に一端が接続された膨張機構の一例としての膨張弁24と、上記膨張弁24の他端に第2ポートが接続された第1の安全弁31と、上記第1の安全弁31の第1ポートに一端が接続された蒸発器としての室内熱交換器25と、上記室内熱交換器25の他端に第1ポートが接続され、第2ポートが圧縮機21の吸込側に接続された第2の安全弁32とを備えている。上記第1の安全弁31と第2の安全弁32は、図1に示す安全弁1である。
図2の空気調和機において、圧縮機21が動作すると、圧縮機21から吐出された高圧冷媒(CO2)は、開放弁22を介して流入した室外熱交換器23で凝縮した後、膨張弁24で低圧となった冷媒は、第1の安全弁31を介して流入した室内熱交換器25で蒸発した後、第1の安全弁31を介して圧縮機21の吸込側に戻る。この冷凍サイクルで、室内熱交換器25により室内空気を冷やして冷房を行う。
また、図3は上記安全弁1が用いられた空気調和機の暖房運転時の冷媒回路を示している。図3に示すように、この空気調和機は、圧縮機21と、上記圧縮機21の吐出側に一端が接続された開放弁22と、上記開放弁22の他端に第2ポートが接続された第2の安全弁32と、上記第2の安全弁32の第1ポートに一端が接続された室内熱交換器25と、上記室内熱交換器25の他端に第1ポートが接続された第1の安全弁31と、上記第1の安全弁31の第2ポートに一端が接続され、他端が圧縮機21の吸込側に接続された室外熱交換器23とを備えている。
図3の空気調和機において、圧縮機21が動作すると、圧縮機21から吐出された高圧冷媒(CO2)は、開放弁22と第2の安全弁32を介して流入した室内熱交換器25で凝縮した後、第1の安全弁31を通って膨張弁24で低圧となった冷媒は、室外熱交換器23で蒸発した後、圧縮機21の吸込側に戻る。この冷凍サイクルで、室内熱交換器25により室内空気を温めて暖房を行う。
なお、図2,図3の空気調和機の冷暖房の切り換えは、圧縮機21の吐出側に配設される四路切換弁(図示せず)により行うが、四路切換弁を用いず、冷房専用または暖房専用の空気調和機でもよい。
上記構成の空気調和機によれば、冷暖両用の冷媒回路に対しても動作可能であり、かつ、電気的な漏洩検知手段や電気的な安全弁閉鎖手段を用いることなく、電力供給停止時や冷媒配管が先に直接切断された場合等を含めたいかなる場合においても、CO2冷媒等の自然冷媒が冷媒回路から漏洩したときに、室内への冷媒漏洩量を最小にできると共に、冷媒漏洩防止とシステムの簡素化を両立することで、安全のためのシステムの巨大化や複雑化に伴うコスト上昇を回避できる空気調和機を実現することができる。
また、上記室内熱交換器25の両側に安全弁31,32を夫々配置することにより、より詳しくは、室内熱交換器25と膨張弁24との間および室内熱交換器25と圧縮機21との間に安全弁31,32を夫々配置することにより、暖房時においても冷房時においても室内への冷媒漏洩量を最小に抑えられる。
また、室外側の冷媒配管に安全弁31,32を配置することにより、安全弁31,32から室外側配管の一部から冷媒漏洩したときに、室内への冷媒漏洩を回避できる。
また、機械的な弾性力と冷媒圧力のみによって閉動作を行う機械的な構造の安全弁31,32を用いることによって、電力遮断、配管遮断等の異常時に対しても確実に動作が行われる。
また、上記安全弁が膨張弁を兼ねる構造とすることで、システムの安全対策に要するコストを最小に抑えることができる。
また、この空気調和機に用いられる自然冷媒としては、アンモニア、プロパン、イソブタン等が含まれるが、冷媒種をCO2に絞り込むことで、耐腐食性等を含めたシステムの安全性が向上し、コストも低減することができる。
〔第2実施形態〕
図4はこの発明の第2実施形態の空気調和機に用いられる安全弁の断面図を示している。この第2実施形態の安全弁は、通路を除いて第1実施形態の安全弁と同一の構成をしている。
この第2実施形態の空気調和機の安全弁101は、図4に示すように、内側に小径部110aと大径部110bとを有する円筒形状の本体部110と、上記本体部110の小径部110aと大径部110bとの段部に内嵌された弁座部111と、上記弁座部111の中央に設けられた穴111aを貫通する軸部112と、上記小径部110a側の軸部112の一端に固定された第1円板部113と、上記大径部110b側の軸部112の他端に固定された第2円板部114と、上記弁座部111と第2円板部113との間の軸部112の部分に巻装されたばね115とを有している。
上記安全弁101の本体部110の小径部110a側(第1ポート)が冷媒回路の室内側に接続され、安全弁101の本体部110の大径部110b側(第2ポート)が冷媒回路の室外側に接続される。
なお、上記弁座部111に設けられた通路111bと、本体部110の小径部110a側に設けられた通路111cで、本体部10の小径部10a側(第1ポート)と大径部10b側(第2ポート)とを連通する冷媒通路を形成している。
上記安全弁101は、第1実施形態の空気調和機の図2,図3に示す冷媒回路と同様の冷媒回路に用いられ、第1ポート側を冷媒回路の室内側に接続し、第2ポート側を冷媒回路の室外側に接続する。
上記第2実施形態の空気調和機は、第1実施形態の空気調和機と同様の効果を有する。
また、上記弁座部111に設けられた通路111bと、本体部110の小径部110a側に設けられた通路111cにより形成された冷媒通路により、本体部10の小径部10a側(第1ポート)と大径部10b側(第2ポート)とを連通するので、圧力損失を小さくできる。
〔第3実施形態〕
図5Aはこの発明の第3実施形態の空気調和機に用いられる安全弁の断面図を示している。
この第3実施形態の空気調和機の安全弁201は、図5Aに示すように、内側に小径部210aと大径部210bとを有する円筒形状の本体部210と、上記本体部210の大径部210bに設けられた壁部211と、上記壁部211の中央に設けられた穴211aを貫通する軸部212と、上記小径部210a側の軸部212の一端に固定された弁体213と、上記大径部210b側の軸部212の他端に固定された円柱部214と、上記壁部211と第2円板部213との間の軸部212の部分に巻装されたばね215とを有している。上記弁体213は、軸部212の一端に固定された断面正四角形の基部213aと上記基部213aから小径部210a側に延びる円錐部213bとを有する。
上記安全弁201の本体部210の小径部210a側(第1ポート)が冷媒回路の室内側に接続され、安全弁201の本体部210の大径部210b側(第2ポート)が冷媒回路の室外側に接続される。なお、上記壁部211には、本体部210の小径部210a側(第1ポート)と大径部210b側(第2ポート)とを連通する通路211bを設けている。
上記安全弁201は、第1実施形態の空気調和機の図2,図3に示す冷媒回路と同様の冷媒回路に用いられ、第1ポート側を冷媒回路の室内側に接続し、第2ポート側を冷媒回路の室外側に接続する。
図6Aは図5AのVIA−VIA線から見た要部の断面図を示し、図6Bは図5AのVIB−VIB線から見た要部の断面図を示し、図6Cは図5AのVIC−VIC線から見た要部の断面図を示している。
図6Aに示すように、壁部211は、中央に軸部212(図5Aに示す)が挿通する穴211bを有し、その穴211bを中心に周方向に4つの通路211bが配置されている。
また、図6Bに示すように、弁体213の基部213aは、断面四角形状であるので、大径部210bの内周と基部213aの外周との隙間の冷媒の流路断面積を大きくできる。
また、図6Cに示す円柱部214の端面の面積は、図6Bに示す弁体213の基部213aの断面積よりも大きくしている。
図5Aでは、安全弁201の第1ポート側の冷媒圧力により弁体213を室外側(図中右方向)に押す力とばね215の弾性力(円柱部214を室外側に付勢する力)との和が、安全弁201の第2ポート側の冷媒圧力により室内側(図中左方向)に押す力とがつり合った状態を示している。図5Aに示すように、弁体213の断面積よりも円柱部214の端面の面積を大きくしているので、室内側と室外側の圧力差が小さい場合、安全弁1の第1ポート側の冷媒圧力により弁体213を室外側(図中右方向)に押す力よりも、安全弁1の第2ポート側の冷媒圧力により室内側(図中左方向)に押す力が大きくなる。
したがって、上記構成の安全弁201は、第1ポートと第2ポートの圧力差の絶対値が所定値未満では開放され、圧力差の絶対値が所定値以上になると閉じる。開放された安全弁201の第1ポートと第2ポートとの間に、小径部210aの内周と弁体213の円錐部213bの円錐面との隙間、大径部210bの内周と弁体213の基部213aの外周との隙間、壁部211の通路211b、大径部210bの内周と円柱部214の外周との隙間を介して冷媒が流れる冷媒流路が形成される。
これに対して、閉じた安全弁201は、図5Bに示すように、弁体213が室内側(図中左方向)に押されて、弁体213の円錐部213bの円錐面が、本体部210の小径部210aと大径部210bとの段部に当接して、冷媒通路を閉じる。
上記安全弁201は、第1実施形態の空気調和機の図2,図3に示す冷媒回路と同様の冷媒回路に用いられ、第1ポート側を冷媒回路の室内側に接続し、第2ポート側を冷媒回路の室外側に接続する。
上記第3実施形態の空気調和機は、第1実施形態の空気調和機と同様の効果を有する。
〔第4実施形態〕
図7はこの発明の第4実施形態の空気調和機に用いられる安全弁の断面図である。
この第4実施形態の空気調和機の安全弁301は、図7に示すように、内側に小径部310aと中径部310bと大径部310cとを有する円筒形状の本体部310と、上記本体部310の小径部310aと中径部310bとの段部に内嵌された弁座部311と、上記弁座部311の中央に設けられた穴311aを貫通する軸部312と、上記小径部310a側の軸部312の一端に固定された第1円板部313と、上記中径部310b側の軸部312の他端に固定された軟磁性材料からなる第2円板部314と、上記弁座部311と第2円板部314との間の軸部312の部分に巻装されたばね315とを有している。第2円板部314は、軟磁性材料からなる。
また、上記本体部310の大径部310c側かつ中径部310b近傍の外側に、対向するコア321,321を配置し、そのコア321,321にコイル320が夫々巻回されている。
また、図8は図7のVIII−VIII線から見た断面図を示しており、本体部310の外側に配置されたコア321,321は、外側の端部がリング322により連結されている(リング322は図7では省略している)。上記コア321,321とリング322は、軟磁性材料からなる。上記コイル320とコア321,321とリング322で動作量制御部を構成している。
なお、図8において、「○」印の中に「・」のある記号は、紙面の裏面から表面に向かって電流が流れている状態を示し、「○」印の中に「×」のある記号は、紙面の表面から裏面に向かって電流が流れている状態を示している。したがって、図8の上側のコア321はN極を呈し、下側のコア321はS極を呈し、リング322に磁束が通る。
図7に示す安全弁301の本体部310の小径部310a側(第1ポート)が冷媒回路の室内側に接続され、安全弁301の本体部310の大径部310c側(第2ポート)が冷媒回路の室外側に接続される。なお、上記弁座部311には、本体部310の小径部310a側(第1ポート)と大径部310c側(第2ポート)とを連通する通路311bを設けている。
上記安全弁301は、第1実施形態の空気調和機の図2,図3に示す冷媒回路と同様の冷媒回路に用いられ、第1ポート側を冷媒回路の室内側に接続し、第2ポート側を冷媒回路の室外側に接続する。
図7では、安全弁301の第1ポート側の冷媒圧力により第1円板部313を室外側(図中右方向)に押す力とばね315の弾性力(第2円板部314を室外側に付勢する力)との和が、安全弁301の第2ポート側の冷媒圧力により室内側(図中左方向)に押す力とがつり合った状態を示している。図7に示すように、第1円板部313の端面の面積よりも第2円板部314の端面の面積を大きくしているので、室内側と室外側の圧力差が小さい場合、安全弁301の第1ポート側の冷媒圧力により第1円板部313を室外側(図中右方向)に押す力よりも、安全弁301の第2ポート側の冷媒圧力により室内側(図中左方向)に押す力が大きくなる。
したがって、上記構成の安全弁301は、第1ポートと第2ポートの圧力差の絶対値が所定値未満では開放され、圧力差の絶対値が所定値以上になると閉じる。開放された安全弁1の第1ポートと第2ポートとの間に、小径部310aの内周と第1円板部313の外周との隙間、弁座部311の通路311b、中径部310bの内周と第2円板部314の外周との隙間を介して冷媒が流れる冷媒流路が形成される。
上記第4実施形態の空気調和機は、第1実施形態の空気調和機と同様の効果を有する。
ここで、コイル320に電流を流すと、コア321,321の磁力により第2円板部314が室外側(図中右方向)に引き寄せられ、一点鎖線で示す位置まで移動する。これによって、大径部310cの内周と第2円板部314の外周との広い隙間が冷媒流路となるので、空気調和機の運転時の圧力損失を低減することできる。
このように、通常時は、安全弁301の動作量制御部(320,321,322)により開動作の動作量を制御して隙間量を大とすることで、冷媒圧力損失を小さくして効率低下を回避できる。
また、安全弁301の動作量制御部(320,321,322)が、開動作の動作量を電磁力によって制御することで、比較的安価に動作量の制御手段を実現することができる。なお、設計事項としては、最大電磁力時においても、安全弁301の動作を妨げない様にしなければならない。
この発明の空気調和機において、室内は車輌の車内(車室内)、室外は車輌の車外(車室外)を含み、車外(車室外)の圧縮機と室外熱交換器を含む部分を室外機とし、車内(車室内)の室内熱交換器を含む部分を室内機ととする。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
図1はこの発明の第1実施形態の空気調和機に用いられる安全弁の断面図である。 図2は上記空気調和機の冷房運転時の冷媒回路の図である。 図3は上記空気調和機の暖房運転時の冷媒回路の図である。 図4はこの発明の第2実施形態の空気調和機に用いられる安全弁の断面図である。 図5Aはこの発明の第3実施形態の空気調和機に用いられる安全弁の断面図である。 図5Bは上記安全弁の閉じた状態を示す断面図である。 図6Aは図5AのVIA−VIA線から見た要部の断面図である。 図6Bは図5AのVIB−VIB線から見た要部の断面図である。 図6Cは図5AのVIC−VIC線から見た要部の断面図である。 図7はこの発明の第4実施形態の空気調和機に用いられる安全弁の断面図である。 図8は図7のVIII−VIII線から見た断面図である。
符号の説明
1,31,32,101,201,301…安全弁
10a,110a,210a,310a…小径部
10b,110b,210b,310c…大径部
10,110,210,310…本体部
11,111,311…弁座部
11a,111a,211a,311a…穴
11b,111b,110c,211b,311b…通路
12,112,212,312…軸部
13,113,313…第1円板部
14,114,314…第2円板部
15,115,215,315…ばね
21…圧縮機
22…開放弁
23…室外熱交換器
24…膨張弁
25…室内熱交換器
210b…中径部
211…壁部
213…弁体
213a…基部
213b…円錐部
214…円柱部
310b…中径部
320…コイル
321…コア
322…リング

Claims (9)

  1. 圧縮機(21)と室内熱交換器(25)と室外熱交換器(23)とが冷媒配管を介して接続され、自然冷媒を循環させて冷凍サイクルを行う冷媒回路を備えた空気調和機であって、
    上記冷媒回路の上記室内熱交換器(25)側と上記室外熱交換器(23)側との間に設けられた安全弁(1,31,32,101,201,301)を備え、
    上記安全弁(1,31,32,101,201,301)は、上記安全弁(1,31,32,101,201,301)に対して上記室内熱交換器(25)側の冷媒圧力が、上記室外熱交換器(23)側の冷媒圧力より低圧となるときに閉となることを特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1に記載の空気調和機において、
    上記安全弁(1,31,32,101,201,301)は、上記室内熱交換器(25)の両側に配置されることを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項1に記載の空気調和機において、
    上記安全弁(1,31,32,101,201,301)は、上記室内熱交換器(25)と膨張機構(24)との間および上記室内熱交換器(25)と上記圧縮機(21)との間に配置されることを特徴とする空気調和機。
  4. 請求項2または3に記載の空気調和機において、
    上記安全弁(1,31,32,101,201,301)は、室外側の上記冷媒配管に配置されることを特徴とする空気調和機。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の空気調和機において、
    上記安全弁(1,31,32,101,201,301)の閉動作は、機械的な弾性力と冷媒圧力のみによって行われることを特徴とする空気調和機。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1つに記載の空気調和機において、
    上記安全弁(301)は、開動作の動作量を制御する動作量制御部(320,321,322)を有することを特徴とする空気調和機。
  7. 請求項6に記載の空気調和機において、
    上記動作量制御部(320,321,322)は、上記安全弁(301)の開動作の動作量を電磁力によって制御することを特徴とする空気調和機。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1つに記載の空気調和機において、
    上記安全弁は膨張弁を兼ねることを特徴とする空気調和機。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1つに記載の空気調和機において、
    上記自然冷媒はCO2であることを特徴とする空気調和機。
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